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MovingMagnet型アクチュエータ 位相補償付Least Means Square適応制御 ACM アクチュエータとその制振制御に関する研究 研究背景・目的 大阪 大学大学院工学 研究科 知能・機能創成工学専攻 平田研究室 制振シミュレーション 自動車の振動現象 アクティブコントロールエンジンマウント(ACM) ・低消費電力 ・広駆動周波数帯 ・低コスト 高性能な ACM アクチュエータとその制御の 開発 能動的に駆動源を動かすことによって エンジン振動を抑えるマウント 制振材料 ( パッシブ制振 ) + アクチュエータ ( アクティブ制振 ) 自動車の快適な運転の実現 振動 エンジン 車体の振動や騒音による不快感 効果 マウント 取り付け マウントの粘性減衰係数、ばね定数の設計により, 一部の周波数の振動を低減 効果 ACM 取り付け 能動制御により,広周波数域の振動を低減 ゴム部 磁石 コイル ヨーク 可動膜 不凍液 センサ 2コイルMovingMagnet型アクチュエータ モータ一体型アクチュエータ LMS更新式 +1 = + ∙ Error ∙ モータ一体型アクチュエータとは ブラシ付きDCモータの回転運動から振動を発生 ブラシ付き DCモータ 回転直動 変換機構 ブラシ付きDCモータ 安価、制御手法が確立 回転直動変換機構 磁石を組み合わせただけの簡素な構造 低コストACM用アクチュエータの実現 シングルロータ モデル ツインロータ モデル 回転子 可動子 従来モデル 提案モデル ラジアルギャップ モデル 回転子 可動子 *バックヨークを除く ・可動子と回転子が衝突 ・組み立てにくい 回転直動変換機構 磁石の吸引力・反発力によって回転運動を直動運動に変換 課題 ・従来モデルの構造的課題を解決 ・ツインロータモデルと同等の振動特性 ACMの力学モデル 制御アルゴリズム 有限要素法による 電磁場解析 各部の運動 印加電圧 推力 鎖交磁束数 Engine chassis ) (t F e r K c R c K c m ) (t f c A t A t m t K t R ) (t x t ) (t x c e A ) (t x e m 特性可変化により広周波数駆動を実現 入力電流により 推力発生 可動子振動 誘導電圧発生 コンデンサによって位相差 のある誘導電流発生 誘導電流により推力発生、 可動子振動 2相コイルを 直列に接続 Error Input Actuator 位相補償器 誤差信号判断から発散・収束傾向判断 することで適切な位相を補償する 信頼性の高い 判断手法が必要 = 1 − 2 2 (0) 安定条件:赤色部のベクトル長さ<1 安定(収束) 不安定(発散) ACMシステムのブロック線図 伝達関数と安定性 入力信号60Hzときの誤差信号 入力信号180Hzときの誤差信号 改良前 改良後 シミュレーション結果 磁気回路の最適設計により高推力化を実現 電流OFF 電流ON(+) S N 磁石 ヨーク シャフト 可動部 コイル ヨーク 支持部 固定部 磁束 コイル ヨーク 可動子 固定子 磁石 推力 2相コイルを 並列接続 コイル1 ヨーク 支持部 固定部 コイル2 磁石 ヨーク シャフト 可動部

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Page 1: ACM AAmRKx c f x cttcc tt (t (t (t) t)) e c A m x (et) 特性可変化により広周波数駆動を実現 入力電流により 推力発生 可動子振動 誘導電圧発生 コンデンサによって位相差

MovingMagnet型アクチュエータ

位相補償付Least Means Square適応制御

ACMアクチュエータとその制振制御に関する研究

研究背景・目的

大阪大学大学院工学研究科 知能・機能創成工学専攻 平田研究室

制振シミュレーション

自動車の振動現象 アクティブコントロールエンジンマウント(ACM)

・低消費電力・広駆動周波数帯・低コスト

高性能なACMアクチュエータとその制御の開発

能動的に駆動源を動かすことによってエンジン振動を抑えるマウント

制振材料 (パッシブ制振)

+

アクチュエータ(アクティブ制振)

自動車の快適な運転の実現

振動

エンジン

車体の振動や騒音による不快感

効果

マウント取り付け

マウントの粘性減衰係数、ばね定数の設計により,一部の周波数の振動を低減

効果

ACM

取り付け

能動制御により,広周波数域の振動を低減

ゴム部

磁石

コイル

ヨーク

可動膜

不凍液

センサ

2コイルMovingMagnet型アクチュエータ

モータ一体型アクチュエータ

LMS更新式 :𝝎𝑛+1 = 𝝎𝑛 + 𝜇′ ∙ Error ∙ 𝑰𝒏𝒑𝒖𝒕

モータ一体型アクチュエータとはブラシ付きDCモータの回転運動から振動を発生

ブラシ付きDCモータ

回転直動変換機構

ブラシ付きDCモータ : 安価、制御手法が確立

回転直動変換機構 : 磁石を組み合わせただけの簡素な構造

低コストACM用アクチュエータの実現

シングルロータモデル

ツインロータモデル

回転子 可動子

従来モデル 提案モデル

ラジアルギャップモデル

回転子 可動子

*バックヨークを除く

・可動子と回転子が衝突・組み立てにくい

回転直動変換機構磁石の吸引力・反発力によって回転運動を直動運動に変換

課題 ・従来モデルの構造的課題を解決・ツインロータモデルと同等の振動特性

ACMの力学モデル

制御アルゴリズム

有限要素法による電磁場解析

各部の運動印加電圧

推力鎖交磁束数

Engine

chassis

)(tFe

rK  

cR

cK

cm

)(tf

cA

tA

tmtK

tR)(txt)(txc

eA

)(tx

em

特性可変化により広周波数駆動を実現 入力電流により推力発生

可動子振動

誘導電圧発生

コンデンサによって位相差のある誘導電流発生

誘導電流により推力発生、可動子振動

2相コイルを直列に接続

ErrorInput

Actuator

位相補償器 𝐶 ∶ 𝑍−𝑚

誤差信号判断から発散・収束傾向判断することで適切な位相を補償する

信頼性の高い判断手法が必要

𝐻 𝑘 = 1 − 2𝜇 𝑋 2𝐶 𝐶𝑘𝐻(0)

安定条件:赤色部のベクトル長さ<1

安定(収束) 不安定(発散)

ACMシステムのブロック線図

伝達関数と安定性

入力信号60Hzときの誤差信号

入力信号180Hzときの誤差信号

改良前

改良後

シミュレーション結果

磁気回路の最適設計により高推力化を実現

電流OFF 電流ON(+)

N

S

S

N

磁石

ヨーク

シャフト

可動部

コイル

ヨーク

支持部

固定部

磁束

コイル

ヨーク

可動子 固定子

磁石

推力

2相コイルを並列接続

コイル1

ヨーク支持部

固定部

コイル2

磁石

ヨーク

シャフト

可動部