今月の目次CONTENTS

防災訓練に参加しよう ……………………………… 3

会計決算（見込み）と主な事業 ………………4～5

美濃病院　自治体立優良病院「総務大臣賞」受賞報告… 6～7

美濃市産業祭出展者募集 …………………………… 8

NPO法人四ツ葉のコウゾからのお知らせ ………… 9

まちかどスケッチ ………………………… 10～11

お知らせひろば …………………………… 12～20

けんこうガイド …………………………………… 21

くらしのインフォメーション …………… 22～23

わがやのあいどる1,2の3 ………………………… 24

今月の表紙から

　美濃市地域情報番組「美濃和紙とうだつのまちか

ら」との連動企画、色々なスポーツをがんばる子ど

もたちを紹介する「がんばれ！美濃市スポーツ少年

団」。今月は美濃テニススポーツ少年団と中有知野

球スポーツ少年団にお邪魔しました。

高賀山信仰の縁起

　美濃市の北方には瓢（ふく

べ）ヶ岳、南岳、高賀山など

千メートルを越す山が連なり、

一つの山塊（さんかい）をか

たちづくっています。これら

の山は古代から中世にかけて、

虚空蔵菩薩（こくうぞうぼさ

つ）信仰を中心とした高賀山

信仰が繁栄していました。虚

空蔵菩薩とは、宇宙のような

無限の知恵と慈悲をもった菩

薩といわれています。その秘

術を得ようと沢山の修験者（山

伏）が集まり、山中で修行し

ていました。

　瓢ヶ岳山麓谷戸の旧家には、

「高賀山六所御宮由来」と「片

知村高賀山蔵王由縁」の二冊

の高賀山信仰の縁起が残され

ています。そのなかの「高賀

山六所御宮由来」には、おお

むね次のような内容が記され

ています。

　瓢ヶ岳、高賀山に妖鬼がい

て、近郊に害をもたらしてい

た。その体は牛に似て、鳴き

声も牛のようであった。藤原

高光という人物が都から派遣

されて、一丈（三㍍程）ほど

の夜叉となった妖鬼をたやす

く退治して都へ帰った。しか

し退治したはずの妖鬼の霊魂

が山にとどまり、またもや夏

に雪や霜を降らせ、五穀を枯

らすなどして、種々の害をな

すようになった。

　再度、藤原高光が派遣され、

退治することになった。高光

がこれらの山を狩り廻った

が、霊魂であるので、その姿

は容易に見分け難く、なかな

か捕まえることができなかっ

た。その鳴き声は雉（きじ）に

似ており、遠くではホトトギ

スのようにも聞こえる。あち

こちと飛び回り、容易に捕え

ることはできなかった。困り

果てた高光を救ったのは、虚

空蔵菩薩であった。「我は虚

空蔵菩薩なり」といって、高

光の前に現れ、高光に矢を与

え、霊魂のいる場所を教えた。

そこで高光はめでたく霊魂を

討つことが出来た。霊魂は一

丈ばかりの大鳥であった。

　高光は、天暦年中（九四

七〜五七）、麓に六社を創建

した。その六社は、金峰神

社（片知）、瀧神社（乙狩）、

星宮神社（郡上市美並町）、

新宮（郡上市八幡町那比）、

本宮（郡上市八幡町那比）、

高賀神社（関市洞戸）であっ

た。

　虚空蔵菩薩の出現は分かり

ますが、なぜ藤原高光が登場

するのか。なぜ妖鬼は牛なの

か、又その霊魂はなぜ雉ある

いはホトトギスなのか。縁起

は謎に満ちあふれています。

謎解きを兼ねて、これらの山

への登山を誘っているように

思えてなりません。

　　　　　　（市史編さん室）関市迫間不動山頂から見た瓢ヶ岳と高賀山

「高賀山六所御宮由来」この地域における、藤原高光妖鬼退治の縁起は数十冊ある。円空も書いているので、おそらく室町時代には成立していたと思われる。

８月27日(日)午前中　下牧･上牧地区で開催８月27日(日)午前中　下牧･上牧地区で開催　当日は、濃尾地震と同程度の震度６の地震による道路の寸断や土砂崩れの発生に伴う被害を想定した訓練が、２会場で行われます。個人や家庭では体験できない総合的な訓練を実施します。皆さん、訓練にご参加ください。（少雨決行）

　訓練当日は下牧・上牧地区内で早朝から、訓練の実施を呼びかける防災無線放送やサイレンの吹鳴が行われますので、ご理解とご協力をお願いします。　また、防災ラジオは防災無線の放送をすべて受信します。

▲昨年の防災訓練の様子

お知らせ

と こ ろ 下牧地区：旧美濃北中学校グラウンド・牧谷小学校体育館（メイン会場） 上牧地区：上牧生涯学習センターグラウンド・体育館（サブ会場）

訓練内容 避難訓練、炊き出し訓練、避難所開設・運営訓練、初期消火訓練、給水訓練、 救急法訓練ほか 各自治会による下記会場への住民避難訓練 （長瀬自治会：長瀬集会場、谷戸自治会：定住促進センター、本郷自治会：片 知生涯学習センター、板山自治会：板山集会場、穴洞自治会：穴洞集会所、 蕨生（島・洞）自治会：旧美濃北中学校グラウンド、神洞自治会：神洞生涯 学習センター、上野自治会：上野転作促進技術研修所、乙狩・面平・新河自治会： 上牧生涯学習センター、御手洗自治会：御手洗センター、小倉自治会：上牧 公民館）

防災訓練に関する問い合わせ先／総務課(内線323)

3 広報みの　2017.8.1

美濃市の会計決算見込み（平成28年度）と主な実施事業を公表します。

平成28年度の　一般会計決算見込み

＝　財政事情の公表　＝　市民の皆さんに納めていただいた税金がどのように使われているのかを知っていただくため、市では8月と翌年2月に財政事情を公表しています。　今回は、平成28年度会計決算（見込み）や平成28年度に実施した主な事業などについてお知らせします。（財政状況の詳しい内容は市のホームページで見ることができます。）

市民のくらしの支援●子育て環境の充実　・赤ちゃん紙おむつ購入助成／ 320万円　・不妊治療助成事業／ 119万円●福祉事業　・福祉医療費助成事業／ 8,653万円●医療と予防の充実　・健康フェア開催事業／ 440万円●地域防災力の強化　・消防ポンプ自動車更新事業／ 1,954万円　・防災マニュアル作成事業／ 207万円

移住定住対策●移住・定住の促進　・新婚世帯家賃支援事業／ 404万円　・市営住宅改修事業／ 2,044万円

平成28年度の主な事業

教育環境の充実●学校教育の充実　・小中学校教員補助員設置事業／ 1,659万円　・少人数指導等教育推進事業／ 2,708万円

社会資本整備の推進●安全・安心なインフラ等の整備　・本庁舎等改修基本計画策定事業／ 583万円　・上須原林道整備事業／ 540万円●生活環境の維持・保全　・下水道左岸浄化センター建設事業／ 1億4,300万円　・下水道右岸浄化センター建設事業／ 880万円

元気な美濃市づくり●美濃和紙伝承千年プロジェクトの推進　・和紙の里会館常設展示室リニューアルなど　　／ 5,547万円　・美濃手すき和紙後継者育成事業／ 115万円●地域交流の促進　・地域の絆づくり事業／ 273万円　・乗り合わせタクシー運行事業／ 3,805万円

　平成28年度の一般会計の決算見込み額は、歳入総

平成28年度の特別会計決算見込み平成28年度の市の保有する財産【一般会計分】特別会計

交通災害共済事業国民健康保険簡 易 水 道農業集落排水事業下 水 道介 護 保 険後期高齢者医療

歳入 　　259万円

29億6,656万円1億839万円

2億2,998万円10億9,146万円19億3,367万円

5億887万円

歳出 　　138万円

28億2,433万円1億838万円

2億2,995万円10億9,141万円19億1,898万円

5億549万円

種別土　　地建　　物車　　両有価証券基　　金

注） 平成28年度の「一般会計決算見込み」「特別会計決算見込み」「市の保有する財産」の金額は、1万円未満を四捨五入して表示しています。また、構成比は小数点以下第2位を四捨五入して表示していますので、内訳の合計と総合計額は必ずしも一致しません。

※基金については出納整理期間中(平成29年4月1日から5月31日まで)の増減も含みます。

　平成28年度 1,673,119㎡

132,365㎡125台

577万円44億7,784万円

　平成27年度 1,621,519㎡

134,504㎡124台

577万円41億3,098万円

　岐阜県から総額3,047万円の清流の国ぎふ推進補助金(平成28年度)を受けて、次の事業を実施しました。●世界かんがい施設遺産推進事業（260万円）●美濃手すき和紙職人後継者育成事業（60万円）●あかりアート展開催補助（426万円）●美濃和紙あかりアート世界遺産連携事業（54万円）●和紙の里会館リニューアル事業（2,210万円）●全国レクリエーション大会開催事業（37万円）

　岐阜県から総額440万円の電源立地地域対策交付金(平成28年度)を受けて、次の事業に活用しました。●美濃市清掃センター運営事業（440万円）

額が96億6,129万円(対前年比2.2%増)、歳出総額が91億7,720万円(対前年比2.9%増)となり、約4億 8,409万円の黒字が見込まれます。

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民生費26億9,769万円（29.4％）

消防費4億2,979万円（4.7％）

農林水産業費3億259万円（3.3％）

商工費3億1,503万円（3.4％）

歳出91億

7,720万円

歳入96億

6,129万円

●歳 出「そ の 他」は、労働費、災害復旧費、諸支出金の合計額を記載しています。

●歳 入「そ の 他」は、地方譲与税、地方消費税交付金などの各種交付金、分担金及び負担金、使 用 料 及 び 手 数料、財産収入、寄附金、繰入金の合計額を記載しています。

衛生費8億2,905万円（9.0％）

公債費6億8,014万円（7.4％）

その他1億1,282万円（1.3％）

議会費1億2,465万円（1.4％）

土木費14億839万円（15.3％）

総務費13億6,562万円（14.9％）

教育費9億1,143万円（9.9％）

市税29億8,028万円（30.9％）

地方交付税28億2,281万円（29.2％）

国庫支出金9億9,892万円（10.3％）

市債4億4,226万円（4.6％）

県支出金5億9,194万円（6.1％）

繰越金5億3,647万円（5.6％）

諸収入1億9,510万円（2.0％）

その他10億9,351万円（11.3％）

4広報みの　2017.8.1

美濃市の会計決算見込み（平成28年度）と主な実施事業を公表します。

平成28年度の　一般会計決算見込み

＝　財政事情の公表　＝　市民の皆さんに納めていただいた税金がどのように使われているのかを知っていただくため、市では8月と翌年2月に財政事情を公表しています。　今回は、平成28年度会計決算（見込み）や平成28年度に実施した主な事業などについてお知らせします。（財政状況の詳しい内容は市のホームページで見ることができます。）

市民のくらしの支援●子育て環境の充実　・赤ちゃん紙おむつ購入助成／ 320万円　・不妊治療助成事業／ 119万円●福祉事業　・福祉医療費助成事業／ 8,653万円●医療と予防の充実　・健康フェア開催事業／ 440万円●地域防災力の強化　・消防ポンプ自動車更新事業／ 1,954万円　・防災マニュアル作成事業／ 207万円

移住定住対策●移住・定住の促進　・新婚世帯家賃支援事業／ 404万円　・市営住宅改修事業／ 2,044万円

平成28年度の主な事業

教育環境の充実●学校教育の充実　・小中学校教員補助員設置事業／ 1,659万円　・少人数指導等教育推進事業／ 2,708万円

社会資本整備の推進●安全・安心なインフラ等の整備　・本庁舎等改修基本計画策定事業／ 583万円　・上須原林道整備事業／ 540万円●生活環境の維持・保全　・下水道左岸浄化センター建設事業／ 1億4,300万円　・下水道右岸浄化センター建設事業／ 880万円

元気な美濃市づくり●美濃和紙伝承千年プロジェクトの推進　・和紙の里会館常設展示室リニューアルなど　　／ 5,547万円　・美濃手すき和紙後継者育成事業／ 115万円●地域交流の促進　・地域の絆づくり事業／ 273万円　・乗り合わせタクシー運行事業／ 3,805万円

　平成28年度の一般会計の決算見込み額は、歳入総

平成28年度の特別会計決算見込み平成28年度の市の保有する財産【一般会計分】特別会計

交通災害共済事業国民健康保険簡 易 水 道農業集落排水事業下 水 道介 護 保 険後期高齢者医療

歳入 　　259万円

29億6,656万円1億839万円

2億2,998万円10億9,146万円19億3,367万円

5億887万円

歳出 　　138万円

28億2,433万円1億838万円

2億2,995万円10億9,141万円19億1,898万円

5億549万円

種別土　　地建　　物車　　両有価証券基　　金

注） 平成28年度の「一般会計決算見込み」「特別会計決算見込み」「市の保有する財産」の金額は、1万円未満を四捨五入して表示しています。また、構成比は小数点以下第2位を四捨五入して表示していますので、内訳の合計と総合計額は必ずしも一致しません。

※基金については出納整理期間中(平成29年4月1日から5月31日まで)の増減も含みます。

　平成28年度 1,673,119㎡

132,365㎡125台

577万円44億7,784万円

　平成27年度 1,621,519㎡

134,504㎡124台

577万円41億3,098万円

　岐阜県から総額3,047万円の清流の国ぎふ推進補助金(平成28年度)を受けて、次の事業を実施しました。●世界かんがい施設遺産推進事業（260万円）●美濃手すき和紙職人後継者育成事業（60万円）●あかりアート展開催補助（426万円）●美濃和紙あかりアート世界遺産連携事業（54万円）●和紙の里会館リニューアル事業（2,210万円）●全国レクリエーション大会開催事業（37万円）

　岐阜県から総額440万円の電源立地地域対策交付金(平成28年度)を受けて、次の事業に活用しました。●美濃市清掃センター運営事業（440万円）

額が96億6,129万円(対前年比2.2%増)、歳出総額が91億7,720万円(対前年比2.9%増)となり、約4億 8,409万円の黒字が見込まれます。

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民生費26億9,769万円（29.4％）

消防費4億2,979万円（4.7％）

農林水産業費3億259万円（3.3％）

商工費3億1,503万円（3.4％）

歳出91億

7,720万円

歳入96億

6,129万円

●歳 出「そ の 他」は、労働費、災害復旧費、諸支出金の合計額を記載しています。

●歳 入「そ の 他」は、地方譲与税、地方消費税交付金などの各種交付金、分担金及び負担金、使 用 料 及 び 手 数料、財産収入、寄附金、繰入金の合計額を記載しています。

衛生費8億2,905万円（9.0％）

公債費6億8,014万円（7.4％）

その他1億1,282万円（1.3％）

議会費1億2,465万円（1.4％）

土木費14億839万円（15.3％）

総務費13億6,562万円（14.9％）

教育費9億1,143万円（9.9％）

市税29億8,028万円（30.9％）

地方交付税28億2,281万円（29.2％）

国庫支出金9億9,892万円（10.3％）

市債4億4,226万円（4.6％）

県支出金5億9,194万円（6.1％）

繰越金5億3,647万円（5.6％）

諸収入1億9,510万円（2.0％）

その他10億9,351万円（11.3％）

5 広報みの　2017.8.1