第2次 いきいき健康プランにっしん21 -...

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第2次 いきいき健康プランにっしん21 平成 26 年3月 日進市

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第2次

いきいき健康プランにっしん21

平成 26 年3月

日進市

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ご あ い さ つ

生涯にわたって心身ともに健康で充実した人生を送るこ

と、このことは、すべての市民の願いであり、私たち行政

の役割や責務も、まさに、その実現にあると受けとめてい

ます。

本市では、平成 16年に市民の皆様の健康づくりを推進

するための計画「いきいき健康プランにっしん21」を策

定し、さまざまなご支援ご協力を得ながら 10 年が経過し

ました。本市は、毎年1千人近くの子どもたちが誕生する

ほか、昨年発表された平成 22年の市民の平均寿命は、男

性が 81.0歳で愛知県内第1位、女性は 87.3 歳で第2位という健康長寿のまちに成長

しました。平成 23年 10月には、初のオリジナル体操「にっしん体操」が、名古屋学

芸大学と愛知学院大学及び名古屋大学と連携して完成し、学校や地域の行事など身近

な場所で親しまれ、生活習慣病予防や介護予防を啓発する大きな弾みにもなっていま

す。

このたび、本市は次なるステージを目指し、平成 26年度から 10 年間を計画年度と

した「第2次いきいき健康プランにっしん21」を策定しました。市民、行政をはじ

め、医療・福祉など関係機関と団体が一体となって、健康づくりを総合的に推進する

方向性と主要な取り組みを示しました。健康寿命の延伸と、健康格差の縮小を視野に、

基本理念は、「市民が共に支えあい、健やかで心豊かに長生きができるまちを目指し

て」。キャッチフレーズは、「“日”々 “進”めよう一歩ずつ!健康なまち、にっしん」

であります。

本市は今年 10月、市制施行 20周年を迎えます。計画の初年度にあたるこの節目を

記念して、いわゆる「健康都市宣言」を行い、皆様が生涯にわたって健やかで、心豊

かであることを、まちづくりの柱として明確に位置づけ、市民の健康づくりを文字通

り日々進めてまいります。

私たちのまち日進は、緑が多く病院や介護施設も充実し、この恵まれた環境を生か

しながら、本計画が市民の皆様のまさに「心身」の豊かな健康づくりに大きく貢献す

ることを心から願っております。

最後になりますが、本計画づくりにあたって、会議へのご参加やアンケート調査等

にご協力くださった多くの皆様に厚く御礼申し上げます。

平成 26年3月

日進市長 萩 野 幸 三

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目 次

第1章 計画の策定にあたって

1 計画策定の背景と趣旨 ..................................... 3

2 「いきいき健康プランにっしん21」の経緯 ................. 5

3 計画の位置づけ ........................................... 7

4 計画の期間 ............................................... 8

5 計画策定の経緯と体制 ..................................... 9

6 本計画書の留意点 ........................................ 10

第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

1 健康データからみる現状 .................................. 13

2 市民アンケート結果 ...................................... 32

3 第1次プランの最終評価 .................................. 39

4 日進市の特性や課題 ...................................... 54

第3章 計画の基本的な考え方

1 基本理念と基本方針 ...................................... 59

2 計画の推進の視点 ........................................ 62

第4章 計画の推進

1 計画の体系 .............................................. 65

2 取り組みの展開 .......................................... 66

3 ライフステージ別市民の主な取り組み ...................... 88

4 コラム NISSIN Project からわかったこと ................ 90

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第5章 計画の推進に向けて

1 健康のまちづくりについて ................................ 95

2 計画の進行管理と評価 .................................... 96

資料編

1 計画策定の経緯 ......................................... 101

2 平成 25 年度 委員名簿 ................................... 103

3 第1次プラン最終評価指標一覧 ........................... 105

4 関係各課の取組一覧 ..................................... 113

5 第2次プラン目標指標一覧 ............................... 131

6 用語解説 ............................................... 138

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計画の策定にあたって

第1章

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第1章 計画の策定にあたって

3

第1章 計画の策定にあたって

1 計画策定の背景と趣旨

わが国の平均寿命は、生活環境の改善や医学の進歩により急速な延びを示し、世界有数

の長寿国となりました。一方で、急速な高齢化の進展に伴う、がん・心臓病・脳血管疾患・

糖尿病等の生活習慣病の増加、及び介護が必要な状態(要介護状態)になる人の増加は、

生活の質の低下や、療養生活を支援する社会の負担の増加等を招いており、深刻な社会問

題となっています。

国は、平成 24年7月、21世紀における第二次国民健康づくり運動「健康日本21(第

2次)」を策定し、国民の健康の増進の総合的な推進を図るため、5つの基本的な方向を示

し、現状の数値と概ね 10 年後の目標値を設定しました。

また、愛知県においても、国の考え方を取り入れ、健康寿命をさらに延伸させるため「健

康長寿あいちの実現」を目指し、「健康日本21あいち新計画」を平成 25 年3月に策定し、

新たな健康づくりの取り組みを推進しています。

本市では、国の「健康日本21(第2次)」及び「健康日本21あいち新計画」を踏まえ、

生活習慣病の発症予防や重症化予防を図るとともに、市民、行政機関をはじめ、関係機関・

団体等が一体となって健康づくりを総合的かつ効果的に推進することを目指し、「市民が共

に支えあい、健やかで心豊かに長生きができるまちを目指して」を基本理念とする「第2

次いきいき健康プランにっしん21」(以下、「第2次プラン」という。)を策定しました。

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4

≪健康日本21(第2次)における5つの基本的な方向≫

①健康寿命の延伸と健康格差の縮小

健康寿命とは、日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間のことをい

います。健康寿命を延ばすことが、達成すべき最終的な目標です。

②生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(NCD(非感染性疾患)の予防)

がん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)(以下、「COPD」という。)

に対処するため、一次予防・重症化予防に重点を置いた対策を推進します。

③社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上

国民が、自立した日常生活を営むことを目指し、ライフステージに応じ、「こころの健康」

「次世代の健康」「高齢者の健康」を推進します。

④健康を支え、守るための社会環境の整備

時間的・精神的にゆとりある生活の確保が困難な者も含め、社会全体が相互に支え合いな

がら健康を守る環境を整備します。

⑤栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙、歯・口腔の健康に関する生活習慣

の改善及び社会環境の改善

生活習慣病の予防、社会生活機能の維持及び向上、生活の質の向上の観点から、各生活習

慣の改善を図るとともに、社会環境を改善していきます。

健康日本21(第2次)の概念図

全ての国民が共に支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現

① 健康寿命の延伸・健康格差の縮小

生活の質の向上 社会環境の質の向上

② ④ ③

健康のための資源 (保健・医療・福祉等サービス)へのアクセスの改善と公平性の確保

生活習慣病の

発症予防・重症化予防

社会生活機能

の維持・向上 社会参加の

機会の増加

⑤ 社会環境の改善

生活習慣の改善 (リスクファクターの低減)

次期国民健康づくり運動による具体的取組

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第1章 計画の策定にあたって

5

2 「いきいき健康プランにっしん21」の経緯

本市では、平成 15 年度に国が策定した「健康日本21」及び「健やか親子21」を踏ま

えた健康づくり施策を進めるため、市民の健康づくりに関する具体的な目標を掲げ、平成

16年度から平成 25年度までの 10年間の計画「いきいき健康プランにっしん21」(以下、

「第1次プラン」という。)を策定しました。そして、「健康づくりは、まずは自分に気づ

くことから始まります」を基本理念に、市民の主体的な健康づくりに対する取り組みを進

めてきました。

その後、平成 20年度に同プランの中間評価を行った際の結果から、その後5年間は「メ

タボリックシンドローム」対策と「心の健康づくり」対策に重点をおき、さらなる健康づ

くり施策を進めてきました。その結果、取り組みには一定の成果が認められるものの、生

活習慣病の発症予防や重症化予防に、より一層取り組む必要があることが分かりました。

平成 26年度からの新たな計画となる第2次プランは、国の「健康日本21(第2次)」、

県の「健康日本21あいち新計画」に沿ったものとし、本市の第1次プランの評価、及び

健康実態等を踏まえ、第1次プラン同様に、市民とともに『めざす健康の姿(目標)』など

の話し合いを重ね、策定しました。

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6

第1次プラン期間中の主な取り組み(新規または重点的に実施した取り組み)

妊産婦期・ 乳幼児期

児童期・思春期 (6歳~19歳)

青年期 (20歳~39歳)

壮年期 (40歳~64歳)

高齢期 (65歳~)

メタボリックシンドローム対策

栄養・食生活

●栄養指導、相談、

教室の開催(健

診・保育園等)

●リーフレット等に

よる栄養指導の

充実

●栄養指導、教室の

開催(学校等)

●成人式時にリーフ

レットの配布

●介護予防教室

身体活動・運動

●介護予防教室

●おたっしゃハウス

たばこ

●妊婦対象禁煙

指導の実施

●児童生徒に対する

喫煙防止教育

その他

●30代さわやか

健診、事後教室

心の健康づくり対策

●ブックスタート

●おひさま広場

●赤ちゃん訪問

●子育て相談

●中学生・乳幼児

ふれあい体験

●高齢者うつ予防の

相談及び研修会

の開催

●介護予防教室・回

想法事業

その他

●幼児対象のむし歯

0ゼロ

教室の実施

●歯みがき運動、

フッ素洗口の実施

(一部学校)

●8020・8820

表彰の実施

全分野

●10分間保健指導

(小・中学校)

◇食生活改善推進員の養成、活動支援

◇栄養相談、教室等の開催(各種団体等)

◇各種料理教室の充実

◇市民体力テストの開催、ウォーキング・マラソン大会の開催、にっしんスポーツクラブの設立

◇運動普及推進員の養成、活動支援

◇にっしん体操の作成・普及、体操の自主グループ立ち上げ・支援

◇こころの健康相談・講座 ◇介護者支援

◇ウォーキングマップの作成・普及

◇市公共施設の禁煙や分煙の協力要請

◇禁煙体験談の募集

◇特定健診・特定保健指導

◇がん検診受診率向上、各種健康教室の実施

◇健康福祉フェスティバルにおける各種キャンペーン

◇歯ブラシ持参の啓発

◇いきいきだより(ヘルピー健康だより)の発行

◇健康づくり市民サポーターの認定

◇節目成人歯周疾患検診

◇介護予防遊具の設置

◇にっしんこころがホッとする言葉の作成・普及

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第1章 計画の策定にあたって

7

3 計画の位置づけ

この計画は、日進市民が健康で心豊かに生活できる社会を実現するための指針となるも

ので、健康増進法第8条に基づき、国や県の健康増進計画である「健康日本21(第2次)」

「健やか親子21」「健康日本21あいち新計画」を勘案して策定する市町村健康増進計画

に位置づけられます。

また、「第5次日進市総合計画」を上位計画とし、「日進市食育推進計画」「日進市国民健

康保険特定健康診査等実施計画」「日進市地域福祉計画」「にっしん高齢者ゆめプラン」「日

進市次世代育成支援計画」「日進市障害者基本計画」「日進市生涯学習4Wプラン」などの

他計画との連携を図ります。

第5次日進市総合計画

その他の計画

日進市生涯学習4Wプラン

健康日本21

(第2次)

健やか親子21

健康日本21あいち新計画

第2次

いきいき

健康プラン

にっしん21

日進市次世代育成支援計画

日進市障害者基本計画

にっしん高齢者ゆめプラン

日進市地域福祉計画

連携

日進市国民健康保険

特定健康診査等実施計画

日進市食育推進計画

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8

4 計画の期間

計画の期間は、平成 26年度(2014 年)から平成 35 年度(2023 年)までの 10 年間です。

実質的な改善効果を中間段階で確認できるよう、必要な項目について5年を目途に中間評

価を行います。評価結果や社会情勢の変化に伴い、目標値の再検討や新たな評価指標の追

加、削除等とそれに伴う取り組みの見直しなど、柔軟に対応していくものとします。

最終評価は 10年を目途に行う予定です。この間、必要に応じて一部改定を行います。

平成 26

(2014)

年度

平成 27

(2015)

年度

平成 28

(2016)

年度

平成 29

(2017)

年度

平成 30

(2018)

年度

平成 31

(2019)

年度

平成 32

(2020)

年度

平成 33

(2021)

年度

平成 34

(2022)

年度

平成 35

(2023)

年度

第2次いきいき健康プランにっしん21

中間評価 見直し

最終評価

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第1章 計画の策定にあたって

9

「平成 25 年度いきいき健康プランにっしん21」

~ネットワーク研究会、職員研究会による話し合いの様子~

●○キャッチフレーズ○●

5 計画策定の経緯と体制

(1)市民参画による策定

第1次プラン策定時と同様に、第2次プランにおいても、ネットワーク研究会・職員

研究会による市民参画のワーキングにより、計画策定に向けた意見交換などを行いまし

た。市民や関係団体の方々とともに、基本理念をイメージし、進むべき方向を示したキ

ャッチフレーズを作りました。

また、取り組み分野における「目標」を実現するため、それぞれの分野に必要とされ

る「個人・家庭の取り組み」について意見を出し合いました。

どんなまちを目指していくのか 話し合いました

メンバー全員でにっしん体操!

“日”々“進”めよう 一歩ずつ! 健康なまち、にっしん

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10

(2)「いきいき健康プランにっしん21推進委員会」の実施

第1次プランの総括評価と第2次プランの策定を行うため、地域の各種関係者や市民

代表などで構成する「平成 25年度いきいき健康プランにっしん21推進委員会」を設置

しました。

平成 24年度は、第1次プランの最終評価と第2次プラン策定のためのアンケート調査

票の検討や結果内容の報告を行いました。

平成 25年度は、第1次プランの最終評価、及び第2次プランの策定に向けた協議を行

いました。

(3)「いきいき健康プランにっしん21最終評価・策定のためのアンケート

調査」の実施

市民の健康に対する考えや生活習慣に関する現状の把握、第1次プランの指標評価等、

計画を策定する上で必要な基礎資料を得るため、平成 24年 11月から平成 25年1月に「い

きいき健康プランにっしん21最終評価・策定のためのアンケート調査」(以下、「アン

ケート調査」という。)を行いました。(32~38頁参照)

(4)計画素案についてパブリックコメントの実施

計画の素案については、平成 26年1月にホームページ及び市役所情報公開窓口や保健

センター等の公共機関において公開し、パブリックコメントにより広く市民の意見を募

集しました。

6 本計画書の留意点

(1)分析に用いたデータ等について

第2章での各集計結果の構成比(%)において、足し上げると 100.0%になっていな

い箇所があります。これは、算出時に小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位で表示

したことによるもので、統計上の問題はありません。

(2)用語について

資料編にて、本計画書内の用語について解説をしています。

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日進市の健康をとりまく現状と課題

第2章

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

13

0

500

1,000

1,500

2,000

0歳 5歳 10歳 15歳 20歳 25歳 30歳 35歳 40歳 45歳 50歳 55歳 60歳 65歳 70歳 75歳 80歳 85歳 90歳 95歳 …

(人) 平成15年 平成25年

2,528

2,361

2,327

2,239

2,071

2,419

3,044

3,729

3,851

3,056

2,372

2,009

2,519

2,520

2,187

1,463

1,191

738

405

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000

0~ 4歳

5~ 9歳

10~14歳

15~19歳

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65~69歳

70~74歳

75~79歳

80~84歳

85~89歳

90歳以上

女性(43,029人)

2,597

2,490

2,411

2,321

2,210

2,620

3,269

3,719

3,902

3,294

2,450

2,048

2,274

2,278

2,060

1,490

790

416

127

01,0002,0003,0004,0005,000

0~ 4歳5~ 9歳

10~14歳15~19歳20~24歳25~29歳30~34歳35~39歳40~44歳45~49歳50~54歳55~59歳60~64歳65~69歳70~74歳75~79歳80~84歳85~89歳90歳以上

(人)

男性(42,766人)

第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

1 健康データからみる現状

(1)人口動態の状況

①年齢別人口

平成 25年の人口を年齢5歳階級別にみると、男女ともに 40~44歳が最も多く、次い

で 35~39歳の順になります。また、総数は、女性の人口が男性をやや上回っています。

人口ピラミッド

資料:市民課資料(平成 25年 10月1日現在)

年齢別人口推移をみると、10年後の平成 25年には、平成 15年のピークである「30

~35 歳」「55歳前後」が、そのまま右側に移行した形で、「40~45歳」「65歳前後」が

ピークとなっています。

年齢別人口推移

資料:市民課資料(各年 10月1日現在)

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14

13,740

(17.1%)

13,876

(17.1%)

14,043

(17.1%)

14,338

(17.1%)

14,687

(17.2%)

14,714

(17.2%)

53,596

(66.9%)

53,614

(66.2%)

54,097

(65.9%)

54,961

(65.8%)

55,479

(65.1%)

55,416

(64.6%)

12,791

(16.0%)

13,482

(16.7%)

13,916

(17.0%)

14,260

(17.1%)

15,018

(17.6%)

15,665

(18.3%)

80,127 80,972 82,056 83,559 85,184 85,795

30,908 31,377 31,988 32,651 33,187 33,598

0

6,000

12,000

18,000

24,000

30,000

36,000

42,000

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年

(世帯)(人)

高齢者人口

(65歳以上)

生産年齢人口

(15~64歳)

年少人口

(0~14歳)

世帯数

0

1,200

2,400

3,600

4,800

6,000

7,200

0

200

400

600

800

1,000

1,200

平成

8年

平成

9年

平成

10年

平成

11年

平成

12年

平成

13年

平成

14年

平成

15年

平成

16年

平成

17年

平成

18年

平成

19年

平成

20年

平成

21年

平成

22年

平成

23年

平成

24年

転入・転出

(人)出生・死亡

(人)

出生

死亡

転入

転出

総人口は毎年増加傾向となっており、平成 25年は 85,795人となっています。平成

20年と比べ 5,668 人増加し、伸び率 7.1%となります。平成 24年から年少人口より高

齢者人口の方が多くなり、本市も高齢化が進んでいます。

一世帯あたりの人員はほぼ横ばいで、平成 25年には一世帯あたり 2.55人となってい

ます。

年齢3区分別人口の推移

資料:市民課資料(各年 10月1日現在)

②人口異動の推移

出生数・死亡数をみると、出生数が死亡数より多くなっています。また、転入・転出

数をみると、転入数が転出数より多いことが分かります。このことから、本市の人口が

増加傾向にあることがわかります。

人口異動の推移

資料:にっしんの統計書(各年、前年 10月1日から当年9月 30日まで)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

15

905 907 1,013

943 944 1,006

90 81 112 83 91 90

0

200

400

600

800

1,000

1,200

平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年

(人)

出生数

低出生体重児数

4.8 5.46.2

5.5 5.7 5.6

7.3 7.5 7.8 7.6 8.18.2

8.6 8.8 9.1 9.1 9.5 9.9

0.0

5.0

10.0

15.0

平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年

日進市

愛知県

全国

11.3 11.212.3

11.4 11.2 11.7

9.89.8 9.9 9.7 9.7

9.5

8.7 8.6 8.7 8.5 8.5 8.3

0.0

5.0

10.0

15.0

平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年

日進市

愛知県

全国

③出生率・死亡率の推移

出生率の推移をみると、ほぼ横ばいで推移し、平成 23 年は 11.7となっています。

県(9.5)、全国(8.3)と比較しても高い数値となっています。

出生率の推移

資料:瀬戸保健所事業概要

低出生体重児(出生時体重が 2,500g未満)の全出生数に占める割合は、毎年 10%前

後で推移しています。

低出生体重児の出生数の推移

資料:衛生年報

死亡率の推移をみると、平成 23年は 5.6となり、県(8.2)や全国(9.9)と比較す

ると、低くなっています。

死亡率の推移(人口千対)

資料:瀬戸保健所事業概要

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16

6261,101

1,7282,488

3,222

262 449 7541,178

1,667

16,967

21,907

26,058

30,14533,381

0

10,000

20,000

30,000

40,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年

(世帯)(世帯)

高齢夫婦世帯

高齢単身世帯

一般世帯数

14.4

20.121.9

26.1

17.3

24.026.5 29.7

5.99.0

13.3 14.07.3

11.3

16.6 17.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

平成17年 平成27年 平成37年 平成47年

(%)

65歳以上(日進市)

65歳以上(愛知県)

75歳以上(日進市)

75歳以上(愛知県)

④高齢化率の推移

高齢化率は、平成 17年時点で 65歳以上・75歳以上ともに、県を下回っています。

今後の推計では、県を下回る傾向のまま高齢化が進み、30 年後の平成 47年の高齢化率

は 25%を超え、4人に1人が高齢者となると予測されています。

高齢化率の推移

資料: 平成 20年 12月推計(国立社会保障・人口問題研究所「日本の市区町村別将来推計人口」)

国勢調査(平成 22 年)における世帯数の推移は、一般世帯数に対する高齢夫婦世帯・

高齢単身世帯の割合が年々増加傾向にあります。平成2年は両世帯あわせて 888 世帯で

したが、平成 22年には 4,889世帯になり、5倍以上増加しています。今後もこの傾向

は続くと思われます。

高齢者世帯数の推移

資料:国勢調査

※高齢夫婦世帯とは、夫 65歳以上、妻 60歳以上の夫婦1組の一般世帯(他の世帯員がいないもの)、

高齢単身世帯とは、65歳以上の方が1人のみの世帯をいいます。

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

17

79.3 81.078.0 79.7

77.779.6

70

75

80

85

90

平成12年 平成22年

(歳) 【男性】

85.8 87.384.2

86.284.6 86.3

平成12年 平成22年

【女性】

日進市

愛知県

全国

⑤平均年齢・平均寿命

国勢調査(平成 22年)によると、平均年齢は、男性 39.1歳、女性 41.3歳と男女と

もに県及び全国と比べ若くなっています。

また、平均寿命は男性 81.0 歳、女性 87.3歳と、愛知県内で男性は第1位、女性は第

2位にランクされており、平成 12年に比べ、平均寿命が延びています。

平均年齢

男性(歳) 女性(歳)

日進市 39.1 41.3

愛知県 41.7 44.1

全国 43.4 46.4

資料:国勢調査(平成 22年)

平均寿命

男性(歳) 女性(歳)

日進市 81.0(愛知県第1位) 87.3(愛知県第2位)

愛知県 79.7 86.2

全国 79.6 86.3

資料:厚生労働省「平成 22年完全生命表」(全国)、「平成 22年市区町村別生命表」(愛知県、日進市)

0

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18

悪性新生物

30.9%

心疾患(高血

圧性を除く)

14.2%肺炎

11.7%脳血管疾患

8.8%

腎不全2.7%

肝疾患1.3%

糖尿病0.8%

その他

29.6%

(2)死亡の状況

①死因別死亡割合

死因別死亡割合のうち、「悪性新生物」「心疾患」「脳血管疾患」などの生活習慣病で

半数を超えています。これらの疾患の死亡割合を県と比較すると、「悪性新生物」「心疾

患」は県より高く、「脳血管疾患」は低くなっています。

日進市における死因別死亡割合

全国、愛知県の死因別死亡割合

日進市(%) 愛知県(%) 全国(%)

悪性新生物 30.9 29.5 28.5

心疾患 14.2 14.1 15.5

肺炎 11.7 9.1 9.9

脳血管疾患 8.8 9.6 9.9

腎不全 2.7 1.9 2.0

肝疾患 1.3 1.3 1.3

糖尿病 0.8 1.0 1.2

その他 29.6 33.5 31.6

資料:愛知県衛生年報(平成 23年度)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

19

119.2108.8 107.7 101.4

93.4 92.8 92.1 91.6 90.1 86.8

94.7 98.2 100.1 99.5 98.176.0 73.6

92.3 92.3

0.0

30.0

60.0

90.0

120.0

150.0

①くも膜下出血

②前立腺の悪性新生物

③口唇、口腔及び

咽頭の悪性新生物

④結腸の悪性新生物

⑤直腸S状結腸移行部

及び直腸の悪性新生物

⑥肺炎

⑦腎不全

⑧高血圧性疾患

⑨脳梗塞

⑩その他の虚血性心疾患

(%) 男性

日進市

愛知県

データなし

132.5113.0

104.7 103.3 100.4 98.3 93.4 91.3 90.5 88.9 88.9

109.5 106.1125.8

79.098.9 102.0 100.5 95.7 106.4 97.6 90.8

0.0

30.0

60.0

90.0

120.0

150.0

①直腸S状結腸移行部

及び直腸の悪性新生物

②心不全

③交通事故

④腎不全

⑤その他の虚血性心疾患

⑥子宮の悪性新生物

⑦心疾患

(高血圧性を除く)

⑧膵の悪性新生物

⑨胃の悪性新生物

⑩乳房の悪性新生物

⑩肝及び肝内胆管の

悪性新生物

(%) 女性

日進市

愛知県

②性別にみた標準化死亡比

死亡要因を性別でみると、全国の平均(基準値:100)より高い死亡要因は、男性で

は、「①くも膜下出血」「②前立腺の悪性新生物」「③口唇、口腔及び咽頭の悪性新生物」

「④結腸の悪性新生物」となります。また、県より高い死亡要因は前述の①、②、④の

他に「⑦腎不全」「⑧高血圧性疾患」となります。

また、女性では、全国及び県より高い死亡要因は、「①直腸S状結腸移行部及び直腸

の悪性新生物」「②心不全」「④腎不全」「⑤その他の虚血性心疾患」となります。また、

県より低いものの、「③交通事故」も高い要因となっています。

性別標準化死亡比(ベイズ推計値)上位 10疾患(平成 18年から平成 22年)

資料:瀬戸保健所資料

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20

80.8 79.689.9

97.3 92.9 95.8

0.0

30.0

60.0

90.0

120.0

150.0

悪性新生物

心疾患(高血圧性を除く)

脳血管疾患

(%) 男性

94.095.4

81.4

99.6 100.5 99.2

悪性新生物

心疾患(高血圧性を除く)

脳血管疾患

女性

日進市

愛知県

生活習慣病のうち「悪性新生物」「心疾患」「脳血管疾患」の標準化死亡比を性別でみ

ると、男女とも全国の平均(100)や県より低くなっていますが、女性の「悪性新生物」

「心疾患」は、他と比べて高い割合となっています。

3大疾病の標準化死亡比(平成 18年から平成 22年)

資料:瀬戸保健所資料

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

21

902 904 1,011 1,009 947 1,050 864 875 974 969 916 1,015

95.8 96.8 96.3 96.0 96.7 96.7

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

300

600

900

1,200

1,500

平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

(%)(人)

対象者(人)

受診者(人)

受診率(%)

915 948 931 981 1,083 1,009 855 912 885 940 1,036 953

93.4 96.2 95.1 95.8 95.7 94.4

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

300

600

900

1,200

1,500

平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

(%)(人)

対象者(人)

受診者(人)

受診率(%)

(3)健康診査の状況

①乳幼児健診

平成 24年度における乳幼児健診の受診者数は、1歳半児 1,015人、3歳児 953人と

なっています。

受診率をみると、1歳半児、3歳児ともに非常に高くなっています。1歳半児健診で

は、平成 20年度以降 96%以上、3歳児健診では1歳半児より低くなるものの、95%前

後の高い受診率を維持しています。

1歳半児健診の受診状況の推移

資料:健康課資料

3歳児健診の受診状況の推移

資料:健康課資料

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22

46

4

8

1213

1917

19

122.3

3.22.8 2.8

2.0

0.7 1.0 0.71.2

2.0

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

0

5

10

15

20

25

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

(%)(人)

メタボリックシンドローム

該当者(人)

メタボリックシンドローム

予備群(人)

メタボリックシンドローム

該当者出現率(%)

メタボリックシンドローム

予備群出現率(%)

491 519 525 584 544

66 79 76

85 62

557 598 601

669 606

0

200

400

600

800

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

(人)

男性

女性

②30代さわやか健診

平成 24年度の 30 代さわやか健診の受診者数は 606 人となっています。また、受診者

の約9割を女性が占めています。

メタボリックシンドローム該当者及び予備群の出現率をみると、該当者出現率は平成

21年度以降減少傾向にありますが、予備群出現率は平成 22年度以降増加傾向にありま

す。

30代さわやか健診受診者数の推移

資料:健康課資料

メタボリックシンドローム該当者・予備群出現率の推移

資料:健康課資料

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

23

2,260 1,936 1,819 2,024

3,105

2,6012,383

2,658

5,365

4,5374,202

4,682

49.6

41.437.5 40.4

30.234.0 33.9

35.8

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

(%)(人)

女性受診者数(人)

男性受診者数(人)

日進市受診率(%)

愛知県受診率(%)

19.8 22.0

40.3

54.3

23.3 34.0

45.2

51.1

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~74歳

(%)

男性

女性

③特定健康診査

平成 23年度の特定健康診査の受診者数は男性 2,024 人、女性 2,658 人(計 4,682人)

で、受診率は 40.4%となり、県よりも高くなっています。推移をみると、受診者・受

診率ともに平成20年度からは減少傾向にありましたが、平成23年度に増加しています。

また、男女ともに年代が高くなるにつれて受診率が増加傾向となっています。60歳

代以上に比べ、40~50歳代の受診率が低く、特に男性は2割前後となっています。

特定健康診査の受診者数・受診率の推移

資料:第2期日進市国民健康保険特定健康診査等実施計画

性別・年代別特定健康診査受診率(平成 23年度)

資料:第2期日進市国民健康保険特定健康診査等実施計画

Page 30: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

24

46.6

9.3

25.5

59.5

49.2

25.5

54.0

10.7

30.8

63.3

46.7

23.3

66.7

5.8

38.6

49.1

52.0

31.6

64.2

8.7

38.8

38.8

46.6

35.9

0.020.040.060.080.0100.0

LDL

コレステロール

HDL

コレステロール

中性脂肪

HbA1c

腹囲

BMI

(%)

55.9

1.7

23.9

61.1

19.9

19.0

64.0

2.6

21.0

62.7

16.2

15.8

65.0

2.0

20.1

47.7

9.6

11.9

46.2

0.5

5.5

33.5

5.5

9.2

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0

40~49歳

50~59歳

60~69歳

70~74歳

平成 23年度の特定健康診査受診結果のうち、項目ごとの有所見者割合を性別・年代

別にみました。( )内は、全年齢の平均値を県の値と比較した結果です。

【BMI】

男性の 40歳代、50 歳代で有所見者の割合が高く、約3割が肥満に該当しています。

(市の男性 26.0%、女性 15.6%に対して、県は男性 28.0%、女性 19.9%と男女とも、県の

値を下回っています。)

【腹囲】

女性に比べ男性の有所見者の割合が高く、男性はどの年代も4割以上が該当しています。(市

の男性 49.9%、女性 15.4%に対して、県は男性 48.9%、女性 18.8%と男性はほぼ県と同じ

値で推移していますが、女性は県をやや下回っています。)

【HbA1c】

男女ともに 60歳代以上で、約6割が有所見者に該当しており、加齢とともに高血糖の人が

増加しています。(市の男性 58.5%、女性 58.1%に対して、県は男性 57.5%、女性 58.5%と

男女ともに県の値とほぼ同水準です。)

【中性脂肪】

男性40~60歳代で有所見者の割合が高くなり、3割以上となっています。(市の男性30.4%、

女性 20.4%に対して、県は男性 32.1%、女性 20.7%と男女ともに県の値とほぼ同水準です。)

【HDLコレステロール】

男性の 60歳代で有所見者の割合が高く、約1割となっています。(市の男性 9.6%、女性

2.1%に対して、県は男性 9.8%、女性 2.3%と男女ともに県の値とほぼ同水準です。)

【LDLコレステロール】

男性は、40歳代・50歳代、女性は、50歳代・60歳代で有所見者の割合が高くなっていま

す。(市の男性 54.2%、女性 62.2%に対して、県は男性 51.2%、女性 59.7%と男女ともに県

より上回っています。)

性別・年代別有所見者割合(平成 23年度)

男性 女性

資料:第2期日進市国民健康保険特定健康診査等実施計画

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

25

15.8

25.2 29.0 30.2

21.9

21.9 14.3 19.1

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~74歳

(%) 男性

1.0

5.0 9.4 14.3

2.6 2.9

4.3 4.7 0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~74歳

(%) 女性

メタボリックシンドローム該当者出現率 メタボリックシンドローム予備群出現率

943

778718

827

586

428 400462

17.6 17.1 17.1 17.6

10.99.4 9.5 9.9

0.0

25.0

50.0

75.0

100.0

0

300

600

900

1,200

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

(%)(人)

メタボリックシンドローム

該当者(人)

メタボリックシンドローム

予備群(人)

メタボリックシンドローム

該当者出現率(%)

メタボリックシンドローム

予備群出現率(%)

メタボリックシンドローム該当者及び予備群の出現率の推移をみると、該当者及び予

備群の出現率ともにほぼ横ばいとなり、平成23年度では該当者は17.6%、予備群は9.9%

となっています。

メタボリックシンドローム該当者・予備群出現率の推移

資料:特定健康診査・特定保健指導実施結果総括表

性別・年代別メタボリックシンドローム該当者及び予備群の出現率をみると、男女と

もに 40歳代では該当者より予備群の出現率が高くなっていますが、50歳代以降では該

当者出現率が高くなっています。また、女性に比べ、男性はどの年代も高い割合となっ

ています。

平成 23年度における性別・年代別メタボリックシンドローム該当者・予備群出現率

資料:特定健康診査・特定保健指導実施結果総括表

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26

15,353 15,977 16,519 16,924 17,482

3,361 5,316 5,508 6,095 6,023

21.933.3 33.3 36.0 34.5

0.0

25.0

50.0

75.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

平成

20年度

平成

21年度

平成

22年度

平成

23年度

平成

24年度

(%)(人) 【肺がん】

15,353 15,977 16,519 16,924 17,482

3,292 4,554 4,674 5,009 4,803

21.428.5 28.3 29.6 27.5

0.0

25.0

50.0

75.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

平成

20年度

平成

21年度

平成

22年度

平成

23年度

平成

24年度

(%)(人) 【胃がん】

対象者数(人) 受診者数(人) 受診率(%)

15,353 15,977 16,519 16,924 17,482

3,948 5,679 5,787

6,862 6,749

25.735.5 35.0

40.5 38.6

0.0

25.0

50.0

75.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

平成

20年度

平成

21年度

平成

22年度

平成

23年度

平成

24年度

(%)(人) 【大腸がん】

4,399 4,614 4,806 4,951 5,126

1,186 2,075 2,169 2,494 2,445

27.0

45.0 45.150.4 47.7

0.0

25.0

50.0

75.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

平成

20年度

平成

21年度

平成

22年度

平成

23年度

平成

24年度

(%)(人) 【前立腺がん】

10,698 11,092 11,430 11,678 12,046

1,452 2,354 2,143 2,341 2,266

33.9 32.0 36.0 35.9 35.0

0.0

25.0

50.0

75.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

平成

20年度

平成

21年度

平成

22年度

平成

23年度

平成

24年度

(%)(人) 【乳がん】

15,603 16,028 16,252 16,473 16,818

1,635 2,793 3,542 3,694 3,598

24.0 26.0

37.042.3 41.7

0.0

25.0

50.0

75.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

平成

20年度

平成

21年度

平成

22年度

平成

23年度

平成

24年度

(%)(人) 【子宮がん】

④がん検診

各がん検診の受診率は、概ね横ばいで推移しています。

がん検診受診率の推移

資料:健康課資料

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

27

1221 23 26

13

3

3 01

41

13

4

9

74

14

9

13

13

6

6

5

7

8

4

3

4

7

1

30

60

45

63

46

0

10

20

30

40

50

60

70

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

(人)

肺がん

胃がん

大腸がん

乳がん

子宮がん

前立腺がん

がん発見者数の推移

資料:健康課資料

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28

105.5

63.6

37.8 47.7 54.6

75.1

110.5

150.2

99.9

52.6

40.7 50.2 56.2

73.4

106.9

143.8

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

0~

9歳

10~

19歳

20~

29歳

30~

39歳

40~

49歳

50~

59歳

60~

69歳

70~

74歳

(%)

日進市

愛知県

(4)医療費の状況

①国民健康保険総医療費

総医療費は、年々増加し、平成 23年度は 51.9 億円となり、平成 20 年度比でみると、

5億円の増加で、伸び率 10.7%となります。市の被保険者1人当たり医療費も年々増

加し、どの年度も県に比べ高くなっています。

国民健康保険総医療費と1人当たり医療費の状況

平成 20年度 平成 21年度 平成 22年度 平成 23年度

市総医療費(円) 4,694,442,253 4,955,157,640 5,060,740,600 5,196,787,828

市民 1人当たり医療費(円/人) 265,643 280,396 286,371 294,069

県民 1人当たり医療費(円/人) 248,979 264,465 267,077 273,740

資料:日進市保険年金課

※総医療費:療養の給付(診療費、薬剤支給等)、高額医療費を含む医療給付費と、出産育児一時金、

葬祭費を含むその他現金給付を足したものをいいます。

②医療機関受診率

年代別にみると、本市では0~9歳、60~69 歳、70~74歳で受診率が 100%を超え

ています。

年代別医療機関受診率(平成 24年5月診療分)

資料:疾病分類統計表

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

29

③疾病大分類別医療費の状況

疾病大分類別医療費では、「循環器系の疾患(高血圧性疾患、心不全、脳血管疾患な

ど)」が最も多く、総医療費の 17.6%を占め、次いで「新生物(悪性新生物、白血病な

ど)」が 15.2%となり、あわせて3割を超えています。

疾病全体に占める生活習慣病の件数及び医療費の割合は、年齢が上がるにつれて増加

傾向です。

疾病大分類別医療費割合(平成 24年5月診療分)

資料:疾病分類統計表

生活習慣病の医療費等の状況(平成 23年5月診療分)

被保険者数 (人)

件数 医療費

疾病全体(件)

生活習慣病(件)

件数 占有率(%)

疾病全体(円)

生活習慣病(円)

医療費 占有率(%)

29歳以下 3,720 2,274 23 1.0 24,052,280 956,500 4.0

30~39歳 2,101 1,017 50 4.9 16,868,670 1,348,390 8.0

40~49歳 1,914 1,036 113 10.9 17,321,200 2,945,770 17.0

50~59歳 1,752 1,248 279 22.4 28,712,510 10,184,450 35.5

60~69歳 5,928 6,381 1,878 29.4 148,347,980 62,307,290 42.0

70~74歳 2,918 4,450 1,398 31.4 91,986,990 37,810,860 41.1

計 18,333 16,406 3,741 22.8 327,289,630 115,553,260 35.3

資料:第2期日進市国民健康保険特定健康診査等実施計画

※件数占有率:全体のレセプト件数に対する生活習慣病の件数です。

※医療費占有率:全体の費用額に占める生活習慣病の金額の割合です。

※生活習慣病:新生物、循環器疾患、糖尿病、腎不全を対象としています。

17.6%

15.2%

10.8%

9.0%⑤7.1%

⑥6.1%

⑦5.3%

⑧5.0%

⑨5.0%

⑩4.0%

⑪3.7%

⑫3.3%

⑬2.9%

⑭1.9%

⑮1.5%

⑯1.0%

⑰0.8%⑱0.7% ⑲0.7%

⑳0.1%

循環器系の疾患

損傷、中毒及びその他の外因の影響 2.9%

新生物

歯及び歯の 支持組織の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾患 7.0%

消化器系の疾患 7.1%

内分泌、栄養及び代謝疾患 6.1%

精神及び行動の障害 5.3%

呼吸器系の疾患 5.0%

眼及び付属器の疾患 5.0%

神経系の疾患 4.0%

先天奇形、変形及び染色体異常 3.7%

感染症及び寄生虫症 1.9%

妊娠、分娩及び産じょく 0.8%

血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 1.0%

皮膚及び皮下組織の疾患 1.5%

耳及び乳様突起の疾患 0.7%

症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査 所見で他に分類されないもの 0.7%

周産期に発生した病態 0.1%

腎尿路生殖器系の疾患 3.3%

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30

170 161 187 268 302 332299 346 340 302 315 334245 243 291 332 401 445265 305 314

320336

331243 244 226

220229

266

240 241 247257

267291

167 163 187202

207209

1,629 1,703 1,792

1,901 2,057

2,208

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年

(人)

要介護5

要介護4

要介護3

要介護2

要介護1

要支援2

要支援1

2,276 2,366

2,584 2,726

2,956

3,261

3,549 3,795

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年

(百万円)

(5)介護保険の状況

①要介護(要支援)認定者数

要介護(要支援)認定者数は増加傾向にあり、平成 19年の 1,629人から平成 24 年の

2,208 人と 579 人増加(平成 19 年比+35.5%)しています。同様に、要支援1の認定

者が 162 人増加(平成 19 年比+95.3%)、要介護1の認定者も 200 人増加(平成 19 年

比+81.6%)し、他の介護認定者数よりも伸び率が大きくなります。

要介護(要支援)認定者数の推移

資料:介護保険事業状況報告(各年 10月 1日現在)

②介護保険給付費

介護保険給付費は、介護を必要とする高齢者の増加、サービスの充実等により、毎年

増加しています。

介護保険給付費の推移

資料:第5期にっしん高齢者ゆめプラン(平成 19年~24年は実績値、平成 25年~26年は見込み数値)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

31

16.6

9.7

13.9

2.8

5.2

3.7

0.6

0.9

0.7

2.4

3.3

2.7

12.7

8.8

11.1

34.5

12.6

25.8

2.6

8.1

4.8

6.5

24.5

13.6

10.3

10.9

10.5

11.1

16.2

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

要介護者

要支援者

総数

脳血管疾患(脳卒中)

心疾患(心臓病)

糖尿病

呼吸器疾患

悪性新生物(がん)

認知症

高齢による衰弱

関節疾患

骨折・転倒

その他

③要介護(要支援)認定者の原因疾患

要介護(要支援)認定者の介護が必要となった主な原因は、「脳血管疾患」をはじめ

とする生活習慣病が約3割を占めるとともに、「認知症」や「高齢による衰弱」「関節疾

患」「骨折・転倒」で約5割を占めています。

要介護度別にみた介護が必要となった主な原因(平成 20~23年度)

資料:高齢福祉課資料

脳血管疾患等の

生活習慣病

32.1% 54.7%

認知症、高齢による衰弱、

関節疾患、骨折・転倒

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32

2 市民アンケート結果

(1)調査の目的

「いきいき健康プランにっしん21」(平成 16年度から平成 25年度、平成 20年度中間

評価)の最終評価にあたり、市民の健康観や生活習慣などに関する実態を把握し、健康に

関する評価指標など計画の最終評価及び次期計画策定のための基礎資料とするため、アン

ケート調査を実施しました。

(2)調査期間

平成 24年 11月から平成 25年1月

(3)調査対象

対象者 人数

成人 市内在住の 20歳以上の男女、小学生保護者、日進市職員、企業の社員 3,172人

妊産婦 母子健康手帳交付者やマタニティ教室等の参加者 204人

乳幼児保護者 1歳半・3歳児健診受診者や教室等に参加した乳幼児保護者 402人

就園児保護者 市内の保育園、幼稚園に通う3歳から5歳児の保護者 658人

小学3年生 西小学校、北小学校、香久山小学校に通う児童 452人

小学6年生 東小学校、南小学校、相野山小学校、梨の木小学校、赤池小学校に通う児童 472人

中学3年生 日進中学校、日進西中学校、日進東中学校に通う生徒 870人

高校生 私立中部大学第一高等学校、県立日進西高等学校に通う生徒 417人

(4)調査方法

対象者 方法

成人

郵送による配布、回収 小学生保護者は、市内の小学校に通う児童を通じて小学生アンケートとともに直接 配布、回収 市職員、企業の社員については、職域での直接配布、回収

妊産婦 母子健康手帳交付時等に直接配布、回収

乳幼児保護者 郵送による配布、健診時に回収

就園児保護者 保育園、幼稚園を通じて、直接配布、回収

小学3年生 各小学校を通じて、直接配布、回収

小学6年生 各小学校を通じて、直接配布、回収

中学3年生 各中学校を通じて、直接配布、回収

高校生 各高校を通じて、直接配布、回収

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

33

43.4

59.1

56.8

54.6

44.0

31.4

32.9

36.2

8.4

7.7

6.6

7.2

3.6

1.6

3.0

1.3

0.6

0.3

0.7

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

成人

n=1,897

高校生

n=379

中学3年生

n=824

小学6年生

n=445

そう思う どちらかといえば

そう思う

どちらかというと

そう思わない

そう思わない 無回答

(5)回収状況

対象者 配布数 回収数

回収率

有効回収数(再掲)

有効回収率

成人

20歳以上の市民 1,911 835 835 43.7% 43.7%

小学生保護者 924 784 776 84.8% 84.0%

企業社員 108 91 91 84.3% 84.3%

市職員 229 195 195 85.2% 85.2%

妊産婦 204 204 204 100.0% 100.0%

乳幼児保護者 402 340 339 84.6% 84.3%

就園児保護者 658 481 480 73.1% 72.9%

小学3年生 452 415 414 91.8% 91.6%

小学6年生 472 446 445 94.5% 94.3%

中学3年生 870 831 824 95.5% 94.7%

高校生 417 380 379 91.1% 90.9%

合計 6,647 5,002 4,982 75.3% 75.0%

(6)アンケート結果

「いきいき健康プランにっしん21 最終評価アンケート結果報告書」より抜粋して

います。対象者別の調査項目から同様の質問をした項目を主に記載しています。

■あなたは健康だと思いますか。(1つに○)

どの対象者も約9割の方が健康であると回答しています。

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34

94.3

87.5

91.2

80.6

84.8

61.1

84.7

89.4

1.9

5.2

0.0

2.2

4.3

14.8

3.7

2.9

0.0

5.2

2.9

4.5

1.1

9.3

3.4

2.6

3.8

1.0

4.9

11.9

9.8

14.8

7.6

4.6

0.0

1.0

1.0

0.7

0.0

0.0

0.5

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=106

60歳代

n=96

50歳代

n=102

40歳代

n=134

30歳代

n=92

20歳代

n=54

男性全体

n=590

成人全体

n=1,897

【成人男性】

98.0

95.3

91.6

91.1

93.9

74.4

91.6

89.4

1.0

1.9

1.7

2.2

2.8

6.1

2.5

2.9

1.0

0.9

1.7

2.6

1.4

8.5

2.3

2.6

0.0

1.9

3.4

3.6

1.9

11.0

3.2

4.6

0.0

0.0

1.7

0.6

0.0

0.0

0.4

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=101

60歳代

n=106

50歳代

n=119

40歳代

n=503

30歳代

n=363

20歳代

n=82

女性全体

n=1,301

成人全体

n=1,897

【成人女性】

89.2

96.1

7.9

3.1

1.1

0.5

0.4

0.2

1.3

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

小学6年生

n=445

小学3年生

n=414

いつも

食べている

食べない

ことがある

ほとんど

食べない

食べない 無回答

86.3

87.3

4.2

3.4

4.5

3.2

5.0

5.8

0.0

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

高校生

n=379

中学3年生

n=824

ほとんど毎日食べる 週4~5日食べる 週2~3日食べる ほとんど食べない 無回答

25.4

36.5

50.6

45.4

21.3

15.0

2.7

3.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

3歳児

n=953

1歳半児

n=1,015

午後9時前 午後9時台 午後10時台 午後11時台

◆参考◆1歳半児、3歳児の就寝時刻

夜型の生活リズムは、朝食の欠食につながる可能性が

ありますが、1歳半児、3歳児の2割前後が、午後 10時

以降に就寝しています。

資料:平成 24年度日進市母子保健報告

■朝食を食べていますか。(1つに○)

男女ともに 20 歳代が、「ほとんど毎日食べる」が最も少なく、「ほとんど食べない」

が最も多くなっています。1歳半児、3歳児、小学3年生までは、「ほとんど毎日食

べている」「いつも食べている」の割合が9割を超えていますが、小学6年生、中学

3年生、高校生は、9割を下回っています。

◆参考◆1歳半児、3歳児の朝食摂取状況

資料:平成 24年度日進市母子保健報告

95.6

97.1

2.1

1.8

1.0

0.7

1.3

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

3歳児

n=953

1歳半児

n=1,015

ほとんど

毎日食べる

週4~5日

食べる

週2~3日

食べる

ほとんど

食べない

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

35

20.6

1.6

9.6

43.6

29.5

19.4

29.2

15.2

0%20%40%60%80%100%

38.9

83.9

71.7

14.6

38.9

1.7

23.9

50.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

50.3

40.8

47.2

48.8

58.1

51.7

0.9

1.0

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

女性

n=1,301

男性

n=590

全体

n=1,897

【成人】

知っている 知らない 無回答

21.1

21.0

78.9

78.5

0.0

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

高校生

n=379

中学3年生

n=824

■自分にとって適正体重を維持する食事内容、食事量を知っていますか。(どちらかに○)

「知っている」は、成人女性が 50.3%と約半数を占め、成人男性より高くなって

います。中学3年生と高校生では「知らない」が約8割となっています。

■「にっしん体操」を知っていますか。(1つに○)

「にっしん体操」の認知度は対象者によって大きな差がみられます。「体操したこ

とがある」では、小学6年生が 43.6%で最も多くなっています。

妊産婦 n=204

乳幼児保護者 n=339

就園児保護者 n=480

小学3年生 n=414

小学6年生 n=445

中学3年生 n=824

高校生 n=379

成人 n=1,897

体操したことがある 知らない

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36

18.8

7.9

9.4

7.8

38.9

52.7

49.0

33.3

40.3

39.4

40.1

58.8

2.1

0.0

1.5

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

成人

n=1,897

就園児保護者

n=480

乳幼児保護者

n=339

妊産婦

n=204

知っている 名前は聞いたことがある 知らない(今回の調査で

初めて聞いた場合を含む)

無回答

20.6

8.7

12.7

15.3

33.3

31.0

34.2

16.2

25.6

22.4

34.7

52.4

45.7

54.2

44.5

36.3

52.6

68.3

51.1

32.4

19.3

14.8

20.1

47.5

1.2

0.5

1.5

0.0

1.7

0.0

1.2

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

成人

n=1,897

高校生

n=379

中学3年生

n=824

小学6年生

n=445

小学3年生

n=414

就園児保護者

n=480

乳幼児保護者

n=339

妊産婦

n=204

知っている 見たことがある 知らない(この調査で

初めて見た場合を含む)

無回答

■あなたは「いきいき健康プランにっしん21」を知っていますか。(1つに○)

中間評価と比べ、「知っている」は、どの対象者も増加していますが、成人を除い

た対象者では1割未満となっています。

■「いきいき健康プランにっしん21」のキャラクター「ヘルピー」を知っていますか。(1つに○)

ヘルピーの認知度は、中間評価では「知っている」「見たことがある」を

合わせて2割程度でしたが、最終評価では、どの対象者も大きく増加してい

ます。特に、小学3年生は、「知っている」が 33.3%となり、中間評価の約

6倍の認知度となっています。

ヘルピー

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

37

94.1

90.6

89.1

87.9

91.7

73.2

2.0

4.7

6.7

8.3

6.1

24.4 ◆

3.0

4.7

2.5

3.2

1.9

1.2

1.2

1.0

1.7

0.6

0.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=101

60歳代

n=106

50歳代

n=119

40歳代

n=503

30歳代

n=363

20歳代

n=82

【女性】

A群 B群 C群 D群 無回答

91.1

74.5

75.6

65.2

65.6

47.6

4.0

20.8

21.8

33.0 ◆

33.9 ◆

51.2 ◆

3.0

2.8

0.6

2.0

1.9

2.5

1.2

0.6

1.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=101

60歳代

n=106

50歳代

n=119

40歳代

n=503

30歳代

n=363

20歳代

n=82

【女性】

A群 B群 C群 D群 無回答

90.6

77.1

87.3

78.4

78.3

59.3

5.7

11.5

6.9

18.7 ◆

14.1

31.5 ◆

3.8

10.4

3.9

2.2

6.5

1.9

1.0

1.1

7.4

1.0

1.0

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=106

60歳代

n=96

50歳代

n=102

40歳代

n=134

30歳代

n=92

20歳代

n=54

【男性】

95.3

87.5

73.5

69.4

68.5

74.1

3.8

11.5

23.5

27.6

28.3

22.2

1.0

1.9

1.0

2.2

1.1

1.9

0.9

2.0

0.7

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=106

60歳代

n=96

50歳代

n=102

40歳代

n=134

30歳代

n=92

20歳代

n=54

【男性】

健康に関する意識と行動の合致・乖離の状況を分析しました。意識と行動が乖離してい

る群(B群:意識があっても、行動できていない群)について年代別に集計しました。

① 栄養・食生活

食生活への配慮と朝食の摂取との関係を性別、年代別でみると、B群は男性の 20

歳代、40歳代及び女性の 20歳代で割合が有意に高くなっています。

〈意識指標〉 問 19 健康のための食生活への配慮の必要性

〈行動指標〉 問 20 習慣的な朝食の摂取状況

行動指標

「ほとんど毎日食べる」 「週4~5日食べる」 「週2~3日食べる」 「ほとんど食べない」

意識指標

「必要」「どちらかといえば必要」 A群 B群

「どちらかといえば必要ではない」「必要ではない」 C群 D群

② 身体活動・運動

運動に対する意識と実際の身体活動状況との関係を性別、年代別でみると、B群は

女性の 20~40歳代で割合が有意に高くなっています。

〈意識指標〉 問 37 健康のための運動の必要性

〈行動指標〉 問 38 健康の維持・増進のために意識的に体を

動かしているか

行動指標

「いつもしている」 「時々している」

「していない」

意識指標

「必要」「どちらかといえば必要」 A群 B群

「どちらかといえば必要ではない」「必要ではない」 C群 D群

◆:有意に高い数値になります。

◆:有意に高い数値になります。

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38

52.5

45.3

34.5

30.6

39.4

39.0

43.6

49.1

61.3

66.6 ◆

57.3

59.8

2.0

1.9

1.7

0.8

1.4

1.0

1.9

0.8

0.8

1.4

1.2

1.0

1.9

1.7

1.2

0.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=101

60歳代

n=106

50歳代

n=119

40歳代

n=503

30歳代

n=363

20歳代

n=82

【女性】A群 B群 C群 D群 無回答

67.0

53.1

31.4

34.3

39.1

25.9

30.2

41.7

66.7

64.2

57.6

72.2

3.1

0.7

2.1

1.0

2.2

1.9

2.8

1.0

0.7

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

70歳代以上

n=106

60歳代

n=96

50歳代

n=102

40歳代

n=134

30歳代

n=92

20歳代

n=54

【男性】

③ 休養・心の健康づくり

睡眠や休養の必要性と睡眠による休養の状況との関係を性別、年齢別でみると、B

群は女性の 40歳代で割合が有意に高くなっています。

〈意識指標〉 問 43 健康のための睡眠や休養の必要性

〈行動指標〉 問 49 睡眠による休養の状況

行動指標

「十分だと思う」 「やや足りない」 「足りない」 「わからない」

意識指標

「必要」「どちらかといえば必要」 A群 B群

「どちらかといえば必要ではない」「必要ではない」 C群 D群

◆:有意に高い数値になります。

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

39

3 第1次プランの最終評価

第1次プランでは、「健康づくりは、まずは自分に気づくことから始まります」を基本理

念に、市民の主体的な健康づくりに対するさまざまな取り組みを進めてきました。その取り

組みを進めるために設定した、9つの分野における 166 項目の指標と目標値について、評価

を行いました。

(1)最終評価の結果基準について

第1次プランの最終評価を行うにあたり、各種統計データやアンケート調査(平成 24

年 11 月実施)などにより各指標について達成状況を評価するため、ベースライン値、中

間評価値、最終評価値における値を比較し評価を行いました。

ベースライン値 平成 15年度計画策定時における値

中間評価値 平成 20年度中間評価時における値

最終評価値 平成 24年度最終評価時における値

各指標の判定にあたっては、下記の判定区分・判定基準により行いました。

※9分野のうち、「身体活動・運動」「アルコール」「健やか親子・母子保健」は、ベースライン値と最終評価

値を比較し算出しています。その他の分野では、中間評価時より新たに策定した指標があるため、中間評

価値と最終評価値を比較し算出したものが含まれています。

目標指標の判定基準

判定区分 判定基準

A+ ○ 目標達成 目標達成

A-

改善 ベースライン値及び中間評価値より改善 (改善率 90%以上)

B+ 概ね改善 ベースライン値及び中間評価値より改善 (改善率 50%以上 90%未満)

B- やや改善 ベースライン値及び中間評価値より改善 (改善率 10%以上 50%未満)

C → 変化なし ベースライン値及び中間評価値より改善 (改善率 -10%以上 10%未満)

D ↓ 悪化 ベースライン値及び中間評価値より悪化 (改善率 -10%未満)

E - 判定不能 評価値がないため、判定できない

計算例:ベースライン値が 33.3%、最終評価値が 34.3%の場合の最終評価時の判定方法

(34.3-33.3)÷33.3×100=3.0%

改善率 3.0%のため、C判定

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40

54.8

55.6

55.6

57.1

87.5

60.0

57.6

35.3

50.0

50.0

33.1

0.0

44.4

28.6

0.0

26.7

27.3

52.9

35.7

40.0

10.2

33.3

0.0

7.1

0.0

13.3

15.2

11.8

14.3

10.0

1.8

11.1

0.0

7.1

12.5

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体

安全

健やか親子・母子保健

生活習慣病

歯の健康

アルコール

たばこ

休養・心の健康づくり

身体活動・運動

栄養・食生活

A+・A-・B+・B-(改善) C(ほとんど変化なし) D(悪化) E(判定不能)

(2)全体の最終評価結果

全 166 指標のうち、A判定(目標達成・改善)は 35指標となり、全体の 21.1%になり

ます。また、B判定(概ね改善・やや改善)は 56指標で全体の 33.7%となり、A判定と

合わせると 91指標で全体の 54.8%と一定の改善がみられました。

C判定は、55指標で全体の 33.1%となり、約3分の1の指標で変化がみられません。

また、D判定は 17指標あり、全体の 10.2%に悪化傾向がみられます。

分野別にみると、6分野でA・B判定を合わせた割合が、全体割合(54.8%)より高く

改善傾向となりますが、3分野で全体割合より低くなっており、特に「休養・心の健康づ

くり」で、低くなっています。

分野別の指標評価結果状況

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

41

分野別の指標評価結果状況

分野 〈指標数〉

判定区分

A B C

変化なし

D 悪化

E 判定不能 A+

目標達成

A- 改善

B+ 概ね改善

B- やや改善

栄養・食生活 〈20指標〉

3 (15.0)

0 (0.0)

3 (15.0)

4 (20.0)

8 (40.0)

2 (10.0)

0 (0.0)

身体活動・運動 〈14指標〉

1 (7.1)

0 (0.0)

0 (0.0)

6 (42.9)

5 (35.7)

2 (14.3)

0 (0.0)

休養・心の健康づくり 〈17指標〉

5 (29.4)

0 (0.0)

0 (0.0)

1 (5.9)

9 (52.9)

2 (11.8)

0 (0.0)

たばこ 〈33指標〉

1 (3.0)

4 (12.1)

8 (24.2)

6 (18.2)

9 (27.3)

5 (15.2)

0 (0.0)

アルコール 〈15指標〉

2 (13.3)

0 (0.0)

2 (13.3)

5 (33.3)

4 (26.7)

2 (13.3)

0 (0.0)

歯の健康 〈8指標〉

2 (25.0)

0 (0.0)

0 (0.0)

5 (62.5)

0 (0.0)

0 (0.0)

1 (12.5)

生活習慣病 〈14指標〉

2 (14.3)

0 (0.0)

2 (14.3)

4 (28.6)

4 (28.6)

1 (7.1)

1 (7.1)

健やか親子・母子保健 〈36指標〉

12 (33.3)

3 (8.3)

1 (2.8)

4 (11.1)

16 (44.4)

0 (0.0)

0 (0.0)

安全 〈9指標〉

0 (0.0)

0 (0.0)

1 (11.1)

4 (44.4)

0 (0.0)

3 (33.3)

1 (11.1)

全体 〈166指標〉

28 (16.9)

7 (4.2)

17 (10.2)

39 (23.5)

55 (33.1)

17 (10.2)

3 (1.8)

(単位:個、%)

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42

【目標達成した指標】

●栄養成分表示を参考にしている人の割合

(成人)

●朝食を欠食する人の割合(男性 20歳代)

●自分の適正体重を維持できる食事量を理解し

ている人の割合(中学生)

【悪化した指標】

●朝食を誰かと一緒に食べている人の割合

(就園児)

●朝食を欠食する人の割合(中学生)

(3)分野別の評価

第1次プランで設定した9つの分野の指標について、最終評価を実施しました。各指標

の目標達成状況等についての詳細は、資料編(104~111頁参照)に載せてあります。

現状については、データ、指標、アンケート調査結果より考察しています。

①栄養・食生活

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「栄養成分表示を参考にしている人の割合」は、「成人」で、7割に増加していま

す。また、「食生活の改善意欲のある人」は、「成人」「高校生」で改善傾向がみ

られます。

・「朝食を欠食する人の割合」は、「中学生」は横ばい、「高校生」「男性 20歳代」

は改善傾向であるものの、20歳代の1~2割が欠食をしています。

・「1日最低1食、主菜と副菜のそろった食事を 30分以上かけてとる人の割合」は、

「中学生」「高校生」は増加傾向ですが、「成人」はほとんど変化がなく、全ての

対象で目標値と乖離しています。

・「自分の適正体重を維持できる食事量を理解している人の割合」は、「成人」は4

~5割、「中学生」は、目標値に達しており、「高校生」は改善傾向であるものの、

2割に留まっています。

食に対する関心や改善意欲は向上し、見直しや実践も少しずつ進んでいますが、「成

人」に関しては、食事量等の知識についても十分ではなく、食習慣の行動変容に大き

な変化はみられません。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 3指標 (15.0%)

A-

改善 0指標 (0.0%)

B B+ 概ね改善 3指標 (15.0%)

B- やや改善 4指標 (20.0%)

C → 変化なし 8指標 (40.0%)

D ↓ 悪化 2指標 (10.0%)

E - 判定不能 0指標 (0.0%)

合計 20指標 (100.0%)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

43

≪今後の課題≫

●「早寝・早起き・朝ご飯」の生活リズムを整え、家族や仲間と食卓を囲む等子ども

の頃からの望ましい食習慣の定着の推進が必要になります。

●適切な量と質(主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事等)の食事を

周知・普及・啓発・支援することが必要になります。

●男女ともに若い世代への知識・行動変容への対策が必要になります。

●高齢期は、1日3食欠かさず食べる、たんぱく質や脂質は十分摂るといった正しい

食のあり方の普及と食環境支援の推進が必要になります。

●適正体重の周知と肥満ややせを予防するよう年代に合わせた適切な啓発・環境整備

等の支援が必要になります。

●地産地消等、「日進市食育推進計画」との連携を図りながら食育の取り組みを推進

します。

●食生活改善推進員等と協力して地域において食育を推進します。

●健康な食に関する情報提供等に取り組む企業や飲食店の増加等、食環境づくりが必

要になります。

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44

【目標達成した指標】

●外で遊ぶ子どもの割合(小学6年生男子)

【悪化した指標】

●1年以上継続して、週2回1日30分以上の運動

をしている人の割合(女性 60歳以上)

●日常生活の中で意識的に体を動かしている人

の割合(成人女性)

②身体活動・運動

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「外で遊ぶ子どもの割合」は、「小学3年生女子」では大きな変化はみられません

が、「小学3年生男子」「小学6年生女子」は改善傾向であり、「小学6年生男子」

は目標値を達成しています。

・「日常生活の中で意識的に身体を動かしている人の割合」は、「成人男性」は改善

傾向ですが、「成人女性」はやや悪化傾向です。どの年代も7~8割の市民が運動

の必要性があると回答しています。しかし、実行している人は 20~40歳代は2割

弱となっています。特に、女性が意識して体を動かしていない傾向があります。

・「1年以上継続して、週2回1日 30分以上の運動をしている人の割合」は、「成

人男性」は改善傾向にあるものの、「成人女性」はほとんど変化がみられません。

また、年代別では、年代が上がるにつれ継続して実施している人が増え、70歳代

以上は5割を超えます。しかし、20~40歳代の人は、忙しいなどの理由で実施し

ていない人が6割を超えています。

運動習慣に対する改善傾向がみられ実践が少しずつ進んでいる年代もありますが、

全体としては、運動習慣のある人は、「成人男性」で約3割、「成人女性」では約2

割に留まっています。

≪今後の課題≫

●日常生活の中で年代ごとに効果的な身体活動を増やすコツ、運動が身体や心の健康

づくりに及ぼす影響(心肺機能及び筋力の維持・向上、ストレス解消)や必要性等

の知識の普及啓発と行動変容につながる環境整備が必要になります。

●特に、成人女性や 30~50歳代の男性、小学生への知識・行動変容への対策が必要

になります。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 1指標 (7.1%)

A-

改善 0指標 (0.0%)

B B+ 概ね改善 0指標 (0.0%)

B- やや改善 6指標 (42.9%)

C → 変化なし 5指標 (35.7%)

D ↓ 悪化 2指標 (14.3%)

E - 判定不能 0指標 (0.0%)

合計 14指標 (100.0%)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

45

【目標達成した指標】

●ストレスを感じた人の割合(高校生)

●ストレスを大いに感じる人の割合(高校生)

●ストレス解消法のある人の割合(成人)

●昼間に眠いことがある人の割合(小学3年生)

●睡眠補助品等を使用する人の割合(成人)

【悪化した指標】

●睡眠による休養を十分とれていない人の割合

(成人・高校生)

③休養・心の健康づくり

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「ストレスを感じた人の割合」は、「高校生」は目標値を達成しているものの、「中

学生」「高校生」の7割、「成人」「勤め人」の8割はストレスを感じると回答し

ています。

・「成人」における「ストレス解消法のある人の割合」は、9割を超えており、男性

では、趣味やスポーツなどの身体活動、女性は家族や友人などとのおしゃべりや旅

行・買い物などでストレスを解消すると回答しています。

・「昼間に眠いことがある人の割合」では、「小学3年生」は目標を達していますが、

「小学6年生」は横ばいです。

・「睡眠による休養を十分とれていない人の割合は、「中学生」「高校生」「成人」

全ての対象で5割を超えています。特に「高校生」「成人」では、策定時より割合

が高くなり、悪化傾向となっています。

≪今後の課題≫

●全ての市民に対して睡眠による十分な休息をとる方法や適切なストレス解消法等の

心と体の健康づくり(休養方法)について周知啓発を行う必要があります。

●個人や家庭だけでなく、職場や地域全体で身近な人の心の変化に関心を持ち、心の

健康や病気について理解を深めることも必要になります。

●相談相手や周囲のサポート体制の整備(労働環境整備含む)が求められます。

●子どもに対しては、心身の健やかな成長のために十分な睡眠が大切であり、これま

でと同様、早寝・早起きの正しい生活リズムの定着を推進していく必要があります

●うつ病等の心の病気を減らすことで、自殺を減少させる取り組みが必要になります。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 5指標 (29.4%)

A-

改善 0指標 (0.0%)

B B+ 概ね改善 0指標 (0.0%)

B- やや改善 1指標 (5.9%)

C → 変化なし 9指標 (52.9%)

D ↓ 悪化 2指標 (11.8%)

E - 判定不能 0指標 (0.0%)

合計 17指標 (100.0%)

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46

【目標達成した指標】

●禁煙希望者の割合(女性)

【悪化した指標】

●たばこが体に影響を及ぼす疾患(喘息)の認知

度(成人)

●たばこが体に影響を及ぼす疾患(気管支炎)の

認知度(成人)

●たばこが体に影響を及ぼす疾患(胃潰瘍)の認

知度(成人)

●たばこが体に影響を及ぼす疾患(妊娠に関連

した異常)の認知度(高校生)

●妊娠中の喫煙率(妊婦)

④たばこ

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「たばこが体に及ぼす影響(疾患別)の認知度」は、「肺がん」は9割を超えてい

ますが、その他の疾患については策定時よりは認知度が上がっているものの、2~

6割となっています。

・未成年者における「喫煙したことがある人の割合」は、「中学生」で3~4%、「高

校生」で3%と、策定時より改善していますが、中間評価時より悪化もしくは横ば

いとなっています。

・「妊娠中の喫煙率」は2%となり、策定時より悪化しています。

・喫煙率は男女ともに低下してきています。喫煙者の半数以上が禁煙を希望してお

り、特に女性は中間評価時より禁煙希望者が増加しています。

・「職場で禁煙や分煙を実施している割合」は、8割を超えています。

・「COPDの認知度」については、6割の人が知らないと回答しています。

≪今後の課題≫

●COPDの名称と疾患に関する知識の普及、COPDが予防可能な生活習慣病であ

ることの理解の促進、禁煙指導、COPD早期発見を結びつけた活動の推進が必要

になります。

●受動喫煙防止対策の取り組みの推進が引き続き必要になります。

(家庭、職場、飲食店等多数の市民が利用できる公共的な空間等)

●未成年者へのたばこ販売防止対策等、未成年や妊婦の喫煙をなくすため、学校や産

婦人科等の関係機関と連携し、個人・家庭・地域と社会全体で喫煙対策を進めてい

くことが必要になります。

●たばこのリスクに関する教育・情報提供等の啓発を一層推進する必要があります。

●禁煙希望者に対しての禁煙支援・治療の普及、その内容の充実等、禁煙サポート体

制の整備が必要になります。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 1指標 (3.0%)

A-

改善 4指標 (12.1%)

B B+ 概ね改善 8指標 (24.2%)

B- やや改善 6指標 (18.2%)

C → 変化なし 9指標 (27.3%)

D ↓ 悪化 5指標 (15.2%)

E - 判定不能 0指標 (0.0%)

合計 33指標 (100.0%)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

47

【目標達成した指標】

●妊娠中の飲酒率(妊婦)

●多量に飲酒する人の割合(成人女性)

【悪化した指標】

●多量に飲酒する人の割合(成人男性)

●アルコールが体に及ぼす影響(急性アルコー

ル中毒)の認知度(高校生)

⑤アルコール

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「妊娠中の飲酒率」は0%と、目標値を達成しています。

・「多量に飲酒する人の割合」は、「成人女性」は 0.5%と目標に達していますが、

「成人男性」は 4.9%と悪化傾向です。

・未成年者における「飲酒したことがある人の割合」は、策定時より改善傾向にあり

ますが、「中学生」「高校生」の3~4割が飲酒したことがあると回答し、目標値

と乖離しています。

・「アルコールが体に及ぼす影響を知っている人」は、「発達・成長に悪い影響があ

るから」は7割の認知度ですが、それ以外の項目は4~5割となっています。

・「成人」で「節度ある適度な飲酒」の知識を知っている人の割合」では、2~3割

で、目標値と乖離しています。

≪今後の課題≫

●飲酒の健康影響や「節度ある適度な飲酒」、未成年者の発達や健康への影響、胎児

や授乳中(母乳)の乳児への影響等、正確で有益な情報を無関心な人を含む多くの

市民へ提供する必要があります。特に「成人男性」に対し、多量飲酒の健康影響、

基準量を含めたアルコールとの付き合い方などの知識の普及と行動変容を促してい

く取り組みが必要になります。

●未成年者や妊婦の飲酒を根絶するため、家庭や地域での教育や、学校での飲酒に関

わる教育を行う必要性があります。妊娠中の飲酒率=0%を維持していく必要があ

ります。

●家庭、学校、職場、地域、保健医療サービス等で、アルコール関連問題の早期発見

とアルコール関連問題の低減に結びつく適切な介入を行う必要があります。

●飲酒に起因する健康問題を相談できる環境体制の充実とその周知に一層力を入れて

いく必要があります。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 2指標 (13.3%)

A-

改善 0指標 (0.0%)

B B+ 概ね改善 2指標 (13.3%)

B- やや改善 5指標 (33.3%)

C → 変化なし 4指標 (26.7%)

D ↓ 悪化 2指標 (13.3%)

E - 判定不能 0指標 (0.0%)

合計 15指標 (100.0%)

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【目標達成した指標】

●妊(産)婦歯科健診受診率

●一人平均のう歯数(12歳児)

【悪化した指標】

該当指標なし

⑥歯の健康

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「妊産婦歯科健診受診率」は、策定時より約2割高くなっており、目標値を達成し

ています。

・「1歳半児」における、「おやつの回数や内容に問題がある幼児の割合」は策定時

より改善し、「5歳児」「12歳児」における「一人平均のう歯数」についても、

改善傾向となっています。

・「成人」における、8020を目指した「『歯の健康づくり得点』が 16 点以上の

人の割合」は中間評価時より高くなっています。しかし、その項目の中でも「かか

りつけの歯医者さんがいる人の割合」が約8割いるにも関わらず、「歯の治療を早

めに受けるようにしている人の割合」は6割程度と、歯の早期治療につながってい

ない状況が考えられます。また、若い年代ほどかかりつけ医がおらず、治療を早め

に受けていない傾向があり、体に及ぼす影響も知らないと回答しています。

・歯の医療費は、総医療費のうち3番目に多くなっています。

≪今後の課題≫

●妊産婦歯科健診受診率は目標値を達成していますが、妊娠中はむし歯や歯周病にな

りやすいため、引き続き受診率向上に努める必要があります。

●成人に対し、若い年代から、歯周病が生活習慣病の1つであることや体全体に及ぼ

す影響等、「歯及び歯周疾患」や「口腔機能」の知識の普及啓発と定期的な歯科健

診の受診勧奨が必要になります。

●「妊産婦、乳幼児や就園児保護者」及び「小学生・中学生・高校生」に対し、本人

及び子どもに対する歯の健康づくり(歯みがき方法、乳幼児のおやつ、定期健診等)

の知識の普及と生活習慣の改善が必要になります。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 2指標 (25.0%)

A-

改善 0指標 (0.0%)

B B+ 概ね改善 0指標 (0.0%)

B- やや改善 5指標 (62.5%)

C → 変化なし 0指標 (0.0%)

D ↓ 悪化 0指標 (0.0%)

E - 判定不能 1指標 (12.5%)

合計 8指標 (100.0%)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

49

【目標達成した指標】

●健康診査受診者の割合(成人)

●肥満者の割合(中学生)

【悪化した指標】

●やせすぎ者の割合(女性 20歳代)

⑦生活習慣病

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「健康診査受診者の割合」は、約8割と高く改善傾向です。また、「各がん検診受

診者の割合」も徐々に増加傾向です。特に、女性対象のがん検診受診率は策定時よ

り大幅な増加傾向となります。しかし、どのがん検診受診率も健康診査受診率のよ

うな高い割合とはいかず、約2人に1人の受診となります。

・「中学生」の「肥満者」は、約1割に減少し、目標値を達成していますが、「成人

男性」「成人女性」の「肥満者」は策定時と比べて大きな改善傾向はみられず男性

の4人に1人が肥満です。また、「女性 20歳代」の「やせすぎ者の割合」は増加

傾向で、4人に1人がやせすぎです。

・平成 23年度の特定健康診査の受診結果をみると、男性では、40 歳代・50歳代の3

割以上が肥満、約4割が中性脂肪、約6割がLDLコレステロールの有所見者とな

っています。女性は、約6割がLDLコレステロールの有所見者です。また、血糖

のコントロール状態を示すHbA1cの有所見者は、男女ともに約6割となってい

ます。

・平成23年度における市の死因別死亡割合をみると、がん(30.9%)、心疾患(14.2%)、

脳血管疾患(8.8%)などの生活習慣病が5割を超えています。

・国民健康保険総医療費及び被保険者1人当たりの医療費は年々増加し、疾病別の医

療費(平成 24 年5月診療分)をみると、循環器系疾患(17.6%)、がん(15.2%)

で3割を占めています。

・要介護(要支援)認定者数は増加傾向にあり、介護認定を受ける原因は、「脳血管

疾患」をはじめとする生活習慣病が、約3割を占めています。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 2指標 (14.3%)

A-

改善 0指標 (0.0%)

B B+ 概ね改善 2指標 (14.3%)

B- やや改善 4指標 (28.6%)

C → 変化なし 4指標 (28.6%)

D ↓ 悪化 1指標 (7.1%)

E - 判定不能 1指標 (7.1%)

合計 14指標 (100.0%)

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50

≪今後の課題≫

【がん】

●健康診査受診率の増加を図るとともに、がん検診の受診勧奨と要精密検査者の受診

勧奨等の受診体制の充実が必要になります。

【循環器疾患】

●健康診査が受診しやすい環境の整備等による健康診査受診率の増加を図るとともに、

結果が出た後の支援として個々に応じた参加しやすい健康づくりの支援体制の充実

が必要になります。

●「栄養・食生活」分野では、野菜・果物摂取量の増加、肥満者の減少、食塩摂取量

の減少、「身体活動・運動」分野では、歩数の増加、運動習慣者の増加、「アルコ

ール」分野では、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の減少、高血圧

者における降圧薬の服用率の上昇による高血圧の減少に取り組む必要があります。

●LDLコレステロールの高い人への対策が必要になります。

●メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少への取り組みが引き続き必要

になります。

●重症化予防の観点から、高血圧及び脂質異常症の治療率を上昇させる必要がありま

す。

【糖尿病】

●糖尿病は自覚症状がないことが多く、重篤になると多くの合併症を発症するため、

段階的に病気の発生及びその合併症を抑制していく必要があります。

●1次予防:生活習慣の改善等による「糖尿病の発症予防」に引き続き取り組む必要

があります。

●2次予防:糖尿病の未治療・治療中断者を減少させ、良好な血糖コントロール状態

を維持することで、「糖尿病の合併症の予防」に取り組む必要がありま

す。

●3次予防:高血圧の改善等により糖尿病腎症による透析患者の減少を図り、「合併

症による臓器障害の予防・生命予後の改善」に取り組む必要があります。

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

51

【目標達成した指標】

●1歳6か月までに麻しんを終了している子ども

の割合

●1歳までにBCGを終了している子どもの割合

●子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安

の軽減の各指標

●子どもとよく一緒に遊んだり、話したりする者の

割合(乳幼児保護者)

●子どもの話に耳を傾けたり、気持ちをよく理解

しようとしている者の割合(乳幼児保護者)

●家族はしっかり話を聞いてくれるという子どもの

割合(小学3年生)

●出産後1か月時の母乳育児の割合

【悪化した指標】

該当指標なし

⑧健やか親子・母子健康

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安」及び「親と子のコミュニケーショ

ン」の各指標の割合は策定時より改善傾向で、ほとんどの項目で目標値を達成して

います。乳幼児健康診査受診率と予防接種は策定時より高くなっています。

・「子育てにストレスを感じることがある人の割合」は策定時から改善しているものの、

約2割の人が子育てにストレスを感じていると回答しています。「育児に参加する父

親の割合」は評価時毎に増加し、5~6割の人が参加していると回答しています。

・「自分のことが大切に思える子どもの割合」は、「小学6年生」「中学生」が策定

時よりやや減少傾向にありますが、「小学6年生」の9割、「中学生」の7割が自

分のことを大切に思っています。「高校生」は策定時より高くなっていますが、8

割弱となっています。

・「アルコールを勧められたとき断ることができる子どもの割合」は、どの対象も策

定時より改善傾向ですが、「小学6年生」は約8割、「中学生」「高校生」は約5

割と低い割合となります。

・「シンナーや覚醒剤を勧められたとき絶対に断ることができる子どもの割合」は、

「中学生」「高校生」ともに8割前後ですが、策定時よりも低くなっています。

≪今後の課題≫

●子どもの心の健やかな成長と育児不安の軽減、自分のことを含め、人のことを大切

に思える人間育成等を目標に、家庭や学校、地域に向けてさらなる支援活動と相談

を受けるサポート体制等の環境整備が必要になります。

●子育て家庭を地域で支える環境整備が必要になります。

●「小学生」「中学生」「高校生」に対し、たばこ・アルコール・薬物がそれぞれ身

体に及ぼす影響、性についての知識等の普及啓発や行動変容を促す支援活動の継続

が必要となります。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 12指標 (33.3%)

A-

改善 3指標 (8.3%)

B B+ 概ね改善 1指標 (2.8%)

B- やや改善 4指標 (11.1%)

C → 変化なし 16指標 (44.4%)

D ↓ 悪化 0指標 (0.0%)

E - 判定不能 0指標 (0.0%)

合計 36指標 (100.0%)

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52

【目標達成した指標】

該当指標なし

【悪化した指標】

●乳児期にうつぶせ寝をさせている親の割合

(乳幼児保護者・就園児保護者)

●不慮の事故で救急搬送された乳幼児の数

(0~5歳児)

●転倒による骨折・打撲をした人の割合

(60歳以上女性)

⑨安全

ア.指標の評価状況

イ.現状と今後の課題

≪現状≫

・「乳児期にうつぶせ寝をさせている親」や「不慮の事故で救急搬送された乳幼児の

数」及び「転倒による骨折・打撲をした人」の割合は、策定時より悪化傾向となっ

ています。「乳児期にうつぶせ寝をさせている親の割合」では、大人が近くにいる

時にはうつぶせ寝をさせている人が増加しています。「不慮の事故で救急搬送され

た乳幼児の数」では、策定時よりも出生数が 150人程度増加しているため、単純に

搬送件数のみで評価するのは難しいと考えます。

・「事故防止対策を実施している家庭」は、増加傾向になっています。

・「ゆさぶられっ子症候群を知っている親の割合」は、策定時より3割増加し、9割

近くの保護者が知っていると回答しており、周知が進んできています。

・「救急救命処置ができる人」の各指標の割合は評価ごとに増加傾向にあります。「成

人」の場合、「心肺蘇生法を知っている人」は約7割ですが、「けがなどの応急手当

を知っている人」は5割強と救急救命処置の内容によって習得度に差があります。

・「60歳以上女性」の「転倒による骨折・打撲をした人の割合」が策定時よりわず

かながら増加傾向になっています。

判定区分 指標数 (割合)

A A+ ○ 目標達成 0指標 (0.0%)

A-

改善 0指標 (0.0%)

B B+ 概ね改善 1指標 (11.1%)

B- やや改善 4指標 (44.4%)

C → 変化なし 0指標 (0.0%)

D ↓ 悪化 3指標 (33.3%)

E - 判定不能 1指標 (11.1%)

合計 9指標 (100.0%)

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

53

≪今後の課題≫

●家庭や地域に向けて、不慮の事故等の命に関わる危険を防止するための知識の普及

と生活環境の整備をさらに進めていく必要があります。

●「成人(高齢者を含む)」に対し、転倒による骨折・打撲の予防といった介護予防

につながる知識の普及と生活習慣の行動変容を促すとともに、地域の支援体制など

の環境整備が必要になります。

●骨折予防や介護が必要とならないためにも、壮年期からのロコモティブシンドロー

ム対策が必要になります。

●救急救命に関しては、今後、市内のAED設置場所の情報を市民へ周知すること等、

環境整備を推進することが必要になります。

●心肺蘇生法や応急手当等の知識・技術について普及啓発を引き続き行う必要があり

ます。

●SIDS(乳幼児突然死症候群)(以下、「SIDS」という。)や、ゆさぶられ

っ子症候群等の乳児期の事故防止、安全についての知識の普及啓発を引き続き行う

必要があります。

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54

30.9 14.2 8.8 46.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

死因別

がん 心疾患 脳血管疾患 その他

17.6 15.2 10.8 7.1 7.0 42.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

医療費

循環器系 がん 歯 消化器系 筋骨格 その他

73.62

70.42

86.30

79.55

87.3

81.0

60 65 70 75 80 85 90

女性

男性

(歳)

日進市の平均寿命 国の平均寿命 国の健康寿命(日常生活に制限のない期間)

平均寿命と健康寿命の差

12.68年

9.13年

4 日進市の特性や課題

これまでの本市の現状から、特性や課題をまとめました。

(1)平均寿命は、県内トップクラス(男性1位、女性2位)

平均寿命は、県内で男性1位、女性2位とトップクラスです。国の平均では 10年ほど

の日常生活に制限のある期間があります。平均寿命と健康寿命の差を小さくすることが課

題となります。

平均寿命と健康寿命の差

資料:平均寿命(平成 22年)は厚生労働省「平成 22年完全生命表」、日進市は「平成 22年市区町村別生命表」、

健康寿命(平成 22年)は厚生労働科学研究「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に

関する研究」

(2)生活習慣病の発症予防・重症化予防が重点課題

死因別死亡割合をみると、がん(30.9%)、心疾患(14.2%)、脳血管疾患(8.8%)な

どの生活習慣病が5割を超えています。また、疾病大分類別医療費の状況からも、循環器

系疾患(17.6%)、がん(15.2%)で3割を占めています(平成 24年5月診療分)。

また、要介護認定者数は、増加傾向にあり、脳血管疾患などの生活習慣病を防ぐことが

介護予防対策として重要です。(30~31頁参照)

このため、健康長寿を達成するためには、生活習慣病の発症予防・重症化予防が重点課

題となります。

死因別死亡割合(平成 23年度) 疾病大分類別医療費割合(平成 24年5月)

資料:愛知県衛生年報、疾病分類統計表

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第2章 日進市の健康をとりまく現状と課題

55

(3)生活習慣の改善(特に、栄養・食生活、身体活動・運動)が重点課題

生活習慣病の発症を予防するためには、栄養・食生活、身体活動・運動の生活習慣の改

善が重要で大きなウエイトを占めます。

市民アンケート調査によれば、栄養・食生活について、食に対する関心や改善意欲は増

加傾向ですが、食に関する知識の普及が十分とはいえず、行動に結びついていない人が多

いため、正しい食生活を実践できるためのアプローチが必要です。

また、身体活動・運動については、運動習慣がある人は、成人で3割弱と少なく、特に、

20~40 歳の女性は実践できていないことから、運動を始めとした身体活動の増加をすす

めていく必要があります。

(4)にっしん体操の取り組み

第1次計画期間において、にっしん体操を普及させる事業を展開し、保育園・幼稚園、

学校、職場、高齢者施設と幅広い年代に普及活動を行ってきました。その結果、イベント

での実施はもとより、自主的、継続的に市民が取り組むグループもできてきました。

このように、まちぐるみの取り組みに展開することで、有効的な健康づくり活動の推進

が可能となることから、一層、まち全体で健康づくりに取り組む姿勢を打ち出すことが必

要と考えます。

≪にっしん体操の取り組み状況 (平成 23年 10月~平成 25年9月末) ≫

○広報

・新聞、テレビ局、にっしんテレビ、ポスター、リーフレット、広報、ホームページ

にて周知

・DVD・CDを作成し、配布または貸出、動きのイラストや体操解説書を作成し配布

・体操指導者養成教室の実施

○イベントの開催

・各種まつり、ウォーキング大会、防災訓練などで実技講習

(約 440回実施し、延べ 25,000名に普及)

○実施場所

・市立保育園・幼稚園・小学校・介護保険事業所・老人クラブ・各福祉会館・各種健

康教室・地区防災訓練等

(自主的な取り組み例:おはよう香久山、ゆったり工房通所者、あゆみ通園者)

(5)推進方法

第1次プランでは、アンケートによる市民意識が目標指標の中心となっていました。第

2次プランでは、客観的で、収集しやすいデータを用いた目標設定、評価の仕組みをつく

ることが必要です。

また、推進にあたっては、まちをあげての取り組みとするため、市民との協働の取り組

みが一層必要になると考えられます。

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◆参考◆「広報にっしん」保健センター情報(12月号より抜粋)

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計画の基本的な考え方

第3章

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第3章 計画の基本的な考え方

59

第3章 計画の基本的な考え方

1 基本理念と基本方針

本市の平均寿命は、県内トップクラス(男性1位、女性2位)で、高齢化率(65歳以上

の人口比率)は 18%を超えました。今後さらに高齢化が進展し、特に 75 歳以上の後期高

齢者の急増が見込まれることで、病気を発症する人や介護負担がますます増加することが

予想されます。こうした中、健康で生きがいを持って心豊かに自立した生活を送るために、

「健康寿命」を延伸させることが極めて重要であり、さらには、地域差や経済的な理由に

よる「健康格差の縮小」や「生活の質の向上」も重要な要素となってきます。

第1次プランでは、「健康づくりは、まず自分に気づくことから始まります」を基本理念

に、市民一人ひとりが、健康的な日常生活を送るため、自ら主体的に行動できることを目

指して取り組みを進めてきました。

第2次プランでは、第1次プランをさらに進め、個人の力に加えて、地域をはじめとす

るさまざまな社会の環境づくりに努め、社会全体で健康を支え、全ての市民が心豊かでそ

の人らしい人生を送ることができるよう取り組みを推進していきます。

このような背景のもと、第2章でまとめた本市の現状と課題を踏まえ、第2次プランで

は、基本理念を以下のように定め、その実現のために3つの基本方針を掲げ、健康づくり

施策を進めます。

(1)基本理念

●○キャッチフレーズ○●

市民が共に支えあい、健やかで心豊かに長生きができるまちを目指して

~健康寿命の延伸と健康格差の縮小~

“日”々“進”めよう 一歩ずつ! 健康なまち、にっしん

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60

(2)基本方針

がん、循環器疾患、糖尿病及びCOPD等の生活習慣病の発症を予防するため、食生

活改善や運動習慣の定着等による一次予防対策を進めるとともに、合併症予防・症状の

進展等の重症化予防に重点を置いた対策を推進していきます。

全てのライフステージにおいて健康を維持向上(保持増進)するためには、子どもの

頃からの健康な生活習慣の基礎づくりや親と子の健康づくりに取り組むとともに、栄養・

食生活、身体活動・運動、休養・心の健康づくり、歯等の健康に関する生活習慣の改善

が重要です。

市民自らが主体となり、生涯を通じた健康づくりに取り組めるよう推進していきます。

個々の健康は、家庭、学校、地域、職場等の社会環境の影響を受けることから、ソー

シャルキャピタルの醸成による、地域や社会の絆を深め、社会全体で個人の健康を支え、

守るための環境づくりを推進していきます。

基本方針2 健康な生活習慣を実践しよう!

基本方針1 生活習慣病の発症と重症化を防ごう!

基本方針3 健康を支える社会環境を実現しよう!

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第3章 計画の基本的な考え方

61

〈基本理念〉 市民が共に支えあい、健やかで心豊かに長生きができるまちを目指して

~ 健康寿命の延伸と健康格差の縮小 ~

〈キャッチフレーズ 〉“日”々“進”めよう一歩ずつ! 健康なまち、にっしん

〈推進の視点〉 ①目標設定と評価 ②市民参加による推進 ③ライフステージ別取り組み

基本方針1

生活習慣病の

発症と重症化を防ごう!

重点取組課題1

(疾患別の取り組み)

1 がん

2 循環器疾患

3 糖尿病

基本方針3

健康を支える社会環境を

実現しよう!

重点取組課題3

1 健康を支え、守るための

環境づくり

基本方針2

健康な生活習慣を

実践しよう!

重点取組課題2

1 栄養・食生活

2 身体活動・運動

取組課題

3 休養・心の健康づくり

4 たばこ

5 アルコール

6 歯の健康

その他必要な

取組課題

1 健やか親子・母子保健

2 安全(事故防止対策等)

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62

2 計画の推進の視点

(1)取組課題ごとの目標設定と評価

健康づくりは、子どもから高齢者まで生涯を通じて行うことが重要ですが、取組課題

ごとに目標や健康の課題は異なっています。

第2次プランでは、「基本理念」の達成を目指すため、3つの「基本方針」を定め、そ

の方針に基づき取組課題を整理しました。それらの課題のうち、基本方針1では、生活

習慣病の疾患別取り組みである「がん」「循環器疾患」「糖尿病」を、基本方針2では、

生活習慣のうち「栄養・食生活」「身体活動・運動」を、基本方針3では、「健康を支え、

守るための環境づくり」を重点的に取り組む課題として定め、その他の課題とともに取

り組みを推進します。

また、取組課題ごとに、第2次プランの計画期間に達成を目指す目標に対して、客観

的で収集しやすいデータを用いた目標値を設定し、評価を行います。

(2)市民参加による推進

市民参加による市民主体の健康づくりを推進していくために、各種の健康づくり事業

を通して市民の自主的活動を支援します。市民が身近な場所で健康づくり活動に気軽に

参加して、仲間や地域とのつながりを持つことは、健やかな地域づくりに役立ちます。

第1次プラン期間中において、「にっしん体操」を普及させる事業を展開し、市民が

自主的に取り組む姿を通じて、市民参加で健康づくりを推進することの有効性を再認識

しました。自分ができる健康づくりに主体的に取り組み、さらにそれを家庭や地域へ広

めることで、地域ぐるみの健康づくりに発展することが期待できます。

また、第1次プランは、市民参画の「いきいき健康プランにっしん21推進委員会」

及び「いきいき健康プランにっしん21ワーキング研究会(ネットワーク研究会と職員

研究会の合同開催)」により、策定・推進・評価が活発に進められてきました。第2次プ

ランにおいても、引き続き市民参画のもと、さらに体制を強化し、策定・推進・評価を

行います。

(3)ライフステージ別取り組み

健康的な生活習慣の形成や改善に向けた課題は世代ごとに異なっており、子どもから

高齢者に至るそれぞれのライフステージにおいて、心身機能の維持及び向上に取り組み、

誰もが日進市で健やかにいきいきと暮らせることを目指して、ライフステージ別の取り

組みを推進します。

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計画の推進

第4章

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第4章 計画の推進

65

第4章 計画の推進

1 計画の体系

1 健やか親子・母子保健

2 安全(事故防止対策等)

その他必要な取組課題

市民が共に支えあい、健やかで心豊かに長生きができるまちを目指して

健康寿命の延伸と健康格差の縮小

1 健康を支え、守るため

の環境づくり

重点取組課題3

基本方針3

健康を支える社会環境

を実現しよう!

基本方針2

健康な生活習慣を

実践しよう!

1 栄養・食生活

2 身体活動・運動

重点取組課題2

3 休養・心の健康づくり

4 たばこ(COPD含む)

5 アルコール

6 歯の健康

取組課題

基本方針1

生活習慣病の発症と

重症化を防ごう!

(疾患別の取り組み)

1 がん

2 循環器疾患

3 糖尿病

重点取組課題1

取り組み

指標

関係する主な事業

取組課題ごと

ライフステージ別 取り組み

個人・家庭

行政

地域

目標

基本理念 基本方針 取組課題 計画

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2 取り組みの展開

(1)基本方針1 生活習慣病の発症と重症化を防ごう!

重点取組課題 生活習慣病(がん・循環器疾患・糖尿病)

主要な死亡原因であるがんと循環器疾患に加え、患者数が増加傾向にあり、かつ、重大

な合併症を引き起こす恐れのある糖尿病への対策は、健康寿命の延伸を図る上で重要な課

題です。

【がん】

本市の死因第1位であり、年間約 150人の市民ががんで亡くなっています。がんのリ

スク要因である、喫煙、過剰飲酒、低身体活動、肥満、やせ、野菜・果物不足、塩分・

塩蔵食品の過剰摂取、がんに関連する細菌・ウイルス感染への対策ががん予防に重要で

す。がんの治療は、腫瘍の大きさや転移の有無など、進行に大きく影響されることから、

検診等による早期発見・早期治療が重要になります。

【循環器疾患】

脳血管疾患と心疾患を含む循環器疾患は、がんと並んで主要死因の大きな一角を占め

ています。循環器疾患の危険因子として、高血圧、脂質異常症、喫煙、糖尿病の4つが

あります。

本市では、循環器疾患による死亡は総死亡の約4分の1を占めており、予防するには

4つの危険因子の管理が中心となるため、これらの改善を図る必要があります。

【糖尿病】

糖尿病は心血管疾患のリスクを高め、神経障害、網膜症、腎症、足病変といった合併

症を併発するなどによって、生活の質(QOL)や医療経済に多大な影響を及ぼします。

糖尿病患者数は増加しており、高齢化に伴い今後も増加することが予想されるため、予

防や治療継続の重要性は高まっています。

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第4章 計画の推進

67

【共通】

生活習慣病の予防・改善や介護予防等の知識の普及啓発と生活習慣の行動変容等への

取り組みを家庭や職場、医療機関、地域、各種関係機関と連携しながら促進させること

が必要になります。

予防対策事業のうち、自分の健康状態を知るための手段の1つとして、また、がん及

び生活習慣病の発症や、その重症化を早期発見し早期治療へつなげるため、40 歳以降の

市民だけでなく若い年代も含め、がん検診及び健康診査などの受診促進や受診後のサポ

ート体制(要精密検査者の受診勧奨など)の充実を推進していきます。

また、生活習慣病は、食事や運動など日頃からの生活習慣を見直すことで、その重症

化を防ぎ、状態を改善することが出来ることが分かっています。このことから生活習慣

病で通院する市民に対しても、生活習慣病を重症化させない生活習慣の知識の普及啓発

が重要と考えます。

・定期的に健(検)診を受け、生活習慣を改善し、健康を管理する ・症状の進展や合併症など、病気の重症化を予防する

目標

◇コラム◇ NISSIN Project からわかったこと(90頁参照)

◆その1 高血圧予防 ≪体型と血圧の関係≫ をご覧ください。

高齢者の健康に関する『研究結果』を掲載しています。

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【がん】

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・年に1回は検診を受けます

・精密検査は必ず受けます

・自覚症状のある時は、早めに受診し

ます

・がん予防法を知ります

・乳がん自己検診を月1回行います

・治療は継続します

・生活習慣病や介護予防の正しい知

識を持ち、正しい生活習慣を心がけ

ます

・検診受診や治療継続をしやすい環境

を整備します

・治療継続の必要性を周知します

・精密検査の受診率向上に取り組みま

・がんの予防方法やどのような自覚症

状に注意すべきか等の知識の啓発を

行います

・乳がん自己検診を普及啓発します

・治療継続の必要性を周知します

共通

・がん予防について正しい知識と生活習慣の普及啓発を図ります

・がん検診受診率向上に取り組みます(商工会・企業・職域等の連携を図ります)

・身近な健康相談の場の充実を図ります

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

がん検診の受診率の

向上

胃がん 40歳以上の市民 27.5% 50.0%

保健センター運営協

議会資料

肺がん 40歳以上の市民 34.5% 50.0%

大腸がん 40歳以上の市民 38.6% 50.0%

子宮頸がん 20歳以上の女性 41.7% 50.0%

乳がん 40歳以上の女性 35.0% 50.0%

前立腺がん 50歳以上の男性 47.7% 50.0%

がん検診精密検査受

診率の向上

胃がん 40歳以上の市民 71.9% 85.0%

保健センター運営協

議会資料

肺がん 40歳以上の市民 86.0% 86.0%以上

大腸がん 40歳以上の市民 59.3% 85.0%

子宮頸がん 20歳以上の女性 65.3% 85.0%

乳がん 40歳以上の女性 82.3% 85.0%

前立腺がん 50歳以上の男性 50.0% 85.0%

事業名 事業内容 実施機関

がん検診事業 がん検診(胃、大腸、肺、子宮、乳、前立腺) 健康課

受診率等の向上事業 キャンペーン、精密検査受診勧奨、未受診者勧奨 健康課

生活習慣病対策啓発事業 生活習慣病発症予防、重症化予防(講演会、教室等) 健康課、保険年金課

取り組み

指標

関係する主な事業

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第4章 計画の推進

69

【循環器疾患】

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・年に1回は健診を受けます

・精密検査は必ず受けます

・治療は継続します

・定期的に血圧を測り、管理します

・生活習慣病や介護予防の正しい知

識を持ち、正しい生活習慣を心がけ

ます

・健診受診や治療継続をしやすい環境

を整備します

・治療継続の必要性を周知します

・健診受診率の向上に取り組みます

・精密検査受診率の向上に取り組みま

・治療継続の必要性を周知します

・特定保健指導を受ける人の割合の

増加に取り組みます

共通

・生活習慣病予防について正しい知識と生活習慣の普及啓発を図ります

・特定健康診査の受診率向上とメタボリックシンドロームの該当者・予備群の

減少に取り組みます(商工会・企業・職域等の連携を図ります)

・慢性腎臓病(CKD)の早期発見と重症化予防を推進します

・身近な健康相談の場の充実を図ります

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

高血圧の改善:高血圧有病率(140/90mmHg以

上の人の割合)の減少 40~74歳の市民 25.8% 25.8%以下 市特定健診

脂質異常症の減少:LDL コレステロール(160mg

/dl以上の人の割合)の減少

40~74歳の男性

40~74歳の女性

12.2%

16.9%

9.0%以下

14.0%以下 市特定健診

メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の

割合の減少 40~74歳の市民 28.4% 21.3%以下 市特定健診

特定健康診査受診率の増加 40~74歳の市民 39.5% 60.0% 市特定健診

特定保健指導実施率の増加 40~74歳の市民 10.0% 60.0% 市特定健診

事業名 事業内容 実施機関

健康診査事業 30代さわやか健診、特定健康診査、後期高齢者健康診査 健康課、保険年金課

受診率等の向上事業 キャンペーン、精密検査受診勧奨、未受診者勧奨 健康課、保険年金課

健診事後指導事業 30代さわやか健診事後指導、特定保健指導 健康課、保険年金課

生活習慣病対策啓発事業 生活習慣病発症予防、重症化予防(講演会、教室等) 健康課、保険年金課

取り組み

指標

関係する主な事業

Page 76: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

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【糖尿病】

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・年に1回は健診を受けます

・精密検査は必ず受けます

・治療を継続し、合併症予防に努めま

・生活習慣病や介護予防の正しい知

識を持ち、正しい生活習慣を心がけ

ます

・健診受診や治療継続をしやすい環境

を整備します

・治療継続の必要性を周知します

・健診受診率の向上に取り組みます

・精密検査受診率の向上に取り組みま

・治療継続の必要性を周知し、合併症

予防に取り組みます

・特定保健指導を受ける人の割合の増

加に取り組みます

共通

・生活習慣病予防について正しい知識と生活習慣の普及啓発を図ります

・メタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少に取り組みます(商工会・企

業・職域等の連携を図ります)

・慢性腎臓病(CKD)の早期発見と重症化予防を推進します

・身近な健康相談の場の充実を図ります

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

合併症(糖尿病腎症による年間新規透析導入患

者数)の減少:新規透析導入率の減少

糖尿病腎症を罹患

し、新規に透析を導

入する人

5人 減少

慢性腎不全患者の実

態(平成 23 年末現

在)

治療継続者割合の増加:HbA1c(NGSP)6.5%

以上の人のうち、治療中と回答した人の割合 40~74歳の市民 48.9% 75.0%以上 市特定健診

糖尿病有病者の増加の抑制:糖尿病治療服薬

中、またはHbA1c(NGSP)6.5%以上の人の割合

の減少

40~74歳の男性

40~74歳の女性

全体

15.4%

7.8%

11.2%

13.0%以下

6.0%以下

9.0%以下

市特定健診

血糖コントロール指標におけるコントロール不良

者の割合の減少:HbA1c(NGSP)8.4%以上の

人の割合の減少

40~74歳の男性

40~74歳の女性

全体

1.6%

0.6%

1.0%

1.0%以下 市特定健診

事業名 事業内容 実施機関

健康診査事業 30代さわやか健診、特定健康診査、後期高齢者健康診査 健康課、保険年金課

受診率等の向上事業 キャンペーン、精密検査受診勧奨、未受診者勧奨 健康課、保険年金課

健診事後指導事業 30代さわやか健診事後指導、特定保健指導 健康課、保険年金課

生活習慣病対策啓発事業 生活習慣病発症予防、重症化予防(講演会、教室等) 健康課、保険年金課

指標

関係する主な事業

取り組み

Page 77: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

第4章 計画の推進

71

(2)基本方針2 健康な生活習慣を実践しよう !

重点取組課題 1 栄養・食生活

栄養・食生活は、生命を維持し、子ども達の心身の健やかな成長と市民が健康で幸福な

生活を送るために欠くことができないものであり、多くの生活習慣病の予防や社会機能の

維持・向上や生活の質の観点から重要になります。

本市では、40~50歳代男性の約4割以上が、肥満、腹囲有所見者、LDLコレステロー

ル・中性脂肪が高く、反対に 20歳代女性でやせすぎの方が増加傾向にあるなど、食生活と

運動の両方で、若い世代からの対策が必要です。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・1日3食きちんと食べます

・主食・主菜・副菜をそろえて、バランス

に配慮します

・毎食・野菜、毎日・果物を食べます

・適切な「食事量」を知り、適量を食べ

ます

・家族や仲間と楽しく共食します

・「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズ

ムを整えます

・よく噛んで食べます

・塩分・脂肪分を控え、うす味を心がけ

ます

・甘い菓子や飲料に注意します

・地元の食材を使います

・食事に関心を持ちます

・自分の適正体重を知ります

・無理なダイエットはしません

・食を通じた交流の機会を提供します

・家族団らんの機会が持てるよう配慮し

ます

・地元の食材を使います

・食生活改善推進員養成講座修了者

を増やします

・食育推進協力店を増やします

・「日進市食育推進計画」を推進します

共通

・食生活に関する正しい知識を普及啓発し、健康な食習慣を身につけることが

できるよう支援します

・地産地消等関係機関と連携し、食育を推進します(保育園・幼稚園・学校・企

業・地域等)

・生活習慣病重症化予防のための支援体制の整備に取り組みます

・「小学生・中学生・高校生・成人」に対し「肥満」だけでなく、特に女性に対し、

将来の出産を見据えた「やせすぎ」が及ぼす身体への影響や適正体重等の正

しい知識を普及啓発します

適切な量と質の食習慣を身につけ、実践する

目標

取り組み

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72

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

肥満者(BMI25以上の人)の割合の減少 30~60歳代の男性

40~60歳代の女性

27.9%

14.5%

25.0%以下

10.0%以下

市特定健診、

30代さわやか健診

女性のやせ(BMI18.5未満の人)の割合の減少 30歳代の女性 26.4% 20.0%以下 30代さわやか健診

肥満傾向にある子どもの割合の減少 小学5年生の男子

小学5年生の女子

3.7%

1.5%

3.7%以下

1.5%以下

「すこやかなこころと

からだ」

全出生数中の低出生体重児の割合の減少 平成 23年度出生数 8.8% 5.0% 人口動態統計

低栄養傾向の高齢者の割合の減少 65歳以上の市民 19.6% 19.6%以下 市特定健診、

後期高齢者健診

食生活改善推進員養成講座修了者数の増加 一般市民 161人 220人 健康課

食生活改善推進員活動者数の増加 一般市民 39人 50人 健康課

朝食を毎日食べていない子どもの割合の減少

1歳半児

3歳児

小学3年生

小学5年生

中学1年生

0.4%

1.3%

0.4%

0.1%

0.8%

現状値以下

幼児健診アンケート、

学校栄養教諭アンケ

ート

朝食を抜くことが週に3回以上ある人の割合の

減少

30歳代の男性

30歳代の女性

40歳代以上の市民

25.0%

8.2%

5.1%

20.0%以下

5.0%以下

5.0%以下

市特定健診、

30代さわやか健診

朝食に野菜を食べていない子どもの割合の減少

小学3年生

小学5年生

中学1年生

50.8%

42.3%

15.6%

現状値以下 学校栄養教諭アンケ

ート

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回

以上の日がほぼ毎日の人の割合の増加

幼児健診に来所

した保護者 ※- 80.0%以上

幼児健診アンケート

(保護者)

就寝時間が遅い子どもの割合の減少

(22時台以降の子どもの割合)

1歳半児

3歳児

18.1%

24.0%

10.0%

20.0% 幼児健診アンケート

甘いおやつを摂る子どもの割合の減少 1歳半児

3歳児

27.5%

42.1%

20.0%

30.0% 幼児健診アンケート

甘い飲み物を摂る子どもの割合の減少 1歳半児

3歳児

22.9%

29.4%

15.0%

20.0% 幼児健診アンケート

食育推進協力店登録の増加 市内店舗 25店舗 50店舗 愛知県健康福祉部

※新規指標で現状値がないため、平成 26年度に調査予定です。

事業名 事業内容 実施機関

子ども等への食育事業 離乳食講習・食事相談・調理実習・給食カレンダー等、食を

中心とした正しい生活習慣等の知識を普及啓発

健康課、児童課、

学校給食センター等

成人への食育事業 調理実習・講話・相談等を通して、食に関する知識を普及

啓発 健康課等

介護予防事業 栄養改善事業、地域サロン支援 高齢福祉課、健康課

食生活改善推進員養成、活動支援 地域で食生活改善を推進する食生活改善推進員の養成、

活動支援 健康課

指標

関係する主な事業

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第4章 計画の推進

73

重点取組課題 2 身体活動・運動

身体活動・運動は、循環器疾患やがんなどの非感染性疾患の発症予防だけでなく、高齢

者の認知機能や運動器機能の低下などの社会生活機能の低下と関係することが明らかとな

ってきました。

これらを踏まえ、運動に時間を取ることが難しい人でも日常生活の中で年代ごとに効果

的な身体活動を増やすコツや短時間の運動を細切れでも行う等、市民が日常生活の中で活

動量を増やしたり、運動を実施できる方法の提供や環境を整備する必要があります。

特に、改善が進んでいない「成人女性」とメタボリックシンドローム該当者及び予備群

の多い「成人男性」への対策が必要となります。

また、高齢者は歩行速度が速いほど、生活機能を維持しやすく余命も長いことが知られ

ているので、ロコモティブシンドローム予防が重要であることを周知啓発する必要があり

ます。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・運動の必要性を理解し、大人は今より

プラス 10分歩幅を5cm大きく歩きます

・子どもは体を動かして遊びます

・にっしん体操等を実施します

・空き時間にこまめに体を動かします

・30分・週2回(週1時間)の運動をします

・自分に合った運動を見つけます

・教室等、適切な運動の実施を支援し

ます

・身体活動・運動に取り組むためのきっ

かけや場を提供します

・運動を継続するための仲間づくりの

機会を提供します

・民間・行政関係機関が連携し、安心して

体を動かせる場所と環境を整備します

・運動普及推進員、にっしん体操指導

者を養成します

・スポーツ推進委員、運動普及推進

員、健康づくりリーダーとの協働により

健康づくりのための運動習慣化を図

る取り組みの働きかけを行います

・総合型地域スポーツクラブ等地域で

運動に取り組むグループの情報収

集・提供、支援します

・高齢者へのロコモティブシンドローム

対策のための教室を開催します

・学校教育の中でも、運動の取り組み

を実施します

共通

・にっしん体操等を実施・普及します

・身体活動・運動の必要性・効果について普及啓発をします

・ウォーキング大会、体力チェック等のイベントを開催します

体を動かす習慣をつくる

目標

取り組み

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74

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

日常生活において歩行または同等の身体活動

を1日1時間以上実施している人の割合の増加

30~64歳の男性

30~64歳の女性

65歳以上の男性

65歳以上の女性

44.2%

47.4%

60.4%

61.0%

44.5%以上

48.0%以上

61.0%以上

61.0%以上

市特定健診、30代さ

わやか健診

1回 30分以上の軽く汗をかく運動を週2回以上

1年以上実施している人の割合の増加

30~64歳の男性

30~64歳の女性

65歳以上の男性

65歳以上の女性

33.2%

27.1%

61.3%

53.2%

33.5%以上

27.5%以上

62.0%以上

54.0%以上

市特定健診、30代さ

わやか健診

運動や食生活等の生活習慣改善をしてみようと

思う人の割合の増加

30歳代の市民

40~74歳の市民

64.7%

39.9%

65.0%以上

50.0%以上

市特定健診、30代さ

わやか健診

にっしん体操等を行うグループの増加 各地区 2グループ 20グループ 保健事業実績

運動普及推進員養成講座修了者数の増加 一般市民 68人 100人 健康課

運動普及推進員活動者数の増加 一般市民 20人 30人 健康課

事業名 事業内容 実施機関

にっしん体操等普及事業 講習会、指導者養成、地域における健康体操自主グループ

の立ち上げを支援

健康課、

生涯学習課等

ウォーキング推進事業 ウォーキングマップの普及、ウォーキングの方法の講習、

ウォーキング大会等

健康課、

生涯学習課等

介護予防事業 介護予防教室、おたっしゃハウス、コミュニティサロン、地域サ

ロン支援等

高齢福祉課、福祉会

館、健康課等

運動普及推進員養成、活動支援 運動普及推進員を養成し、スキルアップ研修等活動の支援 健康課

総合型地域スポーツクラブ支援 にっしんスポーツクラブの運営支援 生涯学習課

指標

関係する主な事業

◇コラム◇ NISSIN Project からわかったこと(91~92 頁参照)

◆その2 認知症予防 ≪運動習慣・生活満足度との関係≫

◆その3 歩行に関して ≪歩く速さと死亡の関係≫ をご覧ください。

高齢者の健康に関する『研究結果』を掲載しています。

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第4章 計画の推進

75

取組課題 3 休養・心の健康づくり

心の健康は、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件であり、「生活の質」に大き

く影響します。健康づくりのための休養は、心身の疲労を、安静や睡眠等で解消し健康を

保持する「休」と、趣味や生きがいなど、明日に向かって英気を養い主体的に健康増進を

図る「養」の要素の両方が大切です。十分な睡眠をとり、ストレスと上手につきあうこと

は、心の健康に欠かせない要素であり、休養を日常生活の中に取り入れた生活習慣の確立

が重要になります。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・睡眠で十分な休養をとり、早寝・早起

きをします

・悩みを相談できる相手をつくります

・友人や地域とのつながりを持ちます

・家族とのコミュニケーションの時間を

大切にします

・自分に合ったストレス解消法を持ちま

・うつ予防の知識と対処法を身につけ

ます

・心の病気とその対応について理解し

ます

・地域や職場で、身近な人の変化に気

づきます

・地域や職場等のコミュニケーションを

大切にします

・職場等においてメンタルサポート体制

を整備します

・心の健康や睡眠や休養についての

知識を普及啓発します

・関係機関と連携し、自殺予防対策を

進めます

・相談できる各種機関等を周知し、安

心して相談や受診できる体制を整え

ます

共通

・子ども達が遊べる場や、地域の人が一緒に集える場を作ります

・運動や趣味のサークル作りを支援します

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

睡眠で休養が取れていない人の割合の減少 30歳以上の市民 21.3% 17.0%以下 市特定健診、30代さ

わやか健診

ストレスや悩みを感じた時に相談する人がいる人

の割合の増加 一般市民 80.5% 90.0% 市総合計画アンケート

自殺死亡率(人口 10万対)の減少 人口動態の

状況 18.3 減少

愛知県衛生年報、

瀬戸保健所事業概要

ストレスと上手につきあう

目標

取り組み

指標

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事業名 事業内容 実施機関

こころの健康啓発事業 講演会、こころがホッとする言葉の啓発、自殺予防街頭キャン

ペーン等 健康課、福祉課

相談支援事業 心の健康や障害のある方の福祉に関する相談 障害者相談支援セン

ター

高齢者うつ予防事業 高齢者のうつに関する相談や正しい知識の普及啓発のため

の研修会や相談等を関係部署と協力して実施 健康課、高齢福祉課

関係する主な事業

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第4章 計画の推進

77

取組課題 4 たばこ(COPD含む)

喫煙はがん、循環器疾患、糖尿病、周産期の異常等の原因となり、受動喫煙も虚血性心

疾患、肺がん、乳幼児の喘息や呼吸器感染症、SIDS等の原因となることは、国内外の

多数の科学的知見により因果関係が確立しています。

COPDについては、WHOが緊急のたばこ対策等を行わなかった場合、COPDによ

る死亡は、今後 10年間に3割増加し、2030 年には世界で死亡順位第3位になると推定さ

れています。日本でもCOPDによる死亡数は増加傾向で今後も増加が続くと予想される

ため、禁煙による予防と早期発見による早期治療が求められています。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・妊娠中・授乳中の女性と未成年者は

喫煙しません

・子ども・妊産婦・未成年者の前では喫

煙しません

・喫煙や受動喫煙による健康への影響

を知り、禁煙や受動喫煙防止に取り

組みます

・未成年者への喫煙を絶対に勧めません

・地域ぐるみで禁煙や受動喫煙防止を

推進します

・受動喫煙防止対策認定施設に登録

します

・禁煙支援医療機関、禁煙サポート薬

局に登録等、禁煙に協力します

・たばこやCOPDが及ぼす健康影響に

ついて普及啓発をします

・受動喫煙防止対策(禁煙・分煙)を推

進します

・公共施設の敷地内禁煙を推進します

・禁煙希望者のためのサポート体制を

整備します

共通

・子どもや妊産婦の周りでは喫煙しない等、禁煙・受動喫煙防止の環境整備に

取り組みます

・未成年者・妊産婦の喫煙防止を周知・啓発します

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

妊婦の喫煙率の低下 妊婦 1.4% 0% 妊娠届出書

喫煙率の低下 30歳以上の男性

30歳以上の女性

22.2%

4.3%

14.0%以下

4.3%以下

市特定健診、30代さ

わやか健診

受動喫煙防止対策実施施設の増加 市内の施設 150か所 増加 愛知県タバコダメダ

ス、保健所

事業名 事業内容 実施機関

受動喫煙防止対策事業 受動喫煙防止認定施設 健康課、各施設

禁煙対策事業 禁煙体験談、禁煙サポート薬局、禁煙支援医療機関の紹

介、妊婦に対する禁煙教育、学校における喫煙防止教育 健康課

吸わない、吸わされない環境をつくる

目標

指標

関係する主な事業

取り組み

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取組課題 5 アルコール

がん、高血圧、脳血管疾患、脂質異常等の飲酒に関連する多くの健康問題のリスクは、

1日平均飲酒量とともに上昇することが国内外の研究結果から示され、多量飲酒は、生活

習慣病や精神疾患と大きく関係しています。

さらに、未成年者の健康への影響や妊娠中の胎児への影響など、アルコール関連問題は、

健康問題のみならず、飲酒運転による被害等の社会問題の原因となるなど、その範囲が広

いため、幅広い対策をとる必要があります。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・妊娠中・授乳中の女性と未成年者は

飲酒しません

・節度ある、適正飲酒を心がけます

・休肝日をつくり、多量飲酒はしません

・妊産婦や未成年者への飲酒を絶対

に勧めません

・アルコールの健康影響や適度な飲酒

等の知識を習得します

・未成年者が飲酒をすることを容認しな

い環境を整備します(未成年者にア

ルコールを売らない)

・妊娠・授乳中の女性が飲酒しない環

境をつくります

・妊娠・授乳中の飲酒が胎児に及ぼす

影響について周知します

・アルコールと生活習慣病と関連させる

等の保健指導を行います

・健康診査(肝機能検査)の受診勧奨

を行います

・未成年者に対するアルコールの害に

ついて、普及啓発します

共通

・アルコールの健康影響について知識の普及と適度な飲酒について啓発を

します

・飲酒による問題の予防について普及・啓発をします

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

妊婦の飲酒率の低下 妊婦 0.2% 0% 妊娠届出書

生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人

の割合の減少(1日当たりの純アルコール量が男

性 40g以上、女性 20g以上の人の割合の減少)

30歳代の男性

30歳代の女性

40~74歳の男性

40~74歳の女性

5.9%

1.1%

12.0%

1.1%

5.9%以下

1.1%以下

12.0%以下

1.1%以下

市特定健診、30代さ

わやか健診

事業名 事業内容 実施機関

アルコール対策事業 妊婦、乳幼児健診、学校におけるアルコール教育 健康課、学校教育課

適度な飲酒でアルコールと上手につきあう

目標

指標

関係する主な事業

取り組み

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第4章 計画の推進

79

取組課題 6 歯の健康

歯・口腔の健康は、口から食べる喜び、話す楽しみを保つ上で重要であり、身体的、精

神的、社会的な健康にも大きく寄与し、最終的に生活の質(QOL)に大きく関連します。

歯の喪失の主要な原因疾患はむし歯と歯周病であり、その予防は重要になります。特に、

歯周病は、糖尿病や循環器疾患等と密接な関連性があるため、「歯周病予防」の推進は不可

欠です。また、高齢化に伴い口腔機能の良否は、寿命の延伸や運動機能と密接な関連性が

あるため、「口腔機能の維持・向上」を推進する必要があります。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・むし歯や歯周病等歯科疾患予防のた

めの正しい口腔ケアの方法を身につ

け実施します(1日2回以上、食後の

歯みがき、口腔体操の実施)

・かかりつけ歯科医を持ち、定期健診

を受けます

・規則正しい食生活とよくかむ習慣を身

につけます

・むし歯や歯周病が見つかったら早め

に治療します

・8020を目指します

・おやつの回数を決め、甘い食べ物・

飲み物は控えます(幼児・児童期)

・歯ブラシ持参運動等食後に歯みがき

をする環境を整備します

・妊産婦歯科健診、節目成人歯周疾患

検診を実施します

共通

・歯や口の健康と、全身の健康との関連性について周知・啓発します

・歯の喪失防止や口腔機能の維持向上を目指し、歯や口の健康を支援します

・定期的な歯科健診受診の普及啓発をします

・歯や口の健康づくりに関する啓発をします

・フッ素塗布・フッ化物入り歯磨き剤使用の普及・啓発をします

・8020、8820表彰を実施します

自分の歯で、おいしく食べて健口に過ごす

目標

取り組み

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80

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

う歯のない人の割合の増加 1歳半児

3歳児

99.0%

87.4%

99.5%

95.0% 8020会議資料

12歳児のう歯がない人の割合の増加 小学6年生 61.9% 72.0% 「すこやかなこころと

からだ」

妊産婦歯科健診受診率の増加 妊産婦 39.0% 55.0% 妊産婦歯科健診結果

成人歯周疾患検診受診率の増加 節目成人歯周疾患

検診対象者 10.4% 15.0%以上

節目成人歯周疾患検

診結果

歯周病罹患率の減少 節目成人歯周疾患

検診対象者 40.2% 30.0%以下

節目成人歯周疾患検

診結果

8020、8820達成者の増加 80歳以上の市民 8020 79人

8820 12人 増加

愛豊歯科医師会から

の推薦者

事業名 事業内容 実施機関

歯科健診事業 妊産婦・幼児・児童生徒・成人の歯科健診 健康課、児童課、

学校教育課

歯の健康啓発事業 食後の歯磨きの実施・啓発、口腔機能向上事業、8020・88

20表彰事業

児童課、高齢福祉課、

健康課、愛豊歯科

医師会

指標

関係する主な事業

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第4章 計画の推進

81

(3)基本方針3 健康を支える社会環境を実現しよう!

重点取組課題 1 健康を支え、守るための環境づくり

個人の健康は、社会環境からさまざまな影響を受けることから、地域や世代間の相互扶

助により社会全体で支え合いながら、健康づくりに取り組む環境を整備していく必要があ

ります。

健康を支え、守るための社会環境が整備されるためには、市民一人ひとりが主体的に社

会参加しながら、支え合い、地域や人とのつながりを深めるとともに、家庭、地域、学校、

職場、企業、医療機関、薬局、ボランティア、NPOなど多様な主体が健康づくりに取り

組むことが重要です。

目標を実現するために、「個人・家庭」「地域・関係機関」「行政」の協働による取り組み

を推進し、「健康」をキーワードとしたまちづくりをすすめます。

市民の取り組みと、市民を支える取り組み

情報発信

行政

健康教育 社会環境の整備 人材育成

市民の取り組み 市民の取り組み

市民の取り組み

住民相互の繋がり 学校等

ボランティア 企業

NPO等 民間団体

農業生産者・ 商工業者など

関係機関 自助グループ

ネットワーク

保健医療機関

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82

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・健康づくり活動に関心を持ち、参加し

ます

・健康づくりに関する情報を積極的に

活用します

・地域の活動に積極的に参加し、地域

でのつながりを深めます

・企業・NPOなどが実施するイベントな

どに参加し、自分の健康づくりに活か

します

・所属する団体、仲間の中で、健康づく

りの取り組みを広げます

・ボランティア等の活動に積極的に参

加します

・職場で健康診査の実施や受動喫煙

の防止などの健康づくりを推進します

・市や他団体が主催する健康づくりのイ

ベント等に積極的に参加・協力します

・健康づくりを担うボランティア等の人

材育成・支援を行います

・にっしん体操をはじめ、健康づくりに

取り組む自主グループの立ち上げ・

活動支援を行います

・企業・NPO等と連携した健康づくりや

介護予防活動を推進します

・歩道や公園等のインフラを整備し、健

康づくりの取り組みを進めます

・ボランティア等の社会参加活動への

参加を促します

共通

・健康づくりのための仲間づくりを通じて、人と人のつながりを深める健康づくりを

進めます

・市民が参加できる健康づくりに関するイベントや取り組みを積極的に行います

・ボランティア等との協力により、効果的に取り組みを進めます

・市民が健康づくりや介護予防のボランティアができる体制づくりを進めます

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

食生活改善推進員養成講座修了者数の増加 一般市民 161人 220人 健康課

食生活改善推進員活動者数の増加 一般市民 39人 50人 健康課

食育推進協力店登録の増加 市内店舗 25店舗 50店舗 愛知県健康福祉部

にっしん体操等を行うグループの増加 各地区 2グループ 20グループ 保健事業実績

運動普及推進員養成講座修了者数の増加 一般市民 68人 100人 健康課

運動普及推進員活動者数の増加 一般市民 20人 30人 健康課

健康づくり市民サポーター登録者数の増加※ 一般市民

グループ

101人

3グループ

400人

30グループ 保健事業実績

受動喫煙防止対策実施施設の増加 市内の施設 150か所 増加 愛知県 タバコダメダ

ス、保健所

介護支援ボランティア事業の登録ボランティア数

の増加※ 65歳以上の市民 - 200人 高齢福祉課

※以外の指標は再掲です。

指標

協働により支え合い、健康づくり活動を実践している

目標

取り組み

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第4章 計画の推進

83

事業名 事業内容 実施機関

(仮称)健康都市宣言 健康宣言文を作成し、記念イベントを実施 健康課、企画政策課

にっしん体操等普及事業(再掲) 講習会、指導者養成、地域における健康体操自主グループ

の立ち上げを支援

健康課、

生涯学習課等

健康づくり市民サポーター事業 健康づくり市民サポーターとして健康づくり活動を行う個人・

団体の登録 健康課

職域・団体・NPO等との健康づくり

の取組連携 職域・団体・NPO等と、健康づくりに関する取り組みの連携 健康課

食生活改善推進員養成、活動支

援(再掲)

地域で食生活改善を推進する食生活改善推進員の養成、活

動支援 健康課

運動普及推進員養成、活動支援

(再掲) 運動普及推進員を養成し、スキルアップ研修等活動の支援 健康課

歩道・自転車道の整備 歩行者・自転車利用者が安全で安心して利用できる道路の

整備 道路建設課

健康づくりPR事業 計画の認知度を高めるとともに、取り組み等をPR 健康課

介護支援ボランティアポイント事業 65歳以上の市民の高齢者施設等でのボランティア活動に

対しポイントを付与 高齢福祉課

関係する主な事業

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84

(4)その他必要な取組課題

取組課題 1 健やか親子・母子保健

核家族化などの子育て環境の変化により、育児不安を抱えて孤立する親が増加したこと

が一因となる児童虐待が社会問題となっています。また、近年、思春期における問題(喫

煙、飲酒、性行動)も多くあります。

本市は、30~40歳代の人口や転入数が多く、出生数も年間 1,000 人前後と多くの赤ちゃ

んが生まれています。乳幼児健診等の母子保健事業を通して、妊娠期からの切れ目のない

支援が求められています。また、地域全体で子どもの健やかな成長の見守りと保護者が安

心して子育てができるような支援や環境づくりが大切です。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・妊婦健康診査を受けます

・マタニティ教室やパパママ教室等の教室

に参加します

・たばこやアルコールが胎児に及ぼす影響

を知り、妊娠・授乳期は、たばこ・アルコー

ルはやめます

・母乳の利点を知り、できるだけ母乳育児に

努めます

・適切に乳幼児健診や予防接種を受けます

・家族全員で協力して育児に取り組みます

・子育ての不安や悩みを相談できる相手や援

助してくれる人を作ります

・大人が近くにいないときは、乳児にうつぶ

せ寝をさせません

・絵本等を通して親子のコミュニケーションを

心がけます(乳幼児期)

・子どもとのコミュニケーションに心がけ、子

どもの健康面にも配慮します(保護者)

・自分の心と体を大切にします

(児童・思春期)

・薬物や性について正しい知識を持ちます

・シンナーや覚醒剤、大麻等の薬物は絶対

に使いません

・子育てをする家庭を地域で見守

り、親に寄り添い支えます

・働きながら妊娠・出産・育児ができ

るように子育て家庭を支援します

・妊娠中の健康管理のための健診体

制整備及び情報提供を行います

・妊娠期から、支援の必要な家庭へ

の支援を行います

・SIDS、乳幼児等の事故防止、予

防接種等の情報提供や周知・啓

発をします

・適切な育児情報を提供します

・子どもの心の健やかな発達の支援

と保護者の育児不安の軽減への

支援を行います

・健診の未受診者、予防接種の未

接種者対策に取り組みます

・子どもの基本的な生活習慣の確

立に向けて、保護者の意識を高め

る教育や情報提供をします

・中学生、乳幼児ふれあい体験等

の機会を提供します

共通

・あいさつをします

・妊娠中の飲酒やたばこの害について普及啓発します

・出産や育児に関する情報を提供します

・学校・地域・家庭等各関係機関と協力・連携しネットワークによる相談

等、サポート体制の強化と健康教育の推進を図ります

・薬物に対する正しい知識の周知・教育を行います

・子ども達が遊べる場や、地域の人が一緒に集える場を作ります

子どもをみんなで守り育てる

目標

取り組み

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第4章 計画の推進

85

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

乳幼児健診の受診率の増加

(3~4か月児、1歳半児、3歳児)

3~4か月児

1歳半児

3歳児

99.3%

98.3%

96.7%

100% 母子保健報告

定期予防接種率の増加(MR1期、MR2期) 1~2歳未満児

5歳児

99.5%

96.5% 100% 各種予防接種報告

子育てについて相談のできる人がいる人の割合

の増加※

3~4か月児

1歳半児

3歳児

98.3%

97.8%

97.2%

100% 乳幼児健診の問診票

ゆったりとした気分でお子さんと過ごせる時間が

ある人の割合の増加※

3~4か月児

1歳半児

3歳児

84.9%

82.1%

74.6%

90.0%

90.0%

80.0%

乳幼児健診の問診票

同居家族に喫煙する人がいる人の割合の減少※

3~4か月児

1歳半児

3歳児

34.1%

32.7%

32.0%

20.0%以下 乳幼児健診の問診票

※乳幼児健診を受診した保護者を対象とします。

事業名 事業内容 実施機関

妊婦・乳幼児健診事業 妊婦・乳児健康診査、3~4か月児健診、1歳半児健診、

3歳児健診等 健康課

乳幼児健康相談事業 子育てなんでもコール、赤ちゃん相談、ちびっこ教室等 健康課、児童課

家庭児童相談室 児童に関する全般的な相談 児童課

妊婦・乳幼児健康教育 ミニママクラス、マタニティ教室、パパママ教室等 健康課

家庭訪問事業 新生児訪問、こんにちは赤ちゃん訪問、保健師等による家庭

訪問

健康課、児童課、

福祉課

予防接種事業 乳幼児等定期予防接種の実施 健康課

子育て支援センター管理運営 あそびの広場・にこにこ教室の開催、育児相談、子育てサー

クルの登録、子育て情報の提供 児童課

ファミリー・サポート・センター事業 育児の援助について、会員登録により、子育ての援助活動を

行う 児童課

児童館事業 児童向けの遊びや教室、講座を開催 福祉会館

子ども発達支援センター事業 就学時前の通所療育支援施設(すくすく園)の運営及び

子どもの相談支援等 障害者福祉センター

指標

関係する主な事業

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86

取組課題 2 安全

家庭や地域に向けて、不慮の事故等の命に関わる危険を防止するための知識の普及と生

活環境の整備をさらに進めていくことが必要です。また、救急救命に関しては、救急救命

処置ができる人を増加し、市内のAED設置場所の情報の周知など、市民の救急救命に関

わる状況をより良くします。

個人・家庭 地域・関係機関 行政

・日頃から災害時の備蓄等の準備を行

います

・救急救命法や防犯・防災の講習会、

訓練に参加し、知識を持ちます

・乳幼児期の事故防止対策を行います

・高齢者の転倒予防のための体力づくり

や住居の環境整備を推進します

・乳児期はSIDS予防のため、大人が

近くにいないときは、乳児にうつぶせ

寝をさせません

・乳幼児ゆさぶられっ子症候群予防の

ため、頭や体を激しく揺さぶらないよう

に気をつけます

・車に乗る時は、チャイルドシートを着

用します

・子ども自ら、身の安全対策について

取り組むよう教えます

共通

・災害や事件、事故等の情報を必要に応じて提供します

・乳幼児期のSIDS予防や事故防止対策について普及・啓発をします

・救急救命法についての講習会の実施と普及をします

・安全に対する教育(防災や防犯等)や活動をします

・高齢期の転倒予防対策について普及・啓発をします

・家庭、学校、地域、関係機関が協力して、子ども達の安全対策に取り組む環境

を整備します

・子ども達自ら、身の安全対策について取り組む教育を推進します

・防犯・防災訓練等、地域・職場ぐるみで安全、防災意識を高めます

評価指標 対象 現状値 目標値 出典

1年間に転倒した経験がある人の割合の減少 65歳以上の市民 16.6% 減少

高齢福祉課

すこやかチェック(基

本チェックリスト)

乳幼児のいる家庭で事故防止対策を行っている

人の割合の増加※

3~4か月児

1歳半児

3歳児

67.0%

42.5%

94.5%

80.0%

80.0%

98.0%

乳幼児健診の問診票

救命救急講習受講者の増加 一般市民 1,825人 増加 日進消防署資料

休日・夜間の救急医療情報センターを知ってい

る人の割合の増加 一般市民 53.8% 65.0% 市総合計画

※乳幼児健診を受診した保護者を対象とします。

命を守る方法を知り、行動ができる

指標

目標

取り組み

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第4章 計画の推進

87

事業名 事業内容 実施機関

救急情報・事故防止など啓発

事業

「子どもの救急ハンドブック」配布事業、乳幼児健診での講話、

地域サロン等での高齢者を対象とした健康教育等 健康課

救急救命、AED講習 各種教室で実施 健康課、尾三消防

本部

交通安全啓発事業 交通安全教室の開催、街頭キャンペーンの実施等 生活安全課

防犯啓発事業 警察、自治体と連携して地域での防犯教育の実施、防犯パトロ

ールの実施 生活安全課

防災啓発事業 地域防災組織の支援や防災訓練の実施 危機管理課

介護予防事業(再掲) 介護予防教室、おたっしゃハウス、コミュニティサロン、地域サロ

ン支援等

高齢福祉課、福祉会

館、健康課等

関係する主な事業

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88

3 ライフステージ別市民の主な取り組み

妊産婦期 乳幼児期(0~5歳) 児童期(6~12歳) 思春期(13~19歳) 生活習慣病

・がん

・循環器疾患

・糖尿病

生活習慣

栄養・食生活

身体活動・

運動

休養・心の健康づくり

たばこ

アルコール

歯の健康

健やか親子・母子保健

安全

◇生活習慣病の正しい知識を持ち、 正しい生活習慣を心がけます

◇妊婦健診を受け、体調を管理します ◇健診を受け、子どもの成長を確認します

◇正しい生活習慣の基礎を つくります

◇健診を受け自分の健康状態を知り、自分の体に関心を持ちます

◇生活習慣病の正しい知識を持ち、正しい生活習慣を心がけます

◇マタニティ教室等の教室に参加します

◇出産・子育ての準備を家族で進めていきます

◇母乳の利点を知り、できるだけ母乳育児に努めます

◇乳幼児健診・予防接種を受けます

◇絵本等を通して、親子のコミュニケーションを心がけます(保護者)

◇家族全員で協力して、育児に取り組みます

◇健診や予防接種を受けます

◇子どもとのコミュニケーションに心がけ、子どもの健康面にも配慮します (保護者)

◇自分の心と体、家族や友人との関係を大切にします

◇薬物の正しい知識を身につけ、シンナーや覚せい剤、大麻等の薬物は 絶対に使いません

◇性や妊娠等の正しい知識を持ちます

◇災害時に備え、備蓄等の準備をしておきます

◇救急救命法や防犯・防災の知識を持ちます

◇不慮の事故などの事故防止対策を行います

◇車に乗る時は、チャイルドシートを着用します

◇ゆさぶられっ子症候群予防のため、 頭や体を激しく揺さぶらないように気をつけます

◇SIDS予防のため、 あおむけ寝にします

◇交通事故や防犯、防災訓練など、日頃から安全対策に取り組みます

◇自分の身を守る方法を身につけます

◇体と相談しながら、適度に運動します ◇体を動かしてたくさん遊びます ◇適度に体を動かし、運動不足に 気をつけます

◇にっしん体操を家族や地域の仲間みんなで楽しく実施します

◇不安や悩みを抱え込まずに相談します、育児の悩みやストレスを溜め込み ません(子の保護者)

◇睡眠で十分な休養をとり、早寝早起きをします

◇夜更かしをしないようにします

◇命を大切にします、困り事や悩み事は誰かに相談し、話を聞いてもらいます

◇自分に合ったストレス解消法を持ち、不安や悩みを溜め込みません

◇家族や友人、地域とのコミュニケーションを大切にします

◇うつ予防の知識と対処法を身につけます

◇たばこを吸いません ◇未成年者はたばこを吸いません、勧められても絶対に断ります

◇喫煙や受動喫煙による健康への影響を知り、受動喫煙防止に取り組みます COPDを知ります

◇妊娠中、授乳中は飲酒しません ◇未成年者は飲酒をしません、アルコールを勧められても絶対に断ります

◇アルコールの健康影響や適度な飲酒等の知識を習得します

◇妊産婦歯科健診を受けて、口腔

衛生を保ちます

◇むし歯や歯周病等疾患予防のための正しい口腔ケアの方法を身につけ、実施します (1日2回以上、毎日食後に歯みがきをします)

◇かかりつけ医で定期的に歯科健診を受け、早めの治療を心がけます

◇フッ素塗布、フッ化物入り歯みがき剤を使用し、むし歯を予防します

◇歯周疾患の症状に注意します

◇甘い菓子・飲料に注意します

◇主食(ご飯、パン、麺等)・主菜(魚、肉、卵、大豆製品等)・副菜(野菜、海草、きのこ等)をそろえて、バランス良く 食べます

◇毎食野菜、毎日果物を食べます

◇うす味や食の体験を広げ、健全な味覚・嗜好を育みます

◇よく噛んで食べます

◇おやつは小さな食事です、時間・内容・量に気をつけます

◇「早寝・早起き・朝ごはん」 の規則正しい生活リズムをつくります ◇朝食を食べます

◇適切な食事量を知り、自分の適量を食べます

◇塩分や脂肪分を控え、うす味を心がけます

◇食事作り等に参加します

◇適正体重を知り、体重を測ります

◇1日3食きちんと食べます ◇1日3食きちんと食べます

◇栄養バランスや食事量を意識して 食事します

◇葉酸、鉄、カルシウムが不足しないようにします

◇塩分を控えます

◇家族や仲間と楽しく共食します

◇甘い菓子・飲料に注意します

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第4章 計画の推進

89

青年期(20~39歳) 壮年期(40~64歳) 高齢期(65歳~)

生活習慣病

・がん

・循環器疾患

・糖尿病

生活習慣

栄養・食生活

身体活動・運動

休養・心の健康づくり

たばこ

アルコール

歯の健康

健やか親子・

母子保健

安全

◇子育ての不安や悩みを相談できる相手や援助してくれる人を作ります

◇育児の悩みを聞いて、子育てへの協力や支援を行うなど、地域で子育てをしている人たちを応援します

◇家族全員で協力して、育児に取り組みます

◇災害時に備え、備蓄等の準備をしておきます

◇救急救命法や防犯・防災の知識を持ちます

◇交通事故や防犯、防災訓練など、日頃から安全対策に取り組みます

◇自分の身を守る方法を身につけます

◇高齢者の転倒予防のための体力づくりや 住環境を整え、転倒を予防します

◇塩分を控えます

◇朝食を食べます

◇1日3食きちんと食べます

◇主食(ご飯、パン、麺等)・主菜(魚、肉、卵、大豆製品等)・副菜(野菜、海草、きのこ等)をそろえて、バランス良く食べます

◇毎食野菜、毎日果物を食べます

◇適切な食事量を知り、自分の適量を食べます

◇塩分や脂肪分を控え、うす味を心がけます

◇たんぱく質(魚、肉、卵、大豆製品等)や 乳製品等を食べ、低栄養を防ぎます

◇よく噛んで食べます

◇食事作り等に参加します

◇家族や仲間と楽しく共食します

◇適正体重を知り、体重を測ります(無理なダイエットはしません(女性)、食べすぎ、太りすぎに注意します(特に男性)、やせすぎに注意します)

◇適度に体を動かし、 運動不足に気をつけます

◇空き時間にこまめに体を動かしたり、30分週2回の運動をします ◇体力保持に努め、特に歩くことを心がけます

◇転倒に注意します ◇運動の必要性を理解し、今よりプラス 10分、歩幅を5cm大きく歩きます

◇にっしん体操を家族や地域の仲間みんなで楽しく実施します

◇家の中に閉じこもらず、地域に出かけ生きがいを見つけます

◇睡眠で十分な休養をとり、早寝早起きをします

◇気分の落ち込みや不眠など心や体に不調があれば、早めに相談・受診します

◇自分に合ったストレス解消法を持ち、不安や悩みを溜め込みません

◇家族や友人、地域とのコミュニケーションを大切にします

◇うつ予防の知識と対処法を身につけます

◇妊産婦、子ども、未成年の前では喫煙しません

◇たばこを吸っている人は、禁煙に取り組みます

◇未成年者への喫煙を絶対に勧めません

◇喫煙や受動喫煙による健康への影響を知り、受動喫煙防止に取り組みます COPDを知ります

◇適度な飲酒を心がけ、飲みすぎません

◇未成年者や妊産婦への飲酒を絶対に勧めません

◇アルコールの健康影響や適度な飲酒等の知識を習得します

◇8020を目指します

◇むし歯や歯周病等疾患予防のための正しい口腔ケアの方法を身につけ、実施します(1日2回以上、毎日食後に歯みがきをします)

◇かかりつけ医で定期的に歯科健診を受け、早めの治療を心がけます

◇「かむ」「飲み込む」ことに気をつけます

◇歯周疾患の症状に注意します

◇健康診査やがん検診を受け健康状態を知り、自分の健康に関心を持ちます

◇女性は乳がん自己検診を月1回行います

◇生活習慣病の発症を予防し、重症化しないよう治療を継続します

◇介護予防の正しい知識を持ち、正しい生活習慣を心がけます

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90

0.0

2,000.0

4,000.0

6,000.0

8,000.0

65~

69歳

70~

74歳

75~

79歳

80~

84歳

85~

89歳

90~

94歳

95~

99歳

100歳

以降

【平成24年における日本人の性別・年齢階級別死亡状況(死亡率 人口10万対)】

心疾患(男性)

心疾患(女性)

脳血管疾患(男性)

脳血管疾患(女性)

1.69

1.00

1.99 2.12

0.761.00

1.44 1.51

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

<18.5 18.5~22.9 23.0~24.9 ≧25.0

【65歳時のBMIと70歳時の高血圧発症との関連】

男性

女性

BMI (kg/m2)

高血圧発症リスク

4 コラム NISSIN Projectからわかったこと

◆その1 高血圧予防 ≪体型と血圧の関係≫ 研究者:鵜川 重和(北海道大学大学院医学研究科)

健康な高齢期を過ごすための『65 歳』の健康状態について

~健康寿命を延ばすために~

◇高齢期になっても、肥満を防ぎ適正な体重管理をしよう!

①塩分を控え、カリウム(野菜・果物・海藻等)をとる

②肥満を防ぎ、適正体重・腹囲を維持する

③適度な運動も必要。今より、10分体を動かす

④ストレスや急激な温度変化にも注意する

【健康日本21】 高血圧予防のポイント!

治療中の人は…

・きちんと服薬!

・生活習慣の改善も大切!

H22市の平均寿命

男性:81.0歳 女性:87.3歳

県下1・2位!

65歳の時に血圧が正常でも、「BMIが

高い(23.0以上)」人ほど、70 歳までに高

血圧を発症するリスクが高くなるということ

がわかりました。高血圧予防のために、

適正な体重を維持することは、全年齢を

通して大切です。

また、女性では、「高脂血症等の脂質

異常症」も、高血圧を発症するリスクが高

くなる結果となりました。

年齢が高くなるに

つれて、脳卒中や心

臓病の死亡率は上

がります。「高血圧」

は、これらの病気の

原因となります。

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第4章 計画の推進

91

41.4%

51.0%

62.7%

40.8%47.2%

68.2%

0.0%

20.0%

40.0%

60.0%

80.0%

65~74歳 75~84歳 85歳以上

【介護認定を受けた人のうち認知症のある人の性別割合】市65歳以上要介護認定者 2,313人(平成25年10月31日現在)

男性

女性

1.00 1.05

0.74

1.00

0.630.71

0.0

0.3

0.6

0.9

1.2

ほとんどしない 週1回未満 週1回以上

【65歳時の運動習慣と70歳時の軽度認知機能低下との関連】

男性

女性

運動習慣

認知機能低下のリスク

◆その2 認知症予防 ≪運動習慣・生活満足度との関係≫ 研究者:岡林 里枝(京都大学健康科学センター)

65歳の時に「週に1回以上運

動している」人では、「ほとんどし

ない」人に比べて、70歳の時点

で、認知機能が低下しにくい結

果でした。

また、「生活満足度」の高い人

についても、認知機能低下が少

ないことがわかりました。

介護認定を受けている 65 歳

以上の人の中で、認知症のある

人の割合は、年齢が上がるほど

高くなります。

(認知症のある人:主治医意見

書の認知症自立度Ⅱ以上)

◇高齢期になっても、週に1回以上の運動をしよう!

◇満足度の高い、いきいきとした生活を心がけよう!

①身体を動かすこと・運動は、高齢者の認知機能や運動器の機能低下など社会生活の機能低

下と関係します

②軽度の認知障害の高齢者が、運動や趣味に取り組むことは、認知症発症の時期を遅らせた

り、認知機能の低下を防ぎます

【健康日本21】 認知症予防のポイント!

「けが」に

注意して…

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92

1.82

1.001.03

1.93

1.00

0.25

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

ゆっくり 普通 速い

【65歳時の歩行速度と10年後の死亡との関連】

男性

女性

歩行速度

死亡リスク

◆その3 歩行に関して ≪歩く速さと死亡の関係≫ 研究者:趙 文静(北海道大学大学院医学研究科)

◇ある程度の速さ(普通~速い)で歩くようにしよう! そのために、速く歩くことができる身体機能を維持しよう!

◇たくさん歩くなど、身体を動かそう!

①歩数や運動量の増加で、循環器疾患の発症率や死亡率が5~10%減少することが期待できます

②歩行速度が速い高齢者ほど生活機能を維持しやすく余命も長いことが知られています

【健康日本21】 歩行に関してのポイント!

65 歳の時に、歩き方が「ゆっくり」

の人は、「普通」の人より、その後 10

年間の死亡のリスクが高くなること

がわかりました。

~ NISSIN Project とは ~

高齢期の始まりである 65歳の時点で、どのような生活習慣・身体状態であることが、その後の検査データ・体力・認知機能など心身ともに健康であることに貢献するのかを明らかにし、高齢者の健康増進や健康障害の予防に寄与することを目的とした研究です。

●研究方法:平成8年度から平成 17年度まで実施した市の 65歳の健診受診者を対象に、70歳時点

やその後の健康状況について追跡しています。

●研究機関:名古屋大学・北海道大学・京都大学・あいち健康の森健康科学総合センター

今後も研究を継続し解析を進めますが、現時点で明らかになっている研究結果の一部を紹介しました。

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計画の推進に向けて

第5章

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第5章 計画の推進に向けて

95

第5章 計画の推進に向けて

1 健康のまちづくりについて

(1)健康のまちづくり

一人ひとりの幸福はそれぞれですが、幸福を追求する前提として健康であることを誰

もが願っています。

健康は、個人的なものですが、社会の様々な要因

が、日常生活において健康状態に著しく影響を与え

ます。本人の食生活や運動の状況のほかに健康に影

響を与える要素は、多様であり、その多くは個人の

力だけでは対応できないものも多数あります。

また、人の日常活動の場である「まち」が、安心・

安全であることも大切であり、人と人とがつながり、

役割を担っていく地域社会も健全であることが大切

です。

人の健康、まちの健康、社会の健康は、個人では

もちろん作ることができませんし、行政だけでも作ることができません。市民みんなで

作っていかなければならない、健康のまちづくりです。

(2)(仮称)「健康都市宣言」の意義

これまでに多くのまちが、「健康都市宣言」を行っています。それぞれの宣言は、さま

ざまな願いをその宣言にこめており、それぞれのまちの個性があります。

日進市は、平成 26年度、市制 20周年の機会に、健康都市宣言を行うことにしました。

平成26年度の前半に、宣言文を市民参加で作り上げ、記念イベントを開催する予定です。

市民と行政が一体となって目指す健康像についてともに考え、自分自身の健康づくり

に取り組んでいただくこと、また本市が「健康」というキーワードを基に、新たなまちづ

くりを展開していくことを市民にアピールしていきます。

社会の健康

まちの健康

人の健康

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2 計画の進行管理と評価

(1)計画の広報

本計画を推進するために、計画の趣旨、内容が広く市民に理解されるよう、また市民

が主体的に健康づくりに取り込めるよう働きかけを行っていきます。

市広報紙やホームページなどへの掲載、ヘルピー健康だより(パンフレットの作成)

などとともに、健康診査や健康教室などのあらゆる機会を活用し、幅広い年齢層に「第

2次いきいき健康プランにっしん21」の認知度を高めると同時に取り組みなどをPR

します。

さらに、効果的なPRとして、健康都市宣言や健康づくりマスコットキャラクター「ヘ

ルピー」を活用したキャンペーン活動等も含めた方法も有効と考えています。市民と行

政が一体となって健康づくりを進めることができる効果的な方法を検討し進めていきま

す。

(2)目標の設定・評価

本計画では、計画の目的や期間、取組課題別の目標、具体的な取り組み、指標を定め

ました。

計画の中間年である5年後の平成 30年度には、取組課題別の指標も含めた計画の見直

しを行っていきます。継続的なデータの蓄積や主に重点目標に関わる行政・関係機関の

取り組みの進捗状況や国・県などの統計データ及び市の事業状況を把握し、取り組みや

指標の目標数値等の見直しをします。また、目標数値の達成が全てではなく、目標に向

かって取り組む過程も大切であり、活動の成果を図る大きな尺度であると考えています。

(3)計画の進行管理

計画の目標達成のためには、行政だけでなく、市民や地域、企業、学校が目標を共有

し、ともに行動しながら健康づくりに取り組むことが大切です。本計画の実効性のある

推進のため、関係機関の代表者等からなる「推進委員会」及び「ネットワーク研究会」

と関係課職員からなる「職員研究会」を設置します。関係機関や関係各課で実施する事

業の実施状況を共有するとともに、課題や今後の取り組みについて協議しながら、組織

を強化することで一体的に計画を推進していきます。

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第5章 計画の推進に向けて

97

(4)他計画との調和

本計画推進にあたり、健康づくり関連分野に関連する計画、施策等について関連各課

と共通する課題や目標の共有を図り、連携、協働に努めます。

特に、第5次総合計画には、重点プロジェクト推進事業の1つとして、「元気な 100 歳

100人」の健康長寿社会の形成を掲げており、この重点プロジェクトとの調和を図り計

画を推進していきます。

〈関連計画の例〉 第5次日進市総合計画

日進市食育推進計画

日進市国民健康保険特定健康診査等実施計画

日進市地域福祉計画

にっしん高齢者ゆめプラン

日進市次世代育成支援計画

日進市障害者基本計画

日進市生涯学習4Wプラン

その他の計画

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資料編

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資料編

101

資料編

1 計画策定の経緯

日付 内容

平成 24年 11月~ 平成 25年1月

いきいき健康プランにっしん21アンケート調査実施

平成 25年2月 20日

第2回ワーキンググループ研究会※

・平成 24年度事業実施状況について

・アンケートについて

・計画の最終評価と第2次計画について ・グループディスカッション

平成 25年3月8日

第2回推進委員会

・平成 24年度事業実施状況及び平成 25年度事業実施計画(案)

・計画の最終評価と第2次計画について

平成 25年6月 27日

第1回ワーキンググループ研究会※

・いきいき健康プランにっしん21の取組について

・平成 24年度事業実施状況及び平成 25年度事業実施計画(案)

・日進市の現状について

・グループディスカッション

平成 25年7月 19日 ワーキンググループメンバーによる投票でキャッチフレーズの選定

平成 25年7月 29日

第1回推進委員会

・平成 24年度事業実施状況及び平成 25年度事業実施計画(案)

・日進市の現状について

・次期計画について

平成 25年 10月 3日

第2回ワーキンググループ研究会※

・第2次計画キャッチフレーズについて

・第2次計画体系図(案)について

・グループディスカッション

・今後のスケジュールについて

平成 25年 11月 10日

健康福祉フェスティバル

・「いきいき健康プランにっしん21コーナー」において、データによる日進市

の現状の周知

平成 25年 12月 17日

第2回推進委員会 ・第2次計画案について ・策定スケジュール案について

平成 26年1月 17日~ 平成 26年2月 14日

パブリックコメント

平成 26年3月6日

第3回ワーキンググループ研究会※

・第2次計画策定について

・平成 25年度事業推進状況について

・平成 26年度事業推進計画(案)について

・グループディスカッション

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102

平成 26年3月 18日

第3回推進委員会

・第2次計画について

・平成 25年度事業実施状況について

・平成 26年度事業実施計画(案)について

※ワーキンググループ研究会:ネットワーク研究会と職員研究会の同時開催。

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資料編

103

2 平成 25年度 委員名簿

(1)推進委員会 (敬称略・順不同)

種別 所属 氏名

1 学識経験者

愛知学院大学心身科学部健康科学科 教授 大澤 功

2 前日進市教育委員 塚本 有里

各種団体の代表者

東名古屋医師会 日進支部代表者 早川 真人

4 愛豊歯科医師会 日進支部代表者 中井 英貴

5 日進市薬剤師会 代表者 藤原 薫

6 荒川工業株式会社 代表者 波多野 了

7 日進市ボランティア連絡協議会 代表者 大野 忠夫

8 日進市食生活改善推進員会 代表者 亀井 千代子

9 日進市運動普及推進員 代表者 齋藤 信子

10 日進市スポーツ推進委員 代表者 深津 いさ子

11 日進市老人クラブ連合会 代表者 鈴村 義尊

12 日進市立日進中学校 養護教諭 小室 勢子

13 愛知県瀬戸保健所 健康支援課長 鵜飼 佳代子

14 尾三消防本部日進消防署 予防課長 桑山 一男

15

市民代表

林 輝夫

16 秋田 ゆかり

17 伊藤 日奈子

(2)ネットワーク研究会

(敬称略・順不同)

役職・職種 氏名

1 商工会青年部

山田 誠

2 浅見 武史

3 日進市食生活改善推進員 笠井 靖代

4 日進市運動普及推進員 新美 志げ子

5 日進消防署予防課 浅井 賢太郎

6 保育関係者 山田 麻由美

7 にっしん子育て総合支援センター 北原 久美子

8 瀬戸保健所 保健師 米井 ちさと

9 市民代表

林 輝夫

10 秋田 ゆかり

11

学生代表

愛知学院大学

晴山 茜

12 北川 裕子

13 谷 英里奈

14 名古屋学芸大学大学院

太田 侑亜

15 駒場 新

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104

(3)職員研究会

(敬称略・順不同)

部名 課名 氏名

1 企画部 企画政策課 横井 健

2 総務部 危機管理課 笠井 沙妃

市民生活部

市民協働課 岡田 優子

4 生活安全課 井筒 達也

5 環境課 栗﨑 明子

6 保険年金課 大滝 俊朗

7 健康課 小塚 多佳子

福祉部

福祉課 久野 倫太郎・杉本秀樹

9 高齢福祉課 黒田 愛子

10 児童課 安彦 直美

11 建設経済部

都市計画課 大橋 大泉

12 産業振興課 渡辺 誉人

13 教育委員会

学校教育課 橋本 公太

14 生涯学習課 菅原 美智子

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資料編

105

3 第1次プラン最終評価指標一覧

第1次プラン、中間評価プランにおける各分野の目標指標は以下のとおりです。

最終評価判定基準は 39頁を参照ください。

(1)栄養・食生活

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●質・量ともにきちんとした食事をする人の増加

① 1日最低 1食、主菜と副菜のそろった食事を家族や友人と楽しく、

30分以上かけてとる人の割合

成人 33.3% 34.3% 33.6% 70%以上 C →

中学生 34.1% 34.8% 39.0% 70%以上 B- ↑

高校生 22.5% 34.0% 32.5% 70%以上 B- ↑

② 朝食を誰かと一緒に食べている人の割合

小学3年生 71.5% 72.4% 72.9% 90%以上 C →

小学6年生 64.6% 67.2% 62.2% 90%以上 C →

就園児 79.4% 63.5% 55.2% 90%以上 D ↓

子どもの栄養のことを考えて調

理したり、食事を選択する人の割合

乳幼児保護者 88.7% 87.1% 92.3% 100% C →

就園児保護者 89.3% 92.2% 92.7% 100% C →

④ 栄養成分表示を参考にしている

人の割合 成人 26.8% 62.5% 67.4% 62.5%以上 A+ ○

⑤ 「食事バランスガイド」の内容を

理解している人の割合※ 成人 - 34.9% 34.6% 増加へ C →

●朝食をとらない人の減少

⑥ 欠食をする人の割合

中学生 5.1% 3.4% 5.8% 0% D ↓

高校生 7.1% 7.3% 5.0% 0% B- ↑

男性 20歳代 24.4% 18.0% 14.8% 15%以下 A+ ○

●自分の食生活に問題があると思う人のうち、食生活の改善意欲のある人の増加

⑦ 改善意欲のある人の割合

成人男性 36.5% 39.4% 57.8% 80%以上 B+ ↑

成人女性 55.5% 63.1% 79.5% 80%以上 B- ↑

高校生 40.5% 41.3% 62.1% 80%以上 B+ ↑

●自分の適正体重を維持できる食事量を理解している人の増加

⑧ 理解している人の割合

成人男性 40.0% 35.8% 40.8% 80%以上 C →

成人女性 51.8% 51.4% 50.3% 80%以上 C →

中学生 8.7% 16.9% 21.0% 17.4% A+ ○

高校生 12.2% 15.2% 21.1% 24.4% B+ ↑

※中間評価時より新たに策定した項目であり、中間評価値をもとに最終評価判定を表示しています。

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(2)身体活動・運動

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●運動習慣者の増加

① 1年以上継続して、週2回1日 30分以上の運動をしている人

の割合

成人男性 29.4% 26.3% 34.4% 39%以上 B- ↑

成人女性 22.7% 21.6% 21.5% 35%以上 C →

男性60歳以上 52.0% 53.6% 52.5% 62%以上 C →

女性60歳以上 43.1% 41.3% 37.7% 53%以上 D ↓

② 日常生活の中で意識的に体を 動かしている人の割合

成人男性 25.1% 21.9% 29.5% 32%以上 B- ↑

成人女性 20.5% 18.3% 18.4% 28%以上 D ↓

男性60歳以上 35.5% 52.6% 47.0% 63%以上 B- ↑

女性60歳以上 41.2% 45.0% 39.1% 55%以上 C →

●外で遊ぶ子どもの増加

③ 外で遊ぶ子どもの割合

小学3年生男子 41.3% 66.4% 46.5% 50%以上 B- ↑

小学3年生女子 33.3% 43.3% 34.0% 50%以上 C →

小学6年生男子 37.9% 56.8% 51.4% 50%以上 A+ ○

小学6年生女子 12.1% 31.1% 16.9% 50%以上 B- ↑

④ 子どもが運動不足だと思う 保護者の割合

乳幼児保護者 18.9% 6.3% 11.8% 10%以下 B- ↑

就園児保護者 14.1% 16.6% 14.0% 10%以下 C →

(3)休養・心の健康づくり

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●ストレスを感じた人の減少

① ストレスを感じた人の割合

成人 77.3% 83.6% 79.1% 62%以下 C →

勤め人 86.6% 86.4% 84.5% 43%以下 C →

中学生 79.6% 75.8% 74.6% 69.6%以下 C →

高校生 85.0% 77.5% 71.8% 75%以下 A+ ○

② ストレスを大いに感じる人の割合

中学生 33.7% 25.9% 29.0% 23.7%以下 B- ↑

高校生 42.2% 32.4% 25.6% 32.2%以下 A+ ○

成人 29.7% 35.8% 30.8% 19.7%以下 C →

③ 趣味のある人の割合 成人 70.0% 74.9% 76.5% 80%以上 C →

④ ストレス解消法のある人の割合 成人 71.8% 91.7% 93.0% 増加へ A+ ○

●十分な睡眠の確保

⑤ 睡眠による休養を十分とれて いない人の割合

成人 48.6% 61.4% 56.7% 44.0%以下 D ↓

中学生 54.8% 58.7% 53.3% 44.8%以下 C →

高校生 45.7% 53.3% 51.7% 35.7%以下 D ↓

⑥ 昼間に眠いことがある人の割合 小学3年生 46.1% 40.3% 33.3% 36.1%以下 A+ ○

小学6年生 57.2% 52.5% 55.3% 47.2%以下 C →

●睡眠の確保のために睡眠補助品やアルコールを使う人の減少

⑦ 睡眠補助品等を使用する人の

割合 成人 18.0% 5.0% 5.0% 減少へ A+ ○

●毎日自分で自由に使える時間がある人の増加

⑧ 自由に使える時間がある人の 割合※

成人男性 - 83.8% 87.1% 100% C →

成人女性 - 78.8% 80.8% 100% C →

※中間評価時より新たに策定した項目であり、中間評価値をもとに最終評価判定を表示しています。

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資料編

107

(4)たばこ

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●喫煙が及ぼす健康影響についての十分な知識の普及

たばこが体に及ぼす影響を知っている人の割合

① 肺がん

中学生 94.6% 94.9% 95.5% 100% C →

高校生 97.1% 94.0% 94.7% 100% C →

成人 97.1% 95.8% 95.0% 100% C →

② 喘息

中学生 37.2% 42.6% 46.6% 100% B- ↑

高校生 29.8% 38.4% 39.6% 100% B- ↑

成人 56.7% 45.1% 50.8% 100% D ↓

③ 気管支炎

中学生 47.4% 48.3% 52.1% 100% C →

高校生 54.4% 54.0% 54.9% 100% C →

成人 67.6% 56.1% 58.9% 100% D ↓

④ 心臓病

中学生 23.9% 33.9% 42.8% 100% B+ ↑

高校生 16.4% 31.4% 26.6% 100% B+ ↑

成人 36.5% 39.3% 39.0% 100% C →

⑤ 脳卒中

中学生 21.8% 31.6% 37.1% 100% B+ ↑

高校生 14.0% 35.6% 29.8% 100% A- ↑

成人 25.5% 39.0% 43.8% 100% B+ ↑

⑥ 胃潰瘍

中学生 14.5% 22.0% 21.8% 100% B+ ↑

高校生 8.2% 16.2% 16.1% 100% A- ↑

成人 20.4% 16.8% 17.8% 100% D ↓

⑦ 妊娠に関連した異常

中学生 58.9% 51.9% 60.8% 100% C →

高校生 77.8% 64.8% 60.7% 100% D ↓

成人 72.0% 63.9% 67.6% 100% C →

⑧ 歯周病

中学生 32.9% 27.3% 49.9% 100% B+ ↑

高校生 18.1% 34.9% 43.3% 100% A- ↑

成人 16.6% 24.2% 31.6% 100% A- ↑

●未成年の喫煙をなくす

⑨ 喫煙したことがある人の割合

中学生男子 10.9% 0.4% 4.1% 0% B+ ↑

中学生女子 5.8% 2.0% 3.0% 0% B- ↑

高校生女子 10.6% 2.7% 3.1% 0% B+ ↑

●公共の場及び職場における分煙の徹底及び効果の高い分煙に関する知識の普及

⑩ 職場で禁煙や分煙を実施して

いる割合 成人 59.7% 86.4% 86.1% 100% B- ↑

●妊娠中の喫煙をなくす

⑪ 妊娠中の喫煙率 妊婦 0.5% 2.4% 2.0% 0% D →

●喫煙をやめたい人がやめる

⑫ 喫煙率※ 男性 - 34.5% 27.6% 17.3% B- ↑

女性 - 8.6% 6.4% 4.3% B- ↑

⑬ 禁煙希望者の割合※ 男性 - 54.8% 49.7% 54.8% C →

女性 - 58.1% 61.4% 58.1% A+ ○

※中間評価時より新たに策定した項目であり、中間評価値をもとに最終評価判定を表示しています。

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108

(5)アルコール

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●「節度ある適度な飲酒」の知識の普及

① 「節度ある適度な飲酒」の知識を

知っている人の割合

成人男性 26.3% 28.8% 32.4% 100% B- ↑

成人女性 21.3% 20.2% 22.6% 100% C →

●未成年者の飲酒をなくす

② 飲酒したことがある人の割合

中学生男子 73.7% 31.1% 39.3% 0% B- ↑

中学生女子 61.7% 35.4% 37.5% 0% B- ↑

高校生男子 82.1% 51.0% 31.0% 0% B+ ↑

高校生女子 79.1% 52.0% 37.3% 0% B+ ↑

●妊娠中の飲酒率の減少

③ 妊娠中の飲酒率の割合 妊婦 4.8% 1.8% 0% 4.8%以下 A+ ○

●多量に飲酒する人の減少

④ 多量に飲酒する人の割合 成人男性 2.5% 3.2% 4.9% 2.5%以下 D ↓

成人女性 0.7% 2.7% 0.5% 0.6%以下 A+ ○

●アルコールが体に及ぼす影響を知っている人の増加

⑤ 肝臓を悪くするから 中学生 42.1% 51.5% 55.9% 100% B- ↑

高校生 42.8% 39.4% 45.4% 100% C →

⑥ 発達・成長に悪い影響があるから 中学生 76.9% 75.2% 77.9% 100% C →

高校生 71.7% 69.5% 69.4% 100% C →

⑦ 急性アルコール中毒になるから 中学生 43.0% 46.4% 52.9% 100% B- ↑

高校生 48.6% 41.6% 40.4% 100% D ↓

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資料編

109

(6)歯の健康

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●妊(産)婦歯科健診を受けている人の増加

① 妊(産)婦歯科健診受診率 妊(産)婦歯科 健康診査

19.7% 23.8% 39.0% 30%以上 A+ ○

●間食として甘味食品・飲料を頻回飲食する習慣のある幼児の減少

② おやつの回数に問題がある幼児の割合

1歳半児

23.7% 20.6% 20.7% 8%以下 B- ↑

③ おやつの内容に問題がある幼児の割合

35.1% 35.7% 27.5% 12%以下 B- ↑

④ よく飲む飲み物に問題がある幼

児の割合 36.9% 38.9% 22.9% 20%以下 B- ↑

⑤ ジュースなど甘い飲み物を飲む

幼児の割合 72.3% 53.9% - 50%以下 E -

●子どもに対するう歯予防の実施を高める

⑥ 一人平均のう歯数 12歳児 1.7歯 0.5歯

0.36歯 (永久歯)

1.0歯以下 A+ ○

5歳児 2.4歯 1.7歯 1.22歯 1.0歯以下 B- ↑

●8020を目指した「歯の健康づくり得点」の増加※

⑦ 『歯の健康づくり得点』が 16点以上の人の割合※

成人 - 27.8% 32.6% 56%以上 B- ↑

歯ぐきが腫れることは特にない人の割合(4点)※

成人 - 63.2% 61.0% - -

歯がしみることは特にない人の割合(3点)※

成人 - 56.6% 50.1% - -

間食を頻繁にしない人の割合 (3点)※

成人 - 43.6% 44.6% - -

趣味がある人の割合(3点)※ 成人 - 75.0% 76.5% - -

かかりつけの歯医者さんがいる人の割合(2点)※

成人 - 72.8% 78.2% - -

歯の治療を早めに受けるように

している人の割合(1点)※ 成人 - 56.2% 60.3% - -

歯ぐきから血が出ることは特に

ない人の割合(1点)※ 成人 - 57.1% 57.1% - -

歯磨きを1日2回以上している人の割合(1点)※

成人 - 79.9% 80.8% - -

自分の歯ブラシがある人の割合(1点)※

成人 - 97.1% 98.0% - -

たばこを吸わない人の割合 (1点)※

成人 - 80.3% 86.2% - -

※中間評価時より新たに策定した項目であり、中間評価値をもとに最終評価判定を表示しています。

項目 はい いいえ

歯ぐきがはれることはありますか 0 4

歯がしみることはありますか 0 3

趣味はありますか 3 0

間食をよくしますか 0 3

かかりつけの歯医者さんはありますか 2 0

歯の治療は早めに受けるようにしていますか 1 0

歯ぐきから血がでることはありますか 0 1

歯みがきを1日2回以上していますか 1 0

自分の歯ブラシがありますか 1 0

タバコを吸いますか 0 1

●○ 歯の健康づくり得点 ○●

「歯の健康づくり得点」とは、歯に関する簡単な 10の設問によ

り、住民自身が歯を失うリスクを点数で知ることができ、歯の健康

のために個人行動の変容を促すことができるツールのことです。

得点の合計が 16点以上あれば良好です。

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110

(7)生活習慣病予防

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●市、職場等で健康診査・がん検診を受ける人の割合の増加

① 健康診査受診者の割合 成人 70.9% 75.8% 78.5% 70.9%以上 A+ ○

② 胃がん検診受診者の割合 成人 36.3% 38.0% 41.5% 50%以上 B- ↑

③ 子宮がん検診受診者の割合 女性 28.1% 40.8% 49.8% 50%以上 B+ ↑

④ 乳がん検診受診者の割合 女性 23.4% 32.6% 43.2% 50%以上 B+ ↑

⑤ 肺がん検診受診者の割合 成人 41.0% 40.3% 47.4% 50%以上 B- ↑

⑥ 大腸がん検診受診者の割合 成人 31.1% 33.1% 41.9% 50%以上 B- ↑

●生活習慣改善指導を受ける人の増加

⑦ 健診事後指導参加者の割合 健診要指導者 47.5% 43.5% - 45%以上 E -

●適正体重を維持している人の増加

⑧ 肥満者の割合

(ローレル指数 160以上)

小学3年生 5.2% 4.5% 2.8% 1.7%以下 B- ↑

小学6年生 2.6% 1.9% 2.8% 1.7%以下 C →

中学生 2.5% 2.1% 1.2% 1.7%以下 A+ ○

⑨ 肥満者の割合

(BMI 25.0以上)

成人男性 24.7% 24.4% 23.2% 15%以下 C →

成人女性 9.7% 8.7% 8.9% 8.7%以下 C →

⑩ やせすぎ者の割合 (BMI 18.5未満)

女性 20歳代 21.6% 25.0% 28.0% 14%以下 D ↓

●メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を認知している人の割合の増加

⑪ 認知している人の割合※ 成人 - 68.5% 70.7% 80% C →

※中間評価時より新たに策定した項目であり、中間評価値をもとに最終評価判定を表示しています。

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資料編

111

(8)健やか親子・母子保健

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●乳幼児健康診査の取り組み

① 乳幼児健康診査受診率

乳児健康診査 88.5% 84.4% 80.1% 100% C →

3~4か月児 98.2% 96.5% 99.3% 100% C →

1歳半児 98.3% 95.8% 98.3% 100% C →

3歳児 96.2% 93.1% 96.7% 100% C →

●予防接種への取り組み

② 1歳6か月までに麻しんを終了

している子どもの割合 麻しん 89.0% 90.6% 98.2% 95%以上 A+ ○

③ 1歳までにBCGを終了している子どもの割合

BCG 89.0% 92.4% 99.0% 95%以上 A+ ○

●休日・夜間の救急医療情報の提供

④ 休日・夜間の救急医療情報センターを知っている親の割合

乳幼児保護者 56.5% 64.9% 67.8% 100% B- ↑

就園児保護者 64.1% 61.7% 68.8% 100% C →

●子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減

子どもに対して、家族の誰かが

怒鳴ったり、叩いたりする、無視してしまうことがある割合

就園児保護者 20.0% 15.3% 10.0% 減少へ A+ ○

⑥ 産後、気分が落ち込んだり、憂う

つな気分になった者の割合 乳幼児保護者 56.3% 56.8% 55.2% 減少へ A+ ○

⑦ 子育てにストレスを感じることがある人の割合

乳幼児保護者 33.8% 12.9% 18.0% 減少へ A+ ○

就園児保護者 26.7% 21.5% 19.0% 減少へ A+ ○

育児に参加する父親の割合

(上はよくしている、下は時々している人の割合)

乳幼児 47.3% 50.9% 60.2%

増加へ A+ ○ 35.1% 37.3% 32.2%

就園児 44.5% 45.3% 51.7%

増加へ A+ ○ 39.1% 37.3% 36.5%

●親と子のコミュニケーション

⑨ 子どもとよく一緒に遊んだり、

話したりする者の割合

乳幼児保護者 77.0% 78.6% 79.6% 77.0%以上 A+ ○

小学生保護者 60.6% 69.3% 67.7% 77.0%以上 B- ↑

⑩ 子どもの話に耳を傾けたり、 気持ちをよく理解しようとしてい

る者の割合

乳幼児保護者 76.5% 70.1% 78.5% 76.5%以上 A+ ○

就園児保護者 64.6% 70.2% 72.7% 76.5%以上 B- ↑

⑪ 家族はしっかり話を聞いてくれるという子どもの割合

小学3年生 81.6% 87.7% 94.4% 94.1%以上 A+ ○

小学6年生 94.1% 93.5% 93.9% 94.1%以上 C →

中学生 72.9% 83.7% 79.6% 94.1%以上 C →

高校生 82.7% 81.0% 83.6% 94.1%以上 C →

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112

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●たばこ、アルコール、薬物に対する正しい知識・判断能力を高める

⑫ たばこを勧められたとき断ること

ができる子どもの割合

中学生 79.6% 86.6% 82.8% 100% C →

高校生 69.2% 82.5% 89.2% 100% B- ↑

⑬ アルコールを勧められたとき断る

ことができる子どもの割合

小学6年生 42.2% 72.8% 84.5% 100% A- ↑

中学生 31.3% 60.4% 57.2% 100% B+ ↑

高校生 14.0% 41.9% 50.9% 100% A- ↑

シンナーや覚醒剤を勧められた

とき絶対に断ることができる子どもの割合

中学生 86.0% 81.7% 83.3% 100% C →

高校生 90.1% 78.7% 82.8% 100% C →

●性教育について正確な認識

⑮ 避妊法を知っている生徒の割合 高校生男子 77.7% 77.4% 72.2% 100% C →

高校生女子 86.6% 82.0% 83.9% 100% C →

●子どもの心のすこやかな成長

⑯ 自分のことが大切に思える子どもの割合

小学6年生 92.1% 91.9% 90.1% 100% C →

中学生 76.5% 78.0% 70.3% 100% C →

高校生 74.1% 77.1% 77.3% 100% C →

⑰ 出産後1か月時の母乳育児の割合 母子保健カード 38.0% 55.0% 51.3% 増加へ A+ ○

●妊婦全員が母性健康管理指導事項連絡カードを知っている

⑱ 知っている人の割合 妊婦 11.5% 20.6% 31.4% 100% A- ↑

(9)安全

目標項目(指標) 対象 ベースライン値 中間評価値 最終評価値 目標値 最終評価判定

●乳幼児の命を守る

① 乳児期にうつぶせ寝をさせている

親の割合

乳幼児保護者 17.6% 22.2% 27.6% 減少へ D ↓

就園児保護者

② 喫煙者のうち、子どもの前で喫煙

する親の割合

乳幼児保護者 36.2% 26.0% - 0% E -

就園児保護者

③ ゆさぶられっ子症候群を知っている親の割合

乳幼児保護者 52.8% 80.7% 88.2% 100% B+ ↑

就園児保護者

●不慮の事故を防ぐ

④ 不慮の事故で救急搬送された 乳幼児の数

0~5歳児 40人 59人 57人 減少へ D ↓

⑤ 事故防止対策を実施している家庭の割合

乳幼児保護者 就園児保護者

72.6% 76.1% 79.9% 100% B- ↑

⑥ 転倒による骨折・打撲をした人の割合

60歳以上女性 21.1% 22.5% 23.7% 減少へ D ↓

●救急救命処置ができる人の増加

⑦ 心肺蘇生法を知っている人の割合

乳幼児保護者 就園児保護者

47.1% 47.2% 56.3% 100% B- ↑

成人 49.4% 61.6% 69.1% 100% B- ↑

⑧ けがなどの応急手当を知っている

人の割合 成人 49.3% 49.9% 54.8% 100% B- ↑

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資料編

113

4 関係各課の取組一覧

≪市安全衛生委員会(人事課)≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

市公共施設の禁煙・分煙の取り組み

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・市公共施設・学校における受動喫煙防止

対策の現状調査と推進に向けた働きかけ

≪危機管理課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

日進市家具転倒防止金具支給事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・身体障害者及び高齢者へ家具転倒防止金

具を支給し、取り付ける

日進市自動体外式除細動器(AED)貸出事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・市民が参加する各種イベント等の主催者に

自動体外式除細動器(AED)を貸出する

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114

≪市民協働課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

父親向け講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・未就学児~小学生を対象に父親と受講する

講座を実施(ペットボトルロケット作成、読み

聞かせ、料理など)

DVに関するパネル展示

○ ○ ○ ○ ○ ・女性に対する暴力をなくす運動期間(11/12

~11/25)に合わせパネル展示を行う

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座 ○ ○ ○ ○ ○ ○

・女性の心と体に関する講座を実施

リプロダクティブ・ヘルス/ライツリーフレット配布 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・男女平等推進イベント及び成人式にて配布

大学連携講座「健康おやつ」

○ ○ ○ ○ ○ ・親子を対象とした野菜などを使った体に良

いおやつ作り講座

大学連携講座「坐禅教室」

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・大学の本格的な坐禅堂での坐禅体験講座

(夏休み親子参加歓迎)

≪生活安全課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

安全マップの作成

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・防災、交通安全について学ぶとともに安全

マップを作成(小学生)

交通安全啓発事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・交通安全教室の開催、交通安全県民運動

時に街頭キャンペーンの実施、ヘルメット購

入費の補助

防犯啓発事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・警察、自治体と連携して地域で防犯教室、

講習会防犯パトロールの実施

まちの安心ステーションひまわりの運営

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・警察 OB を防犯アドバイザーとして配置し、

防犯アドバイスや巡回パトロールを行う

市民相談事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・法律、女性悩み事、交通事故、人権、行政

相談を行う

消費生活相談事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・悪質な訪問販売や商品購入契約時に係る

トラブルについての相談や専門機関の紹介

消費者懇談会

○ ○ ○ ○ ・消費生活向上について事業者・消費者等が

意見交換を行う

みんなの生活展試飲コーナー

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・生活習慣病予防に効果がある健康ドリンク

の試飲を行う

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資料編

115

≪環境課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

家庭ごみ減量事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・生ごみの減量と資源化を図るため、生ごみ

処理機等を購入した世帯に対し補助金を

交付

平成 25年度環境保全・創出のための行動計画活動指針

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・活動方針の中で「2UP3DOWN運動」を

実施

・エレベーターの利用を控える運動

≪保険年金課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

パンフレット、健康カレンダー等の配布 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・健康への意識の向上を目指し、配布

特定健康診査

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・医療保険者が行うメタボリックシンドローム

予防のための健診

特定保健指導

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・生活習慣改善のための対象者に応じた支援

(食事・運動等)

医療費通知

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・自己の医療費を通知し、自己の健康管理の

機会の提供及び医療費の適正化

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116

≪健康課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

食生活改善推進員養成講座・研修

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・地域で食生活を中心とした健康づくりを推

進する食生活改善推進員(ボランティア)を

養成する講座及び研修

男性のための料理教室 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・男性向けの料理教室の開催

親子料理教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・小学3~6年生の親子を対象に食生活、栄

養に興味を持ち、実践できるような支援を行

保育園出前講座

○ ○ ○ ・保育園児と一緒におやつを作ったり、寸劇

や歌などで、食事への興味や知識を得るな

どの支援を行う

食育たんけん隊

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・小学校3~6年生を対象に食に対する正し

い知識を伝える講習会を開催

子ども対象料理教室

○ ○ ・子ども会や学童保育サマースクールなどに

出向いて料理教室を行う

生活習慣病予防教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・自分の生活スタイルにもとづいた健康づくり

を実践する人を育成する講座

食事相談 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・食生活や栄養についての相談

運動普及推進員養成講座・研修

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・地域で運動を中心とした健康づくりを推進

する運動普及推進員(ボランティア)を養成

する講座及び研修

元気クラブ同好会

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・運動普及推進員が中心となりウォーキング、

インディアカ、体操のグループが活動

市公共施設の禁煙・分煙の取り組み

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・市公共施設・学校における受動喫煙防止

対策の推進に向けた働きかけ

健康の道

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・香久山・天白川・岩崎川のウォーキング道

路の整備

健康・福祉フェスティバル ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・いきいき健康プランにっしん 21推進イベント

妊産婦歯科健康診査

○ ○ ・妊産婦に対して、歯科健康診査、指導を

実施(医療機関委託)

2歳児歯科健診(むし歯0教室)

○ ○ ○ ・2歳2か月、2歳8か月児に歯科健診、フッ

素塗布、ブラッシング指導、う歯予防の講

話(2歳2か月のみ)を行う

予防に関する指導、相談

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・コミュニティサロン・老人クラブ・健康教室で

の健康に関する教育

歯の健康センター

○ ○ ・3~5歳児を対象に年 1 回、歯科健診、相

談、フッ素塗布を実施

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資料編

117

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

8020運動表彰 ○ ○

・8020達成した人を表彰

健康手帳の交付(30歳以上)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・手帳に健康診査等の記録を記載することに

より、自らの健康管理に役立ててもらうため

に交付

30代さわやか健診 ○ ○ ○ ○ ○

・30歳代の健康診査

歯周疾患検診

○ ○ ○ ○ ○ ・歯科医院で歯周病予防の健診

(30~75歳までの5歳間隔節目年齢者のみ)

骨粗鬆症検診 ○ ○ ○

・女性に対して踵骨の超音波検査

肝炎ウイルス検診 ○ ○ ○ ○

・B型・C型肝炎ウイルスの検査

がん検診

○ ○ ○ ○ ○ ・がんに対する予防教育及び検診を実施

・胃がん検診、子宮がん検診、肺がん検診

・乳がん検診、大腸がん検診、前立線がん

検診

健診事後教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・食事と運動についての講話・実習・個別相

談など

特定保健指導

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・食事と運動についての講話・実習・個別相

談など

市民健康講座 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・健康教室、講演会の開催

健康教育・健康相談

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・保健センターや地域に出張して、心身の健

康に関する個別の相談に応じる

訪問指導

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・乳幼児とその保護者等を対象に保健師が

家庭に出向き発育や育児等の相談を実施

・生活習慣病予防等の訪問指導も実施

3~4か月児健診

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・保健師による予防接種等の説明、管理栄

養士による離乳食講習と試食、計測、診

察、子育て相談、ブックスタート事業を実施

1歳半児健診

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・保育士による事故防止の話・手遊び・読み

聞かせ、内科健診、歯科健診、相談(子育

て・歯科・栄養・心理)を実施

3歳児健診

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・保育士による手遊び・読み聞かせ、内科健

診、歯科健診、相談(子育て・歯科・栄養・心

理)、尿・視・聴力検査の実施

妊婦健診(医療機関委託)

○ ○ ○ ○ ○ ・母子健康手帳交付時に妊婦健診の受診票

を発行し医療機関での健診を実施

乳児健診(医療機関委託)

○ ○ ・生後1年未満に、医療機関での乳児健診を

1名につき2回実施

Page 124: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

118

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

10か月なかよし教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・保健師による子どもの事故防止説明、管理

栄養士による離乳食講習・試食、計測、子

育て相談を実施

乳児相談(赤ちゃん相談)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・乳児~1歳8か月未満児を対象に計測、育

児相談、栄養相談を実施(個別相談)

乳幼児計測日(おひさま広場)

○ ○ ○ ○ ○ ・乳児~未就園児の希望者に体重、身長の

計測を実施

・会場で他のお子さんと交流できるスペース

を用意

幼児相談(ちびっ子教室)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・発育・発達等について相談希望のある親子

が参加する教室

新生児訪問

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・生後2か月以内の児を主な対象とし、助産

師・保健師が家庭訪問をし、計測と育児相

談等を実施

こんにちは赤ちゃん訪問事業

○ ○ ○ ○ ○ ・生後4か月までのお子さんのいる家庭に対

し子育ての支援と見守りのため地域の民生

児童委員、主任児童委員が家庭に訪問し子

育て支援情報を届ける

乳幼児電話相談(ピヨピヨコール) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・助産師による育児電話相談

子育てなんでもコール

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・保健センターで保健師・管理栄養士による

電話相談を随時実施

中学生乳幼児ふれあい体験事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・中学生が普段接することの少ない乳幼児や

その保護者とのふれあいを通し、家庭を築く

ことや子どもを生み育てるということを考える

契機となる

ブックスタート事業

○ ○ ○ ○ ○ ・ブックスタートボランティアが絵本を通して赤

ちゃんと保護者が楽しい時間を分かちあうこ

とを支援する

母子健康手帳交付(ミニママクラス)

○ ○ ・保健師が母子健康手帳の使い方と行政サ

ービスの説明を実施

・希望者は親子ふれあいのビデオを視聴

マタニティ教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・保健師・管理栄養士・助産師による妊娠・出

産についての健康教育や相談、妊婦同士

の交流会を実施

パパママ教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・初妊婦とその夫を対象とした教室

・ビデオ視聴、妊婦体験、沐浴実習、マタニ

ティエクササイズ、交流会を実施

祖父母のための赤ちゃんおフロ教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・孫の誕生を迎える祖父母を対象に、助産師

による新生児の沐浴指導等知識の提供と実

習を実施

多胎児交流会(かるがもキッズ)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・双子以上の親子、および双子以上を出産予

定の妊婦の交流会

Page 125: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

資料編

119

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

予防接種(乳幼児)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・市内医療機関で予防接種(ポリオ、四種混

合(DPT+IPV)、三種混合(DPT)二種混

合(DT)、麻しん風しん(MR)、日本脳炎、BC

G、ヒブ、小児肺炎球菌、子宮頸がん予防ワ

クチン)を実施

ことばの相談

○ ○ ○ ○ ○ ・1歳8か月以降の児を対象に、ことば、発

達、しつけなどについて心理相談員による

個別相談を行う

高齢者うつ予防の相談、啓発

○ ○ ・高齢者のうつに関する相談や正しい知識の

普及啓発のための研修会等を関係部所と

協力して実施

にっしん体操普及事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・大学連携で市オリジナル体操を作成し、

保育園や老人クラブなど市で普及を図る

日進市8820運動表彰 ○ ○

・88歳で残存歯 20本の達成者を表彰する

ウォーキングマップ作成・普及事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・各小学校区にひとつウォーキングコースを

作成・普及する

たばこ対策事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・受動喫煙の防止と喫煙による健康影響に関

する正しい知識の普及啓発

こころの健康づくり事業 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・「にっしんこころがホッとする言葉」の普及等

ヘルピー健康だより発行事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・広報・ホームページ・ちらし等を通じて健康

情報を発信する

健康づくり市民サポーター事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・健康づくりに取組む個人や団体を認定し、

健康活動を実践する人・団体を増やす

・健康に関する情報の提供等

体操指導員養成講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・地域で体操(にっしん体操・ラジオ体操)を

普及する指導員を養成する

健康体操普及事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・地域において健康体操の普及・定着を目指

して実施

風しんワクチン予防接種助成事業

○ ○ ○ ○ ・先天性風しん症候群を予防するため、風し

ん予防接種を上限 5,000円まで助成

高齢者インフルエンザ予防接種

○ ○ ・65 歳以上の市民を対象とし、10 月から翌

年1月の期間内に、自己負担金 1,000円で

指定医療機関にて接種できる

高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種

○ ○ ・70 歳以上の市民を対象に、ワクチンの未接

種者及び、接種後5年経過した者の再接種

に対して 3,000円を助成する

地域栄養教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・若い世代を対象とした地域出張型の栄養

教室

Page 126: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

120

≪福祉課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

こころの連絡会

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・福祉課職員、ヘルパー、保健師など関係者

が集まり、ケースに関する相談や情報交換、

勉強会の場として活用する

市民こころの健康相談

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・心の健康や病気に関すること等に、精神保

健福祉士による相談

こころの健康講座 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・市民向け講座を開催

こころの啓発事業 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・こころの病気に関する正しい情報を提供する

精神保健福祉ボランティア養成講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・精神保健福祉ボランティアのフォローアップ

研修と活動の支援(ボランティアはフリース

ペースを開設し、活動中)

ぷらっとホーム事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・子どもから高齢の方まで、誰でもいつでも気

軽にぷらっと集まって、趣味を楽しんだり、

談話できる居場所を地域の担い手に運営委

託する事業

Page 127: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

資料編

121

≪社会福祉協議会≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

介護者のつどい

○ ○ ○ ○ ・家庭で介護している家族が孤立しないよう

同じような立場の者同士が、情報交換した

り、気持ちを共有できる場を提供

福祉教育の推進

○ ○ ○ ○ ・社会福祉協力校を指定し、福祉実践教室

や、青少年ボランティア体験学習を実施

足腰おたっしゃクラブ

○ ○ ○ ○ ○ ・介護予防対象者に運動教室と健康に関す

る講義を高齢福祉課より受託実施

ゆうゆう体操

○ ○ ○ ○ ○ ・介護予防対象者に運動教室と健康に関す

る講義を地域包括支援センターにて実施

認知症サポーター養成講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・認知症に関する講義を地域に出向き、地域

包括支援センターにて実施

コミュニティサロン出張講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・健康に関する話を地域包括支援センターに

て実施

地域出前講座

○ ○ ○ ○ ○ ・福祉や健康に関する話を地域に出向き、地

域包括支援センターにて実施

傾聴ボランティア養成講座

○ ○ ○ ○ ・傾聴ボランティアの養成及びフォローアップ

研修の実施(受講者は希望者の家へ訪問

し、傾聴ボランティアとして活動)

傾聴ボランティア派遣

○ ○ ○ ○ ・市内在住の高齢者に対して、傾聴ボランテ

ィアの派遣を行う

Page 128: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

122

≪障害者福祉センター≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

子ども発達支援センター事業

○ ○ ○ ○ ○ ・就学前児の通所療育支援施設(すくすく園)

の運営および子どもの相談支援並びに保育

園、幼稚園、小中学校等の訪問支援

障害者相談支援センター事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・障害者福祉サービスの利用等に関する相

談支援、各種勉強会等啓発・情報提供の実

施他

チャレンジド夏まつり

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・障害のある子もない子も地域の人たちと一

緒に楽しめる夏休みの交流事業

障害児支援スタッフ養成講座 ○ ○ ○ ○ ○ ○

・ファミリーサポートの障害児スタッフの養成

地域社会福祉貢献講座への協力

○ ○ ○ ○ ・大学の授業に地域の社会資源として専門ス

タッフやボランティアが協力

精神障害者支援者養成講座 ○ ○ ○ ○ ○

・精神障害者の支援者養成講座の実施

精神障害者の居場所支援

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・精神障害者支援者養成後、立ち上げたボラ

ンティアと当事者が語り合う場を提供

ピアサポート事業(身体)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・障害者当事者が主体となり仲間づくりや社

会参加を進める取り組み

Page 129: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

資料編

123

≪高齢福祉課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

口腔機能の向上・栄養改善事業

○ ○ ○ ○ ・二次予防事業対象者に通所型の栄養改

善・口腔機能向上に関する教室を開催し、

講話・相談・指導等を行っていく

配食サービス

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・調理や買い物が困難な高齢者に夕食を配

食するとともに安否の確認を行う

いきいき貯筋クラブ

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・転倒防止に関する教室を行うことにより、介

護予防を図る

・運動実技が中心

・その他に栄養・口腔のケア、転倒しないための

日常生活の過ごし方等に関する講話を実施

いきいきサロン講師派遣事業 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・運動指導や音楽療法等の講師を派遣する

介護予防講演会事業 ○ ○ ○

・介護予防に関する講演を行う

老人クラブ事業

○ ○ ○ ○ ・高齢者が地域におけるコミュニケーションの

活性化をはかる

シルバー人材センター

○ ○ ○ ○ ・豊かな能力を生かして健康で活力ある地域

社会に貢献する

回想法事業

○ ○ ○ ・昔の生活をイメージして過去の記憶を引き

出す

・認知症予防に役立てる

介護者リフレッシュ事業

○ ○ ○ ○ ○ ・在宅で介護している人がリフレッシュするために日帰り旅行などを実施

生活管理指導員派遣事業

○ ○ ○ ○ ・介護認定で自立と判断されたひとり暮らしの

高齢者などにホームヘルパーが訪問して、家事の手伝いや相談相手になる

介護者のつどい

○ ○ ○ ○ ○ ・家庭で介護している家族が孤立しないよう

同じような立場の者同士が、情報交換した

り、気持ちを共有できる場を提供

リフォームヘルパー派遣事業

○ ○ ○ ・専門家を派遣し家屋の構造や対象者の身

体状況にあわせた住宅改修に関する相談等実施し改修案を提示する

運動器の機能向上事業

○ ○ ○ ・二次予防事業対象者に、通所型の運動教

室を実施 ・体操、ストレッチなどを行う

生活を楽しくするヒント満載教室

○ ○ ○ ○ ○ ・医師や運動療法士などの専門の講師により、老化予防、生きがい、介護などのテーマ

で講座を実施する

認知症家族交流会

○ ○ ○ ○ ・認知症の方を介護しているご家族が、互いに悩みを相談し、情報交換ができる場とし

て、家族交流会を開催する

ゆうゆう体操教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・一般高齢者対象に、運動教室を実施 ・体操、ストレッチなどを行う

(地域包括支援センターに委託)

Page 130: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

124

≪児童課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

児童クラブ・放課後プラン・学童保育運営事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・放課後や学校休業期間に過ごせる場所の

提供

10代の居場所づくり事業 ○ ○ ○ ○ ○

・気軽にふれあい集える場所の提供

つどいの広場事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・公共的施設の空きスペース等につどえる場

を提供するとともに、専任のアドバイザーを

設置する

家庭相談室業務

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・18歳未満の児童に関する全般的な相談

(育児、生活習慣、発達、生活、家族関係、

非行等)

子育て支援センター管理運営

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・あそびの広場・にこにこ教室の開催、育児

相談、子育てサークルの登録や様々な子育

て情報の提供

ファミリーサポートセンター事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・育児の援助を行いたい者と育児の援助を受

けたい者を会員登録し、市民同士が相互に

子育ての援助活動を行う

子育て家庭優待事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・18歳未満の子どものいる家庭および妊娠中

の人にはぐみんカードを配布し、地域にお

ける協賛店舗による特典等のサービスを実

施(愛知県との共催)

食後の歯みがき(市内保育園)

○ ○

(3歳

以上)

・健康の自己管理ができる児童の育成の一

環として給食後の歯みがきを実施

Page 131: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

資料編

125

≪にっしん子育て支援センター≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

ファミリーサポート事業の勉強会

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・外部からも講師を招き、子どもを預かる際の

栄養や遊ばせ方等の学習の機会を提供

ファミリーサポート事業の講習会

○ ○ ○ ○ ○ ・アドバイザーにより会員登録時において子

どもの怪我と事故予防についての講習を

開催

遊び及び活動の支援

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・あそびの広場を開催

(月~金、午前 10:40~11:00)

・子どもとのあそび方を保育士から学ぶ機

会、親同士のコミュニケーション、ホッとでき

る場を提供

子育て講座

○ ○ ○ ○ ○ ・外部から講師を招き、子どもの成長を学習

する機会を提供

ミニ講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・外部から講師を招き、体育遊びや食生活、

歯並び、歯みがき、フッ素の啓発及び子ども

の成長を学習する機会を提供

ボランティア・学生の受け入れ

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・小学生、中学生、大学生が普段接すること

の少ない乳幼児やその保護者とのふれあい

を通し、家庭を築くことや子どもを生み育て

るということを考える契機となる

子育て支援センター(講座)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・「ノーバディーズ パーフェクト プログラム」

の実施

出張赤ちゃんサロン ○ ○ ○ ○ ○ ○

・地域へ出向いて子育ての情報交換

ほっとサポート事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・地域へ出向いて子育て情報や情報交換の

場を提供

乳幼児計測日(ひまわり計測)

○ ○ ○ ・乳児~未就園児の希望者に体重、身長の

計測を実施

・会場で他のお子さんと交流できるスペース

を用意

障害児支援スタッフ養成講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・外部から講師を招き、障害児のサポートに

ついて学習する機会を提供

子育て講座

○ ○ ・外部から講師を招き、出産前後の心と体に

関する知識を学習する機会を提供

Page 132: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

126

≪福祉会館≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

フレッシュクラブ高齢者体操

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・体操を通して自分の身体を見つめ直し健康

な日々を送ることを目的に実施

老人福祉事業 ○ ○ ○

・高齢者向け映画会やカラオケなどの行事

いきいきサロン・コミュニティサロン事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・転倒予防等の講師を派遣する

・福祉会館にて体操やレクリエーションなどを

実施

おたっしゃハウス

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・高齢者の方達が、おしゃべりや体操やカラ

オケをしたりする日を設ける

子育て支援事業 ○ ○ ○ ○ ○ ○

・親子教室、講座などの開催

児童館事業 ○ ○ ○ ○

・児童向けの遊びや教室、講座などの開催

≪都市計画課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

北高上緑地 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

≪道路建設課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

天白川堤防道路整備事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・天白川の堤防管理道路等を有効利用し、

サイクリングやウォーキングの出来る道路を

整備

岩崎川堤防道路整備事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・岩崎川の堤防道路のカラー舗装整備を行

い、歩行者や自転車が利用しやすい安全で

快適な環境を整える

Page 133: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

資料編

127

≪産業振興課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

市民農園事業 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・市内7か所の市民農園を1世帯1区画貸出

労働相談事業

○ ○ ○ ○ ○ ・市内の勤労者に雇用の就労条件などの相

談を行う

地域職業相談室事業

○ ○ ○ ○ ○ ・職業情報の提供と職業相談、職業指導など

の就労支援を行う

商工会女性部員に対する安全教育 ○ ○ ○ ○ ○

・会員に対して救命処置の講習会を実施

遊休農地解消及び食育モデル事業

○ ○ ○ ・保育園児と一緒に農産物の植付け、収穫体

験を行う

・食育の推進

日進アグリスクール事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・担い手育成による耕作放棄地の解消を目指

すほか、地産地消・食育の推進を図る

野菜研究会実施事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・市民と農業に関する交流事業(朝市等)を

実施

生活改善実行グループ実施事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・食に関する伝承文化や新しい文化の継承

のための講座を実施

≪教育総務課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

学校開放事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・市内小学校の運動場や体育館を地域の団

体へ開放する他、梨の木小学校において

は、多目的室やランチルームも開放

Page 134: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

128

≪学校教育課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

日進市教育支援センター ハートフレンドにっしん

○ ○ ○ ○ ・不登校児童・生徒に対する支援

・教室に参加すれば学校の出席扱いとなる

・家から教室、教室から最終的には学校に行

けることが目的

家庭教育相談

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・主に保護者を対象に、いじめ、不登校、非

行、学業等の相談

こころの教室相談員

○ ○ ○ ○ ○ ・学業・恋愛・不登校・いじめ等中学生が抱え

る心の問題の相談

(相談員は大学の心理学専攻者)

就学時健康診断事業 ○ ○ ○ ○

・就学前に行う健康診断

児童生徒健康診断事業 ○ ○ ○ ○ ○

・児童、生徒の定期健診

クラブ活動、スポーツ大会

○ ○ ・11月に学校間のサッカー、バスケットボール

大会を開催

≪学校給食センター≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

給食センター見学会の開催 (特別見学会)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・給食センター施設の概要説明、施設見学、

給食の試食等の実施

試食会 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・保護者を対象とした試食会

献立表配布事業 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・献立に関して情報を提供

学校訪問(栄養指導)

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・児童生徒の喫食状況を把握し、栄養指導を

通じて食の大切さを啓発

Page 135: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

資料編

129

≪生涯学習課≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

レクリエーションスポーツまつり ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・スポーツに親しむ機会の提供

にっしんスポーツフェスタ

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・市役所を起点に日進の原風景を楽しみなが

ら天白川沿い道路を利用したウォークイベ

ントとスポーツセンターでのスポーツ体験

ライフスポーツ体験会

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・生涯スポーツの体験会

(内容:ソフトバレーボール、ファミリーバドミン

トン、ショートテニス、ドッヂビーなど)

にっしんスポーツクラブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・ナイターエアロビクス教室など

少年少女向けスポーツ教室

○ ○ ○ ○ ○ ○ ・学校以外の地域でスポーツ教室を開催

・少年少女サッカー教室、小学生トランポリン

入門教室、少年少女バトミントン教室

親子向けスポーツ教室開催

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・親子ふれあい体操教室、親子ビクス教室、

親子サッカー教室など

高齢者向けスポーツ教室

○ ○ ○ ○ ○ ・太極拳教室、らくらくいす体操とストレッチ

教室

愛知スポーツ・レクリエーション 大会選手派遣補助事業

○ ○ ○ ・愛知県主催の愛知スポーツレクリエーショ

ンフェスティバルに出場した者に派遣費を

交付

愛知スポーツ・レクリエーション大会開催事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・愛知県開催の多種目スポーツレクリエーショ

ン競技会に地区構成市として協力

文化協会協力講座

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・文化協会から講師を招き、様々な分野での

体験実習を通し、市民の文化意識の向上を

図り、継続的な習得へのきっかけをつくる

人材バンク運営事業

○ ○ ○ ○ ○ ・能力や特技を生かしたい人に人材バンクに

登録してもらい、学習したいと思っている人

に紹介する

にっしん文化祭開催事業

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・文化協会の協力を得て、文化的作品の展示

及び舞台発表の実施

にっしんヤングフェスタ

○ ○ ○ ○ ○ ○

・芸術文化活動に取り組む市内の若者たち

に、発表の機会を提供し、芸術文化活動の

普及と向上に努める

・活動団体相互の交流の場をつくり出すこと

で、日進市の芸術文化の振興と次世代を担

う若者たちの健全育成を図る

日進市民美術展覧会

○ ○ ○ ○ ○ ○

・市民が文化芸術に親しみ、技術の向上への

励みとなる機会をつくることで、創造性を伸

ばすことを目的とする

・子どもアート展と同時開催し、目的意識を高

め、親子・祖父母と孫での出展など世代を

超えた美術での交流を目的とする

Page 136: 第2次 いきいき健康プランにっしん21 - Nisshin...ほか、昨年発表された平成22年の市民の平均寿命は、男 性が81.0歳で愛知県内第1位、女性は87.3歳で第2位という健康長寿のまちに成長

130

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

にっしん子どもアート展

○ ○ ○ ○ ○

・子ども達が美術に親しみ、技術の向上への

励みとなる機会をつくることで、創造性を伸ばすことを目的とする

・日進市民美術展覧会と同時開催し、目的意識を高め、親子・祖父母と孫での出展など

世代を超えた美術での交流を目的とする

にっしん市民教室開催

○ ○ ○ ○ ○ ・義務教育終了以上を対象に囲碁、習字、陶

芸、絵画、盆栽などの学習教室を開催する

学習講座開催事業 ○ ○ ○ ○ ○

・「春・夏・秋・冬講座」や「大学講座」の開催

≪図書館≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

おはなし会

○ ○ ○ ○ ○ ・子どもたちへの本に親しむきっかけづくりを

目的に、絵本の読み聞かせ、パネルシアタ

ー、工作、紙芝居等を実施

育成事業

○ ○ ○ ○ ・おはなし会等の活動の他に、実践講座、絵

本講演会及び人形劇団の公演等の実施

読み聞かせグループの支援事業

○ ○ ○ ○ ○ ・子どもに本に対する親しみを感じさせる親

子の触れ合いの場づくり

めりーらいん

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・瀬戸市、尾張旭市、長久手市、愛知医科大

学医学情報センターと連携して、医療・健康

に関する図書資料の情報提供を行う健康支

援事業

≪日進消防署≫

事業名・概要

取組課題 ライフステージ

生活習慣病 生活習慣

社会

環境

健やか

親子・

母子

保健

安全 妊産

婦期

乳幼

児期

(0~5

歳)

児童期

(6~

12歳)

思春期

(13~

19歳)

青年期

(20~

39歳)

壮年期

(40~

64歳)

高齢期

(65歳

以上) がん 循環器

疾患 糖尿病

栄養・

食生活

身体

活動・

運動

休養・

心の

健康

づくり

たばこ

アルコ

ール

歯の

健康

救命講習 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・各種救命講習会の実施

防災教育 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・自治体・各行政区の防災訓練の実施

街の救命ステーション

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・普通救命講習修了者や日赤救急員取得者

などが勤務しており、付近で傷病者が発生

した場合に応急手当や救急車要請ができる

場所として尾三消防本部に登録された事業

所をホームページに公開して市民に対し周

知する

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資料編

131

5 第2次プラン目標指標一覧

●生活習慣病(がん・循環器疾患・糖尿病)

【がん】

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

がん検診の 受診率の向上

胃がん 40歳以上の市民 27.5% 50.0% 14.7% 40.0%以上 男性:36.6% 女性:28.3%

50.0%

肺がん 40歳以上の市民 34.5% 50.0% 23.8% 40.0%以上 男性:26.4% 女性:23.0%

50.0%

大腸がん 40歳以上の市民 38.6% 50.0% 20.0% 40.0%以上 男性:28.1% 女性:23.9%

50.0%

子宮頸がん 20歳以上の女性 41.7% 50.0% 38.2% 50.0%以上 37.7% 50.0%

乳がん 40歳以上の女性 35.0% 50.0% 31.1% 50.0%以上 39.1% 50.0%

前立腺がん 50歳以上の男性 47.7% 50.0% - - - -

保健センター運営協議会資料

平成22年度「地域保健・健康増進事業報告」 (40~69歳)

平成 29年度 平成 22年厚労省 「国民生活基礎調査」

平成 28年度 胃がん、肺がん、大腸がんは当面 40%を目標値とする

がん検診精密検査受診率の向上

胃がん 40歳以上の市民 71.9% 85.0% - - - -

肺がん 40歳以上の市民 86.0% 86.0%以上 - - - -

大腸がん 40歳以上の市民 59.3% 85.0% - - - -

子宮頸がん 20歳以上の女性 65.3% 85.0% - - - -

乳がん 40歳以上の女性 82.3% 85.0% - - - -

前立腺がん 50歳以上の男性 50.0% 85.0% - - - -

保健センター運営協議会資料

- - - -

【循環器疾患】

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

高血圧の改善:高血圧有病率(140/90mmHg以上の人の割合)の減少

40~74歳の市民 25.8% 25.8%以下 男性:127㎜ Hg 女性:123㎜ Hg

男性:123㎜Hg以下 女性:119㎜Hg以下

男性:138㎜ Hg 女性:133㎜ Hg

男性:134㎜ Hg 女性:129㎜ Hg

市特定健診

平成 22年度厚労省 「都道府県における医療費適正化計画の策定に係る参考データ」 (愛知県分)

平成 34年度

平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」(40~89 歳、服薬者含む)

平成 34年度 高血圧の改善(収縮期血圧の平均値の低下)

脂質異常症の減少:LDL コレステロール(160mg/dl以上の人の割合)の減少

40~74歳の男性 40~74歳の女性

12.2% 16.9%

9.0%以下 14.0%以下

男性:12.0% 女性:13.2%

男性:9.0%以下 女性:10.0%以下

男性:8.3% 女性:11.7%

男性:6.2% 女性:8.8%

市特定健診

平成 22年度厚労省 「都道府県における医療費適正化計画の策定に係る参考データ」 (愛知県分)

平成 34年度

平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」(40~79 歳、服薬者含む)

平成 34年度 LDL コレステロール 160㎎/㎗以上の者の割合

メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の割合の減少

40~74歳の市民 28.4% 21.3%以下 約 801,700人 (平成 20年度比)

25.0%以上減少 約 1,400万人

(平成 20年度比) 25.0%減少

市特定健診

平成 20年度厚労省 「レセプト情報・特定健康診査等データベース」(愛知県分)

平成 29年度 平成 20 年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況

平成 27年度

特定健康診査受診率の増加

40~74歳の市民 39.5% 60.0% 45.9% 70.0%以上 43.2% 平成25年度から開始する第二期医療費適正計画に合わせて設定 (平成29年度)

市特定健診

平成 22年度厚労省 「レセプト情報・特定健康診査等データベース」(愛知県分)

平成 22年度厚労省 「レセプト情報・特定健康診査等データベース」

特定保健指導実施率の増加

40~74歳の市民 10.0% 60.0% 11.4% 45.0%以上 13.1% 平成25年度から開始する第二期医療費適正計画に合わせて設定 (平成29年度)

市特定健診

平成 22年度厚労省 「レセプト情報・特定健康診査等データベース」(愛知県分)

平成 22年度厚労省 「レセプト情報・特定健康診査等データベース」

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132

【糖尿病】

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

合併症(糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数)の減少:新規透析導入率の減少

糖尿病腎症を罹患し、新規に透析を導入する人

5人 減少 12.2

(10万人当たり)905人 11.0以下

12.7 (16,247人)

15,000人

慢性腎不全患者の実態(平成 23年末現在)

平成 22年日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況」

平成 34年度 平成 22年日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況」

平成 34年度

治療継続者割合の増加:HbA1c(NGSP)6.5%以上の人のうち、治療中と回答した人の割合

40~74歳の市民 48.9% 75.0%以上 48.0% 75.0%以上 63.7% 75.0%

市特定健診 平成 21年度特定健康診査・特定保健指導情報分析・評価(愛知県)

平成 34年度 平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」

平成 34年度

糖尿病有病者の増加の抑制: 糖尿病治療服薬中、またはHbA1c(NGSP)6.5%以上の人の割合の減少

40~74歳の男性 40~74歳の女性 全体

15.4% 7.8%

11.2%

13.0%以下 6.0%以下 9.0%以下

男性:9.5% 女性:5.6%

男性:7.0%以下 女性:4.0%以下

男性:9.2% 女性:4.9%

890万人(平成19年)

1,000万人 (平成 34年度)

市特定健診

平成 22年度厚労省 「都道府県における医療費適正化計画の策定に係る参考データ」 (愛知県分)

平成 34年度

〈割合〉 平成 22年度厚労省 「都道府県における医療費適正化計画の策定に係る参考データ」 (愛知県分)

〈人数〉 平成 19年度厚労省 「国民健康・栄養調査」

平成 34年度

血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少:HbA1c(NGSP)8.4%以上の人の割合の減少

40~74歳の男性 40~74歳の女性 全体

1.6% 0.6% 1.0%

1.0%以下 1.2% 1.0% 1.2% 1.0%

市特定健診

平成 22年度厚労省 「都道府県における医療費適正化計画の策定に係る参考データ」 (愛知県分)

平成 34年度 平成 21年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況

平成 34年度

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資料編

133

●栄養・食生活

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

肥満者(BMI25以上の人)の 割合の減少

30~60歳代の男性 40~60歳代の女性

27.9% 14.5%

25.0%以下 10.0%以下

24.2% 13.3%

21.0% 10.0%以下

31.2% 22.2%

28.0% 19.0%

市特定健診、 30代さわやか健診

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年度 平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」

平成 34年度

女性のやせ(BMI18.5 未満の人)の割合の減少

30歳代の女性 26.4% 20.0%以下 21.7% 15.0%以下 29.0% 20.0%

30代さわやか健診 平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年度 平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」

平成 34年度

肥満傾向にある子どもの割合の減少

小学5年生の男子 小学5年生の女子

3.7% 1.5%

3.7%以下 1.5%以下

男子:3.2% 女子:1.4%

男子:3.2%以下 女子:1.4%以下

男子:4.60% 女子:3.39%

減少傾向へ

「すこやかなこころと からだ」

平成 23年文科省 「学校保健統計調査」(愛知県分)

平成 34年度 平成 23年文科省 「学校保健統計調査」

平成 26年度

全出生数中の低出生体重児の割合の減少

平成23年度出生数 8.8% 5.0% 9.6% 9.6%以下 9.6% 減少傾向へ

人口動態統計 平成 23年厚労省「人口動態統計」(愛知県分)

平成 34年度 平成 22年厚労省 「人口動態統計」

平成 26年度

低栄養傾向の高齢者の割合の減少

65歳以上の市民 19.6% 19.6%以下 19.9% 19.9%以下 17.4% 22.0%

市特定健診、 後期高齢者健診

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年度 平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」

平成 34年度

食生活改善推進員養成講座 修了者数の増加

一般市民 161人 220人 8,651人 12,000人以上 - -

健康課 平成 23年愛知県 「市町村報告」

平成 34年度 - -

食生活改善推進員活動者数の増加

一般市民 39人 50人 - - - -

健康課 - - - -

朝食を毎日食べていない子どもの割合の減少

1歳半児 3歳児 小学3年生 小学5年生 中学1年生

0.4% 1.3% 0.4% 0.1% 0.8%

現状値以下 3歳児:5.7%

16~19歳:8.5% 3歳児:0%

16~19歳:5.0%以下 3歳児:データなし 16~19歳:7.2%

幼児健診アンケート、 学校栄養教諭アンケート

〈3歳児〉 平成 23年度愛知県 「乳幼児健康診査情報」

〈16~19歳〉 平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

〈3歳児〉 平成 34年度

〈16~19歳〉 平成 27年度

〈16~19歳〉 平成 21年厚労省 「国民健康・栄養調査」

朝食を抜くことが週に3回以上 ある人の割合の減少

30歳代の男性 30歳代の女性 40歳代以上の市民

25.0% 8.2% 5.1%

20.0%以下 5.0%以下 5.0%以下

- - - -

市特定健診、 30代さわやか健診

- - - -

朝食に野菜を食べていない 子どもの割合の減少

小学3年生 小学5年生 中学1年生

50.8% 42.3% 15.6%

現状値以下 273g 350g以上 282g 350g

学校栄養教諭アンケート

野菜摂取量成人 平成 20~23 年厚労省「国民健康・栄養調査」 ※「1日当たりの野菜摂取量の増加」より

平成 34年度

野菜摂取量成人 平成 22 年厚労省「国民健康・栄養調査」より ※「1日当たりの野菜摂取量の増加」より

平成 34年度

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日が ほぼ毎日の人の割合の増加

幼児健診に来所 した保護者

※- 80.0%以上 62.1% 80.0%以上 68.1% 80.0%

幼児健診アンケート (保護者)

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年度 平成 23年度内閣府 「食育の現状と意識に関する調査」

平成 34年度

就寝時間が遅い子どもの割合の減少 (22時台以降の子どもの割合)

1歳半児 3歳児

18.1% 24.0%

10.0% 20.0%

- - - -

幼児健診アンケート - - - -

甘いおやつを摂る子どもの割合の減少

1歳半児 3歳児

27.5% 42.1%

20.0% 30.0%

- - - -

幼児健診アンケート - - - -

甘い飲み物を摂る子どもの割合の減少

1歳半児 3歳児

22.9% 29.4%

15.0% 20.0%

- - - -

幼児健診アンケート - - - -

食育推進協力店登録の増加 市内店舗 25店舗 50店舗 2,332件 3,300件以上 - -

愛知県健康福祉部 平成 24年3月末愛知県食育推進協力店登録数

平成 34年度 - -

※新規指標で現状値がないため、平成 26年度に調査予定です。

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134

●身体活動・運動

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している人の割合の増加

30~64歳の男性 30~64歳の女性 65歳以上の男性 65歳以上の女性

44.2% 47.4% 60.4% 61.0%

44.5%以上 48.0%以上 61.0%以上 61.0%以上

男性 39.1% 女性 42.6%

- - -

市特定健診、 30代さわやか健診

平成 21年度 特定健康診査・特定保健指導情報分析・評価

- - -

1回 30分以上の軽く汗をかく 運動を週2回以上1年以上実施している人の割合の増加

30~64歳の男性 30~64歳の女性 65歳以上の男性 65歳以上の女性

33.2% 27.1% 61.3% 53.2%

33.5%以上 27.5%以上 62.0%以上 54.0%以上

成人男性:24.9% 成人女性:20.4%

高齢者男性:46.8% 高齢者女性:43.4%

成人男性:31.0%以上

成人女性:27.0%以上

高齢者男性:56.0%以上

高齢者女性:54.0%以上

成人男性:26.3% 成人女性:22.9%

高齢者男性:47.6% 高齢者女性:37.6%

成人男性:36.0% 成人女性:33.0%

高齢者男性:58.0% 高齢者女性:48.0%

市特定健診、 30代さわやか健診

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」 ※成人は 20~64 歳が対象、高齢者は 65歳以上が対象

平成 34年度

平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」 ※成人は 20~64 歳が対象、高齢者は 65歳以上が対象

平成 34年度

運動や食生活等の生活習慣改善をしてみようと思う人の割合の増加

30歳代の市民 40~74歳の市民

64.7% 39.9%

65.0%以上 50.0%以上

男性:65.8% 女性:68.5%

- - -

市特定健診、 30代さわやか健診

平成 21年度 特定健康診査・特定保健指導情報分析・評価

- - -

にっしん体操等を行うグループの増加

各地区 2グループ 20グループ - - - -

保健事業実績 - - - -

運動普及推進員養成講座修了者数の増加

一般市民 68人 100人 - - - -

健康課 - - - -

運動普及推進員活動者数の 増加

一般市民 20人 30人 - - - -

健康課 - - - -

●休養・心の健康づくり

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

睡眠で休養が取れていない人の割合の減少

30歳以上の市民 21.3% 17.0%以下 20.9% 17.0%以下 18.4% 15.0%

市特定健診、 30代さわやか健診

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年度

平成 21年厚労省 「国民健康・栄養調査」(20歳以上) ※「睡眠による休養を十分にとれていない者の減少」より

平成 34年度

ストレスや悩みを感じた時に相談する人がいる人の割合の増加

一般市民 80.5% 90.0% - - - -

市総合計画アンケート - - - -

自殺死亡率(人口 10万対)の 減少

人口動態の状況 18.3 減少 18.3 - 22.9 -

愛知県衛生年報、 瀬戸保健所事業概要

平成 24年愛知県 「人口動態統計」(確定数の概況)

- 平成 23年厚労省 「人口動態統計」

●たばこ(COPD含む)

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

妊婦の喫煙率の低下 妊婦 1.4% 0% 3.3% 0% 5.0% 0%

妊娠届出書 平成 23年度愛知県 「母子保健報告」

平成 34年度 平成 22年厚労省 「乳幼児身体発育調査」

平成 26年

喫煙率の低下

30歳以上の男性 30歳以上の女性

22.2% 4.3%

14.0%以下 4.3%以下

男性:28.4% 女性:6.5%

男性:17.0%以下 女性:4.0%以下

男性:32.2% 女性:8.4% 総数:19.5%

12.0%

市特定健診、 30代さわやか健診

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年.度 平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査」

平成 34年度

受動喫煙防止対策実施施設の増加

市内の施設 150か所 増加 7,959施設 13,000施設以上 - -

愛知県タバコダメダス、保健所

平成 24年 10月末現在健康対策課調べ タバコダメダス(名古屋市、中核市除く)

平成 34年度 - -

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資料編

135

●アルコール

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

妊婦の飲酒率の低下 妊婦 0.2% 0% 2.3% 0% 8.7% 0%

妊娠届出書 平成 23年度愛知県 「母子保健報告」

平成 34年度 平成 22年厚労省 「乳幼児身体発育調査」

平成 26年

生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合の減少(1日当たりの純アルコール量が男性 40g以上、女性 20g以上の人の割合の減少)

30歳代の男性 30歳代の女性 40~74歳の男性 40~74歳の女性

5.9% 1.1%

12.0% 1.1%

5.9%以下 1.1%以下

12.0%以下 1.1%以下

男性:16.4% 女性:3.6%

男性:15.0%以下 女性:3.0%以下

男性:15.3% 女性:7.5%

男性:13.0% 女性:6.4%

市特定健診、 30代さわやか健診

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年度 平成 22年厚労省 「国民健康・栄養調査

平成 34年度

●歯の健康

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

う歯のない人の割合の増加

1歳半児 3歳児

99.0% 87.4%

99.5% 95.0%

98.5% 86.3%

- 95.0%以上

- 77.1%

8020会議資料

〈1歳半児〉 平成 23年度 愛知県衛生年報

〈3歳児〉 平成 23年度愛知県 「乳幼児健康診査情報」

平成 34年度

〈3歳児〉 平成 21年度厚労省 「歯科健康診査実施状況調べ」

12 歳児のう歯がない人の割合の増加

小学6年生 61.9% 72.0% 67.6% 77.0%以上 54.6% -

「すこやかなこころと からだ」

平成 23年度愛知県 「地域歯科保健業務状況報告」

平成 34年度 平成 23年文科省 「学校保健統計調査」

妊産婦歯科健診受診率の増加

妊産婦 39.0% 55.0% 33.8 - - -

妊産婦歯科健診結果

平成 24年度愛知県

「地域歯科保健業務状

況報告」

- - -

成人歯周疾患検診受診率の 増加

節目成人歯周疾患検診対象者

10.4% 15.0%以上 - - - -

節目成人歯周疾患検診結果

- - - -

歯周病罹患率の減少

節目成人歯周疾患検診対象者

40.2% 30.0%以下 - - - -

節目成人歯周疾患検診結果

- - - -

8020、8820達成者の増加

80歳以上の市民 8020 79人 8820 12人

増加 40.7% 50.0%以上 38.3% 50.0%

愛豊歯科医師会からの推薦者

平成 24年愛知県 「生活習慣関連調査」

平成 34年度

平成 23年厚労省 「歯科疾患実態調査」 ※「80歳で 20本以上の自分の歯を有する者の割合の増加」より

平成 34年度

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136

●健康を支え、守るための環境づくり

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

食生活改善推進員養成講座 修了者数の増加

一般市民 161人 220人 8,651人 12,000人以上 - -

健康課 平成 23年愛知県 「市町村報告」

平成 34年度 - -

食生活改善推進員活動者数の増加

一般市民 39人 50人 - - - -

健康課 - - - -

食育推進協力店登録の増加 市内店舗 25店舗 50店舗 2,332件 3,300件以上 - -

愛知県健康福祉部 平成 24 年3月末愛知県食育推進協力店登録数

平成 34年度 - -

にっしん体操等を行うグループの増加

各地区 2グループ 20グループ - - - -

保健事業実績 - - - -

運動普及推進員養成講座修了者数の増加

一般市民 68人 100人 - - - -

健康課 - - - -

運動普及推進員活動者数の 増加

一般市民 20人 30人 - - - -

健康課 - - - -

健康づくり市民サポーター登録者数の増加※

一般市民 グループ

101人 3グループ

400人 30グループ

- - - -

保健事業実績 - - - -

受動喫煙防止対策実施施設の増加

市内の施設 150か所 増加 7,959施設 13,000施設以上 - -

愛知県 タバコダメダス、保健所

平成 24年 10月末現在健康対策課調べ タバコダメダス(名古屋市、中核市除く)

平成 34年度 - -

介護支援ボランティア事業の 登録ボランティア数の増加※

65歳以上の市民 - 200人 - - - -

高齢福祉課 - - - -

※以外の指標は再掲です。

●健やか親子・母子保健

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

乳幼児健診の受診率の増加 (3~4か月児、1歳半児、3歳児)

3~4か月児 1歳半児 3歳児

99.3% 98.3% 96.7%

100% 3~5か月児:98.4%

1歳半児:96.9% 3歳児:94.9%

- - -

母子保健報告 平成 23年 愛知県衛生年報

- - -

定期予防接種率の増加 (MR1期、MR2期)

1~2歳未満児 5歳児

99.5% 96.5%

100% - - - -

乳幼児健診の問診票 - - - -

子育てについて相談のできる人がいる人の割合の増加※

3~4か月児 1歳半児 3歳児

98.3% 97.8% 97.2%

100% - - - -

乳幼児健診の問診票 - - - -

ゆったりとした気分でお子さんと過ごせる時間がある人の割合の増加※

3~4か月児 1歳半児 3歳児

84.9% 82.1% 74.6%

90.0% 90.0% 80.0%

73.6% 80.0%以上 - -

乳幼児健診の問診票 平成 23年度愛知県 「乳幼児健康診査情報」

平成 34年度 - -

同居家族に喫煙する人がいる人の割合の減少※

3~4か月児 1歳半児 3歳児

34.1% 32.7% 32.0%

20.0%以下 3~4か月児:37.1%

1歳半児:38.6% 3歳児:34.8%

20.0%以下 - -

乳幼児健診の問診票 平成 23年度愛知県 「乳幼児健康診査情報」

平成 34年度 - -

※乳幼児健診を受診した保護者を対象とします。

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資料編

137

●安全

評価指標 対象 市 愛知県 国

現状値 目標値 現状値 目標値 現状値 目標値

1年間に転倒した経験がある人

の割合の減少

65歳以上の市民 16.6% 減少 - - - -

高齢福祉課 すこやかチェック (基本チェックリスト)

- - - -

乳幼児のいる家庭で事故防止

対策を行っている人の割合の

増加※

3~4か月児

1歳半児

3歳児

67.0%

42.5%

94.5%

80.0%

80.0%

98.0%

- - - -

乳幼児健診の問診票 - - - -

救命救急講習受講者の増加 一般市民 1,825人 増加 - - - -

日進消防署資料 - - - -

休日・夜間の救急医療情報セン

ターを知っている人の割合の

増加

一般市民 53.8% 65.0% - - - -

市総合計画 - - - -

※乳幼児健診を受診した保護者を対象とします。

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か行

あ行

さ行

6 用語解説

用語・意味

インフラ

インフラストラクチャーの略語で、産業基盤、経済基盤、社会的生産基盤などによる施設のこと。

具体的にはダムや道路網、教育施設などのこと。

運動普及推進員

健康づくりのための運動を広く地域に普及するボランティア。

HbA1c

ヘモグロビンA1cという言葉の略で、過去1~2か月の血糖値の状態がわかる値のこと。

測定することで、 最近の糖尿病の治療状況がわかる。また、 糖尿病の診断にも用いられる。

AED(Automated External Defibrillator)

自動体外式除細動器のこと。心臓の致死的な不整脈を感知して電流を流し、心臓を正常に戻すこ

とができる器械。

HDLコレステロール

血管内壁にへばりついて動脈硬化を引き起こすコレステロールを引き抜いて、肝臓まで運ぶ働き

をする。このことから「善玉コレステロール」と呼ばれている。

NCD(Non-Communicable Diseases)

非感染性疾患のこと。世界保健機関(WHO)は、不健康な食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒

等の原因が共通しており、生活習慣の改善により予防可能な疾患をまとめて「非感染性疾患(NC

D)」と位置付けている。心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患などが主なNCDになる。

LDLコレステロール

細胞内に取り込まれなかった余剰なコレステロールを血管内に放置し、動脈硬化を引き起こす原

因となるため、「悪玉コレステロール」と呼ばれている。

QOL(quality of life)

日本では「生活の質」と訳される言葉で、世界保健機関(WHO)は、「個人が生活する文化や価

値観の中で、目標や期待、あるいは基準や関心に関連した自分自身の人生の状況に関する認識」と

難しく定義している。これは、物の数量的に満たされた現代社会において、「量よりも質を高めた生

活を目指すべきであるという気持ち」を表す。

健康格差

厚生労働省によると「地域や社会経済状況の違いによる集団間における健康状態の差」と定義し

ている。

健康寿命

日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと。

COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease )

慢性気管支炎、肺気腫(はいきしゅ)、びまん性汎細気管支炎など、長期にわたり気道が閉塞状態に

なる病気の総称。正常な呼吸が困難になり、せき、たん、息切れなどの症状がみられるようになる。

CKD(Chronic kidney Diseases )

慢性腎臓病のこと。慢性的に経過する腎臓の病気のことをいい、腎炎、糖尿病性腎症、慢性糸球体

腎炎、腎硬化症などが含まれる。CKDが進行し、腎機能の低下が継続することで脳卒中、心筋梗塞

など心血管病の発症・進行を増加させることが明らかになり、最も注意すべき病気の1つである。

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資料編

139

た行

用語・意味

SIDS(sudden infant death syndrome)

乳幼児突然死症候群のこと。それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間

に突然死亡してしまう病気。厚生労働省によれば日本では 6,000~7,000人に1人の割合で起こって

おり、生後2か月から6か月の赤ちゃんに多いとされている。

主食・主菜・副菜

主食とは、ごはん・パン・めん類などの穀類を主材料とする料理のことで、主としてエネルギー

源となる炭水化物の供給源となる。

主菜とは、肉・魚・卵・大豆・大豆製品などが主材料となる、副食の中心となる料理のことをい

い、主にたんぱく質や脂質の供給源となる。

副菜とは、野菜・きのこ・海藻・いも類などが主材料となるおかずのことをいい、主食や主菜に

不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維などの供給源となる。

受動喫煙

自分の意思と関係なく、喫煙により生じた副流煙(喫煙者が吸い込む主流煙に対して、たばこの

先から出る煙)と呼出煙(喫煙者が吐き出した煙)を発生源とする、有害物質を含む環境たばこ煙

に暴露され、それを吸入することである。

食生活改善推進員

食に関する正しい知識を学び(市が養成している)、自分や家族、市民の方の食生活改善に取り組

む食を通じた健康づくりボランティア。

身体活動

「生活活動」と「運動」に分けられる。このうち、生活活動とは、日常生活における労働、家事、

通勤・通学などの身体活動を指す。また、運動とは、スポーツ等の、特に体力の維持・向上を目的

として計画的・意図的に実施し、継続性のある身体活動を指す。

生活習慣病

厚生労働省によると「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に

関与する疾患群」と定義している。代表的な疾患として、「高血圧症」「脂質異常症」「糖尿病」「肥

満症」があげられる。

節度ある適度な飲酒

厚生労働省は「健康日本21」の中で、「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節

度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで 20g程度である。」と定義している。

※純アルコール 20gとは、以下の例のうち、どれか1種類を飲酒した場合に相当する。

例:ビール中ビン1本、日本酒1合、チュウハイ(7%)350ml缶1本、ウイスキーダブル1杯

ソーシャルキャピタル

地域に根ざした信頼や社会規範、社会参加、ネットワークといった社会資本等をさす。

具体的には、人々が持つ信頼関係やネットワーク(つきあい・交流)、社会活動への参加のこと。

中性脂肪

脂質(あぶら)の一種で「トリグリセライド」とも呼ばれており、身体の中で最も多く含まれて

いる脂肪のこと。中性脂肪は日常活動で消費するエネルギーの中心であり、筋肉などでエネルギー

として利用されるため、体内に必要不可欠な物質である。

特定健康診査・特定保健指導

健康保険法の改正によって、平成 20年4月より 40~74 歳の保険加入者を対象として、全国の市

町村で導入された新しい健康診査・保健指導。

糖尿病や高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、

メタボリックシンドロームに着目し、この該当者及び予備群を減少させるための特定保健指導を必

要とする方を、特定健康診査で的確に抽出するために行う。

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は行

ま行

な行

や行

用語・意味

にっしん体操

平成 23年 10月に完成したご当地体操。市民の健康づくり計画「いきいき健康プランにっしん2

1」に基づき、その重点取り組みである『メタボリックシンドローム対策』と『心の健康づくり対

策』の具体的な取り組みの1つとして、大学との連携により作成されたもの。

この体操は、体力別に4種類あり、子ども達からは、楽しさと元気と可愛らしさをもらい、大人

においては生活習慣病予防に、高齢者においては認知症予防(脳萎縮)と介護予防(大腿骨骨折、

圧迫骨折、肩こり、頭痛、便秘、めまい、たちくらみの予防)に重点をおいている。

にっしん健康づくり市民サポーター

「いきいき健康プランにっしん21」に基づき、健康づくりに関する活動に取り組んでいる個人・

団体を「にっしん健康づくり市民サポーター」として認定・登録するもの。

パブリックコメント

公的な機関が規則あるいは命令などの類のものを制定しようとするときに、広く公に(=パブリッ

ク)に、意見・情報・改善案など(=コメント)を求める手続のこと。

公的な機関が規則などを定める前に、その影響が及ぶ対象者などの意見を事前に聴取し、その結

果を反映させることによって、よりよい行政を目指すもの。通称パブコメ。

8020(ハチマルニイマル)運動

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても 20

本以上自分の歯を保とう」という運動。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われているため、「生涯、自分の

歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まった。

標準化死亡比(ベイズ推定値=EBSMR)

基準死亡比(人口 10万対の死亡数)を対象地域にあてはめた場合に、計算により求められる期待

される死亡数と実際に観察された死亡数を比較するもの。全国の平均を 100としており、標準化死

亡比が 100以上の場合は全国の平均より死亡率が多いと判断され、100以下の場合は死亡率が低いと

判断される。(標準化死亡比=実際の死亡数/期待死亡数×100%)

ベイズ推定値は、地域間比較や経年比較に耐えうるように、より安定性の高い指数を求めるため、

出現数の少なさに起因する偶然変動の影響を減少させた推定値のこと。

BMI

ボディ・マス・インデックス (Body Mass Index) の略。「体重 (kg) ÷身長 (m) ÷身長 (m)」で

算出される。肥満度を測るための国際的な指標で、医学的に最も病気が少ない数値として 22 を「標

準体重」とし、18.5 未満なら「低体重」、18.5以上 25未満を「普通体重」、25 以上を「肥満」とし

ている。

ポピュレーションアプローチ

対象を一部に限定しないで、健康障害を引き起こす危険因子を持つ集団全体に対して、その危険

度を下げるよう働きかける方法や環境整備のこと。

メタボリックシンドローム

内臓脂肪症候群ともいう。内臓脂肪型肥満(おなかの内臓のまわりに脂肪がたまるタイプの肥満)

に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態。

有所見者

健康診査結果に、「要治療」「要精密検査」「要経過観察」「要通院」などと記載された人のこと。

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資料編

141

ら行

用語・意味

ゆさぶられっ子症候群

概ね生後6カ月以内の新生児や乳幼児の体を激しく揺することで発症する内出血などの外傷のこと。

児童虐待ともなりうるもので、乳児揺さぶり症候群ともいう。

子どもの首が激しく揺さぶられることで頭蓋内出血(硬膜下血腫が多い)や脳の断裂を起こすこと

がある。乳児期に多くほとんどが2歳以下である。

ライフステージ

人生の各段階。幼少期、青年期、壮年期、老年期などの段階に分けられる。

リスクファクター

危険因子とも呼ばれる。ある病気を引き起こす、あるいはある病気に付加的に働く因子のこと。

ロコモティブシンドローム

運動器の衰え・障害(加齢や生活習慣が原因といわれる)によって、要介護になるリスクが高まる

状態。運動器症候群、ロコモと呼ばれることもある。

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第2次

いきいき健康プランにっしん21

発行日:平成26年3月

発行者:日進市 健康課(保健センター)

住 所:〒470-0131

日進市岩崎町兼場101-1

TEL:(0561)72-0770