CLUSTERPRO X 4.2 新機能...3 © NEC Corporation 2020 CLUSTERPROのロードマップ...

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CLUSTERPRO X 4.2 機能 2020年4月 日本電気株式会社 クラウドプラットフォーム事業部 (CLUSTERPRO)

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CLUSTERPRO X 4.2 新機能

2020年4月日本電気株式会社クラウドプラットフォーム事業部(CLUSTERPRO)

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3 © NEC Corporation 2020

CLUSTERPROのロードマップ

お客様の利用環境に合わせて進化を継続

X 1.0

’06年9月

Ver 1.0

’96年10月

X 2.0 / 2.1

X 3.0 ~ 3.3

Ver 1.0

’00年9月

X 4.2

’20年4月リリース

Linux版リリース開始

Windows版リリース開始

X 4.0 ~ 4.1

遠隔クラスター対応

仮想化基盤対応

クラウド対応

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4 © NEC Corporation 2020

CLUSTERPRO X 4.2 強化内容

・Oracle Cloud Infrastructure、Google Cloud Platform用リソース拡充・クラウドストレージコスト削減(ミラーディスク容量の無停止拡張)

アプリケーション連携強化

・RESTful APIを追加・スクリプトの柔軟性強化・スクリプト実行アカウント設定(Windows版のみ)

・設定検証機能(クラスタ構成情報チェック、クラスタ動作の無効化)・Cluster WebUIのアクセス制御にOS認証方式を追加・グループ起動/停止予測時間 表示、HTML版マニュアル 追加

ユーザビリティ改善

クラウド市場向け強化

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クラウド市場向け強化

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対応クラウド拡充

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)、Google Cloud Platform(GCP)用リソースを拡充 OCI/GCP環境の設定がさらに簡単に

Virtual

Machine

ORACLE CLOUD INFRASTRUCURE

Compute Engine

ソフトウェア構築ガイドも対応済み!https://jpn.nec.com/clusterpro/clpx/guide.html

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クラウドストレージコスト削減(ミラーディスク容量の無停止拡張※1)

使用済みデータ量に応じて課金されるリーズナブルな運用が可能に確保したデータ容量で課金されるクラウドストレージサービスに効果大

▌Before500GBのブロックストレージを5年間確保し続けた場合

5年間のトータルコスト 79万円

▌Afterデータ利用量が毎月8.4GB増加し、5年後に500GBに達した場合

5年間のトータルコスト 41万円

※1 2020/04時点でミラーディスクリソースにのみ対応。ハイブリッドディスクリソースは未対応。Windows版はファイルシステムはNTFSに対応。Linux版はLVM、かつ、ファイルシステムはXFSのみ対応。

※2 2020/03時点、ミラーディスク構成の想定。Active-Standbyのブロックストレージ利用料金の総計。

導入時

5年後 データ利用量

導入時

5年後 データ利用量

ディスク容量(課金対象)

累計約48%コスト削減!

データ利用量に応じてディスク容量を無停止で拡張

ディスク容量(課金対象)

※2 ※2

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アプリケーション連携強化

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▌クラスターノード以外のクライアントやサーバーからリモートでクラスターの操作/状態取得が可能

▌RESTful APIで、他のアプリケーションと効率的で柔軟な連携が可能

RESTful APIを追加

クラスターの操作、状態取得が『RESTful API』で可能になりました

※ API通信用に29009,29010(既定値)のポートを使用します

※ クラスターノード上にNode.js のインストールが必要

HTTPリクエスト送信

ClusterJSON形式で返却

{"result": {

"code": 0,"message": ""

},"servers": [

{"name": "server1","status": "Online"

},{

"name": "server2","status": "Offline"

}]}

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スクリプトの柔軟性強化

スクリプトリソース、execリソースの起動/停止スクリプトをActive系だけでなく、全てのStandby系でも実行可能に

▌レプリケーションソフトとの連携(レプリケーション先とレプリケーション元でスクリプトを実行させたい)時など、Standby系でスクリプトを実行させたい場合にシンプルに記述可能に

start.sh

CLP_EXEC=HOME

start.sh

CLP_EXEC=OTHER

start.sh

CLP_EXEC=OTHER

Cluster

Active Standby Standby

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スクリプトの実行アカウント設定

ローカルシステムアカウント以外のユーザ(DBやアプリケーションの管理ユーザ等)でスクリプトを実行可能に

[クラスタのプロパティ] -> [アカウント] タブでユーザを設定

各スクリプトの[調整]タブ -> [実行ユーザ]にて選択

Windowsのみ

▌実行アカウントを設定可能なスクリプト

アプリケーションリソース・起動/停止スクリプト

スクリプトリソース・起動/停止スクリプト

カスタム監視リソース・監視スクリプト

リソース活性前後/異常時スクリプト

回復動作スクリプト

強制停止スクリプト

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ユーザビリティ改善

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設定検証機能(クラスタ構成情報チェック、クラスタ動作の無効化)

設定反映の“前”と“後”で安全に動作確認する機能を強化

クラスタ構成情報チェック機能 クラスタ動作の無効化機能[クラスタのプロパティ] -> [拡張] タブ

設定反映前 設定反映後

HWやOS設定に合致しないなどよくある設定ミスを事前にチェック!

設定ミス

フェールオーバー

スクリプトなどの設定ミスによる不必要な復旧動作(フェールオーバーなど)を一時的に無効化

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Cluster WebUIのアクセス制御にOS認証方式を追加

Active Directoryと連携可能でIDの一元管理ができるように 自動ログアウト設定でよりセキュアに運用が可能に

[クラスタのプロパティ] -> [WebManager] -> [パスワードによって接続を制限する] -> [設定]押下

Active Directoryサーバー

アカウント連携

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グループ起動/停止予測時間 表示

各サーバー上で業務の起動にかかる時間と停止にかかる時間の予測値表示系切替時の大まかな業務停止時間を予測可能に

2秒(停止)+34秒(起動)で=だいたい36秒程度の業務停止時間で切替可能

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従来のPDF版に加え HTML版 マニュアル追加

アクセシビリティを向上させたHTML版のマニュアルを追加

▌ドキュメント内リンクだけでなく、ドキュメント間リンクも可能に

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新規対応 OS/アプリケーション

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新規対応 OS/アプリケーション

▌OSWindows Server, version 1903 Standard

Windows Server, version 1903 Datacenter

Windows Server, version 1909 Standard

Windows Server, version 1909 Datacenter

Red Hat Enterprise Linux 7 (Update7)

Novell SUSE LINUX Enterprise Server 15 (SP1)

Novell SUSE LINUX Enterprise Server 15

Novell SUSE LINUX Enterprise Server 12 (SP4)

Oracle Linux 7.7 UEK4

Ubuntu 18.04.3 LTS

Amazon Linux 2 (4.14.138-114.102.amzn2.x86_64)

▌アプリケーションOracle Database 19c

SQL Server 2019

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注意事項

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注意事項①

▌RHELへの対応についてRHEL 8.0 への対応は予定していません。

RHEL 8.1 へは2020年度夏頃の対応を予定しています。

▌Solaris版についてX 4.2よりSolaris版のリリースを停止しました。

▌旧バージョン(X 4.1/4.0)からアップデートをする場合、以下のポートを新規に開ける必要があります。29008 (CLUSTERPRO/EXPRESSCLUSTER Information Base サービス用)

29009/29010 (CLUSTERPRO/EXPRESSCLUSTER API サービス用)

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注意事項②

▌受注停止・出荷停止・サポート停止スケジュールについて

受注停止製品をお求めの場合はX 4.2をご購入かつサポート契約締結の上、バージョンダウンしてご利用ください。なお、出荷停止製品へのバージョンダウンはできません。

CLUSTERPRO X Startup Kit はバージョンダウンの対象に含まれません。ご利用されるバージョンに合った CLUSTERPRO X Startup Kit を別途ご購入ください。

CLUSTERPROのバージョン 受注停止 出荷停止 サポート停止

X 2.0 2018/10/31 2020/09/01 2030/09/01

X 2.1 2018/10/31 2020/09/01 2030/09/01

X 3.0 2018/10/31 2021/04/10 2031/04/10

X 3.1 2018/10/31 2021/04/10 2031/04/10

X 3.2 2018/10/31 2021/04/10 2031/04/10

X 3.3 2019/04/26 2022/04/12 2032/04/12

X 4.0 2020/05/12 2022/04/12 2032/04/12

X 4.1 2021/04/13 - -

バージョンダウンについては以下のURLを参照くださいCLUSTERPRO X https://jpn.nec.com/clusterpro/clpx/versiondown.htmlCLUSTERPRO X SingleServerSafe https://jpn.nec.com/clusterpro/xsss/versiondown.html

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日本電気株式会社クラウドプラットフォーム事業部

(CLUSTERPRO)

製品ウェブ https://jpn.nec.com/clusterpro/メールアドレス [email protected]窓口営業時間 平日 9:00~17:00

プリセールスでの構成の見積もりに関するご質問、導入支援サービスに関するご相談など、

お気軽にお問い合わせください。

※本紙に掲載された社名、商品名は各社の商標または登録商標です。※本製品(ソフトウェア含む)が、外国為替および外国貿易法の規定により、輸出規制に該当する場合は、

日本国外に持ち出す際に日本国政府の輸出許可申請等必要な手続きをお取りください。

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