平成27年度人員配置及び車両台数 (平成28年3月31日現在) 役員・総務...

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平成28年8月1日発行 対象期間:平成27年4月~平成28年3月 平成27年度

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平成28年8月1日発行

対象期間:平成27年4月~平成28年3月

平成27年度

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1.組織の概要 ・・・ 1

2.対象範囲 ・・・ 5

3.環境方針 ・・・ 6

4.環境目標と平成27年度の実績 ・・・ 7

5.環境目標の達成状況とその評価 ・・・ 10

6.環境活動計画の取組結果とその評価 ・・・ 19

7.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果 ・・・ 20

  並びに違反、訴訟等の有無

8.代表者による全体評価と見直しの結果 ・・・ 21

目   次

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1.組織の概要

 (1) 事業所名及び代表者名

    株式会社新潟市環境事業公社

    代表取締役社長 横山 正直 

 (2) 所在地

  ① 本社

    〒950-2022 新潟県新潟市西区小針7丁目13番13号

    TEL:025-265-1291 FAX:025-265-1299

    http://ngt-kousya.co.jp/

  ② 開発事業部下水道課(新潟市中部下水処理場内)

    〒950-1146 新潟県新潟市中央区太右ェ門新田1422-3 TEL:025-285-2268

  ③ 開発事業部施設管理課 資源再生センター室(新潟市資源再生センター内)

    〒950-0885 新潟県新潟市東区下木戸3丁目4-2 TEL:090-1433-6998 

  ④ 開発事業部施設管理課 新田破砕センター室(新潟市新田清掃センター内)

    〒950-2123 新潟県新潟市西区笠木3644-1 TEL:090-8742-8642 

  ⑤ 開発事業部業務課 太夫浜埋立(新潟市太夫浜埋立処分地内)

    〒950-3102 新潟県新潟市北区島見町4592番地14 TEL:090-5782-6248 

  ⑥ 開発事業部業務課 リサイクルセンター

    〒950-2172 新潟県新潟市西区内野上新町12988-2

  ⑦ 開発事業部業務課 亀田粗大ごみ処理施設(新潟市亀田清掃センター内)

    〒950-0162 新潟県新潟市江南区亀田1835番地1 TEL:080-8908-3885

  *対象事業所は①本社及び⑥リサイクルセンター

  *②~⑤、⑦は地方公共団体の施設維持管理業務を行う部署及び場所

 (3) 環境管理責任者名及び連絡担当先

    環境管理責任者 : 馬場 史夫(総務部長)

    環境事務局   : 山田 哲哉(総務課長)

    TEL:025-265-1291 FAX:025-265-1299 E-mail:[email protected]

    

 (4) 事業活動の内容

    ・一般廃棄物収集運搬業

    ・産業廃棄物収集運搬業

    ・浄化槽及び汚水処理施設の維持管理

    ・ビルその他建物の清掃及び維持管理

    ・上下水道並びに衛生設備・貯水槽の維持管理及び清掃に関する事業

    ・薬剤散布等環境衛生に関する事業

    ・廃棄物等資源化に関する事業(廃棄物の回収及び販売、缶類の圧縮処理)

    ・公共団体より受託する事業(下水処理場の維持管理、廃棄物処理施設の

                   維持管理及び廃棄物による埋立地の鎮圧整地)

    ・古物商に関する事業

- 1 -

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 (5) 事業の規模

単位

百万円

m2

 (6) 法人設立年月日   昭和44年3月10日

 (7) 資本金   5,000万円

 (8) 環境負荷の実績

単位

kWh

MJ

㎏-CO2

 (9) 組織図

*リサイクルセンター含む

化石燃料使用量

二酸化炭素排出量

水資源投入量

平成25年度

平成27年度平成26年度平成25年度

4,900.0

1,096,293.52

15,174,571.9

94,047.0

15,653,479.1

1,119,364.74

5,625.0 5,550.0

1,097,159.01

15,254,854.8

92,783.082,504.0

50,372.41

平成27年度平成26年度

延床面積

項 目

電力使用量

1,643

229

1,351.88

1,658.00

44,840.44

売上高

従業員数

缶類・古紙類収集運搬量

産業廃棄物収集運搬量

一般廃棄物収集運搬量

項 目

1,604

225

1,241.93

925.55

48,032.56

1,566

218

1,306.51

816.44

2,366.652,366.652,263.42

- 2 -

代表者 代表取締役社長

環境管理責任者 総務部長

環境事務局 総務課長

部門統括者 総務部長

内部監査員 各課課長

部門統括者 開発事業部長

部門長 総務課長

推進責任者 総務係長

部門長 清掃課長

推進責任者 統括責任者(新田)

部門長 下水道課長

部門長 業務課長

推進責任者 管理係長*

推進責任者 第一係長

推進責任者 第二係長

推進責任者 第三係長

推進責任者 第四係長

推進責任者 太夫浜主任

推進責任者 維持第一係長

推進責任者 維持第二係長

推進責任者 管理係長

推進責任者 作業係長

推進責任者 浄化槽係長

推進責任者 ビル管理係長

部門統括者 経営改革推進本部

推進責任者 統括責任者(亀田)

部門長 施設管理課長

推進責任者 統括責任者(資源)

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    ◇人員配置及び車両台数 (平成28年3月31日現在)

役員・総務

し尿収集運搬業務

浄化槽保守点検及び清掃業務

廃棄物収集運搬業務

ビル管理業務

② 開発事業部下水道課(新潟市中部下水処理場内)

業務受託

③ 開発事業部施設管理課 資源再生センター室  (新潟市資源再生センター内) 業務受託

④ 開発事業部施設管理課 新田破砕センター室  (新潟市新田清掃センター内) 業務受託

⑤ 開発事業部業務課 太夫浜埋立  (新潟市太夫浜埋立処分地内) 業務受託

⑥ リサイクルセンター(開発事業部業務課)

⑦ 開発事業部業務課 亀田粗大ごみ処理施設  (新潟市亀田清掃センター内) 業務受託

 (10) 廃棄物処理業の概要

  ① 産業廃棄物収集運搬業の許可内容

    ◇事業の基本計画

      昭和44年3月市内のし尿汲取業者16社の企業合同により、新潟市から出資を

     受け会社設立。新潟市の委託を受け、一般廃棄物収集運搬業を主な事業として

     いる。

      産業廃棄物の収集運搬については、収集運搬車両80台を用いて新潟市を中心

     に行い、廃棄物処理法を遵守して行う。

    ◇産業廃棄物収集運搬業

    ◇特別管理産業廃棄物収集運搬業

0

1

1

84

3

- 3 -

81① 本社

1558006722号

事業の範囲

0

0

14

20

16

31

229

収集・運搬(積替え・保管を除く。)廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類(以上、石綿含有産業廃棄物を除く。)、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、鉱さい、動物の死体、ばいじん、法施行令第2条第13号に規定する産業廃棄物

事業の範囲

収集・運搬(積替え・保管を除く。)感染性産業廃棄物

1508006722号

平成31年08月31日

平成26年09月01日

新潟県

平成26年02月04日

平成31年02月03日

新潟県

許可区域

0 09

5

3

0

66

1

1

0

1

5

7

1

1

許可番号

許可有効期限

許可年月日

社員数

全 社 合 計

11

101

11

13

10

146

ガソリン車台数 軽油車台数

17

0

15

7

許可区域

許可年月日

許可有効期限

許可番号

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    ◇産業廃棄物収集運搬業事業の用に供する全ての施設

1

  ② 一般廃棄物収集運搬業の許可内容

※一般ごみ、浄化槽汚泥及び汚泥の収集区域は、平成17年3月20日現在の新潟市域、

 亀田町域及び横越町域とする

  ③ その他の許可内容

1

1

1

2

3

6

12

9

45

昭和47年04月01日から

取扱廃棄物の種類

運搬品目

廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類(以上、石綿含有産業廃棄物を除く。)、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、鉱さい、動物の死体、ばいじん、法施行令第2条第13号に規定する産業廃棄物

感染性産業廃棄物

許可番号

許可有効期限

許可年月日

冷蔵貨物バン

フックロール車

脱臭装置付コンテナ専用車

清掃車(吸引車)

小型貨物バン

糞尿車

キャブオーバー

ダンプ

塵芥車

許可区域

普通貨物バン

台数運搬車両の種類

一般ごみ、木くず類、感染性廃棄物、浄化槽汚泥、汚泥

指令第4号

新潟10第114002号

平成28年01月16日から平成34年01月15日まで

第743号平成27年07月01日から平成32年06月30日まで

浄化槽清掃業(新潟市)

浄化槽保守点検業者(新潟市)

建築物飲料水貯水槽清掃業(新潟市)

建築物清掃業(新潟市)

指定排水設備工事店(新潟市)

(登)60第27号

新潟市長 平成28年01月01日から平成32年12月31日まで

新潟56第414029号

平成23年09月01日から平成29年08月31日まで

平成28年04月01日

新潟市 平成30年03月31日

許可区域 許可番号許可の有効期限

許可年月日

指令第201号

下水道処理施設維持管理業者(北陸地方整備局)

処24-121平成24年08月25日から平成29年08月24日まで

特定労働者派遣業(新潟労働局)

特15ー300439 平成20年08月08日から

古物商(新潟県公安委員会)

第461030001210号 平成22年08月12日から

資源回収業者登録(新潟市)

登録№ 69 号 平成16年03月05日から

- 4 -

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  ④ 缶類の圧縮施設の状況

    ・処理能力 : 1.5トン/時

    ・処理フロー

2.対象範囲

 (1) エコアクション21マネジメントシステムの対象範囲

    全組織・全活動を対象範囲としています。

    ① 本 社

    ② 開発事業部下水道課(新潟市中部下水処理場内)

    ③ 開発事業部施設管理課 資源再生センター室(新潟市資源再生センター内)

    ④ 開発事業部施設管理課 新田破砕センター室(新潟市新田清掃センター内)

    ⑤ 開発事業部業務課 太夫浜埋立(新潟市太夫浜埋立処分地内)

    ⑥ 開発事業部業務課 リサイクルセンター

    ⑦ 開発事業部施設管理課 亀田粗大ごみ処理施設(新潟市亀田清掃センター内)

    *対象事業所は①本社及び⑥リサイクルセンター

    *②~⑤、⑦は地方公共団体の施設維持管理業務を行う部署及び場所

収集

アルミ缶

圧縮処理

選別

売却 売却

圧縮処理

スチール缶

- 5 -

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3.環境方針

17

18

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20

21

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28

29

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31

32

- 6 -

環境方針

基本理念

株式会社新潟市環境事業公社は、市民サービスと環境衛生の向上をモットーに

清掃事業の一翼を担っています。

新潟の美しく恵まれた環境を次代に引き継ぐため、地域社会の一員として、人

・自然にやさしい企業を目指し、創業以来培った実績を基に、「ごみ」と「水」

と「地球環境」の課題に真剣に取り組みます。

このため、伝統を守り、また時代のニーズに適応した改革を進め、田園型政令

市・環境先進都市新潟の実現の一翼を担うべき、清掃・環境事業にまい進します。

基本方針

1 資源の有限性や地球環境の保全の重要性を理解し、全員参加で環境保全の取

り組みを行い、継続的にその改善活動を進めます。

2 環境関連法令を遵守し、環境汚染の未然防止に努めます。

3 環境への負荷の低減に心がけ、以下の環境活動を進めます。

省エネルギー及び省資源に努め、二酸化炭素排出量の削減に努めます。

節水活動を進め、水使用量の削減に努めます。

分別の徹底等により廃棄物排出量の抑制に努めます。

4 事業の展開にあたり、以下を念頭に置き、事業活動を行います。

収集運搬する事業系一般廃棄物について、循環資源の再資源化を進めます。

受託事業の実施において、委託者の環境保全に対するニーズに対応し、その

実現に努めます。

5 使用する事務用品等については、グリーン調達に努めます。

株式会社 新潟市環境事業公社

代表取締役社長 横山 正直

平成二十二年六月十九日

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4.環境目標と平成27年度の実績

   平成26年度(4月~翌3月)を基準年実績として、新たな中長期の環境目標(平成

  27年4月~平成30年3月)を平成27年4月1日に定め、削減計画を策定した。

   中長期的環境目標は、全社及び各部門ごとに定めており、その内容及び平成27年

  度の実績は下表のとおり。

 ⑴ 中長期環境目標   ◆全社の環境目標

中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(全社)と平成27年度の実績

① 購入電力量の二酸化炭素排出係数=0.589kg‐CO₂/kWh(平成25年東北電力実排出係数)② 当社の使用する化学物質はPRTR対象物質ではありません。  化学物質使用量削減については、使用量が少なく、自らの判断で削減することが出来ない為、環境目標 の策定は行わず、化学物質を適正に管理していることを定期的に確認することとします。③ △はマイナス表示で目標数値はこれ以下の値、▲プラス表示で目標数値はこれ以上の値とし、基準年比 削減率又は増加率(%)示します。

液化石油ガス(LPG使用量) m3

131.7 131.0(△0.5)

130.4(△1.0)

129.7(△1.5)

グリーン調達の推進グリーン購入率(金額)

事務用品30品目(80%)

事務用品全品目(80%)

事務用品全品目(80%)

事務用品全品目(80%)

事務用品全品目(93.1%)

- 7 -

受託事業における環境保全ニーズへの対応

- 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 ○

1,025,920 1,036,179 1,046,438 1,056,698 1,041,560○

(▲1.0) (▲2.0) (▲3.0) (▲1.5)

216,010 216,010 310,320○

(▲0.0) (▲0.0) (▲0.0) (▲43.7)

○(△1.0) (△2.0) (△3.0) (△29.1)

総排水量の削減 m35,550.0 5,522.3 5,494.5 5,466.7 4,900.0

○(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△11.7)

34,628 34,451 34,856

kg一般廃棄物排出量の削減2,261.8 2,239.2 2,216.6 2,194.0 1,604.5

二酸化炭素排出量の削減

①②由来のCO2排出量

kg-CO2

5,980.95 5,950.89 5,920.84 6,967.00

kg-CO2/km

km/ℓ

kg-CO2/km削減率軽油燃費の改善(車両分)

参考値としてCO2排出量(Kg)

4.34 4.36955,805 950,979 957,541

ガソリン燃費の改善

(車両分)

kg-CO2/km 0.2164 0.2154 0.2142 0.2132 0.2103

○kg-CO2/km削減率 (△0.5) (△1.0) (△1.5) (△2.9)

km/ℓ 10.73 10.78 10.84 10.89 11.04

4.38 4.41

×

0.6047 0.6019 0.5992 0.5951 0.5793(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△4.4)

4.53

99,985 99,486 98,986 98,484 103,638(▲3.7)(△0.5) (△1.0) (△1.5)

317.0○

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△7.8)146.6

(▲11.3)×

1,936.44 1,926.66 2,337.50×

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲19.5)

×(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲15.9)

判定○:達成×:未達成

実 績平成27年度

H27.04月~H28.03月

×

9,373.90 9,326.79 9,279.69 9,211.00○

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△2.2)

92,319.0(△0.5)

91,855.2(△1.0)

91,391.2(△1.5)

94,047.0(▲1.4)

平成28年度 平成29年度平成27年度

H27.04月~H28.03月

電力使用量①

灯 油

都市ガス

ガソリン(発電機等使用量)

軽 油(重機等使用量)

化石燃料使用量②

965,461 960,634

参考値としてCO2排出量(Kg) 34,977 34,802

再資源化の向上缶類 kg

古紙類 kg

216,010

1,946.22

216,010

344.0

9,421.00

92,783.0

単位又は区分

kWh

m3

項    目

342.3 340.6 338.8

H29.04月~H30.03月

H28.04月~H29.3月

環境目標(基準年比削減率%)基準年実績平成26年度

H26.04月~H27.03月

6,011.00

1,956.00

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   ◆部門別環境目標

中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(①本社)と平成27年度の実績

※購入電力量の二酸化炭素排出係数=0.589kg‐CO₂/kWh(平成25年東北電力実排出係数)

中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(②中部下水処理場)と平成27年度の実績

中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(③資源再生センター)と平成27年度の実績

129.7 129.0 144.0×

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲9.9)

- 8 -

資源再生センターの省エネ運転管理

- - 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 ○

一般廃棄物排出量の削減 kg115.2 114.0 112.9 111.7 83.8

○(△1.0) (△2.0) (△3.0) (△27.3)

項    目単位又は区分

基準年実績 環境目標(基準年比削減率%) 実 績平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成27年度

H26.04月~H27.03月

H27.04月~H28.03月

H28.04月~H29.3月

H29.04月~H30.03月

H27.04月~H28.03月

判定○:達成×:未達成

中部下水処理場の省エネ運転管理

- ○- 実施及び記録実施及び記録実施及び記録 実施及び記録

一般廃棄物排出量の削減 kg365.0 361.4 357.7 354.1 294.0

○(△1.0) (△2.0) (△3.0) (△19.5)

再資源化の向上

項    目単位又は区分

基準年実績 環境目標(基準年比削減率%) 実 績平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成27年度

H26.04月~H27.03月

H27.04月~H28.03月

H28.04月~H29.3月

H29.04月~H30.03月

H27.04月~H28.03月

判定○:達成×:未達成

グリーン調達の推進グリーン購入率(金額)

事務用品15品目(80%)

事務用品全品目(80%)

事務用品全品目(80%)

事務用品全品目(80%)

事務用品全品目(93.1%)

(▲2.0) (▲3.0) (▲1.5)古紙類 kg

1,025,920 1,036,179 1,046,438 1,056,698 1,041,560○

(▲1.0)

○(△1.0) (△2.0) (△3.0) (△29.9)

総排水量の削減 m35,486.0 5,458.6 5,431.1 5,403.7 4,826.0

○(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△12.0)

10.89 11.04

一般廃棄物排出量の削減 kg1,610.2 1,594.1 1,578.0 1,561.9 1,128.2

ガソリン燃費の改善

(車両分)

kg-CO2/km 0.2164 0.2154 0.2142 0.2132 0.2103

km/ℓ 10.73 10.78 10.8434,856

kg-CO2/km削減率 (△0.5) (△1.0) (△1.5) (△2.9)

kg-CO2/km削減率 (△0.5) (△1.0) (△1.5) (△3.9)km/ℓ 4.36 4.38 4.40 4.43

950,4244.53

0.5924

(△7.8)

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△4.8)

①②由来のCO2排出量

kg-CO270,252.0 69,901.0 69,550.0 69,197.0 69,816.0

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△0.6)

化石燃料

使用量② 液化石油ガス

(LPG使用量) m3131.0 130.3

0.5793

灯 油 ℓ9,102.00 9,056.49 9,010.98 8,956.47 8,662.00

都市ガス m3344.0 342.3 340.6 338.8 317.0

軽油燃費の改善(車両分)

kg-CO2/km 0.6019 0.5992 0.5964

H27.04月~H28.03月

判定○:達成×:未達成

(△0.5) (△1.0) (△1.5)

電力使用量① kWh

項    目単位又は区分

基準年実績 環境目標(基準年比削減率%)

78,151.0 77,760.2 77,369.5 76,978.7 79,232.0×

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲1.4)

実 績平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成27年度

H26.04月~H27.03月

H27.04月~H28.03月

H28.04月~H29.3月

H29.04月~H30.03月

参考値としてのCO2排出量(kg) 940,041944,812949,586954,357

二酸化炭素排出量の削減

参考値としてのCO2排出量(kg) 34,977 34,802 34,628 34,451

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中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(④新田破砕センター)と平成27年度の実績

中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(⑤太夫浜埋立処分場)と平成27年度の実績

中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(⑥リサイクルセンター)と平成27年度の実績

※購入電力量の二酸化炭素排出係数=0.589kg‐CO₂/kWh(平成25年東北電力実排出係数)

中長期の環境目標(平成27年度~29年度)(⑦亀田粗大ごみ処理施設)と平成27年度の実績

亀田粗大ごみ処理施設の省エネ運転管理

- - 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 ○

一般廃棄物排出量の削減 kg150.0 148.5 147.0 145.5 69.7

○(△1.0) (△2.0) (△3.0) (△53.5)

×

灯油使用量

液化石油ガス(LPG使用量)

ガソリン(重機使用量)

化石燃料

使用量②

項    目単位又は区分

基準年実績 環境目標(基準年比削減率%) 実 績平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成27年度

H26.04月~H27.03月

H27.04月~H28.03月

H28.04月~H29.3月

H29.04月~H30.03月

H27.04月~H28.03月

判定○:達成×:未達成

m30.7 0.7 0.7 0.7 2.6

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲271.4)

○(△0.5) (△1.0) (△1.5) (△6.7)

14,558.8 14,485.7 14,412.5 14,815.0×

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲1.3)

ℓ126.00 125.37 124.74 124.11 369.00

×(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲192.9)

二酸化炭素排

出量の削減

化石燃料

使用量

灯 油 ℓ193.00 192.04 191.07 190.11 180.00

19,169 19,072 18,976 21,700(△1.5) (△1.4)

ガソリン(発電機等使用量)

軽 油(重機等使用量)

CO2排出量 kg-CO2

1,296.00

6,011.00

19,265

- 9 -

再資源化の向上 缶類 kg216,010 216,010 216,010 216,010 310,320

○(▲0.0) (▲0.0) (▲0.0) (▲43.7)

二酸化炭素排

出量の削減

総排水量の削減 m364.0 63.7 63.4 63.0 74.0

×(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲15.6)

10,416 10,364 10,311 12,122×

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲15.8)

653.40 650.10 1,059.50×

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲60.5)

実 績平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成27年度

H26.04月~H27.03月

H27.04月~H28.03月

H28.04月~H29.3月

H29.04月~H30.03月

H27.04月~H28.03月

判定○:達成×:未達成

×(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲12.6)

5,980.95 5,950.89 5,920.84 6,967.00×

(△0.5) (△1.0) (△1.5) (▲15.9)1,289.52 1,283.04 1,276.56 1,278.00

○(△0.5) (△1.0)

7,118

項    目単位又は区分

基準年実績 環境目標(基準年比削減率%) 実 績平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成27年度

H26.04月~H27.03月

H27.04月~H28.03月

H28.04月~H29.3月

H29.04月~H30.03月

H27.04月~H28.03月

判定○:達成×:未達成

20.8 28.8×

(△1.0) (△2.0) (△3.0) (▲34.6)

新田破砕センターの省エネ運転管理

- - 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 実施及び記録 ○

0.6047kg-CO2/km削減率 (△0.5) (△1.0) (△1.5) (△2.8)

km/ℓ 3.00 3.02 3.03 4.343.05

kg-CO2/km 0.8748 0.8690 0.8661

項    目単位又は区分

基準年実績 環境目標(基準年比削減率%) 実 績平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成27年度

H26.04月~H27.03月

H27.04月~H28.03月

H28.04月~H29.3月

H29.04月~H30.03月

H27.04月~H28.03月

判定○:達成×:未達成

21,344

平成29年度

項    目単位又は区分

基準年実績

電力使用量① kWh14,632.0

ℓ660.00

参考値としてCO2排出量(Kg) 21,669 21,561 21,452

二酸化炭素排出量の削減

一般廃棄物排出量の削減 kg21.4 21.2 21.0

軽油燃費の改善(車両分)

0.8604

環境目標(基準年比削減率%)

656.70

①②由来のCO2排出量

kg-CO210,468

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5.環境目標の達成状況とその評価

   全社における平成27年度環境目標項目ごとの達成状況とその評価は以下のとおり。

 (1) 全社における環境目標項目ごとの達成状況とその評価

  ① 二酸化炭素排出量の削減

   ア.電力使用量の削減

      電力使用量に係る平成27年度環境目標(以下、「環境目標」という)は、

     平成26年度基準実績(以下、「基準実績」という)0.5%減の92,319.0kWh以

     下を環境目標に掲げて取組みを行った。結果、平成27年度実績は、基準実績

     1.4%増の94,047.0kWhとなり、目標未達成となった。

      増加の要因として、本社では夏場や冬場の冷暖房機器使用時の電力使用量

     の増加が要因であり、次年度の取組みとして、不要時の消灯や温室管理に取

     組むなど、従業員に対して周知徹底し、目標達成に努めていく。

      また、リサイクルセンターでは、缶の再資源化の向上のため、人員体制を

     増員したことによる稼働時間の増加が要因である。次年度以降も同様の体制

     となるため、不要時の運転停止などこまめな節電に取組んでいく。

図5-1 電力使用量の推移

   イ.化石燃料使用量(灯油、都市ガス、液化石油ガス)の削減

      灯油、都市ガス、液化石油ガスの化石燃料使用量に係る環境目標は、とも

     に基準実績 0.5%減の灯油9,373.90L以下、都市ガス342.3Nm3以下、液化石

     油ガス 131.0m3以下を環境目標に掲げて取組みを行った。結果、平成27年度     実績で、灯油は基準実績2.2%減の9,211.00L、都市ガスは基準実績7.8%減

     の317.0Nm3で灯油、都市ガスとも目標達成となったが、液化石油ガスは基準

     実績11.3%増の 146.6m3で目標未達成となった。      灯油は主として暖房用として、また都市ガスは炊事場の給湯器に使用して

     おり、適正な温度管理やこまめな切替えなどにより、目標達成となったもの

     と考えられる。また、液化石油ガスにおいては、従業員手洗時の給湯器の温

     水用として使用しており、衛生面での観点から大幅な削減が難しいため、次

     年度以降の対策として、こまめな節水から液化石油ガス使用量を削減し、抑

     制に努めていく。

- 10 -

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図5-2 灯油使用量の推移

図5-3 都市ガス使用量の推移

図5-4 液化石油ガス(LPG)使用量の推移

- 11 -

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   ウ.軽油・ガソリン燃費の削減

      軽油・ガソリン1L当たりの走行距離向上として、軽油・ガソリン燃費に

     係る環境目標を基準実績の 0.5%増とし、軽油燃費では4.36㎞/ℓ以上、ガソ

     リン燃費では 10.78㎞/ℓ以上を環境目標として掲げて取組みを行った。結果、

     平成27年度実績で、軽油燃費は基準実績 4.4%増の4.53km/ℓ、ガソリン燃費

     は基準実績2.9%増の11.04㎞/ℓとなり、環境目標を達成した。

      軽油・ガソリン車とも古い年式の車両は、経年変化により年々燃費が悪化

     する傾向にある。また、新しい軽油車両では、排ガス処理装置(DPD)が

     装備されており、排ガスはクリーンになるが、排ガス処理装置の機能上、長

     時間のアイドリングが必要になり、燃費悪化の要因にもなっている。

      当社にとって、軽油・ガソリン燃費改善は、最も環境負荷が大きい項目で

     あり、自動車からの排ガス汚染物質の低減を進めながら、今後もエコ安全ド

ライブ活動を行い、燃費の向上に努めていく。

図5-5 軽油・ガソリン燃費の推移

   エ.二酸化炭素排出量の削減

      平成27年度における二酸化炭素排出量は、平成26年度と比較して 0.1%減

     の1,096,293.52㎏-CO₂となり、全社における車両発生源を含む二酸化炭素排

     出量の推移は、年々減少傾向にある。

      その中で二酸化炭素全排出量の90%近くを占める軽油車両燃費改善が最も

     環境負荷が大きい項目であり、自動車からの排ガス汚染物質の低減を進めな

     がら、更なる取組みを続けていく。

図5-6 二酸化炭素排出量の推移

-12-

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  ② 一般廃棄物排出量の削減

     一般廃棄物排出量の削減の環境目標は、基準実績の0.5%減の2,239.2㎏以下

    を環境目標として掲げて取組みを行った。結果、平成27年度実績で、基準実績

    29.1%減の 1,604.5㎏となり、環境目標を達成した。

     今後も、リデュース対策の浸透や使用済みコピー用紙の裏面使用等の取組み

    を徹底し、一般廃棄物排出量の削減を行っていく。

図5-7 一般廃棄物排出量の推移

  ③ 総排水量の削減

     総排水量に係る環境目標は、基準実績の0.5%減の5,522.3㎥以下を環境目標

    として掲げて取組みを行った。結果、平成27年度実績で、基準実績11.7%減の

    4,900.0㎥となり環境目標を達成した。

     以前より節水への取組みを進め、かなりの削減を進めてきたが、清掃業にお

    いて、ごみ収集車やバキューム車が多く、新潟市の委託業務のため車両の清掃

    が必要である。

     節水と車両の美化は相反することになりますが、今後も最小限度の水を使用

    しながら、車両美化との両立を進めていく。

図5-8 総排水量の推移

- 13 -

2,549.02,339.7

2,116.3 2,111.82,261.8

1,604.52,239.2

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度

廃棄物排出量(kg)廃棄物排出量 環境目標

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  ④ 事業系一般廃棄物の再資源化の推進

   ア.缶類

      再資源化量としての缶類に係る環境目標は、基準実績と同量の 216,010㎏

     以上を環境目標に掲げて取組みを行った。結果、平成27年度実績で、基準実

     績43.7%増の 310,320㎏となり目標達成となった。

      大口顧客の解約等により缶搬入量が大幅に減少したなか、小口顧客に対す

     る分別依頼をし、再生量の維持に努めた。また、収集運搬作業での人員不足

     により、リサイクル施設への対応ができず、平成27年度より施設での人員体

     制を増員し、再資源化量は大幅な増加となった。次年度以降も、同様の体制

     となるため、再資源化の確保に努めていく。

   イ.古紙類

      古紙類に係る環境目標は、基準実績の1.0%増の1,036,179㎏以上を環境目

     標に掲げて取組みを行った。結果、平成27年度実績で、基準実績 1.5%増の    

     1,041,560㎏となり、環境目標を達成した。

      今後も、古紙類に関しては、大口顧客や小口顧客に対する分別依頼を再度

     行っていき、再資源化を進めていく。

図5-9 缶類再生量の推移

  ⑤ 受託事業における環境保全ニーズへの対応

     新潟市の受託事業における環境保全ニーズへの対応については、ニーズに対

    応した環境保全活動を進めることと、その活動を記録することを環境目標に掲

    げて取組みを行っている。

     太夫浜埋立では、重機のエコ安全ドライブ推進、また平成27年度より亀田粗

    大ごみ処理施設を加え、下水道課・資源再生センター室・新田破砕センター室

    の4処理施設では、施設運転の省エネ対策に取組み、活動結果を記録した。

     エコ安全ドライブも同様に取組み、その結果を記録し、これらを考慮して目

    標達成とした。

- 14 -

図5-10 古紙再生量の推移

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  ⑥ グリーン調達の推進

     グリーン調達の推進に係る環境目標として、平成27年度より適合商品(事務

    用品)の対象を全品目に変更し、グリーン購入金額で80%以上を環境目標とし

    て掲げて取組みを行った。結果、平成27年度実績で、購入金額で93.1%となり、

    目標達成となった。

     次年度以降も引き続き、事務用品でのグリーン調達の推進に努めるとともに、

    循環型社会の形成のため、環境目標には設定していない事務用品以外でもグリ

    ーン購入に努めていく。

 (2) 部門ごとの環境目標達成状況とその評価

  ① 本社

     二酸化炭素排出量の削減では、基準実績 0.1%減となり目標達成となったが、

    基準実績 0.5%減とした電力・液化石油ガス使用量では、目標未達成の項目も

    あった。中でも、液化石油ガスの使用は、従業員手洗時の給湯器の温水用に限

    られているが、基準実績 9.9%増と大幅な増加となった。従業員の衛生面での

    問題あり、大幅な削減をすることは難しい面もあるが、次年度以降の取組みと

    して、こまめな節水による液化石油ガスの使用量の削減を従業員に周知してい

    くなど、取組みを行っていく。

     また、軽油・ガソリンの燃費改善では、2項目とも環境目標達成となった。

    車両燃費は、車両の経年変化や排ガス処理装置搭載車両の機能維持のための長

    時間のアイドリングによる影響が大きくなるが、引き続きエコ安全ライブの徹

    底に努めていく。

     その他として、総排水量や一般廃棄物排出量の削減、古紙類の再資源化やグ

    リーン調達の推進でも目標達成となった。今後も環境活動計画の活動項目の内

    容に従い対処し、環境目標を達成できるように努めていく。

  ② 開発事業部下水道課(新潟市中部下水処理場内)

     下水道課での環境目標は、一般廃棄物排出量の削減及び受託事業における環

    境保全ニーズへの対応として、中部下水処理場の省エネ運転管理とした。

     一般廃棄物物排出量の削減では、基準実績19.5%減となり、目標達成となっ

    た。次年度以降も、各自が簡易包装に努めるなど、削減意識を持って排出抑制

    に努めていく。

     受託事業における環境保全ニーズの対応では、環境目標は中部下水処理場の

    省エネに向けた運転管理と記録で、中部下水処理場は第2種エネルギー管理指

    定工場に指定されており、省エネ推進委員会に参加して運転管理の変更や提案

    を行い、毎年1%のエネルギー削減の省エネ対策に取組んで成果を上げており、

    目標達成とした。

     今後も環境活動計画の内容に従い対処して、環境目標を達成できるように努

    めていく。

- 15 -

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  ③ 開発事業部施設管理課 資源再生センター室(新潟市資源再生センター施設内)

     環境目標は、一般廃棄物排出量の削減及び受託事業における環境保全ニーズ

    への対応として、資源再生センターの省エネ運転管理とした。

     一般廃棄物排出量の削減では、基準実績27.3%減となり、目標達成となった。

    次年度以降も、各自が簡易包装に努めるなど、削減意識を持って排出抑止に努

    めていく。

     受託事業における環境保全ニーズの対策については、目標は省エネに向けた

    運転管理及びその記録で、新潟市からの省エネ対策が要求されるなか、様々な

    取組みを行い、成果を上げて記録も残したので目標達成となった。

     今後も環境活動計画の内容に従い対処して、環境目標を達成できるように努

    めていく。

  ④ 開発事業部施設管理課 新田破砕センター室(新潟市新田清掃センター施設内)

     環境目標は、軽油の燃費改善、一般廃棄物排出量の削減及び受託事業におけ

    る環境保全ニーズの対応として、新田破砕センターの省エネ運転管理とした。

     その中で、一般廃棄物排出量の削減では、基準実績34.6%増となり、目標未

    達成となったが、一人当たりの排出量では、月間120g/名(期末人員20名)と

    微量である。次年度以降も、できる範囲内での削減に努めて頂きたい。

     その他、軽油の燃費改善では、平成27年度より仕様書の変更により新車両と

    なり、基準実績44.7%増の 4.34㎞/Lで目標達成となった。引き続きふんわり

    アクセル等のエコ安全ドライブの徹底に努めていく。

     また、受託事業における環境保全ニーズの対応は、省エネに向けた運転管理

    で、ピークカットや省エネ対策に取組みを行い、成果を上げて記録も残したの

    で目標達成となった。

     今後も環境活動計画の内容に従い対処して、環境目標を達成できるように努

    めていく。

  ⑤ 開発事業部業務課 太夫浜埋立(新潟市太夫浜埋立処分地内)

     環境目標は、平成27年度より従来の軽油(重機)とガソリン(発電機)使用

    量の削減に加え、新たに灯油使用量の削減を追加し、3項目に係る二酸化炭素

    排出量の削減とした。

     軽油(重機)使用量の削減では、基準実績15.9%増となり、目標未達成とな

    ったが、業務委託の増加によるものである。ふんわりアクセル等に努め、引き

    続き、エコ安全ドライブの徹底に努めていく。

     反面、業務委託の増加により、控室での使用による灯油やガソリン(発電機)

    使用量は減少し、環境目標達成となったが、二酸化炭素排出量の削減では、軽

    油(重機)使用量の増加が大きく、基準実績12.6%増となった。

     業務委託量により変動がある部署であるが、今後も環境活動計画の内容に従

    い対処し、環境目標を達成できるように努めていく。

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  ⑥ リサイクルセンター

     環境目標は、平成27年度より従来の電力とガソリン(重機)使用量の削減に

    加え、新たに灯油及び液化石油ガス使用量の2項目の削減を追加し、4項目に

    係る二酸化炭素排出量の削減とし、上水使用量の削減及び缶類の再資源化量の

    増加とした。

     リサイクルセンターでは、缶類の再資源化の向上を目的として、平成27年度

    より人員体制を増員し再資源化の向上を図った結果、基準実績43.7%増となり、

    大幅な目標達成となった。

     反面、人員体制の増員による機器の稼働時間や重機運転時間、清掃時の水使

    用量の増加等も影響し、その他の項目ではすべて目標未達成となった。

     平成27年度より、新たな人員体制となったため、次年度以降は、機器類のこ

    まめな運運停止やふんわりアクセルのエコ安全ドライブ等に努めて、二酸化炭

    素排出量、水使用量の抑制ができるような運転管理に心掛けていく。

  ⑦ 開発事業部施設管理課 亀田粗大ごみ処理施設(新潟市亀田清掃センター施設内)

     平成27年度より亀田粗大ごみ処理施設を追加し、環境目標は、一般廃棄物排

    出量の削減及び受託事業における環境保全ニーズへの対応として、亀田粗大ご

    み処理施設の省エネ運転管理とした。

     一般廃棄物排出量の削減では、基準実績53.5%減となり、目標達成となった。

    次年度以降も、各自が簡易包装に努めるなど、削減意識を持って排出抑止に努

    めていく。

     受託事業における環境保全ニーズの対策については、目標は省エネに向けた

    運転管理及びその記録で、新潟市からの省エネ対策が要求されるなか、様々な

    取組みを行ったので目標達成となった。

     今後も環境活動計画の内容に従い対処して、環境目標を達成できるように努

    めていく。

- 17 -

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 (3) 環境活動計画とその取組の点検結果

    平成27年度の環境活動計画の内容は、各活動項目毎に実施状況を点検し、評価

   は段階評価(「3」実施できた。「2」一部実施しているが、さらに徹底が必要。

   「1」ほとんど実施できなかった。「‐」該当なし。)として行い、点検結果を

   下表に示す。

    取組結果として、概ね環境活動計画に基づいた活動が実施できたが、一部実施

   しているが、更に徹底が必要な項目が幾つかあり、次年度以降、その実践の徹底

   を行っていく。

エコアクション21 環境活動計画の取組点検結果活動状況評価点

未使用時・昼休み時の消灯の励行(事務室など) 2 3 3 3 3 3 3

冷房(空調)は必要な場所や時間に限定 3 3 3 3 ‐ ‐ 3

最大需要電力 デマンド67Kwの徹底、予測時の台数管理 3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

プルスイッチ活用による蛍光灯の間引き点灯 3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

運転マニュアル徹底による効率的な工場機器の運転 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

工場内の換気等による温室管理 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

夏季室内温度を28℃以上の徹底(事務室など) 3 2 3 3 2 3 2

夏季軽装執務(クールビズ)の励行 3 3 3 3 3 3 3

冬季室内温度を20℃以下の徹底(事務室・厚生棟など) 2 2 3 3 2 3 3

冬季厚着執務(ウォームビズ)の励行 3 3 3 3 3 ‐ 3

移動式バス(控室)の効率的な温室管理 ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐ ‐

戸締り等の外部からの熱の出入りの管理 2 ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

不要箇所、不要時間の暖房停止 3 ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

発電機の効率的運転、不要時の停止 ‐ ‐ ‐ ‐ 2 ‐ ‐

定期的な車両整備 3 3 3 3 3 3 3

運転管理簿による運転の自主管理 3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

タイヤ空気圧の点検 3 3 ‐ 3 ‐ ‐ ‐

ふんわりアクセルの実施、急ブレーキ・急発進の抑制 3 3 ‐ 3 3 ‐ ‐

定速運転の励行 3 3 ‐ 3 ‐ ‐ ‐

重機の省エネ運転 ‐ ‐ 3 3 3 3 2

可能な範囲でのアイドリングストップの励行 2 3 ‐ 3 ‐ ‐ ‐

早めのシフトアップ 3 3 ‐ 3 ‐ ‐ ‐

無駄の少ない冷房・暖房の励行 3 3 ‐ 3 3 ‐ ‐

水漏れの点検・修繕 3 3 3 3 ‐ 3 3

洗車、床清掃等の節水の励行 3 ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

節水啓発表示の掲示 3 ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

節水の励行 ‐ 3 3 3 ‐ ‐ 3

処理水再利用の励行 ‐ 3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

使用済コピー用紙の裏面再利用、使用済み封筒の再利用 3 3 3 3 ‐ ‐ 3

缶、ビン、新聞・雑誌類・使用済コピー用紙等の分別 3 3 3 3 ‐ ‐ 3

ごみのリデュース対策の実践 3 3 3 3 ‐ ‐ 3

缶類の回収量の確保 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

選別精度重視した効率液な運転 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 3 ‐

古紙の回収先確保 3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

顧客への古紙等の分別、リサイクルの依頼 2 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

施設運転の省エネ対策の検討、実施 ‐ 3 3 3 ‐ ‐ 3

施設運転時の電気Maxデマンド値の遵守 ‐ 3 3 ‐ ‐ ‐ 3

焼却施設との連携の実施 ‐ ‐ ‐ 3 ‐ ‐ ‐

実績とりまとめ ‐ 3 3 3 ‐ ‐ ‐

グリーン調達の励行 3 3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

環境活動計画の内容

総排水量の削減

二酸化炭素排出量の削減

環境目標

化石燃料使用量の削減

都市ガス

灯油

ガソリン・軽油

エコ安全ドライブの実践

亀田粗大ごみ処理施設

リサイクルセンター

新田破砕センター

資源再生センター

太夫浜埋立

下水道課本 社

長時間不使用時又は帰宅時におけるパソコン・プリンター・電気ポットの電源オフの励行電

力使用量の削減

ガソリン

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省エネ運転管理

化学物質使用量の削減

化学物質(テイクワン、ピーピースルー等)の適正な管理

グリーン購入の推進

一般廃棄物排出量の削減

古紙類の再資源化の向上

3 ‐

缶類の再資源化の向上

‐ ‐ ‐ ‐ ‐

3 3 ‐ ‐ 2

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6.環境活動計画の取組結果とその評価

 (1) 環境・地域参加活動の取組状況

    株式会社新潟市環境事業公社は、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ること

   を目的に昭和44年に株式会社新潟市清掃公社として設立した。 

    創業時から、し尿汲取りや浄化槽の維持管理、ごみの収集運搬を行っおり、生

   活様式が変わり、新潟市が政令指定都市として大きく発展する中で、下水処理場

   の維持管理やビルメンテナンスなど、時代の変化に合わせた新たな事業にも取組

   んできた。

    私たちは清掃業を通じて、これからも環境負荷の少ない、誰もが安心して暮ら

   すことができる持続可能な地域社会の実現に努力しています。その取組みの一環

   として、平成27年度における下記の環境・地域参加活動に実施した。今後も可能

   な範囲内で市民、行政と一体となり、取組みを続けていく。

   ① 平成27年5月 万代アースフェスタ 2015協賛

      平成23年より参加している万代アースフェスタは、“地球と明日を元気に

     するために何ができるか”をきっかけの場となることを目的としています。

   ② 平成27年6月 西川沿いのごみ拾い実施

      毎年、構内側溝清掃終了後、ボランティア活動の一環として、本社周辺の

     西川沿いのごみ拾いを行いました。

   ③ 平成27年6月から9月中旬 緑のカーテン設置(中部下水処理場事務所)

      中部下水処理場の公社事務所窓際全面に朝顔のプランターを並べ、緑のカ

     ーテンとし、直射日光による温室上昇を防ぎました。

   ④ 平成27年9月 ポイ捨てやめようキャンペーン

      万代シティ、新潟駅周辺の清掃活動に参加し、マナーPR活動と市民にポ

     イ捨て禁止を呼びかけました。

   ⑤ 平成27年12月~2月 処理水の再利用

      構内の消雪水の一部として、排水処理施設の処理水を再利用し、地下水の

     保全に努めました。

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7.環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無

 (1) 環境関連法規等の遵守状況の確認結果及び評価の結果

    当社が規制対象となる環境関連法令は、下表に掲げる法令です。

    下記の環境関連法令について、遵守状況を自主点検した結果、違反はないこと

   を確認しました。

№ 関係法令

廃棄物処理法

水質汚濁防止法

騒音規制法

振動規制法

浄化槽法

新潟市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例

悪臭防止法

家電リサイクル法

新潟市生活環境の保全等に関する条例

新潟県生活環境の保全等に関する条例

新潟市産業廃棄物等の適正な処理の促進に関する条例

消防法

新潟市火災予防条例

毒物・劇物取締法

道路交通法

道路運送車両法

建築物における衛生的環境の確保に関する法律

下水道処理施設維持管理業者登録規程

フロン排出抑制法

 (2) 違反、訴訟等の有無

    当社は、関係当局から違反などの指摘は、過去3年間ありません。

    また訴訟もありません。

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8.代表者による全体評価と見直しの結果

 (1) 全体の評価

    亀田粗大ごみ処理施設の新規業務委託もあり、平成27年度より3カ年の新たな

   中長期の環境目標を設定し、取り組みを行った結果、二酸化炭素排出量の9割以

   上を占める軽油・ガソリンでの燃費改善について、目標達成となったことは、社

   員が努力した成果と思われる。次年度以降も引き続き、エコ安全ドライブの徹底

   に努めていく。

    平成27年度は、累計環境目標で電力及び液化石油ガス、重機等使用分の軽油、

   ガソリンの4項目が目標未達成となった。電力や液化石油ガスの増加は、本社で

   の冷暖房や給湯機使用の増加が要因である。建物の老朽化や衛生面での手洗いの

   慣行もあり、大きな削減をすることは難しい面もあるが、次年度以降は、不使用

   時のこまめな節電、節水からの電力・液化石油ガスの削減に努めていく。

    また、重機使用分での軽油、ガソリンについては、太夫浜埋立やリサイクルセ

   センターでの業務量の増加があり、ふんわりアクセルなどのエコ安全ドライブに

   努めていく。

 (2) 見直しの結果

   ・環境方針     会社を取り巻く状況の変化もない為、変更の必要性なし。

   ・環境目標

     新たに平成27年度より作成した3カ年の中長期の環境目標を達成するように。   ・環境活動計画

     平成28年度の環境活動計画は、環境目標に即した活動計画とするとともに、

    必要時には、適宜、見直しを行っていくこと。

 (3) 代表者の指示事項

    平成28年2月に中間審査が終了し、5年が経過した。平成27年度は、環境目標

   の4項目が未達成となったが、うち2項目は、委託業務での増加による使用量の

   増加であり、結果的には、電力・LPGの使用量の増加となった。但し、電力使

   用量では、平成23年度と比較して、約17.0%の削減となっており、環境経営シス

   テムの仕組みの構築は概ね出来ていると思われる。

    今後についても、更なる削減は難しい面もあるが、全従業員に対し、エコアク

   ション21の取組みに対する結果の周知や意識向上ができる体制を構築すること。

    

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