政治学科 - 駒澤大学 ·...

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専門教育科目 科目名 学年 1 2 3 4 コース共通科目 政治学基礎 憲法 日本政治入門 現代政治理論入門 現代政治分析入門1 現代政治分析入門2 国際関係入門 国際社会入門 行政学・公共政策入門 政治コミュニケーション入門 基礎演習 演習Ⅰ 外書講読Ⅰ(英書) 演習Ⅱ 外書講読Ⅱ(英書) 政治学特殊講義(1)~(3) 実務者講座 比較憲法 時事問題研究 外交史 国際関係とメディア 世界政治とメディア 国際経済論a/b 地域計画論A/B 時事英語 財政学 国際紛争解決法 社会保障法 他コースの選択必修科目など 現代社会と政治コース 政治学方法論1・2 科目名 学年 1 2 3 4 現代政治理論応用 政治思想史 政治制度論 日本政治史 ヨーロッパ政治史 政治過程論 国際関係論 比較政治学 政治社会学 政治経済学 外交・安全保障論 グローバルガバナンス論 ジェンダーと政治 行政・公共政策コース 地方行政 政策決定論 行政法総論 民法(総則・物権法) 刑法総論 地方自治法 都市・まちづくり論 社会政策 環境政策 公共政策論 政治経済学 行政救済法 労働法 国際・地域研究コース ヨーロッパ政治史 日本政治史 国際関係論 比較政治学 科目名 学年 1 2 3 4 外交・安全保障論 国際法 政治経済学 北米政治論 中南米政治論 オセアニア政治論 中東政治論 アフリカ政治論 東アジア政治論 東南アジア政治論 南アジア政治論 ロシア政治論 ヨーロッパ政治論 EU政治論 グローバルガバナンス論 政治とメディア研究コース 政治制度論 政治過程論 政策決定論 比較政治学 政治学方法論1・2 マス・コミュニケーション論 ジャーナリズム論 比較メディア論 数量政治学 政治心理学 政治社会学 政治経済学 必修 選択必修 選択 専門教育科目:92単位 全学共通科目:30単位 広 域 選 択:6単位 選択必修:40単位 選択:52単位 卒業に必要な単位128単位 教員をはじめ、社会の各分野で次世代の 人間育成と持続可能な社会の形成に深く 携わる人 材を育てます。 現代社会と政治コース 情 報 収 集 技 術とメディアリテラシーを修 得 し、マスコミや企業の企画・開発・宣伝広 報 部 門で活 躍できる人 材を育てます。 政 治とメディア研 究コース 海外の地域や人に関する深い知識を持ち、 国際機関やグローバルに活動する企業で 活 躍できる人 材を育てます。 国際・地域研究コース 公務員および行政の公共性を理解した上 で、望ましい・住みやすい地域社会の構築 に関 与できる人 材を育てます。 行政・公共政策コース 2020年度(予定)

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Page 1: 政治学科 - 駒澤大学 · について肯定派と否定派に分かれて、チームごとに意見を述 べ合います。ディベートを通して、客観的な立場で物事を考

政治学の多岐にわたる分野を体系的かつ効率的に学べるカリキュラムを提供しています。政治学の基本的な理解を深めるための入門的な専門教育科目を1年次から受講できるので、入学時点で自分が何を学びたいのかはっきりしていない人でも、将来の方向性を見つけられます。

法学部

政 治 学 科判断力、行 動力、問題解決能力を備えた実践的な教養人を育成する

 学科の特色

多岐にわたる豊富な専門科目を効率的に学ぶ

2年次以降は4つのコースのなかから自分自身の関心や将来像にあったコースを選択します

(コース登録は1年次秋)。各コースはそれぞれの専門科目を体系的に順序立てて学べるようにカリキュラムを組んでいるので、専門性を深め、関心を拡げる学修が可能です。

4つのコース制で体系的な学修を実現

ゼミではフィールド・リサーチやディベート、国会見学など教員の工夫を活かした指導があります。公務員、議員、NPO、民間企業の方など本学科卒業生を招いた「実務者講座」やジャーナリズム・政策研究所の講座では政治や行政やマスコミの実務も学べます。

豊富な教授陣と現代社会の「骨組み」を学ぶ

 専門教育科目

科目名 学年1 2 3 4

コース共通科目政治学基礎 ■憲法 ■日本政治入門 ■ ■ ■ ■現代政治理論入門 ■ ■ ■ ■現代政治分析入門1 ■ ■ ■ ■現代政治分析入門2 ■ ■ ■ ■国際関係入門 ■ ■ ■ ■国際社会入門 ■ ■ ■ ■行政学・公共政策入門 ■ ■ ■ ■政治コミュニケーション入門 ■ ■ ■ ■基礎演習 ■演習Ⅰ ■外書講読Ⅰ(英書) ■演習Ⅱ ■外書講読Ⅱ(英書) ■政治学特殊講義(1)~(3) ■ ■ ■実務者講座 ■ ■ ■比較憲法 ■ ■ ■時事問題研究 ■ ■ ■外交史 ■ ■ ■国際関係とメディア ■ ■ ■世界政治とメディア ■ ■ ■国際経済論a/b ■ ■ ■地域計画論A/B ■ ■ ■時事英語 ■ ■ ■財政学 ■ ■ ■国際紛争解決法 ■ ■社会保障法 ■ ■他コースの選択必修科目など ■ ■ ■現代社会と政治コース政治学方法論1・2 ■ ■ ■

科目名 学年1 2 3 4

現代政治理論応用 ■ ■ ■政治思想史 ■ ■ ■政治制度論 ■ ■ ■日本政治史 ■ ■ ■ヨーロッパ政治史 ■ ■ ■政治過程論 ■ ■ ■国際関係論 ■ ■ ■比較政治学 ■ ■ ■政治社会学 ■ ■ ■政治経済学 ■ ■ ■外交・安全保障論 ■ ■ ■グローバルガバナンス論 ■ ■ ■ジェンダーと政治 ■ ■ ■行政・公共政策コース地方行政 ■ ■ ■政策決定論 ■ ■ ■行政法総論 ■ ■ ■民法(総則・物権法) ■ ■ ■刑法総論 ■ ■ ■地方自治法 ■ ■ ■都市・まちづくり論 ■ ■ ■社会政策 ■ ■ ■環境政策 ■ ■ ■公共政策論 ■ ■ ■政治経済学 ■ ■ ■行政救済法 ■ ■労働法 ■ ■国際・地域研究コースヨーロッパ政治史 ■ ■ ■日本政治史 ■ ■ ■国際関係論 ■ ■ ■比較政治学 ■ ■ ■

科目名 学年1 2 3 4

外交・安全保障論 ■ ■ ■国際法 ■ ■ ■政治経済学 ■ ■ ■北米政治論 ■ ■ ■中南米政治論 ■ ■ ■オセアニア政治論 ■ ■ ■中東政治論 ■ ■ ■アフリカ政治論 ■ ■ ■東アジア政治論 ■ ■ ■東南アジア政治論 ■ ■ ■南アジア政治論 ■ ■ ■ロシア政治論 ■ ■ ■ヨーロッパ政治論 ■ ■ ■EU政治論 ■ ■ ■グローバルガバナンス論 ■ ■ ■政治とメディア研究コース政治制度論 ■ ■ ■政治過程論 ■ ■ ■政策決定論 ■ ■ ■比較政治学 ■ ■ ■政治学方法論1・2 ■ ■ ■マス・コミュニケーション論 ■ ■ ■ジャーナリズム論 ■ ■ ■比較メディア論 ■ ■ ■数量政治学 ■ ■ ■政治心理学 ■ ■ ■政治社会学 ■ ■ ■政治経済学 ■ ■ ■

総計:927人2018年5月1日時点

女子:296人(32%)

男子:631人(68%)

■ 必修 ■ 選択必修 ■ 選択専門教育科目:92単位全学共通科目:30単位広 域 選 択:6単位

■ 選択必修:40単位■ 選択:52単位卒業に必要な単位128単位

教員をはじめ、社会の各分野で次世代の人間育成と持続可能な社会の形成に深く携わる人材を育てます。

現代社会と政治コース

在 学 生 m e s s a g e

猪野 友梨奈政治学科 4年

八雲学園高等学校 出身

Mon. Tue. Wed. Thu. Fri . Sat .1 東アジア政治論2 公共政策論 中国語 中国語 EU政治論3 中国語 基礎演習 マス・コミュニケーション論 都市・まちづくり論 比較政治学 現代政治分析入門14 憲法 行政学・公共政策入門 国際関係論 国際社会入門56

 高校生の頃から英語や中国語、韓国語といった外国語だけでなく、その国の文化や政治にも関心があったので、地域文化と政治をともに学べるこの学科を選びました。実際に学んでみると、政治制度はもちろん、今日のような政治体制を確立するに至った歴史や文化についても理解を深められるなど、興味の尽きない学問だと実感しています。政治はそれぞれの国の歴史や文化をはじめ

としたさまざまな経緯から成り立っているものですから、当然国ごとに異なります。そこで国ごとの政治を比較したり、他国との関係性を学ぶことで政治論はもちろん、地域理解も深まります。この学科には、北米、中南米、オセアニア、中東、アフリカ、東アジア、東南アジア、南アジア、ロシア、ヨーロッパと、世界各地の政治論を学べる環境がありますから、学びはかなり深度のあるものになります。

政治体制を確立するに至った歴史や文化も学べる

2年次前期の時間割

情報収集技術とメディアリテラシーを修得し、マスコミや企業の企画・開発・宣伝広報部門で活躍できる人材を育てます。

政治とメディア研究コース海外の地域や人に関する深い知識を持ち、国際機関やグローバルに活動する企業で活躍できる人材を育てます。

国際・地域研究コース公務員および行政の公共性を理解した上で、望ましい・住みやすい地域社会の構築に関与できる人材を育てます。

行政・公共政策コース

  4 年 間の流れと身につく力

政治・行政の入門科目を中心に政治社会の骨組みについての知識と考え方を学ぶ。

1年次

将来の目標に応じて主体的にコースを選択し、各コースの基礎となる知識と方法を身につける。

2年次

実践や実務を視野に入れた、各コースの専門的・発展的内容を学ぶ。他学部・他学科の関連科目にもチャレンジできる。少人数の演習では、これまでの知識を応用して研究・調査する。

3・4年次

政治や社会問題、時事ネタなど、その場で与えられたテーマについて肯定派と否定派に分かれて、チームごとに意見を述べ合います。ディベートを通して、客観的な立場で物事を考え、論理的に筋道を立てて発表するという思考力や度胸が得られるほか、大会に向けた練習で仲間と過ごす時間を通して、協力する大切さを学びます。

▶ 学 科 T O P I C Sディベート大会

■ 自由度の高い学びで豊かな感性と行動力がはぐくまれる。■ 現代社会の「骨組み」を理解できるようになる。■ 政治や社会の変化に対応できる専門的素養と総合的知識を持てる。

4年間で身につく力

警察や消防を含む公務員ほか、商社、銀行、ITサービス、製造などの業界で活躍しています。

■ 少子化・高齢化時代の日本の労働力問題の考察■ インターネットと排外主義増大の関係■ 日本の防衛産業の現状と未来について■ アメリカのLGBT政策の揺り戻し■ 少年犯罪者(凶悪事件)の実名報道の是非■ 復興と危機管理-東日本大震災と政治

卒論テーマ・研究課題例

卒業後の進路

明和地所/山崎製パン/タカラスタンダード/岩手日報社/産業経済新聞社/下野新聞社/キッセイ薬品工業/ノーリツ/コニカミノルタ/全日本空輸/日本出版販売/三越伊勢丹/武蔵野銀行/野村證券/大和証券/日本生命保険/中央労働金庫/USEN /とちぎテレビ/ホテルニューグランド/日本郵政グループ/弁護士法人ベリーベスト法律事務所/防衛省 海上自衛隊/静岡県庁/栃木県庁/神奈川県警察本部/警視庁/新潟市消防局

主な就職先

取得可能な資格

※詳細はP79をご覧ください。

※詳細はP81をご覧ください。

2020年度(予定)

教 員 m e s s a g e

 私は現代中国の外交政策や安全保障戦略を研究しています。駒澤大学法学部では、「東アジア政治論」「国際関係論」「国際関係入門」の講義や国際関係のゼミを担当しています(「国際関係論」と国際関係のゼミは法律学科にも開講)。現在の日本を取り巻く国際環境は、極めて厳しい状況にあります。反グローバリズムが広がり、内向きの保護主義が台頭しています。また、既存の秩序と相いれない独自の主張に基づく行動やパワーを背景とした一方的な現状変更の試みを続けている修正主義国が、日本を含むアジア周辺の安定を脅かしています。このような時代の国際関

国際社会の理解を深めましょう

係を、日本的なものの見方だけで理解できるでしょうか。多様な地域や国の原理から分析することが求められています。多様な地域を学べる日本でも有数のカリキュラムが駒澤大学の政治学科にはあります。駒澤大学の政治学科では、全地球をカバーする地域研究(Area Studies)科目も開講しています。地域研究は政治学、経済学、社会学、文化人類学などの社会科学の手法や考え方を総合的に利用する学際的な学問です。地域研究・比較政治学・国際関係論・国際法などの科目を相互補完的に理解することで、国際政治や国際社会に対する理解を深めることができるでしょう。

三船 恵美専門:国際関係論

三船先生の研究実績はこちらから

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法学部

政治学科

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