(2018年1月1日〜2018年6月30日) PRODUC T …¹´度 2016年度 2017年度 2018年度...

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2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は 親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失(△) (単位:百万円) (単位:百万円) (単位:百万円) (単位:百万円) 売上高 営業利益 経常利益又は経常損失(△) 0 2,000 4,000 7,000 1,000 3,000 6,000 5,000 0 100 200 400 300 6,059 △53 56 275 141 37 △15 234 97 3,276 349 305 39 122 233 49 96 174 △100 △50 0 50 200 150 100 250 300 △100 △50 100 0 200 50 150 250 中間期 通期 通期予想 中間期 通期 通期予想 中間期 通期 通期予想 中間期 通期 通期予想 2,429 2,591 5,108 5,267 2,561 324 110 189 92 212 43 △64 △29 5,540 54中間期 株主の皆様へ 企業理念 PRODUCT MOTHER 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 2018年12月期の中間期株主通信をお届けいたします。 「技術は命」 「良品は力」 「誠意は道」 株主通信 (2018年1月1日〜2018年6月30日) 証券コード:6400 2018年度中間期の売上高は、精密成形品事業では自動 車用部品を中心にタイ市場で順調に拡大し、前年同期比2 億19百万円増(13.3%増)の18億69百万円となりました。 精密金型事業では前期から売上がずれ込んだ受注があった 影響もあり、前年同期比6億28百万円増(80.6%増)の14 億7百万円となりました。売上高合計としては、前年同期比8 億47百万円増(34.9%増)の32億76百万円となりました。 営業利益は、精密金型事業での大幅な増収と精密成形品 事 業 の 着 実 な 拡 大 により、前 年 同 期 比1億95百 万 円 増 (177.3%増)の3億5百万円となりました。 経常利益は、インドネシアルピア安による為替評価損38 百万円(前年同期は44百万円の為替評価益)が発生しまし たが、昨年締結したシンジケートローン契約により、支払利 息が半減したことなどから、前年同期比1億37百万円増 (141.2%増)の2億34百万円となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、生産性向上のた めの設備投資に対応して旧設備の除却36百万円を実施し たことなどにより、前年同期比78百万円増(81.3%増)の1 億74百万円となりました。 2018年度通期は、中間期までの増収増益の流れを受け、 通期予想以上の増収増益を目指して参ります。

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Page 1: (2018年1月1日〜2018年6月30日) PRODUC T …¹´度 2016年度 2017年度 2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は

2018年度2015年度 2016年度 2017年度 2018年度2015年度 2016年度 2017年度

2018年度2015年度 2016年度 2017年度 2018年度2015年度 2016年度 2017年度

親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失(△)

(単位:百万円) (単位:百万円)

(単位:百万円) (単位:百万円)

売上高 営業利益

経常利益又は経常損失(△)

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中間期 通期 通期予想

中間期 通期 通期予想中間期 通期 通期予想

中間期 通期 通期予想

2,4292,591

5,108 5,267

2,561

324

110

189

92

212

43

△64△29

5,540

第54期 中間期

株主の皆様へ

企業理念

P R O D U C T M O T H E R

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。2018年12月期の中間期株主通信をお届けいたします。

「技術は命」 「良品は力」 「誠意は道」

株主通信(2018年1月1日〜2018年6月30日)

連結財務ハイライト

概況

証券コード:6400

 2018年度中間期の売上高は、精密成形品事業では自動車用部品を中心にタイ市場で順調に拡大し、前年同期比2億19百万円増(13.3%増)の18億69百万円となりました。精密金型事業では前期から売上がずれ込んだ受注があった影響もあり、前年同期比6億28百万円増(80.6%増)の14億7百万円となりました。売上高合計としては、前年同期比8億47百万円増(34.9%増)の32億76百万円となりました。 営業利益は、精密金型事業での大幅な増収と精密成形品事業の着実な拡大により、前年同期比1億95百万円増

(177.3%増)の3億5百万円となりました。

 経常利益は、インドネシアルピア安による為替評価損38百万円(前年同期は44百万円の為替評価益)が発生しましたが、昨年締結したシンジケートローン契約により、支払利息が半減したことなどから、前年同期比1億37百万円増

(141.2%増)の2億34百万円となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、生産性向上のための設備投資に対応して旧設備の除却36百万円を実施したことなどにより、前年同期比78百万円増(81.3%増)の1億74百万円となりました。 2018年度通期は、中間期までの増収増益の流れを受け、通期予想以上の増収増益を目指して参ります。

Page 2: (2018年1月1日〜2018年6月30日) PRODUC T …¹´度 2016年度 2017年度 2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は

 地域別の売上高は、2013年度以降、海外売上高の比率が50%を超えて推移しております。 タイ・インドネシア市場では自動車用部品の受注拡大に対応し、成形設備の増強を進め、売上規模のさらなる拡大を目指しております。 日本市場では精密金型事業で医療用関連分野を中心に、精密成形品事業でブルーレイディスク用などのディスクケース製品で安定的な売上を確保しております。 中国市場では人件費の高騰の影響もあり、人員削減・自動化などによる固定費の圧縮で一定の利益の確保を目指し、規模の拡大は計画しておりません。

地域別

事業セグメント別 当社の事業セグメントは、祖業であり競争力の源泉であります精密金型事業と2001年の上場を機に参入した精密成形品事業で構成されております。 精密金型技術を活用した精密成形品事業の売上高比率は、2014年度以降、売上高全体の60%を超えて推移しております。 中期的な方針として売上規模の拡大は、自動車用分野を中心とした精密成形品事業(下記精密成形品事業≪分野別≫資料をご参照ください)で計画しております。 2018年度につきましては、精密金型事業での前期からのずれ込みおよび精密成形品事業での増産による売上高の増加を目指しております。

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500

1,000

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2,500

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2017年度2014年度 2015年度 2016年度

事業セグメント別売上高推移

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精密金型精密成形品

精密成形品比率

2017年度2014年度 2015年度 2016年度

2017年度2014年度 2015年度 2016年度

精密金型事業分野別売上高推移

350

400

1,522

2,372

3,687

1,972 2,2001,905 1,722

3,5453,2033,2623,340

2017年度2014年度 2015年度 2016年度

3,112

1,774

2,028

3,027

1,786

1,291

2,608

1,515

1,921

2,685

1,255

1,655

2,939

1,677

1,619

日本中国

タイ・インドネシア

精密成形品事業分野別売上高推移

地域別売上高推移

自動車用比率

0

60

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1,105

236

329

248 320 245376

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141136

297170

1,174

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1,359

54 4868

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2,000

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950

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2,467

7090

55.0%52.0%52.9%50.4%

56.8%

60.3% 62.7%67.3% 60.9%62.3%

その他産業用家電商品用食品・医療機器用光学機器用

情報関連用自動車用 66.9%

39.5%51.0%

58.9%63.7%

10

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30

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70その他産業機器用情報関連用光学・家電用

医療用・食品容器用医療用・食品容器用比率

自動車用

64.2%

56.0%

61.8% 61.6%

53.0%

362

427326

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934 950

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2,259

1,888

1,015

1,702

1,069

1,288

5858

75142 61 60 607190

698880

(単位:百万円)

(単位:百万円)

(単位:百万円)

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(単位:%)

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(単位:%)

2018年度(予想)

2018年度(予想)

2018年度(予想)

2018年度(予想)

(グループ内売上高含む)

456040

海外売上高比率

連結セグメント情報

 精密成形品事業は、長期安定生産につながる自動車用部品(2輪・4輪)分野の拡大を計画的に進めております。 品質管理体制のレベルアップを着実に実施し、増加した受注への対応のための増産体制の整備を順次実行しております。

精密成形品事業≪分野別≫

【4輪車関連の受注部品例】

 精密金型事業は、価格競争に陥る分野とは一線を画し、売上規模の拡大ではなく、より付加価値の高い製品への集中を進めております。 医療用関連分野・食品容器用関連分野への受注活動に注力し、併せて研究開発活動および製造原価構造の改革による利益率の向上を目指しております。

精密金型事業≪分野別≫ 

【注射器用金型】

Page 3: (2018年1月1日〜2018年6月30日) PRODUC T …¹´度 2016年度 2017年度 2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は

60代 30.1%

70代26.3%

30代7.2%

100株未満8.6%

長期保有(5年以上)38.9%

中期事業戦略・経営戦略24.9%

ビジネスモデル8.1%

業績・財務情報13.6%

会社の将来性・成長性を期待しているため56.6%

半年未満20.6%

半年~1年未満29.6%

その他0.8%

100~200株未満32.6%

200~300株未満 10.3%

会社員・公務員27.1%

主婦(主夫)12.7%

自営業・自由業14.8%

会社役員1.7%

40代14.8%

50代12.3%

20代以下 0.0%

配当還元が期待できないため 0.8%

10年以上 6.0%

300~500株未満9.9%

中期保有(2~4年程度)34.3%

短期保有(1年程度)10.5%

株価の上昇が期待できるため

買い増し6.7%

社会貢献・環境活動 3.5%

株主還元方針18.4%

業界の動向 11.8%

業界における当社の優位性・競合状況19.1%

売却予定(売却済み)9.6%

その他 0.6%

配当還元が期待できるため4.9%

会社の将来性・成長性を期待できないため 3.0%

株価の上昇が期待できないため 1.9%

19.2%

含み損状態にあるため 6.0%

含み益が出ているため5.7% 会社のファンだから

1.1%

1~2年未満20.6%

2~3年未満12.0%

3~5年未満6.0%

5~10年未満 5.2%

500~1,000株未満12.0%

1,000~2,000株未満12.9%

2,000株以上13.7%

80代以上9.3%

その他6.8%

無職36.9%

世代 職業

保有株数 保有期間

今後の保有方針 保有方針と考える理由

当社に関してもっと知りたい情報

 株主の皆様のご意見を伺うため、第53期「株主通信」にて初めて株主の皆様へのアンケートを実施させていただきました。その結果、252名の株主様からご回答が寄せられました(回答率6.1%)。お忙しい中ご協力いただきまして、心よりお礼申し上げます。 ここに、お寄せいただきましたご回答の集計結果の一部を報告させていただきます。当社では、皆様からの貴重なご意見を今後の活動に反映させるべく努め、今後とも企業価値の向上に取り組んで参ります。

株主様アンケート結果のご報告TOPICS

 当社の事業は、1955年の創業以来続く高精度のプラスチック成形品の製造に不可欠な精密金型事業(個別受注した金型の製造)および2001年の上場を機に開始いたしました当社の金型技術を活かすことができる精密成形品事業(プラスチック成形品の大量生産)で構成されております。 いずれの事業においても当社の製品は一般の市場で販売されるものではなく、不二精機が何の会社か分からないというお声を伺うことが多くあります。今回実施いたしましたアンケートを参考にさせていただき、地道な事業の拡大とともに株主様をはじめ関係者の皆様に当社の事業、今後の方向性などをより分かりやすくご説明する活動を続けて参ります。 株主の皆様におかれましては、引き続きご支援ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 株主様からの声

今後とも企業理念を大切に会社発展に努力して欲しい。

中長期戦略を明確にして、益々成長して世界に貢献してください。

地味な会社だと思っていますが、着実に結果を出している所に魅力を感じます。

Page 4: (2018年1月1日〜2018年6月30日) PRODUC T …¹´度 2016年度 2017年度 2018年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は

発行可能株式総数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23,720,000株発行済株式の総数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9,054,000株株主数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3,451名

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関東営業所

松山工場

大阪本社・関西営業所

上海不二精机有限公司

常州不二精机有限公司

PT. FUJI SEIKI INDONESIA

THAI FUJI SEIKI CO., LTD.

ネットワーク株式の状況

金融機関466,600株 5.15%

金融商品取引業者793,156株 8.76%

金融機関3名 0.09%

金融商品取引業者25名 0.72% その他の法人

1,356,100株14.98%

その他の法人30名 0.87%

外国法人等149,900株

1.66%

外国法人等23名 0.67%

個人・その他6,288,244株 69.45%

個人・その他3,370名 97.65%

株主数 株式数

株式所有者別状況

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役員

株主メモ

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会社概要

IR情報ページ

代表取締役社長取 締 役 副 社 長専 務 取 締 役取 締 役取 締 役( 社 外 )常 勤 監 査 役監 査 役( 社 外 )監 査 役( 社 外 )

伊 井   剛宮 﨑 正 巳山 本 幸 司藤 本 由 数高 橋 秀 昭菅   一 明梅 田 浩 章橋 本 豊 嗣

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事 業 年 度 毎年1月1日から12月31日まで定時株主総会 毎年3月下旬基 準 日 定時株主総会 毎年12月31日

期末配当   毎年12月31日中間配当   実施する場合は6月30日

単 元 株 式 数 100株株主名簿管理人特別口座の口座管理機関

東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社

同 連 絡 先 〒541-8502大阪市中央区伏見町三丁目6番3号三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部TEL 0120-094-777(通話料無料)

公 告 方 法 電子公告電子公告によることができない事故その他のやむを得ない事由が生じたときには、日本経済新聞に 掲載します。公告掲載URL https://www.fujiseiki.com/

(ご注意) 1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、

口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。

2. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の 口座管理機関(三菱UFJ信託銀行)にお問合せください。なお、三菱UFJ信託銀行本支店でもお取次ぎいたします。

3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。

見やすく読みまちがえにくいユニバーサルデザインフォントを採用しています。環境に配慮した植物油インキを使用しています。

https://www.fujiseiki.com/

会社の概要・株式情報(2018年6月30日現在)

商 号 不二精機株式会社FUJI SEIKI CO., LTD.

設 立 1965年7月1日

資 本 金 5億円

従 業 員 数 107名

事 業 所 本社・松山工場・関東営業所

主な事業内容 プラスチックを加工するための射出成形用精密金型および成形システムの製造・販売精密成形品その他の製造・販売