グループ23ーミャンマーへの事業投資

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慶應SFC ソーシャルビジネス・プランニング広石拓司

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ミャンマー農業変革のための事業投資

発表日 : 7-16-2013

チーム名:チーム23発表者名:堀越

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1.提案プロジェクトの概要総合商社がミャンマーに事業投資を行い、ごま油製造工場を建設。ごまは契約農家から安定的に供給してもらう。

ミャンマーにおける雇用の拡大 ミャンマー農業関係者にとって、不作時にも安定的な収入と労働

ごま価格の高騰を防止する

 

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2.テーマとする社会的課題経済弱者である発展途上国は、小規模農家が多く、先進国のニーズや生産性ばかりが優先された農業を営むしか方法がない。

その中でも特にミャンマーは国家も広く国民の約7割が農業関係者であるにも関わらず、 GDPは ASEAN最下位である。

この問題を起こしている要因は安定的な農業プラットフォームが存在せず、行き当たりばったりの農業が行われているからではないだろうか。

生産第2位のミャンマーの労働環境問題が改善されなければ、ごま価格の高騰は抑えられない。

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3.新事業のポイント提案する事業は、課題解決に向けて、どのようなアプローチをするのか? 民主化されてさほど時間が経っておらず、現状でも農家は基本的に政府の管轄内にあり、自由な貿易、生産ができない。先行事例というものがほとんどないが、政府の許可を得る必要があるため、政府にアプローチする必要がある。

従来のミャンマー農家と圧倒的に違うところは、農家と契約しごまを供給してもらうことで、ごま価格の高騰を抑え、尚且つミャンマー農家も安定的に収入が得られる。

ごま油工場を建設し、加工をすることによって付加価値上昇と輸送コスト抑制ができる。

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4.新事業の対象者・顧客ミャンマーのとある農家

シーズンが変わるごとに、農作物を決めたり、機械の導入に急いでいる。不作時は、安定的な収入もなく生活がとても苦しい。

契約後ごまだけを安定的に供給、不作のときは工場で働く等で安定的な収入も得られるようになる。

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5.提供したい新事業ごま油工場建設  x 契約農家 ミャンマーのごま農家と契約して、安定的な供給を行ってもら現在市場価格が 16万円/トンを13万円/トンで供給してもらう

工場建設費=東京ドーム1つ分 14000平方メートル X4万/平方=56,000万円とその他人件費、工場稼働費等等= 100,000万円合わせて15億円強の投資

商社ネットワークを利用して、現在の農家にごま作りのノウハウ伝授の投資を行う事も可能。

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6.活用する資源、支援者必要な資源は資金、人材、政策改革

資金は基本的に総合商社の投資と日本政府の援助 ODA

労働力は現地で問題に直面しているごま農家にアプローチする

政府に自由農業を打診する。民主化に動いている今だからこそ、国民の生活を優先させる政府なら前向きに検討してくれるのでは。

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7.運営体制・事業規模必要な機能役割は、資金繰りを計算する会計士と、現地で人材、労働力を確保する営業、そして政府と交渉をする交渉係、現地工場を管轄するスタッフ、製品の輸入、輸出の管理者等が考えられる。

3年間のおおよその予算・資金・収益など、想定する「事業規模」がわかる数字を提示する→この点は現在計算中なので、最終発表までに完成させます。

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8.事業がもたらす波及効果この事業が成功すると、

ミャンマーの人々が自らの努力によって、経済を活性化できるという感覚をもつことができ、より自立心と民主化が進んだ豊かな国になる。

日本とミャンマーの良好な関係を築くきっかけにもなる。

また、成功事例から多くの企業やサポーターがミャンマーに進出し、経済発展に拍車をかける。

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9.チームからのメッセージ

発展途上国の問題の裏側には、それを変えたいという膨大で強い思いが存在する。それをパートナーという形で引き出してあげることが我々先進国がするべき本当の支援なのではないだろうか。

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