『漢字学習辞典シリーズ』...

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『漢字学習辞典シリーズ』 編纂プロジェクト始動 母語による漢字辞典の必要性 国際交流基金が 2012 年に行った調査によると、世界の日本語学習者数は中国・韓国を 始めとするアジア各国を中心に少なくとも 400 万人に上ります。2020 年の東京オリン ピック開催を控え、日本語に対する関心は今後も高まる一方でしょう。 多くの日本語学習者にとって最も困難なことは、やはり「漢字」の習得です。外国人 学習者が馴染みのない漢字を習得する際、優れた漢字辞典を活用出来るかどうかが学 習効率を大きく左右します。しかし、大半の日本語学習者は英語圏在住でないにも関 わらず、英語で書かれた漢字辞典に頼らざるを得ません。英語圏以外の学習者や日本 語教育関係者は、「母語で書かれた漢字辞典」の一刻も早い登場を切望しています。日 本語教育学会の先生方も「是非各国語版を」という強い要望と激励を寄せて下さって います。 多言語版漢字学習辞典シリーズ 『講談社漢英学習字典』は 1999 年の初版発行 以来、その使い易さと携帯性、学習者の実際 的な要求に応え得る充実した内容によって、 日本語学習書の定番として世界中で高く評価 されてきました。当研究所では、これを土台 に学習漢字と熟語を対象とした世界の主要 10 か国語による『漢字学習辞典シリーズ』の編 纂プロジェクトに乗り出しました。このシリ ーズが完成すれば、多くの日本語学習者がそ れぞれの母語で漢字を学習出来るようになり、 漢字に対する深い理解が得られ、上達も早ま ることは間違いありません。詳しくは、同封 の資料を御参照下さい。 各国で増加の一途を辿る日本語学習者の多くが、「母語で学べ る漢字辞典が欲しい」と長年願い続けてきました。日中韓辞典研 究所は一日も早くこの要望に応えるべく、10 か国語による『漢字 学習辞典シリーズ』の編纂に取り組んでいます。この意義あるプ ロジェクトの趣旨を御理解戴き、御協力をお願い申し上げます。 インドネシア語版

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『漢字学習辞典シリーズ』

編纂プロジェクト始動

母語による漢字辞典の必要性

国際交流基金が 2012年に行った調査によると、世界の日本語学習者数は中国・韓国を

始めとするアジア各国を中心に少なくとも 400 万人に上ります。2020 年の東京オリン

ピック開催を控え、日本語に対する関心は今後も高まる一方でしょう。

多くの日本語学習者にとって最も困難なことは、やはり「漢字」の習得です。外国人

学習者が馴染みのない漢字を習得する際、優れた漢字辞典を活用出来るかどうかが学

習効率を大きく左右します。しかし、大半の日本語学習者は英語圏在住でないにも関

わらず、英語で書かれた漢字辞典に頼らざるを得ません。英語圏以外の学習者や日本

語教育関係者は、「母語で書かれた漢字辞典」の一刻も早い登場を切望しています。日

本語教育学会の先生方も「是非各国語版を」という強い要望と激励を寄せて下さって

います。

多言語版漢字学習辞典シリーズ

『講談社漢英学習字典』は 1999 年の初版発行

以来、その使い易さと携帯性、学習者の実際

的な要求に応え得る充実した内容によって、

日本語学習書の定番として世界中で高く評価

されてきました。当研究所では、これを土台

に学習漢字と熟語を対象とした世界の主要 10

か国語による『漢字学習辞典シリーズ』の編

纂プロジェクトに乗り出しました。このシリ

ーズが完成すれば、多くの日本語学習者がそ

れぞれの母語で漢字を学習出来るようになり、

漢字に対する深い理解が得られ、上達も早ま

ることは間違いありません。詳しくは、同封

の資料を御参照下さい。

各国で増加の一途を辿る日本語学習者の多くが、「母語で学べ

る漢字辞典が欲しい」と長年願い続けてきました。日中韓辞典研

究所は一日も早くこの要望に応えるべく、10 か国語による『漢字

学習辞典シリーズ』の編纂に取り組んでいます。この意義あるプ

ロジェクトの趣旨を御理解戴き、御協力をお願い申し上げます。

インドネシア語版

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最先端技術と優秀な人材

一冊の辞書を完成させるには、原稿作成、データの吟味、辞書の構

造と体裁の構築、翻訳者の選定、編集・編纂、データを反映した辞

書アプリの作成、整合性チェック等々、いくつもの工程が必要です。

当研究所は、長年に亘る辞書編纂の経験を活かしてソフトウェアや

電子組版の研究を重ね、基本データの処理から版下作成まで一貫し

て行うシステムを開発し、編纂作業の大幅な効率化を実現しました。

また、当研究所は幸いなことに優秀な人材に恵まれてきました。翻

訳者や編纂スタッフはこのプロジェクトに深い意義を見出し、労を

惜しまず作業に当たっています。本シリーズは、日本語に関わる以

上日本から発信すべき有意義な刊行物ですが、同時に各言語ネイテ

ィブの専門家との共同編集作業によって、利用者側の要望を反映さ

せることも出来ます。我々はこのシリーズを通じて各国の日本語学

習に大きく貢献することを心から願って止みません。

御協力のお願い

辞書編纂は、確かな内容を伴ったデータなくして成立し得ないことは言うまでもあり

ませんが、大量のデータを辞書として纏め上げる技術力と人的資源、それらを支える

経済的基盤が一体となってこそ成立するものです。

当研究所は改訂を重ねた包括的な漢字データベースを保有しており、優れた翻訳者や

編集者という人材、長年培ってきた高度な技術やノウハウ等、諸条件も既に整ってい

ます。唯一不足しているのが資金面です。既存の辞書データを土台にして各言語に翻

訳し、一貫した高度なシステムを活用することで費用はずっと軽減されるとはいえ、

完成には尚数千万円の資金が不足している現状です。

そこで、この世界的な事業への御協力を賜りたく、御寄付をお願いする次第です。各

国の日本語学習に貢献する画期的な本辞典シリーズ刊行の意義を御理解の上、お力添

え戴ければこの上ない幸せです。また、御家族やお知り合いの方々にこのプロジェク

トを御紹介下さったり、ブログやメールマガジン等で情報を発信して戴ければ有難く

存じます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

春遍雀來(ハルペン・ジャック)並びに辞書編纂スタッフ一同

Sabine Krings

ドイツ語版

David Moeljadi

インドネシア語版

お力添え下さる方は、下記の振込先に御寄付をお願い申し上げます。一口 5万円から何口でも結構です。寄付をお寄せ下さった学校には本シリーズ刊行後、御希望の辞典 1冊を贈呈致します。

振込の際には通信欄に振込人の氏名と住所を御明記下さるか、メール・電話等でお知らせ戴ければ幸いです。

銀行名: 三井住友銀行 支店名: 新座志木支店 口座番号: 普通 7127115 口座名: 漢字学習辞典

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編 集 長 と 研 究 所 の 御 紹 介

春遍雀來(Jack Halpern) 日中韓辭典研究所所長

ドイツ生まれのユダヤ人。イスラエル、フランス、

ブラジル、アメリカ、日本の 6 ヵ国に移り住み、英・

日・ヘブライ・イディッシュ・葡・西・独・中を始めと

する 15 ヵ国語を習得した。イスラエルのキブツで

出会った「漢字」に魅了され、漢字の謎を解くべく

家族と共に 1973 年に来日、以来日本に在住し現在

に至る。その間に漢字を体系的に学ぶ方法を考案し、

編集チームと共に 16年を費やして外国人向けに『新

漢英字典』(研究社)や『講談社漢英学習字典』を編

纂。国内外で数多くの講演、論文発表、執筆活動を

行う一方、趣味である一輪車の普及にも貢献し、日

本一輪車協会の常務理事を務めた他、国際一輪車連盟の創設者でもある。

現在は各種言語データの提供等、言語の編纂と運用に携わる傍ら、外国人のため

の漢字学習法等の講義(通算 600 回)や、日本語や中国語での弁論大会や日本語

教育学会にも積極的に参加、昨年、南米ペルーで行った漢字教育の講演も盛況を

博した。

『漢字学習辞典シリーズ』は春遍雀來本人にとって生涯を掛けた漢字文化紹介の

集大成である。

日中韓辞典研究所(CJKI)

辞書の編纂を主たる業務とし、保有する包括的な日中韓辞書データベースは約

2,400 万項目に上る。高品質な日中韓・アラビア語の辞書データやコンサルティ

ングの提供によって高成長を続ける IT 産業界を支援する他、ソフトウェア開発

にも貢献、先端的な計算辞書学の手法で構築・開発・維持された辞書データベー

スは、固有名詞抽出・処理、機械翻訳・音声処理技術、情報検索システム等多方

面で利用されている。

また iPhone/iPad 用に、講談社『漢英学習字典』の iOS 版や漢字語彙学習アプリ

等、各言語の多種多様なソフトを開発、提供している。

日中韓辭典研究所 The CJK Dictionary Institute

〒352-0001 埼玉県新座市東北 2-34-14 小峰ビル

TEL: 048-473-3508 FAX: 048-486-5032

URL: www.cjk.org E-mail: [email protected]

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漢字学習辞典シリーズ

The Kanji Learner’s Dictionary Series

原版:

The Kodansha Kanji Learner’s Dictionary:

Revised and Expanded

(講談社漢英学習字典)

編集長

Jack Halpern

春 遍 雀 來

ハルペン・ジャック

世界の定番『漢英学習字典』より学習漢字 1,006 字を対象とし、精鋭の翻訳・編纂 によ

る日本語学習者・指導者待望の多言語版。グローバル化に対応して、スペイン語、ポルト

ガル語、ドイツ語、フランス語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、エスペラント語、

ロシア語、アラビア語の各版で刊行します。サンプルはこの内のインドネシア語とポルト

ガル語で御覧下さい。「漢字は自国語で学ぼう」という直接的学習こそ、世界中の外国人

への朗報。まさに地道で確実な日本語習得への画期的第一歩です。

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各国語版編集担当者

スペイン語版

Diccionario de Aprendizaje del Kanji Max Justo Caycho Perez

Edición en Español

ポルトガル語版

Dicionário de Aprendizagem de Kanji Josue Antonio dos Santos

Edição em Português

ドイツ語版

Das Kanji-Lernwörterbuch Sabine Krings

Deutsche Ausgabe

フランス語版

Le Dictionnaire de kanjis pour Apprenants Alain Husson

Édition française Marie-Laure Fukawa

韓国語版

일본어 한자 학습사전 Piao Xianhua 한국어판

インドネシア語版

Kamus Kanji untuk Pelajar David Moeljadi

Edisi Bahasa Indonesia

ベトナム語版

Từ điển học tập chữ Hán Nhật Tran Thi Kim Cuc

Phiên bản tiếng Việt

エスペラント語版

Vortaro Kanji por Lernantoj Hisasi Kitagawa

Esperanta Eldono

ロシア語版

Словарь иероглифов учащегося Elena Belyakova

Русское издание

アラビア語版

Eba Hassan

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「漢字学習辞典シリーズ」 編集長 春遍雀來(ハルぺン・ジャック)

日中韓辞典研究所

KLDシリーズ

世界各国では数百万人の人々が 15,000にものぼる教育機関で日本語を学んでいる。非

英語圏の学習者数は英語圏を遥かに凌ぐ勢いで増加しているが、母語ではなく英語に

よる漢字辞典などに頼ることも少なくない。

英語以外の言語による優れた日本語学習教材という喫緊の必要に応える為、当研究所

はこれまで発行された中で最も好評だった漢字学習字典である『講談社漢英学習字典』

の多言語版を編纂するプロジェクトに着手した。定番の「漢字学習辞典シリーズ」(略

称「KLDシリーズ」)は日本語学習者を多く擁する国々の言語を中心に、世界の主要言

語での辞書を実現する。

ポルトガル語版 インドネシア語版

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本シリーズは現在以下の 10ヶ国語を対象にしている。

アラビア語 韓国語

エスペラント語 ポルトガル語

フランス語 ロシア語

ドイツ語 スペイン語

インドネシア語 ベトナム語

本シリーズでは、文部科学省が定めた小学校教育 6年間で教えられる学習漢字 1,006

字を詳しく解説した。本シリーズには各国の学者や教育者、学習者の間で高く評価さ

れた英語版の様々な特長を受け継いでいる。

最新の言語学理論と高度な情報処理理論を巧みに融合した結果、学習者にとっては強

力で使い易い道具、指導者にとっては便利な情報源として役立つ本シリーズが生み出

されたのです。

英語版

KLDシリーズは、英語版の『講談社漢英学習字

典』を土台として編纂されている。1999年の

初版発行から 2013年の増補改訂版の刊行に至

るまで、本辞典は一貫して使い易い漢字辞典と

いう要望に応えてきた。即ち使い易く小型で携

帯性に優れながら、本格的学習者の実際的な要

求に充分応え得る詳細な内容を備えている。

本辞典の主眼は、学習者が最も使用頻度の高い

漢字の字義・読み・熟語に関する有用で豊富な

情報を即座に得られ、現代日本語に於ける漢字

の用法を徹底的に理解できるようにすること

である。

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本辞典独自の特色として「中心義」がある。これは各字の最も中心的な意味を簡潔な

英語語句で表わし、次いで詳細な字義を掲げて、数千の基本的な造語要素の組み合わ

せによって無数の熟語がどのように作り出されるかを明らかにするものである。

明快・完全かつ正確な字義に多数の熟語や用例を付し、字義は中心義を核として合理

的に配列して一つの統合体として把握できるように工夫されている。さらに「変える」

や「換える」のような同訓異字語を始めとする間違え易い漢字も参照し易く掲載した。

更なる独自の特色として「字型式検字法」(SKIP)と呼ばれる検字法が採用されており、

アルファベット順と同程度の速度で確実に見出し字の検索が可能である。この検字法

は使い易い上に短時間で習得できるので、どのレベルの学習者にとっても辞書が非常

に引き易いものとなった。

学問的正確性

本シリーズの土台となった英語版は、厳密な辞書学研究と精確な編纂方法論の産物で

ある。その主旨は、従来の漢字辞典でしばしば見られるように既存の業績を踏襲する

ことでもなく、むしろ生きた言葉に出現する実際の用法を記述する点にある。正確さ

と分かり易さを得る為に、各字義は徹底的な意味分析に基づいて書き起こされた。日

米の日本語の権威はこの努力を評価して英語版の学問的正確性を確認し、熱心な支援

と推薦を行ってきた。

今回のシリーズでも、各辞典の編纂には学習用辞書学や電子組版の最新技術が活用さ

れ、一貫した編集方針の下、高い精度が確保されている。デザインも優れており、美

しく魅力的である。各言語の編集長の選任には特別な努力が払われた。厳格な編集方

針に基く翻訳作業によって最高の品質を確保する為、結果的に高学歴のネイティブス

ピーカーの編集者で構成されるチームとなった。

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日中韓辭典研究所は、日中韓各語の辞書編纂を専門としています。新漢英字典他、日

本語学習の標準参考書となっている辞書・字典類の編集長である春遍雀來が代表取締役

社長を務めます。当研究所は世界有数の日中韓・アラビア語の辞書データの提供元であ

り、高品質の語彙資源で日中韓各語の情報処理に貢献しています。

日中韓辭典研究所

〒352-0001 埼玉県新座市東北 2 丁目 34-14 小峰ビル

電話: 048-473-3508 Fax: 048-486-5032

メール: [email protected] Web: www.cjk.org

KLD シリーズの特色

本シリーズは学習者にとって価値ある数々の特色を具えている。

• 5 種類の検字法と 3 種類の索引により速やかな検索が可能

• 魅力あるレイアウトと親しみ易いデザイン

• 文部科学省が定める基本的な学習漢字 1,006 字を収録

• それぞれの漢字の核となる意味を示す 1,370 の中心義

• 約 19,000 の熟語と用例で字義を明示

• 中心義を示すことにより数多くの同訓異字語の違いを明確化

• 各漢字の書き順を詳細に示した 1,006 字の筆順図

• 950 の「名乗り」を含め、常用漢字でよく使われる 3,799 の読み

• 漢字の検索が容易な 307 の相互参照項目

• 豊富な有益情報を参照できる付録を複数収録

こうした特色により、世界中の日本語学習者は言語学的に正確で使い易く、実用面で

も十分に配慮された豊富な漢字情報を即座に活用することができる。

CJKI

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The Kanji Learner's Dictionary Series Editor-in-Chief Jack Halpern

The CJK Dictionary Institute

The KLD Series

Millions of people are learning Japanese in some 15,000 schools and institutes around

the world. Although the number of such learners in non-English-speaking countries has

been growing rapidly – far outpacing growth in Anglophone countries – these learners

often rely on kanji dictionaries and other learning materials written in English rather

than in their native language.

Portuguese Edition Indonesian Edition

To satisfy the urgent need for high-quality Japanese study materials in non-English

languages, The CJK Dictionary Institute has embarked on a project to create a

series of foreign language editions of The Kodansha Kanji Learner's Dictionary, the

most successful kanji learner’s dictionary ever published. The Kanji Learner's

Dictionary Series, or KLD Series for short, offers this standard reference work in the

major languages of the world, with particular focus on languages used in countries that

have a large number of Japanese language learners.

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Currently the following ten languages are covered:

Arabic Korean

Esperanto Portuguese

French Russian

German Spanish

Indonesian Vietnamese

Each dictionary in the series covers in-depth the 1,006 basic kanji that are taught to

Japanese schoolchildren in their six years of elementary school as prescribed by the

Japanese Ministry of Education. The KLD Series incorporates all the features that have

earned the original an excellent reputation among scholars, educators, and learners

throughout the world.

Modern linguistic theory and sophisticated information technology have been

effectively integrated to produce a series of kanji dictionaries that serve as a powerful,

easy to use tool for learners and convenient source of reference for educators.

The English Edition

The KLD Series is being compiled on the basis

of the original English edition, The Kodansha

Kanji Learner’s Dictionary (KKLD). From its

original publication in 1999 through its revised

and expanded edition published in 2013, this

dictionary has answered the need for an

easy-to-use kanji dictionary, compact enough

to be easily transportable yet detailed enough

to satisfy the practical needs of the serious

learner.

The basic goal of the dictionary is to give the

learner a thorough understanding of how kanji

are used in contemporary Japanese by

providing instant access to a wealth of useful

information on the meanings, readings, and

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compounds for the most frequently used kanji.

A unique and valuable feature is the core meaning, a concise keyword that defines the

most dominant meaning of each character. The core meanings are followed by detailed

character meanings that clearly show how a few thousand basic building blocks are

combined to form countless compound words.

Clear, complete, and accurate character meanings, illustrated by numerous

compounds and examples, are grouped around the core meaning in a logically

structured manner that allows them to be perceived as an integrated unit. In addition,

guidance is provided for distinguishing between easily confused characters, including

homophones such as 変える ‘change’ and 換える ‘exchange’.

Another unique feature is the System of Kanji Indexing by Patterns (SKIP), a system

that enables users to locate characters as quickly and as accurately as in alphabetical

dictionaries. Since the system is quickly mastered and easily used, this dictionary can

be used as a convenient lookup tool by learners at all levels.

Scholarly Accuracy

The English source edition upon which the KLD Series is based is the product of

rigorous lexicographic research and precise compilation methodology. The goal was to

record usage as it actually occurs in the living language, not to report the results of

previous works, as is often the case with traditional kanji dictionaries. To ensure

accuracy and clarity, each meaning was written afresh on the basis of an exhaustive

semantic analysis. These efforts were recognized by Japanese-language authorities in

both the U.S. and Japan, who have confirmed its scholarly accuracy and lent their

enthusiastic support.

Similarly, each dictionary of the KLD series is being compiled by leveraging the most

recent advances in pedagogical lexicography and digital publishing technology,

ensuring a high level of accuracy, the consistent implementation of editorial policy, and

a superb, esthetically pleasing design. A special effort was made to select the chief

editor for each language, resulting in a team of highly educated native speaker editors

that translate the dictionary following strict guidelines to guarantee the highest possible

quality.

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The CJK Dictionary Institute specializes in Chinese, Japanese and Korean

lexicography. CJKI is headed by Jack Halpern, editor-in-chief of the New

Japanese-English Character Dictionary and various other dictionaries that have

become standard reference works for studying Japanese. CJKI is one of the world's

prime sources for CJK and Arabic dictionary data, and is contributing to CJK information

processing technology with its high-quality lexical resources. The CJK Dictionary Institute

34-14, 2-chome, Tohoku, Niiza-shi, Saitama 352-0001 JAPAN

Phone: 048-473-3508 Fax: 048-486-5032

Email: [email protected] URL: www.cjk.org

Distinctive Features of the KLD Series

The KLD Series offers a number of features of special value to the learner:

Five lookup methods and three indices enable learners to locate entries quickly

Visually attractive layout and highly user-friendly design make each dictionary

a pleasure to use

1,006 entry characters cover the basic kanji prescribed by the Japanese

Ministry of Education

1,370 core meanings define the most dominant senses of each character

Approximately 19,000 compound words and examples clearly illustrate

character meanings

Numerous homophones with core meanings clarify the differences between

closely related characters

1,006 stroke-order diagrams show how to write each kanji stroke by stroke

3,799 character readings, including 950 name readings, provide all the

pronunciations in common use

307 cross-references facilitate efficient kanji lookup

Several appendices provide access to a mass of useful reference data

Thanks to these features, Japanese learners around the globe have at their fingertips a

wealth of information on kanji that is linguistically accurate, easy to use, and carefully

adapted to their practical needs.

CJKI