継続的デリバリーとサービス仮想化で変わる、エンタープライズアジャイル開発...

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「継続的デリバリー」と「サービス仮想化」 で変わる、エンタープライズアジャイル開発 2014/9/5 ca technologies 渡辺 隆 ([email protected])

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Developers Summit Kansai 2014 - A4 Session

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Page 1: 継続的デリバリーとサービス仮想化で変わる、エンタープライズアジャイル開発

「継続的デリバリー」と「サービス仮想化」で変わる、エンタープライズアジャイル開発

2014/9/5

ca technologies 渡辺 隆 ([email protected])

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エンタープライズITって

でかい たくさんのアプリが動いている さまざまなプラットフォームで 規制、法律の順守がより厳しい たくさんの人が関わっている

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エンタープライズITって

たくさんのアプリ たくさんのインターフェイス

たくさんのリリース

さまざまなプラットフォーム 手軽にはつかえない環境

規制、法律の順守がより厳しい 監査のためにしっかり記録

たくさんの人が関わっている 自社だけで開発できない

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エンタープライズ・アジャイルの例

1. 外部システムとの連携はいつ、 どのように?

2. アプリケーションを正確に迅速に デリバーできてますか?

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国内のエンタープライズ・アジャイル事例から

出典:日経コンピュータ 2014.5.15号 「アジャイル開発に放棄なし」

既存の外部システムとの連携テスト 更新中の外部システムとの連携テスト

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国内のエンタープライズ・アジャイル事例から

出典:日経コンピュータ 2014.5.15号 「アジャイル放棄に未来なし」

インターフェイス・エラー

連携先システムの待ち時間 連携先システムが本番と同等の性能をだせない

連携先システムが完成していない

既存の外部システムとの連携テスト 更新中の外部システムとの連携テスト

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そこで、「サービス仮想化」

サービス仮想化とは:連携するシステムの振る舞い、データ、パフォーマンスの特徴を捕捉しシミュレートするサービス。依存する

システムに対する制約なしに仮想サービスをデプロイすすることで、低いコスト、高い信頼性のあるシステムの短期開発を支援

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仮想サービスにより、テストを前倒し、カバレージを向上、品質を向上

ターゲット・リリースサイクル 以前のリリースサイクル

プロジェクトのフェーズ

wk5 wk6 wk7 wk8 wk9 wk10 wk11 wk12 wk13 wk14 wk15 wk16 Wk17 wk18 wk19

米国の大手通信企業 – 有名なスマホのローンチ リリースサイクルを3割短縮 欠陥の発見率を4倍に向上 4週間早くリリース :約1.6億円のROI

セットアップ

統合システムテスト

シェイクアウト

開発 単体

メインフレーム ST

システムテスト

MF デリバリ

最初のプロジェクトで、システムテストと統合テストを2週間前倒し 早期にテストカバレージを高めたことで、400%のディフェクト削減

UAT パス 2

欠陥が除去された状態で早期の受入テスト実施

2週間前倒しでShakeoutを自動化

ST用に80の仮想サービスを提供

UAT パス1

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メインフレームとコンポーネント

リスクソリューションプロバイダ

クレジット

SMS ゲートウェイ

テレカンファレンスサービス

カード処理サービス

支払サービス

旅行システム(GDS)

CICS-CICS

プラットフォーム

SOA プロトコル

MQ DB2

SOAP JMS JDBC

HTTP JAVA MQ UDDI

XML

CORBA REST

.NET

ほぼあらゆるIT資産を仮想化可能

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仮想サービスの生成方法

仮想サービス実行環境

メンテナンス 利用

実サービスに基づく 仮想サービスのセルフ

ヒーリング

CA LISA Workstation

開発・テストチーム

性能テストチーム

マニュアル (電文ペア、WSDL ,

フラットファイル ,仕様書)

HTTP JMS

JDBC SOAP

エージェント (JVM内部の実行パスから Javaクラスなども仮想化)

HTTP JMS

JDBC SOAP

レコーディング

SOAP・MQ・JMS・EJB・JDBC・HTTP(S) 等

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仮想サービスの価値は品質だけではない スコアカード:スピード ベースライン 6か月 12か月 改善率

リグレッションテストのサイクル 92時間 36時間 18時間 80%

データのセットアップと破壊時間 平均4日 5時間 4時間 96%

システムテスト/統合テスト/性能テストチームの開発サイクルにおける待ち時間

6週間 2.5週間 3日 93%

リリースサイクルタイム 8か月 5か月 3か月 63%

スコアカード:品質 ベースライン 6か月 12か月 改善率

開発時のKLOCごとの欠陥 300 100 50 83%

カバーされるリグレッションテストシナリオ 5% 30% 90% 1700%

ブレイクフィクスに参照される欠陥数 30 10 5 83%

四半期ごとに報告される顧客サポート数 2,500 1,500 1,000 60%

スコアカード:コスト ベースライン 6か月 12か月 改善率

テスト用のサーバー数 60 30 10 83%

テスト用のメインフレームパーティション 13/max charges

6/unlimited 4 69%

開発環境構築のためのライセンスと構成費用 $15M $10M $5M 67%

テスト用のサービスにアクセスする費用 $700K/月 $150K $0K 100%

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1. 外部システムとの連携はいつ、 どのように?

2. アプリケーションを正確に迅速に デリバーできてますか?

エンタープライズ・アジャイルの例

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~ 企業内は多種多様なアプリケーションを開発・運用している

アプリケーション Platform July Aug Sep Oct Nov Dec

人事 SaaS ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

顧客マスター M/F ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

会計 Package ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

物流 M/F ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

倉庫管理 M/F ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

受発注 Package ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

CRM SaaS ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

EC (Web) Web ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆

EC (モバイル) Web ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆

ポイント管理 Web ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆

企業は、複数のアプリケーションによって事業が遂行されており、アプリケーションによってリリースの頻度は異なる

アプリケーションリリース自動化へのニーズ

アプリケーション・リリースの課題

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CA Release Automation 継続的デリバリーを実践するためのリリース自動化ツール

アプリケーションの開発から運用にいたるライフサイクル全体にわたり、複数層から構成されるWebシステムやクラウド環境に対して、配布作業フローの設計、テスト、実行といった、アプリケーション配布の自動化を行うための包括的なソリューション

1. 直観的なグラフィカル・ワークフローエンジン 2. アクションパックとプラグイン 3. マニフェスト駆動型の

アプリケーション・デリバリー

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リリース自動化の流れ 1. アプリケーションのアーキテクチャを定義

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2.リリースプロセスを設計

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3. リリースの実行

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マニフェスト駆動型の アプリケーション・デリバリー

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グローバルバンクのリリース自動化事例

Test Deploy A D B

スプリント

A D B

スプリント

A D B

スプリント

A D B

スプリント スクラム

A D B

スプリント

T D A D B

スプリント

T D A D B

スプリント

T D A D B

スプリント

T D

継続的デリバリー

アプリケーションのあらゆる変更が、本番に近い環境でテストされるようになった ソフトウェアは常に本番にデプロイできる状況を維持するようになった

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オープンソースや主要な商用ツールと連携

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世界中で実証済みのソリューション

企業 アプリケーション Before

After ビジネス価値

小売 オンライン小売 2.5 日 20 分 年間480万ドル

銀行 インターネット バンキング

12 日 1.5 分 年間140万ドル

エネルギー

オイル/ エネルギー

3 日 4分 年間720万ドル

ゲーム オンラインゲーム 2 日 3 分 年間230万ドル

小売 オンライン小売 2 日 12 分 年間120万ドル

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「継続的デリバリー」と「サービス仮想化」で変わる エンタープライズアジャイル開発

たくさんのアプリ

たくさんのインターフェイス

たくさんのリリース

さまざまなプラットフォーム

手軽にはつかえない環境

規制、法律の順守がより厳しい

監査のためにしっかり記録

たくさんの人が関わっている

自社だけで開発できない DevOps

サービス仮想化

継続的 デリバリー

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Solution Strategist, DevOps & Application Delivery

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Takashi Watanabe