■足髙寛美ASHITAKA,Hiromi ＜triangle＞2009年4月24日（金）～5月10日（日） レース編みした毛髪による作品。平面的な作品と立体作品で構成する。 展示作品は、以下の 13点。 額装・2009 年制作 “right / 24°”

“left / 24°” “left / 22.5°” “right / 22.5°” “left / 20°” “right / 20°” “before” “behind” “up” “down” 立体・2009 年制作 “rightward” “leftward” “segment” 足髙によると、人毛は、「確かに存在した誰か、存在していた誰か。誰でもない誰か。無私の生と死（生物学的な）の中間にあるもの」と位置づけられます。 近年「かつての星の欠片で今の生命ができている。死滅と誕生の巡り、円環」を主題に制作する作家にとって、渦状に編み繋がれる毛髪は、生命の循環や連鎖を象徴しているといえるでしょう。 足高は、「夜空に星を探すごとく目を凝らし、見つめる。根底で繋がり、内包されている。それら目に見えぬものの形を顕わにしたいと思う。」と、人毛という素材をつうじて、生あるものと性のかかわりの追求も試みます。 1980 大阪府生まれ 2002 成安造形大学 造形美術科 ファイバーアートクラス卒業 2000 現代への視点'00 （守山市民ホール/滋賀） 2001 Real Field?（成安造形大学/滋賀） 「ART ENSEMBLE」関連企画 It's show time! （松下 IMPビル/大阪） 2002 Wool in Wool Exhibition'02 入選 （小岩井農場/岩手） 2003 群馬青年ビエンナーレ'03 入選 （群馬県立近代美館）

2004 AQUART2004 （西ノ島町/島根） 2006 大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ 2006 （十日町/新潟） 2007 Preserved, Curator's Eye 2007 （ギャラリーマロニエ/京都） 2008 hana2008 間～MA～ （京都芸術センター） 2008 piece/one, Curator's Eye 2008 （ギャラリーマロニエ） 2009 二.五次元～絵画考～ （ギャラリーマロニエ）