総合スーパーの、駅前型、郊外型店舗の立地分析
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Transcript of 総合スーパーの、駅前型、郊外型店舗の立地分析
山田 真也島村 文彬丸山 皓志渡辺 克俊
はじめに 第一章~スーパーマーケットの特徴~
第二章~総合スーパーにおける、駅前型店舗と郊外型店舗~
第三章~新規店舗出店地の提案~
終わりに 参考文献
~問題意識~ 総合スーパーの立地には主に二つの場所が挙げられる。駅前型店舗と、郊外型店舗である。では、なぜ駅前型店舗と郊外型店舗が存在するのだろうか。また、立地する上での好条件とはなんであろうか。「証拠」駅前型店、郊外店の数を比較した表 ( 現在 )
~既存研究~チェーンスーパーマーケットの立地分析総合スーパーマーケットと食品スーパーマーケットの、立地の比較
~研究目的~スーパーの立地する場所と戦略などの観点から、駅前型・郊外型店舗が存在する理由を分析する。そして具体例を出しながら、地域の活性化を調べる。~研究方法~本、インターネット、スーパーの社員さんの意見
1.スーパーマーケットの種類・食品、総合スーパーの違いや展開方式2.スーパーマーケットの産業集積メカニズム・スーパーマーケットが集積する原因3.スーパーマーケットの立地好条件・集積原因の結果から分かる、好条件
スーパーマーケットは、主に三つの種類に分けられる。~総合スーパー:GMS( General Merchandise Store )~総合スーパーとは、衣・食・住各種の商品を総合的に取り扱っている。一般的には、量販店と呼ばれている。駅前に多いが近年では幹線道路沿いに、郊外化も進んでいる。 ※代表的な店として、イトーヨーカドー、 イオン、ユニー、が挙げられる。
~食品スーパー~食品スーパーマーケットは、消費することが多い食・住を主に扱う店である。毎日消費するものを中心に置かれており、一般的には近所のスーパーなどと言われている。生活道路沿いや中規模の駅前などに多い。そして、主に住宅街にある。 ※代表的な店として、ヨークマート、 マックスバリュなどが挙げられる。
~ 都市型スーパー ~都市型スーパーマーケットは、食品を主に扱う店である。大都市の住宅地や、百貨店などしかない大規模駅前に置かれていることが多い。あまり商圏は広くなく、都市部に特化しているためドミナント戦略をとることが多い。※ 代表的な店として、成城石井などが挙げられる。最近では大手総合スーパーも、出店傾向にある。
~ スーパーマーケットは、どのようにところに多く集積するのだろうか? ~
乗降者数の多い駅、利用者数の多い路線の周囲にある
表は製作中
幹線道路の周りに店舗がある→幹線道路沿いに多い
表は製作中
店舗数人口 平成 22 年
人口密度( 1km2当たり)
蕨市 1 71,502 14,020.00
鳩ヶ谷市 60,908 9,792.30
川口市 3 500,598 8,979.30
草加市 2 243,855 8,893.30
志木市 69,611 7,683.30
和光市 1 80,745 7,313.90
ふじみ野市 3 105,695 7,204.80
朝霞市 129,691 7,056.10
新座市 1 158,777 6,963.90
戸田市 1 123,079 6,773.70
さいたま市 8 1,222,434 5,620.60
富士見市 106,736 5,418.10
越谷市 326,313 5,410.60
上尾市 1 223,926 4,916.00
所沢市 341,924 4,749.60
八潮市 82,977 4,602.20
三郷市 1 131,415 4,350.00
表から人口密度が高い市に店舗があることが分かるが、幹線道路沿いにある店舗は車を使ってくるため、住宅密集地に店舗があるとは、必ずしもいえない。
産業集積のメカニズムの結果より、スーパーマーケットが立地する上での好条件は、以下の通りになった。
・ 鉄道との関係⇒駅は多くの人が利用する場所である。
・車との関係⇒幹線道路という、多くの車が通行する場所。
・人口との関係⇒人口が多いところ。しかし、店舗の周辺に人が多く住んでいることが条件であるため、必ずしも住宅密集地にある訳ではない。
以上から⇒集客力の多い場所が好まれる
1.駅前型店舗と郊外型店舗について 駅前型スーパーと郊外型スーパーの特徴 2. 駅前型、郊外型の出店傾向 近年における、それぞれの出店傾向 3. 駅前型、郊外型のメリットデメリット 駅前型、郊外型店舗の強みと弱み
・駅前型スーパーの特徴多層階 ( 少なくとも2階建て以上のもの ) である。百貨店のような造りである。多くは、駐車場が立体駐車場、または存在しない店舗もある。
なぜか??
⇒駅前は集客力が多く好条件であるが、あまり面積が取れないため多層階になっている。また立体駐車場になっているのも、面積との関係である。
~駅前型店舗の例~多層階であり、立体駐車場であることがわかる。
・郊外型スーパーの特徴多層階 ( 少なくとも2階建て以上のもの ) である。百貨店のような造りである。多くは、駐車場が立体駐車場、または存在しない店舗もある。
なぜか??
⇒駅前は集客力が多く好条件であるが、あまり面積が取れないため多層階になっている。また立体駐車場になっているのも、面積との関係である。
~郊外型店舗の例~横に平べったく、外に大型駐車場がることがわかる。
~イトーヨーカドーの一都三県別 ( 東京、千葉、埼玉、神奈川 ) における、駅前型店舗と郊外型店舗の平均階層数~
東京 千葉 神奈川 埼玉
駅前型 4.8階 4.8階 3.9階 5.1階
郊外型 2.6階 2.8階 3.4階 2.5階
~イトーヨーカドーの一都三県 ( 東京、千葉、埼玉、神奈川 ) における、駅前型店舗と郊外型店舗の平面駐車場、立体駐車場の保有割合~
※ 2011 年 12月現在 ( イトーヨーカドーホームページより )
そもそもなんで駅前と郊外があるのか
作成中
駅前型、郊外型の出店傾向
作成中
~イトーヨーカドーの一都三県別 ( 東京、千葉、埼玉、神奈川 ) における、駅前型店舗と郊外型店舗の比率~
※ 2011 年 12月現在 ( イトーヨーカドーホームページより )
近年の動向昔と比べて動向推移
グラフ作成中
変化→時代によって、変化している
グラフ作成中
~駅前型スーパーのメリット~・駅前ということで、多くの人が訪れる。・他に商業施設が多く集まる⇒電車に乗る目的以外の人
も、店を訪れる。~駅前型スーパーのデメリット~・駅前という立地から、どうしても地価が高い⇒面積が狭くなってしまう。駐車場もあまり確保できない。
・面積が狭いことからどうしても大きな店舗を造ることが難しい⇒中途半端な店だと、テナント数、アイテム数が少なくなってしまう。
・駐車場が立体型になり、少しめんどくさい。
~郊外型スーパーのメリット~・郊外ということで地価が安く、面積が大きな店
舗を造ることができる⇒映画館などの大きな施設をテナントに入れることができる。
・駐車場もその分大きくとることができる⇒平面駐車場と立体駐車場の両方を備えることが可能
~郊外型スーパーのデメリット~・郊外ということで、車が必要となってくる⇒車
を持っていない人、特に高齢者が敬遠しがち・ほとんどの人が車で来るため、渋滞が起きる⇒
幹線道路から生活道路にまで渋滞が起き、改善が必要になってくる。
※国土交通省地価公示 平成23年1月現在
※その差は、僅か2.5キロメートル
店舗名 敷地面積(㎡) 地価(㎡ /円)
イトーヨーカドー柏駅前店 7,915 1,490,000
イオンモール柏 44,048 109,000
1.もし埼玉県内で、郊外に新規に店舗を出店するとしたらどこがいいか?
2.もし埼玉県内で、駅前に新規に店舗を出店するとしたらどこがいいか?
今後の可能性
大きな県道あり道路が素晴らしい幹線ぶつかる中規模スーパーしかない他のスーパーと、距離がある地価が安い電車がない人口が増えている計画あるが、離れている
駅前だが、駅前に郊外型店舗を含む、大型スーパがない
駅前だが、近くに幹線道路がある 車で来れる利用者数が多い ( 二路線がある )地価もまあまあ安く、駅前ながら郊外店舗のよう
なものも、建設可能。
道路があまり整備されていない駅前だと、道コム
結論駅前型と郊外型のどちらがいい悪いではなく、そ
れぞれの強みがある。これからは、 以下作成中 意味考え中独創性分析から、新たな地を提案している。
Coming Soon