統合コントローラ V TOSLINE-8000 メッセージゲートウェイ ......ii TOSLINE-8000...
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統合コントローラ V シリーズTOSLINE-8000
メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654 取扱説明書
2002 年 11 月 30 日
ご注意
1. 本書に掲載してある技術情報は、製品の代表的動作・応用を説明するためのもので、その使用に際して当社および第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾を行うものではありません。
2. 本書の内容の一部または全部を無断で転載することは禁止されています。3. 本書の内容については、お断りなく変更することがあります。4. 本書の内容については万全を期しておりますが、万一不可解な点や、誤り、お気づきの点がございましたら、ご一報くださいますようお願いいたします。
PROSEC、TOSLINE、TOSDICは、株式会社 東芝の登録商標または商標です。IBMは、International Business Machines Corporationの登録商標です。Microsoft, Windows and Windows NT は、米国Microsoft Corporationの米国および他の国における登録商標です。
Ethernet は、Xerox Corporationの登録商標です。DeviceNet は、Open DeviceNet Vender Association, Inc.の登録商標です。
TOSHIBA CORPORATION 2002.
All rights reserved
安全上のご注意製品および取扱説明書には、お使いになる方や他の人への危害と財産の損害を未然に防ぎ、製品を安全に
正しくお使いいただくために、重要な内容を記載しています。
次の内容(表示・図記号)をよく理解してから本文をお読みになり、記載事項をお守りください。
●表示の説明
(注) 1. 重傷とは、失明、ケガ、ヤケド(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで後遺症が残るもの、および治療に入院や長期の通院を要するものを指す。
2. 傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さない、ケガ、ヤケド、感電などを指す。
3. 物的損害とは、財産・資材の破損にかかわる拡大損害を指す。
●図記号の説明
(注) 本体表示に合わせて、禁止、強制、注意の説明内容が変わります。
危険 取り扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえて、死亡または重傷を受ける可
能性が想定される場合。
注意 取り扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえて、中程度の傷害や軽傷を受け
る可能性が想定される場合、および物的損害のみの発生が想定される場合。
禁止(してはいけないこと)を示します。
具体的な禁止内容は、○の中や近くに絵や文章で示します。
強制(必ずすること)を示します。
具体的な強制内容は、●の中や近くに絵や文章で示します。
注意を示します。
具体的な注意内容は、△の中や近くに絵や文章で示します。
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1. 設置時における安全上の注意
危険
注意
強 制
イーサネットの接地は、必ず伝送路(セグメ
ント)毎に専用の D 種接地で 1 点接地としてください。
伝送エラーの原因となります。
感電や火災の原因となります。
強 制
次の環境での設置および保管は避けてくださ
い。
• 塵埃の多い場所• 腐食性ガス(SO2、H2S)、可燃性ガスの発生する場所
• 許容値を超える振動、衝撃のある場所• 急激な温度変化により結露するような場所• 設置条件から外れる低温または高温• 設置条件から外れる高湿度• 直射日光の当たる場所• 強い電波や磁界を発生する機器の近く
強 制
装置は、保守・点検の容易な場所に設置して
ください。
故障時の復旧に支障が出て、大きな事故に発
展する恐れがあります。
禁 止
装置に設けられている通風口、吸排気口はふ
さがないでください。
過熱などにより火災や故障の原因となりま
す。
システムの据付・配線時に、本書に記載され
ている設置条件を守らない場合、本来の性能
が満たせないだけでなく機器の誤動作や故障
の原因になります。
強 制
モジュールの取り付けは、必ず外部電源が切
れていることを確認してください。
モジュール故障や感電する恐れがあります。
強 制
強 制
コネクタや端子台へ定格電圧以上(100VAC等)の高電圧を印加しないでください。また、
極性を誤らないでください。
感電や火災の原因となります。
ii TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
2. 保守点検時における安全上の注意
危険
注意
強 制
モジュールやボードの抜き差し、機器の接続
の際は、必ず電源を切ってください。
感電による事故や装置の故障の原因となりま
す。
強 制
配線後、モジュールを着脱するときは、必ず
外部電源が切れていることを確認してくださ
い。
モジュールの外部端子台裏面にも電極が現
れ、感電の恐れがあります。
装置やボードを落としたり、ぶつけたり、ま
た、これらに強いショックを与えないでくださ
い。
故障の原因となります。
禁 止
強 制
装置、ボードに触れる前には、接地された金属
に触れて人体に帯電している静電気を放電さ
せてください。
静電気により、装置の誤動作や故障の原因とな
ります。
強 制
シャーシから取り外したボードは、接地された
机の上に導電性マットまたは導電袋(予備ボー
ドなどの入った袋)を敷き、その上に置いてく
ださい。
静電気などにより部品を壊す恐れがあります。
強 制
装置やモジュール、ボードの汚れは、柔らかい
布でふいてください。
汚れがひどい場合は、水でぬらした布を固くし
ぼってふいてください。
汚れたままにしておくと、誤った判断や誤操作
の原因になります。
装置やモジュール、ボードの汚れを落とす場
合、ベンジンやシンナーなどは使用しないで
ください。
装置のパネルやモジュール、ボードの変形や
変色の原因となります。
禁 止
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3. 寿命部品交換時における安全上の注意
危険
4. 日常使用時における安全上の注意
危険
強 制
装置に電源ヒューズや警報ヒューズがある場
合、これを交換するときには、必ず事前にそ
の装置のスイッチを OFFにしてください。感電や火災の原因となります。
強 制
電源の容量、周波数、電圧および変動率が、装
置の仕様に適合するか確認してから使用して
ください。
適合しない場合は、装置本来の性能が得られ
ないだけでなく、装置を破損したり、過熱に
より、火災などの原因となります。
強 制
装置の周囲温度や内部温度が異常に上昇した
り、装置に故障が生じた場合には、使用をや
めて装置の電源を切り、最寄りの当社サービ
ス担当窓口に連絡してください。
そのままの状態で使用すると、過熱により火
災などの原因となります。
iv TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
注意
5. 輸送・保管・廃棄時における安全上の注意
注意
ボード内部の IC 部品や端子、コネクタ、ハンダ面等、操作部(モジュール内部の設定スイッ
チ)以外に手を触れないでください。
IC、LSIなどが静電破壊し、故障の原因になります。また、部品リード線の末端での受傷、高
温部品での火傷の恐れがあります。
禁 止
装置やモジュール、ボードの分解や改造をしな
いでください。
装置の安全性が失われるだけでなく、装置の誤
動作や故障の原因となります。
禁 止
電源コードやケーブルは無理に折り曲げたり、
引っ張ったり、ねじったりしないでください。
断線や発熱の原因となります。
禁 止
装置本体などのすきまから金属類を差し込ん
だり、クリップなどを落としたりしないでくだ
さい。
火災などの原因となります。
禁 止
強 制
製品を破棄する場合は、地方自治体の条例ま
たは規則に従ってください。
製品の輸送、保管は、導電性袋に入れ、さら
に梱包箱に梱包して行ってください。
故障の原因となります。
禁 止
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用途制限■ この製品は、東芝制御データ伝送装置 TOSLINE-8000に接続する機器のリプレースを目的に、開発・製作されたものです。従って、それ以外の用途に使用しないでください。
■ この製品が故障し機能が停止した場合、システムに与える影響を最小限にとどめるための安全なシ
ステム構築(フールプルーフ設計、フェールセーフ設計、冗長設計するなど)を行ってください。
免責事項■ 火災、地震、第三者による行為、その他の事故、使用者の故意または過失、誤用、その他異常な条
件下での使用により生じた損害に関して、当社は一切責任を負いません。
■ この製品の使用または使用不能から生ずる付随的な損害(事業利益の損失、事業の中断、記憶内容
の変化・消失など)に関して、当社は一切責任を負いません。
■ 取扱説明書に記載された内容を守らずに生じた損害に関して、当社は一切責任を負いません。
■ 接続機器との組み合わせによる誤動作などから生じた損害に関して、当社は一切責任を負いません。
■ お客様作成のアプリケーションプログラムとの組み合わせによる誤動作などから生じた損害に関し
て、当社は一切責任を負いません。
お願い
携帯電話や PHS は、運転中の製品本体および各種伝送ケーブル、I/O バスケーブルなどから1m以上離れたところでご使用ください。システムが誤動作する恐れがあります。
vi TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
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はじめに
この説明書は、東芝制御データ伝送装置TOSLINE-8000システムに統合コントローラVシリーズをEthernetで接続するためのメッセージゲートウェイモジュールENGW-5654(以下、ENGW-5654と称します)について、その概要、設置や操作の方法、保守点検などについて解説しています。
まず最初に、装置を正しく使用するため、必ず「安全上のご注意」を読んで下さい。
関連資料
• TC-net 100 TOSLINE-8000ゲートウェイステーション取扱説明書(6E8C4325)
• 制御データ伝送装置TOSLINE-8000取扱説明書 概要(6E3B0290)
• 制御データ伝送装置TOSLINE-8000取扱説明書 SVCステーション(6E3B0291)
• 制御データ伝送装置TOSLINE-8000取扱説明書 ローカルステーション(6E3B0292)
• 制御データ伝送装置TOSLINE-8000取扱説明書 適用・据付・配線(6E3B0298)
• 制御データ伝送装置TOSLINE-8000取扱説明書 保守(6E3B0299)
• 監視制御ネットワークEthernet据付・配線説明書(6E8C3728)
vii
必ず守ってください装置をご使用いただくうえで、操作者の安全を守り、装置の正常な動作を保つために、次の事項を守ってください。
1. 取扱説明書を熟読されたうえでご使用ください。
2. 下記の環境での設置および保管は避けてください。
(1) 塵埃の多い場所。
(2) 腐食性ガス(SO2、H2Sなど)の発生する場所。
(3) 振動、衝撃のある場所。
(4) この説明書の設置条件から外れる低温および高温環境。
(5) 湿度の高い場所。
3. 装置の周囲温度および内部温度が異常に上昇した場合や装置に故障が生じた場合は、使用をやめて装置の電源を切り、最寄りの当社サービス担当窓口までご
連絡ください。
4. 運転中等、スイッチの設定以外で装置のケースを開けないでください。
5. 装置の改造は行わないでください。
6. 輸送時など、製品を落下させないでください。
viii TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
CONTENTS
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第 1章 概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
第 2章 各部の名称とはたらき . . . . . . . . . . . 3
第 3章 設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53.1 スイッチ設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
3.1.1 ステーションアドレス設定スイッチ(STN-H,STN-L) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
3.1.2 動作モード設定スイッチ(MODE) . . . . . . . . . . . . . 73.1.3 ゲートウェイ動作設定スイッチ . . . . . . . . . . . . . . . . 8
3.2 ネットワークパラメータの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . 93.2.1 ネットワーク IDとサブネットマスクの設定 . . . . . . 93.2.2 ステーションアドレスの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . 103.2.3 マルチキャストアドレスの設定 . . . . . . . . . . . . . . . 103.2.4 エンジニアリングツールでの設定方法 . . . . . . . . . 11
第 4章 設置と配線 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 214.1 設置 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
4.2 配線 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 234.2.1 Ethernetケーブルの配線 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 234.2.2 Vツール接続(RS-232C)ケーブルの接続 . . . . . 24
4.3 モジュールの交換 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
第 5章 操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 275.1 操作前の確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
5.2 起動操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
5.3 停止操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
第 6章 保守点検 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 316.1 点検 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
6.1.1 日常点検 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 326.1.2 定期点検 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
6.2 故障診断 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
6.3 寿命部品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
第 7章 動作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 357.1 基本動作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
ix
CONTENTS
x
7.2 転送リストの変更 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
付録 A 仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39A.1 一般仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
A.2 TOSLINE-8000仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
A.3 Ethernet仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
A.4 シリアル通信ポート(RS-232C)伝送仕様 . . . . . . . . 42
付録 B 外形寸法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
付録 C 関連製品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
付録 D 10進- 16進変換表 . . . . . . . . . . . . 47
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
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1 章 概要
第TOSLINE-8000 メッセージゲートウェイ ENGW-5654 は、制御データ伝送装置TOSLINE-8000 と統合コントローラ V シリーズを接続するための装置です。TOSLINE-8000ブロック伝送をEthernet側に中継又は、Ethernet側のメッセージ伝送をTOSLINE-8000側に中継することで両ネットワーク間のメッセージデータ交換を行い、TOSLINE-8000 PCステーション、PDステーション、CPUステーションを統合コントローラ機器に置き換え可能とします。
モデルタイプは、ツイストペアケーブル伝送路インタフェースをもつ1種類です。本モジュールはTOSLINE-8000シャーシのインタフェ-ススロットに実装します。以下に、モジュール正面図及びシステム構成例を示します。
図1-1 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュール正面図
1
第 1章 概要
1
■ ENGW-5654の主な機能• ゲートウェイ機能TOSLINE-8000ブロック伝送フレームをEthernetに中継、またはEthernetから送られたフレームをTOSLINE-8000に中継することによりTOSLINE-8000上の接続機器をEthernet上の機器に置き換えが可能です。
• 傍受機能TOSLINE-8000デバイス間のブロック伝送フレーム(送信・受信フレーム)を傍受し、Ethernetに中継します。
図1-2 システム構成例
Ethernet
スイッチング ハブ等
PC JHD
C2A
C3 EN
7**
S3 EN
7**
S3 EN
7**
RIO EN
7**
Ethernet
制御データ伝送装置
TOSLINE-8000
SVC
ステーション
光スイッチ
メッセージゲートウェイ
ステーション
光スイッチ
光スイッチ
ローカル
ステーション
PC200/PCS
光スイッチ
ローカル
ステーション
PD4000/OIS
光スイッチ
I/O
ローカル
ステーション
:本モジュール実装
ステーション
2 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
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の名称とはたらき
第 2 章 各部
図2-1 各部の名称
状態表示LED
ステーションアドレス設定スイッチ
動作モード設定スイッチ
ゲートウェイ動作設定スイッチ
Vツール接続コネクタ
Ethernet接続コネクタ
状態表示LED
3
第 2章 各部の名称と はたらき
2
各部の主なはたらきを示します。
(1) 状態表示 LED
(2) ステーションアドレス設定スイッチ
Ethernet上のアドレス設定用スイッチです。設定方法は、「第3章 設定」で説明しています。
(3) 動作モード設定スイッチ
ENGW-5654の動作モード設定用スイッチです。設定方法は、「第3章 設定」で説明しています。
(4) ゲートウェイ動作設定スイッチ
ENGW-5654のゲートウェイ動作モード設定用スイッチです。設定方法は、「第3章 設定」で説明しています。
(5) Vツール接続コネクタ
統合コントローラVシリーズのエンジニアリングツールを接続するためのRS-232Cコネクタです。コネクタは、9ピンD-subコネクタ(ピン)です。
(6) Ethernet接続コネクタ
Ethernet接続用コネクタです。ツイストペアケーブルを介してスイッチングハブに接続します。コネクタは、RJ-45モジュラです。
LED名称 表示状態 正常時
RUN 正常動作 点灯
HLTH 伝送可能 点灯
L-A 伝送中 点灯
EN-A LINK リンク 点灯
EN-A TX データ送信中 -
4 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
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3 章 設定
第危 険
• 安全のため、ローカルステーションの電源が切断されていることを確認してから、モジュールの取り付け/取り外しを行ってください。
• 安全のため、製品内部にはスイッチ以外に手を触れないでください。
• 安全のため、製品の分解を行わないでください。
注 意
• 人体に帯電した静電気により、製品が故障する可能性があります。スイッチ設定を行う場合は、人体の静電気を取り除いてください。
• スイッチ設定時は、必要なスイッチ以外は設定を変更しないでください。誤設定により、製品が正常に動作しません。
• IPアドレスタイプおよびステーションアドレスの設定は、必ず行ってください。
• ネットワークパラメータを TOSLINE-8000 メッセージゲートウェイモジュールへダウン
ロードした場合、必ず再起動させてください。再起動しない場合は、パラメータが有効にな
りません。
• ご不明な点がございましたら、当社サービス担当窓口までご相談ください。
5
第 3章 設定
3
3.1 スイッチ設定
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールは、電源を立ち上げる前に動作モード及びステーションアドレスを決定するスイッチを設定します。これらのスイッチは、モジュールの正面パネルにあります。
以下に設定方法を記述します。
3.1.1 ステーションアドレス設定スイッチ(STN-H,STN-L)
Ethernet上のIPアドレスを決めるための16進ロータリスイッチです。IPアドレスの設定に関しては「3.2 ネットワークパラメータの設定」を参照して下さい。システム構築時に割り付けたステーションアドレス(1~254)をHEX(16進)コードで設定します。システム内の全てのノードは、それぞれ異なった値のアドレスを割り付けます。(「付録D 10進-16進 変換表」を参照して設定して下さい)
設定には、小型のマイナスドライバを使用して下さい。
(注) (h)は、16進数であることを表しています。
ステーションアドレスを16進数で設定します。
たとえば、アドレスの値が28の場合、16進数に変換すると‘IC’(h)となるので
STN-H側:‘1’
STN-L側:‘C’
と設定します。
図3-1 ステーションアドレスの設定
表3-1 ステーションアドレスの設定
名称 設定内容
設定範囲:01~FE(h)
STN-H STN-H(上位桁アドレス):0~F(h)
STN-L STN-L(下位桁アドレス):0~F(h)
STN-H
STN-L
6 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
3.1 スイッチ設定
3
3.1.2 動作モード設定スイッチ(MODE)
このスイッチは、TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールの動作を決定する8ビットDIPスイッチです。設定には、小型のマイナスドライバを使用して下さい。
各々のスイッチの説明を「表3-2 動作モード設定表」に示します。
DIPスイッチの各ビットのスイッチレバーを左側(ON表示側)に向けるとonに設定され、右側に向けるとoffに設定されます。
図3-2 動作モード設定スイッチの設定
■ 動作モード
• 通常は、通常設定の状態で動作させます。
• メンテナンス用モードは、絶対に使用しないで下さい。
■ IPアドレスタイプ
• クラスB(汎用) :統合コントローラのEthernetの標準設定のIPアドレスタイプです。
• CIEMAC1200 :CIEMAC1200のEthernetに接続する場合に設定します。
• ツール設定 :エンジニアリングツールから設定したネットワークパラメー
タを使用して動作させる場合に使用します。
表3-2 動作モード設定表
スイッチ
番号名称 機能 設定
初期設定
(出荷時設定)
1 SM0 動作モード SM2 SM1 SM0 動作 SM0:off
2 SM1 off off off 通常 SM1:off
3 SM2 off off on メンテナンス用 SM2:off
off on off (通常設定)
4 RV1 リザーブ 未使用 off
5 RV2 リザーブ 未使用 off
6 RV3 リザーブ メンテナンス用(WDT禁止) off
7 IP0 IPアドレスタイプ
IP1 IP0 動作 IP0:offIP1:off(クラスB(汎用))
off off クラスB(汎用)
8 IP1 off on リザーブ
on off CIEMAC1200
on on ツール設定
6E8C4440 7
第 3章 設定
3
3.1.3 ゲートウェイ動作設定スイッチ
このスイッチは、TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールのゲートウェイ動作を決定する10ビットDIPスイッチです。設定には、小型のマイナスドライバを使用して下さい。
各々のスイッチの説明を「表3-3 ゲートウェイ動作スイッチ設定表」に示します。
DIPスイッチの各ビットのスイッチレバーを左側(ON表示側)に向けるとonに設定され、右側に向けるとoffに設定されます。
図3-3 動作モード設定スイッチの設定
■ ゲートウェイ動作モード
• DV0~3をONにすると設定したスイッチの番号に対応するデバイスとして機能します。
• デバイスを傍受モードで使用する場合はDVスイッチのみをONに設定します。
• デバイスをゲートウェイモードで使用する場合は DV スイッチに加えて、GW スイッチもONに設定します。
• どのDVスイッチもONになっていない場合は、ゲートウェイ動作が行われません。この場合は、RUNとHLTHのLEDが同時にフリッカします。
• PRIOスイッチ、SPスイッチはONに設定しないでください。他の機器の動作に影響を及ぼす可能性があります。
表3-3 ゲートウェイ動作スイッチ設定表
スイッチ
名称機能 ON
初期設定
(出荷時設定)
DV0 デバイス
イネーブル
対応するデバイスをイネーブルに設定 off
DV1 off
DV2 off
DV3 off
GW0 ゲートウェイ設定 デバイスをゲートウェイモードに設定 off
GW1 off
GW2 off
GW3 off
PRIO テスト用 テスト用のためONにしないでください off
SP 予備 予備のためONにしないでください off
8 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
3.2 ネットワークパラメータの設定
3
3.2 ネットワークパラメータの設定
動作モード設定スイッチ及びステーションアドレス設定スイッチで、ネットワークパラメータの設定を行います。
各スイッチの設定方法は、「表3-1 ステーションアドレスの設定」と「表3-2 動作モード設定表」を参照して下さい。
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールでは、次のネットワークパラメータを設定します。
• IPアドレスタイプの設定
• ステーションアドレスの設定
• マルチキャストアドレスグループの設定
IPアドレスの設定及びステーションアドレスの設定は、必ず行って下さい。マルチキャストアドレスグループの設定は、マルチキャスト伝送を使用する場合に設定してください。
IPアドレスタイプは、クラスB(汎用)とCIEMAC1200の2つを用意していますが、エンジニアリングツールから任意の設定を行うこともできます。
3.2.1 ネットワークIDとサブネットマスクの設定
■ クラスB(汎用)設定(統合コントローラ標準設定)
動作モード設定スイッチで、IPアドレスタイプを、「クラスB(汎用)」に設定して下さい。これは、統合コントローラシステムの標準設定です。また、一般的なEthernetへ接続する場合もこの設定にします。
ネットワークID:172.16.64.XX
(XXは、ステーションアドレス設定スイッチの値)
サブネットマスク:255.255.192.0
■ CIEMAC1200設定
動作モード設定スイッチで、IPアドレスタイプを「CIEMAC1200」に設定して下さい。この設定は、CIEMAC1200に接続するための設定です。
ネットワークID:192.0.0.XX
(XXは、ステーションアドレス設定スイッチの値)
サブネットマスク:255.255.255.192
■ 任意設定動作モード設定スイッチで、IPアドレスタイプを「ツール設定」に設定してください。エンジニアリングツールから任意に設定可能で、ステーションアドレス設定スイッチの値よりも優先されます。
但し、IPアドレスの設定として以下の内容は使用することはできません。
• 127(7FH)で始まるアドレス
• ネットワークアドレスの全ビットが「0」または「1」のアドレス
• ホストアドレスの全ビットが「0」または「1」のアドレス
また、サブネットマスクの値は、最上位ビットから連続する1で構成する値となります。
6E8C4440 9
第 3章 設定
3
3.2.2 ステーションアドレスの設定
ステーションアドレス設定スイッチでステーションアドレスの設定を行います。
ステーションアドレスは、任意に設定可能ですが、システムの中で唯一の値となるようにして下さい。
ステーションアドレスの設定可能な範囲は、01h~7Eh(1~126)です。
ただし、IPアドレスタイプの設定を「ツール設定」にした場合、ステーションアドレス設定スイッチの値よりも優先されます。「ツール設定」では、ステーションアドレスを10進表記で設定します。
3.2.3 マルチキャストアドレスの設定
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールは、15個のマルチキャストアドレスをサポートしています。
サポートアドレスは、次のようになっています。
1つのTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールで、この15アドレスを任意に選択し登録することができます。
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールへの登録は、エンジニアリングツールから行います。
登録方法は、エンジニアリングツールでの設定を参照してください。
図3-4 マルチキャストグループ構成
No. マルチキャストアドレス
1 225.224.0.1
2 225.224.0.2
3 225.224.0.3
4 225.224.0.4
5 225.224.0.5
6 225.224.0.6
7 225.224.0.7
8 225.224.0.8
9 225.224.0.9
10 225.224.0.10
11 225.224.0.11
12 225.224.0.12
13 225.224.0.13
14 225.224.0.14
15 225.224.0.15
10 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
3.2 ネットワークパラメータの設定
3
マルチキャストでは、図 3-4のようにコントローラをグループ分けすることができます。
グループAには、コントローラ 1、2、4、5 が属し、グループBには、コントローラ3、5、6 が属しています。
グループAのマルチキャストアドレスを225.224.0.1、グループBのマルチキャストアドレスを225.224.0.2 とすると、コントローラ 1、2、4 には、225.224.0.1と登録、コントローラ 3、6 には、225.224.0.2 と登録、コントローラ 5には、225.224.0.1 と225.224.0.2 を登録することでグループ分けを行うことができます。これにより該当グループに属しているコントローラに対して一斉にメッセージを渡すことができます。
3.2.4 エンジニアリングツールでの設定方法
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールへの設定は、エンジニアリングツールから行います。
(注) 本モジュールは、統合コントローラ Vシリーズ エンジニアリングツール 2でのみサポートされます。
■ ネットワークパラメータの確認TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールが接続されているネットワークの設定を行います。
IPアドレスタイプで、「ツール設定」にした場合、エンジニアリングツールを立ち上げ、次の手順で内容の登録を行います。
エンジニアリングツールの詳細については、エンジニアリングツール取扱説明書を参照して下さい。
図 3-4のシステム構成に基づいたTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールのエンジニアリングの説明を行います。
図3-5 設定例のシステム構成
エンジニアリングツールでの設定を行う前に次のスイッチ設定を確認して下さい。
•「動作モード設定スイッチ」が全てoffになっていること。(クラスB(汎用)の場合は、全てoff)
•「ステーションアドレス設定スイッチ」が STN-H:1、STN-L:4となっていること。(10進数で20を設定)
(1) 続いてエンジニアリングツールを起動します。
(2) プロダクトツリーからシステムを登録します。システムの登録については、エンジニアリングツール取扱説明書を参照して下
さい。
6E8C4440 11
第 3章 設定
3
■ ネットワークパラメータの設定TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールのネットワークパラメータに関する設定を行います。
プロダクトツリーよりメッセージゲートウェイモジュールを登録します。作成したシステムの下のステーションを選択し[新規作成(W)]を選びます。
ステーションにユニットを追加します。作成されたステーションの下のユニットを選択し、[新規作成(W)]を選びます。
12 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
3.2 ネットワークパラメータの設定
3
ユニットにモジュールを追加します。ユニットの下のモジュールを選択し、[新規作成(W)]を選びます。モジュール追加ダイアログよりENGW-5654を選択します。
追加されたモジュールを選択し[ファイル]メニューから[モジュールパラメータ]を選択するとパラメータ画面が表示されます。
6E8C4440 13
第 3章 設定
3
ここで、IPアドレスタイプ、IPアドレス、サブネットマスク等の登録を行います。個々の内容は次の通りです。
IPアドレスタイプ:クラスB、CIEMAC1200、任意から選択します。
クラスBは、ENGW-5654のDIPスイッチbit No.7をOFF、bit No.8OFFに設定
IPアドレス:172.16.64.xx(xxはSTNスイッチの値)
サブネットマスク:255.255.192.0
CIEMAC1200は、ENGW-5654のDIPスイッチbit No.7をOFF、bit No.8をONに設定
IPアドレス:192.0.0.xx(xxはSTNスイッチの値)
サブネットマスク:255.255.255.192
任意設定は、ENGW-5654のDIPスイッチbit No.7をON、bitNo8をONに設定
この場合、ツールにて設定した値が優先して動作
IPアドレス:上記内容となります。
サブネットマスク:上記内容となります。
マルチキャスト登録数:0~15の範囲で設定します。0で未使用となります。
なおマルチキャストアドレスの登録は上詰めで登録してください。
マルチキャストIPアドレス:225.224.0.1~225.224.0.15の15アドレスの中から設定します。
登録が完了したら、[ダウンロード(D)]を実行します。
14 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
3.2 ネットワークパラメータの設定
3
次に転送リストの設定を行います。モジュールパラメータ画面の[転送リスト]タブを選択します。
ここでは、デバイス毎にブロック伝送フレームをEthernet側に転送する際の設定を行います。
転送設定状態 :動作モード設定内容(参照のみ。設定はDIPスイッチにより行います)。
IPアドレス :Ethernet側に送信する際のIPアドレスを設定します。ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストアドレスを設定可能です。
送信UDPポート番号:Ethernet側に送信する際のUDPポート番号を設定します。
受信UDPポート番号:Ethernet側から受信する際のUDPポート番号を設定します。
6E8C4440 15
第 3章 設定
3
次にプロダクトツリーよりネットワークの設定を行います。システムの下のネットワークを選択して[新規作成(W)]を選びます。
16 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
3.2 ネットワークパラメータの設定
3
ネットワーク追加ダイアログより[EtherLAN]を選択します。追加されたEtherLANの下のモジュールを選択して[新規作成(W)]を選びます。
モジュール追加ダイアログに先ほど追加したENGW-5654が表示されますので、これを選択するとEtherLANに接続されます。
6E8C4440 17
第 3章 設定
3
現在のTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールの情報を確認します。
まずエンジニアリングツールをENGW-5654のシリアル通信ポート(TOOL)へ接続して情報を取出します。プロダクトツリーの[ツール(T)][伝送パラメータの設定(P)]より伝送パラメータの設定を行います。今回はシリアル通信ポートを使用して確認を行います。
伝送手段:RS232C、ポート:COM1(使用するポートを指定します。今回はCOM1)、タイムアウト時間(s):5 を設定します。[伝送相手のIPアドレスを指定する]のチェックボックスはチェックしません。
Ethernet、タイムアウト時間(s):3、自局設定:シングル(フリーモード)、IPAddress:172.16.64.10を設定し、[OK]をクリックします。
以上の登録が完了したら、該当するTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールの情報を読み出せることを確認します。
18 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
3.2 ネットワークパラメータの設定
3
■ 転送カウンタ情報システムビューにてTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールを選択し、[ツール(T)][TL-8000MGW転送カウンタ]を選択します。
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイの転送カウンタ情報が表示されます。
6E8C4440 19
6E8C4440
設置と配線
第 4 章設置と配線は、本取扱説明書および「制御データ伝送装置TOSLINE-8000取扱説明書 適用・据付・配線」(6E3B0298)を熟読されたうえで行ってください。
危 険
• 安全のため、TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールの電源が切断されていることを確認してから、モジュールの取り付け/取り外しを行ってください。
• 安全のため、製品内部にはスイッチ以外に手を触れないでください。
注 意
• 製品を設置する環境は、製品仕様を満足するようにしてください。必ず、ファンで強制空冷してください。
• 人体に帯電した静電気により、製品が故障する可能性があります。人体の静電気を取り除いてから設置および配線を行ってください。
• ケーブル類に触れるなどでストレスを与えますと、誤動作や事故の原因になります。不用意にケーブル類へ触れないようにお願いします。
• 製品を基本ユニットへ実装する際、ステーションバスコネクタのピンを折ったり、曲げたりしないように注意してください。
• +ドライバを使用します。ネジを壊さないためにも、ドライバはネジにあったものを使用してください。
• 伝送プロトコルで、アプリケーションレベルでの送達確認を行ってください。
• 電源が投入されない等、異常が発生した際は使用を止め、当社サービス担当窓口までご連絡ください。
• ご不明な点がございましたら、当社サービス担当窓口までご相談ください。
21
第 4章 設置と配線
4
4.1 設置
TOSLINE-8000 メッセージゲートウェイモジュール ENGW-5654 の実装は、TOSLINE-8000インタフェースモジュールと同じく、ローカルステーションスロットの6, 8, 10, 12スロットに左詰めに実装します.
設置に関しては、「制御データ伝送装置TOSLINE-8000取扱説明書 適用・据付・配線」(6E3B0298)を参照下さい。
注 意
• 冷却ファンで強制空冷してください。
• 使用温度範囲は、次のようになっています。 0~50℃
22 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
4.2 配線
4
4.2 配線
4.2.1 Ethernetケーブルの配線
Ethernetモジュラコネクタ(EN-A)にツイストペアケーブルを接続します。
(1) 接続するコネクタのダストカバーを取り外します。
(2) ツイストペアケーブルをコネクタに差し込み、カチッと音がするまで押し込みます。
(3) ケーブルにストレスがかからないようにクランプして固定します。
図4-1 ツイストペアケーブルの接続
ツイストペアケーブル及び接続するハブについては、「付録C 関連製品」を参照して下さい
表4-1 ケーブルの許容曲げ半径
ケーブル名 ケーブル外径(mm)許容曲げ半径(mm)
固定時 敷設時
ツイストペアケーブル 5.2 21 52
ENGW-5654
Ethernet接続コネクタ
6E8C4440 23
第 4章 設置と配線
4
4.2.2 Vツール接続(RS-232C)ケーブルの接続
プログラムのダウンロード時やメンテナンス時には、シリアル通信ポート(TOOL)を使用してツールと通信することができます。通信にはRS-232Cを使用します。
RS-232Cケーブルコネクタは、9ピンのD-Subコネクタ(ソケット)です。
図4-2 シリアル通信ポートの接続
ENGW-5654
Vツール接続コネクタ
RS-232Cケーブル
24 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
4.3 モジュールの交換
4
4.3 モジュールの交換
(1) TOSLINE-8000 メッセージゲートウェイモジュールの電源を切断し、確実に電源が切れていることを LED表示などで確認して下さい。
(2) モジュールに接続されているケーブル側のコネクタのロックを指でつまんで解除し、引き抜きます。
(3) モジュール上下にあるネジを緩め、シャーシのガイドに沿って取り外します。
(4) 前述の設置及びケーブルの接続方法を参照して、新しいモジュールを TOSLINE-8000シャーシに取付け、ケーブルを接続します。
(5) 新しいモジュールのスイッチ設定を取り外したモジュールに合わせます。
(6) 電源を投入し、エンジニアリングツールを使用して、各パラメータをダウンロードします。
注 意
• ENGW-5654モジュールの交換は、TOSLINE-8000の電源を切断し、さらに電源が切れていることを確認してから行ってください。
6E8C4440 25
6E8C4440
5 章 操作
第製品のスイッチ類は、現地調整時にシステムに合わせて設定されております。正常な運転を行うために、お客様が操作する必要のあるスイッチ以外は変更しないでください。
注 意
• スイッチの誤設定をしますと製品が正常動作しません。お客様は、本取扱説明書を熟読し、絶対に誤設定しないようにしてください。
• 電源が投入されない等、異常が発生した際は使用を止め、当社サービス担当窓口までご連絡ください。
• ご不明な点がございましたら、当社サービス担当窓口までご相談ください。
27
第 5章 操作
5
5.1 操作前の確認
電源を投入し、製品を動作させる前に、もう一度スイッチの設定・配線が本取扱説明書、「制御データ伝送装置 TOSLINE-8000 取扱説明書 適用・据付・配線」(6E3B0298)通りであるか確認して下さい。
誤りがある場合は、各ドキュメントに従ってやり直します。
(1) スイッチ設定の確認:ステーションアドレス設定スイッチ、動作モード設定スイッチ等の設定を確認します。
(2) 設置方法の確認:上記説明書類で確認します。
(3) 配線方法の確認:上記説明書類で確認します。
28 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
5.2 起動操作
5
5.2 起動操作
メッセージゲートウェイモジュールは、TOSLINE-8000システムとEthernetシステムに接続されています。立ち上げ順序は、TOSLINE-8000システム、Ethernetシステムのどちらを先に立ち上げてもTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールは正常に動作します。
電源投入を行うと自動的に動作を開始します。
TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールが起動しましたら、「表 6-1 状態表示LED」を参照して正常動作していることを確認して下さい。
動作を開始しない場合、動作がおかしな場合は、製品の使用を止め、最寄りの当社サービス担当窓口へ連絡して下さい。
6E8C4440 29
第 5章 操作
5
5.3 停止操作
電源を切断することにより停止します。
30 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
6E8C4440
保守点検
第 6 章保守点検として、日常点検、定期点検、清掃を行います。
危 険
• 安全のため、製品内部には手を触れないでください。
注 意
• 人体に帯電した静電気により、製品が故障する可能性があります。清掃などで製品に触れる場合は、人体の静電気を取り除いてから行ってください。
• 清掃を行う場合は、製品のスイッチ設定を変更しないように注意してください。また、ケーブル類にストレスを与えないように注意してください。
• ケーブル類に触れるなどでストレスを与えますと、製品の誤動作や事故の原因になります。
• 電源が投入されない等、異常が発生した際は使用を止め、当社サービス担当窓口までご連絡ください。
• ご不明な点がございましたら、当社サービス担当窓口までご相談ください。
31
第 6章 保守点検
6
6.1 点検
6.1.1 日常点検
日常点検は、次の項目を実施してください。
■ 正面パネル
(1) LED
各LEDが見えにくくなっていないか点検します。見えにくい場合は、柔らかい布などで清掃してください。このとき、スイッチが切り替わらないように注意
してください。
(2) コネクタ
コネクタが、本取扱説明書に記載してある通りに接続されていること、ケーブ
ルの接続に異常がないことを確認します。(曲げ半径、ルート等)。
ケーブルの接続が外れていたり、外観に異常がないことを確認します。
異常が発見された場合は、当社サービス担当窓口までご連絡下さい。
■ 通気口
製品の正面パネルおよび上部の通気口にほこり、汚れがないか点検します。ほこりや汚れで通気口が塞がれている場合は、掃除機などでほこりを吸った後、やわらかい布などで清掃してください。
■ 室内環境
製品を設置している場所の温度、湿度が製品仕様範囲(「表 A-1 一般仕様」)内にあることを確認します。
6.1.2 定期点検
事故を未然に防ぎ、長時間の運転を行っても安心して使用していただくため、年に1回以上の定期点検をお勧めします。
既設のTOSLINE-8000システムでPL注意ラベルが必要なものは点検・清掃等の機会に貼り付けて下さい。
また、定期的に寿命部品を交換することを推奨します。(寿命部品の項を参照)定期点検については、当社サービス担当窓口にご相談ください。
32 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
6.2 故障診断
6
6.2 故障診断
製品の状態表示LEDの状態名、状態、対応処置を「表 6-1 状態表示LED」に記しています。これらの表示と異なる表示をした場合や、ヒューマンインタフェースステーションで異常を検出した場合は使用を止め、最寄りの当社サービス担当窓口にご連絡して下さい。
また、RASデータ、システムログ等の読み出し方法は、エンジニアリングツール取扱説明書を参照して下さい。
(注) ENGW-5654 モジュールのメモリバックアップ時間は、次のようになっています。
メモリバックアップ時間:2時間以上(製品使用前温度範囲)
20時間以上(周囲温度25℃時)
長時間電源を切ったままにしますと情報が失われる可能性がありますので、速やかにエンジニアリングツールで収集して下さい。
ただし、バックアップされている情報は、RASデータやシステムログ等であり制御データは含まれませんので再起動時の動作に影響はありません。
表6-1 状態表示LED
状態名LED表示
状態 対応処置RUN HLTH L-A
正常動作 点灯 点灯 - 正常
ステーション
オフライン
点灯 点滅 - ステーションがオフラ
インまたはTOSLINE-8000システム再構成中である
TOSLINE-8000のループが正常か確認してください。
スイッチ
設定異常
交互に点滅 - IPアドレスの誤設定 設定値を(00H)または(FFH)以外の値に設定してください。
同時に点滅 - メッセージ転送用のDIPスイッチが設定されて
いない
DIPスイッチの設定を行ってください。
ダウン 消灯 消灯 - モジュール異常 モジュール交換弊社サー
ビス担当窓口までご連絡
ください。
6E8C4440 33
第 6章 保守点検
6
6.3 寿命部品
製品を、安全に末永く使用していただくため、定期的の寿命部品の交換が必要です。
交換にあたっては、弊社サービス担当窓口へご相談ください。
表6-2 寿命部品と推奨交換時期
部品名 推奨交換時期
有機半導体アルミ固体電解コンデンサ 15年
電気二重層コンデンサ 15年
フォトカプラ 20年
スイッチ、コネクタ 予防保全として10年毎にサンプル調査実施を推奨します。
34 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
6E8C4440
7 章 動作
第TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールは、TOSLINE-8000ブロック伝送フレームとEthernetフレームを相互に転送することが可能な装置です。この章では、TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールの動作を説明します。
35
第 7章 動作
7
7.1 基本動作
メッセージ転送動作は、TOSLINE-8000側に接続された機器とEthernet側に接続された機器の間でブロック伝送フレーム、Ethernetフレームを相互に転送する動作です。メッセージ転送動作には次の2つのモードがあります。DIPスイッチの設定によりデバイス毎にモードの設定が可能です。DIPスイッチの設定に関しては、「3.1.3 ゲートウェイ動作設定スイッチ」を参照ください。
(1) ゲートウェイモード
・・・TOLSINE-8000側、Ethernet側のフレームを相互に転送・・・
本モードではTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールは通常のデバイスとして動作します。TOSLINE-8000側から自デバイス宛に送信されてきたブロック伝送フレームをEthernet側に転送します。またEthernet側から自局宛に送信されてきたEthernetフレームをTOSLINE-8000側に転送します。
Ethernet側からTOSLINE-8000側にフレームを転送する場合、Ethernet側の機器がUDPパケットのデータ領域に転送すべきブロック伝送フレームを適切なフォーマットで構成する必要があります。逆にTOSLINE-8000側からEthernet側にフレームを転送する場合、TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールが同様のEthernetフレームフォーマットでEthernet側の機器へ送信します。ブロック伝送フレームとEthernetフレームの対応関係を図 7-1 に示します。
SA:二次局ステーションアドレス(2~3FH)
SA':二次局ステーションデバイス(ポート)アドレス(0~3H)
WN:テキストワード数(MAX 256ワード)
PA:一次局ステーションアドレス(2~3FH)
PA':一次局ステーションデバイス(ポート)アドレス(0~3H)
図7-1 フレームフォーマット
Ethernet
ヘッダ
IP
ヘッダ
UDP
ヘッダ
SA/
SA’
WN PA/
PA’
DT
1
DT
2
・・・ DT
n
FCS
ブロック伝送フレーム
(nはMAX253)
D1 D2 ・・・ D32 CRC ACK C SYN
SA/
SA’
WN
PA/
PA’
DT
1
DT
2
・・・ DT
29
SA/
SA’
STS ADR
第1フレーム
DT
30
DT
31
DT
32
DT
33
DT
34
・・・ DT
n
第2フレーム
SA/
SA’
WN PA/
PA’
DT
1
DT
2
・・・ DT
30
・・・ DT
n
全フレーム
ハードウェアレベルで組立て
36 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
7.1 基本動作
7
(2) 傍受モード
・・・TOSLINE-8000側の機器が送受信するフレームをEthernet側へ転送・・・
本モードではTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールは同一ステーション上の他デバイスに影響を与えることなく、他デバイスが送受信するブロック伝送フレームをEthernet側へ転送します。Ethernet側へ転送する際のフレームフォーマットは、図 7-1に示したとおりです。傍受モードでの動作概要を図 7-2に示します。
図7-2 傍受モード動作概要
PC200
SW-HUB
TOSLINE-8000
Ethernet
ENGW
IF#0
PC200
PD
IF
#0 受信テキスト
IF#1
#1 受信テキスト
#0 送信テキスト
#1 送信テキスト
#0 受信テキスト
#0 送信テキスト #1 受信テキスト
#1 送信テキスト
6E8C4440 37
第 7章 動作
7
7.2 転送リストの変更
メッセージ転送動作を行うための転送リストを再設定する場合は、電源の入/切を行う必要がありません。エンジニアリングツールから設定値をダウンロードする度に最新の設定値に更新されます。ただし、設定変更に伴い一度伝送が停止しますのでシステムの動作に影響を及ぼす状況での再設定は行わないでください。
(注) 傍受モードからゲートウェイモード、ゲートウェイモードから傍受モードのように動作モードを変更する場合は、電源の入/切が必要となります。
38 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
6E8C4440
録 A 仕様
付A.1 一般仕様
表A-1 一般仕様
項目仕様
ENGW-5654
使用温度範囲(製品周囲温度) 0~50℃
使用湿度範囲 10~95%RH(結露しないこと)
保存温度範囲 -25~70℃
保存湿度範囲 5~95%RH(結露しないこと)
使用高度 1000m以下
電源電圧範囲 5.0Vdc±5%5.0Vdc±10% (内部絶縁電源)3.3Vdc±5% (内部電源)2.5Vdc±5% (内部電源)1.9Vdc±5% (内部電源)
消費電流(定格電源入力時) 1.5A以下(5.0Vdc時)
消費電力(定格電源入力時) 7.5W以下(5.0Vdc時)
絶縁抵抗 10MΩ以上:500Vdc
絶縁耐圧 500Vac 1分間(信号ライン)
塵埃 0.3mg/m3以下
腐食性ガス 無いこと
耐振動性 JISC-0911 llB 3種1.5G(無通電)
耐衝撃性 19.6m/s2 無通電3 回 (JIS C0041準拠)
自然落下 JIS C0043およびJIS C0044準拠
ONLINE接点出力 接点出力なし
接地 D種接地
冷却 ファンによる強制空冷
モジュール寸法 417(H) × 24.5(W) × 222(D) mm
質量 1.0 kg以下
通信インタフェース Ethernet 10BASE-T/100BASE-TX
39
付録 A 仕様
A
A.2 TOSLINE-8000仕様
表A-2 TOSLINE-8000仕様
項目 仕様
信号伝送方式 光信号直列伝送
伝送路構成 単一ループ状(ステーション故障時バイパス)
ビット伝送速度 32.064Mbit/S
データ交換方式 N:N相互交換
ステーション数 最大64ステーション(SVCを含む)
伝送距離 ステーション間 最大2kmループ全長 最大8km切り離し制御ケーブル 最大5km
伝送メモリ容量 SCANメモリ 6KWブロック伝送メモリ 2KW
実効伝送速度 1.2MW/S(伝送周期1ms、64ステーション、2km)
伝送誤り検査 16ビットCRC
光ファイバケーブル 50/125石英GIファイバ2芯
接続機器 最大4台/ステーションPC200TOSBAC-7/70、7/40、7/10PD-1920、PD-4000デジタルIO、アナログIO、パワー IO、パルス入力TOSLINE-1000、TOSLINE-100
40 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
A.3 Ethernet仕様
A
A.3 Ethernet仕様
表A-3 Ethernet仕様
項目 (ネットワーク仕様)
データ伝送速度 10Mbps/100Mbps(自動認識にて切り替え)
ポート数 1ポート
媒体アクセス方式 CSMA/CD
ネットワーク形状 スター型
ネットワークインターフェース RJ-45コネクタ
伝送ケーブル ツイストペアケーブル(UTP or STP)
伝送距離 100m
通信プロトコル 物理層 IEEE802.3uデータリンク層 CSMA/CDネットワーク層 IP、ICMP、ARP、RIPトランスポート層 TCP/UDP応用層 SNMP、PCMP、その他TCP/IP系
項目 (メッセージゲートウェイステーション仕様)
メッセージデータ転送容量 1ポートあたり送信256W/受信256W4ポート分をサポート(計2KW)
ポート(デバイス)番号設定 前面パネルDIPスイッチにて設定
メモリバックアップ SRAM(1Mバイト分)バックアップ時間:2時間以上(製品仕様全温度範囲)
20時間以上(周囲温度25℃時)
基板構成 TOSLINE-8000ボードサイズ1枚。1スロット占有
実装スロット マスタスロット(第6、8、10、12スロット)(ただし、本カードより向かって左側に、空きのマスタ
スロットがないように実装すること)
RAS 転送データのパリティチェック/ジェネレート
6E8C4440 41
付録 A 仕様
A
A.4 シリアル通信ポート(RS-232C)伝送仕様
表A-4 シリアル仕様
項目 仕様
データ伝送速度 最大56kbps
周期方式 調歩周期
伝送ケーブル 9ピン-9ピンD-Subコネクタ付きクロスケーブル
ケーブル長 最大15m
通信方式 全二重
通信設定 • パリティビット :なし
• キャラクタ長 :8ビット
• ストップビット :1ビット
42 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
6E8C4440
外形寸法
付録 B図B-1 外形寸法
43
6E8C4440
関連製品
付録 CTOSLINE-8000伝送路用品等は「制御データ伝送装置TOSLINE-8000適用・据付・配線説明書」(6E3B0298)を参照下さい。
表C-1 関連製品
製品名 形 式 定 格 備考
RS-232Cケーブル GCJ6□□*CS(TYPE-G)
9ピンD-sub *は、ケーブル長(mm)
ツイストペアケーブル ZCA101A***1 カテゴリ5グレー *は、ケーブル長(mm)
スイッチングハブ UHSH1 100BESE-TXポート×12
UHFS1 100BESE-FXポート×1
ハブ UHHB1 100BESE-TXポート×12
UHHB2 100BESE-TXポート×12
UHFH1 100BESE-FXポート×1
光メディアコンバータ UHOE1 100BESE-TXポート×1100BESE-FXポート×1
UHOE1A 100BESE-TXポート×1100BESE-FXポート×1
45
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進- 16 進
変換表
付録 D 10
表D-1 10進―16進変換表
10進数 16進数 10進数 16進数 10進数 16進数 10進数 16進数
0 0 32 20 64 40 96 60
1 1 33 21 65 41 97 61
2 2 34 22 66 42 98 62
3 3 35 23 67 43 99 63
4 4 36 24 68 44 100 64
5 5 37 25 69 45 101 65
6 6 38 26 70 46 102 66
7 7 39 27 71 47 103 67
8 8 40 28 72 48 104 68
9 9 41 29 73 49 105 69
10 A 42 2A 74 4A 106 6A
11 B 43 2B 75 4B 107 6B
12 C 44 2C 76 4C 108 6C
13 D 45 2D 77 4D 109 6D
14 E 46 2E 78 4E 110 6E
15 F 47 2F 79 4F 111 6F
16 10 48 30 80 50 112 70
17 11 49 31 81 51 113 71
18 12 50 32 82 52 114 72
19 13 51 33 83 53 115 73
20 14 52 34 84 54 116 74
21 15 53 35 85 55 117 75
22 16 54 36 86 56 118 76
23 17 55 37 87 57 119 77
24 18 56 38 88 58 120 78
25 19 57 39 89 59 121 79
26 1A 58 3A 90 5A 122 7A
27 1B 59 3B 91 5B 123 7B
28 1C 60 3C 92 5C 124 7C
29 1D 61 3D 93 5D 125 7D
30 1E 62 3E 94 5E 126 7E
31 1F 63 3F 95 5F 127 7F
47
付録 D 10進- 16進 変換表
D
表D-2 10進―16進変換表
10進数 16進数 10進数 16進数 10進数 16進数 10進数 16進数
128 80 160 A0 192 C0 224 E0
129 81 161 A1 193 C1 225 E1
130 82 162 A2 194 C2 226 E2
131 83 163 A3 195 C3 227 E3
132 84 164 A4 196 C4 228 E4
133 85 165 A5 197 C5 229 E5
134 86 166 A6 198 C6 230 E6
135 87 167 A7 199 C7 231 E7
136 88 168 A8 200 C8 232 E8
137 89 169 A9 201 C9 233 E9
138 8A 170 AA 202 CA 234 EA
139 8B 171 AB 203 CB 235 EB
140 8C 172 AC 204 CC 236 EC
141 8D 173 AD 205 CD 237 ED
142 8E 174 AE 206 CE 238 EE
143 8F 175 AF 207 CF 239 EF
144 90 176 B0 208 D0 240 F0
145 91 177 B1 209 D1 241 F1
146 92 178 B2 210 D2 242 F2
147 93 179 B3 211 D3 243 F3
148 94 180 B4 212 D4 244 F4
149 95 181 B5 213 D5 245 F5
150 96 182 B6 214 D6 246 F6
151 97 183 B7 215 D7 247 F7
152 98 184 B8 216 D8 248 F8
153 99 185 B9 217 D9 249 F9
154 9A 186 BA 218 DA 250 FA
155 9B 187 BB 219 DB 251 FB
156 9C 188 BC 220 DC 252 FC
157 9D 189 BD 221 DD 253 FD
158 9E 190 BE 222 DE 254 FE
159 9F 191 BF 223 DF 255 FF
48 TOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュールENGW-5654取扱説明書
統合コントローラ V seriesTOSLINE-8000メッセージゲートウェイモジュール ENGW-5654 取扱説明書
2002年 11月 30日 第 1版発行 4440.1.0211
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