Azureへかんたん移行編 - commvault.co.jp · Azure環境の登録 1 0 4...
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本ドキュメントについて / 免責事項 / 著作権
• 本ドキュメントについて本ドキュメントは、Commvault の Azureへの移行機能を試すための設定手順を理解していただくことを⽬的に記述されております。本ドキュメントに記載されていない Commvault に関する詳細情報、互換性情報およびその他の技術情報につきましては、弊社ドキュメントサイト( http://documentation.commvault.com ) をご参照ください。
• 免責事項について本ドキュメントは情報提供と便宜を⽬的として、現状有姿のままで提供されます。Commvault は事前の通知なしに本ドキュメントの内容を修正、変更する権利を留保します。本ドキュメントにおいて使⽤されている構成は架空のものであり、説明のためだけに使⽤されます。実在するものとは⼀切関係ありません。また、本ドキュメントの内容の正確性や使⽤に関しては Commvault は何ら保証しません。
• 著作権すべての著作権は Commvault Systems Japan 株式会社が所有しております。記載された会社名および製品名等は該当する各社の商標または登録商標です。
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ハンズオンのシナリオ
オンプレにあるvSphere上の
Windows Server 2008R2がインストールされた仮想マシンを
Commvaultを使い、Premium SSDの管理ディスクを持った仮想マシンとしてAzure上に移行します
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ハンズオンラボの構成
VMware Workstation上に、Commvault のサーバーと、ネストしたESXサーバーならびに移行対象の仮想マシンを仮想マシンとして⽤意してあります。
Azure移行対象仮想マシン
Virtual Machine
オンプレミス想定
AzureVirtual Machine
オンプレにある仮想マシンをダイレクトに
Azureへ
VM
ESXi 6.x
VM
VMwareWorkstation
データ取り込み
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本書での環境概略
• オンプレミス側- 移行対象仮想マシン
ホスト名 :Win2k8r2-01
IPアドレス :DHCP
ユーザー名 :administrator
パスワード :Password#
- Commvault サーバーホスト名 :cvlt-08
IPアドレス :192.168.1.18
ユーザー名 :administrator
パスワード :Password#
※インターネットへの接続およびAzureへの通信が可能
- ESXi サーバーホスト名 :esxi6-01
IPアドレス :192.168.1.108
ユーザー名 :root
パスワード :Password#6
本書での環境概略
• Azure- 有効なサブスクリプション、およびその管理権限を持つアカウント
パスワード :Password###1
※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります例)[email protected]
• Commvault- 管理コンソールへのログイン
ユーザー名 :admin
パスワード :Password#1
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⽤語
用語 意味
Admin Console(管理コンソール)
管理者向けの簡易的なコンソール。Admin Consoleとは別に、詳細な設定が可能なCommCell Consoleユーザー向けのWeb Consoleがあります
ストレージターゲット バックアップ先のデバイス。ライブラリとも呼びます
ストレージプール重複排除の設定、および利⽤するストレージターゲットをプール化したもの。複数のストレージターゲットや、複数の重複排除DBを束ねてひとつのプールに出来ます
VMグループ 移行(データの取得)対象の設定です
CommServe(CS)バックアップ先やジョブなどの各種設定を作成・管理するサーバーですバックアップの実行などもこのサーバーがキックします
MediaAgent(MA)バックアップ先のデバイスを接続し、実際にバックアップデータを流すサーバーです複数台⽤意し、環境を拡張していくことが出来ます本書では、CommServeと同居し、1台で構成。
プロキシ今回の設定中に表示される「プロキシ」はVirtual Server Agentがインストールされたサーバーを指します
8
本ハンズオンでの手順
9
1 VMware環境の登録3
リソースグループの作成5
Azure環境の登録10
移行対象VMのキャプチャ4 移行の実行11
Appの作成とサブスクリプションへの紐づけ
7
Azure
Virtual Machine
AzureVirtual Machine
オンプレにある仮想マシンをダイレクトに
Azureへ
Commvaultのインストール
2 初期設定- メール設定- バックアップ先の設定
ストレージアカウントの作成6
動作確認12
仮想ネットワークとセキュリティグループの作成
8
各種IDの確認9
移行対象仮想マシン
オンプレミス想定
ESXi 6.x
データ取り込み
• 青丸の手順を今回やって頂きます。赤丸の手順は既に済ませてあります。
Azure側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Commvaultのサーバー側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
Azure側で作業
10
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
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Commvaultのインストール
• まず最初に、サーバーにCommvaultをインストールします。
• インストールするコンポーネントは主に以下の5つです- CommServe
- MediaAgent
- Web サーバー- Admin コンソール- CloudApps(キャプチャ先をAzureストレージにする場合)
※CommServeのインストールを行うとSQL Server 2014 Standard Editionもインストールされます。このSQL Serverのライセンスは Commvault社のOEMライセンスとしてユーザーに提供されるため、別途購入する必要はありません。
• Cドライブ、およびEドライブを割り当てておきますサイズは特に大きな仮想マシンの移行を行うのでなければ60GB / 80GBほどでもかまいません
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CommvaultCommServe
Media Agent
Web サーバー
C
E
60GB
80GB
【参考】Commvault サーバーのディスクの割り当てについて
14
• CommServeならびにMedia Agentを同居させた場合サーバーのディスクドライブの割り当ては以下が推奨となります。
CommvaultCommServe
+MediaAgent Volume 1 OS / Commvault ソフトウェアのインストール
ある程度のディスクパフォーマンスを要します
比較的容量単価の安いNASでも可能です。
Volume 2 Commvault データベース(MS SQL Std⽤)
Volume 5 重複排除処理後のセグメント格納⽤
Volume 3 バックアップデータのIndex情報保管⽤
Volume 4 重複排除のデータベース(重複排除DDB⽤)
CommServe
MediaAgent
Commvaultのインストール
• Commvault_R80_SPXX_XXXX.exe もしくは、ダウンロードしたCommvaultのバイナリ中にある、Setup.exeをダブルクリックし、インストーラーが表示される事を確認します。
既にダウンロードしている場合※ダウンロード手順につきましては
「インストールパッケージのダウンロード」をご参考下さい
Download Managerから直接インストールする場合
※解凍を促すウィザードの後、インストールが始まります
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Commvaultのインストール
CommServeデータベースパスの設定画面が表示されます。
• デフォルトのパスのまま、ウィンドウ右下にある「>」マークをクリックします※デフォルトはC:¥Program Files¥Commvault¥ContentStoreです変更することも可能です
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Commvaultのインストール
障害復旧パスの設定画面が表示されます。
• C:¥DRをパスに指定し、ウィンドウ右下にある「>」マークをクリックします。※本書では障害復旧には言及しないため、どのパスでも構いません。
UNCパスにて共有フォルダへの書き出しも可能です。本来では、Commvaultのサーバーがダウンした際に備え、他のサーバー上などにします UNCパスを指定することも
可能です。その場合は、「ネットワークパスを使⽤する」
を選択します
24
Commvaultのインストール
少しすると、クライアントコンピュータの情報画面が表示されます。
• クライアント名、ホスト名共に、インストールを行っているコンピューターのホスト名が表示されている事を確認します。※ドメインに参加している場合、クライアント名は、ホスト名部分のみ、ホスト名はFQDNで表示されます。
• ウィンドウ右下にある「>」マークをクリックします。
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Commvaultのインストール
ファイアウォール構成画面が表示されます。
• 「はい、すべてのプロファイルに~」を選択します。※ファイアウォールをオンにしたままの状態にしたい場合には、「いいえ、ファイアウォールプロファイルが~」を選択してください。
• ウィンドウ右下にある「>」マークをクリックします。
28
Commvaultのインストール
データベースインストールオプション画面が表示されます。
• 「新しいデータベースを作成」を選択します。
• ウィンドウ右下にある「>」マークをクリックします。データベースのインストールが開始されます。
29
Commvaultのインストール
しばらくして、Commvault ID画面が表示されます。
• 「新しいアカウントを作成」を選択した後、ユーザー名等を入力します。
•入力完了後、ウィンドウ右下にある「>」マークをクリックします。
パスワードはPassword#1
など、大文字、記号、数字を含む必要があります
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ハンズオンではadmin
Password#1でユーザー名とパスワードを設定しています
Commvaultのインストール、設定
インストールと構成が正常に完了した旨、画面が表示されます。
• 「Admin Console URL」に記載されているアドレスをクリックします。※http://<ホスト名>/adminconsole になります。
• 「完了」ボタンをクリックします。Admin Consoleは
CommvaultのWebベースの簡易コンソールになります
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Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
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初期設定
• Admin Consoleのログイン画面にてインストール時に設定した、Commvaultの管理者アカウントを入力します。
• 「ログイン」ボタンをクリックします。
ユーザー名:adminパスワード:Password#1
を入力します
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Commvaultの初期セットアップ
コアセットアップ画面の電子メールの設定画面が表示されます。
• SMTPサーバーなど各種設定を行います。
• 「保存」ボタンをクリックします。 SMTP サーバー :mail.test.comSMTP ポート :25送信者名 :cvadminを入力します。※電子メール欄はそのままでOKです※SMTPサーバーは仮のもので結構です
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Commvaultの初期セットアップ
ストレージプールの追加画面が表示されます。
•名前、ストレージプールのタイプなど各種設定を行います。
• 「保存」ボタンをクリックします。
ローカルパス:E:¥DataDDBパーティションパス:E:¥DDBを入力します。
名前:LocalStorageストレージプールのタイプ:重複排除ストレージを設定します。
39
Commvaultの初期セットアップ
バックアッププランの作成画面が表示されます。
• プラン名を設定します。
•バックアップウィンドウ右側の曜日をクリックします。
月曜日から金曜日~と表示されている個所をクリックします
プラン名:migrateと入力します。
40
Commvaultの初期セットアップ
バックアップウィンドウの編集画面が表示されます。
•月曜日~金曜日までをそれぞれクリックし、塗りつぶします
• 「保存」ボタンをクリックします。
月曜日から金曜日までをクリックし全部を塗りつぶします。
設定後、「保存」ボタンをクリックします。
41
Commvaultの初期セットアップ
バックアッププランの作成画面が再度表示されます。
•バックアップウィンドウ右側の表示が、「月曜から日曜日:⼀日中」となることを確認します。
• 「保存」ボタンをクリックします。
「保存」ボタンをクリックします。
バックアップウィンドウが⼀日中になったことを確認します
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Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
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VMware環境の登録
次に、ハイパーバイザーを追加画面が表示されます。
• タイプ、サーバー名、クレデンシャルを入力します。
• 「保存」ボタンをクリックします。
タイプ :VMwareサーバー名 :192.168.1.108表示名 :esxiユーザー名 :rootパスワード :Password#
192.168.1.108
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VMグループの追加
VMグループの追加画面が表示されます。
•名前、移行対象の仮想マシン、プランを設定します。
• 「保存」ボタンをクリックします。名前:vm01
先に作成した、migrateを選択します
移行対象として「win2k8r2-01」にチェックを入れます
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Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
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移行対象VMのキャプチャの実行
画面がジョブのプロパティに切り替わります。
• しばらくして、現在のフェーズがCompletedになることを確認します。※通常、Windows Server 2008R2のインストールを行ったのみの仮想マシンで、ギガビットネットワークであれば20分前後で完了しますがご利⽤の環境によっては、完了までにさらに時間を要する可能性があります。
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Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
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AzurePortalへアクセス
Azure Blob Storage をデータの保存先に設定する場合には、Azure上にストレージアカウントを作成した後、ストレージターゲットおよびストレージプールを新規に作成します。
• Azure Portalにアクセスし、「サインイン」ボタンをクリックします。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/features/azure-portal/にアクセスした後「サインイン」ボタンをクリックします。
58
Azureにログイン
• アカウント欄に自身のAzureのアカウントを入力します。
• 「次へ」をクリックします。
59
自身のAzureアカウントを入力します[email protected]※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
リソースグループの作成
• 「リソースグループ名」、「サブスクリプション」、「リソースグループの場所」をそれぞれ設定します。
• 「作成」ボタンをクリックします。
リソースグループ名はcvltXXを設定します。※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
64
cvlt01
リソースグループの作成
•作成したリソースグループが⼀覧に表示されることを確認します。※表示されない場合には、「更新」をクリックしてみてください
作成したリソースグループが⼀覧に表示されます
表示されない場合には「更新」をクリックしてみてください
65
cvlt01
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
66
ストレージアカウントの作成
• Azure ポータル画面にて、左側のサービス⼀覧より「ストレージアカウント」を選択した後「+追加」をクリックします。
• ストレージアカウントの作成欄が表示されます。
68cvltsta01
cvlt01
ストレージアカウントの作成
• ストレージアカウントの作成欄にて、リソースグループやストレージアカウント名、場所などを設定します。
• 「確認および作成」ボタンをクリックします。
パフオーマンスはPremiumを選択します※種類によって移行後のディスクタイプが決まります
Premium SSD – PremiumStandard HDD - Standard
69
cvlt01
cvltsta01
ストレージアカウント名はcvltstaXXを設定します。※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
リソースグループは先ほど作成したcvltXXを指定します。※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
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アプリケーションの登録、アプリケーションIDの確認
•画面右側に表示される、アプリケーションの名前、サインオン URLを設定し「作成」をクリックします。
• その後、画面中央にある「アプリケーションを全て表示」をクリックします。
サインオン URLはhttps://<アプリケーション名> になります今回はhttps://cvltappXXにします。
※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
アプリケーションの名前はcvltappXXにします※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
79
cvltapp01
cvltapp01
アプリケーションの登録、アプリケーションIDの確認
•作成したアプリケーションが⼀覧に表示されることを確認します。
•作成したアプリケーションをクリックします。※「見つかりません」と表示される、もしくは⼀覧に何も表示されない場合には、Virtual Machineなどの他のリソースを表示させた後に再度アプリの登録画面を開くと表示されるようになります
80
cvltapp01
アプリケーションの登録、アプリケーションIDの確認
•画面右側に表示されるアプリケーションID欄の右側にあるコピーアイコンをクリックし⼀旦テキストファイル等に貼り付けます。
81
cvltapp01
cvltapp01
サブスクリプションへの共同作成者の割り当て
• サブスクリプション⼀覧から、利⽤しているサブスクリプションをクリックします。今回はadminサブスクリプションを指定します。
利⽤するサブスクリプションを選択します。
88
サブスクリプションへの共同作成者の割り当て
• アクセス許可の追加にて、役割欄および選択欄にて、作成したアプリケーションを選択します。
作成したアプリケーションが表示されますので、それを指定します
役割は共同制作者です
作成したアプリケーション名cvltappXXを入力します※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
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cvltapp01
cvltapp01
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
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仮想ネットワークの作成
仮想ネットワークの作成画面が表示されます。
•名前、アドレス空間、リソースグループ、アドレス範囲を選択します。
• 「作成」ボタンをクリックします。 ネットワーク名を設定しますcvltnetXX※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
リソースグループに、作成したcvltXXを設定します。※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
97
cvltnet01
cvlt01
ネットワークセキュリティグループの作成
続いて、ネットワークセキュリティグループを作成します。
•左側の項⽬より「すべてのサービス」を選択します。
• サービス⼀覧から、「ネットワークセキュリティグループ」を選択します。
100
ネットワークセキュリティグループの作成
•名前とリソースグループを設定します。
•設定後、「作成」ボタンをクリックします。
ネットワークセキュリティグループ名を設定しますcvltnsgXX※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
作成したリソースグループ名に設定しますcvltXX※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
102
cvltnsg01
cvlt01
ネットワークセキュリティグループの作成
•作成したネットワークセキュリティグループをクリックします。
作成したネットワークセキュリティグループを設定しますcvltnsgXX※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
103
cvltnsg01
ネットワークセキュリティグループの作成
受信セキュリティ規則の追加画面が表示されます。
•宛先ポート範囲、プロトコル、名前を設定します。
• 「追加」をクリックします。
宛先ポートは「3389」に設定します。プロトコルは「TCP」を選択します。
名前はrdpに設定します
設定後。「作成」ボタンをクリックします
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Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
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テナントIDの確認
• Azure Portalにて、左側のサービス⼀覧より「Azure Active Directory」 -> 「プロパティ」と選択します。
• プロパティ画面にて「ディレクトリID」欄の右にあるコピーアイコンをクリックした後⼀旦テキストファイル等に貼り付けます。
110
サブスクリプションIDの確認
•表示されたサブスクリプション⼀覧から、利⽤するサブスクリプションをクリックします。今回は、「Azureイン オープン プラン」をクリックします。
表示されるサブスクリプションを選択してください
113
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
115
Azureの登録
ハイパーバイザを追加画面が表示されます。
•各項⽬を設定します。
• 「保存」ボタンをクリックします。
タイプはMicrosoft Azure リソースマネージャを選択します。ハイパーバイザ名はAzureと入力します。
サブスクリプションIDテナントIDアプリケーションIDアプリケーションパスワードは、それぞれIDの確認のところでテキストファイルにメモしたものを貼り付けます。
設定完了後、「保存」ボタンをクリックします。
118
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
121
移行の実行
•各種設定を行います。 (1/2)
リストア先はAzure Resource Managerをプルダウンから選択します。
リソースグループはcvltXXと入力します。※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入りますcvlt01 128
01
VM表示名はWin2k8R2-01-RXXと入力します。※XXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
移行の実行
•各種設定を行います。 (2/2)
•設定完了後、「送信」ボタンをクリックします。
ストレージアカウントはcvltstaXXと入力します
VMサイズはStandard_B2ms [2 core(s):8GB:4Disk(s)]を選択します。
ネットワークインターフェースはcvltnetXXを選択します。
セキュリティグループはcvltnsgXXを選択します。
Restore as a managed VMにチェックを入れます。※チェックを入れると仮想マシンのディスクが管理ディスクになります。
パブリックIPを作成
129
cvltsta01
cvltnsg01
cvltnet01
※それぞれのXXにはモニタ左上の2桁の数字が入ります
移行の実行
•画面左側より、「モニタリング」 -> 「ジョブ」とクリックします。
•表示されたアクティブなジョブに表示されているリストアジョブのジョブIDをクリックします。
ジョブIDをクリックします。※ジョブIDは必ずしも全員が同じではありません。
131
移行の実行
ジョブの詳細画面が表示されます。
• しばらくして、ジョブのステータスがCompletedになることを確認します。※今回の環境では、通常15-20分程度が想定されます。
最後、Completedとなれば、ジョブは完了です。
132
移行の実行
• Azure Portal上にて、画面左側のVirtual Machinesをクリックした後設定した表示名で、仮想マシンが表示されることを確認します。※ジョブが完了しても、仮想マシンがまだ実行中の場合がありますが、停止済みになるまで待ちます。
133
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
本書での手順概略
1. Commvaultのインストール2. 初期設定3. VMware環境の登録4. 移行対象VMのキャプチャ
5. リソースグループの作成6. ストレージアカウントの作成7. アプリケーションの作成とサブスクリプションへの登録8. 仮想ネットワークとネットワークセキュリティグループの作成9. 各種IDの確認
10. Azure環境の登録11. 移行の実行12. 確認
Azure側で作業
Commvaultのサーバー側で作業
134
接続確認
• ダウンロードしたファイルを実行します。
•警告メッセージに応答し、ログインの後、リモートデスクトップ経由にて仮想マシンに接続します。※起動直後は接続に失敗する場合があります
141
ユーザー名:administratorパスワード:Password#と入力します
接続確認
• デスクトップが表示されることを確認します。
• オンラインの状態で移行元の仮想マシンのデータを取得した場合には不正なシャットダウンメッセージが表示されます。コメント欄にスペースなどの入力し、「OK」ボタンをクリックします。
142
• サポートOSCommServeおよびMedia AgentがサポートするOSにつきましては、以下URLをご参考下さい。
【CommServe】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=2801.htm
【Media Agent】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=2822.htm
• ハードウェアスペッククライアント数 / データ量により構成が異なります。下記URLにてご⽤意致しておりますCommServeサーバーおよびMedia Agentのスペックを基にご利⽤のハードウェアスペックをご確認下さい。
【CommServe】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=1645.htm
【MediaAgent】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=1647.htm
【Virtual Serve Agent】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=1661.htm
【参考】Commvault のシステム要件
148
【参考】各仮想化環境の情報
149
• サポートする仮想化環境に関する要件や設定につきましては以下URLをご参考下さい。
【VMware】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=31993.htm
【VMware から Azure】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=30917.htm
【Hyper-V】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=31354.htm
【Hyper-V から Azure】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=30902.htm
【Azure】https://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=31252.htm
関連情報
• Microsoft Azurehttp://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=31252.htm
• VirtuaVirtual Machine Conversion for Microsoft Azurehttp://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=31335.htm
• Microsoft Azure Stackhttp://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=86486.htm
• Overview - IntelliSnap for Microsoft Azurehttp://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=34481.htm
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