第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 · 第6回...

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第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 1/39 - 1 - 第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 1.日時・会場 平成24年6月17日(日)13:30~16:00 寺尾いずみ会館2階展示室及び研修室 検討会委員 (18名) 寺尾北自治会 :笹木俊雄、中島正孝、氏家正昭、加藤博久、 木村賢喜 寺尾天台自治会:原田國興、原井利行、佐藤和美、棚橋ひとみ、 中村和作、棚橋圀成、松敏弘、山岸修二 小園自治会 :矢部彰孝、宮本敏三、萩原聰夫、髙橋正雄、 田村誠 傍 聴 25名 2.出席者 事務局 綾瀬市インター推進室:渡邊部長、野口主幹、綱島、栩秋、 関口、梶、池之 日本測地設計 :内藤、山口、齋藤、江上、岩城、佐藤 3.配付資料 ・次第 ・資料1:第5回まちづくり検討会の中でいただいたご意見 ・資料2:第5回まちづくり検討会後にいただいたご意見 ・資料3:寺尾地区まちづくり検討会の今後の進め方(事務局案) ・資料4:寺尾上土棚線整備における環境対策の事例についての説明資料 (パワーポイント資料) ・資料5:寺上線周辺まちづくりについての説明資料(パワーポイント資料) ・資料6:周辺まちづくり計画たたき台案(図面) ・資料7:寺尾上土棚線周辺まちづくり計画(たたき台案)に関する意見用紙 ・北伸ニュース9号 ・北伸ニュース10号 ・自由意見用紙 4.議事内容 1.開 会 司会(栩秋) 渡邊部長 皆さん、改めまして、こんにちは。定刻になりましたので、只今から第6 回寺尾地区まちづくり検討会を開催いたします。 本日、司会を務めさせていただきますインター推進室の栩秋と申します。 よろしくお願い致します。 はじめに、インター推進担当部長の渡邊の方からご挨拶をさせていただき ます。 皆さん、改めまして、こんにちは。綾瀬市役所インター推進担当部長の渡 邊でございます。日曜日の何かとお忙しい中、当検討会にご出席をいただき、 誠にありがとうございます。 今回の検討会の開催につきましては、前回の開催から間が空いてしまい、 また、委員皆様への通知が遅れましたことに対しまして、心よりお詫び申し 上げます。大変申し訳ございませんでした。 この間、綾瀬市では、県に対しまして当検討会への出席をお願いをしてご ざいましたが、現時点において、県自身の具体的な検討が開始をされていな いというために、県の出席は困難ということでございます。 また、綾瀬市が主体となりまして、県を含めた関係市との勉強会でも足並 みを揃えるまでには至っておりませんで、課題の整理にとどまっている状況

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第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 1/39

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第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 1.日時・会場 平成24年6月17日(日)13:30~16:00 寺尾いずみ会館2階展示室及び研修室

検討会委員

(18名)

寺尾北自治会 :笹木俊雄、中島正孝、氏家正昭、加藤博久、

木村賢喜

寺尾天台自治会:原田國興、原井利行、佐藤和美、棚橋ひとみ、

中村和作、棚橋圀成、松敏弘、山岸修二

小園自治会 :矢部彰孝、宮本敏三、萩原聰夫、髙橋正雄、

田村誠

傍 聴 25名

2.出席者

事務局

綾瀬市インター推進室:渡邊部長、野口主幹、綱島、栩秋、

関口、梶、池之

日本測地設計 :内藤、山口、齋藤、江上、岩城、佐藤

3.配付資料

・次第

・資料1:第5回まちづくり検討会の中でいただいたご意見

・資料2:第5回まちづくり検討会後にいただいたご意見

・資料3:寺尾地区まちづくり検討会の今後の進め方(事務局案)

・資料4:寺尾上土棚線整備における環境対策の事例についての説明資料

(パワーポイント資料)

・資料5:寺上線周辺まちづくりについての説明資料(パワーポイント資料)

・資料6:周辺まちづくり計画たたき台案(図面)

・資料7:寺尾上土棚線周辺まちづくり計画(たたき台案)に関する意見用紙

・北伸ニュース9号

・北伸ニュース10号

・自由意見用紙

4.議事内容

1.開 会

司会(栩秋)

渡邊部長

皆さん、改めまして、こんにちは。定刻になりましたので、只今から第6

回寺尾地区まちづくり検討会を開催いたします。

本日、司会を務めさせていただきますインター推進室の栩秋と申します。

よろしくお願い致します。

はじめに、インター推進担当部長の渡邊の方からご挨拶をさせていただき

ます。

皆さん、改めまして、こんにちは。綾瀬市役所インター推進担当部長の渡

邊でございます。日曜日の何かとお忙しい中、当検討会にご出席をいただき、

誠にありがとうございます。

今回の検討会の開催につきましては、前回の開催から間が空いてしまい、

また、委員皆様への通知が遅れましたことに対しまして、心よりお詫び申し

上げます。大変申し訳ございませんでした。

この間、綾瀬市では、県に対しまして当検討会への出席をお願いをしてご

ざいましたが、現時点において、県自身の具体的な検討が開始をされていな

いというために、県の出席は困難ということでございます。

また、綾瀬市が主体となりまして、県を含めた関係市との勉強会でも足並

みを揃えるまでには至っておりませんで、課題の整理にとどまっている状況

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司会(栩秋)

野口主幹

司会(栩秋)

池之

司会(栩秋)

内藤

司会(栩秋)

でございます。重ね重ねお詫びを申し上げます。

これまで綾瀬市では、この道路が地域に役立つものとするために、この検

討会で住民参加及び、道路の事業者でございます県の出席により、この地域

のまちづくり計画を、住民参加という部分でつくりたいと考えてございまし

たけども、この検討会の委員さんの任期でございます、10月までには叶わ

ない状況になってしまってございます。

このような中、後ほど今後の検討会の進め方で、委員の皆様のご意見をお

伺いしてまいりますが、皆様の様々なお考えをまとめさせていただきまし

て、道路事業者でございます県に道路計画を策定する際の検討事項というこ

ととして、いただきたいという形で申し込んでいきたいという風に思いま

す。また、市が実施をいたします周辺整備の基本としてまいりたいというふ

うに考えてございます。委員皆様の建設的なご意見をよろしくお願いいたし

ます。ありがとうございました。

はじめに、本日の検討会開催に当たりまして留意事項を申し上げます。

携帯電話は、マナーモード等に設定するなどして音が出ないようにするよ

うにお願いいたします。

なお、本日の検討会開催時間につきましては、前回の検討会において、委

員さんの方から、開催時間についてのご指摘がございました。大体2時間か

ら2時間半を目途にということで、本日進めてまいりたいと思います。委員

の皆様におかれましては、長時間になります。本日は非常に蒸し暑いような

状況ですので、もしご気分等悪くなった場合については事務局の方までお申

し付け下さい。なお、長時間に渡りますが、途中退室等ないようにお願いい

たします。

続きまして、事務局の紹介をさせていただきます。 初に市の職員の紹介

をさせていただきます。インター推進室主幹の野口でございます。

野口です。よろしくお願いします。

本業務の担当をしております池之でございます。

担当の池之です。よろしくお願いします。

続きまして、まちづくり検討業務を受託していますコンサルタントの日本

測地設計株式会社でございます。

日本測地設計と申します。よろしくお願いいたします。

本日の出席委員の状況でございますけれども、委員26名中8名の欠席と

なっております。出席者18名ということです。

欠席の方の委員のお名前は、申し訳ございません、順不同でお伝えします。

橘川敏夫委員、橘川滿委員、廣井則次委員、遠矢博文委員、田鎖義弘委員、

伊藤亜希委員、伊藤博光委員、齋藤正毅委員。齋藤正毅委員につきましては

出席のご連絡をいただいているんですが、まだこちらの方にご到着をしてい

ただいてないというような状況でございます。

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委員

続きまして、本日の検討会資料のご確認をさせていただきたいと思いま

す。事前に開催通知、検討会資料を送付させていただいております。これか

ら改めて本日の会議資料を一式確認させていただきますので、前面のスクリ

ーンと、お手元の資料を照らし合わせて、ご確認をしていただければと思い

ます。

卓上に準備させていただいています資料につきましては、まず次第。続き

まして、資料の右上に番号が振られております、1番から7番、それぞれ順

番にあります。資料1、資料2、スクリーンに出ていますね。資料2、資料

3、資料4で、こちらは後程パワーポイントの方で前面にお示しする資料。

資料5、こちらも同じです。資料6ということでA3の横刷りのものが資料

6でございます。こちらの資料7というので、たたき台に対する意見用紙と

いうものもご準備させていただいております。資料がまず7までということ

です。

続きまして、この次に北伸ニュースということで第9号と第10号という

ものが一部ずつ入っていてございます。

後に、本日の会議に対する意見ということで意見用紙というものを皆さ

んの方に卓上配付させていただいております。

過不足等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。

はい。

2.第5回検討会の内容確認

司会(栩秋)

池之

それでは、早速次第2の第5回検討会の内容確認ということでご説明をさ

せていただきます。

第5回検討会の内容確認ということで、ご説明させていただきます。

お手元にお配りしました北伸ニュース9号により、ご説明をさせていただ

きます。平成24年1月15日、寺尾いずみ会館、こちらで第5回まちづく

り検討会を開催いたしました。委員の出席は18名、傍聴者の方は14名の

ご出席をいただいております。

会議の内容につきましては、検討会の進め方、検討会委員の位置付け、具

体案の提示、神奈川県の検討会への出席等について委員の皆様からご意見を

いただいております。

また、検討会後にいただいたご意見といたしまして、何点かご紹介をさせ

ていただきます。

説明会を開催し、周辺住民へ内容を周知してほしいというようなご意見の

方をいただいております。事務局の回答といたしましては、周辺住民の情報

提供につきましては、北伸ニュース、市のホームページ等で公開の方を行っ

ております。また、検討会についても傍聴により行っております。今後につ

きましては、寺尾上土棚線に関する進展がありましたら随時報告の方をいた

してまいりたいと考えております。

次に、県のみちづくり計画の策定内容について確認したいというようなご

意見の方もいただいております。こちらにつきましては、平成24年3月に

かながわのみちづくり計画が改定されましたが、寺尾上土棚線に関しまして

は、現在も事業化検討箇所となっております。主な改正内容といたしまして

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は、東日本大震災を踏まえ、災害から県民の命を守るため、情報収集、提供

の強化を図るなど、新たな取り組みが追加されております。

次に、前回のワークショップによる進め方に疑問を持つというようなご意

見の方をいただいております。事務局の回答といたしましては、ワークショ

ップによる各委員から意見をいただき、課題の整理をすることを考えており

ました。今後の検討会では、事務局で作成した資料を示しながら、当地区に

ふさわしいまちづくりについて意見交換をしていただきたいと考えており

ます。

その他詳細につきましては、資料1・2として配付をさせていただいてお

りますので、そちらの方をご参照していただきたいと思います。

以上が第5回検討会の概要です。

3.今後の検討会の進め方について

司会(栩秋)

野口主幹

加藤委員

続きまして、資料3、今後の検討会の進め方についてということで、その

内容について説明をさせていただきます。資料的にはこちらの資料3という

ものが説明内容です。

それでは次第3、今後の検討会の進め方について報告させていただきま

す。

今、司会の方からありましたように、資料3、A4 1枚のものですね。「寺

尾地区まちづくり検討会今後の予定(事務局案)」をご覧ください。

平成22年10月16日、当検討会を発足し、本年1月15日の第5回検

討会までに、第1案~5案までの縦断計画案が作成されております。本日の

第6回検討会においては、環境対策の事例や各縦断案における、周辺まちづ

くり計画の事務局たたき台案を示させていただき、各案に対する委員の皆様

の考え方を、ご確認させていただきたいと考えております。

今後の検討会の進め方につきましては、先程担当部長から挨拶がありまし

たとおり、事業者である県に対しては出席の要請をしてまいりましたが、当

検討会には出席困難な旨、意向をいただいております。また、検討会におい

ては事業者である県が出席し、基本的な考えを説明しなければ、先へは進め

ないとのご指摘をいただいているところでもあります。

このような中で、当検討会につきましては、検討委員の任期である本年1

0月15日までに2回ほどの検討会を開催し、今まで検討いただいた縦断計

画案1~5案を併記した中で、意見の取りまとめを行いたいと思います。

検討会の任期の10月以降は、一度中断したいと考えております。なお、

検討会中断後につきましては、検討会において取りまとめた内容を地域住民

の方々に周知を行い、意見募集させていただき、検討会意見と併せて県に提

出してまいりたいと考えております。

事務局といたしましては、今後このように進めたいと思っておりますの

で、この事務局たたき案に対して、委員の皆様のご意見をお聞きしたいと考

えております。

はい、すいみません。あのですね1~5案まで検討されると、加藤ですけ

れど、言われましたけれど、前回の案でですね、地上に出すんであればです

ね、現状よりも騒音悪化させないですね、防音のスペックがあれば地上案も

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 5/39

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渡邊部長

加藤委員

渡邊部長

加藤委員

ありということで、それが提示されるまで、その案はなしということで提案

させていただきました。そのときに反論もなかったので、その案が出てくれ

ばですね、ありだと思うんですけれど、僕は技術的に不可能だと思うんです

ね。というのはですね、今ここのですね、寺尾の森の騒音レベルいくらです

か。もう県でも取られているんでしょう、バックアップデータ。それも来ら

れんですよね、本当に。

おいくらですか、今。飛行機は飛ばない時点で、寺尾の森周辺の騒音レベ

ルいくらですか。

もう1年半やっているんでしょ。やってないの。何しているの、それ。そ

んなのなしでしょう。バックデータ取らなくって、いいですか。今のレベル

があって、悪化するレベルがあって、ギャップを埋めるって決めるんでしょ

う。じゃないんですか、検討会って。現状を認識されないで何決めるんです

か。

現状は多分夜だって、30dB~40dBぐらいだと思うんですね。道路

周辺って、普通ですね、一般の国道の交差点辺りで、70~80dBぐらい

ですよね。だけど、これ坂作るんでしょ。坂作れば当然上がりますよね。何

dBになると想像されておられるんですか。

85dB程度かなと思うんもんですけれど、そうすると40dBぐらい抑

えんといかんですよね。それ分かっていますよね。それ出してくれって頼ん

だんですよ、ずっと1年間。分かっていますよね。

40dB抑えれば良いかというと、40dB抑えると、現状の騒音が40

dBで、道路から40dB入ってくれば騒音レベル倍になるんですよ。です

よね。そうすると、それを抑えるとすると、さらに10分の1ぐらいまで抑

えないといけないってことですよね。そうすっと50dBぐらい抑えないと

いけないんですね、道路から入ってくる騒音。それはご理解されていますか。

50dB抑えるとすると、音圧レベルで音のエネルギーにすると何分の1

にするんですか。

加藤委員、よろしいでしょうか。

はい。

今ご指摘ございましたけども、ちょっと現況値について、申し訳ございま

せん、まだデータを取っておりません。

それから、今の騒音、環境の部分については、また4番でお話をさせてい

ただければと思います。

でもですね、事前に読みましたところですね、防音スペックは入ってない

ですよね、事例はあるんだけど。いや、とてもじゃないけど、その事例じゃ

無理で、50dB抑えるとすると、音のエネルギー何分の1にするんですか。

80dBを30dBにまで抑えるとすると、音のエネルギーレベルで何分の

1にすれば良いんですか。誰か回答できます。専門家いないんですか。何を

やっとるの、ほんと。

回答出来る人いませんか。80dBの音圧を30dBに抑えて、50dB

抑えるとすると音のエネルギーは何分の1にすれば良いんですか。

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渡邊部長

加藤委員

渡邊部長

氏家委員

渡邊部長

氏家委員

渡邊部長

氏家委員

野口主幹

氏家委員

野口主幹

氏家委員

野口主幹

誰も分かんないのか。何を言っているんだ、騒音やるんなら。

ちょっとお時間いただければと思います。

いや、お時間いただけるほどのことではなくって、10dB下げるのは1

0分の1なんですよ。50dB下げるとすると何分の1ですか。10万分の

1に下げるんですよ。分かってやっているの。だから、僕は 初からそんな

のないから、トンネルしかないでしょって言っているんですよ。

やっぱり専門家が来ないと問題解決しないと思うんですね。これ住民も

ね、反感を持っている住民をなだめる会じゃつまらないと思うんですよ。言

っていること分かりますよね。だから、ちゃんとですね、問題に対してです

ね、課題に対してどうやって対策していくかっていうのをやりたいと思うん

ですね、まじめに。

それなりの人を集めないと出来ないと思うんですよ。騒音問題と、それか

ら環境問題もあれですか、専門家おられるんですか。専門家出てきて技術的

な話には進まないと思うんだけど。

すいません、環境の専門の部分については、今日出席しておりませんので

宿題にさせていただければというふうに思います。

すいません。

はい。

先程の方の意見もそうなんですが、現地を調査されているんですか。

既存データ、市の環境で持っているデータ等は持っています。はい、内容

はですね。

そうじゃなくて。ちょっと問題が違うかもしれないんですが、それじゃ、

お聞きします。

ここの避難位置が出ている地図があります。避難場所、避難スペース、避

難位置。ここに小さく寺尾北第2公園ってあります。行ったことありますか。

ご覧になったことありますか。

私、4月から異動になったんですけど、みどり政策課にいましたので、公

園については行ったことはあります。

どこを見ましたか。

4月以降には行っていませんので、環境面では見ていません。

いや、具体的にどこの公園を見られましたか。

どこというのは。

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氏家委員

野口主幹

氏家委員

矢部委員

氏家委員

渡邊部長

その寺尾北第2公園はどこを見ました。

どこというのは。

その場所。場所です。

ちょっとすいませんけど、異議あります。意見をちょっと。市の方で説明

が何かないの、全然分からないうちに話をはさまれると、我々は困るんです

よ。だから、とりあえず市の方で1回説明をして、その後にこちらの方の意

見があるんだったら、意見を言ってもらうと。じゃないと何かどこまで行っ

たかわけ分かんなくて、我々は分かりませんので、申し訳ないんだけど、市

の方できちっともう1回説明して、それで意見を受けてください。

いや、言いたかったのは現地をきちっと調査されていますか。先程もおっ

しゃっていましたけども、現地をきちっと調査されていますかどうか聞きた

いんです。されているか、されてないかだけで良いです。

公園の方で維持管理をされている部分について、ちゃんと市の方で公園を

見ているものというふうに思います。はい。

すいません、今、次第3番の部分で次第4の部分までちょっと今お話がご

ざいましたので、3の部分で何か進め方でご意見のある方は挙手をしていた

だいてお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

4.寺尾上土棚線(北伸区間)周辺まちづくりについて

司会(栩秋) 今ちょっと質問が随分出ましたけれども、中身的に、次第4のところの部

分に入ってくるところもございますので、一通り事務局で4、5という部分

の説明をさせていただいて、その上でご意見を皆さんから一人一人いただき

たいと思います。

それでは、説明の方、入らさせていただきます。

(1)環境対策の事例紹介について

内藤

加藤委員

皆さん、こんにちは。お忙しいところ、いつもありがとうございます。

これから今日ご用意した、お手元の資料の4、あるいは5についてですね、

5、6というような内容についてご紹介したいと思います。

まず4の方については、環境対策の事例紹介ということで、先程騒音のお

話ございましたけれども、どの程度落とさないとその環境基準についていか

ないかと。現に、まだこちらの方の騒音レベル等測っておりませんけれども、

こういうような基準で、今後考えていくというようなことをご紹介させてい

ただきたいと思います。

すいませんあのですね、基準は現状なんですよね。国道1号の横の道路を

基準にされても困るんです。

だから、現状を語られて、現状を維持するにはどうするかというのを議論

したいと思うんですけど。

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内藤

加藤委員

内藤

加藤委員

内藤

加藤委員

内藤

岩城

また、ちょっとその辺のことも、委員の方にご提案いただいて、早急に測

れというようなことであれば、その主体が県なのか、市なのかという問題あ

りますけれども、そういったところはちょっと市の方で検討させていただく

ようなことになろうかと思いますけれども、ちょっと一度資料の方のご紹介

をさせていただければと思います。

それと、資料5の方については、周辺まちづくり計画ということで、県の

方がこの寺上線をつくっていく上で、どういう縦断案で来るかというのは全

くまだ分かりません。今まで言われているのは、地上部を走るというような

お話しかない中で、皆さんの中から一部アンダーにした方がいいんじゃない

かとか、全面地下化にするべきだというようなことが出てきたかと思います

けれども、それぞれの案についての、かなり勾配がきつい道路になったり、

斜面地のところにこの道路が通ってくるので。

もうそれやめましょうよ。それは議論、その議論をやめましょうって話を

前回して、やられていると思うんですけど、ご指摘されていると思うんです

けど。

ただ、どんな影響があって、どんなふうに解決策があるかというのは今日

事務局の方としてですね、お作りしてきましたので、ちょっと見ていただい

て、またご意見をいただければと思います。それが決まりというわけではな

いんですけども、こんな案の時にはこの辺まで、実は道路の影響があるって

いうのも示してございますので、ちょっとそこをまた見ていただければと。

それ解決策ですよね。こうなるんじゃだめです。解決策ですよね。

解決策です。

ということは、騒音レベルはあまり悪化しないような遮音されるわけです

よね。私自身はチェックした中でもなかったですよ。

今日ちょっと事前に配付してはいなかったと思うんですけれども、今日の

中でご用意させていただいていますので、見ていただければというように思

います。

じゃあ、 初にですね資料4の方のご紹介をしたいと思います。

すみません、私、日本測地設計の内藤と申しますけれども、この資料紹介

するのは岩城がやりますので、よろしくお願いします。

岩城と申します。よろしくお願いします。

環境対策の事例紹介ということで、今までの話ありましたけども、今この

現状はどの程度かっていうのは分からない状況になんですけども、綾瀬市周

辺の幹線道路はどの程度の状況かということ、あるいは環境対策、一般的な

事例になりますけども、それを簡単に資料4の方でご説明したいと思いま

す。

道路整備における環境面の影響としましては主に騒音、振動、排気の3つ

が挙げられます。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 9/39

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加藤委員

岩城

加藤委員

岩城

加藤委員

岩城

加藤委員

岩城

加藤委員

岩城

騒音について 初にご説明いたします。

こちらが綾瀬市周辺の幹線道路における、沿道の騒音測定の結果です。平

成18年頃の少し古いデータを持ってきて申し訳ないんですけども、遮音壁

あり、なしとかっていうことがありますけども、ない道路ですと大体70d

Bぐらいの状況になっています。

騒音の低減の策としましては、まず騒音低減効果のある高機能舗装ですと

か、遮音壁の設置、それと、この吸音板の設置などが一般的には挙げられま

す。それと、道路空間と生活空間の距離を置いて騒音を低減させるというこ

とで、環境施設帯というような事例もあります。

これらの騒音対策を行った場合の方が、これ道路の条件ですとか気象条件

にもよりますけども、高機能舗装で3~5dBぐらい。遮音壁の設置で10

dB程度の効果があると言われております。これは国土交通省のホームペー

ジからのデータでございます。

こちらのグラフが、道路からの距離による騒音の変化を示したものであり

まして、音の大きさは一般的に遠くに伝わる間に、音は小さくなっていくと

ころでございますけども、先程周辺の道路ですと70dBぐらいというのが

ありましたけども、例えば先程ご紹介しました騒音対策の高機能舗装が3d

Bの低減、遮音壁の設置、10dBの低減という話ありまして、仮にですね

13dBの低減、57dBということを想定しますと、道路から10m・・・。

50dB低減。50dB低減したら何m離れるの。何m離さなきゃいけな

いの。

50の低減。

当たり前だろう。現状より悪化させないんですよ。今の国道1号の横レベ

ルになっていいっていう話はないんですよ。

はい。今ちょっと寺尾地区はどの程度っていうのが分からないんですけど

も、一般的な住宅地の日中の騒音ですと、50dB以下、まあ40~50。

40ぐらいでしょ、夜は30ぐらいでしょ。

ですね。

ここ幹線道路ないから低いでしょ。40ぐらいでしょ。

正確な数字ちょっと分からないんですけども、仮に遮音壁と高機能舗装

で、70~57と仮に設定した場合ですけども、道路の端で57となります

と道路から10m離れたとこで50dBぐらい。40mぐらい離れますと4

5dB程度に変わっていくような形になります。

200mぐらいいるんでしょ。

次、振動について説明したいと思います。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 10/39

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加藤委員

内藤

こちら、先程と同じように、この綾瀬市周辺の幹線道路の振動測定結果で

あります。右側に、その測定結果、dBが出ていますけども、一番高いので

55dB。概ね40~55ぐらいとなっておりまして、この55dBという

数字は、地震の震度で言いますと震度ゼロに相当する値でありまして、人体

には感じない程度の振動となっております。

次は排気、自動車からの排気ですね。こちらも周辺の幹線道路の大気測定

結果でありまして、自動車から排出する大気汚染物質の内、二酸化窒素と浮

遊粒子状物質がありますけども、二酸化窒素がおおむね0.015~0.0

25ppm、浮遊粒子状物質が0.02~0.03mgという状況になって

いまして、環境規準が資料4の22ページには出ておりますけども、それよ

りかは下回っているという状況になっております。

大気を浄化させる方法の1つとしましては、沿道の緑化がまず挙げられま

す。道路上で緑化できる場所は、この歩道と車道の間の街路樹の設置、ある

いは植樹帯の設置の他に中央分離帯を緑化する、あるいは沿道にポケットパ

ークを設けるなどが考えられます。

それと、道路トンネルの場合なんですけども、トンネル内の排気の処理を

どのようにするかというのが1つ課題となります。トンネルが短い場合は、

自然の換気で処理することが出来ますけども、トンネルが長くなりますと、

自然換気は難しい状況になりますので、換気施設の設置、機械で換気を行う

必要があり、部分的にトンネル上部を開けて、自然換気を行うといったこと

が必要になっていきます。

それと、騒音や振動を抑えるための工夫ですけども、速度規制をしまして、

通過車両の走行速度を低下させる。そして、エンジン音や振動を低く抑える

規制を行うことですとか、あるいは大型車を中央車線に通行させるような規

制をしまして、大型車から、少しでも周辺の沿道にエンジン音や振動が伝わ

らないように遠ざけるような工夫などが考えられます。

なお、今回紹介しました騒音や振動については、道路の状況とか気象条件

で変わってきますので、目安としてちょっと参考にしていただきたいと思っ

ております。以上で終わります。

すいません、よろしいですか。環境問題ですね、テキストとパティキュラ

ーでしかやられてないんだけれど、硫化物質しかやられてないんだけども、

あと、COとか炭化水素とかも規制になっていますよね。規制にはなってな

いけども亜硫酸ガスとか硫化水素も出ますよね。その辺ってチェックされて

おられるんですか。パティキュレートと二酸化窒素のみでいうと、二酸化窒

素でいうとほとんどディーゼル車ですよね。

まだ、そういったようなところについては検討してございませんので、正

確な数字を言うことも出来ませんので、今後具体的に、この計画が本当に決

まっていく中で、構造も含めてどういうような形になるかと。それで、その

時代の車の性能の向上とかっていうのもあろうかと。その時代っていうのは

変ですけれども。今日やるのが良いのか、それとも、もうちょっと作る目途

が立ったときにしっかりとやるっていうことも、視野に入れていかなければ

ならないんじゃないかなっていうには思います。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 11/39

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加藤委員

内藤

加藤委員

内藤

加藤委員

岩城

加藤委員

内藤

現状レベルがあってですね、悪化するレベルがありますと。そういうふう

にしても環境も一緒なんですよ。現状は今、寺尾はこれくらいですよと、あ

りますよね。これを通せばこんなに悪化しますよと。このギャップをどうし

ましょうかというのを、ここで詰めないといけないと、私は思っているから

言っているんですね。

何の話もならない。対策も出てこない。これ1年半かけて何をやっている

のと思いますよ。

ただ、道路の工法等がどういう構造になるかと、それによって勾配が違っ

てたり、いろいろするかと思うので。

騒音関係もですね、勾配あるなしでえらく変わりますよね。排気ガスの方

じゃない、騒音規制書いてられますけども、あの規制の条件はどうですか。

どういう条件で取られた規制なんですか、あれ。規制値ってどういう条件で

取っているの。

規制の条件は。

50kmの平地でしょ。

そうです、はい。

それってさ、車が出す騒音は、一番大きなのはエンジンから出る音なんで

すね。路面の方もあります。タイヤからロードノイズ。それから、空気の摩

擦による音があります。でも一番大きなのはエンジン側なんですよ。排気、

吸気、エンジン本体から出る。これだってエンジンの馬力によって変わっち

ゃうのね。ご存じだと思うんだよ。アイドリングで止まっている時とエンジ

ンかかるときと、全然変わりますよね。50km走行っていうと、エンジン

が持っているキャパシティの10分の1ぐらいのことなんですよ。坂登った

りするときはもっと出るわけね。

エンジン、信号が青になって、ゆっくり発進される人は音は静かなんだけ

ど、思いっきり発進される人もいますし。坂なんか登るとすると、すごく音

大きくなりますよね。坂のありなしとか、止まる止まらないで大きく変わっ

ちゃうんだけれど、それを分析資料とイメージだけで、平地のとこだけ評価

されたやつを持ってこられても困ると思うんですね。

他もそうなんですよ。だから、ほんとに綾瀬、どうなっているのっていう

のをちゃんと調べてですね、坂作ったら、こんだけ悪化しますよというのは

推定されているんですか。信号作ってノンストップしたら、これだけ悪化す

るっていうのは推定されているんで、それを推定したら、こんなにひどくな

るから、こういうことにしましょうよ、と言わないと進まないと思うんです

けど。

大変申し訳ないですけど、そういう推定等についてはまだやってない状況

ですので、申し訳ないですけど、そういったことについてお答えが出来ない

状況です。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 12/39

- 12 -

加藤委員

棚橋圀成委員

内藤

棚橋圀成委員

内藤

渡邊部長

何を検討したいの。

よろしいですか。

はい。

よろしいですか。今の話の関連なんですがね、今の当然で、実態ですね、

特に騒音についてですね、実態が今こういう数字ですということを前提にで

すね、こういう手法を取ればどれだけ下がりますよというご説明ならばね、

皆さんそれなりに勉強すると思うんですよ。それなりに理解すると思うんで

すよ。ところが、一般論としてね、そういう話をされても、今まで静かなと

ころに皆さん住んでられるわけだから、市街地、そこにこういったものが通

った場合には、現況からどれだけ悪くなる。それをカバーしようとしてやろ

うとしても、これだけしか出来ません。しかも建設の基準というものがかな

りのレベルでね、県が事業主体であるならば、県は、いや、基準を通してい

ますからね、とやかく言われる筋合いのものはないですよ。基準をつくった

方に文句言って下さい。それでおしまいになっちゃうんだから。そうじゃな

くて、今現在これで、想定される騒音レベルはこうなりそうだ。しかもそれ

は基準以内ということになっていますけれども、場所によって、例えば今の

話の中の坂道、上り坂のところではこういう基準があっても実質的にはオー

バーしてしまうとか。

例えば、今の市道208号線が通った中でですね、あそこに大型車はだめ

だと書いてあったって、大型車なんか我が物顔で通っていますよ。それは規

制をしてとか何とかって言ってもね、現実そういうものが整備されてしまう

と、いろいろと課題が出てきてしまうから、そういった問題、現状と、それ

から、出来上がった場合のいろいろな課題、それをどう改善するか。そのた

めには、こういう手法でやってみましょうということのお話をですね、して

いただければ大変助かるということと、もう1つね、ここで具体的に遮音壁

をつくったら云々と言っていますけども、私自身の理解は県道でこういう遮

音壁まで作ってですね、住民サービスしているような施設っていうのはあん

まり見ないですね。

一般的には高速道路と、それから、国道の一部。それを今度は、県として

やられるこの道路についてですね、どこまでそれをやれる担保をですね、取

れることが出来るのか。これ、とても大きな問題になってきますんでね。そ

ういうことも含めて、市の方でここまではやりますよと。現況と、それから

あと実際にやれる範囲の障害、防止対策でやってった場合にどうかというこ

とをぜひ教えていただきたいと思います。すいません、長くなって。

貴重なご意見ありがとうございます。

市の方からその辺についてお答え願えればと思います。

後程説明の中で、周辺の整備の部分でたたき台というものを、今日たたい

てもらうためにお出しをします。そういう中で、市長のお約束で、この道路

の周辺の環境を、逆に良くするような形で作り込んでいきたいという中で、

緩衝帯等の緑地を多く取っているところとかございます。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 13/39

- 13 -

内藤

田村委員

それで、加藤委員おっしゃるとおり、非常に静かなところを基準にして、

環境を悪化させるなというようなご意見だと思いますが、そういう中で、先

程対策の中で防音壁等の話も出てございますが、基本的に沿道利用するんで

あれば、逆に土地利用を、いわゆる集合化してくとかいうこともございます。

また、集合化しないんであれば、やはりその道路に面する戸建て住宅に対

しては、非常に影響が大きいものですから、緑地等を取って、そこら辺には、

防音壁の設置というものもあり得るのかなというふうに考えてございます。

以上でございます。

田村さんどうぞ。

今お話している中でですね、事業主体である県に対してですね、お願いと

方向等、私の方で5分ぐらいになると思うんですけど、6月15日の金曜日、

神奈川県のですね、道路部の方といろいろお打ち合わせさせていただきまし

て、聞いたニュアンスでですね、今までの流れと大分違うんで、ちょっとこ

こで皆さんに確認していただきたいと思うんですね。

神奈川県の直井リーダーさん、それから、中溝北伸担当の方、そして、関

さんという3人の方なんです。私の方はですね、私と、今こちらにいらっし

ゃる棚橋さんとですね、いろいろお聞きして、今までの疑問点と、これから

関係あると思うんで、ちょっと説明させていただきますと、まず現在の都市

計画道路、いわゆる寺上線ですね。それについてはですね、前、いわゆる市

長さんが環境等の方で、行政等で幅員がですね、もし変わればですね、幅員

線形が変われば都市計画の変更になるので、これは軽微な変更ではなくて、

一応正式変更で、都市計画中央審議会まで上げなきゃいけないと。ですから、

それなりの時間はかかります。

もちろんそれは綾瀬市が申請するんですけど、ものが決まれば県が、それ

に、いわゆる資料を出しますというお話なんですよ。

ですから、もしそういういろんなものが出ると、この都市計画が決定して、

さあ着工までは大分かかりますっていう話をしています。

それで、現在は何もそういう試験や、資料はありませんということで、こ

れを、要は一番大事なのは北伸の対応ということで、前から言っているよう

に綾瀬、海老名、座間のほとんどを一帯として考えるんで、綾瀬市分だけ先

行してやるようなことはまずない。

それで、その中で一番重要と考えているのは、まず246への接続。座間

大橋がございますけど、あそこの手前上にあると。それから、今一番重要な

のが、大塚本町の五叉路の渋滞解消と、それに伴う相鉄線の立体化、これが

なければいくら両脇つくっても大変なことになるんで、これが初めて出来た

時点で、さあ、どっからやろうかとか、もし方針が決まれば、じゃあ、綾瀬

分を先にやろうとか、座間分やるとかっていうことになるんですけど、そう

いうことで、施工順位とか綾瀬が先行することは絶対にないというお話で

す。

それから、今後の、今の状況に対してですね。いわゆる費用対効果を優先

せざるを得ないので、今、我々は地下部分が良いなって言っていますけど、

県としては費用対効果とか、全部地下でやっちゃうとあそこの立体交差も出

来ないですから、一般的なことを考えて下さいという県のお話ですね。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 14/39

- 14 -

それから、今言った施工順位はそういうことですから、綾瀬が先にやる、

綾瀬だけ先にやらしてくれるっていうことはまずあり得ないし、22mの壮

大な延長1,600mも道路も通らない公園にするのか、そういうことをす

るっていうことはまずあり得ないというふうな、お話です。

それから、一応、神奈川の 新の改定かながわのみちづくり計画っていう

の、これ74番に挙げてあるんですけど、これに19年から平成28年まで

ってことを書いてあるんです。これは着工じゃないと。あくまで、まず検討

をしなきゃいけないので、これで、もしそういうことで検討出来なければ、

また延長するかもしれないので、それはこの中で着工しますよという意味で

はありませんということを断言しました。

それから、3市の勉強会についてなんですけど、今言ったように、勉強会

には確かに県も出席していますし、皆さんもやって、何回もやられていると。

ただ、今現在では何も、我々に情報開示するもの何もないと。本当に始まっ

たばっかりで、もう何もやってないということです。そして、相模鉄道にも、

何のアクションも起こしてないと。これがもし疑問であれば、情報開示して

いただければいつでも資料は出しますということです。

というのは、一番肝心な大塚本町と相鉄の立体に関する海老名市さんが、

前から部長さんも言われているように何のアクションもしてない。ですか

ら、この部分はいつになるか分からないよ、というお話です。そして、事務

局は綾瀬市さんっていうことなんで、部長さんが一番よく分かっていると思

います。

それから、前から言っている綾瀬市のまちづくり検討会に、県も出席して

ってことなんですけど、県はですね、道路整備ということで道路を整備する

のがメインなので、このまちづくりには県は今後もこれには一切参加しな

い。県は、道路を整備するためのという条件であればいくらでも出るけど、

まちづくりには県は関係ない。県がまちづくりするわけじゃないからという

ことで言っていましたので、何か今まで県が要望したと言っていましたけ

ど、県はそういうことで、一切これには出席はしませんと断言しております。

ですから、逆で、今いろんな環境保全何だかんだ言っていますけど、県に

は全然届かないということです。

それから、ただ、都市計画道路の計画地の中に今、地上部を横断するとか

何とかってありますけど、それは都市計画道路の関係はあるんで、取り付け

部はどうするかっていうことの部分については、県の詳細設計には入れま

す。ただし、入れますけど、そういう時期は今いつになるか分かんないので

断言は出来ません。

そのあとですね、着工の問題の、今言っている環境問題について、県は法

に基づき検討します。それに基づいて皆さんに言いますっていうことですか

ら、今これで言っている法だと70dB云々ってことですので、それ以下

云々っていう話ですと、防音設けない、県はやらないでしょう。費用対効果

を考えるとなかなか難しい問題です。

それから、買収についても県はその時期に、例えば3分の1引っかかっち

ゃうとか半分引っかかるとか、軒先にかかる道路はどうしましょうっていう

ことは、県はその時点で発表なり詳細をやりましょうということで、県が、

そして、住民に連絡なく着実に内部で事前にそういう説明はします。今、県

が市に聞いているのは天台小学校の横断部分に関して、あれをバサってやっ

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 15/39

- 15 -

内藤

渡邊部長

ちゃうと校庭がなくなるんで、トンネルに変わるというふうな話は聞いてい

るよということです。

そして、先程言ったように市が区画整理方式でまちのやつをやろうと言う

んですけど、区画整理方式と、コンサルさんがプロなんですけれど、地価が

右肩上がりでなければ絶対ペイしない方式ですから、まず無理でしょうと。

これはそういう話です。

それで、そういうお話を聞くとですね、今までここで検討会して、県に何

かやりましょうと言っても、県は今データ的には何もないし、綾瀬が先行す

ることもないし、じゃあ、これを持って行って、さあやりましょうって、何

も向こうはそういう準備もしてないよということなんで、それと、先程そう

いうこと考えると、全線トンネル化が一番良いでしょうねとは言っています

けど、騒音、振動言っても県は費用対効果とか大塚本町の立体交差とか考え

ると、まあなかなか難しいお話ですねということです。

ですから、我々がここで提案したものが県に行って県がどうするかという

と、県なんか何も関係ないってことでしょと思うんですよ。それで、今の時

点ですと、すべてまだ白紙の状態ですので、ということであれば、私は1つ

の提案としては、3市の勉強会が進んで基本計画が出てきて県がやった時点

でも、まだ全然遅くはないんじゃないですか。ここで50dBにしろとか4

0dBにしろと言ったって、県はそんなの知らないって言ってしまえばそれ

までですけど、先程言いましたように、法的にやっているという話で。じゃ、

何の検討だっていう話になっちゃいますので。それで、今言ったように県は

そういう基本的なものが出来るのは今の時点ではいつになるのか分かりま

せんと。というのも先程言ったように肝心な海老名市は一つも動いていませ

んということで、綾瀬市さんは先行していろんなことをやっているようなこ

とを聞いているけど、それはそこの分だけ決まったのは出来ませんという話

はしています。

ですから、先程からちょっとしつこいようですけど、この検討会は一度ペ

ンディングにして、県がそういう方針を受け入れるという、県が事業主体っ

ていうことは断言していますので、県が、それで事業主体で基本計画が出て

きた時点で、さあ、県はこういうふうにしていますけどどうしましょうって

いう話でやるのがもう筋なのかなと。ここでワーワー言ってたって、それを

県が全然今の時点では、知りませんというお話しになりますので。ですから、

そういうお話です。

もしどうしても市の方も疑問だっていうことであれば、今言ったように6

月15日の10時~11時半まで県庁の12階会議室でやりましたので、確

認していただければ、私が今言っていることは別にうそも偽りはないという

ふうに思いますので、一応皆さんに、そういうことで、とりあえず 新の県

の考え方っていうものを一応ここで発表させていただきます。

以上でございます。

ありがとうございました。

はい。今、田村委員言われたとおり、県の方の考え方を聞いてきていただ

いてございます。

県の方では道路をつくるということでございます。それで、我々は先程、

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 16/39

- 16 -

内藤

田村委員

冒頭の挨拶の中でも言いましたけども、周辺の対策、しかも特に環境問題と

いう現道もない中で、この戸建て住宅街に四車線の道路が通るという中で、

相当影響があるという中で、県より先に先行して入らさせていただいている

のは現状でございます。

やはり道路の形が決まって、さあやるよということでいった時に、じゃあ、

それから周辺のまちづくりやりましょうといっても、周辺の方が、はるかに

調整が大分難しい部分が実はございます。そういう中で、市の思いもあって、

海老名市、座間市より先に先行的に入らさせていただいたというのは、ご理

解を賜りたいというふうに考えてございます。

そういう中で、今まちづくり検討会を一昨年の10月に発足をさせていた

だきまして、道路の形も決まらない中で、いろいろ皆さんのご意見を基に、

あくまでも想定の中で、いろんなシミュレーションをさせてもらってござい

ます。それについては、県の方に、地域の方で考えた内容ということでまと

めさせていただいて、提出をして、それに対して配慮してもらいたいと。県

もやはり構造を決める際に、先程言いました経済性とか、費用対効果とかい

ろいろございます。そういう中でも、やはり道路でも配慮してもらいたいと

いうことで、申し入れをしておきませんと、すべて一番安い形でつくられて

しまう。

それから、それに伴って、地域は市なんだから、市の方で全部対応しなさ

いよということになっても、先程騒音の問題でも、舗装なんかも工夫すれば、

相当騒音は落ちるわけでございます。そういった舗装の質にしても、ちゃん

と配慮してもらった中でやってもらうという部分で、今回検討会を進めてい

ることについては、意義があるんだろうと私は考えてございます。

綾瀬市の思いで、この検討会を進めさせていただいているのは事実でござ

いますけども、やはり2年間、皆様の方にご議論いただいて、その中には、

この道路に対する思いがいろいろございます。ございますが、 終的にこの

道路をつくらなくて良いという話にはならないわけでございまして、そうい

う中で、周辺含めて計画を、まちづくりということで説明会の時に、まちづ

くり、まちづくり、まちづくりっていうことで、非常にまちづくりの話を言

ったら、何を言ってんだか良く分からないという質問がございましたけど

も、道路つくるのは県でございますけども、綾瀬市はやはり皆さんの生活を

守らなきゃいけないという中で、先行的に入らさせていただいたことに対し

て、これについてはご理解をいただきたいというふうに思います。

県が出てきてから、じゃあ、やりましょうと言っても、それではちょっと

間に合わないということで、入らさせていただいてございますので、よろし

くお願いします。

はい。

今の部長さんのお話なんですけど、ですから、先程から言っているように、

都市計画道路の骨格がまだ全然決まってないんですよ。いつになるか分かん

ないって話しているんで、何も急ぐ必要ないんじゃないかと私言っているわ

けですよ。それで、事務局が綾瀬市なんで、いわゆる海老名とかこの立体構

造が、方針が決まってから実施計画するまで何年もかかるわけですよ。

ですから、そのときにやれば良い話ですから。今やっても、だから、先程

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 17/39

- 17 -

渡邊部長

内藤

から言っているように、他の方も言われています。県は法律に準拠している

んだから何か文句あるのかと言われりゃ、それまでの話でしょうし、じゃあ、

先程から何か言っても、じゃあ、綾瀬市の意向は誰が担保するんだという話

になったら、申し入れだけっていう話であれば何もないわけですね。受け取

りました、今度こういうふうにしましたけど、お金がありませんで出来ませ

んでおしまいですので。

それですから、じゃあ、北伸の道路はなくて、あそこの今のところが狭い

んで、まちづくりをしましょうというのはそれはそれでまた良いと思うんで

すけど、今の部長のお話ですと、もう絶対道路ありきだという市の方針であ

るんであれば、骨格のものが決まらない限り、いろいろその道路で、例えは

悪いですけど、いろんなところを触って、これはどうだという、例えばある

でしょうから。それと同じ話ですので。だから、方針が決まってから遅いと

言っても、骨格はこの方針が見えてくるのにまだ何年もかかる話ですよ。

そうじゃないですか、部長さん。海老名が、じゃあ10月に決めたら、1

2月にはもう基本計画が出来てやりますよっていうことではないと思いま

すので。ですから、私が言っているのは、事務局は綾瀬なんで、そういう方

針がもう決まってくるから、そうすると数年先には基本的なものが決まるん

なら、今までにやった流れに対してのやれる部分お願いします、ということ

は筋ではないでしょうか、というふうに思っておるんですけど。

はい。確かに他市との調整もございます。それで、綾瀬市の方は、藤沢の

国道1号から40年かけて今、県道40号、横浜厚木まで4車線が上ってま

いりました。

それで、引き続きという中で今、田村委員言われたとおり、踏切と変則五

叉路、あそこがボトルネックでございます。我々もこの寺尾上土棚線をやる

時に、綾瀬市分ではございませんけども、そのボトルネックを解消するのが

先だろう、というふうに考えてございます。

それと、県の方でも言われていたと思いますけども、県道横浜厚木から2

46までの部分で、1つのスパンということで検討がされるというふうに聞

いてございます。

そういう中では今、綾瀬市が事務局になっているということで、綾瀬市の

方の事務局も今後、県が主体的に検討が始まれば、県の役割分担としては、

広域調整機能は神奈川県でございます。各市ではなくて、県の方にゆだねて

いきたいというふうに考えてございまして、また、その状況を待って、この

まちづくり検討会、2年間やってございますけども、それについては先程、

今後の進め方の中でもご提案していますけども、1回ですね2年間の意見を

束ねさせていただいて、それについて県は全然配慮しないというような今ご

指摘がございましたけれども、いや、そうではなくて、そこについてはきっ

ちり見てもらうと、配慮してもらうということで市長初め、働きかけを県の

方にしてまいりますので、この2年間のものについて、10月で1回まとめ

させていただいて、その後、県の方の状況を見ながら、また再度具体的な形

で、話を進めさせていただければというふうに考えてございます。よろしく

お願いします。

中村さん、どうぞ。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 18/39

- 18 -

中村委員

内藤

氏家委員

中村と申します。今の大塚本町の交差点の渋滞、あれちょっと渋滞が解消

しちゃうと、逆に困っちゃうなと思っているのがあって、この間も土曜日に

歩いたら、車が50台ぐらい並んでいるんですよ。というのは酒屋さんがあ

るじゃないですか。あの辺りまで並ぶんですね。ありがたいことに、ちょう

ど雨が降ったんで小さい傘で今回は歩いたんですけど、すれ違う車、スピー

ドを出せないんで、138号線、この前もお話しまして、パイプはきれいに

なりましたけど、法面が崩れてきたりなんかしていて、歩ける所があんまり

ないんですよ。渋滞が解消しちゃって、東名のインターとかが出来てきちゃ

うと、ますます激しくなるのかな。それで、そこがスイスイ車が通ると、歩

行者はとても歩けないような感じになる。

それから、お店の名前を挙げて恐縮ですけど、分かりやすくするために申

し上げますと、大塚下の交差点、いわゆるデイリーヤマザキさんのところ、

あそこは具体的に何ヶ月に一遍とは申しませんけど、2~3ヶ月に一遍交通

事故が起きているんです。ここはですね、海老名警察署、大和警察署、この

間も看板が出ていましたけど。見た人は届けてください。海老名の方は海老

名の方の電柱に立てているだけ。綾瀬市は道路整備しましたけど、横断歩道

も半分だけは白く塗りましたけど、海老名の方はかすれたまんまとか。そん

なような状況ですね。

もしその4車線が今、田村さんからお話聞いたとおり先になるんであれ

ば、そういったところをしっかり整備をして欲しい。

それから、先程加藤委員の方からお話がありました、環境の、排気環境で

KPIっていいますか、ガスのCO2だとかそういうことだけでなくて、い

くつか言っておられたインジケーターがありますから、それはやっぱり列挙

してですね、これとこれは現状を確認しますというような具体的な話、それ

から、規制が今こうだからっていうことでなくて、新しく作っていくわけで

すから、少なくても、その寺尾のまち、あるいはここの道路を作るときは、

こんな形のしっかりしたモデルを作るというような、そういう意味で、規制

を単にクリアしているという発想だけではなくて、もう1個先行ったような

考え方を希望したいです。以上です。

ありがとうございます。その他にご意見ありますか。

はい。先程はすいません。言いたかったのは、市役所の方が現況を把握し

て、この計画道路に臨んでいるかどうかだと思うんです。それで、先程細か

いことだったんですけども、寺尾北の第2公園を見てくれましたか、視察さ

れましたかっていう話をしたんですが、視察されても、されてなくても、安

心安全課から出ている地図とこの資料では違うんです。その辺のところを、

きちっと現地をチェックされているのかどうかと思いまして。もし現地もチ

ェックしないでこういうデータを作ったとしても、何か、すべてとは言いま

せんけど、信用出来ないよ、こういうデータっていうようになってしまうん

じゃないかなと思いましたんで。先程、大変失礼ながら前に言わさせてもら

いました。

それにつけてなんですが、寺尾北2丁目辺りは一時避難所、避難場所は、

この防災安心安全課では、寺尾北第2の公園が一時避難所になっています

が、全然狭くて避難所には適しません。そういうところをきちっと確認して、

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 19/39

- 19 -

避難計画としてこういう資料を作りましたよというのであれば話は分かる

んですけども、そうじゃない。

ましてや計画道路が出れば、その公園もなくなり、道路が広がれば、我々

が実際に児童館の広場を使って、避難計画等の時に使わせてもらっているん

ですが、児童館の方の広場もなくなってしまうということになりますと、あ

の地区には一時避難場所はなくなってしまう。この計画道路に合わせて、前

にもお話させてもらったんですけども、地下式にして地上を避難施設、避難

場所、あるいは、そういう避難倉庫等を置けるようなものを作っていただき

たい、という話をさせてもらったことがあります。是非やっていただきたい

と思います。

それと、もう一つ。今日環境について騒音、振動、排気と出ていますが、

もし高架式になったらば今、僕が住んでいるマンションは日が当たらなくな

ります。恐らく、間違いないと思います。日照、日当たりのない住宅が出来

ます。という意味で、この環境の中に日当たり、日照問題も是非入れておい

ていただきたいと思います。

その他細かいことなんですが、道路が高くて住宅が低ければ見下ろされま

す。当然ですよね。そうすると、当然プライバシーの問題が出ると思います。

そういう意味で、プライバシーに関しても環境問題として考えていただきた

いと思います。

その他細かいことではほこり、騒音等ありますが、あるいは排気がありま

すが、ほこりについては、恐らく考えられていらっしゃらないのかなと思い

ますけども、近くに道路が出来れば当然ほこりは飛びます。ほこりなどにつ

いても、塵害についても、環境問題としてぜひ検討項目にしておいていただ

きたいと思います。以上です。

(2)周辺まちづくり計画(案)について

内藤

齋藤

ありがとうございます。

今、氏家さんが言われたようなことは、また改めて皆さんにも後でお聞き

したいと思いますが、こういう道路が出来たら、どんな影響が出てくるかっ

ていうのもまとめていますので、それをちょっとご覧いただいて、それで、

また議論を再開させていただいて、本当にこの会をどうやって進めていくの

かと。あるいは県に、しっかりとちゃんといいものを作るんだというような

ことであれば、あと何回やるかというようなことを、また後でご意見いただ

くということで、一度、すいません、5と6の方のご紹介をさせていただき

ます。

はい。すいません。

では、周辺まちづくり計画についてということで図面のお話を、ここから

はちょっとさせていただきたいと思うんですけれども、その前に、図面を考

えてく中で、いろいろ一緒に合わせて考えておく必要があるだろう、という

項目についてお話を先にさせていただきたいと思います。

まず、防災機能についてです。

寺上線からの緊急車両の進入という、道路との関係性を頭に入れていきた

いなというふうに考えております。

防災空間として、道路幅員っていうことを考えていこうとすると、今いろ

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 20/39

- 20 -

いろ話題になったように、地震のお話などを考えますと、建物の倒壊だとか、

あと落下物、それから、車両の路上駐車、あるいは乗り捨て、そういったこ

とがあると緊急車両、もうそれだけでも入れなくなるというのは、もう既に

いろいろなところで言われております。

幅員8m、ここでも図で示しておりますが、道路としてはそのぐらいの幅

員が必要だろうというふうには、一般的に言われております。

阪神淡路のときの事例を見ますと、やはり8m道路、ここでは薄緑色、真

ん中辺にございますけれども、この幅員であれば、100%車両の通行がで

きましたということが言われております。

現況のこの地域の生活道路を見ますと、これらを色で示しているんです

が、8m未満、右下に凡例がございますけども、黄緑色とその下、ベージュ

色と赤色、この道路が、この地域の中ではほとんどになっているのが現状で

ございます。

寺上線が整備をされるということであれば、例えば地表の案ですと、これ

は1案、2案というのはこれまでに議論しているわけですが、少なくとも市

道8号や9号と、平面交差をさせることが出来れば、そこまでは 短距離で

緊急車両が到達をしていくと。そこから地域の中、入ってくるということが

出来るのではないかなと。

しかし、橋梁案ですとか地下案、これは逆に地域とは縁を切った道路とし

て、考えていこうということになりますので、当然、重ならないと、交差接

続は取れないということになってまいります。

次に避難路の利用ということでございます。

災害の発生により避難をするという場合には、その状況に応じて、先程も

ちょっとお話出ておりましたけれども、一時避難場所、広域避難場所、ある

いは避難所に向かうということになります。

例えばここでは、この地域で も主要な広域避難場所っていうのは、天台

小学校の位置づけがあるわけですけれども、そこを考えた場合には、やはり、

寺上線の構造で地表案とか高架案であれば、歩道などを避難路として利用す

るということで条件が改善されている。また、トンネル案の場合は、今まで

もお話しておりましたように、その上部の土地利用で、歩道であるとか緑地

を整備をしていくということがありますので、これを避難路として利用する

ということは考えられます。

1つの案として、大深度地下という案が出ておりますけれども、これは地

表の土地利用には影響を与えないよ、という考え方で計画をしていくという

ことですので、その意味では逆に新たな公共空間を整備するということはご

ざいませんので、避難路を新たに空間を確保していくということはなかなか

出来にくいということになってまいります。

それから、次、延焼防止機能でございます。道路幅員による延焼防止機能

では、これは阪神淡路の事例のお話なんですけれども、このグラフで、ブル

ーで示している部分が延焼しなかったよということなんですが、右側2つの

ブルー、これが12m以上の道路、この場合は100%延焼を防止した、要

するに、幅の広い空間を確保することが出来たということでございます。

寺上線の地表案や橋梁案、あるいはトンネル案などでは、この寺尾地区で

考えますと、ご承知のとおり木造家屋が圧倒的に多いということ、それから、

大半が12m未満の道路であるということを考えていきますと、やはり地表

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 21/39

- 21 -

案ですとか橋梁案、あるいはトンネル案などで、その地表に公共空間が一定

の幅で確保されるということによって、延焼が防止されるということが期待

出来ます。

大深度地下であれば、これはもう申しましたように、土地利用は変わらな

いということですので、新たな公共空間で防止をしていくということはなか

なか出来にくいということがございます。

次に、交通機能でございます。

まずは幹線道路の接続ということでございますけれども、道路の利便性と

いうことをちょっと整理しておりますが、道路網というのは、主要幹線道路

だとか幹線道路、地区幹線道路という段階的なものを、効率的に接続をする

ことで、利便性を確保していくということがございます。

その点では、寺上線はやはりその寺尾台の交差点、この南側のブルーのと

ころの交差点ですね。それから、あと大塚本町の交差点、ここでの接続とい

うのが、役割としては非常に重要ではないかというふうに考えられます。

それから、あと、地区内の主要道路との接続でございます。寺上線と市道

8号、9号、これを平面交差をさせるというお話が、今までも出てきておる

わけですが、これによって住宅地内へ通過交通が進入するということについ

て、非常に心配があるわけです。これにつきましては、今までのいろんなま

ちづくりの中でも、例えばその生活道路自体を一方通行にしておくとか、そ

れから、速度規制をかけておくということもありますし、それからあと、構

造的にクランクにしておくとか、あるいはハンプなどを設けるということ

で、どちらかというと、地域の人たちがゆっくり走ることには向いているけ

ども、知らない人は入りたくないというような道路をつくっていくというこ

とで、対策を考えるということが考えられます。

それから、歩行者の通行ということでございます。

寺上線の整備によって、歩行者の安全や、道路環境に配慮した歩道が整備

をされるということがあります。地表案では、いわゆる標準的な歩道の整備、

というのが当然出てくるわけですけれども、トンネル案でも、今までお話し

ておりますように上部への歩道の整備、あるいは新たな生活道路の整備とい

ったことが考えられるわけですね。この右側の図にございますように、上部

空間をこのように豊かに使っていくということがあります。

それから、周辺への影響ですね。まちづくりに向けてということになりま

す。

まず平面的な課題、道路を単純に整備をするという絵を考えますと、寺上

線の整備によって住宅地の土地の残地が生じたり、それから、道路の交差が

出てくる。当然出てまいります。

その影響範囲をまとめて、ある一定の範囲の中で、土地利用の改善とか整

備を図るといったことを考えていくことが、今の考え方でございます。

寺上線の整備によって沿道宅地との間に、こういった高低差が生じる部分

も出てくるわけなんですけれども、掘割で接道が出来ないといった場合には

生活道路を、上のアクセスが取れる部分に新たに整備をしたり、あるいは一

番下の絵になりますけれども、沿道の宅地を切土をして、それで接道を確保

するといったようなことまで、周辺を含めてまちづくりを考えていくという

ことがあります。

それから、逆に寺上線が盛土になってしまう、というようなケースもある

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 22/39

- 22 -

わけなんですが、宅地に接する生活道路、生活道路を新たに整備をして接道

を確保していく、あるいは沿道宅地を逆に盛土をして、高さをそろえていく

といったようなことが考えられるわけであります。

ここまでの基礎的な考え方を、ちょっと頭に入れていただいた上で、周辺

のまちづくり、大体、今、議論している絵でいくとどんなことが考えられる

のかということを簡単にご説明をしたいと思います。

お手元に、A3版の図面がわたっているかと思います。そちらを説明をさ

せていただくような格好になります。

ここでお示しします計画は、これまでも申し上げておりますように、これ

までの縦断案について。それを平面形で考えたらどうなるかな。1つの例と

いうことでしか、まだ申し上げられないと。

沿道の色塗りが少しされておるわけですが、薄紫色につきましては何らか

の形で沿道利用していく土地だと。それから、黄色につきましては、今の住

宅地の環境をなるべく継承していきたい。それから、黄緑色につきましては、

環境面から土地の残地なんかが生じたようなケースもあると思うんですが、

公園緑地であるとか、そういったものに切り替えていく。それから、茶色に

つきましては、公共公益施設ということで色塗りを簡単に表しております。

まず地表案ということで、今までお話をしております、第1案でございま

すけれども、ここのスライドでは、ちょっと区間を割ってお示しをしており

ます。

まず一番南に当たるわけですが、南側の区間ではご承知のとおり、寺尾台

交差点を平面交差した後、天台小学校をトンネルでくぐると。その後、寺尾

台を、掘割で地表面を掘ってまいります。掘割区間では、当然宅地と高低差

が生じるということで、道路沿いに新たに生活道路を整備して、周辺の宅地

を黄色の状態で温存していく、というようなことが中心に考えられるわけで

ございます。

寺尾緑地の近くにつきましては、地形を尊重した縦断構造ということにな

ってくるわけなんですが、細かくは、ここは斜面を斜めに降りてくるという

ことがありますので、切り盛りが生じるということが出てまいります。また、

一部、若干接道が確保出来るような場所が出てまいりますんで、そういうと

ころは、紫色の沿道利用の可能性が出てまいります。

それから、北側の区間、5%勾配で上りということになってくるわけです

けれども、どちらかというと、寺上線沿いには直接道路にくっつけるという

よりも、生活道路を整備して極力今の住宅地の環境を継承していく、という

ことで考えていってはいかがかなというようなことでございます。

縦断案2でございます。南の区間につきましては、先程と同じように寺尾

台交差点を平面で通過して、それから、天台小学校、そこからさらに、寺尾

台をずっとトンネルで抜けていくというようなことでございます。トンネル

の上部につきましては、生活道路であるとか歩行者道、街路樹などを整備し

て環境的に整備をしていこうと。

寺尾緑地付近では、斜面の、どちらかというと下の方になるんですが、そ

こでトンネルから出てくるということで、一部には切土が生じるわけです

が、接道が取れる部分では、紫の沿道利用を考えていくということが考えら

れます。

北側の区間については、先程と同じように5%勾配で上へ上がっていくと

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 23/39

- 23 -

いうことになりますので、住宅地としての環境を継承していこうということ

でございます。

縦断案3、これは橋梁案になるわけですけれども、南側は同じように平面

交差した後、トンネルで小学校をくぐるんですが、その後、掘割で寺尾台を

ずっと通過をしていくわけで、ここではやはり、沿道に道路を整備してアク

セスを確保していく。場合によっては、ああいったオーバーハングというん

ですかね、用地に困るところについては、下246の写真なんですけれども、

ああいった形で車道の上部を、道路用地として利用していくということで、

なるべく住宅地を継承していこうということでございます。

寺尾緑地付近につきましては、中腹で掘割から橋梁に切り替わってくると

いうことになります。そういったことで、寺尾緑地の真ん中辺を、こういっ

た断面にありますように、橋梁で上っていくというようなことがございま

す。

北部区間につきましては、橋梁で低地部を渡っていくということになりま

すので、その橋梁用地の下につきましては、なるべく広い範囲を緑地空間で

あるとか、歩行空間ということで整備をしていくということで、影響を極力

抑えていくということが考えられます。

これは縦断案4の1と申しております。地下案ですけれども、寺尾台交差

点平面交差して、天台小学校からそのまま、大塚本町の交差点までをトンネ

ルでくぐっていくと。一部は、トンネルの上を開けていこうかなというとこ

ろも、必要になってまいろうかと思いますが、詳細な検討の結果によっては、

排気塔を設置するというようなケースも考えられます。

寺尾台のトンネルの上部につきましては、この横断面図にありますよう

に、上部の土地利用を道路を整備、あるいは歩行者道といったような環境面

の整備をしていく。

それから、寺尾緑地付近につきましては、どちらかというと逆に、地形的

な影響がないということで、寺尾緑地そのものの保全とか、再生ということ

を図っていこうということになります。

北部区間においても、トンネルということですので、その上部につきまし

ては生活道路、歩行者道、街路樹といったことを整備をしてまいります。

4の2案、これも4の1案と基本的には地区内は同じなんですけれども、

寺尾台の交差点の南からトンネルにしていくと。今、供用されている区間を

少し改修するわけなんですが、この県道40号と立体交差をして、あと同じ

ような考え方。ですので、地区内の土地利用は同様でございます。

次、5案。 後に縦断案5ですけれども、寺尾台交差点よりも南側、現在

供用中の区間からトンネル構造にして、大体、天台小学校を過ぎる辺りで、

深さ40mの深さに潜っていくということで、大深度でいこうということで

ございます。これでいきますと、大塚本町交差点、それから、相鉄、全部下

でくぐって、座間市域のある一定の区間、ここでいくと、はるかに右の方に

なるわけですけども、そこで地上に上がってくるというような計画でござい

ます。当然、地表部は現況の土地利用はすべて継承していくということです

ので、現況土地利用については大きく変わるところはございません。一部に

排気塔を建てなければならないということは、考えられるということが出て

まいります。

簡単でございましたが、以上で説明を終わらせていただきます。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 24/39

- 24 -

加藤委員

内藤

加藤委員

内藤

田村委員

渡邊部長

すいません。良いですか。

度々で申し訳ないんですけども、ちょっと3案の部分ですけど、田村さん

の方の話と渡邊さんの話なんですけど。私はですね、私の意見ですが、せっ

かく今回ですね、確かに田村さんの言われるように非効率かもしれないんだ

けれど、何にもなくってとんでもない道路をつくられたらですね、本当に1

00mぐらいの周辺の人、大迷惑だと思うんですね。少しでもやっぱり、音

下がればいいかなというふうに思いますので、多少ね、無駄になるかもしれ

ないけど、やる価値はあるのかなというふうに思っています。

地表はやっぱりですね、防音のスペックね。ここら辺までやれるとか何と

か言ってもらわないと。ちょっと現行のままで、他とですね、地下と比べる

というのもちょっと、前々回からお話させてもらっているようにと思います

んで、今回もですね、こういうふうにやりましょうとかないですよね。ここ

まで来た、ここまで決まるとか、現状等で。やっぱりその辺のお話されない

と、きっと1、2、3案を受け入れ難いかなと思うんですけれど、その辺や

っぱり何か出してもらいたいなと。いつまでに出しますか。それから、そう

しないと、1、2、3聞かないことにしたいなというふうには私の意見です。

今の案の1、2、3。

そうですね。対策はないですよね、騒音に対する。

田村委員。

先程から私がペンディングにしようっていう話はですね、案はいろいろあ

るんですけど、今の原子力発電所の稼働と同じでですね、誰が担保責任を取

るのかってことですよね。県の方に、こういうふうにやってくれというふう

に今言っていますけど、じゃあ、市長さんが全責任を取るんですか。もし駄

目だったっていう問題も出てきちゃうもんですから、今、何もないし、それ

で、私も金曜日に行った話だと、県の方は今言ったように、何も白紙の状態

だよということですので。だから、じゃあ、例えばインター推進部長が、全

責任取りますよということであれば、それは良いんでしょうけど。ねえ、部

長の職を離れれば関係ないでしょうし。だから、綾瀬の方としてはこういう

案が一番良いだろうと言ったときに、だれがその担保責任取るんですか。あ

なた方はそういうふうに言ったんだけど、前から言ったように県は知りませ

んでした。はい、それでおしまいですよっていうんじゃ困るんですけども、

その辺を部長さん、どういうふうにお考えになりますかね。

はい。この検討会で、 終的にこの案が一番良いという決めごとは、 終

的に出来ないと思っています。それで、今5案プラス1案出ていまして、そ

れで、それぞれ皆さんの思いが詰まった中で、先程加藤委員の方から、ここ

までやってくれればこの案も良いんじゃないの、というようなお言葉もいた

だいています。

それで、実際に先程3のこの進め方の部分でございますけども、市の方と

しては、皆さんにお願いをしてるのが10月まででございます。その中で、

この5案の中で、ここまで配慮してもらえればある程度受け入れられるかな

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 25/39

- 25 -

棚橋圀成委員

渡邊部長

内藤

笹木委員

というようなものを、それぞれの案の中でご提案いただければ、それをいわ

ゆる全部両論併記で束ねてまいりたい。

終的な決定権については、これ道路が決まらないと、また決められませ

ん。その中で、県の方で、その前にうちがこの案を県の方にお示しをします。

それで、いろいろ思いが詰まってございますので、それを読み取っていただ

いて、その中で県が、道路の形がこの形でというものが出てきた中で、また

再度、構築的な形で詰めたいなというふうに考えてございます。

はい、良いですか。すいません。棚橋と申します。

この道路整備計画につきまして、神奈川県が事業主体である。神奈川県で

は、かながわのみちづくり計画ということでですね、この中に位置づけて平

成28年度までには検討ということなんですが、そもそもこの計画に位置づ

けられているこの道路計画、北伸道路計画はですね、もっと細かく申し上げ

ますと、検討の中では事業実施時期の見込みということで、いろんな課題が

あってですね、見込みが立たないということで、留保付き存続という位置づ

けなんですね。

こういう存続理由のところですとね、これからの経済事情を予測した場合

ですね、人口の問題だとか産業構造の変化だとか、先程の案の中でですね、

まちづくりのために環境そのもの自身のいろんな課題があってですね、この

みちづくりについては疑問であると、やめた方が良いという案をですね、1

つの案として置いていただきたいということで、これは今回、私申し上げて

いる訳じゃなくて、今までの検討会の中でもですね、こういう意見が出てお

ります。ぜひ、これは案の1つとしてですね、位置づけていただきたいなと

要望いたします。

今の棚橋委員の説明なんですが、みちづくり計画、平成28年度までの道

路整備計画の中で、事業化検討箇所という位置づけでございます。

それから、今の留保付き存続っていうのは、すいません、都市計画道路の

見直しのもので、具体的には都市計画の方の部署がやっているものでござい

まして、やはり実現がなかなか難しいという中で、今言った留保付き存続と

いうような位置づけがされてございます。

市の方として、先程、5案プラス1案の話をしていますけども、その前段

として、この道路に対して嫌だというような話も、当然取りまとめの中には

入ってまいります。それで、嫌なんだけどもここまで配慮してもらいたい、

という部分もありますよというものを、すべて両論併記の中で、10月まで

に束ねていきたいと考えてございます。

それで、実際に都市計画道路の見直しについては、やはり 終的に地元調

整、今まさにまちづくり検討会でやっているわけでございますけども、また、

その部分についても、やめてしまうというものではなくて、お休みをするよ

うな形でご理解いただければなというふうに思います。

笹木委員。

はい。寺尾北の自治会から、私は推薦っていうかね、自治会の方から参加

しているわけですが、個人的にはいろんな考え方ありますが、自治会として

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 26/39

- 26 -

内藤

渡邊部長

は賛成、反対なんて特に持ってはいないんですが、自治会の考え方としては

ですね、寺尾北地区はですね、防災面でですね、非常に危険な地域になって

いるんですよ。

南関東地震というのは、予測されている中では2万9千人も、綾瀬で被災

者が出るよというような状況で。寺尾北の場合では、天台が一時避難所とい

うようなことでなっていますが、その他にも2箇所か3箇所、小さい公園が

あって、避難所とかというのは設定されているわけですが。とてもじゃない

が避難は出来ない状況です。天台小学校で、何千人も入れるかと言ったら入

れないんですよ。綾瀬の中で一番過密な、それで、一番危険な箇所が寺尾北

なんですよ。住宅も一番多いし。それから、道が狭くてですね、くねくね曲

がった道路。どっから幹線道路があるかというと、両サイドの旧246とか

ね、長後線とか、そういった道路ぐらいしかない。そういった面からいうと、

非常に防災面、それから、消防とか、そういった時の機能が充実されるんで、

好ましいことだなというふうには私は思っているんですよ。

この前、防災計画が見直しされたというようなことで、自治会で市役所か

ら来ていただいて説明を受けたんですが、やはりですね、寺尾北地区ね、大

きな場所は天台小学校しかないんですよ。どんな道路になろうにしても、公

園とか何か緑地帯とか、高架になれば下が広い所が確保されるとか、そうい

ったことが出てくれば大変素晴らしいことだなと。私は自治会の考え方から

いくと、賛成したいなというふうに思っています。道路が出来てくれること

が、今後のときに大きな役立つことになるんじゃないかなというふうに思い

ます。

地域の人で対象になる人は大変なことだとは思いますが、文化というのは

そういったいろんなことがあって、長期的な展望に立って、物事を見なけり

ゃいけないところもあるんじゃないかなと私は思いますんで、いろんな意味

で、 初から私は、ワークショップを早くやって下さいよという考え方でい

たんですが、そういったことも入れて、みんなでいろんな知恵を出した結果、

これが、環境とかいろんな面で難しい問題もあろうかとは思いますが、こう

いうのが良いねというのを、知恵を出し合えば、素晴らしいアイデアが出る

んじゃないかなと私は思っているんで。そういった方法で、みんなで力を合

わせた方が素晴らしい結果が生まれるんじゃないかなと思っていますので。

是非何かこの4つの案とか、経済効果とか、そんなことでいくと、大地下な

んていうのは、とてもじゃないが無理な話だと思うんですよ。東京のど真ん

中だって、池袋とかああいう所はやっていますが、そんな予算は取れないと

思うんで。経済効果と考えていけば、やっぱり1~4ぐらい。3か4ぐらい

の案で、4では多分駄目だと思うんで、3ぐらいな案で検討された方が、防

災面も確保できるんで、協力をお願いしたいと私は思っています。

はい、ありがとうございます。

はい。ありがとうございます。

終的に、道路構造決めるのは県でございまして、この場でちょっとコメ

ントが出来る状態ではございません。が、市の方としては今回、寺尾地区の

まちづくり検討会について、寺尾上土棚線に特化した形の中でご議論をして

いただいてございますが、資料の中にも、この県道40号から北側の部分に

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 27/39

- 27 -

内藤

田村委員

内藤

田村委員

渡邊部長

ついて、やはりそれ以上に、寺尾上土棚線周辺だけではなくて、それ以外に

も、非常に問題が多く含んでいる部分がございます。そういう中で、また、

都市政策課の方で持っています、まちづくり協議会みたいなものもございま

して、ちょっとそちらの方と、10月以降の話になりますが、どういう形で

ここのまちづくりの議論を続けていくか、というものを調整をさせていただ

きたいというふうに思います。よろしくお願いします。

田村さん、ちょっとよろしいでしょうか。

うん、ちょっと、いや、重要な話です。

はい。

今いろんな道路の話で、先程から言いましたように、県が、まちづくりと

いう項目では出て来ないって言うんであれば、提案なんですけど、だから、

そういう話であれば、市の方でまちづくりは外してですね、寺上線の問題を

考える会とかっていう話であれば、住民が率先してやってんだっていうこと

で、県は出てきますから、そういうふうな場を設けても良いんじゃないです

かね、と思います。

そうすれば、事業主体である県が出てくれば、我々の希望だってすぐ分か

るし、出来ないことは出来ないとはっきり言うでしょうから。まず1つの提

案は、じゃ、そういうふうな場を、メンバー同じでも構いません。頭を変え

るだけで良いんでしょうから。要するに県が言葉にこだわっていて、まちづ

くりはまち主体だからっていう話であれば、まちを外せば良いんじゃないで

すか。

それで、県にやはり、早い時期に出てきてもらうような努力をすべきです

よね。部長さんの方も、綾瀬市に優先っていうことであれば、県優先であれ

ば別でしょうけど、市に優先っていうことであれば、今度、県がなるべく出

てくるような場を設けて欲しい。

ただ、先程から言っているように、じゃあ、今度、提案した時の担保の権

限、責任は誰なんでしょうかっていう話は、部長さんもなかなか、公務員だ

から答えづらいでしょうけど、誰なんでしょうね。我々検討会が決めたんだ

から、この検討会が責任を負うのか、それをもってまとめた部長さんが責任

を負うのか。じゃあ市長さんが、全政治生命賭けて県にやるのかと。笑い事

じゃないですよね、皆さんこうやってやってんのだから。そういう話になる

んで、ただ、まとめただけじゃ不安だけだというふうに思っております。

ですから、私は意見、だから、県がなるべく出てくるような場を設けるよ

うな工夫をしてくださいよ、ということですね。

ありがとうございます。

今、田村委員の話については、引き続き県の方にはお願いをしてかなきゃ

いけない話だと、我々も認識をしてございます。そういう中で、県の方も、

県独自に検討が始まれば、やはり我々に対する窓口が開きますので、その中

で対応していきたいなというふうに考えてございます。

それから、この2年間の成果については、1回お休みという形の中で、1

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 28/39

- 28 -

回束ねさせてもらいたいというお願いでございますけども、それについて、

だれが責任を負うのかというような部分でございますけど、それについて

は、県の方で、どういうふうに考えるかというものがまだいただいてござい

ませんので、そこら辺の県の方のコメントを待って、また個別に対応してい

きたいなというふうに考えてございます。よろしくお願いします。

(3)意見交換

内藤

中島委員

内藤

氏家委員

内藤

氏家委員

内藤

氏家委員

渡邊部長

それでは、今日お集まりいただいた委員の方で、まだご発言されてない方

もいらっしゃいますので、順に皆さんのご意見、進め方等についても、こん

なやり方があれば良いんじゃないかとか、あるいは先程、笹木さんが言われ

たように防災上、やっぱりもう少しまちをどうにかしなくちゃいけないんじ

ゃないかというようなことも含めて、何でも結構ですので、じゃあ、笹木さ

ん、さっき言われたので、次に中島さん、お願いいたします。

それでは、中島です。これでもう1年以上、皆さんと一緒に、こういう検

討させていただいたんですが、今日やっぱり振り返ってみますとですね、2

つの点が私はあるように思います。

やはり田村さん言うように、市の立場、市の現状、これをやっぱり県の方

へ、はっきりした態度で出していただかないと、話は進まないと思うんです

ね。それが1つ。

2つ目はですね、これは徒然、2丁目の加藤さんが言っているんですが、

現況に基づいた資料、これを重点的に資料として提示していただきたい。デ

ータもそうです。そうすると、我々はしっくりいくわけです。すぐ検討出来

るわけ、あるいは意見が出るわけなんです。一般的にこうですとか、あるい

は資料上こうなんですみたいなこと言われると、専門家以外は、なかなかデ

ータも持ち合わせてないし。我々も知恵もありません。従って、出来ればそ

ういう具体的に、現行に沿ったような資料として提出していただきたいと、

こういう思いです。以上です。

はい、ありがとうございました。

よろしいですか。ちょっと質問が。

はい。

たたき台もらったんですが、このたたき台の1ページ目で、寺尾児童館っ

て、ちょうど平面図で寺尾児童館って書いてあって、信号書いてありますね。

はい。

その寺尾児童館をはさんだ両サイドの道路がありますね。これは例えば3

ページ目の高架式の場合は児童館の両サイドに道路がないですよね。という

ことは、1ページ目の児童館の両サイドにある道路は新しく作るっていう意

味。

そうです、はい。そのとおりです。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 29/39

- 29 -

氏家委員

内藤

渡邊部長

氏家委員

渡邊部長

氏家委員

渡邊部長

氏家委員

渡邊部長

氏家委員

内藤

木村委員

これを見たんじゃ何だかよく分からないんで、他の方分かりました。

ちょっと分かりづらいかもしれないですね。

一応、新しく作る道路もございますので、もしあれでしたら、また次回は

色分けもした中で、この道路も作ってく、みたいな色表示もいいかなと思い

ますので、工夫したいと思います。

それともう1つ、第3案で、高架になったならば、その下は公園とか、緑

地とかにしますよっていうことですよね。

そうです。

ということは、この緑地に該当している現在の住宅等は、撤去されるって

いうことですか。

そうです、はい。

ということは、マンションはなくなるっていうことですね。

そうです、はい。

そういうことですね。はい、すいません。ありがとうございます。

はい、次の方、お願いいたします。木村さん。

はい。この会議が始まって約2年ですね。いろんな条件で、我々年寄ばっ

かり集まって話した結果、私が感じたことはですね、2つしかないと思う。

地上案。22m道路はやりますよと。ただ、それだけの答えだけでね、あと、

我々から、住民から市に質問した内容の回答は、全然回答はしていただかな

い。はっきり言って。

部長さんからおっしゃった言葉は、また今年の10月で終わり。何のため

に我々、こんな協力をしていて、時間を持て余して、好きでこんなところへ

来ているわけじゃないですから。私は自分の家がなくなると思うから、こっ

ち来ているんですよ、自分で立候補して。切実なる問題ですよ。そういう形

にしても、測地さんだか何さんだか知らないけど、モデル、プラン、モデル

みたいなものをつくってくださいねと、2年間もお願いしているのに、今の

時点で何の連絡もない。回答もない。

我々が、住民を、一般市民でも良いですわ。我々を説得するだけの資料は

全然ないわけですよ、ここ2年間の間に。それで1案から5案を求めて、回

答を出してくださいよと。意味がちょっと分からないですよね。

それで、今までの1回から5回まであった委員会のやつでも、我々が要求

して出した資料なんてのは、いつもないですよ。全部市からの、これ進行の

資料ですよ。それなのに、質問は全然出していただかない。ふざけた話です

わね。部長さん、どういう考えを持つんですか。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 30/39

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渡邊部長

矢部委員

内藤

宮本委員

内藤

一応、今言われた資料について、今言われたとおり、なかなか出せなかっ

た部分もございます。また、10月で1回お休みというような話の中で、非

常にお気持ちは分かるわけでございますが、うちの方としても、もう1回、

一応意見をまとめる中におきまして、また、議事録をよく読み返させていた

だいて、出せるものは出していきたいということと、対処させていただきた

いと思います。よろしくお願いします。

はい。小園自治会の矢部でございますが、今、木村さんから言われたよう

に、2年間近くですね、いろいろとこうやって、26名の方が集まって、い

ろいろ意見を言いました。県が偉いのか市が偉いのかちょっと分かりません

けども。やはり市で、ここで決めたことをね、県の方に納得させるというね、

そういうやっぱり努力をしてもらいたいよね。せっかくこうやってですね、

時間を使って、いろいろ忙しい中、皆さんお集まりになっていると思います

ので、県に従うんじゃなくて、市でまとまった意見をですね、県の方に納得

させるという、こういうやっぱり強い意見を言ってもらいたいと思うんです

ね。

やはり道路を作るというつもりで、私たちは来ております。道路を作るの

に、22mって決まっているんでしょうかね。それをするのに、どういうと

ころに問題があって、それをどういうふうにクリアしたら良いのかってこと

を、ここで検討するんだと思って、私は来ているんですね。どうか、そのこ

とも考えていただいてですね、県が来なかったら、市の方で考えていること

を、我々が言った意見を、何としても県に納得させるという、そういうやっ

ぱり強い決意でね、担当の方は臨んでもらいたいと思います。よろしくお願

いします。

はい、ありがとうございます。続きまして、宮本さん。

はい。宮本です。今、道路は天台小学校のあそこまで来て、そこまで出来

る間の、42号線がですね、9月の末だから、もう何年かになるんですけど

も、結構な年月が経って、あそこにとりあえずストップになって、そのまま

北伸という話で、今回のこういう検討会議に。

私も、寺尾のこの地区のところを運転していますとですね、結構この辺は

もう狭いですね。実際に車を運転して、私は週に3回ぐるぐる回っているん

ですけど、道路入っちゃうと、全然すれ違えないですね。そうすると、防災

とか、そういう点からすると、やはりこのような道路が必要じゃないかなと

いうことは、十分良い機会で、考えるべきまちづくりだと思うんですけど。

ただ、ここに住んでいらっしゃる、直接道路にかかる住民の方々に対しては、

非常に大変な思いだと思うんですよ。

だから、この辺のところと、あと、環境問題、その辺りをですね、市の方

は十分考えていただきながら、こういう道路整備をやっていただきたいと。

それはすべてじゃないかなと思うんですが、そういうことでよろしくお願い

したいと思います。

ありがとうございます。萩原さん、お願いします。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 31/39

- 31 -

萩原委員

内藤

渡邊部長

内藤

高橋委員

内藤

渡邊部長

はい。事業主体である県が、全然動かないということですね。それと、あ

と、座間とか海老名がテーブルに付かないということになると、これ実現性

があるんですかね。何か非常に、何年先なのか。だから、この会議そのもの

をもう今日で止めにして、県の方で具体的な動きがあるまで、ペンディング

した方が良いんじゃないですか。出ていて非常に虚しいですね。今までの意

見が無駄だとは思いません。いろんな意見が出たんで、私もかなり理解がで

きましたけど、これ以上、第1案だ、第5案だなんかやったって、肝心な事

業主体がまた微動だにしないっていうのは、そういうところでやっても非常

に無駄だと思うんですね、この会議は。以上です。

ありがとうございます。

ありがとうございます。申し訳ないんですが、せっかく10月まで任期で

ございます。それで、今いろんなご意見いただいています。宿題もあります。

それで、次これ出した方が良いんじゃないの、というものもいただいてござ

います。そういうものもございますので、ここでスッパリということではな

くて、申し訳ないですけども、10月まで、あと何回かやらさせていただい

て、まとめさせていただければというふうに思います。よろしくお願いしま

す。

はい。それでは、高橋さん。

はい。寺尾台の交差点のところに住んでいまして。目の前に今、道路が流

れていて。かなり言ってきていますけど、何回か出ていますけど、私たちの

この会議やった、この意見は、どの程度県の方へ届くのか。活用をされるの

かと、そういうあれは何回か出ていますよね。

それで、今、萩原さんから、矢部さんにしてもそうですけど、確かに資料

としては、専門家がつくった立派な資料出ていますけど、やっぱりなんてい

うんですか、会議を今まで見ていて、参加してきて感じているのは、会議の

進行の仕方。それから、前にもまたあったのは、くどいようですけども、我々

の意見はどこまで届くのか。何かどっか強いメッセージがないんですよね、

ここ参加していて。それが恐らく皆さん同じような意見じゃないかなと思い

ます、多くの方の。

やっぱり何かこう、貴重な時間を割いて来ているんだから、この件はここ

まで届けますよとか、何かそういう強いメッセージがないとね。そんなふう

に感じているんですよ。

それから、会議の進行の仕方でも、もうちょっと工夫のしようじゃないか

なと、そんなふうに感じます。まだまだ話したいことたくさんあるんですけ

ど、限られた時間の中で皆さんのあれがあるので、ここで終わり。よろしく

お願いします。

ありがとうございます。

今回の検討会のまとめたものについては、県の方で活用していただくよう

な形で、強いメッセージがないということでございますが、この2年間の成

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 32/39

- 32 -

内藤

山岸委員

渡邊部長

内藤

松委員

果ということで、必ず県の方で配慮、または検討してもらうような形で、市

長初め、動いてまいりたいというふうに考えてございます。よろしくお願い

します。

はい。それでは、山岸さん。

はい。何度もこの会議に出ていまして、いつも思うんですけど、帰りはが

っかりするんです。何のまとまりもない。何の方向も出ない。こんな会議い

くらやっても無駄でしょう。

それで、一定の時期が来れば、行政側は会議を何回やった、それで終わり

じゃないですか。もっと真剣に考えましょうよ。俺ももうここで、綾瀬に来

て30年。この綾瀬の地域の人間になりました。便利になることは結構なこ

とです。それでも緑をつぶし、畑をつぶし、そういう中で道路は作られてい

く。こんなことでいいんでしょうかね。もっと考えましょう。以上です。

今回、まちづくりの案を出させていただいてございます。一応こちらの方

の中で、この周辺の緑地等を十分、環境帯という形に一部なってまいります

けども、取っていきたいなというふうには考えてございます。よろしくお願

いします。

すいません、次に松さん、お願いいたします。

今日お伺いしました中で、県庁の方にお伺いされた委員の方、非常に素晴

らしい決断と行動力だったと思います。

私も、あまりもたもたするようでは、自分で県に行って調べようかなと、

実は思っていたんです。内容の報告も素晴らしかったですね。非常に良く分

かりました。そして、現況を非常に把握されていました。今までずっと参加

して、この会議の進行状態がどの辺にあるのかなというのが、いつも分かん

なかった。それも県の腹づもりって言いますか、要するに国にしても、県に

しても、市にしてもですね、どれだけ仕事をしていたか、そして、不成功だ

というのは銭次第です。金がなければ何も、何年かかって会議資料作っても

駄目なんです。ですから、皆さんが、責任を先程だれが取るか、とかってい

うようなことありましたけど、金次第。

私もかつてそういうこと、何十年も1つのプログラムを計画して、県と交

渉したことありますけど、そういうもんですね。もう淡々として、コツコツ

コツコツやって、結局駄目なこともいっぱいあったと。だから、予算が付か

なければ何も出来ないんですね。ですから、その辺は皆さん、あまり真剣に

責任を持って考えられなくても良いと思うんですね。

それから、民間関係の発言力については、やっぱりお金だけとは一概に言

えないことがありまして。皆さんの発言力は多いほどやっぱり市も、県も、

国も動いてくれるんです。ですから、この委員会は、3市の合同の委員会と

いうのも1つ棚上げして考えて、綾瀬の分科会というようなことを1つのチ

ームとして、ほかの海老名とか座間とか、そういうものに協力に引っ張り込

むと。やっぱり綾瀬が、インターができることから考えると、綾瀬が主導だ

と思うんですよね。その2つぐらい、今ちょっと考えましたけど。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 33/39

- 33 -

内藤

渡邊部長

内藤

棚橋ひとみ委員

内藤

渡邊部長

はい、どうもありがとうございます。

はい。ありがとうございます。今のご意見、綾瀬が一応主導権を握って、

40年かけて前からずっと上がってきましたので、綾瀬がそれぞれ海老名、

座間、相模原の方も働きかけてやっておったわけですけども、県の方の検討

がまだ始まらないという中で、こんなような状況になってしまったことを、

大変お詫びをしたいというふうに思います。

また、始まれば、先程のご提案で、民間レベルでもやはり綾瀬、海老名、

座間というふうな検討会がなされて、やはり周辺の土地も相当実費がない

と、先程ボトルネックの部分というのは、当然4車線の踏切っていうのはあ

り得ませんので、立体になれば、あそこにはマンションがあるわけでござい

ますけども、そこら辺もどうするのかという話も、当然出てくる話かなとい

うふうには思いますが、それも、それぞれ各市が、それぞれ責任を持って、

やはり地元との調整が必要になってくるという内容でございますので、ま

た、民レベルのそういう検討会も、一緒に立ち上げるのも1つの案かなとい

うことで、受け止めさせていただきたいと思います。ありがとうございます。

それでは、棚橋さん、お願いします。

はい。「検討会委員からいただいたご意見」というとこの1番なんですけ

れども、これ私なんですけれども。2010年に開催された、住民説明会で

の内容、その決定事項がないために、経過報告会を今していないということ

なんですけれども、もう2年以上経っているので、道路にかかるところの部

分の人とか、それから、その周辺の人たち、皆さん長い間かかっているので、

この道路は出来ないんじゃないか、と思っている方が結構いるんですよね。

それで、その中で北伸ニュースっていうのがあって、何案、何案、何案っ

ていうと、私たち委員がこういう形で決めちゃったの、ってよく聞かれるん

ですけれども。ちょっと委員が決めたわけではなく、こういう案が出ている

んだっていうことは言いますが、どうも住民自体が、あまりこの道路につい

ての、北伸ニュースの発行の意図とか、それから、ホームページを理解して

いない部分が多いんだと思うんですよね。

だから、決定事項がないっていうのも分かるんですけれども、定期的に4

0年かけて寺尾台まで来た道路なんですから、これから何年かかってもやっ

ていくんだと思うんですが、定期的にその地域を集めて、やはり、市の方が

説明をするっていう形を取ってほしいと思います。

それで、意見が出たらそれについて答えるっていうことで、多少なりとも、

住民の方が納得される部分もあると思うし、反論もあると思いますが、そう

いう形で、ホームページ、ホームページって言うんですけれども、そういう

ものを見たことがない方もいらっしゃると思うし、すべての方がそういうも

のを見られるとは限らないので、そこに出したから良いんだよ、っていうよ

うな形は取って欲しくないと思います。よろしくお願いします。

ありがとうございます。

住民説明でございますけども、今回この2年間の成果は取りまとめたいん

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 34/39

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内藤

佐藤委員

渡邊部長

佐藤委員

渡邊部長

佐藤委員

渡邊部長

佐藤委員

渡邊部長

です。まず前提として、この道路を作るべきじゃないという部分もあります

よ、という話があったり、もし作るんであればこういうところに配慮しても

らいたい。

それで、決定事項がない。いわゆる道路の構造が決まりませんので、決定

事項がないということで、説明会については説明する、経過の説明は出来る

かもしれませんけども、結果の説明が出来ないという中で、ちょっとまた非

常に、消化不良の部分になってしまうのかな、っていうふうに懸念をしてご

ざいます。

そういう中で一度、この取りまとめたものについて、皆さんの方に冊子に

して、また、パブリックコメント等をやった中で、その中でまた対応してま

いりたいなと考えてございます。

また、県の方の動き等があれば、また、北伸ニュースで、そういうものは、

お知らせをしていきたいというふうに考えてございます。よろしくご理解の

方を賜りたいと思います。

それでは、佐藤さん、お願いします。

佐藤といいます。いろいろたくさん意見があって、私個人的には道路は賛

成です。賛成です。ただ、いろんな事情のある方もいるんで、大きな声で賛

成と言おうとも思っていません。個人的には賛成です。

それで、今、話聞いていると、かなり大多数の方に、ものすごい大きな不

満があると思うんですよ。それは、先が見えない不満だと思うんですよね。

そんな中でですね、行政、役所の方ですね、役所の方の説明がちょっとね、

親切じゃないような気がするんですよ。それで私のね、認識違ったらですね、

大変失礼なんで、ちょっとお尋ねしますが。この事業っていうのは、綾瀬市

の都市計画道路っていうことですよね。

はい、そうです。

それで間違いないですね。

はい、間違いない。

それで、その都市計画道路は地元の行政、自治体が事業計画、事業企画を

立てて、これを県に上げて、それで初めて、都市計画の事業推進に結びつく

んじゃないですかね。

いや、それはちょっと。

ちょっと違うんですか。

今の都市計画決定と、それから、事業者とはまたちょっと別物でございま

して、それぞれ、各市で都市計画というものを持っています。それで、国道

であろうと、県道であろうと、市道であろうと、原案作成者はすべて、その

町単位、市単位、都市計画の区域ごとに決めるということでございまして、

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 35/39

- 35 -

佐藤委員

渡邊部長

佐藤委員

それで、綾瀬都市計画道路という名称がついている道路でございますが、事

業者は、これは県道ということでやりますので、事業者は、県が具体的な道

路構造をつくるというものでございます。

うん。だから、たたき台は地元の行政でやるわけでしょ。事業申請ですよ。

事業申請の手続きは、これについては事業者がやる形になります。

ちょっと認識が違うのかな。そこはね、今言われているこれ、都市計画道

路ですから、当然いろんなとこから補助が出てくるし、国からも出るだろう

し、県からも出るし、綾瀬市の負担もあるだろうし。そんな中では、段階的

に上げていって、こういう形で事業計画しています、ということを県に上げ

なければ、県は1歩も動かないと思います。県独自の考え方もあると思いま

すけども、これは、この綾瀬市の都市計画道路を、こうやってやる以上には

補助金が出ますんで、その補助金をいただくためには、きちっとした計画を

上げないと出ないと思います。

これは間違っているんだったら、間違っているって言ってくれても良いけ

ども、大体がそういう基準になっています。

そんな形の中では、今この委員会ですかね、検討会。これ自体もですね、

綾瀬市は、皆さんにある程度、こういう道路を計画しているけども、実際み

んなどうなんだと。こういうふうになった方が便利じゃないかと。この方が

公害少ないじゃないかとか、いろんなそういうことを作り上げる場所だと、

私は 初考えていたんですよ。ところが、委員の方と行政の方と、ものすご

く対峙しちゃってですね、まるで敵と言い合いしているようなところもたく

さんあるし。だから、根本的にここで割れていたんじゃあ、今の民主党と同

じで、県に持っていく話は、全然形が出来ないと思います。形ができなけれ

ば、回答は出てこないと思います。

そんな意味では、我々ももっと仲良くしてですよ、役所に、我々はこうし

てもらいたいんだ、ああしてもらいたいんだ、そういう意見を言って。当初

2回目か3回目の時に、この検討会では、拒否も我々の権限にあるわけだと

いう話を、ちょっとさせてもらった経緯があります。ですから、やらないっ

ていう選択も、我々にはあるわけです。だから、そういったことも踏まえて

ですね、きちっと、もうちょっと身内同士ですから、仲良くやっていく方法

を考えた方が良いんじゃないかと思います。

だから、道路に対して賛成の人もいるだろうし、反対の人もいるだろうし、

だから、先程冒頭言いましたけども、大きな声で賛成とは、私も言いません。

ただ、個人的には賛成です。そんな中でね、もっと端的に、過激に言えば、

都市計画決定されると、強制収容されて、 終的には道路は出来ちゃうんで

す。そんなことも後ろにあります。ですから、どうせ出来るんなら、我々に

一番良いものっていうことで、皆さんの案をまとめてもらった方が、私は良

いと思います。

それで、役所の方の説明も、もうちょっと端的に、今日はこうしなきゃな

らないんだっていうことを、はっきり言った方がいいと思います。よろしく

お願いします。

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 36/39

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渡邊部長

佐藤委員

渡邊部長

佐藤委員

渡邊部長

佐藤委員

渡邊部長

佐藤委員

内藤

原井委員

ありがとうございます。今まで、ちょっと進め方もいろいろ、なかなか進

まなかった部分で不満があるのは当然だというふうに思います。

それから、この事業でございますけども、残念ながら検討会で、 終案が

これが良いよというものについては、この検討会、いろいろな方がいらっし

ゃいます。それで、いろんな思いがあります。その思いを束ねて、 終的に、

また再度、県の方に強く働きかける中で、県が出てきた段階で、また再度確

認させていただければなあ、というふうに思っていますので、よろしくお願

いします。

1点ちょっと追加で。

はい。

これはアセスの対象事業になります。

アセスの対象事業にはなりません。なりませんが、やはり環境問題いろい

ろございますので、 終的には、これ県の方の判断になると思いますけども、

やはり具体的な環境についてのお話も、当然説明の中では出てくるものと思

っています。

じゃあ、そういったアセス、あるいは計画に対する縦覧とか、そういった

ことはやらないんですか。

また説明会の中で、その中身については触れますけども、縦覧、報告等の

手続きはないと思います。はい。

勝手に進んじゃうってことですか。

原井さん、お願いします。

寺上線がですね、主要幹線道路ですよね。それが、寺尾台の交差点でスト

ップしていること自体がですね、もうこれは考えられないことなんですよ。

ですから、寺尾台の交差点のところに立っていますと、湘南ナンバーとかで

すね、相模ナンバー以外の、湘南ナンバー、東京のナンバー、いろんな車が

あそこまで来るわけです。それで、直進したり、右折したり、左折したりし

ている姿に接していて、創価学会の平和会館の前の道路は、もう現に車道化

してですね、左折の出来るような工事が出来ております。

それと、今、道路予定地の中をずっとこう歩いてみると、各所に道路用地

として、買収されている所は多く目立っております。そこは黒いビニールシ

ートでかぶさって、草が生えないような態勢にしてあります。そういう現実

をですね、我々つぶさに見たとき、この道路反対とかね、言っていること自

体、考えていかなきゃならないんじゃないかと思います。

私としてはですね、道路予定地の、もう買収してある面積はですね、全体

の何%になっているというぐらいのですね、数字を公表してもらってです

ね、もう行政としてはですね、この事業を推進している、INGの状態で来

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 37/39

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内藤

渡邊部長

内藤

原田委員

ているんだというように、市民に理解をですね、求める必要があると思いま

す。

市長の選挙はですね、間もなく行われます。過日この席で、市長のマニフ

ェストが明らかになりました。その中でですね、綾瀬のスマートインターの

ことに関連して、この北伸道路は、マニフェストとしてやらなきゃならない

んだよ、というようなことを市長予定者、現市長は訴えておられました。そ

ういうことで、責任をだれが問うのかとか、そんな状態じゃあもうないんで

すよ。と私は理解しております。

私の住んでいる市道208号線、今あそこで寺上線が止まっていますの

で、208号線、一部の委員にはですね、208号線を通してですね、もう

北伸道路は止めても良いんじゃねえの、というようなご意見もいただきまし

たが、208号線のあるべき姿は、私から言わなくてもご理解いただけるも

のと思います。

過日、市長との市政報告会で、住民がそのことを強く訴えて、市長いわく

北伸道路と絡めてですね、スマートインターのアクセス道路というような感

じの中で、推進していただけるという確約もいただいておる、という現実か

らしてですね、工事については推進してもらいたいというのは、私の考え方

です。

はい、ありがとうございます。

現在、寺尾上土棚線の用地については、約4,000㎡弱を、皆様のご要

望にお応えして、買わさせていただいてございます。全体的にいうと、2割

弱程度の用地になるかなというふうに思いますけども、 終的にはこれを、

県の方に買っていただいて、そのお金を基に、市は周辺整備にも務めていき

たいということで、市長も申されてございます。そういったことに使いたい

なというふうに思います。

それから、今インターの話が出ましたけども、インターについては現状の

交通の処理の中で、交差点需要率という説明の中で説明がされましたけど

も、現状の中でも対応は可能、というような形で説明がされてございます。

ただ、やはり北部、今でも混んでいますので、そこを何とかしたいという

中で、この寺尾上土棚線についても、併せて早い時期に実現化をしていきた

いなというのが、市の責務だというふうに考えてございますので、よろしく

お願いします。

すいません、 後になりました、原田さん、お願いします。

はい。いろいろと検討会ということで、皆さんのご意見等が出てきました。

その結果はこういう資料に、今まではお手元にある資料のところに、まとめ

をされているということで、非常にこれは、事務局の方のご努力と言います

か、大分知恵を絞った結果として出ているというふうに思います。

ですから、この検討会につきましては、無駄だとかっていうことは私は考

えておりません。思っておりません。ということは、こういうふうな資料を

見て、やはりこれなりのことが、今までの中で話し合ってきたご意見等ので

すね、まとめかなというふうに思っております。この中で、やはり資料とし

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 38/39

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内藤

渡邊部長

てですね、こういう判断を私はしてきました。

それで、ただ、会議が長くなるっていうのが少しね、私はちょっと苦痛な

んですね。ということは、まず、私もこれ長く喋っている感じになると思う

んですが、まず検討会のまず式次第、それから、進め方についての、そこら

辺でもう内容に入っちゃって、それに答えていろいろとやっているっていう

ふうな議論があります。そういうのは今まで何回も、毎回同じようなことを

やっていたんで、そんなような形で、確かにまちづくり検討会っていうのは、

本当にこれは、前にまちづくりという名前が、ちょっと違うんではないのか

っていうふうなことを私言いました。これは北伸道路、道路を作るの、道路

づくりの検討会っていうような形にした方がよろしいんじゃないかな、とい

うふうな形でお話しましたけれども、ただ、今までの会議の中で、この検討

会の中でですね、こういった資料、本当に、中身を見ますと、それぞれの方

のご意見等がまとまっていて、非常に良いと思っております。

ただ、やはり委員の役目っていうのは、その皆さん方のそれぞれの意見を

聞いて、というふうなことはありますけれども。ただ、私思うには、本当に

もう大局的な見方じゃなくて、個人的な利害関係で何かものを言っているよ

うな、そういうふうな感じを受けたのは実際の、今までのこの検討会の中で

ですね、感じております。

従いまして、事務局の方も、そこら辺のところはそのご意見の中で、そこ

で、今日はあとで説明を終わってから質問、というふうな形で出ましたけれ

ども、こういうのはやはり、これからの検討会においてもですね、こういっ

たことを、少し進め方についても考えていただきたいなというふうに思いま

す。以上です。

はい、ありがとうございました。

市の方といたしましては、やはり住民参加を、常々市長は、十分するよう

にという指示でございます。

また、ここで1回お休みという形で、今10月を目途にというお話、説明

をさせていただいてございますけども、また、今後やはり寺尾地区のまちづ

くりの中で、また、この寺尾上土棚線に特化した形ではなくて、全体のまち

づくりという中で、また引き続き検討が出来ないかと、調整してまいりたい

というふうに思います。よろしくお願いします。

4.閉 会

司会(栩秋)

皆さんありがとうございました。貴重なご意見等を本日いただきました。

会議の冒頭、おおむね2時間から2時間半程度で、ということで4時を目

途に進めてまいりました。

お手元に、ご意見用紙配付させていただいております。今日この場で発言

しきれなかった内容等々、ご意見、要望等ございましたら、こちらの今、担

当が持っております、図面の関係についてはこちらのもの、それと、会議自

体のことについては、こちらのA4のものに意見用紙がございますので、そ

ちらの方にご記入をしていただいて、おおむね1週間程度、7月2日までに

郵便、ファックス、メールなどで、私どもの方にお寄せいただければ幸いで

す。ホームページの方にも、アップいたしますので、こちらの方も併せて活

第6回 寺尾地区まちづくり検討会 議事録 39/39

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用していただきたいと思います。

本日は、委員の皆様におかれましては、長時間にわたりありがとうござい

ました。

次回、第7回の検討会につきましては、今のところ、平成24年8月26

日、日曜日、8月の下旬の日曜日、26日になります。午後1時半からの開

催予定になっておりますので、また、改めて開催通知の方、送らせていただ

きたいと思います。

以上をもちまして、第6回「寺尾地区まちづくり検討会」を閉会とさせて

いただきます。本日はありがとうございました。