クラウド座談会資料

デロイトトーマツコンサルティング株式会社

ＴＭＴインダストリユニットシニアマネジャー

八子知礼

「図解クラウド早わかり」出版記念

クラウド座談会

クラウドでIT、ワークスタイル、何が変わるか？ざっくばらんに語り合おう！

2010年3月7日デロイトトーマツコンサルティング株式会社八子知礼

図解クラウド早わかり出版記念座談会2 © 2010 Deloitte Tohmatsu Consulting Co., Ltd. All rights reserved.

本日の目的とゴール、アジェンダ

個人領域

・個人向けで便利なクラウドサービス・GoogleとAppleとAmazonとの比較／求められるクラウド連動デバイス

・クラウド時代のビジネスモデル／Microsoftの戦い方がもたらす変化・個人領域で聞きたかった事、

共有したい事

法人領域

・プラットフォーム構築の困難さ／求められる最適なSaaS ・日本クラウド勢に期待すべき役割／

OGC、GICTF、MIJS、CBAの動き・デスクトップ仮想化が創り出す変化

・企業のあり方の変化：

法人領域で聞きたかった事、共有した

い事

目的

・クラウド本に書きたかった事、

みんなが気になっている事を共有する

・深い技術内容、難解な用語ばかりの

運営はなく、参加者同士も共有する

本日ご参加頂いてる皆さんもそれを求め

る場でないことをご理解下さい。

ゴール

・クラウドについて言いたい、聞きたい

事がみんなで共有できている事

目的とゴールアジェンダ（テーマ）案


自己紹介

八子知礼デロイトトーマツコンサルティング株式会社

通信・メディア・ハイテクインダストリグループ

シニアマネジャー

■略歴：• 松下電工株式会社（現・パナソニック電工株式会社）にて通信機器の企画開発に従事。

• 外資系コンサルティング会社等を経て現在に至る。• 通信キャリア、コンテンツプロバイダ、ハイテク／電子機器メーカ、システムインテグレータ等を中心に、新規事業戦略立案、CRM/顧客戦略、商品/サービスマーケティング戦略、チャネル戦略の策定、購買・調達BPR、物流・商流・サービスバリューチェーン再編を中心としたプロジェクトを手掛けている。

• 共著書「図解ロジスティクスマネジメント」

• 日経コンピュータ、日経コミュニケーションに寄稿あり• 日経ITPro「八子・モバイルクラウド研究所」連載中


本日の進め方

・日本クラウド勢に期待すべき役割／OGC、GICTF、MIJS、CBAの動き16:30～16:50

・デスクトップ仮想化が創り出す変化16:50～17:10

・GoogleとAppleとAmazonとの比較／求められるクラウド連動デバイス15:05～15:20

・クラウド時代のビジネスモデル／Microsoftの戦い方がもたらす変化15:20～15:40

・企業のあり方の変化：法人領域で聞きたかった事、共有したい事17:10～17:30

・プラットフォーム構築の困難さ／求められる最適なSaaS16:10～16:30

休憩16:00～16:10

・個人領域で聞きたかった事、共有したい事15:40～16:00

・個人向けで便利なクラウドサービスとは14:45～15:05

イントロダクションと参加者自己紹介14:30～14:45

内容時間割

STEP1：テーマの投げかけ／

必要素材の説明

STEP2：参加者からの

意見討議

STEP3：まとめ

20分サイクル×8テーマ

個人領域

法人領域


In TheBeginning


クラウドコンピューティングの特徴

クラウドコンピューティング

動的なリソース配分

（伸び縮みする）

ネットワークの向こう側

（ユビキタスサービス）

サーバ台数

処理能力

￥利用した分だけの費用（投資でなくサービス）

圧倒的低コスト

全く新しいコンセプトではなく、いずれも分散処理の特徴をうまく利用しているか、既存技

術を組み合わせて実現しているものが多いのが実態

仮想化（物理的でなく論理サーバ）仮想化（物理的でなく論理サーバ）

圧倒的な拡張性（スケールアウト）


クラウドコンピューティング、端的に言うと、

データセンター・アズ “ア” コンピュータ

クラウド

高速な有線･無線ネットワーク

により、ネットワークの向こう側に

集約されたコンピューティング

パワーをサービスとして利用する

ネットワーク

データセンター全体を

一つのコンピュータと見立てる考え方

アクセスするデバイスの種別と

場所を問わない

データやアプリケーションを

ローカルに極力もたないデバイス

ネットワークの向こう側の

データセンター


クラウド・プロバイダー達のカテゴライズ

サービスプロバイダの必然性から拡大した基盤がサービスとして外部提供されるようになりました。

それに対して既存のIT巨人が自らの牙城を賭して戦いを挑む構図になっているのが皮肉でもあります。

クラウド・ネイティブ・プロバ

イダ

自社のサービスを拡大し、

ユーザー数の拡大と共に

要求されるようになった規

模と運用品質を確保しよう

とした結果、莫大なハード

ウェアリソースをもつように

なった企業群。

クラウド・アプリケーション

・プロバイダGoogle等に座をとられまいとしてHW増強と共に、既存資産をSaaSとしてサービス提供し始めたITの巨人群。

クラウド・インテグレータ

自社HWを持ち、システムインテグレーションも行

うプレイヤ。自社アプリケ

ーションは小さくサービス

形態の一つとしてクラウド

に進出する企業群。

クラウド・イネーブラ

自社ハードウェアを持つ

が、事業がハードウェア

中心であり、勝ち組プロ

バイダーとは競合しない

ため、ハードウェアの提

供に徹している。

自社の牙城・既存ビジネスと必ずカニバリをおこす攻める市場と攻め方を間違えると一気に負け組加速

同様のビジネスモデルの企業は事業展開要注意


ビジネスレイヤー別のコラボレーション／アライアンスが必要

9

クラウド

• キラーコンテンツプロバイダーとの協業スキーム構築

• 潜在・顕在的なニーズの取り込み

• 開発環境（SDK）、APIの提供• 開発・コンテンツ運用支援• コンテンツマッシュアップSaaS

• 新端末のみならず、TV、PC等様々な機器へ展開可能なアプリ・サービスの

検討

• 端末に残すべき「機能」の検討⇒APIへの展開

• 顧客データ（ライフログ）の管理・活用• 独自のPFの構築・運用レベルの検討

コンテンツ

サービス／

アプリケーション

課金・認証

コンテンツデリバリ

プラットフォーム

顧客データ

管理基盤

通信ネットワーク

端末・デバイス

クラウド運営・CP連携におけるエコシステムの構築


Let’s GetDiscussed

①個人向けで便利なクラウドサービスとは


【個人領域】

個人向けで便利なクラウドサービス

現在使っているクラウドサービス（またはSaaS、クラウドサービスじゃないかと思われるサービス）を共有してみよう。

Logmein メイシー

（名刺管理）Gridy

（ブランドダイヤローグ）


【個人領域】

個人向けで便利なクラウドサービス

では幾つかお伺いします。

Q：ブログは？

Q：SNSは？

Q：Google wave/buzzは？

Q：mobile meは？

Q：いちいちクラウドサービスかどうか、意識しながら使いますか？



②GoogleとAppleとAmazonとの比較／求められるクラウド連動デバイス


ネットワークの向こう側は“マザーコンピュータ”

クラウド

ネットワーク

データ量＝∞

まるでマザーコンピュータ

データ量＝少

デバイス

ネットワークの向こう側の

データセンター

クラウド

コンピューティング

データと処理能力がローカルデバイスから

ネットワーク側に移るのでデバイス側と

併せて議論する必要がある


各社、オンラインWebサービスのみならず、デバイスを投入する事によって独自の垂直統合モデルを構築しようとしています。

【個人領域】

GoogleとAppleとAmazonとの比較

デバイス

プラット

フォーム

サービス

iTunes Store上のコンテンツ流通Apple OS X

Windows 7／Windows Mobile

Android／ChromeOS

Amazon.com上のコンテンツ流通

•検索Google•検索広告Adwords• Webサービス•オフィスアプリケーション• Google App Engine

•書籍・家電・雑貨販売•デジタルコンテンツ販売• Webサービス• AWS （EC2/S3）

• Webサービス•アプリケーション販売•音楽販売・書籍販売

•検索Bing!• Webサービス•オフィスオンライン• Windows Azure• SQL Azure

Q：各プレイヤーはどこから参入してどこで稼いでいますか？


モバイルインターネットデバイスは更なる成長の余地あり

16

• 電子書籍市場など、新しい市場の受け皿として成長するとともに、スマートフォン、ネットブック、ノートPCから利用ニーズを吸収し、タブレット市場は2013年以降も継続的に成長が見込まれる（2015年で1億台見込）

スマートフォン2009年 131百万台2013年 656百万台年平均成長率約50%

タブレット2009年 2百万台2013年 49百万台年平均成長率約147%

ネットブック2009年 34百万台2013年 63百万台年平均成長率約14%

ノートPC2009年 131百万台2013年 247百万台年平均成長率約50%※ Morgan Stanley社レポートよりDTCにて加工0

100200300400500600700800900

1000

2008 2009 2010 2011 2012 2013

百万台

年

モバイルインターネット端末普及予測（～2013年）

スマートフォン

タブレット

ネットブック

ノートPC


スマートフォン百花繚乱、そしてiPAD、Android端末登場でマルチデバイスへ

携帯電話世界出荷が8.6％減もスマートフォンは12.7％増（2009/05/21 Gartner）


【個人領域】

求められるクラウド連動デバイス

携帯電話音楽プレイヤスマートフォンパッド／スレート Note/Netbook TV

片手保持複指操作：マルチキー、マルチタッチ、音声

パーソナルファミリー

30cmデバイスとの

操作距離50～60cm 100～200cm

片手単指操作：10Key

求められる

ユーザ

インタフェース

遠隔操作：

リモコン

直置き両手操作：QWERTY

処理能力は

クラウド化

ローカル端末ではリッチなユーザインタフェース

を提供・処理

モビリティ（移動・機動性）低高

ユーザビリティ（使い勝手）高（自由度高い）低（制約多い）



③クラウド時代のビジネスモデル／

Microsoftの戦い方がもたらす変化


【個人領域】クラウド時代のビジネスモデル／Microsoftの戦い方がもたらす変化

個人領域ではどんなビジネスモデルが勝つのでしょう？

大企業

中小企業

個人

マイクロソフトの役割大きい

情報システム規模が小さくセキュリティポリシーが厳格でない中小企業から利

用が進む

Windows7や新Officeのようなデスクトップ

クラウド環境Windows Azure

役割大きいと書いたのは、それだけ個人利用の領域だけでなく、企業利用の領域で広く普及しているため。

これを他事業者がひっくり返すのはそれなりに大変。

両にらみで中途半端

ホントに戦えるんか？

という意見も多い・・・

クラウドサービス戦争

デスクトップ戦争


【個人領域】

クラウド時代のビジネスモデル

クラウドサービス利用が加速し、クラウドかどうかを意識しないユーザーが増加してます。（それが本来のIT利用のあるべき姿）

スマートフォン、タブレットデバイス等マルチデバイスへ

クラウドサービスの連携・マッシュアップが進み、

クラウドサービス全体が一つの大きな生態系として作用

アプリは更にOpen／Social／Globalに


【個人領域】Microsoftのクラウド時代にむけた3スクリーン戦略

Q：これまでのデスクトップソフトウェアの資産はどうなると思いますか？

モバイルデバイス PC テレビ

Windows Azureデータセンターから（ネットワーク経由で）ソフトの機能を提供する。

（スティーブ・バルマー）

ちなみに、Windows Mobile7は同6.5とは下位互換がない



④個人領域で聞きたかった事、共有したかった事


【個人領域】

個人領域で聞きたかった事、共有したい事

本文中で気になった点、聞きたかった点を是非ともここで確認して下さい。

筆者のオピニオン：

個人領域では、クラウドかどうかを意識せずに利用が進みます。

（よって、クラウドか否かの定義が重要ではありません）

・様々なデバイスからの使い勝手の良いユーザインタフェース

・クラウドサービス上でどんどん繋がるリアルタイムリレーションとそれを利用するためのコミュニケーションスキル

・情報量の多さを効率よく整理できるセンスと手段

が必要になります。


昔と違うのは情報が・・・・・

大爆発インターネット上のデータ総量は

2010年時点：988EB （1EB＝100万TB）↓

2011年時点：1.8ZB （1ZB＝10億TB）

出典：「Google完全活用術」 ASCII


使いやすいユーザーインタフェースと

わかりやすい利用体験（ユーザーエクスペリエ

ンス）を提供しないと

あなたの頭脳も大爆発



⑤プラットフォーム構築の困難さ／求められる最適なSaaS


【法人領域】

今後のコスト削減に向けた取組予定

出典：「企業ネット実態調査2009 回答609社（複数回答）」http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20091030/339769/?ST=network

2.8

8.6

8.9

20.8

22

22.1

26.9

26.9

49.6

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

ユニファイドコミュニケーションを導入

業務システム等運用を外注

モバイル環境の整備

文書の電子化でペーパレス化

テレビ会議システムの整備

電話サービスを見直した

WANの見直し

ソフトウェアのライセンス見直し

サーバの集約・統合

サーバの冗長感が

鮮明に。仮想化・ク

ラウド化必至


【法人領域】求められる最適なSaaS

出典：「企業ネット実態調査2009」http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20091030/339779/?ST=networkを基にデロイトトーマツコンサルティングが加筆・追記

3.4

7.8

11.7

16.7

22.7

29.2

30.5

61.7

0 10 20 30 40 50 60 70

その他

Amazon AWS(EC2/S3)

Microsoft Azure

システム/NW監視のSaaS/ASP

特定機能（セキュリティ等）のSaaS/ASP

SI・通信事業者のPaas/HaaS

Google App Engine

SaaS/ASP（業務アプリやグループウェア）

回答1107社（複数回答）のうち、40%が既に利用・利用意向有り（逆に言うと、60%は使う予定がないと回答）上図は利用意向ある企業の傾向。

殆どはSaaS/ASP

開発基盤のクラウド化も60%前後


【法人領域】求められる最適なSaaS／プラットフォーム構築の困難さ

Q：どんなSaaSだったら使いますか？

Q：まだ登場していない、ブルーオーシャンとしてのSaaSは何が考えられますか？

Q：どのようにすればプラットフォームが確立されると思いますか？

Q：確立したプラットフォームを継続的に競合から守るために必要なことは何でしょうか？


【法人領域】

①ユーザーロックイン（閉鎖系）と、②エコシステム拡大（オープン系）を

バランスよくデザインするプラットフォームの確立は容易ではない

SaaS

PaaS

IaaS

①

開発プラットフォーム提供

でユーザーを誘因、

ロックイン（囲い込み）

②

開発者、ユーザ達が潤う

エコシステムのための

ソフトウェア流通基盤の

必要性

余程大規模な

インフラでない限り

差別化困難

アプリケーションを

提供するベンダー

のメリット

アプリケーションの

豊富さは直接的な

ユーザーメリット

無料アプリはユーザーの裾野を拡げるが

課金不能な粗製濫造アプリを増殖させる


【法人領域】

プラットフォームプレイヤの例と重要な概念

代表的なプラットフォームプレイヤプラットフォームを語る上で重要な概念

Linux

e-bay

Googleインター

ネット

Microsoftソフトウ

ェア

Qualcomm

ARM

Intel半導体

一度利用し始めると容易に利用停止できなく

なること

ロックイン効果

勝ち組の戦略に後から次々と乗ること

バンドワゴン効果

ネットワークの価値はそのネットワークに繋がる人（又は端末）の数の2乗に比例する⇒ネットワークに繋がる商品・サービスはある

クリティカルマスを超えると劇的に普及する

ネットワーク逓増の法則

利用料の徴収や著作権を主張せず利用権を

開放すること

オープン化



⑥日本クラウド勢に期待すべき役割／OGC、GICTF、MIJS、CBAの動き


0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

2008年 2009年 210年 2011年 2012年 2013年

コロケーション

ホスティング

ITサービス

55705130

48004350

39803500

国内データセンター市場：2013年の市場規模は5,573億円に

2008年～2013年CAGR10.0％億円

出所：IDC Japan

ハコモノはすでに

飽和感。

大丈夫かニッポン？


【法人領域】OGC、GICTF、MIJS、CBAの動き

Open Government Cloud Consortium• クラウド環境のオープン化を実現する、OpenAPIの整備・推進・普及• クラウド環境の信頼性向上のためのガバナンス機能の強化と監査• クラウド環境を支える、環境配慮型DCのデザインの普及と分散配置• クラウド環境を支える、高度IT人材育成による産業振興

Global Inter-Cloud Technology Forum• クラウドシステム利用技術等の開発・標準化の推進

• クラウドシステム間連携を実現する標準インタフェースの提案

• 技術交流会、講習会の開催、普及に向けた提言・要望のとりまとめ

• 欧米の関連フォーラムとのリエゾン、関連研究開発チームとの交流

Made In Japan Software Consortium• 日本の連携ソリューションを海外市場へ• トータルで価値の高いソリューションの創出～製品連携を実現• MIJS独自のSaaSポータルサイトを提供し、SaaS連携を実現

Cloud Business Alliance• オープンソース等による共通APIの評価、検証及び必要と思われる機能実装と関連する技術情報の公開

• 実際のビジネスへ展開されるクラウドサービスモデルの検討、検証と

関連する情報の公開

政府系

技術連携

ソフトウェア

中小


株式会社アイアイジェイテクノロジー

株式会社IT企画

株式会社アルゴグラフィックス

株式会社アルファインターナショナル

EMCジャパン株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

株式会社インターネットイニシアティブ

インターネットマルチフィード株式会社

ヴイエムウェア株式会社

VA Linux Systems Japan株式会社

ウルシステムズ株式会社

NECソフト株式会社

NECビッグローブ株式会社

エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

F5ネットワークスジャパン株式会社

株式会社EMPRESS SOFTWARE JAPAN

株式会社応用電子

沖電気工業株式会社

株式会社クラウド・スコープ・テクノロジーズ

KDDI株式会社

株式会社KDDI研究所

株式会社サイバー創研

サン・マイクロシステムズ株式会社

シスコシステムズ合同会社

ジュニパーネットワークス株式会社

新日鉄ソリューションズ株式会社

住友商事株式会社

株式会社タイズ

デロイトトーマツコンサルティング株式会社

東芝ソリューション株式会社

株式会社トライテック

日本アイ・ビー・エム株式会社

日本オラクル株式会社

日本セーフネット株式会社

日本電気株式会社

日本電信電話株式会社

ネットスイート株式会社

株式会社野村総合研究所

株式会社ハートビーツ

株式会社日立システムアンドサービス

株式会社日立情報システムズ

株式会社日立製作所

富士通株式会社

マイクロソフト株式会社

メリルリンチ日本証券株式会社

株式会社リコー

特別会員

大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所

独立行政法人情報通信研究機構 (NiCT)

国立大学法人東京大学産学連携本部

林隆史（会津大）

今瀬真（大阪大）

伊東栄典、金子邦彦、日下部茂（九州大学）

岡部寿男、中島浩（京都大）

青山友紀、石井大介、徳田英幸、山中直明（慶應大）

山口和彦（電気通信大）

海老野征雄、筧一彦、喜連川優、柴山悦哉、須藤修、田浦健次朗、近山隆、中尾彰宏、中野美由紀、横山大作、米澤明憲（東京大）

鈴村豊太郎、松岡聡（東工大）

櫻田武嗣（東京農工大）

伊藤清顕（東北大）

梶田将司（名古屋大）

丹康雄（北陸先端科学技術大学院大学）

後藤滋樹、丸山不二夫（早稲田大）

栗原隆、堀良彰（九州先端科学技術研究所）

荻野明仁（東京海上キャピタル株式会社）

下條真司（NiCT）

オブザーバ

総務省


正会員企業一覧 (2010年2月1日現在)アクシスソフト

アクセラテクノロジ

アプレッソ

インフォテリア

インフォファーム

ヴィンキュラムジャパンウイングアークテクノロジーズ

エイジアＮＴＴデータイントラマート

ガイア

クオリティ

サイボウズ

ＪＢアドバンスト・テクノロジー

ジェイモードエンタープライズ

システムインテグレータ

東洋ビジネスエンジニアリング

ビーエスピー

ビジネスブレイン太田昭和

フューチャーアーキテクト

ブロードリーフ

リード・レックス

準会員企業一覧 (2009年12月1日現在)アクロスゲートグローバルソフトウェア

ＷＥＩＣ

ＮＲＩセキュアテクノロジーズ

ＮＥＣ

ＮＴＴコミュニケーションズ

エフ・シー・エス

エルピーアイジャパン

クレオ

構造計画研究所

コクヨＳ＆Ｔ

システムエグゼ

ディーバ

テラスカイ

ネオレックス

日本セキュアジェネレーション

日立製作所パナソニックソリューションテクノロジー

日立ソフトウェアエンジニアリング

富士ゼロックス

富士通

マイクロソフト

ラクラス


【法人領域】

日本クラウド勢に期待すべき役割

Q：日本のシステムインテグレーターはどう戦っていけばよいでしょうか？

Q：日本のクラウドサービスプレイヤー達はどう戦っていけばよいでしょうか？

Q：日本のソフトウェアビジネスプレヤー達はどう戦っていけばよいでしょうか？



⑦デスクトップ仮想化が創り出す変化


VCE (Virtual ComputingEnvironment)連合

【法人領域】

デスクトップ仮想化が創り出す変化

PC

クラウド

端的に表現するならばデバイスはデータを表示するだけ。

デスクトップ仮想化の2大プレイヤークラウド側は

仮想化された

環境で

高効率に運用

するのは当たり前

の時代

デバイス側も

サーバーから

仮想化された

デスクトップ環境

を提供され、

高効率に利用する

時代に


【法人領域】


得られるメリットが莫大なため、2010年に爆発的な導入が期待されています。

出典：http://www.vmware.com/jp/solutions/desktop/remote-branch-office.html

お客様の端末

VMWare仮想デスクトップ

マネジャー

VMWare社のDCインフラ

中央集約された

仮想デスクトップ

マイクロソフト

アクティブディレクトリVMware

仮想化センター

• リモートオフィスおよび支社における仮想化

• 安全なモバイルコンピューティング

• 一時的なデスクトップの管理• オペレーティングシステムの移行

• アプリケーションの移行とアップデート• ソフトウェアライセンスのコンプライアンス

• 規制への準拠


【法人領域】


Q：Microsoftの提供しているOS、オフィススイート製品は個別にインストールする必要がなくなるんじゃ？

Q：デバイスは完全にシンクライアント（データやアプリケーションをもたない端末）になってしまうんじゃ？

Q：ネットワーク接続環境があれば、データすらなくても、どこからでも仕事できる環境がセキュリティ高く実現できるんじゃ？



⑧企業のあり方の変化：

法人領域で聞きたかった事、共有したい事


【法人領域】

企業のあり方の変化：法人領域で聞きたかった事、共有したい事

本文中で気になった点、聞きたかった点を是非ともここで確認して下さい。

筆者のオピニオン：

法人領域では、特徴あるプラットフォームを持つ企業が勝ちます。

・豊富で使い勝手の良い開発リソースの提供

・マッシュアップリソース・情報量の多さを効率よく整理できるセンスと手段

が必要になります。


通信・メディア・ハイテク領域のトレンドコンセプト

通信・メディア・ハイテク業界においては、デジタル化の影響により、業界そのものをはじめとするコンテンツ、サービス、機器等の“Convergence”と“Disruption”が起こっている。

Convergence:融合

業界の垣根、流通の壁、垣根、プラットフォー

ム等がオープン化・共通化する現象

Disruption:破壊的崩壊

業界の慣習、規制、成功体験、既得権益が

破滅的崩壊を起こす現象

ConvergenceとDisruptionの境目がビジネスチャンス


ConvergenceとDisruption：どの領域を壊し、どう融合させるかが、ビジネスチャンス！

Disruption

Convergence

3大メディア（放送、新聞、

出版）

実演者と視聴者

デバイス（PC、携帯、

TV・・・）

広告とコンテンツ

オンライン

（クラウド）

とローカル

コンテンツタイプ

（文字、画像、映像、3D・・・）

ユーザーエクスペリエンス

が融合することで

新たな世界を想像

過去と現在

（と未来）

権利の独占と

開放

リアルと

バーチャル

自分、家族と

世間

個人と法人


クラウド時代のキーワード

Open, Social

Real time, Live

Connected, Shared

リレーションや情報を自社、個人で

囲いこむのでなくオープンに

リアルタイムに、ライブであること

人やモノが相互に繋がること、

共有されていること

Collaborate, Mash up 協働すること、混ぜて組み合わせる事

3A：Anytime,Anywhere, Any devices いつでもどこでも、どんなデバイスからでも

Not “high-X” ［高］のつく時代から［異］［共］がつく時代へ

例：×［高機能］ ⇒ ○［共通機能］

デロイトトーマツコンサルティング（DTC）は世界的なプロフェッショナルネットワークであるデロイトトウシュトーマツ（Deloitte）のメンバーで、監査法人ト

ーマツのグループ会社です。DTCはDeloitteの一員として日本におけるコンサルティングサービスを担当、Deloitteがグループで有する監査・税務・コン

サルティング・ファイナンシャルアドバイザリーの総合力と国際力を活かし、日本国内のみならず海外においても、企業経営におけるあらゆる組織・機能

に対応したサービスとあらゆる業界に対応したサービスで、戦略立案からその導入・実現に至るまでを一貫して支援する、マネジメントコンサルティング

ファームです。海外ではDeloitteの各国事務所と、国内ではトーマツコンサルティングホールディングス株式会社の下で国内主要地区に置かれたトーマ

ツコンサルティング各社と連携してサービスを提供できる体制を有しています。

Deloitte（デロイト）は監査、税務、コンサルティングおよびファイナンシャルアドバイザリーサービスをさまざまな業種の上場・非上場クライアントに提供し

ています。全世界140ヵ国にわたるメンバーファームのネットワークで、ワールドクラスの品質と地域に対する深い専門知識により、いかなる場所でもクラ

イアントの発展を支援しています。デロイトの165,000人におよぶ人材は“standard of excellence”となることを目指し、“誠実性”、“卓越した価値の提供”

、“相互信頼”、“文化的多様性”といった価値観を共通するカルチャーで結ばれています。継続的な知識習得、チャレンジングな経験、豊富なキャリア形

成の機会といった環境を生かしながら、Deloitteのプロフェッショナルは企業責任(CSR)を強化し、社会からの信頼を築き、各々の地域社会に貢献してい

きます。

Deloitte（デロイト）とは、スイスの法令に基づく連合組織体のデロイトトウシュトーマツおよび相互に独立した個別の法的存在であるネットワーク組織の

うちのメンバーファームのひとつあるいは複数を指します。デロイトトウシュトーマツとメンバーファームの法的な構成についての詳細は

www.tohmatsu.com/deloitte/をご覧ください。

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