勝手クラウド

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勝手クラウドとの戦いの歴史 2015年5月27日(水)

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勝手クラウドとの戦いの歴史

2015年5月27日(水)

自己紹介

名前   : 金澤 幸治(かなざわ こうじ)所属   : 株式会社D2C

仕事   : 広告配信システムの開発・運用        社内情報システムの開発・運用        社内情報セキュリティ推進

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①抵抗⇒敗北②転機③試行④活用

勝手クラウドとの戦いの歴史

前提:

・会社のセキュリティは

 NTTドコモの厳しぃ基準に準拠

・(割と)真面目にルールを守ってきた

・AWS(クラウドサービス)は ドコモ自体も使っていなかった

①抵抗⇒敗北(2011年〜2012年)

情報管理のルールでダメです。

AWSを使いたいんだけど。

情シス部門 ユーザー部門

でも、いつの間にか勝手に使われていたAWS・・・・・

なし崩し的に、条件付きで利用できるように

②転機(2013年)

エッー!!

情シス部門

③試行(2014年)

意外といいじゃん面白い!

情シス部門メンバー

(使い方によって)コスト削減になるかも

セキュリティもAWSの方が安全かも ビジネスのスピード

に対応できる

メニューは日本語じゃないの?⇒慣れました&今は日本語です

支払いはドル決済⇒経理部門と精算方法を変えて慣れました

④活用(2015年〜)

オンプレミ  or  クラウド状況によって使い分け

情シス部門

勉強会とかで社外に出て行くことが多くなり、人脈が広がった

利用ルールを作って、全社で管理⇒メリットが大きい

クラウドのメリットに目を向け、活用できるようになった

先行で利用していたユーザー部門がAWSの問い合わせがくるようになった⇒現在は協力して構築

どうして勝手に使われるのか?

・導入の敷居が低い ・便利(そう)だから ・情シスに頼むと面倒くさい 

ユーザー部門にクラウドを預けると

・管理できない ・コスト削減できない ・使いこなせない 

AWSに限らず今では

 ・メールサービス ・プロジェクト管理ツール(Backlog) ・コミュニケーションツール(Chatwork) ・外部データストレージ(Bizストレージ) ・ソースコード管理(Bitbucket) 

最後に言いたいこと

・情シス部門の存在意義 ⇒ITにより売上向上と業務効率化に貢献する。  クラウドもまず使ってみる、よければ使い倒す

・技術力を高める/最新情報にアンテナを張る ⇒ITのコモディティ化は加速するが、  まだ、情シス部門の活躍する領域はたくさんある

・「クラウド」で楽をしましょう! ⇒空いた時間で、本来やるべきこと、   やりたいことをやりましょう!!

以上になります。

「情シス不要論」

ありがとうございました!!

なんてふっとばせ!!