5 モエンアートマスターシリーズ・モエンアート35 …222 ª jª» OÞ¤ï æ ò...

221

５　モエンアートマスターシリーズ・

　　モエンアート３５㎜品　標準施工法

モエンアート適用下地材について５－　１

５－　２

５－　３

５－　４

５－　５

５－　６

基本構成図

注意事項

禁止事項

割り付け

スターターの取り付け５－　７

５－　８

５－　９

金具の留付位置

留付位置

５－１０

５－１１

５－１２

開口部

切断について

保管・取り扱い・運搬上の注意事項

施工手順

５－１３各部の納まり詳細図　木造軸組下地

５－１４各部の納まり詳細図　鉄骨下地

本章では、モエンアートマスターシリーズおよびモエンアート３５㎜品を合わせて

「モエンアート」と表現しております。

222

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート

モエン大壁工法

アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料

モエンアートマスターシリーズ

モエンアート35㎜品

　５－１　モエンアート適用下地材について

５　モエンアート標準施工法

モエンアートは必ず以下の下地材が必要です。

■専用下地材

　●アート下地材１４：１４㎜厚品（木造下地釘打ち施工用）

　●アート下地材１６：１６㎜厚品（木造下地・鉄骨下地金具施工用）※鉄骨下地は原則通気金具施工

　※高さ：１６m以下。

■アクセント装飾として部分施工する場合に使用できるサイディング

　下表のニチハ推奨サイディングも下地材として使用できます。プレーンな柄の外壁材と組み合わせ、

　専用下地材を使うことなく、アクセント装飾にすることも可能です。

　＜適用条件＞

　●１４㎜、１６㎜厚の下表推奨柄塗装品に限定。

　●１４㎜厚釘打ち施工品は、４５５㎜幅品は横張り、９１０・１０００㎜幅品は縦張り施工。（木造下地）

　●１６㎜厚金具施工（木造下地）、通気金具施工（鉄骨下地）は横張り施工。

　※高さ：３m以下。

商品名柄　名

モエンサイディングＷ　１４㎜厚品

シャトーウォール調

サンディーライン調

木目調、木目調（ツートーン）

スタッコ調

モエンサイディング-Ｍ　１４㎜厚品


スタッコウォール調

コンクリート打ちっ放し


モエンエクセラード　１６㎜厚品

ニューシャトーウォール調

マイスターウッド調

＜推奨柄一覧表＞

※品番につきましては、最新版の弊社内外装建材総合カタログをご参照ください。

杉板目調

ヴィンテージウッド

フラットウォール

コンクリート打ちっ放し１６

　５－２　基本構成図

　　アート下地材１４・ニチハ推奨下地材

・鉄骨下地：アート下地材１６

ハットジョイナー０３

通気土台水切

アートスターター０２

防水紙

入隅５０留付金具ＭＡⅡ

モエンアート出隅材

捨て板金（現場調達）

片ハットジョイナー０３

　５－３　施工手順

　５－４　注意事項

●モエンアートを施工する際は、下辺に金具全体のツメがしっかりとかかっていることを確認します。●内壁材として使用する場合の下地材は、合板厚み９㎜以上を使用します。また、内装制限などの防耐火上　の規制がある場合はアート下地材を使用します。

●モエンアートの表面にインターホンなどを取り付ける場合は、モエンアートの表面をグラインダーなどで

　下地調整した後、必ず別売りの補修用アートペンを塗布して、モエンアートをかいして柱・間柱などの躯体に　取り付けます。

●アート専用ビスの留め付けに失敗した場合、金具の位置を左右どちらかにずらして再度留め付けます。　また、失敗した無駄孔は、ニチハ補修用パテ（ＦＣ５０００）を使用し、孔埋めを行なってください。


　　モエンアート・３５㎜品（ウマ張り）

・マスターシリーズ（ランダム張り）

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モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－１　モエンアート適用下地材について


モエンアートは必ず以下の下地材が必要です。

■専用下地材

　●アート下地材１４：１４㎜厚品（木造下地釘打ち施工用）

　●アート下地材１６：１６㎜厚品（木造下地・鉄骨下地金具施工用）※鉄骨下地は原則通気金具施工

　※高さ：１６m以下。

■アクセント装飾として部分施工する場合に使用できるサイディング

　下表のニチハ推奨サイディングも下地材として使用できます。プレーンな柄の外壁材と組み合わせ、

　専用下地材を使うことなく、アクセント装飾にすることも可能です。

　＜適用条件＞

　●１４㎜、１６㎜厚の下表推奨柄塗装品に限定。

　●１４㎜厚釘打ち施工品は、４５５㎜幅品は横張り、９１０・１０００㎜幅品は縦張り施工。（木造下地）

　●１６㎜厚金具施工（木造下地）、通気金具施工（鉄骨下地）は横張り施工。

　※高さ：３m以下。

商品名柄　名

モエンサイディングＷ　１４㎜厚品


サンディーライン調


スタッコ調

モエンサイディング-Ｍ　１４㎜厚品


スタッコウォール調

コンクリート打ちっ放し


モエンエクセラード　１６㎜厚品

ニューシャトーウォール調

マイスターウッド調

＜推奨柄一覧表＞

※品番につきましては、最新版の弊社内外装建材総合カタログをご参照ください。

杉板目調

ヴィンテージウッド

フラットウォール

コンクリート打ちっ放し１６

　５－２　基本構成図

　　アート下地材１４・ニチハ推奨下地材

・鉄骨下地：アート下地材１６


通気土台水切


防水紙

入隅５０留付金具ＭＡⅡ




　５－３　施工手順

　５－４　注意事項

●モエンアートを施工する際は、下辺に金具全体のツメがしっかりとかかっていることを確認します。●内壁材として使用する場合の下地材は、合板厚み９㎜以上を使用します。また、内装制限などの防耐火上　の規制がある場合はアート下地材を使用します。

●モエンアートの表面にインターホンなどを取り付ける場合は、モエンアートの表面をグラインダーなどで

　下地調整した後、必ず別売りの補修用アートペンを塗布して、モエンアートをかいして柱・間柱などの躯体に　取り付けます。

●アート専用ビスの留め付けに失敗した場合、金具の位置を左右どちらかにずらして再度留め付けます。　また、失敗した無駄孔は、ニチハ補修用パテ（ＦＣ５０００）を使用し、孔埋めを行なってください。


　　モエンアート・３５㎜品（ウマ張り）

・マスターシリーズ（ランダム張り）

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モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－５　禁止事項

モエンアートは、外・内壁材として設計されています。これら以外の用途には使用しないでください。

●モエンアートを施工する際は、専用下地材またはニチハ推奨下地材以外を使用しないでください。

　モエンアートの下地材は、アート下地材１４・１６（ＷＮＸ１９１・ＥＮＸ１０１）、またはニチハ推奨下地材

　（P２２２参照）を使用し、その下地材にモエンアートを専用金具を用いてビス留めします。下地材の施工に

　ついては、使用する各基材の禁止事項を厳守してください。

●風呂場など、常時湿度が高い所への施工はできません。

●高温な物体（気体を含む）が、直接モエンアートおよびアート下地材に接する施工はできません。

差し込む

差し込む順次施工出隅先行○ ×

モエンアートがしっかりと金具

に固定されていることを確認

しながら施工ができます。

モエンアートを横から差し込

むことは難しく、金具で３点

留めできません。

モエンアートを横から差し込む部分

が発生しないよう、出隅部、入隅部

およびボーダー部を先行して張り上

げないでください。モエンアートが

脱落するおそれがあります。

（隣合う面材とともに１段ずつ順に

施工してください。）

警　　告　　

▲目地位置

●１４㎜品下地材実接合部の目地から上実側２０㎜以下、下実側１０㎜以下の位置へのビス留めは避けます。

　１６㎜品下地材の場合は、目地から上実側３０㎜以下、下実側１０㎜以下の位置へのビス留めは避けます。

　（ビス打ち禁止位置を避けた留付金具ＭＡⅡのビス孔に、留め付けます。）

●留付金具ＭＡⅡは、必ずアート専用ビスで留め付けます。（釘留め不可）

㎜下地材ビス打ち禁止位置

▲ 目地位置

縦張り施工横張り施工

下実側

上実側

下実側上実側

横張り施工

▲目地位置


下実側

上実側

○ ×アート専用ビス

アート下地材１６

留付金具ＭＡⅡ

アート専用ビス

ビス

打ち

禁止

位置

ビス

打ち

禁止

位置


目地避けビス打ち目地部ビス打ち

通気留付金具ＥＸ



※

※施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能および止水性能には問題ありません。


　５－６　割り付け

●モエンアート３５㎜品はウマ張り施工、モエンアートマスターシリーズはランダム張り施工をし、左右接合部は　突き付けて施工します。　 ※極端に小さな切断材が出ないよう事前に割り付けを行うことが重要です。　 ※イモ張りは禁止です。

突き付け施工

ウマ張り

モエンアート３５㎜品留付金具ＭＡⅡ


○ ×

　５－７　スターターの取り付け

●アートスターター０２はアート下地材（１４㎜・１６㎜）下端から５㎜下げた位置に取り付けます。

●アートスターター０２はアート専用ビスを用い、縦胴縁がある部分に５００㎜以下の間隔で留め付けます。

　（アート下地材１６の通気金具施工の場合は３００㎜以下の間隔で留め付けます。）

●アートスターター０２の固定にはアート専用ビス以外を使用しないでください。

防水紙

モエンアート


縦胴縁


通気土台水切

▲下地材下端

▲スターター下面

アート下地材


アート下地材１４

30以

下

▲下地材下端


30以

下



＜アート下地材１４＞

＜アート下地材１６＞

　５－８　金具の留付位置

●留付金具ＭＡⅡの下段ビス孔と下地材へのビス

　打ち禁止位置が重なってしまう場合は、上段ビス孔

　を使用して禁止位置へのビス打ちを避けます。

●モエンアートの留め付けは、留付金具ＭＡⅡ

（ＪＥ６０２）を右図のように指定の位置に留め付け

ます。留付ビスは、別売のアート専用ビス

（ＪＫ１６０５、ＪＫ１６０５Ｓ）を必ず使用します。

　※釘留めでは、保持力が不足します。釘の使用は

　　禁止です。

イモ張り

下段ビス孔

（通常はこのビス孔を使用します。）

※ビス留めは金具１個に対して１本の設計です。

　複数打つ必要はありません。

上段ビス孔

（ビス打ち禁止位置を避ける場合に使用します。）

アート下地材


留付金具MAⅡ

モエンアート左右接合部

※※施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能および止水性能には問題ありません。



アートスターター０２ランダム張り


突き付け施工

225

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－５　禁止事項

モエンアートは、外・内壁材として設計されています。これら以外の用途には使用しないでください。

●モエンアートを施工する際は、専用下地材またはニチハ推奨下地材以外を使用しないでください。

　モエンアートの下地材は、アート下地材１４・１６（ＷＮＸ１９１・ＥＮＸ１０１）、またはニチハ推奨下地材

　（P２２２参照）を使用し、その下地材にモエンアートを専用金具を用いてビス留めします。下地材の施工に

　ついては、使用する各基材の禁止事項を厳守してください。

●風呂場など、常時湿度が高い所への施工はできません。

●高温な物体（気体を含む）が、直接モエンアートおよびアート下地材に接する施工はできません。

差し込む

差し込む順次施工出隅先行○ ×

モエンアートがしっかりと金具

に固定されていることを確認

しながら施工ができます。

モエンアートを横から差し込

むことは難しく、金具で３点

留めできません。

モエンアートを横から差し込む部分

が発生しないよう、出隅部、入隅部

およびボーダー部を先行して張り上

げないでください。モエンアートが

脱落するおそれがあります。

（隣合う面材とともに１段ずつ順に

施工してください。）

警　　告　　

▲目地位置

●１４㎜品下地材実接合部の目地から上実側２０㎜以下、下実側１０㎜以下の位置へのビス留めは避けます。

　１６㎜品下地材の場合は、目地から上実側３０㎜以下、下実側１０㎜以下の位置へのビス留めは避けます。

　（ビス打ち禁止位置を避けた留付金具ＭＡⅡのビス孔に、留め付けます。）

●留付金具ＭＡⅡは、必ずアート専用ビスで留め付けます。（釘留め不可）


▲ 目地位置

縦張り施工横張り施工

下実側

上実側

下実側上実側

横張り施工

▲目地位置


下実側

上実側

○ ×アート専用ビス




ビス

打ち

禁止

位置

ビス

打ち

禁止

位置


目地避けビス打ち目地部ビス打ち




※



　５－６　割り付け

●モエンアート３５㎜品はウマ張り施工、モエンアートマスターシリーズはランダム張り施工をし、左右接合部は　突き付けて施工します。　 ※極端に小さな切断材が出ないよう事前に割り付けを行うことが重要です。　 ※イモ張りは禁止です。

突き付け施工

ウマ張り

モエンアート３５㎜品留付金具ＭＡⅡ


○ ×

　５－７　スターターの取り付け

●アートスターター０２はアート下地材（１４㎜・１６㎜）下端から５㎜下げた位置に取り付けます。

●アートスターター０２はアート専用ビスを用い、縦胴縁がある部分に５００㎜以下の間隔で留め付けます。

　（アート下地材１６の通気金具施工の場合は３００㎜以下の間隔で留め付けます。）

●アートスターター０２の固定にはアート専用ビス以外を使用しないでください。

防水紙

モエンアート


縦胴縁


通気土台水切

▲下地材下端


アート下地材



30以

下

▲下地材下端


30以

下



＜アート下地材１４＞

＜アート下地材１６＞

　５－８　金具の留付位置

●留付金具ＭＡⅡの下段ビス孔と下地材へのビス

　打ち禁止位置が重なってしまう場合は、上段ビス孔

　を使用して禁止位置へのビス打ちを避けます。

●モエンアートの留め付けは、留付金具ＭＡⅡ

（ＪＥ６０２）を右図のように指定の位置に留め付け

ます。留付ビスは、別売のアート専用ビス

（ＪＫ１６０５、ＪＫ１６０５Ｓ）を必ず使用します。

　※釘留めでは、保持力が不足します。釘の使用は

　　禁止です。

イモ張り

下段ビス孔

（通常はこのビス孔を使用します。）

※ビス留めは金具１個に対して１本の設計です。

　複数打つ必要はありません。

上段ビス孔

（ビス打ち禁止位置を避ける場合に使用します。）

アート下地材


留付金具MAⅡ

モエンアート左右接合部

※※施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能および止水性能には問題ありません。



アートスターター０２ランダム張り


突き付け施工

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モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－９　留付位置　１）本体


①モエンアート３５㎜品

警　　告　　

＜取り合い部＞●他材との取り合い部および張り終わり部は、

　右図のように、留付金具ＭＡⅡを追加します。

　ボーダー材も同様です。

他材および隅部

他材および隅部見切縁


モエンアート３５㎜品

追加留め




切断材

留付金具ＭＡⅡ　真物を留め付ける場合　

　上辺側・・・両端２ヶ所（股がけ）

　下辺側・・・中央１ヶ所

　切断材を留め付ける場合　

上辺側・・・両端２ヶ所

下辺側・・・１ヶ所以上

※下辺の留め付けは、金具全体が

かかっていれば、留付位置に関係

なく１ヶ所で問題ありません。

（左図は入隅部を参照しています。）


○ ×金具中心が左右接合部からずれている。

※股がけ金具が中心からずれた場合、中心

　に設置することが困難な場合は、金具を

　追加して補強します。

追加留め

○

×金具全体がかかっていない

モエンアート３５㎜品下辺が金具で確実に固定されていないと、モエンアートが脱落するおそれが

あります。

●モエンアート３５㎜品真物の留め付けは、下図のように上辺の左右端部で各１ヶ所、下辺中央部で１ヶ所の

　計３ヶ所での金具留めが基本です。金具のツメがしっかりとモエンアート３５㎜品の実にかかっていることを

　確認しながら施工します。また、割り付け上切断材が入る場合も、上辺の左右端部で各１ヶ所、下辺中央部

　で１ヶ所の計３ヶ所留めをします。

　 ※股がけの留付金具はモエンアート３５㎜品左右接合部と中心を合わせて設置します。

金具のツメが左右実部それぞれにかかっていることを確認しながら施工します。

　 ※モエンアート３５㎜品下辺の固定金具は、金具全体がかかるようにします。

万一、金具全体がかからない場合は、留付金具ＭＡⅡを追加します。

②モエンアートマスターシリーズ

警　　告　　


モエンアート

マスターシリーズ

追加留め

○


留付位置　

上辺側・・・両端２ヶ所（股がけ）下辺側・・・１ヶ所※下辺の留め付けは、金具全体がかかっていれば、　留付位置に関係なく１ヶ所で問題ありません。


※股がけの留付金具が中心からずれた場合、

　中心に設置することが困難な場合は、金具を

　追加して補強してください。







モエンアート


追加留め




モエンアートマスターシリーズ下辺が金具で確実に固定されていないと、モエンアートマスター

シリーズが脱落するおそれがあります。

●全サイズのモエンアートマスターシリーズ真物において、下図のように上辺の左右端部で各１ヶ所、下辺で

　１ヶ所の計３ヶ所での金具留めが基本です。金具のツメがしっかりとモエンアートマスターシリーズの実に

　かかっていることを確認しながら施工してください。

　施工手順としては、上辺の左右端部を隣り合う面材と股がけで金具固定していくことが基本ですが、下辺に

　金具がない場合は、追加金具を入れてください。

　 ※股がけの留付金具はモエンアートマスターシリーズ左右接合部と中心を合わせて設置してください。

金具のツメが左右実部それぞれにかかっていることを確認しながら施工してください。

　 ※モエンアートマスターシリーズ下辺の固定金具は、金具全体がかかるようにしてください。

万一、金具全体がかからない場合は、留付金具ＭＡⅡを追加してください。

227

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料





①モエンアート３５㎜品

警　　告　　








追加留め




切断材

留付金具ＭＡⅡ　真物を留め付ける場合　

　上辺側・・・両端２ヶ所（股がけ）

　下辺側・・・中央１ヶ所

　切断材を留め付ける場合　

上辺側・・・両端２ヶ所

下辺側・・・１ヶ所以上

※下辺の留め付けは、金具全体が

かかっていれば、留付位置に関係

なく１ヶ所で問題ありません。

（左図は入隅部を参照しています。）



※股がけ金具が中心からずれた場合、中心

　に設置することが困難な場合は、金具を

　追加して補強します。

追加留め

○


モエンアート３５㎜品下辺が金具で確実に固定されていないと、モエンアートが脱落するおそれが

あります。

●モエンアート３５㎜品真物の留め付けは、下図のように上辺の左右端部で各１ヶ所、下辺中央部で１ヶ所の

　計３ヶ所での金具留めが基本です。金具のツメがしっかりとモエンアート３５㎜品の実にかかっていることを

　確認しながら施工します。また、割り付け上切断材が入る場合も、上辺の左右端部で各１ヶ所、下辺中央部

　で１ヶ所の計３ヶ所留めをします。

　 ※股がけの留付金具はモエンアート３５㎜品左右接合部と中心を合わせて設置します。

金具のツメが左右実部それぞれにかかっていることを確認しながら施工します。

　 ※モエンアート３５㎜品下辺の固定金具は、金具全体がかかるようにします。

万一、金具全体がかからない場合は、留付金具ＭＡⅡを追加します。

②モエンアートマスターシリーズ

警　　告　　


モエンアート


追加留め

○


留付位置　

上辺側・・・両端２ヶ所（股がけ）下辺側・・・１ヶ所※下辺の留め付けは、金具全体がかかっていれば、　留付位置に関係なく１ヶ所で問題ありません。


※股がけの留付金具が中心からずれた場合、

　中心に設置することが困難な場合は、金具を

　追加して補強してください。







モエンアート


追加留め




モエンアートマスターシリーズ下辺が金具で確実に固定されていないと、モエンアートマスター

シリーズが脱落するおそれがあります。

●全サイズのモエンアートマスターシリーズ真物において、下図のように上辺の左右端部で各１ヶ所、下辺で

　１ヶ所の計３ヶ所での金具留めが基本です。金具のツメがしっかりとモエンアートマスターシリーズの実に

　かかっていることを確認しながら施工してください。

　施工手順としては、上辺の左右端部を隣り合う面材と股がけで金具固定していくことが基本ですが、下辺に

　金具がない場合は、追加金具を入れてください。

　 ※股がけの留付金具はモエンアートマスターシリーズ左右接合部と中心を合わせて設置してください。

金具のツメが左右実部それぞれにかかっていることを確認しながら施工してください。

　 ※モエンアートマスターシリーズ下辺の固定金具は、金具全体がかかるようにしてください。

万一、金具全体がかからない場合は、留付金具ＭＡⅡを追加してください。

228

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－９　留付位置　　２）出隅材


①アート３５㎜品●基本的には出隅材を切断せずに納められるよう、割り付けを事前に行います。●出隅材を先行して張り上げず、１段ずつ施工します。●出隅材短辺側は隣り合う面と股がけになるよう、留付金具ＭＡⅡを入れます。●出隅材長辺側は短辺側と同じ位置に留付金具ＭＡⅡを入れます。位置がずれると上側に施工する出隅材短辺側の下端が留まらない危険があります。

内寸90

内寸90　出隅材（長辺側）の場合　

　　　　　上辺側・・・２ヶ所（１ヶ所股がけ）

　　　　　下辺側・・・１ヶ所

内寸317モエンアート３５㎜品（真物）

出隅材

（長辺側）


出隅材

（短辺側）

ほぼ一直線上に

なるよう金具を配置


モエンアート３５㎜品本体

モエンアート３５㎜品出隅材




縦胴縁

防水紙

※

※


ニチハシーリング

　出隅材（短辺側）の場合　

　　　　　上辺側・・・１ヶ所（股がけ）

　　　　　下辺側・・・１ヶ所（股がけ）

　　　　

②モエンアートマスターシリーズ●基本的には出隅材を切断せずに納められるよう、割り付けを事前に行ってください。●出隅材を先行して張り上げず、面材と合わせて１段ずつ施工してください。●出隅材短辺側は隣合う面と股がけになるよう留付金具ＭＡⅡを入れてください。●出隅材長辺側は短辺側と同じ位置に留付金具ＭＡⅡを入れてください。位置がずれると上側に施工する　出隅短辺側の下端が留まらない危険があります。

内寸295

内寸125

モエンアートマスターシリーズ（真物）

出隅材

（長辺側）


出隅材

（短辺側）

●出隅材短辺側

上下各１ヶ所ずつ

（股がけあり）

計　２ヶ所　　　　

　　　　　　

　　　　　　

　●出隅材長辺側

上側　２ヶ所


下側　１ヶ所

計　３ヶ所　　　　　　　　　　　　　　　　

　

＜金具による保持部分＞






本体


出隅材


アート下地材１４防水紙

縦胴縁


※

※

※施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能及び止水性能には問題ありません。




229

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料





①アート３５㎜品●基本的には出隅材を切断せずに納められるよう、割り付けを事前に行います。●出隅材を先行して張り上げず、１段ずつ施工します。●出隅材短辺側は隣り合う面と股がけになるよう、留付金具ＭＡⅡを入れます。●出隅材長辺側は短辺側と同じ位置に留付金具ＭＡⅡを入れます。位置がずれると上側に施工する出隅材短辺側の下端が留まらない危険があります。

内寸90

内寸90　出隅材（長辺側）の場合　

　　　　　上辺側・・・２ヶ所（１ヶ所股がけ）

　　　　　下辺側・・・１ヶ所

内寸317モエンアート３５㎜品（真物）

出隅材

（長辺側）


出隅材

（短辺側）




モエンアート３５㎜品本体

モエンアート３５㎜品出隅材




縦胴縁

防水紙

※

※



　出隅材（短辺側）の場合　

　　　　　上辺側・・・１ヶ所（股がけ）

　　　　　下辺側・・・１ヶ所（股がけ）

　　　　

②モエンアートマスターシリーズ●基本的には出隅材を切断せずに納められるよう、割り付けを事前に行ってください。●出隅材を先行して張り上げず、面材と合わせて１段ずつ施工してください。●出隅材短辺側は隣合う面と股がけになるよう留付金具ＭＡⅡを入れてください。●出隅材長辺側は短辺側と同じ位置に留付金具ＭＡⅡを入れてください。位置がずれると上側に施工する　出隅短辺側の下端が留まらない危険があります。

内寸295

内寸125

モエンアートマスターシリーズ（真物）

出隅材

（長辺側）


出隅材

（短辺側）

●出隅材短辺側

上下各１ヶ所ずつ


計　２ヶ所　　　　

　　　　　　

　　　　　　

　●出隅材長辺側

上側　２ヶ所


下側　１ヶ所

計　３ヶ所　　　　　　　　　　　　　　　　

　

＜金具による保持部分＞






本体


出隅材


アート下地材１４防水紙

縦胴縁


※

※

※施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能及び止水性能には問題ありません。




230

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－１０　開口部


●サッシは、外付けサッシまたは半外付けサッシを使用し、開口部まわりの胴縁組み（木胴縁下地・鉄骨下地）　の施工後に取り付けます。（現場で納まり上不可能な場合は、サッシ業者へ額縁の取り付けを依頼します。　額縁の見込み代はモエンアートの出寸法＋５㎜以上とします。）

防水紙

サッシふかし材

両面防水テープ

半外付けサッシ

モエンアートアート下地材１４

防水紙両面防水テープ

スペーサー１５

鉄骨用サッシ

※サッシ枠の出があるもの

木造下地の場合鉄骨下地の場合

モエンアート



C形鋼

切断小口面

切断小口面

切断小口面

開口部

回転部分

※切断小口面を常に開口部と逆側に配置します。

●サッシの出が少なく、モエンアートの外壁面よりサッシが内側に入る場合、通常の施工では開口部まわりの

　モエンアートの切断小口があらわしになります。この場合、開口部まわりで切断したものを１８０°回転させ、

　切断小口面が接合部側になるよう施工します。（アート本体の小口面には金具用の実を施しています。

　サッシの出寸法によっては実が見える場合もありますので、その際は額縁などをご検討ください。）

　５－１１　切断について


モエンアート裏面

モエンアート用接着剤

モエンアート

裏面


アート下地材１４・１６

留付金具ＭＡⅡ縦使い


モエンアート

モエンアート板厚ビスのサイズ

３５㎜ φ４㎜×６０㎜以上

80未

満

本体切断材

本体切断材

（長さ80㎜未満）

ステンレスタッピンねじ

80未満

図１

図２

本体切断材

１）切断方法・小口処理

●モエンアートの切断は、アート用カッター（ＪＸ２１０・ＪＸ３１０）またはダイヤモンドブレードソーを使用します。

●モエンアートの切断面は、必ず別売のアートペンを塗布します。アートペンの使用可能時間は、二液混合後

　３～４時間程度です。この時間を超えて使用しないでください。（アートペンセットは、柄ごとに指定してい

　ます。）

２）モエンアート用接着剤の塗布位置・方法

●開口部、軒天部、オーバーハング部の部位は、

　留付金具ＭＡⅡ（ＪＥ６０２）を縦使いし、モエン

　アート用接着剤（ＪＥ７５００Ｒ）を併用します。

　（図１、２参照）

●縦使いした金具と通常の留付位置の金具が干渉

　しないよう位置をずらして留め付けます。（図３参照）

●ボーダー材、入隅材、本体切断材（開口部まわり・

　軒天部・オーバーハング部・下屋根部）は

　留付金具ＭＡⅡ（ＪＥ６０２）とモエンアート用接着剤

　（ＪＥ７５００Ｒ）を併用します。（図２参照）

●モエンアート用接着剤（ＪＥ７５００Ｒ）は、基本的に

　縦方向に直径８㎜程度のビード状に塗布します。

　（図２参照）

３）小幅材の留付方法

図３

ずらす

金具どうしが

干渉する場合

金具位置修正

縦使い金具

追加金具

切断材

モエンアート真物

●本体切断材が幅または長さ方向８０㎜未満の切り物となる場合、または下屋根部流れ側下端の三角形の

切り物を施工する場合は、ステンレスタッピンねじと接着剤で留め付け補強します。

●ステンレスタッピンねじを留め付ける際は、あらかじめ先孔（φ３．５㎜程度）をあけ、座掘りをしてから留め

付けます。

●ステンレスタッピンねじの留付位置は、モエンアート端部から３０㎜程度内側とし、幅方向または長さ方向に

２本留めします。なお、モエンアート裏面の裏抜き部にはベニヤ・合板など1５㎜前後の不陸調整材を取り

付けます。（調整する材質は保持力が得られるものを使用します。スペーサーなどでは保持力が得られず

脱落する可能性がありますので使用しないでください。また、モエンアート裏面の裏抜き部の寸法は材に

よって多少のばらつきがあります。個々で調整しながら施工します。）

●ビス頭は補修用パテおよびアートペンで補修します。

※モエンアートは、製品の特性上、最大厚さは

３０㎜～４５㎜と幅があります。上表の３５㎜は代表値です。

アートの厚みに応じて、長いビスを使用します。

不陸調整材（15㎜程度）

231

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－１０　開口部


●サッシは、外付けサッシまたは半外付けサッシを使用し、開口部まわりの胴縁組み（木胴縁下地・鉄骨下地）　の施工後に取り付けます。（現場で納まり上不可能な場合は、サッシ業者へ額縁の取り付けを依頼します。　額縁の見込み代はモエンアートの出寸法＋５㎜以上とします。）

防水紙

サッシふかし材


半外付けサッシ

モエンアートアート下地材１４

防水紙両面防水テープ


鉄骨用サッシ

※サッシ枠の出があるもの

木造下地の場合鉄骨下地の場合

モエンアート



C形鋼

切断小口面

切断小口面

切断小口面

開口部

回転部分

※切断小口面を常に開口部と逆側に配置します。

●サッシの出が少なく、モエンアートの外壁面よりサッシが内側に入る場合、通常の施工では開口部まわりの

　モエンアートの切断小口があらわしになります。この場合、開口部まわりで切断したものを１８０°回転させ、

　切断小口面が接合部側になるよう施工します。（アート本体の小口面には金具用の実を施しています。

　サッシの出寸法によっては実が見える場合もありますので、その際は額縁などをご検討ください。）

　５－１１　切断について


モエンアート裏面


モエンアート

裏面



留付金具ＭＡⅡ縦使い


モエンアート

モエンアート板厚ビスのサイズ

３５㎜ φ４㎜×６０㎜以上

80未

満

本体切断材

本体切断材

（長さ80㎜未満）


80未満

図１

図２

本体切断材

１）切断方法・小口処理

●モエンアートの切断は、アート用カッター（ＪＸ２１０・ＪＸ３１０）またはダイヤモンドブレードソーを使用します。

●モエンアートの切断面は、必ず別売のアートペンを塗布します。アートペンの使用可能時間は、二液混合後

　３～４時間程度です。この時間を超えて使用しないでください。（アートペンセットは、柄ごとに指定してい

　ます。）

２）モエンアート用接着剤の塗布位置・方法

●開口部、軒天部、オーバーハング部の部位は、

　留付金具ＭＡⅡ（ＪＥ６０２）を縦使いし、モエン

　アート用接着剤（ＪＥ７５００Ｒ）を併用します。

　（図１、２参照）

●縦使いした金具と通常の留付位置の金具が干渉

　しないよう位置をずらして留め付けます。（図３参照）

●ボーダー材、入隅材、本体切断材（開口部まわり・

　軒天部・オーバーハング部・下屋根部）は

　留付金具ＭＡⅡ（ＪＥ６０２）とモエンアート用接着剤

　（ＪＥ７５００Ｒ）を併用します。（図２参照）

●モエンアート用接着剤（ＪＥ７５００Ｒ）は、基本的に

　縦方向に直径８㎜程度のビード状に塗布します。

　（図２参照）

３）小幅材の留付方法

図３

ずらす

金具どうしが

干渉する場合

金具位置修正

縦使い金具

追加金具

切断材

モエンアート真物

●本体切断材が幅または長さ方向８０㎜未満の切り物となる場合、または下屋根部流れ側下端の三角形の

切り物を施工する場合は、ステンレスタッピンねじと接着剤で留め付け補強します。

●ステンレスタッピンねじを留め付ける際は、あらかじめ先孔（φ３．５㎜程度）をあけ、座掘りをしてから留め

付けます。

●ステンレスタッピンねじの留付位置は、モエンアート端部から３０㎜程度内側とし、幅方向または長さ方向に

２本留めします。なお、モエンアート裏面の裏抜き部にはベニヤ・合板など1５㎜前後の不陸調整材を取り

付けます。（調整する材質は保持力が得られるものを使用します。スペーサーなどでは保持力が得られず

脱落する可能性がありますので使用しないでください。また、モエンアート裏面の裏抜き部の寸法は材に

よって多少のばらつきがあります。個々で調整しながら施工します。）

●ビス頭は補修用パテおよびアートペンで補修します。

※モエンアートは、製品の特性上、最大厚さは

３０㎜～４５㎜と幅があります。上表の３５㎜は代表値です。

アートの厚みに応じて、長いビスを使用します。

不陸調整材（15㎜程度）

232

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



　５－１２　保管・取り扱い・運搬上の注意事項


１）保管

●保管時は、水平な場所に、パレットまたは飼い木の

　上に置きます。●水濡れの可能性がある施工現場などでは必ず

　防水用のシートをかけて保管します。

●モエンアートは地面に直接置かず、水に濡らさ

　ないように保管します。

※濡れたモエンアートに補修塗装や接着処理を

　行うと塗膜剥離や接着剤切れを起こすおそれ

　があります。

●施工現場では数量の

　少ないパレットを下に

　置かないでください。

※割れや破損の原因と

　なる可能性があります。

注意

２）取り扱い

●モエンアートの持ち運びは、割れ防止のため静かに運んでください。

●物にあてる、落とすなどしてモエンアートの角・表面などを損傷しない

　ように注意します。

●汚れた手（手袋）で触らないようにします。

●持ち運び時は、周囲・足下などに注意します。

３）運搬

保管・取り扱い方法を間違えると、経年で不具合が発生するおそれがあります。その場合は

免責となりますのでご注意ください。

●車両などで運搬する際は、汚れ・雨濡れに注意して

　ください。

●急ブレーキなどによる損傷を防ぐため、角に当て板

などをした上でワイヤーなどで固定します。

●吊り上げる時はモエンアートの損傷を防ぐため、当て板

　などで養生を行います。

●積み下ろしの際にモエンアートの角・表面などを損傷

　しないように注意します。

当て板

注　　意

５－１３　各部の納まり詳細図

木造軸組下地

　１）基本構成図・下地組図

①アート見切縁３５

②突き付け

　２）土台部

　３）上下接合部

　５）腰壁部

　６）入隅部

　７）出隅部

　９）軒天部

１１）下屋根部①棟側

②流れ側

　４）左右接合部

出隅材

　８）開口部

①上側

②下側

③左右側

１０）オーバーハング部オーバーハング水切

本章は、基本的な納まり例を記載していますので、注意事項、禁止事項を

ご理解いただいたうえで施工してください。

アート見切縁３５

通気土台水切＋アートスターター０２

アート専用金具

233

　５－１２　保管・取り扱い・運搬上の注意事項


１）保管

●保管時は、水平な場所に、パレットまたは飼い木の

　上に置きます。●水濡れの可能性がある施工現場などでは必ず

　防水用のシートをかけて保管します。

●モエンアートは地面に直接置かず、水に濡らさ

　ないように保管します。

※濡れたモエンアートに補修塗装や接着処理を

　行うと塗膜剥離や接着剤切れを起こすおそれ

　があります。

●施工現場では数量の

　少ないパレットを下に

　置かないでください。

※割れや破損の原因と

　なる可能性があります。

注意

２）取り扱い

●モエンアートの持ち運びは、割れ防止のため静かに運んでください。

●物にあてる、落とすなどしてモエンアートの角・表面などを損傷しない

　ように注意します。

●汚れた手（手袋）で触らないようにします。

●持ち運び時は、周囲・足下などに注意します。

３）運搬

保管・取り扱い方法を間違えると、経年で不具合が発生するおそれがあります。その場合は

免責となりますのでご注意ください。

●車両などで運搬する際は、汚れ・雨濡れに注意して

　ください。

●急ブレーキなどによる損傷を防ぐため、角に当て板

などをした上でワイヤーなどで固定します。

●吊り上げる時はモエンアートの損傷を防ぐため、当て板

　などで養生を行います。

●積み下ろしの際にモエンアートの角・表面などを損傷

　しないように注意します。

当て板

注　　意

５－１３　各部の納まり詳細図

木造軸組下地



②突き付け

　２）土台部


　５）腰壁部

　６）入隅部

　７）出隅部

　９）軒天部


②流れ側


出隅材

　８）開口部

①上側

②下側

③左右側







234

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



１）基本構成図・下地組図

モエンアートアート３５㎜品

張り方向

横

●通気土台水切は胴縁組みを行う前に取り付け、防水紙を上にかぶせて施工します。

●下地組みは図のように木胴縁を使用し、スギ材は厚み１８㎜以上、ベイツガ材は厚み１５㎜以上の乾燥材を

　使用します。

●木胴縁の幅は４５㎜以上を標準サイズとし、出入隅部や左右接合部、開口部まわりなどの指定箇所には

　倍幅の９０㎜以上を使用します。

●木胴縁はＮ６５、CN６５以上の釘またはφ４㎜×５０㎜以上のビスを使用して５００㎜以下の間隔で躯体に

　留め付け、仕上げ面の不陸（段差）が３㎜以下となるように調整して施工します。

●縦胴縁と開口部まわりの胴縁は３０㎜程度の隙間を設け、通気する構造とします。

　

木造軸組下地

下　地留付方法


通気土台水切



モエンアート

防水紙

出・入隅部

500以下縦胴縁45サイズ左右接合部縦胴縁90サイズ

500以下

縦胴縁90サイズ

施工時の注意点

モエンアートが

入らないよ～

注　　意

開口部周囲胴縁90サイズ


図はモエンアート３５㎜品です。

出隅部や入隅部を先行して張り上げて

しまうと、後からモエンアートを差し込む

ことは不可能です。１段を施工した後、

次の段を施工し始めるようにします。

２）土台部

モエンアート張り方向

横木造軸組下地



防水紙アート下地材１４

縦胴縁


モエンアート



モエンアート

10～

15


縦胴縁


通気土台水切

通気土台水切

30以

下


●通気土台水切は、土台に５００㎜以下の間隔でモエン用釘などを用いて水平に取り付けます。

●土台部のアートスターター０２はアート専用ビスを用い、縦胴縁がある箇所に５００㎜以下の間隔で留め

　付けます。

●アートスターター０２の留め付けは、ビス留めが標準です。専用ビス以外を使用しないでください。

●モエンアート下端と通気土台水切の間は、１０～１５㎜程度の隙間を設けます。

両面テープ

アート３５㎜品マスターシリーズ

３）上下接合部


縦胴縁

防水紙


モエンアート


※


●モエンアート実部に留付金具ＭＡⅡを確実に納め、アート専用ビスで留め付けます。

防水紙

アート下地材１４留付金具ＭＡⅡ


モエンアート

縦胴縁

防水紙

235

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料




モエンアートアート３５㎜品

張り方向

横

●通気土台水切は胴縁組みを行う前に取り付け、防水紙を上にかぶせて施工します。

●下地組みは図のように木胴縁を使用し、スギ材は厚み１８㎜以上、ベイツガ材は厚み１５㎜以上の乾燥材を

　使用します。

●木胴縁の幅は４５㎜以上を標準サイズとし、出入隅部や左右接合部、開口部まわりなどの指定箇所には

　倍幅の９０㎜以上を使用します。

●木胴縁はＮ６５、CN６５以上の釘またはφ４㎜×５０㎜以上のビスを使用して５００㎜以下の間隔で躯体に

　留め付け、仕上げ面の不陸（段差）が３㎜以下となるように調整して施工します。

●縦胴縁と開口部まわりの胴縁は３０㎜程度の隙間を設け、通気する構造とします。

　

木造軸組下地



通気土台水切



モエンアート

防水紙

出・入隅部

500以下縦胴縁45サイズ左右接合部縦胴縁90サイズ

500以下


施工時の注意点

モエンアートが

入らないよ～

注　　意

開口部周囲胴縁90サイズ







２）土台部





防水紙アート下地材１４

縦胴縁


モエンアート



モエンアート

10～

15


縦胴縁


通気土台水切

通気土台水切

30以

下


●通気土台水切は、土台に５００㎜以下の間隔でモエン用釘などを用いて水平に取り付けます。

●土台部のアートスターター０２はアート専用ビスを用い、縦胴縁がある箇所に５００㎜以下の間隔で留め

　付けます。

●アートスターター０２の留め付けは、ビス留めが標準です。専用ビス以外を使用しないでください。

●モエンアート下端と通気土台水切の間は、１０～１５㎜程度の隙間を設けます。

両面テープ

アート３５㎜品マスターシリーズ



縦胴縁

防水紙


モエンアート


※



防水紙

アート下地材１４留付金具ＭＡⅡ


モエンアート

縦胴縁

防水紙

236

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



５）腰壁部




アート見切縁３５（ニチハ推奨下地材を使用する場合のみ）

●モエンアートを軒天まで施工せず腰壁部分まで施工する場合は、アート見切縁３５を図のように１０㎜程度

　かぶりを設けて施工し、留付金具ＭＡⅡを縦使いします。

●モエンアートの裏面に、あらかじめモエンアート用接着剤を直径８㎜程度のビード状に塗布します。

防水紙




縦胴縁


縦胴縁

防水紙

アート見切縁３５アート専用ビス


モエンアート

モエンアート


モエンアート用接着剤ニチハ推奨下地材

10程

度



ニチハ推奨下地材

モエンアート本体の切断面は、アートペンを十分塗布します。モエンアート小口

アート専用金具アート３５㎜品マスターシリーズ



モエンアート





防水紙




防水紙

モエン用釘

下記の　　　部分（モエン端部

から２０㎜以下の範囲）への

ビス打ちは避けてください。

※１

ビス打ち禁止位置

モエンアート



○

×金具中心が左右接合部

からずれている。

※２

※２

※１ ※１

４）左右接合部

●モエンアートの左右接合部は突き付けて施工します。金具はモエンアート上辺の隣り合う本体どうしを股がけ

　して取り付けます。金具中心がモエンアートの左右接合部からずれないようにします。

●アート下地材１４の左右接合部には、ハットジョイナー０３を取り付けます｡

※２　施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能および止水性能には問題ありません。


７）出隅部

張り方向



アート下地材のシーリングをしない切断面は、モエンシーラーを十分塗布し乾燥後、再度塗布します。下地材小口

●モエンアートの出隅材と本体の取り合い部は、突き付けて施工します。

●出隅材上辺は長辺および短辺側を隣り合う面材と股がけになるよう留付金具ＭＡⅡを入れます。

　さらに長辺側は短辺側と同じ位置（内寸１２５㎜程度）に留付金具ＭＡⅡを入れます。

※出隅材を先行して張り上げないでください。モエンアートがしっかりと金具で固定されるよう隣り合う面材と

　ともに１段ずつ施工します。



防水紙

モエンアート本体モエンアート出隅材


モエン用釘




モエン用釘

防水紙

縦胴縁90サイズ片ハットジョイナー０３






モエンアート本体


①出隅材



モエンアートアート３５㎜品マスターシリーズ

６）入隅部

●入隅部は胴縁の留付下地として、必ず追加下地を入れます｡

●入隅部はモエンアート入隅材を突き付けて施工します。

●入隅部に留付金具ＭＡⅡを追加して取り付けます。

●モエンアート入隅材の裏面に、あらかじめモエンアート用接着剤を直径８㎜程度のビード状に塗布します。

モエン用釘

モエンアート入隅材




防水紙








モエン用釘

入隅５０

防水紙


追加下地


入隅５０

追加下地




237

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



５）腰壁部




アート見切縁３５（ニチハ推奨下地材を使用する場合のみ）




防水紙




縦胴縁


縦胴縁

防水紙

アート見切縁３５アート専用ビス


モエンアート

モエンアート


モエンアート用接着剤ニチハ推奨下地材

10程

度





アート専用金具アート３５㎜品マスターシリーズ



モエンアート





防水紙




防水紙

モエン用釘

下記の　　　部分（モエン端部

から２０㎜以下の範囲）への

ビス打ちは避けてください。

※１


モエンアート



○



※２

※２

※１ ※１



　して取り付けます。金具中心がモエンアートの左右接合部からずれないようにします。

●アート下地材１４の左右接合部には、ハットジョイナー０３を取り付けます｡



７）出隅部

張り方向











防水紙

モエンアート本体モエンアート出隅材


モエン用釘




モエン用釘

防水紙

縦胴縁90サイズ片ハットジョイナー０３








①出隅材




６）入隅部

●入隅部は胴縁の留付下地として、必ず追加下地を入れます｡




モエン用釘





防水紙








モエン用釘

入隅５０

防水紙


追加下地


入隅５０

追加下地




238

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



８）開口部

張り方向



①上側


●サッシは開口部まわりの胴縁組み施工後に取り付け、外壁面より前に出るようにします。サッシの出が

　足りない場合は、さらに額縁などを取り付けます。

●モエンアートとサッシの取り合い部は５㎜程度の隙間を設けて施工し、図のように留付金具ＭＡⅡを縦使い

　します。


●モエンアート用接着剤が硬化するまで必要に応じて飼い木をし、モエンアートが下方にずれないように

します。

●モエンアート用接着剤の硬化時間はおよそ２４時間です。

飼い木（施工時）

縦胴縁

防水紙

サッシサッシ


モエンアート

モエン用釘


モエンアート

横胴縁90サイズ


モエン用釘

防水紙

縦胴縁



留付金具ＭＡⅡアート下地材１４







56以上




８）開口部 ②下側


　足りない場合は、さらに額縁などを取り付ます。

●モエンアートとサッシの取り合い部は７～８㎜程度の隙間を設けて施工し、図のように留付金具ＭＡⅡを

　縦使いします。



防水紙





7～

8

モエンアート

縦胴縁

モエン用釘

モエンアート



サッシ




縦胴縁

防水紙

モエン用釘

サッシ




56以上



239

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



８）開口部

張り方向



①上側



　足りない場合は、さらに額縁などを取り付けます。


　します。



します。



縦胴縁

防水紙

サッシサッシ


モエンアート

モエン用釘


モエンアート



モエン用釘

防水紙

縦胴縁










56以上






　足りない場合は、さらに額縁などを取り付ます。

●モエンアートとサッシの取り合い部は７～８㎜程度の隙間を設けて施工し、図のように留付金具ＭＡⅡを

　縦使いします。



防水紙





7～

8

モエンアート

縦胴縁

モエン用釘

モエンアート



サッシ




縦胴縁

防水紙

モエン用釘

サッシ




56以上



８）開口部

張り方向



③左右側

モエンアート

モエン用釘





防水紙

サッシ





モエン用釘



サッシ


防水紙



56以

上



●サッシは開口部まわりの胴縁組み施工後に取り付け、外壁面より前に出るようにします。

　サッシの出が足りない場合は、さらに額縁などを取り付けます。

●モエンアートとサッシの取り合い部は、５㎜程度の隙間を設けて施工します。


モエンアート



モエンアート

防水紙


縦胴縁

アート専用ビス留付金具ＭＡⅡ

軒天材


縦胴縁

モエンアート

軒天材


モエン用釘

防水紙







10程

度

通気

９）軒天部 ①アート見切縁３５

●通気が小屋裏へ抜けるように、防水紙張りと胴縁下地組みは軒天工事前に施工します。

●軒天部のモエンアートは図のように留付金具ＭＡⅡを縦使いして固定します。



240

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



９）軒天部

張り方向



②突き付け


●軒天部のモエンアートは、図のように留付金具ＭＡⅡを縦使いして固定します。


下地材小口

モエンアート防水紙


縦胴縁



軒天材

モエン用釘


縦胴縁

モエンアート

軒天材



モエン用釘

防水紙




通気


●モエンアートとオーバーハング水切の取り合い部は、５㎜程度の隙間を設けます。

●アートスターター０２は、水平に充分留意してアート専用ビスを用い、縦胴縁がある部分に５００㎜以下の

　間隔で留め付けます。

●アートスターター０２の留め付けはビス留めが標準です。アート専用ビス以外は使用しないでください。

●本体切断材を施工する場合は、ステンレスタッピンねじとモエンアート用接着剤で留め付け補強します。

●専用ビスを留め付ける際は、Ｐ２３１の小幅材の留付方法をご参照ください。

軒天材

防水紙


縦胴縁



オーバーハング水切（鋼板）

モエンアート

ステンレス

タッピンねじ

モエンアート本体切断材



※

軒天材


縦胴縁

防水紙モエンアート







※

モエンアート本体の切断面は、アートペンを

十分塗布します。

モエンアート小口アート下地材のシーリングをしない切断面は、モエン

シーラーを十分塗布し乾燥後、再度塗布します。

不陸調整材不陸調整材

１１）下屋根部

張り方向



①棟側


モエン用釘

雨押え

防水紙

縦胴縁

縦胴縁

防水紙


モエン用釘




雨押え


モエンアート

モエンアート

横胴縁


※横胴縁なしも可

（両面防水テープ）

横胴縁下葺材

下葺材

●アート下地材と雨押えの間に１０㎜程度の隙間を設けて施工し、留付金具ＭＡⅡを縦使いします。



　します。



小口処理


１１）下屋根部 ②流れ側




　します。


横胴縁

縦胴縁

防水紙

雨押え


モエン用釘


防水紙

縦胴縁

横胴縁

モエン用釘




雨押え

10

アート専用ビスアート下地材１４


モエンアートモエンアート

下葺材

下葺材

小口処理

下地材小口モエンアート本体の切断面は、アートペンを




10

241

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



９）軒天部

張り方向



②突き付け


●軒天部のモエンアートは、図のように留付金具ＭＡⅡを縦使いして固定します。


下地材小口

モエンアート防水紙


縦胴縁



軒天材

モエン用釘


縦胴縁

モエンアート

軒天材



モエン用釘

防水紙




通気



●アートスターター０２は、水平に充分留意してアート専用ビスを用い、縦胴縁がある部分に５００㎜以下の

　間隔で留め付けます。



●専用ビスを留め付ける際は、Ｐ２３１の小幅材の留付方法をご参照ください。

軒天材

防水紙


縦胴縁




モエンアート

ステンレス

タッピンねじ




※

軒天材


縦胴縁

防水紙モエンアート







※

モエンアート本体の切断面は、アートペンを




不陸調整材不陸調整材


張り方向



①棟側


モエン用釘

雨押え

防水紙

縦胴縁

縦胴縁

防水紙


モエン用釘




雨押え


モエンアート

モエンアート

横胴縁


※横胴縁なしも可

（両面防水テープ）

横胴縁下葺材

下葺材




　します。



小口処理






　します。


横胴縁

縦胴縁

防水紙

雨押え


モエン用釘


防水紙

縦胴縁

横胴縁

モエン用釘




雨押え

10

アート専用ビスアート下地材１４


モエンアートモエンアート

下葺材

下葺材

小口処理





10

242

５－１４　各部の納まり詳細図

鉄骨下地


　２）土台部


　５）腰壁部

　６）入隅部


　７）出隅部出隅材







②突き付け　９）軒天部


②流れ側

　８）開口部

①上側

②下側

③左右側



張り方向

横鉄骨下地


モエンアート

が入らないよ～


通気土台水切

Ｃ形鋼（７５×４５～１００×５０×１.６～２.３）

角パイプ（１００×１００×２.３）

防水紙

606以下606以下（※）

606以下606以下（※）




モエンアート


モエンアート３５㎜アート３５㎜品マスターシリーズ

施工時の注意点注　　意





●通気土台水切は防水紙張りの前に取り付け、防水紙を上にかぶせて施工します。

●Ｃ形鋼は７５×４５㎜～１００×５０㎜、厚み１．６～２．３㎜を６０６㎜以下の間隔で組みます。（※）

●Ｃ形鋼は柱・梁などに直接溶接しないでください。受けアングル（ねこ）を柱・梁に溶接し、Ｃ形鋼は受けアン

　グルにボルト留めします。

●出隅部、入隅部、左右接合部、開口部まわりなどは角パイプやＣ形鋼ダブルにするなど、金具が留め付け

　られるようにします。

※防火構造、４５分準耐火構造は＠６１０㎜以下となります。また、防火構造および準耐火構造で、鉛直荷重

を負担する構造部材のＣ形鋼の厚みは２．３㎜とします。

243

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



５－１４　各部の納まり詳細図

鉄骨下地


　２）土台部


　５）腰壁部

　６）入隅部


　７）出隅部出隅材







②突き付け　９）軒天部


②流れ側

　８）開口部

①上側

②下側

③左右側



張り方向

横鉄骨下地


モエンアート

が入らないよ～


通気土台水切

Ｃ形鋼（７５×４５～１００×５０×１.６～２.３）

角パイプ（１００×１００×２.３）

防水紙

606以下606以下（※）

606以下606以下（※）




モエンアート


モエンアート３５㎜アート３５㎜品マスターシリーズ

施工時の注意点注　　意





●通気土台水切は防水紙張りの前に取り付け、防水紙を上にかぶせて施工します。

●Ｃ形鋼は７５×４５㎜～１００×５０㎜、厚み１．６～２．３㎜を６０６㎜以下の間隔で組みます。（※）

●Ｃ形鋼は柱・梁などに直接溶接しないでください。受けアングル（ねこ）を柱・梁に溶接し、Ｃ形鋼は受けアン

　グルにボルト留めします。

●出隅部、入隅部、左右接合部、開口部まわりなどは角パイプやＣ形鋼ダブルにするなど、金具が留め付け

　られるようにします。

※防火構造、４５分準耐火構造は＠６１０㎜以下となります。また、防火構造および準耐火構造で、鉛直荷重

を負担する構造部材のＣ形鋼の厚みは２．３㎜とします。

244

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



２）土台部

張り方向

横鉄骨下地




●通気土台水切は必ず水平に取り付けます。

●土台部のアートスターター０２はアート専用ビスを用い、３００㎜以下の間隔で留め付けます。

●アートスターター０２の留め付けはビス留めが標準です。アート専用ビス以外を使用しないください。

●モエンアート下端と通気土台水切の間は、１０㎜程度の隙間を設けます。



モエンアート


防水紙

通気土台水切

Ｃ形鋼

専用ビス＠606以下

10～15



通気土台水切

横張り通気金具工法用

スターター（※１）防水紙


モエンアート


※１　土台部のＣ形鋼と縦下地のＣ形鋼との隙間に留意し、土台水切およびスターターの位置を調整してください。

※２　吹き上げなどによる雨水浸入を防ぐため、止水処理が確実に行われていることを確認してください。






防水紙Ｃ形鋼

専用ビスモエンアート

※

アート下地材１６留付金具ＭＡⅡ


モエンアート


防水紙

Ｃ形鋼

専用ビス





スターター（※１）

※２ ※２


張り方向

横鉄骨下地



　で取り付けます。金具中心がモエンアートの左右接合部からずれないようにします。

●アート下地材１６の左右接合部には、ハットジョイナー２０を取り付けます｡

モエンアート






モエンアート


下記の　　　部分（アート下地

材端部から２０㎜以下の範囲）

へのビス打ちは避けてください。

※１






ハットジョイナー２０防水紙

ハットジョイナー２０

防水紙

角パイプなど

専用ビス

角パイプなど

専用ビス

※２

※２

※１ ※１



※１

○




防水紙





防水紙アート見切縁３５



モエンアート



Ｃ形鋼

Ｃ形鋼

10程

度

モエンアート





５）腰壁部アート見切縁３５

（ニチハ推奨下地材を使用する場合のみ）





245

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



２）土台部

張り方向

横鉄骨下地




●通気土台水切は必ず水平に取り付けます。

●土台部のアートスターター０２はアート専用ビスを用い、３００㎜以下の間隔で留め付けます。

●アートスターター０２の留め付けはビス留めが標準です。アート専用ビス以外を使用しないください。

●モエンアート下端と通気土台水切の間は、１０㎜程度の隙間を設けます。



モエンアート


防水紙

通気土台水切

Ｃ形鋼


10～15



通気土台水切


スターター（※１）防水紙


モエンアート


※１　土台部のＣ形鋼と縦下地のＣ形鋼との隙間に留意し、土台水切およびスターターの位置を調整してください。

※２　吹き上げなどによる雨水浸入を防ぐため、止水処理が確実に行われていることを確認してください。






防水紙Ｃ形鋼

専用ビスモエンアート

※

アート下地材１６留付金具ＭＡⅡ


モエンアート


防水紙

Ｃ形鋼

専用ビス





スターター（※１）

※２ ※２


張り方向

横鉄骨下地



　で取り付けます。金具中心がモエンアートの左右接合部からずれないようにします。

●アート下地材１６の左右接合部には、ハットジョイナー２０を取り付けます｡

モエンアート






モエンアート


下記の　　　部分（アート下地

材端部から２０㎜以下の範囲）

へのビス打ちは避けてください。

※１






ハットジョイナー２０防水紙

ハットジョイナー２０

防水紙

角パイプなど

専用ビス

角パイプなど

専用ビス

※２

※２

※１ ※１



※１

○




防水紙





防水紙アート見切縁３５



モエンアート



Ｃ形鋼

Ｃ形鋼

10程

度

モエンアート





５）腰壁部アート見切縁３５

（ニチハ推奨下地材を使用する場合のみ）





246

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



６）入隅部

張り方向

横鉄骨下地


●入隅部は金具類の留付下地として、必ずＣ形鋼（追加下地）を入れます｡











片ハットジョイナー１７




防水紙

入隅５０


防水紙


入隅５０

Ｃ形鋼

角パイプなど

専用ビス

角パイプなど

専用ビス

Ｃ形鋼モエンアート入隅材





防水紙






防水紙

片ハットジョイナー０５





モエンアート

本体



専用ビス※横ズレ防止処置



専用ビス


捨て板金（現場調達）捨て板金（現場調達）



角パイプなど

角パイプなど

７）出隅部






①出隅材



125

125

８）開口部

張り方向

横鉄骨下地


①上側

●サッシは外壁面より前に出るようにします。サッシの出が足りない場合は、さらに額縁などを取り付けます。


　します。


●モエンアート用接着剤が硬化するまで必要に応じて飼い木をし、モエンアートが下方にずれないようにします。









防水紙



サッシアングル

Ｃ形鋼


30～

40

サッシ



防水紙


Ｃ形鋼



専用ビス

専用ビス


モエンアート

サッシ

モエンアート








モエンアート


サッシ

7～

8









Ｃ形鋼ダブルなどＣ形鋼ダブルなど

専用ビス

サッシ防水紙

防水紙

専用ビス

モエンアート

30～

40



●モエンアートとサッシの取り合い部は７～８㎜程度の隙間を設けて施工し、留付金具ＭＡⅡを縦使いします。




247

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



６）入隅部

張り方向

横鉄骨下地


●入隅部は金具類の留付下地として、必ずＣ形鋼（追加下地）を入れます｡















防水紙

入隅５０


防水紙


入隅５０

Ｃ形鋼

角パイプなど

専用ビス

角パイプなど

専用ビス

Ｃ形鋼モエンアート入隅材





防水紙






防水紙






モエンアート

本体






専用ビス


捨て板金（現場調達）捨て板金（現場調達）



角パイプなど

角パイプなど

７）出隅部






①出隅材



125

125

８）開口部

張り方向

横鉄骨下地


①上側



　します。


●モエンアート用接着剤が硬化するまで必要に応じて飼い木をし、モエンアートが下方にずれないようにします。









防水紙




Ｃ形鋼


30～

40

サッシ



防水紙


Ｃ形鋼



専用ビス

専用ビス


モエンアート

サッシ

モエンアート








モエンアート


サッシ

7～

8









Ｃ形鋼ダブルなどＣ形鋼ダブルなど

専用ビス

サッシ防水紙

防水紙

専用ビス

モエンアート

30～

40



●モエンアートとサッシの取り合い部は７～８㎜程度の隙間を設けて施工し、留付金具ＭＡⅡを縦使いします。




248

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



８）開口部

張り方向

横鉄骨下地


③左右側




モエンアート








防水紙




通気留付金具ＥＸアート下地材１６



サッシ

防水紙



Ｃ形鋼ダブルなど

専用ビス

専用ビスサッシ


モエンアート










片ハットジョイナー０５防水紙




軒天材



防水紙軒天材

通気


専用ビス

Ｃ形鋼Ｃ形鋼


10程度

モエンアート

モエンアート



●通気が小屋裏へ抜けるように、防水紙張りとスペーサー１５の取り付けは軒天工事前に施工します。

●軒天部のモエンアートは図のように留付金具ＭＡⅡを縦使いします。



９）軒天部

張り方向

横鉄骨下地


②突き付け




モエンアート








軒天材



防水紙軒天材

通気


Ｃ形鋼

Ｃ形鋼


専用ビス

モエンアート

専用ビス





●アートスターター０２は、水平に充分留意してアート専用ビスを用い、３００㎜以下の間隔でアート下地材１６

　に留め付けます。



●小幅材を留め付ける際は、Ｐ２３１の小幅材の留付方法をご参照ください。

軒天材

アート専用ビス防水紙

モエンアート

軒天材

防水紙








モエンアート


不陸調整材

モエンアート

本体切断材




※施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能

および止水性能には問題ありません。

※※







不陸調整材

249

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料



８）開口部

張り方向

横鉄骨下地


③左右側




モエンアート








防水紙




通気留付金具ＥＸアート下地材１６



サッシ

防水紙




専用ビス

専用ビスサッシ


モエンアート














軒天材



防水紙軒天材

通気


専用ビス

Ｃ形鋼Ｃ形鋼


10程度

モエンアート

モエンアート







９）軒天部

張り方向

横鉄骨下地


②突き付け




モエンアート








軒天材



防水紙軒天材

通気


Ｃ形鋼

Ｃ形鋼


専用ビス

モエンアート

専用ビス





●アートスターター０２は、水平に充分留意してアート専用ビスを用い、３００㎜以下の間隔でアート下地材１６

　に留め付けます。



●小幅材を留め付ける際は、Ｐ２３１の小幅材の留付方法をご参照ください。

軒天材

アート専用ビス防水紙

モエンアート

軒天材

防水紙








モエンアート


不陸調整材

モエンアート

本体切断材




※施工時に隙間が生じる場合がありますが、本体性能

および止水性能には問題ありません。

※※







不陸調整材

250

モエン

標準施工法

納まり詳細図

木造

納まり詳細図

鉄骨造

外張り

断熱工法

モエンアート


アウティ

軒天

ウォール

アクセサリー

参考資料




張り方向

横鉄骨下地


①棟側




　します。



モエンアート






防水紙防水紙

雨押え




雨押え

小口処理

Ｃ形鋼

専用ビス

専用ビス

30～

40

10

モエンアート

下葺材


下葺材



モエンアート






30～

40

10

防水紙

雨押え

小口処理

Ｃ形鋼



雨押え

防水紙


専用ビス

留付金具ＭＡⅡ アート専用ビス

モエンアート

専用ビス

下葺材

下葺材





　します。






６　モエンアートＬＳ　標準施工法

＜接着工法＞

モエンアートＬＳについて６－　１

６－　２

６－　３

６－　４

内壁施工

外壁施工（専用下地材）

各部の納まり詳細図６－　５

外壁施工

5 モエンアートマスターシリーズ・モエンアート35 …222 ª jª» OÞ¤ï æ ò...

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