弥生会計編 -...

51
15/11/20 弥生会計編

Transcript of 弥生会計編 -...

Page 1: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

15/11/20

弥生会計編

Page 2: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

顧問先で他のPC会計パッケージ(弥生会計)を利用して入力した仕訳伝票を、『e-P

AP財務会計』に取り込むために、データを出力する方法について説明します。

目 次 第1章.PC会計データ取込みとは ・・・・・・・・・・・・・・・・・1

第2章.勘定科目情報を提供しているPC会計パッケージ ・・・・・・・2

第3章.処理の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

第4章.制限事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

第5章.PC会計データ出力方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

第6章.会計事務所での事前登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

第7章.『弥生会計』からのデータ取込 ・・・・・・・・・・・・・・10

パターン①(『弥生会計』で初期値から勘定科目名等の変更をしていない)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

パターン②(『弥生会計』で、勘定科目名の変更や、補助科目の追加をおこなっている)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

第8章.取込後の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38

第9章.応用編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39

(1)変換時にエラーが発生した場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39

(2)顧問先で部門を利用している場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・44

※弥生は、弥生株式会社の登録商標です。

Page 3: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第 1 章.PC会計データ取込とは

顧問先で他のPC会計パッケージ(弥生会計)を利用して入力した仕訳伝票を、『e-PAP財務会

計』に取り込める処理です。

顧問先が『e-PAP財務会計(e-PAP顧問先経理)』を使用していない場合でも、会計事務所で

は、『e-PAP財務会計』を利用して、仕訳伝票のチェックや各種資料が作成できます。

チェック結果連絡・資料送付

PC会計パッケージ

(弥生会計)

e-PAP財務会計

仕訳伝票入力

仕訳伝票CSV・テキスト出力

※PC会計パッケージ内の データ出力処理を利用

仕訳伝票取込

仕訳伝票のチェック・訂正

各種資料作成

インターネット

USB で送付

連絡 仕訳伝票訂正

・仕訳伝票以外の情報(勘定科目・補助科目・残高等)は、会計事務所で事前に登録が必要

です。

・会計事務所から顧問先への仕訳伝票の送付はできません。仕訳伝票に誤りがあった場合は

顧問先で訂正が必要です。

間違い仕訳の連絡(例:付箋紙機能を利用して誤り仕訳を連絡)

作成した各種資料の送付

会計事務所

顧問先(A社)

事前登録(P.9 参照) ※顧問先から送付してもらったリストを元に、『e-PAP財務会計』へ顧問先の勘定科目・補助科目・残高を登録します。

-1-

Page 4: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第 2章.勘定科目情報を提供しているPC会計パッケージ

PC会計パッケージを利用して入力した仕訳伝票を、『e-PAP財務会計』に取り込むには、PC

会計パッケージの勘定科目が、『e-PAP財務会計』のどの勘定科目に該当するかの関連付けが必

要です。

次の会計パッケージは、当システムで勘定科目情報の設定の初期値を提供しています。

(平成27年4月13日現在)

次の場合は、初期値のままで取込がおこなえるため、『41.勘定科目取込情報設定』での設定が不要

です。

顧問先が『弥生会計』を利用しており、初期値から勘定科目名の変更や、勘定科目の追加や削除を

おこなっていない場合

弥生会計

・弥生会計09

・弥生会計10

・弥生会計11

・弥生会計12

・弥生会計13

・弥生会計14

・弥生会計15

※「勘定科目体系の選択」が“法人/一般”“個人/一般”の場合の初期値を提供しています。

※上記のすべてのバージョンに該当する説明の場合、本書では、『弥生会計』と記載しています。

※“スタンダード”“プロフェッショナル”“ネットワーク”のどの種類でも、取込可能です。

Point 上記の会計パッケージを使用している場合で、『51.会計パッケージ選択』に表示さ

れていない場合は、『e-PAP 財務会計システム・顧問先経理システム 勘定科目体

系 CD』をセットアップし、登録してください。

-2-

Page 5: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第 3 章.処理の流れ

e-PAP財務会計でのチェック・各種資料印刷

顧問先新規作成 顧問先を作成していない場合は、作成してください。

事前登録

グループメニュー内『01.事前登録処理』

31.基本情報登録・訂正

32.勘定科目情報登録・訂正(名称のみ)

33.補助科目情報登録・訂正(名称のみ)

37.残高登録・訂正

38.予算登録・訂正

グループメニュー内『05.部門管理処理』

31.部門登録・訂正

弥生会計を利用し、 ・勘定科目リスト ・補助科目リスト ・残高リスト

を出力し、会計事務所に送付

顧問先(A社) 会計事務所では、顧問先から送付してもらったリストを元に事前登録をおこないます。

仕訳取込準備 顧問先が「弥生会計」以外のPC会計パッケージを使っている場合は、設定が必要です。 ([F1:ヘルプ]→補足説明内)

グループメニュー内『14.PC会計データ取込処理』

51.会計パッケージ選択

41.勘定科目取込情報設定 (弥生会計のデータを取り込む場合)

42.補助科目取込情報設定 (補助科目を使用している場合)

45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

Point 使用しているPC会計パッ

ケージや補助管理・部門管

理をおこなっているかによ

り、必要な処理が異なりま

す。(P.4 参照)

仕訳伝票取込

グループメニュー内

『14.PC会計データ取込処理』

31.仕訳データ変換・取込処理

使用しているPC会計パッケージの処理を利用し、仕訳伝票を出力したテキスト形式のデータを送付

顧問先(A社)

チェック結果の連絡 各種資料の送付

-3-

Page 6: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

ケース別処理の流れ(弥生会計編)

『弥生会計』

顧問先で使用しているPC会計パッケージは?

勘定科目名の変更または、勘定科目を追加している?

『41.勘定科目取込情報設定』をおこなって

ください。(P.22)

補助科目を使用している?

いいえ はい

『42.補助科目取込情報設定』をおこなってください。(P.29)

はい

部門を使用している?

『45.その他区分取込情報設定』『61.仕訳情報設定』

で部門情報の取込設定をおこなってください。(P.43)

はい

『31.仕訳データ変換・取込処理』をおこなってください。

会計データを『e-PAP財務会計』に取り込めます。(P.12 or P.36)

いいえ

いいえ

-4-

Page 7: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第 4 章.制限事項

① 『e-PAP財務会計』の『仕訳伝票入力・訂正』では、「消費税額」の訂正がおこなえません。

他社のPC会計パッケージで「消費税額」を訂正している場合、『e-PAP財務会計』に仕訳

データを取り込むと、「消費税額」が本体価格より自動計算された金額で取り込まれます。

『e-PAP財務会計』【仕訳伝票入力・訂正】

②本体価格に消費税額を含めないで、外税で処理をおこなっている仕訳伝票を『e-PAP財務会計』

に取り込んだ場合、正しく取り込めません。

PC会計パッケージで入力している仕訳伝票 現金 1,080 /売上 1,000 (外税 80)

『e-PAP財務会計』【仕訳伝票入力・訂正】

③取込をおこなうPC会計パッケージで、『e-PAP財務会計』で入力できない形式の仕訳データ

を入力している場合は、取込時にエラー画面が表示され取込がおこなえません。(第9章 参照) (例)

・PC会計パッケージで、貸借対照表科目(BS科目)に対して部門を入力している仕訳

・PC会計パッケージで部門管理しているが、損益計算書科目(PL科目)に、部門を入力していない場合(部門が空白の場合)

④期首(開始)残高は取り込めません。『e-PAP財務会計』で入力してください。

⑤会計事務所から顧問先への仕訳伝票の送付はできません。仕訳伝票に誤りがあった場合は顧問先

で訂正が必要です。

⑥『e-PAP財務会計』で取込める摘要の文字数は36文字までです。

訂正できません。顧問先で金額を訂正していた場合も、自動計算した金額で取り込まれます。

本体価格の仕訳伝票のみ取り込まれ、消費税に関する仕訳伝票が取り込まれない場合があります。

「税込」で取り込まれてしまう場合があります。

-5-

Page 8: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

⑦『弥生会計14』で下記の<“99:未確定”で取り込まれる課税区分一覧>の課税区分の仕訳伝

票を入力している場合は、『e-PAP財務会計』に取り込むと、「課税区分」が“99:未確定”

で取り込まれます。

『e-PAP財務会計』で使用可能な課税区分に関連付けをおこなうと、取り込むことはできます。

([F1:ヘルプ]→補足説明→「PC会計データ取込み」 参照) ※『e-PAP財務会計』で選択している「会計パッケージ」が『弥生会計15以降』の場合は、仕訳

伝票の取込処理をおこなうと“99.未確定”ではなく該当する課税区分で取り込まれます。

<“99:未確定で取り込まれる課税区分一覧>

「弥生会計14」の場合

※『e-PAP財務会計』では、「課税区分」が“99:未確定”の仕訳伝票がある場合は、『消

費税計算内訳表』『消費税税額計算書』等の消費税関連資料を出力すると、【消費税エラー仕

訳一覧】が表示されます。

名 称

課対輸税 4% 地消貨割 1%

課対輸税 6.3% 地消貨割 1.7%

課対輸税 7.8% 地消貨割 2.2%

課対輸本 4% 非対輸税 4%

課対輸本 6.3% 非対輸税 6.3%

課対輸本 7.8% 非対輸税 7.8%

共対輸税 4% 非対輸本 4%

共対輸税 6.3% 非対輸本 6.3%

共対輸税 7.8% 非対輸本 7.8%

共対輸本 4%

共対輸本 6.3%

共対輸本 7.8%

-6-

Page 9: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第 5 章.PC会計データ出力方法

『弥生会計』を利用している場合

顧問先では、入力した仕訳伝票を出力し会計事務所への送付が必要です。

『弥生会計』での出力方法を説明します。

(1)仕訳データ出力

①画面の上のメニューバーで[帳簿・伝票]⇒[仕訳日記帳]を選択してください。

②【仕訳日記帳画面】が表示されます。

[期間]を選択し、出力する仕訳データが【仕訳日記帳画面】に表示されている状態にしてくだ

さい。

出力する仕訳の期間を選択したい場合は、画面の上の[検索]ボタンを選択し、仕訳を出力する

期間を指定できます。

③画面の上のメニューバーで[ファイル]⇒[エクスポート]を選択してください。

④【エクスポート画面】が表示されます。

「書式」で“弥生インポート形式”を選択してください。

「出力先」で仕訳データを出力する場所を選択してください。

各項目を設定後、[OK]を選択してください。

(2)勘定科目情報の出力

①画面の上のメニューバーで[設定]⇒[科目設定]を選択してください。

②【科目設定画面】が表示されます。

画面の上のメニューバーで[ファイル]⇒[エクスポート]を選択してください。

③【エクスポート画面】が表示されます。

補助科目を登録している場合は、「出力帳票」で“勘定科目一覧表” を選択してください。

「書式」で“サーチキーインポート形式”を選択してください。

「出力先」で、勘定科目データを出力する場所を選択してください。

(3)補助科目情報の出力

①画面の上メニューバーで[設定]⇒[科目設定]を選択してください。

②【科目設定画面】が表示されます。

画面の上のメニューバーの[ファイル]⇒[エクスポート]を選択してください。

③【エクスポート画面】が表示されます。

補助科目を登録している場合は、「出力帳票」で“補助科目一覧表”を選択してください。

「書式」で“汎用形式”を選択してください。

「区切り文字」で“カンマ(CSV)形式”を選択してください。

「出力先」で補助科目データを出力する場所を選択してください。

「補助科目一覧表を出力する勘定科目」で“すべての勘定科目を出力する”を選択してください。

各項目を設定後、[OK]を選択してください。

-7-

Page 10: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

(4)部門情報の出力

①画面の上のメニューバーの[設定]⇒[部門設定]を選択してください。

②【部門設定画面】が表示されます。

画面の上のメニューバーの[ファイル]⇒[エクスポート]を選択してください。

③【エクスポート画面】が表示されます。

「書式」で“汎用形式”を選択してください。

「区切り文字」で“カンマ(CSV)形式”を選択してください。

「出力先」で部門データを出力する場所を選択してください。

各項目を設定後、[OK]を選択してください。

-8-

Page 11: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第 6章.会計事務所での事前登録

仕訳伝票の取込をおこなう前に、顧問先で登録している勘定科目・補助科目・残高・部門を、『e-

PAP財務会計』で登録してください。勘定科目名・補助科目名・部門は、顧問先と同じ名称に合

わせて登録しないと、次の現象が発生します。

・取り込んだ伝票の勘定科目名が一致しない

・会計事務所で補助科目・部門を登録していないため、取込時にエラーが発生し取り込めない

顧問先が登録していて、『e-PAP財務会計』に登録していない補助科目・部門を、自動的に登録

することもできます。

(例)

『弥生会計』からの取込の場合

勘定科目・補助科目一覧表

勘定科目名 補助科目名

当座預金 みずほ当座預金

三井住友当座預金

普通預金 みずほ普通預金

三井住友普通預金

一致

一致

顧問先から送付された資料 『e-PAP財務会計』

【勘定科目情報登録・訂正】

売掛金 / 当座預金 50,000 1331 売掛金 / 1131 当座預金 50,000

『弥生会計』では、科目コードがありません。

科目名が一致していると、e-PAP財務会計の勘定科目コードが割り当てられます。

Point 勘定科目コードは、『e-PAP財務会計』で使用している勘定科目コードが使用できます。

-9-

Page 12: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第 7章.『弥生会計』からのデータ取込(パターン①)

『弥生会計』で、初期値から勘定科目名の変更や、勘定科目の追加や削除をおこなってい

ない場合

顧問先の設定に合わせて各項目を設定してください。

顧問先から開始残高がわかる資料を送付してもらい、開始残高を登録してください。

「01.事前登録処理」

「14.PC会計データ取込処理」

『51.会計パッケージ選択』

『31.仕訳データ変換・取込処理』

「13.顧問先新規作成」

『31.基本情報登録・訂正』 顧問先の設定に合わせて各項目を設定してくだ

さい。

顧問先で利用している『弥生会計』のバージョン

を選択します。

顧問先から出力してもらった、仕訳伝票情報

(テキストファイル)を取込ます。

顧問先をまだ作成していない場合は、顧問先新

規作成をしてください。

『37.残高登録・訂正』 開始残高を入力してください。(PC会計デー

タ取込では、開始残高の取込はできません。)

(1)『31.基本情報登録・訂正』

(2)『37.残高登録・訂正』

残高リスト

勘定科目名 開始残高

現金 500,000

当座預金 2,000,000

顧問先から送付された資料

PC会計データ取込では、開始残高の取込はできません。

-10-

Page 13: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

「14.PC会計データ取込処理」

①『51.会計パッケージ選択』

顧問先に、利用している『弥生会計』のバージョンを確認し、該当するバージョンを選択後、

[確認]を選択してください。

※画面右上の“原本を再取得する”は、初めて『51.会計パッケージ選択』をおこなう時は、表示されません。“原本を再取得する”を選択すると、各設定(メニュー番号:41~46・61・63)を、設定しなおします。設定内容を初期値に戻したい場合に選択してください。

顧問先で使用しているPC会計パッケージのバージョンを確認して、選択してください。

『弥生会計12』を使用している場合で、“弥生会計10~12”が表示されていない場

合は、“弥生会計10/11”を選択してください。

選択したPC会計パッケージ名がメニュータイトルに表示されます。

-11-

Page 14: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

②『31.仕訳データ変換・取込処理』 顧問先から送付してもらった、仕訳伝票情報(テキスト形式)を取り込みます。

「仕訳データファイル指定」で[参照]を選択し、仕訳伝票情報ファイル(テキスト)を選択します。

変換データプレビュー≫に選択したファイルに登録されている仕訳データが表示されます。

次のメッセージが表示されますので、[はい]を選択してください。

『弥生会計』の出力処理方法については、

P.7をご覧ください。

取込をおこなう仕訳データを表示しています。

【仕訳データ変換エラーリスト】が表示された場合は、第9章 応用編①をご覧ください。

[取込]を選択してください。

仕訳伝票情報ファイル(テキスト)を選択し[開く]を選択してください。

-12-

Page 15: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

「データ処理方法」を選択して、[F10:開始]を選択してください。

次のメッセージが表示されますので、[OK]を選択してください。

※【仕訳データ変換】( )に戻ります。[F12:終了]を選択すると【財務会計システムメニュー】に戻ります。

取込後のデータ確認 『e-PAP財務会計』で、勘定科目名称を変更していない為、『弥生会計』で「当座預金」として

いた名称は「当座預金1」として取り込まれます。また、補助科目の設定をしていない為、『弥生会

計』で補助科目を使用していた場合は、主勘定に取り込まれます。

データ処理方法 ・新規取込……取り込みをおこなう月の仕訳伝票を入力している

場合、仕訳伝票を削除して取り込みます。 (取り込みをおこなわない月の仕訳は、削除されません。)

・追加取込……取り込みをおこなう月に、仕訳伝票が追加されます。(すでに入力していた仕訳伝票は、そのまま残ります。)

編集仕訳データ 取り込みをおこなう仕訳枚数が月単位で確認できます。

財務会計システム側仕訳伝票 すでに入力している仕訳枚数が月単位で確認できます。

-13-

Page 16: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

『弥生会計』からの取込(パターン②)

『弥生会計』で、勘定科目名の変更や、補助科目の追加をおこなっている場合

「01.事前登録処理」

「14.PC会計データ取込処理」

『51.会計パッケージ選択』

『41.勘定科目取込情報設定』

「13.新規作成」

『31.基本情報登録・訂正』 顧問先の設定に合わせて各項目を設定してくだ

さい。

顧問先で利用している『弥生会計』のバージョン

を選択します。

顧問先から出力してもらった、仕訳伝票情報

(テキストファイル)を取込ます。

『42.補助科目取込情報設定』

『31.仕訳データ変換・取込処理』

『32.勘定科目情報登録・訂正』

『33.補助科目情報登録・訂正』

『37.残高登録・訂正』

『弥生会計』の勘定科目名称に合わせて勘定科

目名称を変更してください。

『弥生会計』の補助科目名称に合わせて設定し

ます。弥生会計で出力した補助科目のテキスト

から自動登録もできます。

開始残高を登録してください。(PC会計デー

タ取込では、開始残高の取込はできません。)

『弥生会計』の勘定科目と『e-PAP 財務会計』の

関連付けをおこないます。

『弥生会計』の補助科目と『e-PAP 財務会計』の

関連付けをおこないます。

顧問先の設定に合わせて各項目を設定してください。

(1)『31.基本情報登録・訂正』

・・・パターン①に追加になった処理

-14-

Page 17: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

(2)『32.勘定科目情報登録・訂正』

『弥生会計』で登録している勘定科目がわかる資料を確認しながら、

会計事務所の『e-PAP財務会計』で『勘定科目情報登録・訂正』の「勘定科目名称」を、顧

問先の勘定科目名称に合わせて登録してください。

「14.PC会計データ取込処理」→『41.勘定科目取込情報設定』【F7:勘定科目登録】から

も設定可能です。

・「勘定科目名称」「表示科目名称」以外の消費税情報等は、顧問先から送付された仕訳伝票で入力し

ている情報を取り込みますので、設定不要です。

・e-PAPでは、勘定科目数を増やすことができません。「勘定科目名称」を合わせることができない

場合があります。(次ページ 参照)

<変更後>

◆勘定科目名称を変更せずに、『31.仕訳データ変換・取込処理』をした場合◆

「CSV●行目の必須項目〇〇勘定科目コードの変換後のデータが空白です。」

とエラーが表示されます。

勘定科目・補助科目一覧表

勘定科目名 補助科目名

みずほ当座預金

三井住友普通預金

顧問先から送付された資料

-15-

Page 18: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

◆勘定科目名を一致できない勘定科目について◆

『弥生会計』の勘定科目名称と『e-PAP財務会計』の勘定科目名称を、合わせることがで

きない勘定科目があります。

『e-PAP財務会計』では、次の勘定科目に取り込むよう初期値を設定しています。

『弥生会計9』~『弥生会計12』の場合

「弥生会計」欄に記載している「勘定科目名」を『e-PAP財務会計』に取り込む

と、「e-PAP財務会計」欄に記載している「科目コード」「要素(勘定科目名)」で

取り込まれるように、初期値が設定されています。

(例)

『弥生会計9』『弥生会計10』『弥生会計11』『弥生会計12』で入力していた

勘定科目「未払消費税」「未払消費税等」は、『e-PAP財務会計』に取り込むと、

“未払消費税等”になります。

<表の見方>

-16-

Page 19: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

『弥生会計13』~『弥生会計15』の場合

-17-

Page 20: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

(3)『33.補助科目情報登録・訂正』

顧問先のPC会計パッケージで登録している補助科目がわかる資料を確認しながら、会計事務

所の『e-PAP財務会計』で『補助科目情報登録・訂正』の「補助科目名称」を、顧問先の補

助科目名称に合わせて登録してください。

「14.PC会計データ取込処理」→「42.補助科目取込情報設定」【F7:補助科目登録】からも

登録ができます。

勘定科目・補助科目一覧表

勘定科目名 補助科目名

売掛金 鈴木商事

荒川商店

中村工業

顧問先から送付された資料

・「補助勘定科目名称」「補助表示科目名称」以外の消費税情報等は、顧問先から送付された仕

訳伝票で入力している情報を取り込みますので、設定不要です。

Point 「補助科目」は、顧問先から送付された「補助科目情報ファイル」を利用し、顧問先で登録して

いる補助科目を自動的に登録することもできます。(次ページ 参照)

【補助科目情報登録・訂正】

-18-

Page 21: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

~参考~ ◆補助科目の自動登録機能◆

『42.補助科目取込情報設定』では、『e-PAP財務会計』の『補助科目情報登録・訂正』

に登録していない補助科目を自動的に登録することができます。

自動登録をおこなう場合は、事前に『e-PAP財務会計』で、顧問先で利用している補助科

目を登録する必要はありません。

顧問先から送付された補助科目情報ファイルを利用して、自動登録をおこないます。

操作方法につきましては、P.32・P.33をご覧ください。

【補助科目取込情報設定】

[自動登録]を選択すると、

≪取込補助情報≫に表示さ

れている補助科目が『e-P

AP』欄に自動登録されます。

また、『補助科目情報登録・訂正』には、自動的に補助科目が追加されています。

顧問先から送付された補助科目ファイルを取り込むと表示されます。

初回は、自動登録を

推奨します!

取り込んだファイル(テキスト)の内容(顧問先で使用している補助科目情報)が表示されます。

取込補助情報

e-PAP欄には、補助科目を登録していないため何も表示されていません。

-19-

Page 22: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

(4)『37.残高登録・訂正』

顧問先から開始残高がわかる資料を送付してもらい、『e-PAP財務会計』で開始残高を登録

してください。

(5)『予算登録・訂正』

『07.管理資料出力処理』の『予算管理表』を作成する場合は、登録してください。

(6)顧問先で入力している“0円”の仕訳伝票を取り込む場合

『e-PAP財務会計』でも、“0円”の仕訳伝票が入力できるよう設定を変更してください。

①グループメニュー内『02.仕訳入力・月次処理』⇒『41.環境設定』を選択します。

②「財務会計 仕訳伝票入力画面の金額への0円入力」で、“伝票の金額に0円の入力を許可

する”を選択します。

③[F12:終了]を選択します。

残高リスト

勘定科目名 補助科目名 開始残高

現金 500,000

みずほ当座預金 2,000,000

売掛金 鈴木商事 100,000

荒川商店 200,000

中村工業 250,000

顧問先から送付された資料

Point 設定を変更しなくても、“0円”の仕訳伝票は取込可能ですが、取込後に「31.仕訳伝票

入力・訂正」で“0円”の仕訳を【確認】で登録しようとするとエラーになります。

PC会計データ取込では、開始残高の取込はできません。

-20-

Page 23: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

「14.PC会計データ取込処理」

①『51.会計パッケージ選択』

顧問先に、利用している『弥生会計』のバージョンを確認し、該当するバージョンを選択後、

[確認]を選択してください。

※画面右上の“原本を再取得する”は、初めて『51.会計パッケージ選択』をおこなう時は、表示されません。“原本を再取得する”を選択すると、各設定(メニュー番号:41~46・61・63)を、設定しなおします。設定内容を初期値に戻したい場合に選択してください。

顧問先で使用しているPC会計パッケージのバージョンを確認して、選択してください。

『弥生会計12』を使用している場合で、“弥生会計10~12”が表示されていない場

合は、“弥生会計10/11”を選択してください。

選択したPC会計パッケージ名がメニュータイトルに表示されます。

-21-

Page 24: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

②『41.勘定科目取込情報設定』

顧問先で入力している『弥生会計』の勘定科目が、『e-PAP財務会計』のどの勘定科目に該当

するか、関連付けをおこないます。

<訂正方法>次の2つの方法があります。

【A】「e-PAP 名称」に合わせて、「変換元 コード」を訂正する方法(P.23 参照)

【B】顧問先より勘定科目情報ファイル(テキスト形式)を送付してもらっておこなう方法

(P.24 参照)

『e-PAP財務会計』で登録している勘定科目コード・名称が表示されます。

『変換元』欄に『弥生会計』の勘定科目の移行設

定の初期値が表示されます。

『弥生会計』はコードを使用していないため、「変

換元 コード」にも勘定科目名が表示されます。

-22-

Page 25: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

【A】「e-PAP 名称」に合わせて、「変換元 コード」を訂正する方法

「変換元 コード」で

“当座預金”を“みずほ当座預金”に訂正します。(「変換元 名称」は訂正不要です。)

訂正後、[F12:終了]を選択してください。

(例)勘定科目名『弥生会計』の勘定科目名を次のように変更している場合

・みずほ当座預金(“当座預金”から“みずほ当座預金”に変更している)

『e-PAP財務会計』の勘定科目名と「変換元 コード」が同じ場合、『e-PAP財務会計』に取り込むと、勘定科目コードが割り当てられます。勘定科目名が異なる場合は、[F7:勘定科目登録]を選択すると、【勘定科目情報登録・訂正】が表示されますので、訂正してください。訂正した勘定科目名が、『e-PAP 名称』に表示されます。

みずほ当座預金 / 売掛金 500,000

1131 みずほ当座預金 /1331 売掛金 500,000

弥生会計

e-PAP 財務会計

勘定科目が同じになるように取り込み、勘定科目コードが割り当てられます。

一致

-23-

Page 26: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

【B】顧問先より勘定科目情報ファイル(テキスト形式)を送付してもらっておこなう方法

顧問先では、『弥生会計』内の出力処理を利用し、勘定科目情報ファイル(テキスト形式)

を出力します。(出力方法はP.7参照)

[会計パッケージ取込]を選択してください。 【会計パッケージマスタ情報取込】が表示されます。

[参照]を選択して、顧問先より送付された勘定科目ファイルを選択してください。

[開く]を選択してください。『取込データプレビュー』に読み込んだ勘定科目情報が表示されます。

-24-

Page 27: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

[F10:開始]を選択してください。

初期値が設定されています。 変更不要です。 <初期値>

「コード列番号指定」………1 「名称列番号指定」…………1 「データ開始行番号指定」…1

『マスタ取込情報』の「変換元」に設定されていない勘定科目(未マッピング)はピンク色で表示されます。

勘定科目取込画面が表示されます。未マッピングの科目の設定をします。

取り込んだファイル(テキスト)の内容(顧問先で使用している勘定科目情報)が表示されます。

“未マッピング”を選択すると、『マスタ取込情報』の「変換元」に設定されていない勘定科目のみ、表示されます。

-25-

Page 28: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

[はい]を選択してください。

一致

一致

未マッピングの科目(ピンク色)を選択します。

名称を変更したい 「変換元 コード」を選択します。

[設定→]選択してください。

『e-PAP財務会計』の勘定科目名が、弥生会計の勘定科目名と一致していない場合は、 [F7:勘定科目登録]を選択し、『e-PAP財務会計』の勘定科目名を、弥生会計で登録している勘定科目名と一致させてください。(『32.勘定科目情報登録・訂正』の画面が表示されます。

-26-

Page 29: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

<例>

【自動】設定すると、交際費が“販売費及び一般管理費”(7538)でななく、“製造原価”(6518)

に関連付けられます。性質に合わせて再度、設定が必要になります。

(結果)「貸倒引当金(売)」等が“未マッピング”になります。

理由:『e-PAP 財務会計』に同じ名称の勘定科目名称が設定されていない為。

【自動】設定をした場合

・・・製造原価

・・・販売費及び

一般管理費

「e-PAP名称」と「弥生会計の名称」が一致している場合に、『変換元』欄が設定(関連付け)

されます。

【初期値】 【自動】

同一科目名称があった場合(例:「販売費及び一般管理費」科目と「製造原価」科目)、科目コード

が若い方に設定されます。(名称で判断している為、後から変更が必要です。)

・・・製造原価

・・・販売費及び

一般管理費

注意!

【自動】

-27-

Page 30: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

【検索】・・・e-PAP の名称を検索する事ができます。

例)【交際費】を検索してみましょう。

「交際費」と入力します。 「検索」をクリックします。

「交際費」の文字が含まれる名称(コードが若い順)に

カーソルが移動します。

[Enter]を押すと次に該当する科目に移動します。

Point ① 未マッピングが少なければ手動での設定がお勧めです。

『弥生会計』で製造原価科目を使用している場合でも、“未マッピング”に切り替えて順番に

設定したほうが性質を間違える心配がありません。

② 設定は「発生」がある科目だけでも構いません。(未使用科目は“未マッピング”のまま

でも構いません。)

<発生科目の確認方法>

・『弥生会計』で試算表を出力しておくなど、

して、発生科目を確認。

・補助科目を使用していない場合は、 初に『31.仕訳データ変換・取込』処理でエラーにな

る仕訳伝票(科目)を確認。

残高リスト

勘定科目名 残高

現金 500,000

当座預金 2,000,000

顧問先で 出力した資料

「表示切替」を“異常”にし、勘定科目コードが空欄の科目を確認します。

-28-

Page 31: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

③『42.補助科目取込情報設定』

補助科目を利用している場合のみ、おこないます。顧問先で登録している補助科目と、『e-PA

P財務会計』で登録している補助科目の関連付けをおこないます。

『e-PAP財務会計』に登録していない補助科目を自動的に登録し、関連付けをおこなうことも

できます。

『変換元』欄に、顧問先で使用している勘定科目名・補助科目名を設定します。

『e-PAP財務会計』で登録している補助科目コード・名称が表示されます。

コード:勘定科目コード-補助科目コード

名称:勘定科目名-補助科目名

売掛金-鈴木商事 / 現 金 500,000

1331(売掛金)-001(鈴木商事) /1331 売掛金 500,000

弥生会計

e-PAP 財務会計

勘定科目名・補助科目名が同じになるように取り込み、勘定科目コード・補助科目コードが割り当てられます。

・補助科目を設定していない場合は、主勘定に集計されて取り込まれます。

・初回は、『弥生会計』から補助科目情報ファイルを出力し、「e-PAP」に登録していない

補助科目の自動登録がおすすめです。

初回は、自動登録を

推奨します!

-29-

Page 32: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

<設定方法>『変換元』欄の設定は、次の3つの方法があります。

【A】「e-PAP 名称」に合わせて「変換元」を入力する方法…(P.31 参照)

【B】顧問先より送付された補助科目情報ファイルを利用し、「e-PAP」に登録していない補

助科目を自動的に登録後、「変換元」を設定する方法…(P.32 参照)

【C】顧問先より送付された補助科目情報ファイルを利用し、「変換元」を設定する方法

(『e-PAP財務会計』で補助科目を登録している場合)…(P.34 参照)

ケースに応じた、設定方法で処理をおこなってください。

<導入時(『PC会計データ取込』を開始する顧問先の場合)>

<顧問先で補助科目を追加登録した場合>

【A】または【C】の方法で、顧問先で追加登録した補助科目を設定します。

①手入力 ②顧問先より送付された補助科目情報ファイルを利用

【A】の方法で設定

『変換元』欄は、

①手入力し設定する?

②顧問先より送付された補助科目情報ファイルを利用し設定する?

いいえ はい

【C】の方法で設定 【C】の方法で設定後、【B】の方法で設定 ※『e-PAP財務会計』で、補助科目を1科目も登録していない場合、【C】は不要です。

『弥生会計』で登録している補助科目を、

すべて『e-PAP財務会計』で登録している?

初回

2回目

-30-

Page 33: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

【A】「e-PAP 名称」に合わせて「変換元 コード」を入力する方法

『e-PAP財務会計』の『補助科目情報登録・訂正』で、『弥生会計』で登録している補

助科目名称に合わせて、補助科目を登録してください。

『e-PAP財務会計』に登録している補助科目は、『e-PAP』欄に表示されます。

「変換元 コード」「変換元 名称」を入力してください。

入力後、[F12:終了]を選択してください。

勘定科目・補助科目一覧表

勘定科目名 補助科目名

売掛金 鈴木商事

荒川商店

中村工業

顧問先から送付された資料

「変換元 コード」 “勘定科目名”-“補助科目名”を入力します。 勘定科目名と補助科目名の間に“-”(半角のマイナス)を入力してください。 「変換元 名称」 “補助科目名”を入力します。

-31-

Page 34: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

【B】顧問先より送付された補助科目情報ファイルを利用し、「e-PAP」に登録していない補助

科目を自動的に登録後、「変換元」を設定する方法

[会計パッケージ取込]を選択してください。 【会計パッケージマスタ情報取込】が表示されます。

顧問先では、『弥生会計』内の出力処理を利用し、補助科目情報ファイル(テキスト形式)

を出力します。(出力方法はP7参照)

[参照]を選択して、顧問先より送付された補助科目ファイルを選択してください。

[開く]を選択してください。『取込データプレビュー』に読み込んだ補助科目情報が表示されます。

初期値が設定されています。 変更不要です。 <初期値>

「コード列番号指定」………3 「名称列番号指定」…………3 「データ開始行番号指定」…6 「所属勘定科目

コード列番号指定」…2

[F10:開始]を選択してください。

初回は、自動登録を

推奨します!

-32-

Page 35: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

[自動登録]を選択してください。

[はい]を選択してください。

『e-PAP』欄には、自動的に『e-PAP財務会計』に登録された補助科目情報が表示されます。

『変換元』欄には、『取込情報』の「コード」「名称」が自動的に設定されます。

[F12:終了]を選択してください。

取り込んだファイル(テキスト)の内容(顧問先で使用している補助科目情報)が表示されます。

『e-PAP財務会計』に登録している補助科目名が表示されます。 補助科目を登録していない場合は、表示されません。

Point [自動登録]

『取込補助情報』欄に表示されている補助科目情報のうち、『e-PAP財務会計』に登録していない補助科目を自動的に、『e-PAP財務会計』に登録できます。 『e-PAP財務会計』に、『弥生会計』で登録している補助科目を登録していなくても、『変換元』欄が設定できます。

[自動] 『取込補助情報』欄の「コード」(勘定科目-補助科目)」と、「e-PAP 名称」(勘定科目-補助科目)が一致している場合に、『変換元』欄が設定されます。 『e-PAP財務会計』に、『弥生会計』で登録している補助科目を登録していないと、『変換元』欄が設定できません。

取込補助情報

『会計パッケージマスタ情報取込』の「コー

ド」と、『マスタ取込情報』の「e-PAP 名

称」が一致している科目名が、『変換元』欄に

自動設定されます。

001~999・A01~Z99”のコードのうち、空いている番号を順番に自動で割り当てます。

-33-

Page 36: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

[F7:補助科目登録]・・・『33.補助科目情報登録・訂正』が表示されます。

【C】顧問先より送付された補助科目情報ファイルを利用し、「変換元」を設定する方法

顧問先で補助科目を追加したため、会計事務所(e-PAP)で登録していない補助科目がある

(例)売掛金の補助科目として“東洋実業”を追加

取込補助情報

補助科目を使用していない勘定科目は、“使用する”に自動的に変更され、補助科目が登録されます。

[F7:補助科目登録]を選択します。 「補助科目情報登録・訂正」画面が表示されます ので、「売掛金」の補助に「東洋実業」を追加 してください。

[自動登録]で、『e-PAP』欄にない補助科目を『e-PAP財務会計』に追加登録もできますが、“未マッピング”科目が少ない場合は、手入力をお勧めします。

2回目以降

※補助科目名称を音読みし、五十音順で追加されます。

-34-

Page 37: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

未マッピングの科目(ピンク色)を選択します。

名称を変更したい 「変換元 コード」を選択します。

[設定→]を選択してください。

注意! ① 設定後、『e―PAP財務会計』で「補助科目コード」を訂正すると、取込時に「使用できな

い補助科目です。」のメッセージが表示されます。 再度、『42.補助科目取込情報設定』を開き、設定を確認してください。 ② 『e-PAP財務会計』で登録している補助科目の関連付けができていない場合や、『弥生会

計』で補助科目をつけていない仕訳は「補助コード指定なし」の名称で取り込まれます。

「変換元 コード」「変換元 名称」が設定されます。

関連付がされていない場合や、補助

科目が設定されていない仕訳は、補

助コード欄が空欄になります。

[補助コード指定なし]で取り込ま

れます。

コード変更 仕訳取込

エラー表示

15-『31.仕訳データ変換・取込処理』

02-『31.仕訳伝票入力・訂正』【会計チェック】→合計残高試算表チェック

-35-

Page 38: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

④『31.仕訳データ変換・取込処理』

顧問先から送付してもらった、仕訳伝票情報(テキスト形式)を取り込みます。

「仕訳データファイル指定」で[参照]を選択します。

≪変換データプレビュー≫に選択したファイルに登録されている仕訳データが表示されます。

顧問先では、『弥生会計』内の出力処理を利用し、仕訳伝票情報ファイル(テキスト形式)

を出力します。(出力方法」はP.7参照)

取込をおこなう仕訳データを表示しています。

取込時に【仕訳データエラー一覧】が表示された場合につきましては、第9章応用編①で説明しています。

顧問先より送付された仕訳伝票情報ファイル(テキスト)を選択してください。

[開く]を選択してください。『取込データプレビュー』に読み込んだ補助科目情報が表示されます。

[取込]を選択してください。

-36-

Page 39: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

次のメッセージが表示されますので、[はい]を選択してください。

「データ処理方法」を選択して、[F10:開始]を選択してください。

次のメッセージが表示されますので、[OK]を選択してください。

※【仕訳データ変換】( )に戻ります。[F12:終了]を選択すると【財務会計システムメニュー】に戻ります。

データ処理方法 ・新規取込……取り込みをおこなう月の仕訳伝票を入力している

場合、仕訳伝票を削除して取り込みます。 (取り込みをおこなわない月の仕訳は、削除されません。)

・追加取込……取り込みをおこなう月に、仕訳伝票が追加されます。(すでに入力していた仕訳伝票は、そのまま残ります。)

・[F9:CSV出力]を選択すると、変換結果を保存できます。保存したデータは、『32.仕訳データ取込』をおこなうと『e-PAP財務会計』へ取り込むことができます。 (P.42 参照)

編集仕訳データ 取り込みをおこなう仕訳枚数が月単位で確認できます。

財務会計システム側仕訳伝票 すでに入力している仕訳枚数が月単位で確認できます。

-37-

Page 40: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

第8章.取込み後の確認

取込をおこなった仕訳伝票のチェック等をおこないます。

【0円の仕訳伝票について】

0円の仕訳伝票は取り込ますが、「31.仕訳伝票入力・訂正」で該当仕訳を[確認]で進めると下記のエラ

ーが表示されます。([画面表示]→「日記帳画面」で0円仕訳を検索できます。)

0円の仕訳伝票が登録されている場合は、

【消費税エラーチェック】や、『03.消費税管理処理』→『51.消費税情報入力』で“消費税エラー仕訳

一覧が表示されます。

0円仕訳が不要な場合は[F5:削除]で仕訳を削除してください。

0円仕訳が必要な場合は『41.環境設定』で、「0円の入力を許可する」に変更できます。

『02.仕訳入力・月次処理』 『41.環境設定』

『02.仕訳入力・月次処理』 『31.仕訳伝票入力・訂正』

勘定科目名称や、「補助

コード指定なし」になっ

ていないか等確認して

ください。

-38-

Page 41: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

変換時のエラーは、2種類あります。

① 【仕訳データエラー一覧】が表示される場合

■「使用できない補助科目(部門)です。」と表示された場合 顧問先で登録している補助科目・部門を『e-PAP財務会計』で追加していないことが考えられます。

<対処方法1> 顧問先に確認し、会計事務所の『e-PAP財務会計』でも、顧問先同様の補助科目・部門を登録してください。 『42.補助科目取込情報設定』『45.その他区分取込情報設定』をおこない、追加登録した補助科目・部門の関連設定をおこなってください。 『31.仕訳データ変換・取込処理』をおこなってください。

<対処方法2> 「補助科目」「部門科目」を取り込まないようにする場合は、列の見出し(貸方補助コード等)を選択後、[Delete]キーを押してください。「補助科目」「部門科目」を削除して取り込むことができます。

【必要項目】 仕訳伝票ファイルに必ず項目を取り込むため、入力が必要な項目。入力されてない場合はエラーになります。削除しないでください。

[Delete]キー

第9章.応用編① 変換時にエラーが発生した場合

-39-

Page 42: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

■ 免税業者の場合に

「税率区分が誤っています。」

「入力区分が誤っています。」と表示された場合

次の処理をおこなってください。

<対処方法> グループメニュー内『14.PC会計データ取込処理』⇒『61.仕訳情報設定』を選択してください。 【仕訳情報設定】が表示されますので、「借方入力区分」「借方課税区分」「貸方入力区分」「貸方課税区分」のマッピング情報を削除してください。 ※『弥生会計』のデータを取り込む場合は、「借方入力区分」「借方課税区分」「貸方入力区分」「貸方課税区分」のマッピング情報を削除します。 <削除方法> [設定]を選択すると、次の画面が表示されます。

【仕訳情報設定】で[F12:終了]を選択してください。次のメッセージが表示されますので、[はい]を選択してください。

削除前 削除後

注意 必ず[はい]を選択してください。[はい]を選択しないと、設定を変更した内容が登録されません。

①[行削除]を選択してください。 ②[設定]を選択してください。【仕訳情報設定】に戻ります。

-40-

Page 43: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

②【仕訳データ変換エラーリスト】が表示される場合

■「勘定科目コードの変換後のデータが空白です。」と表示された場合

顧問先で追加した勘定科目を、『e-PAP財務会計』で追加していないことが考えられます。

<対処方法1> 顧問先に確認し、会計事務所の『e-PAP財務会計』でも、顧問先同様の勘定科目を登録し

てください。 『41.勘定科目取込情報設定』をおこない、追加登録した勘定科目の関連設定をおこなって

ください。(P.22 参照) 『31.仕訳データ変換・取込処理』をおこなってください。

<対処方法2>

変換データプレビュー画面で空白になっている科目コード欄に『e-PAP 財務会計』の「科目コー

ド」を入力してください。

<対処方法3>

変換データプレビューに表示されている仕訳を、CSV出力し、CSV上で訂正してください。

(手順は次ページ参照)

■「○行目の摘要へ変換後のデータ“○○・・・”と表示された場合

顧問先から送付された、仕訳データの摘要が全角 36 文字を超えていることが考えられます。

<対処方法 1>

顧問先に連絡し、摘要の文字数を36文字以内に調整してもらってください。再度、訂正した

仕訳データの出力&送付を依頼してください。

[F6:Excel プレビュー]を選択すると、変換結果がエクセルで確認できます。訂正箇所に

コメントを追加すると顧問先への連絡に利用できます。(Excel で訂正したデータは取込できま

せん。)

<対処方法2>

変換データプレビュー画面で赤字になっている摘要を全角36文字以内に修正してください。

“異常”を選択すると、エラー仕訳のみ表示できます。

訂正後は、”すべて”に切替て[取込]をおこなってください。

直接「科目コード」

を入力します。

-41-

Page 44: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

<対処方法3>

CSV出力を選択します。

保存先を指定し、“ファイル名”を確認し[保存]を選択してください。

仕訳データ変換エラーリストが表示されます。保存を選択してください。

CSV出力をおこなったデータは、『32.仕訳データ取込』をおこなうと、『e-PAP財務会計』

に取り込めます。

『32.仕訳データ取込』を選択すると、【取込データの指定】が表示されます。保存したデータを

選択し、[OK]を選択してください。【仕訳データ取込処理】画面が表示されます。

指定した場所にファイルが作成されます。

-42-

Page 45: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

■「○列目のデータ“年月日”の形式が正しくありません。」と表示された場合

顧問先で利用している『弥生会計』で日付の入力形式を変更しているため表示されています。

『61.仕訳情報設定』で、「No.3 年月日」のマッピング情報の設定を変更します。

<設定方法>

「設定」を選択すると。下記画面が表示されます。

「日付フォーマット」を変更します。

“弥生会計形式(g.yy/mm/dd)”が設定されていますので、“yyyy/mm/dd”に変更してくださ

い。

「設定」を選択してください。

【仕訳情報設定】にもどりますので、[F12:終了]を選択してください。

下記メッセージが表示されますので、[はい]を選択してください。

-43-

Page 46: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

『弥生会計』で部門を利用している場合は、『e-PAP財務会計』で部門の取込設定をおこなっ

てから、『31.仕訳データ変換・取込』をおこないます。

取込設定は、『45.その他区分取込情報設定』『61.仕訳情報設定』でおこないます。

※『e-PAP財務会計』で部門別管理をおこなわない場合は、設定不要です。

取込をおこなう前に、グループメニュー『01.事前登録処理』⇒『基本情報登録・訂正』【機能

設定】を選択し、「部門別管理の使用」で“使用する”を選択してください。

<制限事項> 次の場合は、取込時にエラー画面が表示され取込がおこなえません。

・『弥生会計』で、貸借対照表科目(BS科目)に対して部門を

入力している仕訳 ・『弥生会計』で部門管理しているが、損益計算書科目 (PL科目)に、部門を入力していない場合(部門が空白の場合) ただし、『61.仕訳情報設定』の設定を削除後、 『e-PAP 財務会計』で、[部門別管理の使用]を“使用しない”にすれば、取込可能です。

Point 『e-PAP財務会計』に、『弥生会計』で使用している部門の登録が必要です。

『45.その他区分取込情報設定』で、『e-PAP財務会計』に登録されていない部

門名称を自動的に追加することができます。

部門コードは、

顧問先より送付された部門情報ファイルを利用し、自動登録する方法が便利です。

応用編② 顧問先で部門を利用している場合

-44-

Page 47: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

『45.その他区分取込情報設定』 顧問先で入力している『弥生会計』の部門と、『e-PAP財務会計』の部門名称の関連付けをお

こないます

顧問先より送付された部門情報ファイルを利用し、「e-PAP」に登録していない部門を自動的に登

録後、「変換元」を設定する方法

①顧問先から送付してもらった部門情報ファイル(テキスト形式)を取り込みます。

[参照]を選択して、顧問先より送付された部門ファイルを選択してください。

[開く]を選択してください。

[会計パッケージ取込]を選択してください。 【会計パッケージマスタ情報取込】が表示されます。

「マスタ取込情報選択」で“部門マスタ”

を選択してください。

-45-

Page 48: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

②[自動登録]を選択してください。

[F10:開始]を選択してください。

初期値が設定されています。変更不要です。 <弥生会計> 「コード列番号指定」………8 「名称列番号指定」…………8 「データ開始行番号指定」…7

取り込んだファイル(テキスト)の内容(顧問先で使用している部門情報)が表示されます。

取込部門情報

『e-PAP財務会計』に登録している部門名が表示されます。部門を登録していない場合は、表示されません。

Point [自動登録]

『取込補助情報』欄に表示されている部門情報のうち、『e-PAP財務会計』に登録し

ていない部門を自動的に、『e-PAP財務会計』に登録できます。

『e-PAP財務会計』に、『弥生会計』で登録している部門を登録していなくても、『変

換元』欄が設定できます。

[自動]

『取込補助情報』欄に表示されている部門の「名称」と、「e-PAP 名称」に表示さ

れている部門が一致している場合に『変換元』欄が設定できます。

『e-PAP財務会計』で、『弥生会計』で登録している部門を登録していないと、『変

換元』欄が設定できません。(ヘルプ内PDF P.57 参照)

『取込データプレビュー』に読み込んだ テキストの部門情報が表示されます。

-46-

Page 49: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

③“現在の編集を保存後に、未マッピング部門を自動的に登録しますか?”とメッセージが表示

されますので[はい]を選択してください。

④「変換元」「e-PAP」欄が設定されます。[F12:終了]を選択してください。

取込部門情報

[自動登録]を選択すると、次のように自動設定されます。

「変換元」コード…「e-PAP」名称と同じ部門名が設定されます。 「変換元」名称……「e-PAP」名称と同じ部門名が設定されます。 「e-PAP」欄には、『e-PAP財務会計』に登録していない部門が追加登録されます。 追加された「e-PAP」コード

…“001~999・A01~Z99”で、空いている番号を順番に自動で割り当てます。

-47-

Page 50: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

自動登録のしくみ

[自動登録]を選択すると、次のように自動登録(追加)されます。

『部門登録・訂正』には、次のように登録されます。

<コード> “001~999・A01~Z99”で、空いている番号を順番に自動で割り当てます。

…追加

部門コードは、変更しないでください。 変更した場合は、『45.その他区分取込情報設定』⇒部門マスタで設定が必要です。

追加した部門は、番号順に表示されます。 組織図にあわせ、[↑][↓]を選択して移動や「階層」にレベルを入力し階層を変更します。

(例)顧問先で“103 大阪営業所”を追加したため、会計事務所(e-PAP)で登録していない部門がある

-48-

Page 51: 弥生会計編 - kaikei-hiroba.comkaikei-hiroba.com/item/manual/PC会計(弥生編)151120.pdf · 45.その他区分取込情報設定 61.仕訳情報設定 (部門管理をおこなっている場合)

『61.仕訳情報設定』

「№10 借方部門コード」「№25 貸方部門コード」のマッピング情報の設定が必要です。

それぞれの行の[設定]を選択して、マッピング情報(関連設定)をおこないます。

<設定方法>

[設定]を選択すると、各項目の設定画面が表示されます。

①[行追加]を選択してください。

②「入力項目」で

「借方部門コード」の設定をおこなっている場合は“借方部門”

「貸方部門コード」の設定をおこなっている場合は“貸方部門”を選択してください。

③「出力桁数」で“すべて”を選択してください。

④「マスタ取込情報」で“変換する”を選択し、[部門マスタ]を選択してください。

⑤[設定]を選択してください。

⑥【仕訳情報設定】に戻りますので、[F12:終了]を選択してください。

⑦“仕訳情報は変更されています。保存しますか?”とメッセージが表示されますので、

[はい]を選択してください。

注意 ⑦で[はい]を選択しないと、設定を変更した内容が登録されません。

② ③

-49-