アプリケーション性能管理(APM)ツールの新世代 「AppDynamics」のご紹介 –...
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アプリケーション性能管理 (APM) ツールの新世代 「 AppDynamics 」のご紹介
2015年 7月 22日
アップダイナミクス ジャパン合同会社カントリーマネージャー 内田 雅彦プリセールスマネージャー 森下 貢孝
V3.52J
• スケールアウト、インのタイミングは 何を基準にしていますか?
• スケールサイズは、 何を基準にしていますか?
• レスポンスの閾値は、 どのようにして決めていますか?
• そもそもサイジングは、 どのようにして決めていますか?
• システムの性能管理、運用監視に、何種類のツールを使いこなしてますか?
2Copyright © 2014 AppDynamics. All rights reserved.
はじめに
3
本日の内容
• ソフトウェアがビジネスを駆動する時代
• AppDynamics について
• AppDynamics が お役にたてること
• まとめ
4Copyright © 2014 AppDynamics. All rights reserved.
ソフトウェアが駆動するビジネス
BANK
今日
これまで
お客様はどんな困難に直面しているのか?
これまで これから
ビジネス環境の変化従来型の生産拠点、販売拠点を整備した上での相対取引主体のビジネスから
競争優位を確立し、収益を確保するために 幅広い顧客を対象としたビジネスへ
IT 環境の変化旧来型のミッション・クリティカル業務中心のアプリケーションとそれを支えるシステム、ネットワーク
ソフトウェアとネットワーク、モバイルと活用したアプリケーションが支えるシステムへ
システム管理・監視対象の変化
オン・プレミスで、自社内で管理、監視、予見可能なシステム環境
クラウドを活用した柔軟性と拡張性の高いシステムへ
クライアントの変化 接続形態が確保されたセキュアなクライアント ユーザー体験を管理することが困難な Web 、モバイルからの利用へ
システム接続先の変化自社及び関係会社、特定取引先間を接続したシステム
多くの取引先、情報提供元、決済業者などとを接続したシステムへ
課題: ビジネス活動を遂行する上での、システム管理、監視の困難さ
6
ログイン
運行状況
フライト検索
購入、決済
モバイル
ビッグデータ
SOA
NOSQL
クラウド
アジャイル
Web
「ビジネス・トランザクション」 こそがステータス監視の単位として適切爆発的に複雑化するアプリケーション
オン・プレミス
7
E コマース の例
8
トラベル・サイト の例
お客様は なぜ 新世代 APM (アプリケーション管理)を必要とするのか?
これまでの APM 新世代 APM
目的アプリケーションの性能を確保し、あらかじめ用意されたキャパシティのシステムで必要十分に稼働するかを保証する目的
爆発的に増加する可能性のある ユーザーやトランザクションに対して、アプリの性能を確保し、性能障害を未然に防ぐ為に監視し、適切にリソース管理する目的
要求される機能開発、 QA工程で活用可能な 詳細なログデータを収集したり、詳細なセッティングを通じて得た情報を元にファイン・チューニングをするための機能
開発、 QA工程はもとより、実際の運用局面で予兆管理を通じて柔軟なリソース運用を行い、万一の障害時には迅速な対処や、性能増強が可能な機能
APM の活用シーン開発、 QA部門が アプリケーション開発工程で活用され、モジュール、コードレベルでの追求がメイン 日本では ユーザーよりも Sier が必要とする (?)
開発、 QA部門はもとより、運用部門が日々本番環境とユーザー体験をモニタリングし、スローダウンや障害による逸失収益やイメージダウンを防ぐ
APM が必要とするシステムリソース
詳細かつ膨大なログデータやトラフィックを扱うため大規模な APM 用のリソースと、複雑なセットアップ、多くのトレーニングを修了した専門要員が必要
閾値を超えた異常時にのみ詳細情報を取得するため、本番環境へのオーバーヘッドが抑えられる。また容易で直観的な画面と自動的なマップ、基準値の生成により特別な訓練やセットアップは不要
APM の費用対効果APM 単体、 APM を構成するシステム、要員コストなどがかさみ、アプリケーション開発、運用用途としての費用対効果を満足させることが困難
簡便なセットアップ、要員トレーニング不要、迅速な本番運用環境での活用開始を通じて、導入コストを抑えて早期にビジネス上の効果が認められるため、費用対効果と 早期回収が実現
これからのビジネスを支える、新世代型 APM ガートナー APM マジック・クワドラント
2011
• エンドユーザー体験 の モニタリング機能を備えていること• アプリケーション間の相関・構造を検出し、可視化できること• ユーザーが ビジネス・トランザクションの定義をできること• アプリケーションのコードレベルまで ドリルダウンできること • IT 運用における 各種指標の 分析とアクションができること
ガートナーが 2012 年に定義をし直した、「新世代」 APM とは?
多くの「サイロ型管理」を得意としていた従来型 APM が、リーダーポジションから脱落
2014
なぜ AppDynamics が評価されているのか?
AppDynamics
本番運用環境の監視に強い実績
全世界 1,800 社を超える実績本番運用環境で APM を大規模導入している トップ 20 社中 18 社が採用
広範な監視対象範囲
サーバーアプリケーション、データベース、ハードウェア/ OS 、 Webエンドユーザー体験、モバイルアプリケーションを、単一の web コントローラー画面から監視可能
柔軟な提供形態
APM ソフトウェアの提供形態: オン・プレミスへの導入 と SaaS での提供APM の監視対象: オン・プレミス、クラウド( AWS, Azure, Softlayer等)、 そして、それらとのハイブリッド環境をサポート
低 TCO 、早期回収
事前のビジネス・バリュー・アセスメントの投資回収仮説と、実際の Proof of Value ( PoC)結果による裏打ちで、費用対効果と回収期間を予測 70%以上のお客様が予算措置無しでご導入
圧倒的な顧客満足度
年間サブスクリプションの更新率 99% 、 Net Promoter Score 87 ポイント導入後 18ヶ月以内の追加ライセンス購入 導入時の 2.75倍のエージェント
12
本日の内容
• ソフトウェアがビジネスを駆動する時代
• AppDynamics について
• AppDynamics が お役にたてること
• まとめ ー 今後の進め方
13
APM市場リーダーとしての高い評価
毎年 100% を超える成長
圧倒的なお客様満足度
(Net Promoter Score)
全世界 1,800 社を超えるお客様
その強み と メリット
Web サイトから ダウンロード可能な
ソフトウェア
短期間で導入効果を立証
(Time to Value)
低保有コストで効果を発揮
(TCO)
$全社にわたって
活用が可能(Enterprise)
大規模 APM導入の 20 社中 18 社が
AppDynamics を採用
オン・プレミス、 SaaS 、またはハイブリッド
型で提供可能
特別な実装作業が不要な迅速な導入
について
87
* APM : Application Performance Monitoring
アプリケーション・インテリジェンスのリーダー
14
世界 100 カ国以上で 1,800 社を超える AppDynamics のお客様
金融 小売、旅行 SaaS 、クラウド メディア、エンターテイメント
製造、輸送機器 官公庁、教育 製薬、ヘルスケアハイテク、通信
15
実現したビジネスの価値 ー お客様の実例より
• サポート・チケットの 94% 削減• 年間 $200,000 以上の コスト削減
• 本番環境における MTTR の 65%改善• テスト運用における 障害解決時間の 75%改善
効率的な運用
• 本番環境の稼働率が 99.95% まで改善• 16万 7千ドルの 売上 損失を回避• 80万ドル分の生産性 改善を実現
• MTTR を 2 時間から 30 分に短縮 • 2012 年には ダウン時 の売上損失が 135万 ドルもあったものが改善
売上の保全
• アプリケーションの利用
規模が 10倍に拡大• 340万ドルの ハード
ウェア投資を回避• 2 年間で 480万ドルを削減
コストの削減
• ハードウェア、ソフトウェアの構成を最適化することに成功
• 1ヶ月で 2,500以上の ビルドを本番環境に 投入することに成功
• 顧客のトランザクション時間を 10秒から 1秒 未満にまで改善
• コールセンター・アプリケーションの 待ち時間を大幅に改善
顧客満足度の向上
• トランザクションの パフォーマンスを 25%改善
• 約 1 年間で投資を回収
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本日の内容
• ソフトウェアがビジネスを駆動する時代
• AppDynamics について
• AppDynamics が お役にたてること
• まとめ ー 今後の進め方
従来型のシステム監視アプローチは限定的であった
インフラストラクチャ
アプリケーション
Server
OS
DB
MQ
Web
JVM
サイロ化した稼働状態監視
ユーザー視点での体験= ビジネス・トランザクション
99.9% 99.9% 99.9%99.9%
エンドユーザー・エクスペリエンス (お客様)
17
インフラストラクチャ
アプリケーション
Web
JVM
エンドユーザー・エクスペリエンス (お客様)
18
MTTI ( Mean Time To Innocence ) - 無為に過ぎていく時間
コスト人的コスト | インフラ・コスト
ブランド価値
プロジェクト・ルーム (War Room )
“ オーダー件数が下がってきている!”
営業
“ ネットワークの せいでは?”
“ データベースは正常です”
“ 問題は無いはずですけど?”
売上
「 Web サイトの
レスポンスが遅く
て
耐えられない!」
アプリ データベース ネットワーク
見えざるリスク
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AppDynamics が実現できること
SEE状態監視
ACT対策、対処
KNOW影響把握
全てのビジネス・トランザクションを管理
20
Java 監視を例にとると、アプリケーション・サーバに組み込まれた AppAgent が、 BCI :バイトコード・インスツルメーション(埋込み)技術を用いてソースコードに一切の変更を加えず、低負荷で各種指標 ( Metric ) を採取します。
• Java アプリケーション実行時に 下記プロセスがアプリケーション・サーバ内部で実施されます• AppDynamics は実行可能アプリ生成時に動的に監視ツール( AppAgent )を埋込みます
Copyright © 2014 AppDynamics. All rights reserved. 20
Java クラスファイル(コードには一切変更無し)
アプリサーバーの起動スクリプト
上に置かれたAppAgent
BCI 技術による動的な埋込
埋込まれたクラスファイルを
JVM 上で実行
SEE | 状態監視 : 常時、全ての コード・レベルを把握
インテリジェントな コード監視 : 自動的、自己学習、低オーバーヘッド
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(from)(to)
ログイン
空室状況
宿泊プラン検索
購入、決済
ビジネス・トランザクション(例 ログイン など) に まとめあげる仕組みについて
各エージェントが採取する HTTP ヘッダに下記の情報を付加します。・ アプリケーション ID 、・ ビジネス・トランザクション (BT) ID 、 ・ GUID 、 ・コンテクスト ID (from) 、 ・コンテクスト ID (to)
コンテクスト ID は、パケット・ルーティング途中の IP アドレスのように、通過する各セグメント毎の ID ( Tier
ID )が ( from ) ( to) 部分に代入されます。 この付加した Tier ID のタグ情報をもとにして、一連のビジネス・トランザクションとしてまとめあげます。
(from)
(from)
(from)
(to)
(to)
(to)
トレース情報がタグ付された指標 (Metric) を HTTP/S で送信
SEE | 状態監視 : ユーザーのビジネス体験そのものを監視
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SEE | 状態監視 : 本番系における、エンド to エンドの アプリケーション・トランザクション・
フローを監視
アプリケーションパフォーマンス
インフラストラクチャキャパシティ%
エンド・ユーザーエクスペリエンス
ビジネス売上
モバイルクラッシュ・レポート
マシン・データログ
コードダイアグ診断
データベースパフォーマンス
リアル・ユーザーモニタリング
タグ付け トレース 学 習動的にアプリケーションと ビジネス・トランザクション(ログイン、在庫検索、決済など) の情報を収集
全てのエンド・ユーザー・トランザクションを監視、計測
各ビジネス・トランザクションにおけるパフォーマンスや傾向を自己学習
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AppDynamics の 製品アーキテクチャ
ユーザー・インターフェース & レポーティングトランザクションの異常値監視ビュー アプリケーション・コードの変更不要
本番環境において 2%程度の低オーバーヘッド
SaaS / オンプレミス コントローラー
エンドユーザーエージェント
ブラウザモバイル (iOS, Android)
アプリケーションエージェント
Java .NET PHPNode.js C++ Python
マシン・エージェント
OS
データベース
SQL
一方向 HTTP/S
一方向 HTTP/S
一方向 HTTP/S
リモート JDBC
アプリケーション・インテリジェンスプラットホーム
トランザクションフロー・マップ
ワークフローレポート
カスタムダッシュボード
デモンストレーション
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AppDynamics が実現できること
SEE状態監視
ACT対策、対処
KNOW影響把握
全てのビジネス・トランザクションを管理
ACT | 対策、対処 : Biz/Dep/Ops の協調により 素早い問題解決を実現
( Fast MTTR : Mean Time To Resolution)
エンド・ユーザーレスポンスが遅い!
モニター
トラブル・シューティング
対処、解決
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Dev 開発
Ops 運用Biz ビジネス
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エンド・ユーザー からのクレーム
チケットの発行
問題の特定
障害の切り離し
修正改修修理
ビジネスへのインパクト
がないと…障害発生 15 分 時間単位 週単位
ACT | 対策、対処 : 重大な障害に 迅速に対応
があれば…
運用チームへのアラート お届けできる価値
さらに ランブック自動化で…
問題の特定障害の切り離し 修正 お届けできる価値
日単位
問題の特定
障害の切り離し
修正改修修理
ACT | 対策、対処 : ビジネス、アプリケーションの予兆を検知して
自動起動される スケールアウト、スケールイン
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クラウド・インフラストラクチャ ( IaaS )
Appエージェント
</>アプリケーション
</>アプリケーション
</>アプリケーション
スケールイン
スケーアウト
ポリシーエンジン
ワークフローエンジン
クラウド コネクター
エクステンション
For OpenStack
全ユーザー、全トランザクションをモニター
自動的、動的にセットされる閾値との乖離を予兆として捉え、
予めセットしておいたワークフローを起動
クラウド OS
スケールアウト、スケールインを発動
スケール アウト、スケール インを実行
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AppDynamics が実現できること
SEE状態監視
ACT対策、対処
KNOW影響把握
全てのビジネス・トランザクションを管理
KNOW | 影響把握 : 低パフォーマンスに起因する ビジネスへのインパクトを
捉える
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* Screenshot from US e-Commerce AppDynamics Customer
アプリケーションによる売上高
1分あたり $11,987
1分あたり $64,499
100 ミリ秒
10.1 秒
アプリケーションエラー
アプリケーションのレスポンスタイム
Copyright © 2014 AppDynamics. All rights reserved.
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アプリケーションによる売上高
アプリケーションの応答時間
agilerelease 1
agilerelease 2
agilerelease 3
$44,499 per min
3.1 sec1.9 sec
$54,499 per min
KNOW | 影響把握 : アジャイルなリリースによる ビジネスへのインパクトを
捉える
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KNOW | 影響把握 : ビジネスの状態を知る インテリジェンス – リアルタイムな ビジネス・
ダッシュボード “ 過去 24時間における チェックアウト・プロセスでのエラーに起因する逸失売上額は?” $2,491
“ 最も売上に貢献しているデバイスは?” iOS iPhone
“ 本日の平均売上単価は?” $42,910
“ 今期、新たに会員登録したお客様数は?” 24,776
New user signups
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本日の内容
• ソフトウェアがビジネスを駆動する時代
• AppDynamics について
• AppDynamics が お役にたてること
• まとめ
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自己学習しベースライン(閾値)
を自動設定
複雑なトランザクション・フローを自動的に認識してマップを描画
モバイル、 Web フから、アプリケーション、DB 、ハード /OS まで手動構成は不要
定常時のパフォーマンスを学習して基準値を自動設定
基準値から乖離した状態を自動検知してアラートを発行
アプリケーション構成を自動的に検知して
フローマップを描画
テクノロジー面で 特徴的なポイント: 3つの自動化
柔軟な構成
クラウドSaaS オン・プレミス ハイブリッド
本番運用環境をモニターして
予兆を感じたら自動でスケーリング、対処
2%程度の低オーバーヘッドで全ユーザ、全トランザクションをモニター
予兆を検知したら、オートスケールやランブックを自動的に発動して対処
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まとめ: これまでの APM と、次世代 APM AppDynamics との違い
これまでの APM AppDynamics
物理構成単位での管理 ユーザー体験の単位で管理 システム指標の管理 システム+ビジネス指標の管理分析
サイロ化した監視ツール モバイルから DB まで一元的監視 ログ解析による原因追求 ドリルダウンによる迅速簡単な究明
システム関係の把握が困難 自動で俯瞰図を描画して監視 閾値の複雑な手動設定が必要 自動設定と自己学習機能
死活管理とログ管理中心 リアルタイムの指標を管理 本番運用困難なオーバーヘッド 2%程度の低オーバーヘッド
大規模な監視サーバーが必要 SaaS, オン・プレミスの選択が可能 オン・プレミス環境の監視 オンプレ、クラウド、ハイブリッドまで
36Copyright © 2014 AppDynamics. All rights reserved.
DevOps を促進し、お客様の満足を高めるための共通プラットホームとして
アプリ
運用
基盤運用
基盤開発
アプリ開発
・・・・・・・・・・・・
・・・・
無為に過ぎて行く時間Long MTTI ( Mean Time to Innocence )
¥
迅速な対処と解決による収益の向上Shorten MTTR ( Mean Time to Innocence )
ありがとうございました
アップダイナミクス ジャパン合同会社カントリーマネージャー 内田 雅彦
東京都千代田区大手町1−5−1大手町ファーストスクエアイーストタワー 4 F03−5219−1244080−3505−6845[email protected]