500 Startups + City of Kobe present 500 KOBE ......500 KOBE Pre-Accelerator プログラム概要...
Transcript of 500 Startups + City of Kobe present 500 KOBE ......500 KOBE Pre-Accelerator プログラム概要...
500 STARTUPS + CITY OF KOBE Present
500 KOBE PRE-ACCELERATOR
RERORT
Dave McClureが、2010年にシリコンバレー・マウンテンビューで設立したシード投資家兼アクセラレーター(スタートアップの育成支援団体)。
世界でもっともアクティブなシード投資ファンドといわれており、ソフトバンクが250MUSDを出資したGrabTaxiや、KDDIが提携するTwilio、Credit Karmaなどを輩出。
米国に留まらず、南米、東南アジア、韓国、トルコ、ノルウェーなどグローバルに投資活動を行っている。
日本では、2015年9月に総額3千万USD(約33億円)の投資ファンドの設立を表明。既に投資活動の積極的に行っている。2015年7-8月に国内初となる起業家成長プログラム 500 KOBE Pre-Accelerator を実施。今後も日本国内での活動を継続・拡大させていく方針を持っている。
これまで投資した企業
1800社以上
60ヶ国以上
3000人以上
これまで投資した国 排出した起業家
世界で最もアクティブなシードファンド 500 Startup とは?
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500 KOBE Pre-Accelerator プログラム概要
● 期間: 2016/8/1 ~ 2016/9/9
-前半 2週間: 8/1 - 8/10
-中盤 2週間のSprint Week(自主開発期間)
-後半 2週間: 8/25 - 9/9
-最終日9/9にDemo Dayを実施
● 場所: 神戸情報大学院大学(神戸市中央区)
● 概要:
- 原則としてアーリーステージ(製品開発済、第三者からの投資
を獲得しつつある段階)のスタートアップを参加対象として募
集、選定チーム(約20社程度)に対し、事業成長を加速させる6
週間のアクセラレーターを実施する
- 本プログラムのため、500 Startupsは最精鋭の専門家・メンタ
ー陣を全世界より神戸に派遣し(のべ20名以上)、シリコンバ
レーで実施されるものと同内容のレクチャー・メンタリング
を実施する。
- 最終日にはDemo Dayを開催、VC・主要企業投資担当を招聘し
参加スタートアップとのマッチングを支援する。
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応募状況
合計206社からの応募があり、審査の結果21社が参加
海外からは、米国、フィリピン、タイから参加。兵庫県は、1社。
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家庭料理のマーケットプレイス手芸・ハンドメイド作家による個人投稿メディア
参加スタートアップの紹介
GoodMealHunting(フィリピン)
Vixcess/Analytica(東京)
ビジネスインテグレーション(分析)ソフトウェア
Phoenix/GoFiture(大阪)
中国からのメディカルツーリズムのマーケットプレイス
Craful/Handful(大阪)
Tee-App/Gohobee(東京)
女性向けのフィットネス支援アプリ
Demo Day参加企業
Zest(東京)
フィールドサービスの派遣計画自動化ツール
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参加スタートアップの紹介
Hacarus(京都)
機械学習を基にした個人の健康管理アプリ
HouseCare(東京)
家事の代行サービスのECサイト(AirBnBにも使える)
LIBERTINE/Quintet(東京)
オンラインでオーダーメイドのアクセサリーが作れるサービス
Play Until Dark/Meet My Dog(大阪)
犬の飼い主のためのSNS
Sora/MagicPrice(東京)
宿泊施設の料金設定支援ツール
Maisin & Co/10hz(福岡)
会議効率化サービス
Demo Day参加企業
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参加スタートアップの紹介
OneStockHome(タイ)
建築資材のECサイト
DEVEL LLC/paintory(岡山)
オンラインでデザインした服を販売できるサービス
Pocket Menu/Pocket Concierge(東京)
高級レストランと高所得者、観光客のマッチングサービス
OPSES Corporation/STUCCO(東京)
工事の進捗を共有するアプリ
Regain App(アメリカ)
24時間365日リハビリのスペシャリストのアドバイスが受けられるサービス
Shizencyokuhan(兵庫)
自然栽培農家と消費者のマッチングサービス
Demo Day参加企業
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参加スタートアップの紹介
TalkHours(東京)
弁護士、会計士、フィナンシャルプランナーなどの仕事予約サイト
Recruit Holdings/BRAIN PORTAL(東京)
プロトタイプ開発から量産までカバーする製造支援サービス
FITTY(東京)
ブラジャーのオンラインカウンセリングサービス
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プログラムの内容 : 全体概要
第1週 : Lean Startup & Legal
第2週 : Growth & Distribution
第5週 : Fundrasing
第3 & 4 週 : The Startup Sprint
● 前提・注意事項等のオリエンテーションの他、スタートアップ及びベンチャー投資に
関する基礎知識の解説セッション、2分間の短時間プレゼン技術の指導(Pitch Prep)
● メンターが全チームと個別面談を実施、PoCを決定し、課題抽出・目標設定を指導
● 事業展開に必要となる営業(マーケティング)手法、サービス提供時に必要となる望ま
しいUI・UXについての指導、Pitch技術の個別指導
● メンターが全チームと個別面談(1 on 1))継続、Sprint(自主活動)期間中の課題を設定
● 8/10に、来日メンター及び招聘ゲストによる第1回Open Eventを開催。
● スタートアップの自主活動期間。当該期間レクチャー・メンタリングは実施されない
● 最新のベンチャー投資手法、資本政策、投資契約の注意点等を指導合わせて、最新の
Growth Hack手法について指導
● 8/31に、来日メンター及びSMBC様を招聘して第2回Open Eventを開催。
8/1 - 8/5
8/8 - 8/10
8/11 - 8/24
8/25 - 9/2
第6週 : Pitch Prep ● Demo Dayの対投資家向けPitchについて個別指導
● 9/9に、国内外投資家・企業戦略担当ご臨席のもと、参加スタートアップチームが自社
の事業内容のプレゼンを行うDemo Dayを開催。
9/5 - 9/9
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プログラムの内容(1/6)
セッション(レクチャー)
深い起業・投資経験と高度の専門性を持つのべ約20名のメンターが米国をはじめ各国から来日、スタートアップへの指導にあたりました。
起業・VC分野の基本事項、オンライン・
オフラインの最新マーケティング手法やデザイン(UI/UX)最適化、投資・法務、プレゼンテーション技法に至るまで、各専門領域についての講義がほぼ毎日開催され、世界最先端のスタートアップに関する経験と知識の共有が図られました。
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プログラムの内容(2/6)
PoCの決定・日々の指導
参加スタートアップの課題に応じて適切なアドバイスを行うため、起業経験豊かなEIR (Entrepreneur in residence)が全期間常駐し、各参加チームに一人ずつ主担当者(PoC=Point of Contact)として割り振られました。このPoCを通じて、プ
ログラム期間中、各チームはいつでも必要な情報や支援を得られる体制が構築されました。
プログラム開始から終了まで、EIRは担当チームと1 on 1(個別面談)をはじめとする
各種アドバイス・サポートを提供し、参加チームの課題解決・事業成長を助ける大きな力となりました。
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プログラムの内容(3/6)
1 on 1(メンタリング)
来日したメンターが各スタートアップに対し、それぞれの専門領域や経験から、適切なアドバイスや新たな課題設定を行うのがメンタリングです。
セッションが共通の内容であるのに対し、メンタリングは個々のスタートアップの事業特性や状況に応じたサポートにより、スタートアップのビジネスをより研ぎ澄ましていきました。
今回のプログラムのメンターは、スタートアップが置かれた状況や選択肢に深い造詣と経験をもつ、グローバルで複数の起業実績を有する著名なシリアル・アントレプレナーで構成されており、米国シリコンバレーの最先端プログラムと同じ優れたメンタリングが提供されました。
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プログラムの内容(4/6)
Pitch Prep
参加チームは、最終日のDemo Dayで自社の事業内容をステージ上で説明するピッチ(2分前後の短時間のプレゼンテーション)を行います。スタートアップにとってピッチは、投資家をはじめとする初対面の相手に、自社のビジネスを簡潔に説明するために欠かせないテクニックの一つです。
連日セッションが行われない時間帯には各スタートアップはメンター陣の前でピッチを行い、改善に向けた厳しい指導が繰り返されました。徹底的な指導と練習により、スタートアップは自分たちのビジネスを流暢に語れるようになり、またビジネスそのものを明確化できるようになりました。
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プログラムの内容(5/6)
Open Event (公開イベント)
本プログラムで提供する様々なノウハウや知識を、神戸をはじめとする多くの人に広く提供・共有することを目的に、合計2回(8/10と8/31)の公開イベントが実施されました。500 Startupsのメンターや内外からのゲストスピーカーによる講演を行い、両回とも多くの参加者で賑わいました。
8月10日の第1回では、ゲストスピーカーとして、さくらインターネットCEOの田中氏及びウルシステムズCEOの漆原氏が起業体験を解説されました。
8月31日の第2回では、日興証券の松本氏よりIPOの基礎解説と、日本総研の東氏より”未来2017”の紹介が行なわれました。
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プログラムの内容(6/6)
Demo Day
プログラム最終日に、国内外VC・投資家
・企業戦略担当者・報道関係者臨席のもと、参加スタートアップが自社の事業内容をプレゼン・展示するDemoDayを開催。約250名が参加、各スタートアップとのネットワーキングを行いました。
Demo Dayでは、前半にスタートアップ・
投資家の情報共有プラットフォームであるAngelListのRishi氏、500 Startupsの投資・法務責任者のNeil氏より最新のスタートアッ
プ投資トレンドの解説が行なわれ、最後に参加スタートアップ・チームによる1社2分のプレゼンが行なわれました。
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メンター・スタッフの紹介(1/5)
Zafer Younis
WEEK 1-6
Meghan Christenson
Corporate & Gov’t Operations ManagerPartner
AyoSteit Steitiyeh Ajay Chainani
Entrepreneur in residence (EIR)
参加スタートアップのPoC兼メンター
参加スタートアップのPoC兼メンター
Entrepreneur in residence (EIR)
応募選考の統括プログラム運営マネージャー
本プログラムの500Startups側統括責任者
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Elizabeth Yin
WEEK1-2
Venture Partner
Nemo Chu Soaib Grewal
UI/UXを始めとするデザイン最適化技法
マウンテンビューのアクセラレーションプログラムの統括者/
Eメールマーケティングと資本調達
Distribution Partner
Andrea Barrica
プレゼンコーチング実施/ピッチでやってはいけな
い10のこと滞在期間を延長してピッチコーチを行った
Distribution Hacker In Residence
グロースハックとタイムマネージメント
Partner
Matt Ellsworth
セールスハッキング
India Investment Advisor
メンター・スタッフの紹介(2/5)
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WEEK5-6
John Fan
PicCorage
(ゲスト講師)トレンドの読み方
Arjun Arora Marvin Liao Xinch Chin
AstroLabs
Louis Lebbos
(ゲスト講師)デザインプロセス、スタートアップが陥りやすい
失敗について
(ゲスト講師)海外マーケットにアプリを売り出す方法について
Partner
(ゲスト講師)コンバージョンの達成方法と指標策定
ReTargeter
サンフランシスコのアクセラレーションプログラ
ムの統括者マーケティング、ピッチ技法、資金調達など全般
Watch Over Me
メンター・スタッフの紹介(3/5)
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Mat JohnsonJames Riney Neil Dugal
Venture Partner
WEEK5-6
Dave McClure
Partner
共同創業者との関係性構築について
Partner
マーケティング(ポジショニングと価格設定)に
ついて
Corporate Counsel
資本調達の注意点と日本版投資契約書(J-KISS)について
Robert Neivert
企業向けの販売戦略、プレゼンのコーチング
Founding Partner
500 Startups創業者/代表シリコンバレーの
VCの歴史、最新トレンドについて
メンター・スタッフの紹介(4/5)
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Kathryn Tompkins
Operations,BD & Events
Rishi Narang
AngelList
(ゲスト講師)シリコンバレーの現在の投資トレンドについて
Operations,BD & Events
Demo Dayの500Startups側運営責任者
Kate Seledets Lopiccolo
Demo Dayの500Startups側運営担当者
WEEK5-6
メンター・スタッフの紹介(5/5)
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参加スタートアップの声(1/4)
自然栽培ちょくはん
短期間で急激に成長するという手法を学ぶことができました。
1 on 1ミーティングでは、僕たちが抱える問題の本質をキャッチし、それに対する的確なソリューションをわずかな時間の中で教えてくれます。
7割8割、完成形でなくてもいいけれども、ある程度形にするところまでは、ものすごいスピード感を持ってやってほしいと言われました。このスピード感というのは日本では考えられないくらいです。
彼らの凄さというのは、今まで一人ひとりがしっかり成功を収めてきて、そのノウハウを余すところなく伝えてくれようとするスタンスにあります。
兵庫県の丹波市というど田舎の会社ですが、彼らと組むことで世界の市場に打って出られる自信がつきました。
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参加スタートアップの声(2/4)
Good Meal Hunting
500Startupsの別のイベントに参加し、その後神戸でプログラム開催を知り迷わずすぐに申し込みました。プログラムに参加することで数多くのことを学ぶことができると分かっていたからです。
今回のプログラムのいいところは行政主催であるところ、また一ヶ月間のプログラムで集中的でありながらもその途中で休止期間があったことです。
休止期間中にプログラムの中で学んだことを自分たちのビジネスに適用することに挑戦しました。結果私たちはビジネスモデルをB2Cの個別販売から、B2Bの定期配達へ変更しました。
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参加スタートアップの声(3/4)
Pocket Concierge
我々は2月に500Startups Japanから出資を受けました。パートナーのJamesから紹介されたこともありますが、もっとスピード感を持ってコミットしていきたいと思い参加しました。
100倍以上スケールするようなビジネス以外興味がないというZaferさんが仰っていました。スタートアップをやる以上ユニコーン(1000億円超の企業)を目指そう、世界中の人にサービスを届けようと。
そういう基準を与えられたことが凄く印象的でした。アドバイスのレベルが日本国内のVCや仲間の起業家たちのものよりハッキリ言って質が違いますし、スケールが違います。
クリティカルで肝要なポイントを彼らはすぐに見抜いて、これがダメだこれがいいとシンプルにアドバイスしてくれました。
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参加スタートアップの声(4/4)
Craful
Handful
メンタリングで最新の細かいツールにまで指導してくれるのに驚きました。日本のメンターだと、大企業の何とか部長経験者とかが多いので、実務的な部分まで踏み込んでくれないのは普通です。例えば、新たにウェブでの情報提供をしようとなったときに、日本のメンターはそれだけで終わってしまうのですが、500のメンターは、わずか15分ほどの間で、何時に、その情報をどのツールで発信するのかまで、その場で一緒に考えて、結論まで導いてくれました。
日本のメンターは優しすぎるアドバイスとは一線を画していました。ぱっと聞いてダメだと思った時でも、日本人はさすがに全否定はしません。しかし、500のメンターは、「それクソだから、、」と平気で全否定します。でもそこからどうすればいいのかを一緒に考えてくれるので、立ち直りも早いです。
日本で同じようなプログラムを受けたことがあります。それらを通じて支援して頂いている方々には悪いのですが、今回のプログラムはその200倍の価値がありました。
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メディア掲載履歴(主なもの)
日本経済新聞(全国紙面・2016年8月22日)
神戸新聞(2016年9月9日)
産経新聞(2016年9月6日)
NHK(2016年4月15日)
毎日放送(2016年4月15日)
その他オンラインメディアでも掲載(ascii、CNET、TechCrunchJapan、bridge)
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