Commvault V11 ⾃習書...4 はじめに 本ドキュメントについて...

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Commvault V11 ⾃習書 DASH Copy (11.20) Windows File System iDataAgent Version 1.1 June 2020

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Commvault V11 ⾃習書 DASH Copy (11.20) Windows File System iDataAgent

Version 1.1June 2020

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⽬次 更新履歴 ......................................................................................................................................................................................................... 3

はじめに ............................................................................................................................................................................................................. 4

本ドキュメントについて ............................................................................................................................................................................. 4

免責事項について .................................................................................................................................................................................... 4

著作権 ......................................................................................................................................................................................................... 4

Color Template ......................................................................................................................................................................................... 5

本ドキュメントの前提条件 ......................................................................................................................................................................... 6

本ドキュメントで説明する構成について ................................................................................................................................................ 6

データ格納先の構成 .................................................................................................................................................................................... 7

ディスク ライブラリの構成 (レプリケーション先) ................................................................................................................................. 7

ストレージ プールの構成 (レプリケーション先) ............................................................................................................................... 10

ストレージ ポリシーの構成 ........................................................................................................................................................................ 16

新規ストレージ ポリシーの作成 ......................................................................................................................................................... 16

ストレージ ポリシーへの 2 次コピーの追加 ................................................................................................................................... 20

スケジュールの無効化 .......................................................................................................................................................................... 23

バックアップの実⾏....................................................................................................................................................................................... 24

サブクライアントの構成 ......................................................................................................................................................................... 24

バックアップ ジョブの実⾏ ..................................................................................................................................................................... 27

バックアップ イメージのレプリケーション .................................................................................................................................................. 28

バックアップ イメージの状態の確認 .................................................................................................................................................. 28

AUX コピー ジョブの実⾏ ..................................................................................................................................................................... 31

バックアップ イメージの状態の確認 .................................................................................................................................................. 33

レプリケーション先からのリストア .............................................................................................................................................................. 34

ストレージ ポリシーの設定の確認 .................................................................................................................................................... 34

リストア ジョブの実⾏ ............................................................................................................................................................................. 35

リストア ジョブのログの確認 ................................................................................................................................................................. 38

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更新履歴

バージョン ⽇付 変更点

1.0 2020/06/23 初版作成

1.1 2020/07/06 ⽂⾔修正、画像追加

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はじめに

本ドキュメントについて

本ドキュメントは、Commvault が提供する DASH Copy 機能を使⽤して、バックアップ データをレプリケーションする⽅法、および複製先からリストアを実⾏するための⼿順を理解していただくことを⽬的として作成しております。本ドキュメントに記載されていない Commvault ソフトウェアに関する詳細情報、互換性情報およびその他の技術情報につきましては、弊社ドキュメントサイト ( http://documentation.commvault.com ) をご参照ください。

本ドキュメントの⼿順は Commvault V11 Feature Release 20 (11.20) をベースに記載しております。異なる

Feature Release / Service Pack では⼿順が異なる可能性があります。

免責事項について

本ドキュメントは情報提供と便宜を⽬的として、現状有姿のままで提供されます。Commvault は事前の通知なしに本ドキュメントの内容を修正、変更する権利を留保します。本ドキュメントにおいて使⽤されている構成は架空のものであり、説明のためだけに使⽤されます。実在するものとは⼀切関係ありません。また、本ドキュメントの内容の正確性や使⽤に関しては Commvault は何ら保証しません。

著作権

© 2020 すべての著作権は Commvault Systems Japan 株式会社が所有しております。記載された会社名および製品名等は該当する各社の商標または登録商標です。

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Color Template

[PRIMARY]

Commvault Peacoat

Commvault Raspberry

Commvault Pearl

[SECONDARY]

Commvault Amber

[TERTIARY]

Commvault Teal

Commvault Periwinkle

Commvault Indigo

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本ドキュメントの前提条件

本ドキュメントは、以下のドキュメントの内容を理解、実施していただいていることを前提に記述しております。もしこれらのドキュメントを参照されていない場合は、事前にご参照いただくことをお勧めします。

Commvault V11 ⾃習書 : ソフトウェアのインストール (11.20)

Commvault V11 ⾃習書 : バックアップ / リストア (11.20)

いくつかの⼿順は前提となるドキュメントに記載されている内容と重複しますので、本ドキュメントでは割愛させていただいております。

本ドキュメントで説明する構成について

本ドキュメントでは、2 台の Windows ホスト (cvsv01 および cvsv02) を⽤意し、

cvsv01 上のファイルを cvsv01 にバックアアップ

cvsv01 から cvsv02 にバックアップ データを複製

cvsv02 に複製されたバックアップ データを使⽤して cvsv02 にファイルをリストア

という操作を説明します。

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データ格納先の構成

レプリケーション元 (cvsv01)、レプリケーション先 (cvsv02) それぞれにデータ格納先を構成します。レプリケーション元のディスク ライブラリおよびストレージ プールの構成⼿順については 「Commvault V11 ⾃習書 : バックアップ / リストア」 を参照してください。

本ドキュメントではレプリケーション先のディスク ライブラリおよびストレージ プールの構成⼿順を説明します。

ディスク ライブラリの構成 (レプリケーション先)

Commvault におけるライブラリとは、バックアップ データの格納先になります。Commvault ではディスク (ブロック ストレージ / ファイル ストレージ)、クラウド ストレージ (オブジェクト ストレージ) およびテープ装置に対してバックアップ データを格納することができます。本項では、MediaAgent がインストールされたサーバーのローカル ディスクを使⽤して、ディスク ライブラリを構成します。

E:\DiskLibrary フォルダを cvsv02-DiskLibrary という名前のディスク ライブラリとして構成します。

1. CommCell ブラウザの [ストレージ リソース] ノードを展開します。

2. [ライブラリ] ノードを右クリックして、[追加] > [ディスク ライブラリ] を選択します。

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3. [ディスク ライブラリの追加] ダイアログが表⽰されたら、ディスク ライブラリの名称および格納先を指定して [OK]

をクリックします。

4. CommCell ブラウザの [ライブラリ] ノード以下に、構成したライブラリ (cvsv02-DiskLibrary) が表⽰されていることを確認します。

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5. エクスプローラ等から、ライブラリを構成したフォルダ (E:\DiskLibrary) にファイルおよびフォルダが作成されていることを確認します。

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ストレージ プールの構成 (レプリケーション先)

重複排除データベースの格納先は MediaAgent がインストールされたホストの E:\DeduplicationDB フォルダを使⽤します。

1. CommCell ブラウザの [ストレージ リソース] ノードを展開します。

2. [ストレージ プール] を右クリックして、[ストレージ プールの追加] > [ディスク] を選択します。

3. 新規ストレージ プールの作成ウィザードが表⽰されたら、作成するストレージ プールの名前 (cvsv02-

DiskStoragePool) を⼊⼒して [次へ] をクリックします。

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4. [ストレージを構成] 画⾯では、ストレージ プールで使⽤するストレージを選択します。事前に構成したライブラリ(cvsv02-DiskLibrary) を選択して [次へ] をクリックします。

5. [ストレージ プールで重複排除を有効化] 画⾯では、ストレージ プールに対して重複排除機能を有効にするかどうか、また有効にする場合は重複排除データベースの数と格納先を指定します。デフォルトでは 2 つのパーティションを使⽤するようになっていますが、1 つのパーティションで重複排除データベースを構成します。

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6. [パーティションの数] の値を 1 にして、パーティション 1 の [Choose Path...] をクリックします。

7. [パーティション パス] 画⾯が表⽰されたら、[パーティション パス] に重複排除データベースの格納先フォルダ

(E:\DeduplicationDB) を指定して [OK] をクリックします。

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8. 指定したパスの情報が [MediaAgent とパーティションのパス] 列に設定されていることを確認して、[次へ] をクリックします。

9. デフォルトの状態のまま [次へ] をクリックします。

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10. [クライアント グループを選択] 画⾯では、ストレージ プールに関連付ける MediaAgent のクライアント グループを指定します。何も設定せずに [次へ] をクリックします。

11. 内容を確認して、[完了] をクリックします。

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12. [ストレージ プール] ノード以下に構成したストレージ プール (cvsv02-DiskStoragePool) が表⽰されていることを確認します。

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ストレージ ポリシーの構成

ストレージ ポリシーとは、バックアップ イメージの保持ポリシーになります。DASH Copy (および AUX Copy) によるバックアップ イメージのレプリケーションの定義もバックアップ イメージの保持ポリシーになりますので、ストレージ ポリシーの中で定義します。

定義の流れとしては、まず新規にストレージ ポリシーを作成します。ストレージ ポリシーを作成した時点でレプリケーション元の格納先は定義されていますので、続けてレプリケーション先のデータ格納先を追加します。

新規ストレージ ポリシーの作成

cvsv01-DiskStoragePool に 1 次バックアップ データを格納する保持する LocalAndRemoteBackupPolicy を構成します。

1. CommCell ブラウザの [ポリシー] ノードを展開します。

2. [ストレージ ポリシー] ノードを右クリックして、[新しいストレージ ポリシー] を選択します。

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3. ストレージ ポリシーの作成ウィザードが起動します。最初の画⾯ではストレージ ポリシーのタイプを選択します。

[データ プロテクションとアーカイブ] を選択して [次へ] をクリックします。

4. ストレージ ポリシーの名前と連携するストレージ ポリシーを選択する画⾯では、[ストレージ ポリシー名] フィールドにストレージ ポリシーの名称 (LocalAndRemoteBackupPolicy) を⼊⼒して [次へ] をクリックします。

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5. ストレージ プール (グローバル ポリシー) を使⽤するかどうかを選択する画⾯では、[既存のストレージ プールを使⽤] を選択し、事前に作成したストレージ プール (cvsv01-DiskStoragePool) を選択して [次へ] をクリックします。

6. ストリーム数および保存条件を設定する画⾯では、デフォルトのストリーム数 (100) および保持期間 (30 ⽇ 1

サイクル) を選択して [次へ] をクリックします。

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7. 構成内容を確認して、[完了] をクリックします。

8. CommCell ブラウザの [ストレージ ポリシー] ノード以下に構成したストレージ ポリシー

(LocalAndRemoteBackupPolicy) が表⽰されていることを確認します。

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ストレージ ポリシーへの 2 次コピーの追加

作成したストレージ ポリシーにレプリケーション先のコピーを追加します。

1. CommCell ブラウザの [ポリシー] > [ストレージ ポリシー] ノードを展開します。

2. [LocalAndRemoteBackupPolicy] ノードを右クリックして、[すべてのタスク] > [新しいコピーの作成] を選択します。

3. 新しいストレージ ポリシー コピーを作成ウィザードが表⽰されます。最初の画⾯ではコピーの名前とストレージ

ポリシーを指定します。[コピー名] フィールドに 2 次コピーの名前 (Remote Copy) を⼊⼒し、[ストレージ プール] リストから 2 次コピー⽤のストレージ プール (cvsv02-DiskStoragePool) を選択してタブをクリックします。

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4. 2 次コピーの保持ルールを定義します。デフォルトの設定 (30 ⽇ 1 サイクル) を選択して[次へ] をクリックします。

5. 2 次コピーの対象とする 1 次コピーを定義する画⾯では [すべてのバックアップ] を選択して [完了] をクリックします。1 次バックアップとして取得されたイメージをすべてレプリケーションします。

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6. CommCell ブラウザの [LocalAndRemoteBackupCopy] ノード以下に構成した 2 次コピー (Remote

Copy) が表⽰されていることを確認します。

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スケジュールの無効化

2 次コピーの設定後、実際にデータのレプリケーションを⾏なうには AUX コピーというジョブを実⾏する必要があります。しかしながら、デフォルトでは System Created Autocopy schedule というスケジュール ポリシーに⾃動的に関連付けられてしまうため、1 次バックアップの実⾏後⾃動的にレプリケーションされてしまいます。

⼿動で AUX Copy ジョブを実⾏して動作を確認したいため、System Created Autocopy schedule スケジュール ポリシーを無効化します。

1. CommCell ブラウザの [ポリシー] ノードを展開して、[スケジュール ポリシー] を選択します。

2. [System Created Autocopy schedule] を右クリックして、[無効化] を選択します。

3. [無効化の確認] ダイアログが表⽰されたら、[はい] をクリックします。

4. [System Created Autocopy schedule] の [ステータス] 列のチェックボックスが解除されていることを確認します。

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バックアップの実⾏

サブクライアントの構成

CommServe がインストールされたサーバーの C:\Data02 フォルダ以下のファイルをバックアップするための

C_Data02 サブクライアントを構成します。

1. CommCell ブラウザから、[クライアント コンピュータ] > [(クライアント名)] > [File System] ノードを展開します。

2. [defaultBackupSet] ノードを右クリックして、[すべてのタスク] > [新しいサブクライアント] を選択します。

3. [新しいサブクライアント] ダイアログが表⽰されたら、[サブクライアント名] フィールドにサブクライアントの名前

(C_Data02) を⼊⼒して [コンテンツ] タブをクリックします。

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4. [コンテンツ ] タブが表⽰されたら、バックアップ対象のフォルダ (C:\Data02) を指定して、[ストレージ デバイス]

タブをクリックします。

5. [ストレージ デバイス] タブ、および [データ ストレージ ポリシー] タブが表⽰されたら、[ストレージ ポリシー] リストに事前に設定したストレージ ポリシー (LocalaAndRemoteBackupPolicy) を設定して [OK] をクリックします。

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6. [バックアップ スケジュール] ダイアログが表⽰されたら、[スケジュールしない] を選択して [OK] をクリックします。

7. サブクライアントの⼀覧に構成したサブクライアント (C_Data02) が表⽰されていることを確認します。

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バックアップ ジョブの実⾏

1. CommCell ブラウザから、[クライアント コンピュータ] > [(クライアント名)] > [File System] ノードを展開し、[defaultBackupSet] ノードを選択します。

2. 作成したサブクライアント (C_Data) を右クリックして、[バックアップ] を選択します。

3. [サブクライアントのバックアップ オプション] ダイアログが表⽰されたら、[バックアップ タイプ] から [フル] を選択して

[OK] をクリックします。

4. ジョブ コントローラからバックアップ ジョブの状態を確認します。

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バックアップ イメージのレプリケーション

cvsv01 に格納されたバックアップ イメージを cvsv02 の格納先にレプリケーションします。

バックアップ イメージの状態の確認

1. CommCell ブラウザから、[ポリシー] > [ストレージ ポリシー] > [LocalAndRemoteBackupCopy] ノードを展開します。

2. [1 次] ノードを右クリックして、[ビュー] > [ジョブ] を選択します。

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3. [ストレージ ポリシーのジョブ フィルタ] ダイアログが表⽰されたら、 [OK] をクリックします。

4. ストレージ ポリシーで管理されているジョブの⼀覧が表⽰されます。[ステータス] 列の値が [使⽤可能] になっていることが確認できます。

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5. [Remote Copy] ノードを右クリックして、[ビュー] > [ジョブ] を選択します。

6. [ストレージ ポリシーのジョブ フィルタ] ダイアログが表⽰されたら、 [OK] をクリックします。

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7. ストレージ ポリシーで管理されているジョブの⼀覧が表⽰されます。レプリケーションされていない状態では、[ステータス] 列の値が [コピー予定] となっていることが確認できます。

[コピー予定] のジョブからはリストアをすることはできません。

AUX コピー ジョブの実⾏

1. CommCell ブラウザから、[ポリシー] > [ストレージ ポリシー] ノードを展開します。

2. [LocalAndRemoteBackupPolicy] ノードを右クリックして、[すべてのタスク] > [AUX コピーの実⾏] を選択します。

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3. [AUX コピー オプション] ダイアログが表⽰されたら、[OK] をクリックします。

4. ジョブ コントローラから AUX コピー ジョブの状態を確認します。

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バックアップ イメージの状態の確認

AUX コピー ジョブによってバックアップ イメージがレプリケーションされたことを確認します。

1. CommCell ブラウザから、[ポリシー] > [ストレージ ポリシー] > [LocalAndRemoteBackupCopy] ノードを展開します。

2. [Remote Copy] ノードを右クリックして、[ビュー] > [ジョブ] を選択します。

3. [ストレージ ポリシーのジョブ フィルタ] ダイアログが表⽰されたら、 [OK] をクリックします。

4. ストレージ ポリシーで管理されているジョブの⼀覧が表⽰されます。レプリケーションされて、[ステータス] 列の値が [使⽤可能] となっていることが確認できます。

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レプリケーション先からのリストア

レプリケーション先に格納されたバックアップ イメージを使⽤して、リストアを実⾏します。

ストレージ ポリシーの設定の確認

ストレージ ポリシーの設定を確認します。

1. CommCell ブラウザから、[ポリシー] > [ストレージ ポリシー] ノードを展開し、[LocalAndRemoteBackupPolicy] を選択します。

2. [優先順位] 列の値を確認します。[1 次] の優先順位が 1 に、[Remote Copy] の優先順位が 2 になっていることが確認できます。

Commvault では、優先順位の設定に基づいてリストアを実⾏します。優先順位の指定を⾏なわないリストアでは、まず数値が⼀番⼩さい優先順位のコピーに格納されたデータを使⽤してリストアを実施します。データがエージングされてしまって存在しない場合は、次に⼩さい優先順位のコピーに格納されたデータを使⽤してリストアを実施する動きをします。

明⽰的に優先順位を指定してリストアをすることも可能です。本項では、Remote Copy を使⽤してリストアを実施します。

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リストア ジョブの実⾏

レプリケーション先のデータを使⽤して、リストアを実施します。

1. CommCell ブラウザから、[クライアント コンピュータ] > [(クライアント名)] > [File System] ノードを展開し、[defaultBackupSet] ノードを選択します。

2. 作成したサブクライアント (C_Data02) を右クリックして、[ブラウズとリストア] を選択します。

3. [ブラウズとリストア オプション] ダイアログが表⽰されたら、[詳細オプション] をクリックします。

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4. [ブラウズとリストア オプション] ダイアログが表⽰されたら、[コピー プレシデンス指定] を選択し、右側のテキストボックスに [2] と指定します。[ストレージ ポリシー コピー] 列の値が Remote Copy になっていることを確認して

[OK] をクリックします。

5. バックアップされたファイルの⼀覧が表⽰されますので、リストア対象のファイルを選択して、[選択対象をすべてリカバリ] をクリックします。

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6. [選択された全項⽬のリストア オプション] ダイアログが表⽰されたら、[クライアント] の値を cvsv01 から

cvsv02 に変更して [OK] をクリックします。

7. ジョブ コントローラからリストア ジョブの状態を確認します。

8. ファイルがリストアされていることを確認します。

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リストア ジョブのログの確認

リストア ジョブのログを確認して、レプリケーション先のバックアップ イメージが読み出されていることを確認します。

1. CommCell ブラウザから、[クライアント コンピュータ] > [(クライアント名)] > [File System] ノードを展開します。

[defaultBackupSet] ノードを右クリックして、[ビュー] > [リストア履歴] を選択します。

2. [defaultBackupSet のリストア履歴フィルタ] ダイアログが表⽰されたら、[OK] をクリックします。

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3. リストア ジョブのジョブ履歴が表⽰されます。ログを表⽰するジョブを右クリックして、[ログの表⽰] を選択します。

4. [ジョブのログ ファイル] ダイアログが表⽰されたら、MediaManager.log をキーワードに検索します。どのライブラリが使⽤されたかが確認できます。

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