APO日記 - 20071221オブラブ冬LT

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2007.12.21 オブラブクリコン APO日記 - アジャイルなプロダクトオーナー見習い日記 アジャイルな プロダクトオーナー 見習い日記 (APO日記) (株)チェンジビジョン 懸田 剛 aka KKD

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2007.12.21 オブラブクリコン APO日記 - アジャイルなプロダクトオーナー見習い日記

アジャイルなプロダクトオーナー見習い日記(APO日記)

(株)チェンジビジョン懸田 剛 aka KKD

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こんなソフトを作ってます

表にクリスマスバージョン置いています。かんばんでKPTしていってね。

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InfoQ-Jaにかんばん記事掲載

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今日のAPO日記のまとめ

● 狩野モデルでバックログの優先度付けを短時間で効果的に

● Agile Estimating and Planningいい本

– Mike Cohnは、でかくて、凄い人だった

– 翻訳書...いつだっけ?

● Lean Software Development 2ndいい本

– ねっ?天野さん!

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さぁAPO日記のはじまりだ。

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1日目 ボストンにてTRICHORDの宣伝にボストンへ行った。Mike Cohnに会った。体がむちゃ太かった。

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2日目 プロダクトオーナー

Certified Scrum Master になった。

プロダクトオーナーって大事なロールなんだと改めて気づいた。これまでは開発チームばかり目がいってたなぁ。プロダクトオーナーとして自分はうまくできてなかったな orz

バックログの優先付けとメンテナンスが大変なんだよ

なぁ...本当に価値のあるものを提供するには?

全部見て、全てを相対評価すると時間がかかるし、1次元の優先度付けも根拠が薄いし。もっと効率よくて効果的な優先度付けはないものだろうか...

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3日目 アジャイルな見積と計画づくり

Mike CohnのAgile Estimating and Planningを読みかえしてみ

た。この本はスクラムマスターの必読書らしいぞ。

ををっと優先度付けのこといっぱい書いてあるじゃん!!

見積と計画づくりのところしか読んでなかった...

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Like ExpectNeutralLivewith

Dislike

Like

Expect

Neutral

Livewith

Dislike

Q E E E L

R I I I M

R I I I M

R I I I M

R R R R Q

できなかったら?

できたら?

4日目 狩野モデル(1)

AEPの中で狩野モデルというものを知った。バックログ(要求)に対して、2つの問いかけをするそうだ。

「これができたら?」「これができなかったら?」

...ていうかまた日本発ですよ

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4日目 狩野モデル(2)

マトリクスの内容M:Mandatory(当り前)L:Linear(一元的)E:Exciter(魅力的)I:Indifferent(無関心)R:Reverse(逆)Q:Questionable(質問が変)

2つの質問に5つの選択肢で回答してマトリクスを作るそうだ。

Like: 好きExpect: あればいいNeutral: どっちでもLive with: 我慢できるDislike: イヤ

Like ExpectNeutralLivewith

Dislike

Like

Expect

Neutral

Livewith

Dislike

Q E E E L

R I I I M

R I I I M

R I I I M

R R R R Q

実現されなかったら?

実現されたら?

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Exciter魅力品質

Mandatory当たり前品質

Linear一元品質

低い

高い

少ない 多い

顧客満足度

実現された機能

5日目 顧客満足度と魅力

M,L,Eに着目すると、こんなグラフになるらしい。要は当たり前品質はある閾値を超えると満足度はあがらず、一元品質はやればやるほど満足度があがり、魅力品質は差別化となるが当たり前品質が満たされないとそもそも満足度が上がらないということらしい。

LSD2ndでも言及されているらしいぞ

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6日目

● 狩野モデルはいいけど、ユーザーの声じゃないと価値が半減してしまうなぁ。オブラブイベントでちょっと試してみることにしよう。

表にTRICHORDに関しての質問項目と回答欄が模造紙が貼ってあります。

狩野モデルにそって2つの質問に答えていただいて該当する項目にドットを打っていってください。

ご協力お願い致します。

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7日目 重みづけとスコアリング

Scrum AllianceにあったMike Cohnの資料によると、狩野モデル以外にも、重み付けによる点数付けで優先度を付けるやる方もあるようだ。

条件を決めて、重み付けして、基準となるものを選び相対評価した結果で点数を付けるらしい。

狩野モデルと組合せてみるとよさそうだ。

条件A

条件B

重み

条件C

条件D

0.5

0.25

0.15

0.1

バックログA

バックログB

バックログC

バックログD

バックログE

合計

1

0

0

1

0

1

-1

0

0.5

0.25

0.15

0.1

0

0

0

0

0.5

0.25

0.15

0.1

0

0

-1

1

0.5

0.25

0.15

0.1

1

1

0

1

0.6 0.1 0.10 0.1-0.05 0.10.85

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今日のAPO日記のまとめ

● 狩野モデルでバックログの優先度付けを短時間で効果的に

● Agile Estimating and Planningいい本

– Mike Cohnは、でかくて、凄い人だった

– 翻訳書は...いつだっけ?

● Lean Software Development 2ndいい本

– 翻訳書は2008年2月? ねっ?天野さん!

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APO日記その2に続く...(?)

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次回予告...8日目

優先度付けはなんとかなりそうだ。あとはバックログのリファクタリングか...

重複しているものはマージしたり、分割が必要なものは分割することにしよう。これってコードと同じだよな...ちょこちょこ綺麗にしていかないと、腐ってしまうなぁ。

あ、新しいアイテムが増えている。バックログはオープンにして、プロダクトオーナーが責任もって優先度付けしてメンテナンスしていけばいいんだな。

WebのUIは使い勝手が悪いし、さて、どうやってやろうか...