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ArtecRobo Bluetooth...
Transcript of ArtecRobo Bluetooth...
ArtecRobo
Bluetooth Controller
使用方法
2015/04/01 作成
2018/02/01 改訂
改訂履歴
改訂日付 改訂内容
2015/04/01 初版発行
2017/01/16 Studuino web サイトリニューアルに伴う改訂
2018/02/01 インストール手順、問い合わせ先変更に伴う改訂
もくじ
1. はじめに ................................................................................................................ 1
2. ArtecRobo Bluetooth Controller について ............................................................... 1
3. アプリのダウンロードとインストール ................................................................... 1
4. ブルートゥースモジュールとのペアリング ............................................................ 3
5. 操作方法 ................................................................................................................ 4
5.1. ボタンの配置............................................................................................................ 4
5.2. 加速度センサーの使用方法 ...................................................................................... 7
5.3. レイアウトの保存 .................................................................................................... 9
6. プログラムの例(アイコンプログラミング環境の場合) .................................... 10
7. お問い合わせ先 .................................................................................................... 13
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1. はじめに
本書は、ブルートゥース通信によってロボットを動作させることができるスマートフォン用ア
プリケーション” ArtecRobo Bluetooth Controller”の利用方法について記載しています。
本アプリでロボットを動作させるためには、Studuino に別売の「ブルートゥースモジュール
RBT-001(品番:86873)」もしくは「ロボット用ブルートゥースモジュール(品番:86876)」
を接続する必要があります。
本書の内容は、製品の仕様変更などにより、加筆・修正が加えられることがあります。
2. ArtecRobo Bluetooth Controller について
本アプリは、ブルートゥース通信によってロボットにコマンドを送信し、PC 側のプログラミン
グ環境で作成したプログラムの内容に応じた動作をさせることができます。
ボタンをタッチするとコマンド ID を、また、端末を傾けることで端末の加速度センサーの値を
送信することができます。
Android OS バージョン 2.2 以上の Bluetooth 搭載スマートフォンでご利用いただけますが、
すべてのスマートフォンでご利用いただけることを保証するものではありません。
3. アプリのダウンロードとインストール
① 端末の「設定」->「セキュリティ」を開き、「提供元不明のアプリ」のチェックを一時的に
オンにしてください。※インストール完了後はチェックをオフに戻してください。
チェックをオンにする
※インストール完了後はオフに
戻してください。
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② 利用する Android タブレットから以下の URL にアクセスして、アプリをダウンロードしま
す。
http://www.artec-kk.co.jp/studuino/data/BTController.apk
③ ダウンロードが完了したら「開く」をタップします。
④ インストールの確認画面が表示されますので、インストールします。
タップ
タップしてインストール
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4. ブルートゥースモジュールとのペアリング
ブルートゥースモジュールは、端末とのペアリングを行うことで通信可能となります。ブルート
ゥースモジュールを Studuino に接続し、電源をオンにしておきます。
お使いの端末の設定から、「Bluetooth」を開き、「機器の検索」をタップします。
使用可能な機器のリストに、対象のモジュールが表示されます。
見つかったモジュールをタップします。PIN コードを確認されますので、「ブルートゥースモジ
ュール RBT-001(品番:86873)」の場合は「0000」、「ロボット用ブルートゥースモジュール
(品番:86876)」の場合は「1234」を入力します。
タッチして検索開始
見つかったモジュールが表示されます。
ペアリング済みの機器が表示されます。
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5. 操作方法
5.1. ボタンの配置
画面左下のアイコンをタッチしてドラッグ操作を開始します。ドラッグ中は、ボタンを配置でき
る場所が赤色の四角で表示されます。
位置を決めて指を離すと、ボタンの設定画面が表示されます。ボタンに割り当てるコマンド ID、
画像を選択します。
画面左下のアイコンにタッチするとドラッグ
操作が始まります。
ボタンの配置先が赤色の四角で表示されま
す。
配置可能エリア
タッチしてドラッグ
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コマンド ID 選択部分をタッチするとリストが表示されるので、使用したい ID を選択します。
この例では ID: 2 を選択しています。
アイコンのリストから、ボタンの画像を選択します。左右にスワイプすると、画像を送って表示
できます。
コマンド ID 選択部分をタッチ
画像は左右にスワイプして送ることができます。
画像にタッチすると、その画像がボタンに割り当てられます。
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右上の×印、または設定画面の枠外(暗い部分)をタッチして設定画面を閉じます。
配置後のボタンは、タッチしてドラッグすることで移動させられます。また、長押しすることで
再度設定画面を開くことができます。
右上の×印、設定画面の枠外をタッチすると、設定画面が閉じられ
ます。
ドラッグすると元の位置から移動させることが可能です。
長押しすると、再度設定画面が表示されます。
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5.2. 加速度センサーの使用方法
画面左側をタッチして右にスワイプすると、メニューが表示されます。一番下の「加速度センサ
ーの設定」をタッチします。
設定画面を開くと、X・Y・Z 各方向の加速度センサー値がスライダーで表示されます。この画
面では、加速度センサーを有効化すると同時に、センサーの値を確認することもできます。初期
状態ではアイコンプログラミング環境に対応したセンサー値で表示されますが、一番下に並んだ
2つのボタンのうち、右側の表示切替ボタンを押すことで、ブロックプログラミング環境に対応
した値に切替えることができます。左側のボタンを押すと加速度センサーが有効化されます。
画面左側をタッチして右にスワイプすると、
メニューが表示されます。
加速度センサーを有効化 アイコンプログラミング/ブロックプログラミング
に対応した表示に切り替える。
アイコンプログラミング: -5~5
ブロックプログラミング: 0~100
各方向のセンサー値
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端末を傾けることで値の変化を確認できます。
スマートフォンを横に向けて(本アプリは横向き専用です)水平状態(画面が上)にすると、
X が0、Y が0、Zが 3 となります。
アプリの画面の上部を天井側に向けると、X 軸の値がプラス方向に、地面側に向けるとマイナス
方向に値が変化します。画面の左側を天井側に向けると Y 軸の値がプラス方向に、地面側に向
けるとマイナス方向に値が変化します。端末によってセンサーの方向が異なるため、どの方向が
X・Y・Z かを確認してプログラミングして下さい。
X
Y
Z
水平状態 (画面を天井に向ける)。
X 軸: 0
Y 軸: 0
Z 軸: 3
横向きのままスマートフォンを立
てる。
X 軸: -方向
Y 軸: 0
Z 軸: 3 -> 0 方向に
水平状態から左側を天井に向ける。
X 軸: 0
Y 軸:+方向
Z 軸: 3 -> 0 方向に
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5.3. レイアウトの保存
作成したボタンの配置や設定を保存することができます。画面左側をタッチして右にスワイプす
ると、メニューが表示されます。「コントローラーを保存」をタッチします。
レイアウトは 5 つまで保存できます。保存したい場所を選んでタップします。
読み出す時は、メニューから「コントローラーを読み出す」を選択し、保存したレイアウトを読
み出します。
画面左側をタッチして右にスワイプすると、
メニューが表示されます。
保存する場所を選んでタッチ
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6. プログラムの例(アイコンプログラミング環境の場合)
端末の加速度センサーで DC モーターを動かし、ボタンを押して LED を ON/OFF するプログラ
ムを作成します。アイコンプログラミング環境で、入出力設定とアイコンの配置を下記のとおり
に行います。
各アイコンの設定は、下記のテーブルのとおりに行ってください。
※端末の加速度センサーの向きによっては、各動作に対する条件の設定が変わります。「5.2 加
速度センサーの使用方法」を参考に、正しい項目を選択してください。
ブロック 動作 条件
アイコン 設定内容 選択項目 条件 値
No.1 前進 速度 6 時間 0.1 秒 ブレーキなし Bluetooth: 加速度 X < 0
No.2 後退 速度 6 時間 0.1 秒 ブレーキなし Bluetooth: 加速度 X > 0
No.3 回転(右) 速度 6 時間 0.1 秒 ブレーキなし Bluetooth: 加速度 Y > 0
No.4 回転(左) 速度 6 時間 0.1 秒 ブレーキなし Bluetooth: 加速度 Y < 0
No.5 LED ON Bluetooth: ID - ID: 01
No.6 LED OFF Bluetooth: ID - ID: 02
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アプリ側では「5.1 ボタンの配置」に従ってボタンを 2 つ配置し「5.2 加速度センサーの使用
方法」に従って加速度センサーを有効にします。
ロボットの電源をオンにします。メニューを呼び出し、「ロボットと接続」をタッチして接続画
面を開きます。ペアリング済みデバイスの中から、使用するブルートゥースモジュールを選択し
ます。(ペアリング方法については、「4 ブルートゥースモジュールとのペアリング」を参照し
て下さい。)
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正しく接続されると、左下のアイコンが消え、操作可能状態となります。
接続を解除する場合は、再びメニューを開き、「ロボットとの接続を解除する」をタッチします。
アイコンが消えて、操作可能状態になります。