AM CAMPUS R ASIA ASIA PROGRAM CAMPUS ASIA PROGRAM キャンパスアジア・プログラム...
-
Upload
nguyenduong -
Category
Documents
-
view
220 -
download
0
Transcript of AM CAMPUS R ASIA ASIA PROGRAM CAMPUS ASIA PROGRAM キャンパスアジア・プログラム...
CAMPUS ASIA PROGRAM
CAMPUS ASIAPROGRAM
キャンパスアジア・プログラム事業報告集
2018年3月
2017年度 立命館大学 キャンパスアジア・プログラム 事業報告集
2017C
AM
PU
S A
SIA
PR
OG
RA
M
CHINA
SOUTHKOREA
JAPAN
目次
第1部 キャンパスアジア・プログラムについて 1
メッセージ▏キャンパスアジア・プログラムについて 2
▏2年目を迎えた常設化プログラム 2
第2部 プログラム学生の募集と育成 5
▏入学前・入学後の募集ガイダンス 6
▏AO入試 7
▏立命館での学び 8
第3部 日中韓の授業の様子 15
▏中韓プログラム学生の学び 16
▏移動キャンパスでの学び 23
第4部 さまざまなラーニング&コミュニケーション 27
▏結団式 28
▏キャンパスアジア学生懇親会 29
▏中国と韓国をつなげる仕事セミナー 29
▏卒業生との交流 30
▏キャンパスアジア事業交流(名古屋大、岡山大) 31
CONTENTS
▏日韓学生フォーラム(延世大・同志社大) 31
▏海外学生交流会(東西大学校) 32
▏海外学生交流会(高麗大学校) 32
▏毎日新聞社講演会 33
題5部 キャンパスアジア・プログラムに関わる協議組織・運営交流 35
▏キャンパスアジア・プログラム協議組織 36
▏キャンパスアジア・プログラム運営交流 38
題6部 付録 43
▏2017年度のあゆみ 44
▏メディア報道および紹介記事一覧 47
▏プログラム学生、サポートリーダーの紹介 50
▏プログラム担当教職員 54
第1部 キャンパスアジア・ プログラムについてCAMPUS ASIA PROGRAM 2017
1
メッセージ
▏ キャンパスアジア・プログラムについて
▏ 2年目を迎えた常設化プログラム
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
2
メッセージ▏ キャンパスアジア・プログラムについて 立命館大学文学部キャンパスアジア・プログラムは、日本(立命館大学)・中国(広東外語外貿大学)・韓国(東西大学校)の3カ国の大学が共同運営する国際教育プログラムです。日中韓3カ国の学生が、2年間かけて相手2カ国のキャンパスを移動しながら現地で共修するという新しいしくみで運営されています。本プログラムに参加する立命館大学の学生は、1回生から中国語・朝鮮語の2カ国語を学び、2回生・3回生時に「移動キャンパス」として半年ずつ両国を順番に回りながら、中国・韓国に1年ずつ計2年間留学します。キャンパスアジア・プログラム参加学生(以下、プログラム学生)は、東アジア3カ国語(日本語・中国語・朝鮮語)によるコミュニケーションや知識の習得が可能となり、東アジアの人文学的専門知識を身につけて、新しい東アジアの国際関係を作り出すような「東アジア人文学リーダー」になることを目指します。
本プログラムで人材目標として掲げる「東アジア人文学リーダー」とは、中国語・朝鮮語の実践的な運用能力を基盤として、東アジアの言語・文化・歴史といった人文学的知識を身につけ、東アジアに横たわる諸問題の解決に積極的に取り組む意欲と能力を持つ人材をさしています。東アジア各国の文化や歴史を深く知り相手国の人びとと相互理解を試みるには、現地の言語によるコミュニケーション能力が非常に重要です。英語は確かに世界中の多くの人びととのコミュニケーションが可能なグローバル言語ですが、英語圏以外の国々、特に東アジアでは、英語で十分なコミュニケーションを取ることができるわけではありません。本プログラムにおいては、中国語および朝鮮語を、現地の人びとと直接コミュニケーションが取れることはもちろん、専門知識を収集・分析できるレベルまで習得することを目標としています。
▏ 2年目を迎えた常設化プログラム 常設化から2年目を迎えた2017年度から、2つの新しいことがスタートしました。1つめは、本学プログラム学生たちの「移動キャンパス」の開始です。2016年度に入学した1期生たちが1年間の派遣前教育を終えて、移動キャンパスの1周めとして2つのグループに分かれて広外大および東西大でそれぞれ半年ずつ学びました。2つめは、広外大・東西大のプログラム学生たち34人を本学で受け入れ、中韓プログラム学生の日本での学びが開始したことです。中韓プログラム学生も2つのグループに分かれ、学期ごとに入れ替わりつつ、本学で日本語や日本研究などを学びました。彼らには、文学部学生による「キャンパスアジア・サポーター」グループが、ともに演習講義を受講し、学習や生活などのサポートを行いました。 4月には2期生も入学して、本学の派遣前教育で学びました。今後もキャンパスアジア・プログラムの新入生たちが毎年入学するようになり、来年度からはプログラム学生の中で先輩・後輩が一緒に留学することになります。 新しいステージを迎えた本プログラムの本年度報告集をお届けします。プログラム学生たちの学びと成長を見守っていただければ幸いです。
CHINA JAPAN
KOREA
移動キャンパス
東アジア人文学リーダー養成のための
日中韓共同運営移動キャンパスCAMPUS Asia
東アジア人文学リーダー
【高度化したキャンパスアジア・プログラム】
◉ 実践的な中国語・朝鮮語の語学力◉ 多文化間調整が可能なコミュニケーション能力と判断力◉ 東アジア人文学の専門的知識と分析力
多様な場で多文化協働を率先できる人材へ
交流学生数の増加
留学期間の長期化
東アジア人文学専門講義の多様化
安定した運営体制下で拡大事業の評価・改善
教育効果の専門的分析と可視化❶ ❷ ❸ ❹ ❺
【日中韓移動キャンパス(2年間)】
【人材育成目的】
日本立命館大学
韓国東西大学校
中国広東外語外貿大学
中国語CA演習
東アジア人文学
東西大教員会議
立命館大教授会
CAP運営委員会
広東外大教員会議
三大学教職員合同会議(日本語・中国語・朝鮮語対応)
キャンパスアジアプログラム240人
文学部7学域・17専攻5000人
立命館大学 日本 世界へ現代東アジア言語・文化専攻
400人
CAP 実務者会議
広外大キャンパス
2回生前期
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
中国語朝鮮語CA演習
立命館キャンパス
1回生
【移動の流れ/カリキュラム】
【運営体制】
学生募集・選抜
共同修了証
各種既存科目
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
2回生後期
中国語CA演習
東アジア人文学
広外大キャンパス
中国語CA演習
東アジア人文学
広外大キャンパス
3回生前期
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
3回生後期
中国語CA演習
東アジア人文学
広外大キャンパス
中国附属校・協定校
韓国大学コンソーシアム京都
他大学
アドヴァンス中国語アドヴァンス朝鮮語
卒業論文各種既存科目 ( 就職活動 )
立命館キャンパス
4回生
選抜 AO入試(中国語・朝鮮語 / キャンパスアジア)実施 入学前募集・選抜
1回生時 語学:留学のための中国語・朝鮮語を集中的に習得 演習:異文化理解、リテラシー能力の伸長 専門:東アジア人文学の基礎知識を固める
2 回生時 (韓国学期): 朝鮮語(教養講義対応)、演習、韓国基礎研究 (中国学期): 中国語(教養講義対応)、演習、中国基礎研究
3 回生時 (韓国学期): 朝鮮語(専門講義対応)、人文学専門講義 卒論演習、海外インターンシップ (中国学期): 中国語(専門講義対応)、人文学専門講義 卒論演習、海外インターンシップ
4 回生時 卒業論文執筆/就職活動
進学・就職 外資系企業、マスコミ、サービス、金融、日本語教員、大学院
10人
20人
10人
10人
10人
外部有識者による評価・検証
本事業の成果
学年 日本・立命館キャンパス
1年次春/秋学期
2年次春学期2年次秋学期3年次春学期3年次秋学期4年次
春/秋学期
課程
【本学で学ぶ学生数】
[1段階]派遣前教育[2段階]
移動キャンパス
[3段階]卒業準備課程
日A10名
日B10名
中A10名
韓B10名
韓A10名
中B10名
中A10名
韓B10名
韓A10名
中B10名
日A10名
日B10名
日本CAP生 中国CAP生 韓国CAP生
3
1第1部 キャンパスアジア・プログラムについて
CHINA JAPAN
KOREA
CHINA
KOREAKOREAKOREAKOREAKOREA
移動キャンパス
東アジア人文学リーダー養成のための
日中韓共同運営移動キャンパスCAMPUS Asia
東アジア人文学リーダー
【高度化したキャンパスアジア・プログラム】
◉ 実践的な中国語・朝鮮語の語学力◉ 多文化間調整が可能なコミュニケーション能力と判断力◉ 東アジア人文学の専門的知識と分析力
多様な場で多文化協働を率先できる人材へ
交流学生数の増加
留学期間の長期化
東アジア人文学専門講義の多様化
安定した運営体制下で拡大事業の評価・改善
教育効果の専門的分析と可視化❶ ❷ ❸ ❹ ❺
【日中韓移動キャンパス(2年間)】
【人材育成目的】
日本立命館大学
韓国東西大学校
中国広東外語外貿大学
中国語CA演習
東アジア人文学
東西大教員会議
立命館大教授会
CAP運営委員会
広東外大教員会議
三大学教職員合同会議(日本語・中国語・朝鮮語対応)
キャンパスアジアプログラム240人
文学部7学域・17専攻5000人
立命館大学 日本 世界へ現代東アジア言語・文化専攻
400人
CAP 実務者会議
広外大キャンパス
2回生前期
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
中国語朝鮮語CA演習
立命館キャンパス
1回生
【移動の流れ/カリキュラム】
【運営体制】
学生募集・選抜
共同修了証
各種既存科目
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
2回生後期
中国語CA演習
東アジア人文学
広外大キャンパス
中国語CA演習
東アジア人文学
広外大キャンパス
3回生前期
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
朝鮮語CA演習
東アジア人文学
東西大キャンパス
3回生後期
中国語CA演習
東アジア人文学
広外大キャンパス
中国附属校・協定校
韓国大学コンソーシアム京都
他大学
アドヴァンス中国語アドヴァンス朝鮮語
卒業論文各種既存科目 ( 就職活動 )
立命館キャンパス
4回生
選抜 AO入試(中国語・朝鮮語 / キャンパスアジア)実施 入学前募集・選抜
1回生時 語学:留学のための中国語・朝鮮語を集中的に習得 演習:異文化理解、リテラシー能力の伸長 専門:東アジア人文学の基礎知識を固める
2 回生時 (韓国学期): 朝鮮語(教養講義対応)、演習、韓国基礎研究 (中国学期): 中国語(教養講義対応)、演習、中国基礎研究
3 回生時 (韓国学期): 朝鮮語(専門講義対応)、人文学専門講義 卒論演習、海外インターンシップ (中国学期): 中国語(専門講義対応)、人文学専門講義 卒論演習、海外インターンシップ
4 回生時 卒業論文執筆/就職活動
進学・就職 外資系企業、マスコミ、サービス、金融、日本語教員、大学院
10人
20人
10人
10人
10人
外部有識者による評価・検証
本事業の成果
学年 日本・立命館キャンパス
1年次春/秋学期
2年次春学期2年次秋学期3年次春学期3年次秋学期4年次
春/秋学期
課程
【本学で学ぶ学生数】
[1段階]派遣前教育[2段階]
移動キャンパス
[3段階]卒業準備課程
日A10名
日B10名
中A10名
韓B10名
韓A10名
中B10名
中A10名
韓B10名
韓A10名
中B10名
日A10名
日B10名
日本CAP生 中国CAP生 韓国CAP生
第2部 プログラム学生の募集と育成CAMPUS ASIA PROGRAM 2017
2
▏ 入学前・入学後の募集ガイダンス
▏ AO入試
▏ 立命館での学び
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
6
▏ 入学前・入学後の募集ガイダンス 2017年度キャンパスアジア・プログラムに参加する学生を募集する「入学前募集」「入学後募集」を実施しました。この募集では、立命館大学文学部の各種入試方式で合格した学生が対象となります。入学前募集では17名、入学後募集では1名、合わせて18名のプログラム学生を選出しました。また、プログラムのサポートリーダーを募集し5名の新入生を選出しました。
■ 2017年度プログラム学生募集から選考までの流れ
文学部のAO入試合格者
1次・2次募集
推薦入試等(10月)合格者
プログラム学生19名
サポートリーダー4名※一般入試等(2月・3月)合格者
文学部の各種入試の合格(入学)者
※派遣前教育の途中で1名がプログラム学生となった。
応募 選考
7
2第2部 プログラム生の募集と育成
▏ AO入試 2016年度に新設されたキャンパスアジア・プログラムのAO入試は、中国語・朝鮮語を学んでいる全国の中学校・高校の生徒や教員から高い評価を得ています。この入試は、中国語・朝鮮語の語学能力試験が所定のレベルに達している者、もしくは各言語のスピーチコンテストの成績優秀者を対象としており、全国から応募があります。 2017年度AO入試には、募集人数5名に対して27名の応募があり、厳正なる審査の結果7名を合格としました。
・出願期間:2016年8月29日(月)~ 2016年9月2日(金) ・提出書類:エントリーシート・志望理由書・高等学校調査書・朝鮮語/中国語能力試験の証明書等 ・選考:2016年9月30日(金)書類審査合格発表 2016年10月8日(土)面接審査
入学後募集説明会
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
8
▏ 立命館での学び まず、移動キャンパス派遣前教育では、2回生からの移動キャンパス参加に向けて、主に以下のような科目を受講し、語学力・東アジアに関する人文学の基礎・異文化コミュニケーション能力の基礎を身につけていきます。派遣前教育の柱である、プログラム学生のための演習授業と外国語履修科目、イニシエーション実習について以下に紹介していきます。 そのほかに、移動キャンパス参加中のプログラム学生に対して卒業論文準備のための専門科目「人文学演習Ⅰ・Ⅱ」、キャンパスアジアでの学びの学内への波及と中韓プログラム学生の学びのサポートを目的として「キャンパスアジア・サポーター」を設けています。
大学 科目区分 科目名 単位教育目的
① ② ③ ④ ⑤
立
命 館 大
一般外国語科目
中国語・基礎 2 ● 中国語・表現Ⅰ 1 ●中国語・表現Ⅱ 1 ●中国語・展開 2 ●朝鮮語・基礎 2 ● 朝鮮語・表現Ⅰ 1 ●朝鮮語・表現Ⅱ 1 ●朝鮮語・展開 2 ●
本プログラム専用外国語科目
【初修外国語履修者対象】 中国語(キャンパスアジア)Ⅰ(LA) 1 ● ●中国語(キャンパスアジア)Ⅱ(LA) 1 ● ●朝鮮語(キャンパスアジア)Ⅰ(LA) 1 ● ●朝鮮語(キャンパスアジア)Ⅱ(LA) 1 ● ●
【既修者プログラム履修者対象】 中国語(キャンパスアジア)Ⅰ(LB) 1 ● ●中国語(キャンパスアジア)Ⅱ(LB) 1 ● ●朝鮮語(キャンパスアジア)Ⅰ(LB) 1 ● ●朝鮮語(キャンパスアジア)Ⅱ(LB) 1 ● ●朝鮮語(キャンパスアジア)Ⅲ 1 ● ●朝鮮語(キャンパスアジア)Ⅳ 1 ● ●
(※本プログラム専用科目)
専門科目
現代東アジア言語・文化概論Ⅰ 2 ● 現代東アジア言語・文化概論Ⅱ 2 ● ● 現代東アジア言語・文化概論Ⅲ 2 ● ●
キャンパスアジア演習Ⅰ(※) 2 ● ● ●
キャンパスアジア演習Ⅱ(※) 2 ● ● ●
中国イニシエーション実習(LB)(※) 2 ● ● ●
韓国イニシエーション実習(LB)(※) 2 ● ● ●
①中国・韓国・日本の文化・社会・歴史に関する基礎知識を身につけ、それを東アジア全体の中で位置づけることができる。②東アジアに関する人文学的専門知識を有し、さらにそれを高度化させていくことができる。③中国語・朝鮮語の実践的な運用能力を身につけ、各国で生活・学習する上で充分にコミュニケーションすることができる。④東アジアの理解に不可欠な中国語・朝鮮語の文献・データを理解・分析し、かつ各言語で発表することができる。⑤東アジアの文化的・歴史的違いを理解しつつ、東アジアの現実的課題を東アジアの人々と共有し、ともに未来志向的に解決するためのリーダーシップを有する。
9
2第2部 プログラム生の募集と育成
キャンパスアジア演習Ⅰ・Ⅱ 本授業は、東アジア人文学リーダーへの第一歩として、中国や韓国、東アジアに関する基本的な知識を学び、また人文学の基礎を身につけるために設けられた、キャンパスアジア・プログラム専用の授業です。東アジアの基本的な問題をテーマとした講義や学生発表を行うほか、海外での学習・生活をするときに必要な異文化理解力、自己分析力などに関する講義も行いました。また学内外の中韓学生と交流を行い、プログラムの意義と自分たちの成長を確認しながら、国際的な人材となるための基礎を培っていきます。
特別講義「大学生の学び」 4月27日(木)の「キャンパスアジア演習Ⅰ」では、京都工芸繊維大学の山本以和子先生をお招きし、大学での学びに関する特別講義をしていただきました。高校までの勉強と大学での学びの質的な違い、求められる学習姿勢など、大学生としてのあるべき心構えについてお話していただきました。プログラム学生にとっては、これからの社会で必要とされる人材について理解し、それに向けてどのように成長していけばいいのかを考えるよいきっかけになりました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
10
外国語履修科目 プログラム学生は必修外国語(第1・第2)科目に加えてプログラム学生専用中国語・朝鮮語(初修・既修)を履修し、次年度からの留学・サポーター活動に備えています。各レベルに合わせた実践的コミュニケーション力の習得に主眼を置き、初修・既修クラスともにネイティブ教員・日本人教員が連携しながら基礎力を養成するとともに、本学中国人・韓国人留学生や海外の学生(東西大・高麗大)との対話交流、発音トレーニング、中国語・朝鮮語での発表や討論などを積極的に取り入れています。こうした1年間の学びをもとに中国語検定、ハングル検定の初・中級合格や、TOPIK(韓国語能力試験)上級合格者を輩出しています。
アシスト・パートナー(中国語・朝鮮語) 昨年に引き続き、今年度も初修外国語履修者を対象とした「中国語/朝鮮語アシスト・パートナー制度」を実施しました。この制度は、本学で学ぶ中国・韓国からの留学生が、外国語アシスト・パートナーとして授業に参加し、より実践的な学びのなかで語学力を成長させることを目的としています。 今年は、中国・韓国あわせて35名もの応募があり、そのなかから13名の留学生が参加しました。プログラム学生は、留学生とのコミュニケーションのなかで、自身の語学力のレベルを測るよい機会となりました。
中国語初修クラス(10月25日、11月22日、12月20日) 朝鮮語初修クラス(10月31日、11月28日、12月19日)
11
2第2部 プログラム生の募集と育成
中国語発音トレーニング 移動キャンパスを2カ月後に控え、プログラム学生の中国語発音の力をアップさせる取り組みを行いました。現在本学に留学している広外大プログラム学生や一般の中国人留学生がコーチとなって、発音や実践的な会話に重点を置いたトレーニングを行いました。
イニシエーション実習(中国) 8月1日(火)から14日(月)にかけて、桂林市にある広西師範大学、および上海市にてイニシエーション実習を実施しました。広西師範大学では、中国語だけを使った語学授業、水墨画や中国茶、料理大会などの文化体験を行いました。各学生に現地学生がバディとしてつくことで、学習・生活面でのサポートを得るとともに、中国語の上達にもつながりました。上海市では歴史と現代を体験するフィールドワークを実施しました。中国での長期滞在をしたことがない学生にとって、中国語の学習と同時に、現代中国の姿を実見することができました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
12
イニシエーション実習(韓国) 8月27日(日)から9月10日(日)にかけての2週間、ソウルの高麗大学校にてイニシエーション実習を行いました。午前は高麗大学校韓国語文化教育センターで2つのクラスにわかれて朝鮮語を学びました。午後は、キムチや印鑑作り、サムルノリなどの文化体験や、高麗大の「トウミ(チューター)」学生とともにソウル市内でのフィールドワークを行いました。フィールドワークの成果は事後講義で帰国後の調査も含めたグループ発表を行い、実際の生活や経験に基づいた韓国についての知見を広げました。
13
2第2部 プログラム生の募集と育成
人文学演習Ⅰ・Ⅱ 移動キャンパス各学期の間には、本学でプログラム学生2回生を対象にした短期集中講義「人文学演習Ⅰ・Ⅱ」を開講しました。2017年度は、夏期7月21日(金)~7月28日(金)と冬期1月22日(月)~1月26日(金)に行いました。移動キャンパスの振り返り、専門知識や異文化理解に関する講義、卒業論文の準備に向けての発表や討論が行われました。 また、人文学演習期間中には留学報告会(20ページ参照)も開催しました。
キャンパスアジア・プログラムサポーター 2017年度に結成されたキャンパスアジア・プログラムサポーターは、昨年度の派遣前教育でプログラム学生とともに学んだサポートリーダー学生が中心となり、プログラム学生以外の本学文学部学生で構成されています。サポーターは、本学での日中韓共修授業である「キャンパスアジア演習Ⅲ」を受講して東アジアの諸問題について学ぶとともに、中韓プログラム学生の学習面・生活面のサポートを行いました。主な活動は以下の通りです。
・ランゲージ・エクスチェンジ(2017年5月~) ・授業・学習支援 ・中韓プログラム学生と日本人学生をつなげる交流会の企画・運営 ・定期的なミーティングの開催 ・関西空港への出迎えと入寮サポート(3月・9月)等
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
14
移動キャンパス手続きガイダンス 10月30日(月)、移動キャンパス手続きガイダンスを開催しました。2年間で計4回の留学に関わる事務手続きや、ビザの取得方法、奨学金の申請手続き等を説明しました。 プログラム学生は、2年間全体のスケジュールを確認・把握することで、来年からスタートする移動キャンパスをより具体的にイメージすることができました。
学習支援
第3部 日中韓の授業の様子CAMPUS ASIA PROGRAM 2017
3
▏ 中韓プログラム学生の学び
▏ 移動キャンパスでの学び
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
16
▏ 中韓プログラム学生の学び学習・生活ガイダンスとグループ面談 中韓プログラム学生は、前期は3月中旬、後期は9月上旬に来日しました。 前期に来日した学生は3月下旬の約2週間、後期に来日した学生は9月中旬の約2週間、留学生向けの各種ガイダンスに参加しました。移動キャンパス2年間のうち2学期間が日本での留学生活になることから、日本での生活について理解を促すとともに、相談窓口を把握する機会としました。 前期は4月3日(月)、後期は9月19日(火)に、中韓プログラム学生のための履修ガイダンスを実施しました。キャンパスアジア担当教職員と、生活や授業のサポートを行うサポーターを紹介し、プログラムのサポート体制や連絡方法を周知しました。また、受講登録申請・成績評価の方法・受講可能な授業の紹介等、各種履修に関する情報を提供しました。学生からは授業について質問が飛び交い、移動キャンパスへの意欲が感じられました。
前期は4月5日(水)、後期は9月21日(木)に、キャンパスアジアカフェの設備ガイダンスを行いました。 パソコン内蔵のBIGPAD・デスクトップパソコン・プリンター・書籍とDVDの貸出など、カフェの設備を活用できるよう、使い方や貸出方法を説明しました。使い方の説明を兼ね、BIGPADで、中国・韓国にそれぞれ留学中の本学プログラム学生とSkypeで通信し交流を行いました。ガイダンス終了後には、中韓プログラム学生たちはさっそく機器類や書籍を使用し、新しい環境で受ける授業や留学生活の中での出会いに胸を躍らせていました。 そのほか、日常的な学習・生活面のサポートの一環として、本学教員によるグループ面談を定期的に開催し、各学生のニーズに合わせた悩みや要望を聞き、今後の学びへの助言を行うなどの機会を設けました。
17
3第3部 日中韓の授業の様子
キャンパスアジア演習Ⅲ この演習授業では、中韓プログラム学生2回生と本学サポーター2回生が東アジアの諸問題についてともに学び、討論することで、自らを相対化し、相互理解を深めていきます。日本や東アジア関連の日本語文献・資料の探し方、日本語での発表や討論の方法を学ぶとともに、新聞社説の比較を通じて文献リテラシーを身につけました。また、6月3日(土)と11月11日(土)には本学国際平和ミュージアムを参観し、東アジアを巻き込んだ戦争について、それぞれの視点に触れ、ともに考える機会を持ちました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
18
日本研究Ⅰ・Ⅱ 留学1周めの「日本研究Ⅰ」では現代日本の諸分野についての知見を深めるとともに、日本の各地域や京都に関するグループ発表・討論を行い、「日本研究Ⅱ」では現代歌人の短歌やエッセイ、浮世絵師歌川国芳について調べ、複眼的視点から日本文学や文化を学びました。発表では、ゆるキャラと地域経済との関係、都心と郊外の人口移動、雪害被害、ことばの地域差など興味深いテーマでの発表が相次ぎ、中韓プログラム学生は日本のさまざまな一面を知ることができました。日本の古典文化の理解は難しかったようですが、マンガや挿絵などを用い、その面白さや奥深さの一端に触れることができました。 このほか、「日本研究Ⅰ」の授業の一環で、京都国際マンガミュージアムや京都学・歴彩館などを訪れたり、広外大・東西大出身の本学講師や留学生に日本での学びについてのレクチャーを受け、2周めの専門的学びの基礎を築きました。
日本語履修科目 「現地のことばで、現地を学ぶ」を実現するため、1周めの日本学期では日本語運用力の習得に力を入れています。本学日本語教育センターと連携しながら、キャンパスアジア・プログラム専用日本語Ⅵクラスとほかの本学留学生とともに学ぶ日本語Ⅳクラスにわかれて、「会話・作文・聴解・読解」の4領域と時事・ビジネス日本語を学びました。さまざまなアクティビティを通じて生きた日本語を身につけ、「キャンパスアジア演習Ⅲ」での学びとともにアカデミック日本語の習得をめざしています。
19
3第3部 日中韓の授業の様子
フィールドワーク 中韓プログラム学生、本学プログラム学生1回生、サポーターたちの合同フィールドワークとして、前期は6月25日(日)には滋賀県(延暦寺、琵琶湖、藤樹書院)、後期は10月29日(日)に大阪府(カップヌードルミュージアム大阪池田、万博記念公園)を訪れました。座禅やインスタントラーメン作りなどの文化体験を通じて、日本社会や文化に直接触れるだけでなく、日中韓の学生同士の親睦・交流を深める良い機会ともなりました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
20
留学報告会 7月22日(土)に、平井嘉一郎記念図書館1階のオープン学習スペース「ぴあら」にて留学報告会を行いました。中国留学から戻ってきたプログラム学生グループ2組、韓国から戻った2組、本学に留学していた中韓プログラム学生のグループ2組が、約半年の留学経験を活かした研究発表を行いました。各国の言語で書かれた文献や各国で実施したアンケートの結果などを利用して、半年の留学の成果を報告し合い、ディスカッションを行いました。プログラム学生1回生やキャンパスアジア以外の学生・教員、来校中の高校生など、多様な人々が同席する中で行われました。
留学2学期めの後期にも1月24日(水)に日中韓各国のプログラム学生が一堂に会して発表を行う留学報告会を開催しました。中国留学グループ、韓国留学グループ、本学留学グループ各1組が留学中に学び、調査した内容を発表し、2学期めの学びの成果を報告しました。日中韓の学生にとって、親睦を深めるとともに、これまでの留学を振り返り、さらに今後の留学・学習を見つめ直す良い機会となりました。
21
3第3部 日中韓の授業の様子
東アジア・受入学生交流会 6月16日(金)3限の授業を利用し、中韓プログラム学生と文学部東アジア研究学域の1回生(D3・D4クラス)との学生交流会を実施しました。 中韓プログラム学生にとってはキャンパスアジア関連以外の学生と会話をする機会もなかなかなく、また1回生にとっても初めて中国や韓国の同世代の学生と話す機会となり、貴重な交流の時間となりました。双方はじめは緊張していましたが、だんだん音楽や趣味などの身近な話題から打ち解けてゆき、いつの間にか日本の学生から両国に関する質問がたくさん出て、中韓プログラム学生たちも真剣かつ楽しそうに説明し、さまざまな情報・意見交換の場になりました。
毎日新聞インターンシップ 毎日新聞社主催で毎年行われる「こども高野山キャンプ」が、7月27日(木)から30日(日)にかけて実施されました。本学文学部・文学研究科(大学院)の学生13名がリーダーとして参加し、キャンパスアジア・プログラムからも中国3名、韓国1名の学生が参加しました。全国から集まってきた小学生4~6年生60名とともに、高野山ですごす3泊4日のプログラムに参加しました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
22
CAPカフェ 移動キャンパスの開始に合わせ、3カ国のプログラム学生がカフェをさらに活用できるように、キャンパスアジアカフェにパソコン(BIGPAD・デスクトップ)や会議用マイクなどの新しい機器類、3カ国に関する書籍・DVDをそろえました。カフェでは、3カ国の学生が交流したり、相互学習をしている姿が見られます。また、定期的にサポーター主催の「ランゲージ・エクスチェンジ」が行われ、プログラム以外の一般学生にも、カフェで交流し学習する場が提供されています。
23
3第3部 日中韓の授業の様子
▏ 移動キャンパスでの学び広東外語外貿大学(中国)での授業や現地での生活 9月21日(木)には、中国・広東外語外貿大学で開校式が行われました。式には、広外大の教職員と日韓プログラム学生17名が参加しました。式の中では、日韓の学生代表のスピーチや広外大の1期生~3期生のスピーチがあり、プログラムに対する思いや抱負を話しました。また、日中韓の3カ国の言葉での合唱というキャンパスアジア・プログラムらしい催し物もあり、学生たちはこれからの中国での生活に期待を膨らませました。
11月29日(水)から12月2日(土)にかけて、2名の教員が広東外語外貿大学を訪問し、留学中の学生や授業の様子を視察しました。 中国語の授業はプログラム学生専用の授業(「中級中国語精読」「中級中国語会話」週5コマ)が設けられています。これらの授業では、中国語の正確な語彙の意味を理解するため、具体例を交えて説明を行ったり、新出語句を使った短文を学生が作って会話したりしながら授業が進められていきます。 「中国社会概況」という授業では、あるテーマに関するやや長い文章の作文が宿題に課され、授業中に発表し、それを聞いた教員が中国語の発音や語句の用法、内容に対してコメントをします。また一般的な語学授業では学習しないような、中国の文化やスポーツに関する語彙・事柄も習得していきます。 「東アジア社会概況」という授業では、日中韓の学生が協力して、東アジアの諸問題について調査・報告をします。学生同士でグループを組み、各グループで発表テーマを決め、中国語を用いて発表資料を作成します。その過程で各国の学生同士が議論をし、発表内容を深めていきます。授業では発表を中国語で行い、それに対して学生が中国語で質疑応答を行います。本学プログラム学生2回生、東西大プログラム学生2回生、1学年下の広外大プログラム学生がこの授業に参加しており、まさにキャンパスアジアの理念を具現化した授業風景となっていました。 そのほか、韓国語会話やビジネス英語の授業も設けられており、次の学期の留学準備やキャリア形成に向けた準備もされています。さらに中国文化体験という授業もあり、両教員が訪問した際には、レストランを貸し切って餃子作りを行っていました。 初めての中国留学を経験し、学習・生活などで戸惑うこともあったようですが、今学期の留学で培った語学力・コミュニケーション力などをもとに、これからの移動キャンパスを実りあるものにし、東アジア人文学リーダーとして成長してくれると信じています。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
24
25
3第3部 日中韓の授業の様子
東西大学校(韓国)での授業や現地での生活 9月初旬と11月上旬に本学教員各1名が東西大学校を訪問し、授業見学やプログラム学生との面談、東西大プログラム学生1回生向けガイダンス、教員間の情報交換を行いました。 韓国学期が始まったばかりの9月のプログラム学生たちは留学生活の基盤づくりにいそしんでいましたが、学期半ばを過ぎた11月にはまだまだ課題は残るものの、学習・生活面ともに落ち着いて学んでいる様子でした。学生寮での中国人や韓国人学生と日中韓の3言語を介した同部屋での生活は、語学力の向上のみならず、互いの生活習慣、行動様式、思考方法などについて身近に感じられる貴重な経験となっています。正課の韓国語学習は個々の習得レベルにあわせてクラス編成がなされ、文法などの基礎力向上に加えて、発表・討論を行うなど実践的な言語運用力を培っています。さらに、韓国語での韓国文化や歴史、社会に関する演習授業や東西大プログラム学生1回生との共修授業を受講して、異なる視点と接しながら相互理解を深めています。とくに韓国・釜山の歴史は日本と密接に関わっており、これまで知らなかった歴史や人びとの意識に触れ、自らを振り返る刺激にあふれた日々を送っています。そのほか、韓国宗教や文学に関する特別講義や釜山市内やソウル、全羅南道でのフィールドワークなどが行われ、大学を離れて実際の韓国社会に触れる機会を持っています。正課授業以外にもサークルやグローバルトーク(言語交換学習)に参加したり、同じプログラム学生の中国学生とともに小旅行に出かけたりするなど、プログラム内外での友人の輪を広げています。また、2018年度に本学に留学する東西大プログラム学生1回生に対して、後期開講直後に立命館での留学生活の紹介や心構えなどについて、本学教員が直接ガイダンスを行い、留学前教育の日韓連携も図りました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
26
日韓フォーラム・ジュニアフォーラム参加 8月29日(火)から30日(水)にかけて、ソウルで行われた韓国国際交流基金(Koreafoundation)主催の日韓フォーラムにプログラム学生2名を派遣しました。以下は参加学生のレポートです。 「29日は日韓ジュニアフォーラムで、両国から集まった大学生たちが、未来志向的な日韓関係のための若者世代の役割というテーマで討論した。議論の中で、ボランティア活動などの共通目標のもと協力し合い関係を築くきっかけにする、SNSを通じて互いの国の良いところを発信し合うなど、様々な意見が出た。初対面の学生との討論だったが、より良い日韓関係のために自分たちが実行できることを真剣に考え、意見を共有し、学び合い、非常に有意義な時間になった。これらの意見は2日目の日韓フォーラムでも発表された。」
第4部 さまざまなラーニング&コミュニケーションCAMPUS ASIA PROGRAM 2017
4
▏ 結団式
▏ キャンパスアジア学生懇親会
▏ 中国と韓国をつなげる仕事セミナー
▏ 卒業生との交流
▏ キャンパスアジア事業交流(名古屋大、岡山大)
▏ 日韓学生フォーラム(延世大・同志社大)
▏ 海外学生交流会(東西大学校)
▏ 海外学生交流会(高麗大学校)
▏ 毎日新聞社講演会
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
28
▏ 結団式 10月12日(木)、遠隔接続オンラインシステムを利用した「キャンパスアジア・プログラム結団式」を行いました。 結団式では、日中韓の教員およびプログラム2期生が参加しました。次の学期に留学する国の言葉で行った自己紹介は、時には笑いが起こり、時には発音の上手さに歓声が起こるような和やかな雰囲気の中で行われました。さらに、各国の学生代表2名ずつが母語以外の言語でスピーチを行い、プログラムへの期待と決意を話しました。
29
4第4部 さまざまなラーニング&コミュニケーション
▏ キャンパスアジア学生懇親会 前期は4月20日(木)、後期は10月17日(火)に、中韓プログラム学生2回生と、本学プログラム学生1回生、そしてサポーター2回生が一堂に会して懇親会を行いました。 各テーブルに各国の学生が入り混じって着席し、食事をしながら談笑しました。また、サポーターが企画したジェスチャーゲームはたいへんな盛り上がりを見せ、学生たちは文化によって違う表現方法に驚くとともに、各国の文化や言語、社会に関心を深めるよい機会となりました。
▏ 中国と韓国をつなげる仕事セミナー 11月23日(木)に、キャリア教育の一環として「日本と中国・韓国をつなげる仕事セミナー」を実施しました。 中国や韓国に関わる仕事、国際的な仕事に従事されている4名の社会人の方々をお招きし、それぞれの仕事の具体的な内容、それにまつわる苦労ややりがいについてお話しいただきました。4名のスピーカーは以下の通りです。 ・三好風様 (京都市内の国際型ホテルに勤務) ・冨田優子様 (日本学生支援機構大阪日本語教育センター勤務)
・北澤慶様 (東京財団のインバウンド関連部署に勤務)
・ほか1名 (フリー通訳者) 4名のゲストスピーカーのお話の後、個別懇談会を実施し、参加した学生たちの疑問・質問に直接答えていただく時間を設けました。プログラム学生だけでなく、中国や韓国への留学経験者や留学希望者が多く集まり、経験豊富な社会人のリアルな体験談を直接聞きながら、自分のキャリアについて考える貴重な時間となりました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
30
▏ 卒業生との交流 7月22日(土)、移動キャンパスの留学報告会に3名の本学卒業生が参加し質疑応答、ディスカッションに加わりました。その後、3大学の学生交流会に加わり、先輩・後輩のふれあいの機会となりました。 12月2日(土)、移動キャンパス中国学期中の本学プログラム学生4名と、広外大のパイロットプログラム修了生、視察中の本学教員2名、広外大教職員2名が参加し、プログラム現役学生と卒業生との交流会が行われました。卒業生はパイロット時代の友人関係がいまだに続いていること、立命館での学びなどを語り、現役プログラム学生にアドバイスをおくってくれました。 3カ国のパイロットプログラム修了生は、卒業してからも互いに連絡を取り合い、学生時代と変わらぬ関係を続けているようです。日本・中国のメンバーがソウルで韓国のメンバーと同窓会を開いたり、日本での就職活動中の韓国メンバーを囲んで集まったりしているそうです。
31
4第4部 さまざまなラーニング&コミュニケーション
▏ キャンパスアジア事業交流(名古屋大、岡山大) 6月17日(土)から18日(日)にかけて、岡山大学と名古屋大学(法学部運営)のキャンパスアジアの学生たちが本学に来訪し、本学に留学する中韓プログラム学生、本学プログラム学生1回生、サポーター2回生との学生交流会を行いました。1日目は、最初に3大学の学生・留学生がそれぞれのプログラムの内容・特徴・生活などを紹介し、本学のサポーターが中心になって交流会を実施しました。食事を挟んで、廣澤先生の特別講義があり、その後参加者全員で金閣寺を拝観しました。2日目は、グループに分かれて、フィールドワークを行いました。本学の学生・留学生がアテンド役となって京都市内の歴史・文化の名所をめぐって交流を行い、キャンパスアジアのネットワークを広げました。
▏ 日韓学生フォーラム(延世大・同志社大) 7月26日(水)に、韓国・延世大学校国文学科学生が本学に来学し、同志社大の学生も含めて「日韓学生フォーラム」が開催されました。夏季休暇で帰国中のプログラム学生2回生も文学部現代東アジア言語・文化専攻の学生とともに参加しました。フォーラムはすべて朝鮮語で進められ、本学教員の講義後、各大学1名ずつが研究発表を行いました。その後、グループにわかれて日韓関係について討論の時間を持ちました。同年代の学生同士が率直な意見を交わし、言語実践だけでなく、日韓関係の現在と将来を考える有意義な場となりました。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
32
▏ 海外学生交流会(東西大学校) 7月7日(金)には、東西大学校経営学部の学部生11名と姜周勲先生が来学しました。プログラム学生1回生11名、本学一般学生3名とともにグループにわかれ、日本の若者の日本製品購入状況に関する意見交換を行いました。昼食を交えながらの身近な話題に関する交流であったこともあり、和気藹々とした雰囲気のなかで朝鮮語・日本語を入り交えての交流となりました。1学期終了を間近に控えた時期であったこともあり、夏休みの語学学習のモチベーションを高める機会となりました。 また、7月31日(月)には、本学日中韓連携講義に東西大プログラム学生1回生と本学プログラム学生がともに参加し、交流の輪を広げました。
▏ 海外学生交流会(高麗大学校) 1月10日(水)には、高麗大学校人文学強化事業団(CORE)の「韓民族平和プロセス」スタディグループの学生6名が在日コリアンに対する意識調査の一環で本学に来学しました。プログラム学生1回生8名が参加し、自分たちの経験や在日コリアンの友人との友情、日本社会の受け止め方など、さまざまな意見や感想を述べました。交流会は本学教員の通訳を介してのものでしたが、留学を目前にして現地の学生と直接、自分の言葉で話したいという気持ちがさらに強くなったようです。終了後は学生食堂で昼食をともにし、2言語をとりまぜながらK-popや映画、食べ物や日常生活などの話題に花を咲かせていました。
33
4第4部 さまざまなラーニング&コミュニケーション
▏ 毎日新聞社講演会 12月4日(月)に、毎日新聞社と本学文学部共催の講演会「「金」のために命を砕く」が行われました。 毎日新聞社の記者2名にお越しいただいて、フィリピンやカンボジアで行われている小規模金採掘の現場で10代の青少年が多くはたらいている実情をお話しいただき、プログラム学生1回生と中韓プログラム学生のほか、一般学生もあわせて約40名が聴講しました。現地で撮影された写真をスクリーンで見ながら、自分たちと同世代や弟妹世代の若者や子どもたちが、水銀など有害物質に囲まれた過酷な環境で、学校にも行けずに従事している現実を知りました。グローバル化が進むなか、自分たちが知らなかった国の環境・教育・児童労働などの社会的問題が、自分たちの生活にいつの間にかつながっていることを実感する時間となりました。
5
▏ キャンパスアジア・プログラム協議組織
▏ キャンパスアジア・プログラム運営交流
第5部 キャンパスアジア・プログラムに関わる協議組織・運営交流CAMPUS ASIA PROGRAM 2017
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
36
▏ キャンパスアジア・プログラム協議組織3大学教職員合同会議(日本/京都) キャンパスアジア・プログラムを運営するにあたって、広東外語外貿大学、東西大学校とさまざまな事項を協議する場として、パイロットプログラムから引き続いて、3大学教職員合同会議という協議体を設置しています。 2017年度は、7月31日(月)に本学で開催され、各国のプログラム委員長やその他の関係者も出席する中で会議が行われました。まず、各大学のプログラム学生の情報共有を行ったあと、2018年度から始まる移動キャンパスに向けて、各大学の開講科目・留学手続き・宿舎・奨学金などの内容について共有と確認を行い、将来のキャンパスアジア・プログラムの構想について、各大学の意見を交換しました。留学プログラムの企画・運営、AO入試の現状、学生のキャリア形成について、今後のプログラム運営の参考となる情報を交換し、教職員間での新たなネットワークを作ることができました。また、8月2日(水)には日韓中連携講座の見学を行いました。
3大学実務者会議 プログラムの実務的な運営に関する議論や情報交換を行うために、プログラムの教職員が出席する実務者会議を定期的に開催しています。事業の進捗状況、授業やイベント企画等の運営状況、プログラム学生の様子、そのほかさまざまな課題の抽出とその解決方法を話し合い、教職員間で共有しています。 2017年度は1回目を4月28日(木)に遠隔システムを利用して実施し、3大学の受入状況・授業履修状況を確認し、学生の様子などについて情報交換をしました。2回目は7月31日(月)に本学で開催された3大学教職員合同会議にあわせて開催し、1学期めの移動キャンパスでの状況報告や2学期めの留学に向けた準備、課題などについて協議しました。また、今後の留学手続きが円滑に行えるようにスケジュールを確認し、さらに各大学の諸手続きの共通化を念頭に情報交換を行っています。
37
5第5部 キャンパスアジア・プログラムに関わる協議組織・運営交流
キャンパスアジア教授会 2017年度よりプログラム全般の教学システム・内容を協議する組織として、キャンパスアジア教授会を発足させました。初回の教授会は1月17日(水)に遠隔システムを利用して行われ、3大学のプログラム担当教員が出席し、プログラム学生の参加・修了に関する事項、各大学開設科目への要望、3大学共同開設科目の設置、学生管理にかかわる事項、プログラム独自の学術会議の開催などについて意見を交わしました。今後も学期ごとに一度開催し、プログラムの質的向上に向けた議論を積み重ねていきます。
キャンパスアジア運営委員会、キャンパスアジア・プログラム事務局会議 立命館大学文学部では、本事業に関わる意思決定の場として「キャンパスアジア運営委員会」を設置し、本事業の運営に関わる事項についての検討と承認を行っています。運営委員会は、プログラム運営委員長、文学部東アジア研究学域内の中国文学専攻、東洋史学専攻、現代東アジア言語・文化専攻の各専攻主任、キャンパスアジア専任教員、協力教員で構成されています。今年度は6月26日(月)に開催し、2016年度までの事業の達成状況と今後の計画について報告を行いました。 また、キャンパスアジア専任教員、担当職員による「キャンパスアジア・プログラム事務局会議」を月2回開いています。授業運営・管理、各種のイベント・プログラム企画、学生の学びにかかわる諸問題の解決など、日常的な実務運営を円滑に行うための協議を行っています。
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
38
▏ キャンパスアジア・プログラム運営交流3大学教職員交流 キャンパスアジア・プログラム協議組織の開催以外にも、適宜、3大学の教職員数名が移動キャンパスの実際の様子を見学したり、忌憚のない意見交換や協議を行ったりするために相互訪問を行っています。2017年度には広外大、東西大に各2回、本学教員が訪問しました。また、本学へは7月に東西大の諸点淑先生、12月に広東外大の陳多友先生、張秀強先生、楊暁輝先生が来学され、授業参観や各種の意見交換を行いました。
日中韓三国協力事務局(TCS)・地域教育協力セミナー参加 5月11日(木)から12日(金)にかけて、ソウルで行われた日中韓三国協力事務局(TCS)主催の地域教育協力セミナーに、本プログラム担当の教員2名が参加しました。キャンパスアジアの17のコンソーシアムの運営大学から教職員が集まり、プログラムの到達点と問題点、改善策などを報告・議論する場となりました。テーマごとに分科会に分かれ議論・情報共有した後、総合討論、また国際教育の専門家による講演などがありました。 その講演会の際に、ソウル大と高麗大の大学院に進学したパイロットプログラム卒業生2名も出席しており、懐かしい顔ぶれが集まることができました。 セミナー期間中、移動キャンパスで東西大に留学している本学を含む3大学の学生が、ソウル文化研修としてTCSを訪問し、国際機関の日常業務や役割の説明を受け、オフィスの様子を見学するなど研修を行いました。
39
5第5部 キャンパスアジア・プログラムに関わる協議組織・運営交流
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
40
北京教育委員会代表団来学 6月22日(木)、北京市教育委員会の代表団が学校法人立命館を訪問し、本学においては「キャンパスアジア演習Ⅲ」の授業を視察しました。教育の国際化を推進している北京市にとって、日中韓の学生がともに学ぶ本プログラムは非常に斬新なものであり、注目されているとのことでした。また「キャンパスアジア演習Ⅲ」は、日中韓の学生が東アジアの諸問題を発表・討論する授業であり、これからの新たな人材を養成・輩出できうる貴重なプログラムであるとの感想を述べていました。
41
5第5部 キャンパスアジア・プログラムに関わる協議組織・運営交流
高麗大学校「大学人文力量強化(CORE)事業団」来学 8月22日(火)に高麗大学校CORE事業団30名が文学部に来訪し、「東アジア平和と韓半島統一キャンプ」ワークショップを共同開催しました。文学部が推進する種々の国際教育プログラムを紹介するとともに、プログラム担当教員がキャンパスアジアプログラムの概要、教学の内容、学びの効果などに関して報告を行いました。また、高麗大からは韓国政府の人文系学部強化プログラムであるCORE事業団が推進する国際教育プログラムの紹介が行われ、双方のプログラム間の情報交換を行い、国やキャンパスを越えた学びの重要性や、語学教育と人文学教育との架橋について話し合いました。その後は、キャンパスアジアカフェや国際平和ミュージアムを訪れ、日韓の懸案に真摯に対応しうる、新たな人材育成のありようについて活発に意見を交わしました。
広報 キャンパスアジア・プログラムウェブサイト(http://www.ritsumei.ac.jp/campusasia/)は、2016年度にリニューアルしました。ウェブサイトでは、本プログラムに関する基本的な情報に加えて、プログラム学生の日々の学びの様子が分かる動画やブログといったメディアコンテンツと、キャンパスアジア・プログラムで創り出された様々な成果を発信するコンテンツを公開しており、2017年度も更新を続けています。特に、2017年度は移動キャンパス中の学生の様子が伝わるメディアコンテンツ(動画・ブログ)を充実させています。
付録 CAMPUS ASIA PROGRAM 2017
6
▏ 2017年度のあゆみ
▏ メディア報道および紹介記事一覧
▏ プログラム学生、サポートリーダーの紹介
▏ プログラム担当教職員
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
44
▏ 2017年度のあゆみ【2017年】
3月25日 入学前募集 面接選考
4月1日 入学後募集 説明会(第1・2回目)
4月3日 入学後募集 説明会(第3・4回目)
中国・韓国プログラム学生 履修ガイダンス
(対象:プログラム1期生春学期受入学生)
4月4日 日本人学生 履修ガイダンス(対象:プログラム2期生)
4月5日 入学後募集 面接選考
2017年度サポーター ミーティング
共研設備ガイダンス(対象:プログラム2期生・春学期受入中韓学生)
4月13・14日 サポートリーダー 募集説明会
4月19日 サポートリーダー 面接選考
4月20日 キャンパスアジア学生懇親会
4月27日 キャンパスアジア演習Ⅰ
~山本以和子先生ご講演 「大学生の学び」~
キャンパスアジア演習Ⅲ ~図書館ガイダンス~
4月28日 第3回3大学実務者遠隔会議
5月9日 日本研究Ⅰ~広外大・東西大出身 本学大学院生「日本での学びと生活」~
5月11・12日 TCS地域教育協力セミナー (韓国/ソウル)
5月22日 サポーター主催 ランゲージ・エクスチェンジ開始
6月3日 キャンパスアジア演習Ⅲ~「東アジアの戦争と平和」国際平和ミュージアム参観~
6月16日 中韓学生と東アジア研究学域の日本人学生との交流会
6月17・18日 名古屋大学・岡山大学学生との交流会
6月22日 北京市教育委員会代表団 来校
6月24日 韓国派遣学生 日本帰国
日本研究Ⅰ~「京都で京都を学ぶ」京都学・歴彩館参観~
6月25日 キャンパスアジア演習Ⅲ フィールドワーク
6月26日 第2回キャンパスアジア運営委員会
7月2日 中国派遣学生 日本帰国
7月7日 東西大学校 経営学部交流会
7月21~ 28日 人文学演習Ⅰ
7月22日 留学報告会
45
6付録
7月26日 プログラム1期生 日韓学生フォーラム参加
日韓学生フォーラム(延世大・同志社大)
7月27~ 30日 毎日新聞社こども高野山インターンシップ
7月31日 3大学実務者会議(日本/京都)
3大学教職員合同会議(日本/京都)
東西大学校2期生と立命館大学CAP生との交流会
韓国プログラム学生 国際寮退寮
8月1~14日 イニシエーション実習(中国)
8月14日 中国プログラム学生 国際寮退寮
8月22日 高麗大学校人文学力量強化事業団 来校
8月23日 韓国派遣学生 日本出発
8月27~ 9月10日 イニシエーション実習(韓国)
8月29日 中国派遣学生 日本出発
9月6~7日 金津日出美先生 東西大学校視察
9月7日 韓国プログラム学生 国際寮入寮
9月8日 中国プログラム学生 国際寮入寮
9月11~ 21日 中国・韓国プログラム学生 生活オリエンテーション
9月19日 中国・韓国プログラム学生 履修ガイダンス(対象:1期生秋学期受入学生)
中国・韓国プログラム学生・サポーター学生 東アジア文化都市2017京都「アジア回廊 現代美術展」参観
9月21日 共研設備ガイダンス(対象:秋学期受入中韓学生)
10月2日 日中韓プログラム学生懇親会
10月7日 キャンパスアジアAO入試 面接選考
10月10日 日本研究Ⅰ
~裵貴得先生、殷暁星先生 特別講義~
10月12日 3大学CAP2期生 結団式
10月13~ 15日 上野隆三先生 広東外語外貿大学視察
10月17日 キャンパスアジア学生懇親会
10月29日 キャンパスアジア演習Ⅱ・Ⅲ フィールドワーク
10月30日 移動キャンパスガイダンス~留学手続きガイダンス~
10月25・11月22日・12月20日
中国語アシスト・パートナー CAP専用初修中国語授業参加
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
46
10月31日・11月28日・12月19日
朝鮮語アシスト・パートナー CAP専用初修朝鮮語授業参加
11月10~ 13日 上野隆三先生 東西大学校視察
11月11日 キャンパスアジア演習Ⅲ~「東アジアの戦争と平和」国際平和ミュージアム参観~
日本研究Ⅰ~「東アジアを旅するポップカルチャー」京都国際マンガミュージアム参観~
11月20日・27日 2018年度サポーター 募集説明会・授業見学会
11月23日 日本と中国・韓国をつなげる仕事セミナー
11月29日~12月2日 廣澤裕介先生・山本一先生 広東外語外貿大学視察
12月2日 パイロットプログラム修了生との交流会
12月4日 キャリア教育企画 毎日新聞社共催講演会
~「金」のために命を砕く~
12月8日 立命館大学文学部言語コミュニケーション専攻の学生と中韓学生交流会~日本語模擬授業~
12月13日 中韓プログラム学生 帰国前ガイダンス
12月18日 広東外語外貿大学プログラム担当教員団 来校
12月21日 韓国派遣学生 日本帰国
【2018年】1月8日 中国派遣学生 日本帰国
1月10日 高麗大学校 文学部交流会
1月17日 第1回キャンパスアジア教授会
1月19日 2018年度サポーター ミーティング
1月22~ 26日 人文学演習Ⅱ
1月24日 留学報告会
1月31日 中国・韓国プログラム学生 国際寮退寮
2月26日 韓国派遣学生 日本出発
3月2日 2019年度入学前募集 説明会
中国派遣学生 日本出発
3月15~ 17日 中国・韓国プログラム学生 国際寮入寮
3月19~ 29日 中国・韓国プログラム学生 生活オリエンテーション
3月29日 中国・韓国プログラム学生 履修ガイダンス※キャンパスアジア事務局会議は、毎月2回開催
CA
MPU
S A
SIA
PRO
GRA
M 2
01
7
54
▏ プログラム担当教職員
《事業団長》上野 隆三 《運営委員長》庵逧 由香
《プログラムマネージャー》廣澤 裕介 《担当教員》金津 日出美
《事務職員》永井 奈穂子 《事務職員》金 美星
《担当教員》山本 一 《事務職員》小野 勝大
2017年度 事業報告集
発行日 2018年3月31日
編集兼発行者 立命館大学文学部 キャンパスアジア・プログラム
〒603―8577 京都市北区等持院北町56―1 http://www.ritsumei.ac.jp/campusasia/
印 刷 山代印刷株式会社