平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 ·...

24
平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 日時:平成30年7月17日(火) 午前10時から正午まで 場所:みよし市役所3階 研修室1・2 第1 あいさつ(自己紹介) 第2 協議事項 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会について (1)運営会議の事業報告、意見交換 (2)児童部会の事業報告、意見交換 (3)就労支援部会の事業報告、意見交換 (4)精神保健福祉部会の事業報告、意見交換 (5)地域生活推進部会の事業報告、意見交換 平成30年度のスケジュール(案)について 報告事項 第3 その他(各機関からの連絡事項など)

Transcript of 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 ·...

Page 1: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第

日時:平成30年7月17日(火)

午前10時から正午まで

場所:みよし市役所3階

研修室1・2

第1 あいさつ(自己紹介)

第2 協議事項

1 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会について

(1)運営会議の事業報告、意見交換

(2)児童部会の事業報告、意見交換

(3)就労支援部会の事業報告、意見交換

(4)精神保健福祉部会の事業報告、意見交換

(5)地域生活推進部会の事業報告、意見交換

2 平成30年度のスケジュール(案)について

3 報告事項

第3 その他(各機関からの連絡事項など)

Page 2: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 参加者

日時 平成30年7月17日(火)10時から

構成員の分類 所属先 職名 氏名

みよし市 障がい者相談支援事業所

わらび福祉園 施設長 熊谷 かの子

〃 生活支援ひかりの丘みよし センター長 森下 尚志

みよし市内障がい福祉事業所 特定非営利活動法人サンタ村 代表 鶴田 清

〃 しおみの丘 管理者 松平 幸彦

〃 さくらの丘 管理者 谷口 弘

〃 おーけーさぽーと 管理者 大沼 嘉啓

〃 放課後等デイサービス てぃーせる 管理者 戸井 恵美

みよし市内障がい当事者団体 みよし市身体障害者福祉協議会 会長 盛田 信一

〃 みよし市手をつなぐ親の会 会長 岸野 佳江

〃 みよし市地域精神障がい者家族会 会長 畠中 菊代

就労・雇用の関係機関 豊田公共職業安定所 所長 山﨑 孝義

保育・教育・療育の関係機関 豊田市こども発達センター 地域療育相談室 室長 神谷 真巳

〃 愛知県立三好特別支援学校 進路指導主事 井上 亘

〃 豊田市立豊田特別支援学校 高等部主事 下方 菜穂子

〃 みよし市教育委員会 学校教育課 指導主事 狩野 美和

行政機関 愛知県豊田加茂福祉相談センター 次長兼地域福祉課長 永田 達夫

〃 愛知県衣浦東部保健所 健康支援課 課長補佐 橋本 靖

相談支援地域アドバイザー むもん生活支援センター センター長 阪田 征彦

その他会長が認めた者 みよし市社会福祉協議会 課長 谷口 勇一

事務局 職名 氏名 事務局 職名 氏名

みよし市役所

福祉部

部長 小野田 朗 はたらくサポートセンター 相談支援専門員 小西 浩文

次長 太田 寿恵広 就労支援員 深田 明男

福祉課長 海堀 崇 相談支援OK サポート 相談支援専門員 戸村 智香

福祉課副主幹 深谷 文雄 キッズラバルカ 相談支援専門員 川北 小有里

福祉課主任主査 清水 慎太郎 生活支援ひかりの丘みよし 相談支援専門員 渡辺 裕矢

福祉課主事 佐野 朱里 相談支援事業所 希望 相談支援専門員 兼重 隆

わらび福祉園 相談支援専門員 渡邊 裕介

Page 3: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

第2 協議事項資料

1 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会について ・・・ 1

2 平成30年度のスケジュール(案)について ・・・10

3 報告事項 ・・・11

Page 4: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

1 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会について

(1) 運営会議の事業報告、意見交換

ア 平成30年度の組織体系と協議内容

イ 運営会議の目的と内容

ウ 地域課題の確認

エ 運営会議の協議事項

(2) 児童部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

ウ 早期対応段階の取組

エ 就学移行段階の取組

オ 学齢期の放課後支援体制への取組

カ 児童部会の研修協力について

(3) 就労支援部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

ウ 平成30年度の方向性

(4) 精神保健福祉部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

ウ 第 1回精神保健福祉部会の内容

エ 平成30年度の方向性

(5) 地域生活推進部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

ウ 具体的な取組内容

エ 平成30年度の方向性

オ 平成31年度以降の障がい者福祉センターの活用について

Page 5: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

(1) 運営会議の事業報告、意見交換

ア 平成30年度の組織体系と協議内容

平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

と各部会の協議内容は別紙のとおり。(資料 No.1)

イ 運営会議の目的と内容

協議会事務局(福祉課)と各部会の事務局(みよし市障がい者相談支援事業所)、

相談支援地域アドバイザー、みよし市社会福祉協議会で、協議会全体の動向の把握、

相談支援事業からあがってくる地域課題や市民ニーズの整理・分析を行う。その上

で、協議会全体の方向性を検討し、全体会での協議内容等を提出する(協議会の中

心的役割)。運営目的等は別紙のとおり。(資料 No.2-1)

ウ 地域課題の確認

機会 共有方法(プロセス) 到達点

・相談支援カンフ

ァレンス

・個別支援会議

・市内相談支援事業所から課題の

多いケースの報告

・支援法法の検討、意見交換

運営会議での協議

を基に、各部会等へ

エ 運営会議の協議事項

【議題一覧】

月 議題 内容など

4月 (1)平成29年度第3回全体会の振返り 第3回全体会の内容の振返り

(2)平成30年度の各部会の運営目的等 各部会事務局から運営目的等の発表

5月 (1)各部会運営目的等、動向の確認 各部会事務局から運営目的等の発表

(2)平成31年度以降の障がい者福祉セ

ンターの活用方法について

検討する内容や方法について意見交換

(3)協議会主催講演会について 講演会の内容について意見交換

6月 (1)各部会運営目的等、動向の確認 各部会の前月の活動報告、6月の予定

(2)相談支援から確認できた地域課題 基幹的相談支援センター担当から報告

(3)平成31年度以降の障がい者福祉セ

ンターの活用方法について

市内障がい福祉事業所等から聴取した

意見の報告

(4)協議会主催講演会について 講演会の内容について意見交換

7月 (1)平成30年度第1回全体会の内容 全体会の内容について

(2)相談支援から確認できた地域課題 基幹的相談支援センター担当から報告

(3)平成31年度以降の障がい者福祉セ

ンターの活用方法について

市外関係機関等から聴取した意見の報

(4)協議会主催講演会について 講演会の内容について意見交換

Page 6: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

(2) 児童部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

児童部会では、市の子育て支援システムの整備について取り組んでおり、その取

組の柱として、関係機関の連携強化と人材育成を掲げている。

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

別紙のとおり。(資料No.2-2)

ウ 早期対応段階の取組

子育て支援課内に「みよし市児童発達支援運営委員会」が発足。この委員会の進

捗状況は、児童部会でも確認する。

【児童発達支援分野検討プロジェクト】

目的

乳児期の発達支援を行う児童発達支援事業所よつば(以下「よつば」。)

並びに親子通園ルームふたば(以下「ふたば」。)の管理、運営等につ

いて検討する。

所掌事務

・よつば並びにふたばの管理及び運営等に関すること。

・よつば及びふたばの実施事業に関すること。

・地域支援に関すること。

・関係機関との連携に関すること。

・よつば及びふたばの将来構想に関すること。

参加機関 子育て支援課福祉課、よつば、ふたば、福祉課、健康推進課、豊田市

こども発達センター、

内容

今後の予定

(方向性)

・会議を開催

・よつば並びにふたばの現状と課題を確認

・課題解消に向けた取組を検討

エ 就学移行段階の取組

「みよし・つながりシート(以下「シート」。)」の効果の確認と様式の再検討の

参考とするため、ヒアリングやアンケート調査を実施予定。

【平成30年度のスケジュール(予定)】

時期 6月 7~8月頃 平成 31 年1月 2月 3月

内容 就学

相談会

個別の教育

支援計画作成

シート完成 シート提出

教員が

園を訪問

要録提出

情報交換

シートの周知、啓発、配布

Page 7: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

【平成29年度の作成・送付結果】

別紙のとおり。(資料No.3)

【平成30年度の取組(予定)】

・平成29年度の訪問先以外の園や学校を訪問し、実際に作成した保育士等

や受け取った教員にヒアリングを行う。その結果について話し合う機会を

設け、様式の改訂につなげる。

・保護者の意見も確認するため、アンケートを実施する。

・保育園の園長会に参加し、ヒアリング結果の報告を行う。

・より利用しやすくなるよう、案内文(チラシ)の修正を行う。

【様式の改定等に向けたスケジュール】

2015 2016 2017 2018 2019

シートの

活用開始

オ 学齢期の放課後支援体制への取組

これまでに確認できた課題の解消に向けて、取組を行う。

【課題一覧】

支援者の資質向上 利用開始時の子の情報不足 学校との連携

児童クラブ

研修の定期開催 ・児童表の見直し

⇒平成29年度達成

・つながりシートの活用

受付窓口の明確化

(一覧作成)

福祉サービス

(放課後等

デイなど)

・事業所連絡会開催

⇒定期開催、事務局

輪番

・豊田市こども発達

センターが企画、

実施

・相談支援専門員に事業所と

の協調を依頼

・つながりシートの活用

・児童発達支援計

画を学校へ配布

・事業所連絡会の

活用

・受付窓口の明確

化(一覧作成)

アンケートで評価、分析

シートの周知、啓発

保育士や教師との意見交換

保護者対象のアンケート

様式の改定等

Page 8: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

カ 児童部会の研修協力について

協議会で、関係職種の資質向上を目的とした研修に協力している。以下、平成

30年度の予定。

【研修の内容等】

依頼機関 対象 内容 時期(予定) 担当

豊田市

こども

発達センター

保健師

こどもの発達の

理解と支援に関する講義

9月頃

午後 健康

推進 情報交換

(相談支援グループ)

2月頃

午後

保育士・

幼稚園教諭

こどもの発達の

理解と支援に関する講義

8月頃

午後

子育て

公開保育事例検討

(打越保育園)

8/30(木)

午前

公開保育事例検討

(ベル三好幼稚園)

11/2(金)

午前

公開保育事例検討

(未定) 未定

豊田市こども発達センター

施設見学

9月20日、

28日の午前 事務局

(福祉) よつば 1日体験実習 10月頃

みよし市の

子育て支援体制について 2月頃

みよし市

保健センター

保育士・

幼稚園教諭

乳幼児健診について

※健診の様子も見学

8~11月頃

午後

健康

推進

【平成30年度の方向性】

・研修の内容に応じて、市関係課にも協力を依頼する。

・児童発達支援事業所『よつば』の現場実習を依頼する(10月頃を予定)。

Page 9: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

キ 今後の部会スケジュール

時期 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成31年1月 2月 3月

部会

参加機関

事務局等

第2回

部会開催

( 11 月6

日)

第3回

部会開催

(3月5日)

今年度の部会の方向性

(連携の強化、人材育成)

今後のスケジュール等確認

年度前半の各段階での取組や話

し合いの報告、今後の研修内容

の検討等

情報の共有化

年度の成果の確認

各機関の事業報告

全体会への報告まとめ

次年度の方向性等(予定)

各機関主催の事業・研修 個別支援会議等(随時)

打合せ(随時)、全体会・運営会議への報告まとめ(会議前)

【各段階での取組】

早期対応、就学移行

放課後支援…

第1回

部会開催

(7月3日)

【各段階での取組】

早期対応、就学移行

放課後支援…

早期対応:研修等

学校移行:つながりシートの評価

ヒアリング実施

放課後支援:連絡会開催

早期対応:研修等

学校移行:つながりシートの

評価結果の確認

放課後支援:連絡会開催

Page 10: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

(3) 就労支援部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

就労支援部会では、働く意思を持っている障がい者及び障がい者を雇用して

いる企業または障がい者雇用しようとしている企業を支援するため、関係機関

が集まり、必要なシステムや事業などを協議・検討し、具体的に実施している。

内容は以下のとおり(要領から抜粋)。

(内容)

第3条 就労支援部会では、次に掲げる事項についての協議及び事業を行う。

(1)障がい者の就労支援のシステム構築に関すること。

(2)働く意思を持っている障がい者とその家族及び障がい者を雇用している企

業または障がい者雇用しようとしている企業に対しての相談、助言に関す

ること。

(3)障がい者の就労支援に関係する事業に関すること。

(4)障がい者の就労についての情報提供及び研修に関すること。

(5)その他協議会長が必要と認めたこと。

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

別紙のとおり。(資料 No.2-3)

ウ 平成30年度の方向性

就労支援部会では、企業(雇用する)側と求職者(雇用される)側双方のニ

ーズに応えられるよう、支援体制(ネットワーク)を構築してきたことで、企

業と直に接する機会が増えてきている。平成29年度に職場体験させてもらっ

た企業、商工会等の協力を得て、職場体験の報告冊子の作成や障がい者雇用セ

ミナー(仮)を企画し、企業に障がい者の雇用や職場体験の受入れ等を積極的

に考えてもらえるよう、働きかけていく。

Page 11: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

(4) 精神保健福祉部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

精神保健福祉部会では、精神障がいのある者の地域生活を支援するため、関係

機関が集まり、必要なシステムや事業などを協議・検討し、具体的に実施してい

る。内容は以下のとおり(要領から抜粋)。

(内容)

第3条 部会では、次に掲げる事項についての協議及び事業を行う。

(1)精神障がいのある者の地域生活支援のシステム構築に関すること。

(2)精神科医療機関も含めた関係機関の連携に関すること。

(3)精神保健福祉に関わる者の支援力向上に関すること。

(4)精神障がいのある者及びその家族に対しての相談及び助言に関すること。

(5)精神保健福祉に係る普及及び啓発等の情報提供に関すること。

(6)その他協議会長が必要と認めたこと。

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

別紙のとおり。(資料No.2-4)

ウ 第1回精神保健福祉部会の内容

平成30年7月5日(水)午前10時から開催。

【参加機関】

愛知県衣浦東部保健所、衣ヶ原病院、豊田西病院、和合病院、南豊田病院、みよ

し地域精神障がい者家族会、みよし訪問介護ふれあいサービス、地域活動支援セ

ンターきぼう、市健康推進課、市福祉課、相談支援事業所 希望

【内容】

・平成30年度の取組内容についての情報共有。

・市健康推進課による機関紹介、事例発表を基に、地域課題や取り組めることを

話し合った。会議で得られた情報等を共有するため、事務局との振返りを実施

した。

・次回の事例発表は、衣ヶ原病院に依頼。

エ 平成30年度の方向性

・精神保健福祉部会参加機関の紹介や、支援しているケースの事例発表を通して、

それぞれの状況、課題を共有する。確認できた地域課題は参加者で共有して部

会で解決方法を検討し、解決に向けて取り組んでいく。

・精神保健福祉部会参加機関同士のつながりを強化する。

・精神保健福祉活動の周知や精神疾患の理解促進のための取組も検討する。

Page 12: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

(5) 地域生活推進部会の事業報告、意見交換

ア 部会の目的と内容

運営会議で確認した地域課題のうち、各部会での対応が難しい課題の解決に向け

て話し合う。

・肢体不自由者の日中活動場所の不足

・医療的ケアが必要な者(児)への対応

・福祉従事者の人材育成

以上の課題の解決に向け、検討チームを設けて取り組む。

イ 平成30年度の部会運営目的等の確認

別紙のとおり。(資料 No.2-5-1~4)

ウ 具体的な取組内容

(ア) 肢体不自由者(児)の日中活動場所の確保

肢体不自由分野検討チームを設置し、以下の内容に取り組んだ。

【実施内容】

日にち 取組 内容

6月 豊田特別支援学校在学生の

サービス利用者の実態把握

サービス利用意向調査時に実施したアセ

スメント結果をまとめ、現状と課題を確認

7月

以降 現状と課題の共有

市内障がい福祉事業所等にアセスメント

結果を報告すると共に、各事業所の事業計

画等を確認する

(イ)医療的ケアが必要な者(児)への対応

医療的ケア検討チームを設置し、以下の内容に取り組んだ。

【実施内容】

日にち 取組 内容

月 1回 豊田市との協調

豊田市地域自立支援協議会医療的ケアW

Gに参加し、地域医療ガイドブック(仮称)

作成に向けて検討開始

7月 医療的ケア児支援のための

協議の場の設置

福祉課担当者と、障がい者福祉計画(障が

い児福祉計画)の内容を確認、共有

(ウ)福祉従事者の人材育成

人材育成検討チームを設置し、以下の内容に取り組んだ。

Page 13: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

【実施内容(予定含む)】

日にち 取組 内容

5月 アンケート結果分析 市内事業所職員を対象に実施したアンケ

ートを分析

7/24 講演会開催 福祉事業所(支援者同士)の連携について

研修会等の年間計画を報告

以後 ワールド・カフェ方式による

グループワークの実施

2か月に1回、障がいのある人の地域生活

支援をテーマに意見交換

エ 平成30年度の方向性

検討チームでの取組を基に、地域課題を確認し、解決に向けた具体的な取組に

つなげていく。課題の解決方法については、必要に応じて運営会議の議題で取り

上げる。

オ 平成32年度以降の障がい者福祉センターの活用について

平成29年度協議会第3回全体会で市からの依頼を受け、平成31年度以降の障

がい者福祉センターの活用について、地域生活推進部会で調査、検討することとな

った。まずは協議会参加機関に対し、アンケート及び意見聴取を行った(アンケー

ト結果資料は当日配布)。

今後、アンケート結果を踏まえて具体的な活用方法を検討。第2回全体会で活用

方法の報告、第3回全体会までに報告書の作成を予定している。

Page 14: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

みよし市障害者福祉センターの活用について(平成 30年7月 13日現在)

地域生活支援部会

1 概要

・みよし市障害者福祉センター(以下「センター」。)の機能が、平成31年度以降の早

い段階でみよし市デイサービスセンターに移転する予定であり、センターの跡地をど

のように使用するか検討が必要。

・センターの使用方法について、市から協議会に意見提出の依頼があり、地域生活推進

部会で具体的に検討を開始。

2 方法

協議会構成機関に対してアンケートを送付し、それを基に意見聴取の機会を設けた。

3 アンケートの質問項目

・みよし市として必要な体制、機能は何か

・センターをどのように活用していくべきだと思うか

・その他

4 出された意見(抜粋)

機関種別 意見内容 項目、分類

障がい福祉事業所

障がい当事者団体

保健・医療の関係機関

緊急時の一時保護の場所や機能 緊急時対応

くらしの場、生活の場の不足 自立生活

自立生活に必要なスキルを習得する場、体験の場 自立生活

精神障がい者の就労支援等、サポート窓口 精神障がい

スポーツジムや温浴施設等、余暇を過ごせる場 余暇

就労・雇用の関係機関 就労を通じた地域住民との共生、共助が図られる機会 就労

一般就労者やその家族の意見交換の場 就労

障がい当事者団体 権利擁護に関する仕組み(権利擁護センター) 権利擁護

ボランティアとの接点 地域共生

保育、教育、療育の

関係機関

児童・生徒が福祉について学ぶ場、体験学習の場 福祉教育

社会福祉協議会 地域住民の地域福祉活動を応援するような事業 地域福祉

5 今後の取組

・協働推進課と協調し、学生を交えたワークショップを開催(9月)

・いただいた意見を基に使用方法を検討し、協議会としての意見をまとめる

Page 15: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

月 4月 5月 6月 7月 8月 9月

全体会 ●開催

運営会議 ●開催 ●開催 ●開催 ●開催 ●開催 ●開催

児童部会 ●開催

つながりシート ・評価アンケート実施 ・打合せ

放課後支援 ・放課後等デイ事業所研修

研修協力 ・公開保育 ・発達センター見学等

就労支援部会

打合せ・話合い ・実施 ・実施 ・実施 ・実施

精神保健部会 ●開催

打合せ・話合い ・部会打合せ実施 ・部会振返り ・研修会打合せ実施 ・支援マップ話合い

・障がい者福祉センターの跡地活用について検討開始 ・中間報告

月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

全体会 ●開催 ●開催

運営会議 ●開催 ●開催 ●開催 ●開催 ●開催 ●開催

・主催講演会

児童部会 ●開催 ●開催

つながりシート ・つながりシート提出 ・教員が園を訪問

放課後支援

研修協力 ・公開保育 ・保育士向け講演会

就労支援部会 ●企業向けセミナー開催

打合せ・話合い ・実施 ・実施 ・実施 ・実施 ・実施 ・実施

精神保健部会 ●市民向け勉強会

打合せ・話合い ・部会打合せ実施 ・部会振返り ・勉強会打合せ ・支援マップ話合い ・部会打合せ実施 ・部会振返り

・活用方法まとめ ・報告書作成

地域生活推進部会

・ヒアリング、アンケート結果話合い

・事業所連絡会開催

●開催 ●開催

●研修会

地域生活推進部会

●開催 ●職場体験報告冊子完成 ●開催・就業センター連絡会

・事業所連絡会開催

2 平成30年度のスケジュール(案)について

・ヒアリング実施→ ・就業センター連絡会

・つながりシート周知・啓発→ ・ヒアリング、アンケート実施

・放課後等デイ事業所連絡会

肢体不自由・医療的ケアが必要な者(児)の課題検討や人材育成に向けての取組 など

肢体不自由・医療的ケアが必要な者(児)の課題検討や人材育成に向けての取組 など

Page 16: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

3 報告事項

(1) みよし市障がい者相談支援事業等について

【市委託相談支援事業所(相談支援専門員名・強み)】

(一社)みよしはたらく協議会 はたらく SC(小西氏・発達障がい、就労支援)

オーケーサポート株式会社 相談支援OK サポート(戸村氏・児童)

(一社)キッズラバルカ キッズラバルカ(川北氏・重心)

※以上は基幹的相談支援センター担当

(社福)とよた光の里 ひかりの丘みよし(渡辺氏・身体障がい)

(社福)あじさいの会 相談支援事業所 希望(兼重氏・精神障がい)

(社福)あさみどりの会 わらび福祉園(渡邊氏・知的障がい、児童)

【市委託障がい者就労支援事業所(就労支援員名・強み)】

(一社)みよしはたらく協議会 はたらく SC(深田氏・発達障がい、就労支援)

【市内指定相談支援事業所(3か所)】

(社福)昭徳会 特定相談支援事業所 泰山寮(平成25年1月~)*特定のみ

(社福)あゆみ会 しおみの丘(平成24年4月~)

株式会社SICF 相談支援MoMo(平成29年6月~)

(2) みよし市基幹的相談支援センターについて

平成30年度も、『みよし市くらし・はたらく相談センター』内に基幹的相談

支援センターを設置し、障がいのある人からの相談に対応するとともに、相談支

援従事者研修を開催する等、相談支援専門員の資質向上に取り組む。

また、相談支援事業で確認できた地域課題を運営会議に報告する役割も担う。

今後は地域課題を類型によって分類し、全体会等で報告する予定。

(3) みよし市障がい者福祉計画について

平成30年3月、第4期みよし市障がい者計画、第5期みよし市障がい福祉計

画、第1期みよし市障がい児福祉計画を策定した。これらに基づき、今後、障が

い福祉サービス等の提供体制の確保に努めるとともに、さまざまな分野におよぶ

障がい者(児)福祉施策を総合的かつ計画的に推進していく。

(4) 障がい者向け就労農園事業者との協定について

資料当日配布

相談支援事業

個別支援会議

相談支援カンファレンス

協議会

運営会議

基幹的

センター

地域課題

Page 17: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

第3 その他(各機関からの連絡事項など)

-MEMO-

Page 18: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

会 議 録

会議名 平成 30年度みよし市障がい者自立支援協議会第 1回全体会

日 時 平成 30 年 7月17日(火)午前 10時から正午まで

場 所 みよし市役所 3階 研修室 1・2

出席者(敬称略) 別紙参照

欠席者(敬称略) 相談支援事業所 希望、泰山寮

傍聴の有無 1人(別紙)

発 言 要 旨

第1 あいさつ

お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。豪雨災害等の復旧に当たっては

連日、多くのボランティアが参加していると聞いている。困ったことを見れば、自分ができる

ことをするというのは、福祉の根源となる動きと思われる。この思いは、ここに集まっている

皆さんがお持ちのことと思う。障がいのある人が幸せに暮らせる社会は、誰もが幸せに暮らせ

る社会につながる。この全体会は、様々な立場の者が集まる場。困ったことがあれば自分がで

きることをするという考えが、まち全体に広がって障がい福祉が向上すれば、誰もが過ごしや

すいまちにもなる。これを意識して、活発な御意見をいただきたい。(熊谷会長)

通常業務がお忙しい中、みよし市障がい者自立支援協議会全体会に来ていただき、ありがと

うございます。

全体会は年に3回開催することとなっており、今回は平成 30年度の1回目の全体会です。

この全体会では、本市の障がい福祉に関わる機関が集い、各部会の報告等から地域の課題を確

認するとともに、今後、取り組むべきことについて御協議いただいています。

さて、本市では、平成29年度に「みよし市障がい者福祉計画」を策定しました。この計画

は、第4期障がい者計画、第5期障がい福祉計画、第1期障がい児福祉計画を一体的に策定し

たものであり、今後の本市の障がい福祉施策の指針として、これに沿うように事業等を進めて

いくこととなります。計画の策定に当たっては、自立支援協議会構成員の方々からも貴重な御

意見をいただくことができました。この場を借りてお礼申し上げます。

障がい者の就労支援については、豊明市にある障がい者の農園事業について検討してきまし

た。今後、その事業者と協定を結び、進めていくこととなります。後ほど説明させてもらいま

す。

今回の全体会では、平成 30年度の事業計画、市の現状と地域の課題を各機関で共有すると

共に、障がい者福祉センターの活用方法に関する取組の進捗状況の報告もあると伺っていま

す。自立支援協議会の御意見は、本市の障がい福祉施策の推進に当たって、非常に重要なもの

と捉えています。今回も、皆様からの忌憚のない御意見をお願いします。(小野田福祉部長)

構成員、自己紹介。

第2 協議事項

1 平成 30年度のみよし市障がい者自立支援協議会について

Page 19: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

(1)運営会議の事業報告、意見交換について、事務局福祉課佐野から説明(P2、資料 No.1、

2-1)。

(2)児童部会の事業報告、意見交換について、事務局『相談支援 OK サポート』戸村氏から説

明(P3~5、資料No.2-2、3)。

(3)就労支援部会の事業報告、意見交換について、事務局『はたらくサポートセンター』深田

氏から説明(P6、資料No.2-3)。

(4)精神保健福祉部会の事業報告、意見交換について、事務局『相談支援事業所 希望』兼重氏

から説明(P11~12、資料 No.2-4)。

構成員名 意見(質問・回答)等

学校教育課

狩野氏

児童部会のつながりシートについて。学校が始まる前にシートが届くの

で、学校としてはスタート時点から子どもに配慮できるという事で、うま

く活用できている。実際に保護者と話をするのは家庭訪問時の5月頃。シ

ートがあれば保護者に不安があると分かっているので、踏み込んだ話がで

きる。また、このシートは保護者と一緒に作成するものであり、園の先生

がシートに書ききれない部分もあるだろうが、学校に伝えたいことは、シ

ートの受け渡し時に口頭でお話しもできる。シートをきっかけに学校の先

生と保護者が話すきっかけにもなっている。

相談支援

OK サポート

戸村氏

今年は保護者の意見も聞く予定。改訂にあたり、よりよいものを作って

いきたい。

おーけーさぽーと

大沼氏

放課後等デイ連絡会について。6月末に豊田市こども発達センター主催

の連絡会があり、その際にみよし市の連絡会について話し合う機会を設け

た。市内事業所の人たちも連絡会を重要なものとして捉えている。今年度

はおーけーさぽーととてぃーせるが事務局を担う。各事業所のアイデアを

基に、研修等を企画していきたい。

てぃーせる

戸井氏

昨年度は、各事業所を見て回ることで横のつながりができた。話合いの

中では、様々な機関とのつながりを作っていきたいという意見もあった。

よりつながりを深め、充実させていきたい。

豊田市こども

発達センター

神谷氏

親子通園ルームふたばの利用数が減ってきていると聞いた。これは、適

正数になったのか、必要な子もつながりにくくなっているのか、それをど

う確認するか聞きたい。

つながりシートは、新入学児童の約1割の子が活用していると聞いた。

ただ、地域園によって作成数に差がある。全体の園児数のうち、作成した

数の割合も出せるとよい。また、園ごとに作成数の差が生じる理由も分か

るとよい。例えば、高い割合で作っている園があれば、どのように保護者

Page 20: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

豊田市こども

発達センター

神谷氏

に勧めているかなど。割合やそこから見える理由を分析すると、今後の参

考にできる。

放課後等デイについて。今後は連携が大事になる。連携は、横と縦があ

る。児童発達支援事業や学校卒業後の進路先など縦のつながりも考える

と、より充実した取組になる。子どもは年齢や場所によって見せる姿が違

う。1人の子の年齢や場所ごとの姿の違いを確認できると、子どもに対す

る見方や多様性を支援者が知れる機会になる。

相談支援

OK サポート

戸村氏

親子通園ルームふたばの課題については、児童発達支援運営委員会に提

案する。また、つながりシートの作成割合も数値化し、次回報告させても

らいたい。放課後等デイ連絡会では、縦のつながりも話題として挙がって

いた。今後、事務局に検討していただけると思う。

三好特別支援学校

井上氏

就労支援部会について。本校も徐々に企業と関わる機会が増えてきてい

る。また、法定雇用率が2.2%になり問合せも入る。学校での支援を伝

えているが、卒業後も継続して関わるのは難しい。就労支援部会で企業対

象のセミナーを開催してもらえるのはありがたいし、そういった機会で引

き継いだり、つながったりできるとよい。対象の生徒がいないときは企業

とも関わりにくいが、部会の取組を通じて関わり続けられるとよい。

ハローワーク豊田

山崎氏

ハローワークは、就職してもらうことを目的とした機関。障がい者の就

職のために何ができるかを考えている。今年度、愛知労働局が力を入れて

いるのが障がい者雇用の推進。愛知県は雇用率が全国ワースト2位。他県

だと埼玉県がここ数年の取組で、20位くらい上がった。理由を調査する

中で、支援機関とうまく連携できているというものがあった。障がい者の

就職には、企業の理解も必要。豊田管内は障がい者雇用率が2.08%(愛

知県は1.89%)。県内のハローワークがある 18 の地域で2番目に高

い。協議会だけでなく、企業の理解もあると伺える。ただ、雇用率達成企

業は56.1%で少ない。全く雇用されていない企業を訪問して、雇用に

関する不安を払拭できるよう、ノウハウ等を伝えたり、支援機関を紹介し

たりしている。そして、まずは1人採用してもらい、採用してよかったと

いう思いを持ってもらえる企業が増えていくと良い。まずは企業に理解を

呼び掛けていく。みよし市とも訪問する予定。障がい者面接会をみよし市

でも開催したいと考えている。地道な努力も必要になるので、協力をお願

いしたい。

はたらく

サポートセンター

深田氏

企業への働きかけについては、部会運営の中でハローワーク専門援助部

門の協力も得て、話し合いながら進めている。企業が職場体験を受け入れ

た意見などまとめて、雇用に不安のある企業にも PRしていけると良い。

精神障がい者家族会

畠中氏

3月 27 日に勉強会を開催していただき、専門家4人からの話を聞い

た。会長としては、会員を増やしたいという思いがあった。さつき会会員

はほぼ全員参加。話を聞いて、正しい知識を欲していると感じた。会員以

外の人が1人出席してくれており、その人が会員になった。精神に関する

Page 21: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

精神障がい者家族会

畠中氏

病気は分かりにくく、家族も何を信じてよいのか分からない。家族が正し

い知識をもって接することが一番大事。今後も専門家による勉強会を開催

してもらえるとありがたい。

希望

兼重氏

今年度も病気の理解に関する勉強会を開催する予定。継続することが大

事だと思うので、検討していきたい。

衣浦東部保健所

橋本氏

事例発表で、うつ病の妊婦を取り上げたと聞いた。最近は、産後うつや

高齢者の妄想など、関係者の研修ニーズも変わってきている。それにより、

連携する機関も変わってきている。こういった新しいテーマを設定して、

高齢者等も含めた関係機関でつながれると良い。

希望

兼重氏

PSW が配置されている精神科病院だとつながりやすいが、産後うつの

人だとクリニックに通っている人が多く、その部分はまだ連携不足。今後、

支援マップ等を作成したら持参するなどして関係を築くきっかけにした

い。

(5)地域生活推進部会の事業報告、意見交換について、各検討チームの事務局(肢体不自由分

野検討チーム『はたらくサポートセンター』小西氏、医療的ケア検討チーム『キッズラバル

カ』川北氏、人材育成検討チーム『わらび福祉園』渡邊氏)から説明(P8~9、資料 No.

2-5)。

構成員名 意見(質問・回答)等

ひかりの丘みよし

森下氏

肢体不自由分野、医療的ケアの分野について。看護士確保の難しさは圏

域の課題。重心障がい者(児)が増えている。日中活動事業所で重心の人

の受入れをどう促進するかは大きな課題。個別支援計画の作成にあたり、

利用者がどういった目的で事業所を選んでいるかを改めて考えると難し

い。学校在学中は学校、学校卒業後は家にいたら困るから居場所を探すと

いう傾向があるが、本来は事業所に行くことで本人にどんなメリットがあ

るか、受入側の事業所は考えるべき。大都市圏の事業所では、毎日利用す

ることを条件として受け入れるなど、利用者の囲い込みが発生していると

聞く。アンケートを見ると地域で支えてほしいという意見もある。事業所

を利用する目的はなにか。医療的ケアが強みか、外出が強みか、日によっ

ては就労など、利用者個々が望むことを日中活動事業所でどう受け止める

かが重要。利用者本位の受入れが、今後必要になってくると思う。

豊田特別支援学校

下方氏

医療的ケア検討チームが考えている「医療ガイドブック」は平成30~

31年度で作成と聞いた。市民にはどのような形で周知していくつもり

か。

キッズラバルカ

川北氏

現段階の案として、まずは各市のホームページに掲載してもらう。この

他、対象者がかかっている医療機関にガイドブックを持っていってもら

い、周知していけたらと考えている。

豊田特別支援学校

下方氏

卒業後した人も、いろんな情報を必要としている。情報がコンスタント

に得られるようなシステムがあるとよい。学校卒業後は、様々な事業所や

企業等にお世話になるが、就労支援部会で報告のあった企業を対象とした

Page 22: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

豊田特別支援学校

下方氏

セミナーは学校としてもありがたい。法定雇用率があがったとしても、ま

だ厳しい(特に肢体不自由)。車椅子を使ってる人は、前例がないと断れ

る。就労支援事業所や企業は不安に思われている様子。企業にもいろいろ

と情報を伝えて、まずは職場体験から始められるとよい。

しおみの丘

松平氏

人材育成について。今年度も研修開催していただき、ありがたい。人材

育成も重要だが、人材確保が課題。どの事業所も欠員状態。県職員からは、

今年度になって事業廃止に追い込まれる事業所もあると聞いた。事業所に

よっては行事ができないところも出てきている。長年の社会資源が衰退す

るのはもったいない。各事業所も取り組んでいることと思うが、人材確保

に向けた取組も必要になってくるのではないだろうか。

さくらの丘

谷口氏

若手の職員と話すと、研修の機会が少ないと聞く。一事業所だけでなく、

研修を通じて他事業所ともつながれる機会が継続してあるとありがたい。

副会長

阪田氏

人材確保については、福祉の仕事の魅力をもっと伝えていかなければい

けない。以前は障がい者の面倒をなんとかして見なければいけないという

意識があったが、それが転換期に来ている。障がいのある人の活躍の場を

設け、役割を持ってもらえるような仕掛けが必要。障がいがあっても能力

が高い人はいる。その人たちの雇用も考えなければならない。福祉の仕事

のすばらしさを伝えるのは、協議会として取り組んでもよい。

手をつなぐ親の会

岸野氏

平成 29年度第3回全体会の中で、移動支援従事者の要件を下げて、人

材を広く確保していきたいとの報告があったが、今回はそれに触れられて

おらず残念。いろんな人に魅力を知っていただくのは、本人とのかかわり

の中で気付けることもある。移動支援従事者の要件については、また御検

討いただきたい。

豊田加茂福祉

相談センター

永田氏

8月9日(木)には、圏域会議がある。その場でも、各地域の課題が挙

がってくるものと思われる。医療的ケアについては、県も重点を置いてお

り、専門部会を設ける予定。各市町村には協議の場を設置したり、コーデ

ィネーターを配置したりすることとなっているので、協力をお願いした

い。

みよし市社協

谷口氏

人材確保について。求人倍率も高くなっており、魅力のある仕事に流れ

る。事業所は定着も考えないといけない。

障がい者福祉センターの活用について。自立支援協議会は、やれること

から取り組んでいただいており、少しずつ形にして、それをふりかえって

と頭が下がる。障がい者福祉センターは市役所や社協、保健センターも近

い。デイサービスセンターの指定管理も終わり、障がい者の生活介護事業

となると聞いている。親亡き後の支援を担う資源も少しずつ整備されつつ

あるのかと思う。社協としてお伝えしたいのは、みよし市の地域包括ケア

システムとして、誰もがなじみのある暮らしを続けていけるような仕組み

Page 23: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

みよし市社協

谷口氏

を作るのが大事。高齢者のサロン活動の場、生活困窮者の子ども食堂など、

市民がやる気になったときに活用できるような使い方ができれば良いと

思う。障がい分野に限るのでなければ、様々な人に意見を聞く機会を設け

てもよいのではないか。

はたらく

サポートセンター

小西氏

協働推進課と強調し、学生の意見を聞く機会を設ける予定である。

サンタ村

鶴田氏

サンタ村は就労を中心に考えている。はたらくということを考えたとき

に、どこまでを自立と見るのか。自分でできることは自分で増やしていく。

自立を目標とすれば、そのための就労や生活するための自立訓練的な場と

して、そこで暮らすわけではなく、練習する場として活用できるとよい。

そういった場所がほしい。就労の訓練は家庭では難しい。保護者が保護し

すぎると本人が社会に出にくくなってしまう。収容施設ではなく、訓練施

設として使えれば良いと思う。

身体障がい者

福祉協議会

盛田氏

初めて参加したが、話題が難しくなってきている。市には、プールがな

くなったので作ってほしいと言っているが、お金がかかると言われる。し

かし、この市は収入も多い。福祉分野の発展を放棄している気がする。北

部に障がい者や老人の施設を建て、ごみを燃やした温度でお湯を沸かし、

温水プールでも作って運動できればリハビリにもつながる。何もやらずに

座っていると寝たきりになってしまう。そういった場所があるといいの

に、病人にしてしまっている。改善してほしい。市にそういう部分にお金

を使うという考えや具体的な計画が出てくれば、我々としても発言してい

きたい。

副会長

阪田氏

今回の話合いを聞いていても、連携が大事だと改めて感じる。連携する

とは目的を一緒にすることで、共同作業を行うのが一番。障がい分野で言

うと事例の共有だと思う。全体会は年に3回しかないが、日々の課題につ

いて検討し合えるということが大事。コーディネーターの養成が重要にな

るで、その役割を担う人がキーパーソンになる。課題解決のプロセスを丁

寧に作っていく。福祉に限らず、地域をなんとかしたいと強く思っている

人を、協議会で集められるとよい。

2 平成 30年度のスケジュール(案)について

平成 30年度のスケジュール(案)について、事務局福祉課佐野から報告(P10)。

3 報告事項

(1)みよし市障がい者相談支援事業等について、(2)みよし市基幹的相談支援センターについ

て、(3)みよし市障がい者福祉計画についてを福祉課清水から、(4)障がい者向け就労農園事業

者との協定について、海堀福祉課長から報告。

構成員名 意見(質問・回答)等

サンタ村

鶴田氏

障がい者向け就労農園事業について。障がい者雇用促進の観点から、豊

明市にできたのは知っているが、豊明市民は半分はいないのでは。都市部

Page 24: 平成30年度みよし市障がい者自立支援協議会 第1回全体会 次第 · 平成30年度のみよし市障がい者自立支援協議会(以下「協議会」。)の組織体系

サンタ村

鶴田氏

で雇用がされにくい障がい者の雇用策として、大学の教授も過渡期として

は一つの案であると言っていた。法定雇用率が上がってきて、企業も知恵

を振り絞っている。市の障がい者就労支援事業で、職場体験も促しながら、

企業に障がい者の能力を知ってもらい、雇ったことがないからという不安

のハードルを下げている。しかし、就労農園事業のような形態ばかりが進

むと、雇用率のためだけになってしまう。障がい者が地域で一緒に暮らす

という考えを、会社から奪ってしまうのではないか。社員ではあるが、雇

用率として認めた感があり、違和感を感じる。社会保障費もかからず、ば

ら色のように感じるが、障がい者が地域で働くということは地域力を高め

るという事である。地域力が育つのか不安。雇用率を満たしているのは大

手企業であり、中小企業は達成が難しい。きっかけを作るにはよいが、地

域で生きていくための施策も同時に考える必要がある。安易な道には走っ

てばかりもいけない。

会長

熊谷氏

以上、今回の全体会で出された意見を踏まえ、今後の取組については引

き続き運営会議で協議・検討を行い、運営していくということでよろしい

か。

【異議なし】

今後は皆様から出された意見を基に、運営及びスケジュールを進めてい

く。詳細については運営会議で検討・協議していく。

第3 その他(各機関からの連絡事項)

福祉課から、ヘルプマーク、歩行者保護モデルカー活動について PR。豊田市こども発達セ

ンターからセンターセミナーの案内。みよし市社協から被災地ボランティアや義援金募集の案

内。

以上をもちまして平成 30 年度みよし市障がい者自立支援協議会第1回全体会を閉会させ

ていただきます。ありがとうございました。(海堀福祉課長)

-閉会-