Am Sakurai

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Light Night Art 2009.6.6 8.9 北海道立近代美術館 光と闇に寄せて。

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Light Night Art

2009.6.6ー 8.9北海道立近代美術館

光と闇に寄せて。

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「LIGHT NIGHT ART」展は、2009 年夏に北海道立近代美術館を会場と

して行う、光と闇の在り方をテーマとした展覧会です。

光は、私たちにとって一体どういう存在なのでしょうか。遥か太古か

ら身近に存在し、宗教的かつ科学的にも数多く語られてきましたが、

いまだその実体はつかみきれていないように思えます。光はたびたび

生命の輝きの表れとしてのイメージや、その神秘性を題材として扱わ

れ、唯一無二の価値を持ち、また最高の表現手段です。近年軽く扱わ

れがちな生命の象徴としての表現、また不確かを確かなものにする可

能性としての追求を、アーティストを通して導き、人々に光とは何な

のかという私たちの解釈を少しでも伝えるというのが今回の展覧会の

目標です。

Light Night Art

展覧会について

ディレクター 櫻井茉莉江

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   【展覧会名称】 LIGHT NIGHT ART

    光と闇に寄せて

    【英文名称】 LIGHT NIGHT ART

      【会期】 2009 年 6 月 6日(土)~ 8月 9日(日) 休館日:月曜日

    

    【開館時間】9:30 - 21:00(入場は 20:30 まで) 

      【料金】・当日 /一般=800 円 大学生=600 円 小中高生=400 円 65 歳以上=600 円

          ・前売り、団体 /一般=700 円 大学生=500 円 小中高生=200 円

【チケット取り扱い】チケットぴあ

          *前売りチケット発売予定 3月 1日

      【会場】北海道立近代美術館

      【主催】北海道立近代美術館、NHK札幌放送局、(社)北海道美術館協力会

      【後援】北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会、北海道 PTA 連合会、

   北海道小学校長会、北海道中学校長会、北海道高等学校長協会、

北海道私立中学高等学校協会、社団法人北海道私立専修学校各種学校連合会

      【協力】 シャープ株式会社、日本航空、日本ヒューレット・パッカード株式会社、JR 北海道

      【助成】カナダ大使館

 

(ただし月曜日が祝・祭日の場合は翌日)

Light Night Art

<本資料に関するお問い合わせ>

北海道近代美術館

広報担当:櫻井・田中

TEL:090-6997-7517 FAX:090-6997-7517

〒060-0001

札幌市中央区北 1条西 17 丁目

http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/index.html

*展覧会の作品写真、美術館の作品などは上記へお問い合わせください。

展覧会情報

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Light Night Art

LIGHT NIGHT ART展 関連事業 

・ボランティアによる鑑賞ガイドツアー   火~金は11:30、13:00、14:00からの3回、各一時間。 土・日は13:00から約一時間(会期中祝日を除く毎日)。 このほか希望するグループにも随時ツアーを行います。 お申し込みは10日前までに事業課(TEL:011-644-6882)まで。

・LIGHT NIGHT ARTスケープ in モエレ

日時 2009年7月11日(土)~7月26日(日)時間 19:00-21:00会場 ガラスのピラミッド他詳細 夏の夜、モエレ沼公園の環境を活かしたアート作品展示。夜に輝く光の魅力を表現する。連絡先 011-790-1231主催 LIGHT NIGHT ARTスケープ in モエレ

・ワークショップ

日時 2009年7月5日会場 特別展示室(参加無料) 詳細 豆電球を使ったアート作品作りのワークショップ。

関連事業

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Aleksandra Stratimirovic(ユーゴスラビア)

1968 年、旧ユーゴスラビアの首都ベオグラード生まれ。現在はスウェーデンのストッ

クホルム在住。ベオグラードの美大でセラミックとガラスを学ぶ。在学中から光に強

い興味を抱いており、ストックホルムに移住してからはアーティスト活動をする傍ら、

照明デザインの学校に通う。世界照明探偵団の発足当時からのメンバーでもある。

2008 年の Targetti、 Light Art のコンペでは 1位を獲得し、また故郷ベオグラード

の照明デザイン指導に力を入れるなど、活動の場を広げている。

「lighting guerrilla workshop」より

Airan Kang(韓国)

1960 年、韓国ソウル生まれ。梨花女子大学校美術大学西洋画科(韓国)卒業、多摩美

術大学大学院修士課程修了。2002 年よりニューヨーク大学に客員教授として招聘され

る。現在は東京とソウル、アメリカを渡りながらインターナショナルに活動中。2000

年より古今東西の実在する書籍をオブジェ化した ”Lighting Book(光る本)”を用いて

、時間と空間を越えた崇高な場所を創り出す「Digital Book Project」シリーズを製作。

2007 年 “ 越後妻有アートトリエンナーレ「空き家プロジェクト」”(新潟)に参加、

「田中文男文庫」に作品が恒久設置されている。

「Lighting Book」

Light Night Art

アーティストプロフィール

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作間敏宏 Toshihiro Sakuma

1957 年、宮城県生まれ。東京芸術大学大学院修士課程修了。1993 年からアジアン・

カルチュラル・カウンシルの助成によりニューヨークに滞在。現在は東京都八王子市

在住。1998 年から名前を使った「colony」シリーズや、1993 年から電球を用いた家

や家族を主題に展開してきた「治癒」シリーズなどを展開している。その作品は一貫

して、人の営み、生命の連鎖を表現しており、今の自分は誰かに生かされ、そして誰

かを生かしている存在であるということを強く訴えかけるものとなっている。作品に

使用されている電球は、大きな流れの中を漂う小さな灯火なのだということを表現し

ている。

「治癒」シリーズより

James Turrell(アメリカ)

(日本)

1943 年、アメリカ合衆国ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学アーバイン校大学

院で美術史を学び、クレアモント大学大学院にて芸術修士号を取得。光そのものを作

品として表現するところが特徴である。光を知覚する人間の作用に興味を持っており

、知覚に働きかけ普段意識しない光の実在を感じさせるようなインスタレーション作

品や空間を多く作っている。たとえば暗い壁に光を投射して、触れそうで重さもあり

そうな「光のかたまり」が壁から飛び出ているように見せたり、天井が開いた部屋で

空の光の色が時々刻々と変わっていくさまを見せ、それに補色の光を加えて空の色を

濃くしたり変えたり、また真っ暗闇の部屋の中に観客を入れて、暗さに慣れてきた頃

に光のスクリーンが見えはじめる、といったものがある。また飛行機の免許も持って

おり、高空の青い光からも作品のインスピレーションを得ている。

「The Light Inside」

Olafur Eliasson(デンマーク)

1967 年、デンマークのコペンハーゲン生まれ。アイスランド人芸術家。1989 年から

1995 年まで王立デンマーク芸術アカデミーで学ぶ。現在はベルリン在住。作品は移設

可能な装置であることもあるが、大半は設置場所に応じたインスタレーション作品が

多い。自然現象や建築物に大きな興味を持ち、時には機械等も用いて自然現象を思わ

せる空間を作り、鑑賞者の視覚や認識を揺り動かすことをねらってきた。2003 年にロ

ンドンのテート・モダンで "Weather Project" という展示を成功させている。同年には

ヴェネツィア・ビエンナーレでデンマーク代表となり好評を収めている。

「Eye See You」

Light Night Art

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藤井秀全 Hidemasa Fujii(日本)

1984 年、奈良県生まれ。京都造形芸術大学芸術研究科在籍。現代アーティスト名和

晃平ゼミに所属。空気や時間など、存在や動きを認識することが難しい「素材」を、

体で感じられる形に変換させる実験的な創作活動に挑戦する新鋭である。2005 年、

町家の宿あずきやにて雑貨&Cafe 臨時開店、2006 年、ひろしまナイト美術大賞展

(新地ギャラリー/広島)第 14 回ひろしまナイト美術大賞受賞。2008 年には 9th

Spiral Indipendent Creators Festival(スパイラルホール/東京)において、LEDライ

トを使用した作品「Stain」でグランプリを受賞している。

「Stain」

松尾高弘 Takahiro Matsuo(日本)

1979 年、福岡県生まれ。九州芸術工科大学大学院修了。CGプロダクション勤務など

を経て、アーティスト活動に専念する。人の行為を映像や音、光と融合させるインス

タレーションの制作を中心に活動。幻想的な美を追求した参加性の高い表現が注目さ

れる。自分の描く世界や表現を、体験する人の心と体の両方に伝えることを目的とし、

仮想ではなく、非日常の世界や感覚を体感できるようにすることを制作のテーマとし

ている。体験する側にとって、見るだけ、聞くだけにとどまらず、触れたり動いたり、

体を動かしたり、空間の雰囲気に浸ったりと、特別な体験ができる唯一の空間を表現

する。

「PHANTASM」

Dan Flavin(アメリカ)

1933 年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒業。ニューヨーク、リバーヘッドを

活躍の場としていた。彫刻やオブジェといった作品だけでなく、1961 年からネオンを

使用した作品を制作し始め、ミニマルアーティストの地位を確立する。商業用として

利用できた蛍光灯器具を用いる作品制作を通して、伝統的な芸術の概念へ挑戦した。

彼の作品は絵 画と彫刻の狭間のあいまいな領域に位置し、彼の選択する素材が持つ固

有の流動性は、線や色と いった絵画的な要素の探求を可能とし、同時に、作品の持つ

物質性は空間性を生み出す。ごくありふれ た蛍光灯は、現代の工業的社会の象徴であ

ると同時に、一方で空間、色、線といった造形要素を混 乱させる存在である。また、

彼の光への関心は、西洋絵画史に由来し、精神性の暗喩と しての超越した存在をも示

唆している。

「Untitled」

Light Night Art

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ヤマザキミノリ Minori Yamazaki(日本)

1954 年、群馬県生まれ。東京芸術大学工芸科鋳金専攻卒業。東京芸術大学構成デザ

イン大学院修士課程修了。女子美術大学芸術学部メディアアート学科教授・同大学大

学院美術研究科教授。空間設計、ライトアート、CG、ブログを通じた美術活動を展開。

東京芸術大学在学中の 1975 年に立方体内部を鏡貼りにした箱形万華鏡「CUMOS」を

発明。そこからさらに、鏡の無限反射を活用した等身大ライトアートオブジェ「FAN

TACL」シリーズへと作品を進化させる。それらのイメージが巨大化して人を包み込む

スケールの空間デザインや演出、公共建築に設置される環境芸術やモニュメント制作

へ創造の領域を展開させている。近年はクリスマスのアトリウム装飾や演出、光と音

がシンクロするクリスマスツリー、発光ダイオード LEDを多用した建築物へのイルミ

ネーションデザインなどを数多く手がけている。

「CUMOS」

宮島達男 Tatsuo Miyajima(日本)

1957 年、東京都生まれ。東京藝術大学院修士課程修了。東北芸術工科大学副学長・

デザイン工学部長。発光ダイオード(LED)のデジタルカウンターを使用した作品で

知られ、コンピュータグラフィックス、ビデオなどを使用した作品。典型的な作品は、

暗い部屋に置かれた LEDのデジタルカウンターが、「1」から「9」までの数字を刻む

ものである。デジタルカウンターは数千個単位で用いられることが多い。デジタルカ

ウンターの刻む数字は「1」から「9」までであって、決して「0」を表示せず、その

明滅する速度が一定ではなく、個々の LEDによって異なっている。これは、人間が生

まれ、死に、そして再生する「輪廻」の東洋的な思想を現代のテクノロジーを用いて

表現したものであり、『それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それ

は永遠に続く』という関係性、永遠性といった彼の作品テーマを如実に表わしたもの

である。生と死をテーマとした三部作「デス・シリーズ」や、「時の蘇生・柿の木プロ

ジェクト」などを手がけている。

「Sea of Time」

Light Night Art

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・光の存在の追求

光は確実にそこに存在しているにも関わらず、その実体を確かめる事のできない存在です。その存在性をどうすれば確実に

現す事ができるのか?また、我々は光をどのような形でとらえることができるのか?その可能性を探る作品の提案です。

この展覧会では、主に三つの展開で光に可能な表現方法を追求します。

James Turrell:Projection work「Munson」

「クロスコーナー・プロジェクション」のインパクトは、その光と空間の見事な相互作用からなるものである。明るい光は、

投影された壁の大きさや形に合わせて、圧迫感を与えているかのように見える。空間の捉え方は光によって左右され、また、

その光と空間の関係性は投影される色によって変化する。プロジェクターのレンズも投影物の焦点を調整する役割がある。タ

レルはこのレンズの特質を用いて、彼のイメージの明確な位置づけの調整を可能にした。彼はこれによって壁のすぐ正面、あ

るいは鑑賞者の感じ方によっては、すぐ裏側に光を立体として出現させることができる。正確には、光は壁の表面にぼやけて

映し出されているのだが、その不明瞭な映像の特質こそが空間にダイナミックなイメージを作り上げる。光の見える位置は鑑

賞者の視点によって変化する。鑑賞者は動き回ることによって、光が物質的空間の内側に、また外側にあるという二つの異な

る感覚を味わうことができる。解釈を選ぶこと、またその特質こそが「クロスコーナー・プロジェクション」においてタレル

が意図することである。

Light Night Art

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Light Night Art

・光とのコミュニケーション

光は実際に触れる事のできない存在です。手に取る以外の方法で光と鑑賞者との間に関係性を築く事はできるのか?それの

実現は、また新たな光という存在の可能性を示すものとなります。

松尾高弘 :「noctiluca」

夜光虫をモチーフにした作品。鑑賞者が手を上にかざすと、それにセンサーが反応して、頭上が青白く光る。淡く青白い光は、

壁にも反射して、まるで深海のような空間をつくりだし、その中を手をかざしながら歩き回ると、海の中をさまよい歩いてい

るかのようにおもえる。外の日差しや熱から遮断され、母なる海の中で護られているような安らぎを感じることもできる。参

加者の動きによる空間の状態変化に敏感に反応し、それぞれが生命を持つように発光する。まるで参加者と光がお互い意志を

持ち自らコミュニケーションを図っているかにも思える、参加型のインスタレーションである。

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・光と闇=生と死

光は様々な思想や宗教において、超越的存在者の属性を示すものとされ、その一つに光と闇の二元的対立があります。光は

しばしば「生」の象徴とされ、闇はまた「死」の象徴とされてきました。その二つの要素を用い、生と死の深淵、また人間

とは何であるのかという根源的思想を表現します。

仏教哲学において、人間の生命は「生」と「死」を繰り返すと説かれている。つまり、「死」は終 わりではなく、「次の生」を

準備する睡眠のようなものであると言うのである。しかも、その「生」 から「死」、「死」から「次の生」へのリズム(Life Time)は個々

人の生命にもともと備わって いて、個別性があり、一人として同じリズムはないとも言われている。あらゆる人間は、このよ

うな「生と死」の荘厳なドラマを何億年ものあいだ営み続けてきた。地球 上のいたるところで、このような「生と死」が生ま

れては消え、消えては生まれてきた。それは満天に輝く星の煌きを見るように美しい。一人一人の「生」が違うように、「死」

もまた ひとつと して同じではない。それゆえ、一人一人の「生」も「死」も輝き、お互いの「生」と「死」に響き 合いなが

ら、まるで壮大な宇宙の交響曲を奏でるかのようである。 これを「通常の生死」(Natural Life Time)の美しさであると考える。

しかし、その荘厳な「通常の生死」の営みは時として破壊され分断させられた。

魔性に犯された人為による仕業である。元カーター大統領の特別補佐官であるブレジンスキー試算によれば、20 世紀で戦争や

革命、紛争などにより、人為的に奪われた人命の数は一億六千七百万人に上ると言う。この数は1997年時のイタリアとフランス、

イギリスの人口を合計した数に匹敵する恐るべき数字である。このように、ある意味で、今世紀は、「人為的大量死(Artificial

Mega Death)がもたらされた時代だったといえよう。人為によって無理やり奪われた生命の「死」には個別性がない。その「生

死」はすべて同じ質の「死」になってしまう。なぜなら、個別性のある「通常の生死」が破壊・分断されるということは、個々

の生命がもともと持っていた「生」から「死」へ、そして「次の生」へと流れる悠久なリズムが狂うことを意味している。「次

の生」へのリズムを持った豊潤な「死」ではなく、悠久なリズムが断ち切られ中吊りにされた「死」へと堕してしまう。その

「死」には、もはや「生」と響き合う何の煌きもなどなく、個別性は剥奪される。「人為的大量死」の闇は、すべて同じ質の「死」

で埋め尽くされ、中吊りの恐怖だけが横たわっている。この作品は、荘厳な宇宙の交響曲である「通常の生死」の美しさと、

それが、突如破壊された際の恐怖を対比させて見せることにより、「人為的大量死」(Artificial Mega Death)の意味を人々に考

えてもらおうとする試みである。"MEGA DEATH" は部屋を囲む壁面全体に無数の LEDが数字を刻み、入ってきた観客がある特

定の場所に立つと、すべての LEDが一瞬で消え、数分後に徐々に LED が動き出すまで暗闇が訪れるものである。戦争や災害に

よる大量死を髣髴とさせ、見たものを慄然とさせる作品である。

宮島達男 :「MEGA DEATH」

Light Night Art

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Light Night Art

2009.6.6ー 8.9北海道立近代美術館

作品写真を使用し、展覧会の作品イメージを明確に表現。極力情報を取り除き、暗闇の中から浮かびあがる光を模して光と闇の対比をはっきりとさせた。光についての伝えたいメッセージの伝達、またミニマライズされた美しさを念頭においてデザインした。

ポスター案

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Light Night Art2009.6.6ー 8.9北海道立近代美術館

          <料金>          ・当日/一般=1,000円 大学生=800円 小中高生=400円 65歳以上=800円           ・前売り、団体/一般=800円 大学生=600円 小中高生=300円

<お問い合わせ先>施設全般について:011-644-6881観覧料、団体観覧について:011-644-6882展示内容、美術一般について:011-644-6883

Fax. 011-644-6885E-mail: [email protected]テレフォンサービス:011-612-7000

<開館時間>9:30 -17:00

<休館日>月曜日 (月曜日が祝・祭日の場合は翌日)

Light Night Art2009.6.6ー 8.9北海道立近代美術館

          <料金>          ・当日/一般=1,000円 大学生=800円 小中高生=400円 65歳以上=800円           ・前売り、団体/一般=800円 大学生=600円 小中高生=300円

<お問い合わせ先>施設全般について:011-644-6881観覧料、団体観覧について:011-644-6882展示内容、美術一般について:011-644-6883

Fax. 011-644-6885E-mail: [email protected]テレフォンサービス:011-612-7000

<休館日>月曜日 (月曜日が祝・祭日の場合は翌日)

光と闇に寄せて。

Light Night Art2009.6.6ー 8.9北海道立近代美術館

ポスターと同じデザインにし、作品写真を替えバリエーションをつくった。また、キャッチコピーを入れて展覧会のイメージがより伝わりやすいようにと意識した。問い合わせやチケットなど必要事項を表面に明記した。(詳細は裏面に記載)

チラシ案

          <料金>          ・当日/一般=1,000円 大学生=800円 小中高生=400円 65歳以上=800円           ・前売り、団体/一般=800円 大学生=600円 小中高生=300円

<お問い合わせ先>施設全般について:011-644-6881観覧料、団体観覧について:011-644-6882展示内容、美術一般について:011-644-6883

Fax. 011-644-6885E-mail: [email protected]テレフォンサービス:011-612-7000

<開館時間>9:30 -17:00

<休館日>月曜日 (月曜日が祝・祭日の場合は翌日)

光と闇に寄せて。 光と闇に寄せて。

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荘厳な宇宙の交響曲である「通常の生死」の美しさと、 それが、突如破壊された際の恐怖を対比させて

見せることにより、「人為的大量死」(Artificial Mega Death)の意味を人々に考 えてもらおうとする試み。

"MEGA DEATH" は部屋を囲む壁面全体に無数の LEDが数字を刻み、入ってきた観客がある特 定の場所に立つ

と、すべての LEDが一瞬で消え、数分後に徐々に LED が動き出すまで暗闇が訪れるものである。戦争や災害

に よる大量死を髣髴とさせ、見たものを慄然とさせる。

Tatsuo Miyajima  「MEGA DEATH」

装丁

内容

Light Night Art2009.6.6ー 8.9

表紙はポスターのデザインを取り入れ、シンプルな写真集のような雰囲気を出した。作品写真とタイトル、そのコンセプトの見開きメージとし、展覧会全体の作品像が簡潔に伝わるようレイアウトした。

図録案