特別支援学校活用ガイドブック...発刊によせて...

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特別支援学校活用ガイドブック

茨城県教育委員会

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発刊によせて

茨城県教育委員会では,特別支援学校における特別支援

教育のセンターとしての役割を強化していくため,平成 25

年度より特別支援学校機能強化事業(文部科学省委託事業)

を実施し,医師や大学教授,心理学の専門家等を活用した

実践研究(授業研修,ケース会議等)や研修会・講演会の

開催,個別相談等に取り組んでまいりました。

それにより,地域の幼稚園,小・中学校,高等学校等と

特別支援学校との連携を深め,各学校(園)における特別

な教育的支援を必要とする子供への教育を一層充実してい

くことが,今後の課題となってまいりました。

そこで,これまでの取組を踏まえて,今後,特別支援教

育を推進していく上で必要となる基本的な考え方や各特別

支援学校の特色,地域支援の状況等をまとめ,各学校(園)

の校内支援体制の整備や特別支援学校との連携等の参考と

なるよう,本書を作成いたしました。幼稚園,小・中学校,

高等学校等の教員や関係諸機関の職員等に活用いただけれ

ば幸いです。

最後になりましたが,本書を作成するにあたり,多大な

ご尽力をいただきました編集委員並びに作成協力員の皆様

に深く感謝申し上げます。

平成 28年3月

茨城県教育委員会教育長

小 野 寺 俊

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【 目 次 】

第1章 特別支援教育の充実のために

1-A 特別支援学校のセンター的機能

(1)センター的機能とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

(2)センター的機能を活用した特別支援教育の充実・・・・・・・・・ 2

(3)センター的機能の活用にあたって・・・・・・・・・・・・・・・ 3

1-B 校内支援体制の充実のために 4

1-C 関係機関との連携と個別の教育支援計画の活用

(1)個別の教育支援計画の意義・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

(2)個別の教育支援計画の作成と活用・・・・・・・・・・・・・・・ 5

1-D 個々の教育的ニーズに応じた合理的配慮の決定・提供・・・・・・・・・ 7

1-E 個別の指導計画に基づく指導・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

第2章 県立特別支援学校の取組

☆ 「第2章 県立特別支援学校の取組」をご覧いただくにあたって 12

☆ 特別支援学校の配置等 13

☆ 県立特別支援学校の通学区域 14

2-A 県央地区の県立特別支援学校 〔水戸教育事務所管内〕

(1)茨城県立盲学校(視覚障害)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

(2)茨城県立水戸聾学校(聴覚障害)・・・・・・・・・・・・・・・ 18

(3)茨城県立水戸特別支援学校(肢体不自由)・・・・・・・・・・・ 20

(4)茨城県立水戸飯富特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・ 22

(5)茨城県立水戸高等特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・ 24

(6)茨城県立友部特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 26

(7)茨城県立友部東特別支援学校(病弱)・・・・・・・・・・・・・ 28

(8)茨城県立内原特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 30

(9)茨城県立勝田特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 32

(10)茨城県立大子特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 34

2-B 県北地区の県立特別支援学校 〔県北教育事務所管内〕

(11)茨城県立常陸太田特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・ 38

(12)茨城県立北茨城特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・ 40

2-C 県東地区の県立特別支援学校 〔鹿行教育事務所管内〕

(13)茨城県立鹿島特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 44

2-D 県南地区の県立特別支援学校 〔県南教育事務所管内〕

(14)茨城県立霞ヶ浦聾学校(聴覚障害)・・・・・・・・・・・・・・ 48

(15)茨城県立土浦特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 50

(16)茨城県立美浦特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 52

(17)茨城県立伊奈特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 54

(18)茨城県立つくば特別支援学校(知的障害・肢体不自由)・・・・・ 56

2-E 県西地区の県立特別支援学校 〔県西教育事務所管内〕

(19)茨城県立下妻特別支援学校(肢体不自由)・・・・・・・・・・・ 60

(20)茨城県立結城特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 62

(21)茨城県立協和特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・ 64

(22)茨城県立境特別支援学校(知的障害)・・・・・・・・・・・・・ 66

☆ 編集委員等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68

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記入者 ○○○○ (◯◯市立◯◯小学校) 平成 27 年5月 22 日(新規・更新)

生徒氏名(性別) A(男) 住 所 ◯◯市△△町1-2-3 在 籍 校 ・ 学 級 6年2組 主な関係機関

及び関係者

◯◯市立病院 県立○○特別支援学校地域支援センター 特 別 支 援 学 級 等 通級指導教室(情緒)

特別支援教育の主訴 【障害等】広汎性発達障害 【その他の理由】対人関係・社会性,学習の遅れ これまでの支援内容及び支援上の課題

・4年生の時,対人関係がうまくいかず,友達から気になることを言われるようになったのがきっかけで,不登校傾向に

なり,5年生より同小学校通級指導教室(情緒)で指導を受けている。 ・自分の興味あること(自動車,好きなTV番組,歴史的事象等)に対しては取り組みが良い。 ・進んで話をしたがるが一方的になることが多く,話題が生活年齢に比べて幼い面がある。

現在の生活・将来の生活に関する希望

本人の希望 ・友達と仲良くしたい。 ・自動車や歴史のことをたくさん知りたい。

保護者の希望

・毎日楽しく学校生活を送って欲しい。 ・友達とのかかわりを増やして欲しい。 ・苦手なことにも前向きに取り組んで欲しい。

本人・保護者の希望を基にした長期目標

現在の生活の充実の

ための目標

◎自分の好きなことや得意なことを増やし,生活の中で打ち込めることを見出すことができる。 ◎集団の中の一員として人とのかかわりを増やし,自分の気持ちや意見を相手に分かるように

伝える(伝えようとする)ことができる。 学校卒業後の社会

参加を目指した目標

◎身のまわりのことは自分で行えるように基本的な生活習慣を身に付けることができる。 ◎自分の適性を知り,自ら進んで身近な職業や将来の進路先について調べることができる。

関係機関等による具体的な支援内容(短期目標)

家庭生活支援 地域余暇生活支援 医療・健康

専門相談

(進路・療育・教育相談等)

担当者 保護者 保護者,ボランティア ◯◯市立病院臨床心理士 ◯◯特別支援学校 Co.

支 援

内容等

・買い物や交通機関の

利用等積極的に社会

に出かけて直接体験

できるようにする。

・地域での行事等に参加し

て,人とのかかわりをも

つ。(地域の行事や習い

事等)

・月1回受診し,カウン

セリングを受け,対人

関係スキルを身に付け

る。

・授業見学や進路相談等 をとおして,進路先につ

いて見通しをもつ。

在籍校における学習支援(「個別の指導計画」に支援の手立てや評価を記入)

学校で必要とされる

合 理 的 配 慮

・教科の学習では,数学に対する苦手意識が強いため,小学校4年生程度の内容をもとに日常

生活に関連の深い課題を精選する。【(1)-1-2】 ・言語によるやりとりが上手くできず,友達との意見の食い違い等が生じやすいため,必要に

応じて教師が仲立ちをして,適切なコミュニケーションを促す。【(1)-2-1】 ※一部のみ掲載

在籍学級及び学校

全体における支援

支援場面及び担当者 具体的な支援内容

全般 算数

学級担任 学級担任

○自分の気持ちや考えを自分から伝え,難しい時は教師が仲立ちす

ることで,相手と言葉のやりとりをすることができる。 ○小数及び分数の加法・減法に関するきまりを理解し,自分で答え

を導くことができる。 ※一部のみ掲載

特 別 支 援 学 級 等

に お け る 支 援

支援場面及び担当者 具体的な支援内容

自立活動 通級指導 教室担当

○小数及び分数の加法・減法を使ったすごろくゲームをとおして,

自分の考えを整理し,相手に分かりやすく伝えることができる。 ○身近なできごとを,筋道を立てて説明し,原稿用紙に正しく書く

ことができる。 ※一部のみ掲載

具体的な支援内容(目標)に対する評価及び今後の課題

【平成 年 月 日】

【平成 年 月 日】 【平成 年 月 日】

担 任

確認欄 平成 年度 月 日 印 平成 年度

月 日 印 平成 年度 月 日 印 保護者

確認欄

個別の教育支援計画

本人及び保護者との話し合い

に基づいて記入する。

短期目標(学期ごと)を具体的に記入する。

学期末に短期目標に対する評価を行い,

今後への課題を明確化する。

※小学校通常の学級に在籍する児童の場合

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1-E 個別の指導計画に基づく指導

特別な教育的支援を必要とする子供への指導に当たっては,5ページで述べた「個別の教育支

援計画」に基づき,学校(園)における指導目標及び内容等を整理し,指導の後には適切な評価

も行えるよう,「個別の指導計画」を作成し,個々の教育的ニーズに応じた授業づくり等において

活用していくことが大切です。その際,個別の教育支援計画に明記した合理的配慮を十分に考慮

して個別目標や内容,支援の手立て等を設定することが必要です。

個別の指導計画に基づく個々の教育的ニーズに応じた授業を行うことにより,以下のようなメ

リットがあります。

・具体的かつ客観的な目標設定や,「誰が」「いつ」「どこで」「どのように」指導や支援を行う

のかが明確になる。

・関係者間(教員,保護者等)で子供に関する情報を共有することにより,小さな変容が明ら

かになり,共通認識の下で個に応じた指導や支援を行うことができる。

・スモールステップで取り組む等,個々の子供のペースに合わせて指導や支援ができる。等

作成後は,定期的に個別の指導計画に対する評価を行い,個別目標及び内容等を見直していく

とともに,子供の変容(伸びたこと,今後課題となること等)を整理することが必要です。

参考 個別の指導計画の作成例

本人・保護者の願い

※「~なので,…をできるようにしたい。」

等のように記入する。

得意な

こと等

※本人の得意なこと・好き

な活動等を記入する。

学期 目標 支援内容・方法 評価(改善した点や課題) 支援

※達成可能な短期

目標を具体的に

記入する。

1 自分で持ち物

を整理すること

ができる。

※短期目標を達成するための具

体的な支援内容・方法を記入

する。

1 朝の会の前に,「持ち物

チェックカード」を見なが

ら,自分の持ち物を整理で

きるようにする。

※子供のわずかな変容でも

分かりやすく記入する。

※課題を記入し,次の目標設定

等につなげる。

個別の指導計画の様式は,各学校(園)の実情等に合わせて検討することが必要です。また,

各教科や自立活動等,授業ごとに個別目標や支援内容等を設定し,定期的に評価・改善を行うこ

とも有効です。

なお,個別の指導計画の作成については,『特別支援学級スタート応援ブック』※(平成 25年

3月,茨城県教育研修センター)34~37 ページも併せて参照ください。

A:通常の学級の担任が支援

B:TTによる支援

C:特別支援教育担当者による個別支援

※『特別支援学級スタート応援ブック』は,茨城県教育研修センターのホームページからダウンロードできます。

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Let's live with it!(共に生きよう!)

【めざす学校像】

○児童生徒一人一人の個性と人権を大切にする学校

○児童生徒と教職員の笑顔があふれる安全で安心な学校

○地域の方々と保護者と教職員が協働する学校

*** 学校の概要 ***

児童生徒の実態に即した教育課程(準ずる教育・重複教育・重度重複教育・訪問教育)を編成し,小学部・中学部・高等部が一貫して障害に基づく種々の困難の改善・克服と社会自立のための学習に取り組んでいます。 児童生徒数は約 200人,通学はスクールバス利用や保護者送迎,寄宿舎や施設等からと様々な形

態がとられています。

本校では理学療法士(PT)や作業療法士(OT),大学教授等の外部専門家からの助言をいかし,

教員の専門性を高め,日々の指導や支援に役立てています。

茨城県立水戸み と

特別支援学校

【所在地】水戸市吉沢町 3979番地

【 電 話 】029(247)5924

【FAX】029(248)6704

【URL】http://www.mito-sn.ibk.ed.jp/

【E-mail】[email protected]

肢体不自由教育

障害の特性等に応じた自立活動の指導の工夫・改善

(コップでの水分摂取へ向けた指導・支援の工夫)

個々の教育的ニーズに応じた支援例(合理的配慮例) ★外部専門家を活用した実践事例から

幼稚部 小学部 中学部

- ● ●

高等部 専攻科 訪問教育

● - ●

早期教育 寄宿舎 スクールバス

- ● ●

学校紹介 ★詳細については本校ホームページや学校案内リーフレットを参照ください。

<事例の概要>

●学年:特別支援学校中学部2年

●食事:全介助 ●食形態:中期食(押しつぶし食)

●目標:コップを使って,自分から水分をすすって飲むことができる。

<支援の手立て>

水分摂取の方法をスプーンからコップへ移行します。

最初からコップを使うのは難しいので,まずはスプーンで一口量の水分摂取の練習から始めます。

上唇を使って水分をすすり込むことができるようになったら,スプーンよりもコップに近いレンゲを

使いながら一口量を自分でコントロールする練習をします。

併せてコップを使って連続飲みの練習をします。

レンゲやコップを使用する際は,口を開き過ぎないよう

に顎を押さえるように介助します。(右下の写真参照)

<生徒の変容>

給食時にコップで牛乳を飲めるようになりました。好まない飲み物では頭部を

動かしてしまうので,顎を押さえる介助が必要ですが,好きな牛乳では介助なし

でも頭部が安定し,コップのふちを下唇の上に置くと上唇で水面をとらえて水分

をすすり込むことができました。

温水プールのプール学習は,1年中!

高等部では,パソコン検定等に挑戦する生徒もいます!

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地域へのサポート(特別支援教育のセンターとしての役割)

本校では, 障害のあるお子さん(他校在学者を含む)の子育ての悩みや就学,進路等について,教

育相談を随時受け付けています。また,教員や保護者向け研修会も開催しています。

教育相談 学校見学 研修協力 関係機関との

連絡・調整

教材・教具

の展示・貸出 その他

○ ○ ○ ○ 展示

貸出 教員・保護者向け研修会

<これまでの主な地域支援例> ★本校の『支援部』へお気軽にご相談ください。

就学前(幼稚園等) 小学校 中学校 高等学校

◆障害のある在籍児

の個別の指導計画

の作成

⇒書式の紹介等

◆肢体不自由のある

幼児の行事対応

⇒できることや介助

が必要なことの明

確化,職員間の共

通理解,保護者と

の話し合い

◆体育等の授業での

かかわり方

⇒対象児の実態把握と

過不足のない介助法

◆学習課題等に向けて

の指示や集中につい

⇒環境調整や適切なか

かわり方への助言

◆書字の困難さに対応

する支援

⇒生徒の実態に応じた

パソコンやタブレッ

ト型情報端末の利用

や生徒に合ったアプ

リの使用

◆自分の気持ちを他者

に伝えることが苦手

⇒限定した人間関係や

伝達事項からの支援

◆卒業後の進路に関す

る支援

⇒関係機関の紹介,進

学先への生徒の引き

継ぎ資料作成につい

ての助言

◆特性に合わせた学習

方法の提案

⇒本人・保護者・担任

へのコンサルテーシ

ョン

自立活動(身体の動き)に関する相談

Q 上肢の動きがスムーズでないため,着替えや食事に時間がかかり友達と活動する

時間の確保が難しいです。(幼稚園)

Q 排泄の自立を目指しています。自作の補助具を用意して利用していますが,

ほかに工夫できることはありますか。(中学校・保護者)

本校の教育相談では・・・・

○自助具や自作教材の紹介をします。 ○必要に応じて専門性の高い関係機関を紹介します。

作業療法士

(OT)

大学教授

本校職員 等

A 半袖の服の袖口にタグをつけることで引っ張りしやすくなり脱ぎ着の時

間が短くなります。

市販のシリコンマットはいろいろな場面で利用できます。

自助具には様々なものがあります。お子さんの使いやすいものを取り入れ

てみてはどうでしょうか。

A 家庭と中学校が連携して一貫した支援ができていること,制服を脱ぎ着し

やすく作り変えたり,積極的に補助具を活用したりしていることがすばらし

いです。

足の裏を地に付けることでしっかりと両足を踏ん張って姿勢を安定させる

ことができ,上肢を動かしやすくなります。重ねた雑誌をテープで束ねるな

どした足台を利用するとよいでしょう。また,足台を置く位置をトイレの床

に印すことで,お子さん自身が足台を準備する際の目安になります。

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本校では,話し合う活動の中で伝え合う力を高めるための授業づくりを中心に研修に取り組んで

います。また,授業でのタブレット型情報端末等のICT機器活用についても研修を深めています。

茨城県立霞ヶ浦聾かすみがうらろう

学校

【所在地】稲敷郡阿見町上長 3番地の 2

【 電 話 】029(889)1555

【FAX】029(889)2413

【URL】http://www.kasumigaura-sd.ibk.ed.jp/

【E-mail】[email protected]

聴覚障害教育

中学部授業の様子 保護者対象の研修会

聞こえにくさのある子供への支援

(話し合い活動を取り入れた授業づくり)

個々の教育的ニーズに応じた支援例(合理的配慮例) ★外部専門家を活用した実践事例から

幼稚部 小学部 中学部

● ● ●

高等部 専攻科 訪問教育

- - -

早期教育 寄宿舎 スクールバス

● - ●

学校紹介 ★詳細については本校ホームページや学校案内リーフレットを参照ください。

<事 例 の 概 要>

●学年:聾学校小学部5・6年

●実態:学習言語の習得が進み,友達とやりとりすることができる。

●目標:話し合いの内容をレベルアップさせていくことができる。

<支援の手立て>

・話し合い活動を継続的に行えるように計画的に時間を確保します。

・話し合いの際のルールをはっきりと示します。

・話し合いで取り上げる話題は,児童の実態に合っていて深められるものを選択します。

・自分たちで話し合って考えたことが,修学旅行や学習発表会で反映されるようにします。

<児童の変容>

・自分の意見を他の人に納得させるために根拠を示すとともに,ICT機器等を活用したり,

イラストに描いて説明したりするなど,話し方の工夫をすることができるようになってきま

した。また,友達の意見を聞いて,再考することができるようになってきました。

信頼される学校

聴覚活用指導とコミュニ

ケーション力の伸長によ

る確かな日本語の育成

授業研究に基づく基礎基本の

定着と確かな学力の向上

専門性をいかした

センターとしての

役割の充実

安心で安全な学校生活と心

身共に健康な子どもの育成

聴力測定の様子

幼稚部いも掘り

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地域へのサポート(特別支援教育のセンターとしての役割)

本校では,地域の幼稚園,小・中学校,保健センター等のニーズに合わせた支援を行っています。

教育相談の他,教員や保護者向け研修会を開催しています。児童生徒を対象にした理解啓発授業な

ども行っています。

教育相談 学校見学 研修協力 関係機関との

連絡・調整

教材・教具

の展示・貸出 その他

○ ○ ○ ○ 展示

貸出

早期教育相談※(サテライト教室)

通級指導教室

<これまでの主な地域支援例> ★本校の『相談支援部』へお気軽にご相談ください。

就学前(幼稚園等) 小学校 中学校 高等学校

◆指導方法に関する相

⇒本校での授業参観や

教員間の情報交換

◆聴覚障害児の学習に

役立つ教材の相談

⇒本校の授業で使用し

ているプリントや視

覚教材を提供

◆英語のリスニングテ

ストについての相談

⇒字幕テロップの提示

を提案

◆聴覚障害児への学校

生活における配慮点

についての相談

⇒本校で作成した資料

を紹介

聞こえにくさのある子供への支援に関する相談

Q 指示が理解できるような言葉掛けがありますか。

言葉も出るようになってほしいのですが。(幼稚園)

Q 聾学校の授業はどのように進めているのですか。(中学校)

本校の相談支援部では…

☆ 0歳児から聞こえについて心配なことがありましたら相談してください。

☆ 「聞こえているのかどうか分からない。」という相談もお受けします。

A 話し掛ける時は顔を見て話し掛けてください。言葉と一緒に動作も付け

て話し掛けるようにしましょう。言葉は,その幼児の生活年齢や発達段階

に合った言葉を教えましょう。

A 教室では集団補聴システムを使用しているので個人の補聴器に直接教

員の声が届くようになっています。

また,本校の授業で活用している視覚教材やデジタル教科書等は,中

学校での授業でも聴覚に障害のある生徒だけでなく,他の生徒にも有効

と考えられます。

早期教育相談

担当者

通級指導

担当者

※早期教育相談:聴覚に障害のある乳幼児を対象に,全体的な発達を促す指導を行うとともに,養育についての保護者の相談にも応じています。

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障害児歯科を専門とする歯科医師や歯科衛生士から,実態把握の方法や具体的な支援方法につい

て助言を得て,指導・支援の工夫・改善を行ってきました。

さかとくサポーターと

ともにあゆみ・学びます

さ か と く 宣 言 Ⅱ 【本校教育活動の3つの柱】

茨城県立 境さかい

特別支援学校

『わかった』『できた』を

大切にします

【所在地】猿島郡境町塚崎 2710番地

【 電 話 】0280(87)8231

【FAX】0280(87)5613

【URL】http://www.sakai-sn.ibk.ed.jp/

【E-mail】[email protected]

知的障害教育

食べる機能の向上に向けた支援

(捕食と咀嚼の機能を高める支援)

開校4年目のリニューアル

個々の教育的ニーズに応じた支援例(合理的配慮例) ★外部専門家を活用した実践事例から

本校独自の「さかとく検定」で

力試し

『はたらきたい』を

育てます

学校紹介 ★詳細については本校ホームページや学校案内リーフレットを参照ください。

さかとくサポーターから

農園芸の実技指導

<事例の概要>

●学年:特別支援学校小学部4年

●食事:一部介助 ●食形態:普通食を細かく刻む

●目標:唇をしっかりと閉じて食べ物を取り込むことができる。

<支援の手立て>

・毎回の食事で 10回ずつ,スプーンに乗った食材を唇を閉じて取り

込む捕食練習をします。

・食形態を本人の実態に合わせ,ご飯をおかゆに,副菜を一部ミキサー食に変更します。

<児童の変容>

・スプーンからの捕食練習により唇を閉じる口輪筋の筋力が向上

しました。口に取り込んだ後の咀嚼が引き出されるようになり,

併せてよだれが出てしまう「流涎(りゅうぜん)」が減少しました。

・食べることへの意欲が高まり,一口量を乗せたスプーンを自ら

口に運んだり,皿からすくったりする行動が増えました。

一緒に雑巾をかける

小学部児童と高等部生徒

適切な勤労観を育むための

小学部からの習慣づくり

「わかる」「できる」を増や

し自己肯定感を育成

地域の人材や企業と連携し

た専門的な指導や交流

唇を閉じる力が弱く,スプーン

に食べ物が残ってしまう。

唇をしっかり閉じて

取り込む様子。(約半年後)

さかとくサポーターと

ともにあゆみ・学びます

幼稚部 小学部 中学部

- ● ●

高等部 専攻科 訪問教育

● - ●

早期教育 寄宿舎 スクールバス

- - ●

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地域へのサポート(特別支援教育のセンターとしての役割)

通学区域(古河市・坂東市・五霞町・境町)内の学校(園)へ,本校の特別支援教育コーディネ

ーターを派遣し,幼児児童生徒への支援方法に関する助言や提案を行っています。

教育相談 学校見学 研修協力 関係機関との

連絡・調整

教材・教具

の展示・貸出 その他

○ ○ ○ ○ 展示

貸出 -

<これまでの主な地域支援例> ★本校の『特別支援教育相談センター』へお気軽にご相談ください。

就学前(幼稚園等) 小学校 中学校 高等学校

◆活動の切り

替えが苦手

な幼児への支援

⇒スケジュールボード

や写真カードの導入

に関する提案

◆興奮して

友達を叩く

児童への支援

⇒環境調整に関する

提案や感情のコント

ロール方法の紹介

◆得意・不得意

の実態把握

⇒アセスメント実施

と結果の解釈

◆友達との

関係が苦手

な生徒への

支援

⇒SST(ソーシャルスキルトレーニ

ング)教材の貸出

◆進路や就職に

向けての課題

⇒ケース会での助言・

情報提供

障害のある幼児児童の食事指導に関する相談

Q 子供の食べこぼしが多いのが悩みです。

Q ほとんど噛みません。どんどん口に詰め込んでしまいます。

本校の特別支援教育相談センターでは・・・

☆ チェックリストを使用して,食べる機能について実態把握ができます。

☆ スプーンですくう練習に適した皿,箸の使い始めに有効な矯正箸を貸し出します。

☆ 必要に応じて専門機関を紹介します。

【職員研修会への支援(一例)】

・インクルーシブ教育と合理的配慮

・生徒指導と特別支援教育

・高等学校における特別支援教育

学校(園)の現状や幼児児童生徒の実態等に応じて,適切な指導や必要な支

援について先生方と一緒に考えます。また,本事業の研修をとおして得た成果

を,地域支援の場でも下記のようにいかしています。まずはご連絡ください。

A 唇をしっかり閉じて取り込みましょう。

スプーンですくった食べ物を,唇を閉じて取り

込む練習を継続して行いましょう。 保護者

A 前歯でのかじり取りをしましょう。

かじり取ることでその後の咀嚼が引き出され,

自分の一口量も意識できるようになります。 保育士

障害児歯科専門

の歯科医師・

歯科衛生士等

特別支援学校

のコーディネーター等

助言

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特別支援学校活用ガイドブック

茨城県教育委員会