『漢字学習辞典シリーズ』 編纂プロジェクト始動...

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    06-Nov-2020
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  • 『漢字学習辞典シリーズ』

    編纂プロジェクト始動

    母語による漢字辞典の必要性

    国際交流基金が 2012年に行った調査によると、世界の日本語学習者数は中国・韓国を

    始めとするアジア各国を中心に少なくとも 400 万人に上ります。2020 年の東京オリン

    ピック開催を控え、日本語に対する関心は今後も高まる一方でしょう。

    多くの日本語学習者にとって最も困難なことは、やはり「漢字」の習得です。外国人

    学習者が馴染みのない漢字を習得する際、優れた漢字辞典を活用出来るかどうかが学

    習効率を大きく左右します。しかし、大半の日本語学習者は英語圏在住でないにも関

    わらず、英語で書かれた漢字辞典に頼らざるを得ません。英語圏以外の学習者や日本

    語教育関係者は、「母語で書かれた漢字辞典」の一刻も早い登場を切望しています。日

    本語教育学会の先生方も「是非各国語版を」という強い要望と激励を寄せて下さって

    います。

    多言語版漢字学習辞典シリーズ

    『講談社漢英学習字典』は 1999 年の初版発行

    以来、その使い易さと携帯性、学習者の実際

    的な要求に応え得る充実した内容によって、

    日本語学習書の定番として世界中で高く評価

    されてきました。当研究所では、これを土台

    に学習漢字と熟語を対象とした世界の主要 10

    か国語による『漢字学習辞典シリーズ』の編

    纂プロジェクトに乗り出しました。このシリ

    ーズが完成すれば、多くの日本語学習者がそ

    れぞれの母語で漢字を学習出来るようになり、

    漢字に対する深い理解が得られ、上達も早ま

    ることは間違いありません。詳しくは、同封

    の資料を御参照下さい。

    各国で増加の一途を辿る日本語学習者の多くが、「母語で学べ

    る漢字辞典が欲しい」と長年願い続けてきました。日中韓辞典研

    究所は一日も早くこの要望に応えるべく、10 か国語による『漢字

    学習辞典シリーズ』の編纂に取り組んでいます。この意義あるプ

    ロジェクトの趣旨を御理解戴き、御協力をお願い申し上げます。

    インドネシア語版

  • 最先端技術と優秀な人材

    一冊の辞書を完成させるには、原稿作成、データの吟味、辞書の構

    造と体裁の構築、翻訳者の選定、編集・編纂、データを反映した辞

    書アプリの作成、整合性チェック等々、いくつもの工程が必要です。

    当研究所は、長年に亘る辞書編纂の経験を活かしてソフトウェアや

    電子組版の研究を重ね、基本データの処理から版下作成まで一貫し

    て行うシステムを開発し、編纂作業の大幅な効率化を実現しました。

    また、当研究所は幸いなことに優秀な人材に恵まれてきました。翻

    訳者や編纂スタッフはこのプロジェクトに深い意義を見出し、労を

    惜しまず作業に当たっています。本シリーズは、日本語に関わる以

    上日本から発信すべき有意義な刊行物ですが、同時に各言語ネイテ

    ィブの専門家との共同編集作業によって、利用者側の要望を反映さ

    せることも出来ます。我々はこのシリーズを通じて各国の日本語学

    習に大きく貢献することを心から願って止みません。

    御協力のお願い

    辞書編纂は、確かな内容を伴ったデータなくして成立し得ないことは言うまでもあり

    ませんが、大量のデータを辞書として纏め上げる技術力と人的資源、それらを支える

    経済的基盤が一体となってこそ成立するものです。

    当研究所は改訂を重ねた包括的な漢字データベースを保有しており、優れた翻訳者や

    編集者という人材、長年培ってきた高度な技術やノウハウ等、諸条件も既に整ってい

    ます。唯一不足しているのが資金面です。既存の辞書データを土台にして各言語に翻

    訳し、一貫した高度なシステムを活用することで費用はずっと軽減されるとはいえ、

    完成には尚数千万円の資金が不足している現状です。

    そこで、この世界的な事業への御協力を賜りたく、御寄付をお願いする次第です。各

    国の日本語学習に貢献する画期的な本辞典シリーズ刊行の意義を御理解の上、お力添

    え戴ければこの上ない幸せです。また、御家族やお知り合いの方々にこのプロジェク

    トを御紹介下さったり、ブログやメールマガジン等で情報を発信して戴ければ有難く

    存じます。

    何卒よろしくお願い申し上げます。

    春遍雀來(ハルペン・ジャック)並びに辞書編纂スタッフ一同

    Sabine Krings

    ドイツ語版

    David Moeljadi

    インドネシア語版

    お力添え下さる方は、下記の振込先に御寄付をお願い申し上げます。 一口 5万円から何口でも結構です。寄付をお寄せ下さった学校には本 シリーズ刊行後、御希望の辞典 1冊を贈呈致します。

    振込の際には通信欄に振込人の氏名と住所を御明記下さるか、メー ル・電話等でお知らせ戴ければ幸いです。

    銀行名: 三井住友銀行 支店名: 新座志木支店 口座番号: 普通 7127115 口座名: 漢字学習辞典

  • 編 集 長 と 研 究 所 の 御 紹 介

    春遍雀來(Jack Halpern) 日中韓辭典研究所所長

    ドイツ生まれのユダヤ人。イスラエル、フランス、

    ブラジル、アメリカ、日本の 6 ヵ国に移り住み、英・

    日・ヘブライ・イディッシュ・葡・西・独・中を始めと

    する 15 ヵ国語を習得した。イスラエルのキブツで

    出会った「漢字」に魅了され、漢字の謎を解くべく

    家族と共に 1973 年に来日、以来日本に在住し現在

    に至る。その間に漢字を体系的に学ぶ方法を考案し、

    編集チームと共に 16年を費やして外国人向けに『新

    漢英字典』(研究社)や『講談社漢英学習字典』を編

    纂。国内外で数多くの講演、論文発表、執筆活動を

    行う一方、趣味である一輪車の普及にも貢献し、日

    本一輪車協会の常務理事を務めた他、国際一輪車連盟の創設者でもある。

    現在は各種言語データの提供等、言語の編纂と運用に携わる傍ら、外国人のため

    の漢字学習法等の講義(通算 600 回)や、日本語や中国語での弁論大会や日本語

    教育学会にも積極的に参加、昨年、南米ペルーで行った漢字教育の講演も盛況を

    博した。

    『漢字学習辞典シリーズ』は春遍雀來本人にとって生涯を掛けた漢字文化紹介の

    集大成である。

    日中韓辞典研究所(CJKI)

    辞書の編纂を主たる業務とし、保有する包括的な日中韓辞書データベースは約

    2,400 万項目に上る。高品質な日中韓・アラビア語の辞書データやコンサルティ

    ングの提供によって高成長を続ける IT 産業界を支援する他、ソフトウェア開発

    にも貢献、先端的な計算辞書学の手法で構築・開発・維持された辞書データベー

    スは、固有名詞抽出・処理、機械翻訳・音声処理技術、情報検索システム等多方

    面で利用されている。

    また iPhone/iPad 用に、講談社『漢英学習字典』の iOS 版や漢字語彙学習アプリ

    等、各言語の多種多様なソフトを開発、提供している。

    日中韓辭典研究所 The CJK Dictionary Institute

    〒352-0001 埼玉県新座市東北 2-34-14 小峰ビル

    TEL: 048-473-3508 FAX: 048-486-5032

    URL: www.cjk.org E-mail: [email protected]

    mailto:[email protected]

  • 漢字学習辞典シリーズ

    The Kanji Learner’s Dictionary Series

    原版:

    The Kodansha Kanji Learner’s Dictionary:

    Revised and Expanded

    (講談社漢英学習字典)

    編集長

    Jack Halpern

    春 遍 雀 來

    ハルペン・ジャック

    世界の定番『漢英学習字典』より学習漢字 1,006 字を対象とし、精鋭の翻訳・編纂 によ

    る日本語学習者・指導者待望の多言語版。グローバル化に対応して、スペイン語、ポルト

    ガル語、ドイツ語、フランス語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、エスペラント語、

    ロシア語、アラビア語の各版で刊行します。サンプルはこの内のインドネシア語とポルト

    ガル語で御覧下さい。「漢字は自