CHO-SHIN

総評：医者の打音検診を検知するというこれまでにない着眼点が素晴らしい。フレキシブルなシート上に印刷とデバイスのハイブリッドでうまく実装できた。フレキシブルデバイスで必須の、ハードとソフトな部材間をつなぐ重要な要素を試作品ながら実際に検出可能なレベルにまで作り込んだ完成度は他の追随を許さないレベルの作品である。本作品は、活用の対象をヘルスケアとしているが、その価値や技術的可能性を十分に証明 できており、将来的な実用化への期待感を抱かせる。

ONE JAE（日本航空電子工業株式会社）

フレキシブルな身体・装置密着型の「音」センサプラットフォーム

CHO-SHIN

「ヒトによる検査・診断」からの代替が進んでいない非破壊検査や聴診による医療初期診断など、「音」による状態把握に着目し、独自技術である粘接着型の接続／実装技術を用いた音センサモジュール（CHO-SHIN）を提案いたします

フィルムが密着することで面での受音効果 密着効果により機械振動等のノイズを抑制 ビッグデータ・AI解析による診断予測への展開

②

③

①

④

①チップ部品のフィルム型実装 ②印刷銀配線のフィルム型接続 (flex-flex)

④BLEモジュール ③印刷銀配線のフィルム型接続 (flex-rigid)

抽出音データ

（参考）はんだを用いた実装 粘接着剤型実装技術

位置合わせ 加圧 UV照射 はんだ塗布 位置合わせ リフロー はんだペースト

粘接着剤 PET

電極

PI

電極（部品） 実装部品

プリエレアイデアコンテスト2016 作品賞