ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 会社 …Title ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 会社案内 Created Date 1/21/2020
2017年3月期決算説明会 シキボウ株式会社...2017年3月期決算説明会...
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2017年3月期決算説明会
シキボウ株式会社(コード:3109 東証第1部)
代表取締役 社長執行役員清原 幹夫
2017年5月25日
目次
1. 会社概要
2.2017年3月期 連結決算概要
3.2018年3月期 連結業績予想
4.中期経営計画「CG NEXT15-17」の進捗について
5.株主還元について
2
3
1. 会社概要
2.2017年3月期 連結決算概要
3.2018年3月期 連結業績予想
4.中期経営計画「CG NEXT15-17」の進捗について
5.株主還元について
会社概要
社名 シキボウ株式会社 (2002年4月より社名変更 旧社名:敷島紡績株式会社)
本社 大阪市中央区備後町三丁目2番6号
設立 1892年(明治25年)8月5日
資本金 113億3600万円
[支 社] 東京(東京中央区日本橋本町)
[研 究 所] 中央研究所(東近江市)
[工 場] 富山(富山市)、鈴鹿(鈴鹿市)、八日市(東近江市)、八幡(近江八幡市)
[事 業 所] 八日市(東近江市)、尾道(尾道市)、長野(長野県上伊那郡)
[海外事業所] インドネシア、タイ、香港、上海、無錫、湖州
国内:18社 海外:9社 (持分法会社含む)
(上場子会社 : 新内外綿(株) 1社)
事業所
関係会社
4
沿革
5
【綿紡績業】
・1892年(明治25年)設立(大阪市) ・1972年(昭和47年):インドネシア
[紡績] [紡績・織物・加工]
・1988年(昭和63年):タイ(持分法)
・1944年(昭和19年)合併 [紡績]
・1893年(明治26年)改称 ・2002年(平成14年)商号変更
(綿紡会社合併) (朝日紡績、笹津工場)
(合併により、【綿織物】参入) [紡績]
(綿紡会社合併) ・1959年(昭和34年) ・2002年(平成14年)
[織物・加工]
【カンバス事業】 ・2005年(平成17年):中国
・1897年(明治30年)設立 ・1941年(昭和16年) (敷島紡績株式会社)
(朝日紡績株式会社に改称)
(重布織物)
・1908年(明治41年) ・1964年(昭和39年)
(ドライヤーカンバス生産開始) 【フィルター事業】開始
・1979年(昭和54年):【化成品事業】開始
・1994年(平成6年):【複合材料事業】開始
【不動産賃貸業】 ・1993年(平成5年)開設
(旧、姫路工場)
・2000年(平成12年)開設
(旧、高知工場) 高知ショッピングセンター
(株)シキボウ堺
八日市・尾道・長野
不動産
繊維事業
機能材料
メルテックス社
タイ・シキボウ社
シキボウ株式会社
姫路ショッピングセンター
有限責任伝法紡績会社
福島紡績株式会社
八幡工場
近江帆布株式会社
江南工場
合併
敷島紡績株式会社
富山工場[21工場+関係会社8社]
敷島工業織物(無錫)
産業材事業
産業資材
(株)シキボウ江南
鈴鹿工場
八幡工場
八日市工場
明治・大正 昭和 平成
6
2. 2017年3月期 連結決算概要
1. 会社概要
3.2018年3月期 連結業績予想
4.中期経営計画「CG NEXT15-17」の進捗について
5.株主還元について
2017年3月期 連結決算概要
7
2017年3月期業績予想
構成比 構成比 前年比※2017年3月22日公表
(修正前数値)
売上高 45,676 100.0% 42,852 100.0% -2,824 -6.2%42,600
(46,000)
営業利益 3,077 6.7% 3,148 7.3% 71 2.3% 3,200
経常利益 2,511 5.5% 2,739 6.4% 228 9.1% 2,600
親会社株主に帰属する当期純利益 1,296 2.8% 1,664 3.9% 368 28.4% 1,500
1株当たり当期純利益
(金額単位:百万円)
2016年3月期 2017年3月期
11.17円 14.62円
対前年増減
2017年3月期 連結決算 セグメント売上高・営業利益
■ 売上高
■ 営業利益
8
(金額単位:百万円)
2016年3月期 2017年3月期2017年3月期
業績予想
比※2017年3月22日公表
(修正前数値)
繊維 28,662 25,635 -3,027 -10.6%25,500
(29,000)
産業材 11,464 11,807 343 3.0%11,700
(11,500)
不動産・サービス 6,071 5,932 -139 -2.3%5,900
(6,000)
調整 -521 -522 -1 - -500
連結合計 45,676 42,852 -2,824 -6.2%42,600
(46,000)
対前年増減
(金額単位:百万円)
2016年3月期 2017年3月期2017年3月期
業績予想
比 ※2017年3月22日公表
繊維 486 607 121 24.9% 750
産業材 927 952 25 2.7% 800
不動産・サービス 1,956 2,022 66 3.4% 1,950
調整 -292 -434 -142 - -300
連結合計 3,077 3,148 71 2.3% 3,200
対前年増減
2017年3月期 連結決算 繊維事業の概要
■ 売上高
256億 35百万円 (10.6%減)
■ 営業利益
6億 7百万円 (24.9%増)
■ 事業概況
◇原糸販売:・国内繊維産地低迷により苦戦・ベトナムを起点とした輸出は増加・自家工場操業率の改善で利益は確保
◇テキスタイル:・中東向け民族衣装用生地の輸出は堅調・ユニフォームは、備蓄アパレルの在庫調整による苦戦を、
白衣向け・企業別注向けにてカバー・生活市場向けでは、リネン・羽毛分野にて堅調
◇製品:・量販店向け縫製品の不振により大幅減収
◇新内外綿グループ
9
28,662 25,635
0
10,000
20,000
30,000
40,000
16/3月期 17/3月期
486 607
0
200
400
600
800
16/3月期 17/3月期
◇新内外綿グループ:・紡績、テキスタイル製品とも、繊維市場の冷え込みによる産地の
荷動きが悪く、大幅な減収。利益面でも、高付加価値品の拡販、不採算分野からの撤退等の施策を推進するも、減収の影響で減益。
4.9 △4.9+0.7
+1.0 +1.7
+2.7
6.1
0
2
4
6
8
16/3期 数量要因 単価要因 為替要因 原料・燃料
要因
原価・経費
要因
17/3期
(億円)
(金額単位:百万円)
前年比
売上高 6,786 5,944 -842 -12.4%
営業利益 268 174 -94 -34.9%
16/3月期 17/3月期 対前年増減
2017年3月期 連結決算 産業材事業の概要
■ 売上高
118億 7百万円 (3.0%増)
■ 営業利益
9億 52百万円 (2.7%増)
■ 事業概況
◇産業資材:・ドライヤーカンバス:
国内製紙会社の生産活動に回復は見られなかったが、設備改造に伴う需要を取込み。
・フィルタークロス:国内製造業向けの需要は低調も、新規顧客や輸出拡大により増収。競合による利益率の低下により、利益は苦戦。
◇機能材料:・化成品:
化学品は中国向け需要が堅調、食品分野の増粘多糖類も底堅く推移。
・複合材料:電力分野向けFRP*は減少したが、航空機用途の需要が拡大し増収。
*FRP:繊維強化プラスティック
10
11,464 11,807
0
5,000
10,000
15,000
16/3月期 17/3月期
927 952
0
500
1,000
16/3月期 17/3月期
2017年3月期 連結決算 不動産・サービス事業の概要
■ 売上高
59億 32百万円 (2.3%減)
■ 営業利益20億 22百万円 (3.4%増)
■ 事業概況
◇不動産事業:・姫路SC、高知SCの土地・建物賃貸事業や、
富山工場の太陽光発電事業は堅調。
◇サービス事業:・リネン事業:取引先ホテル稼働率低下による苦戦。
・物流事業:取扱荷物量の減少により苦戦となったが、燃料費やその他コスト削減により利益は確保。
11
6,071 5,932
0
2,000
4,000
6,000
8,000
16/3月期 17/3月期
1,956 2,022
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
16/3月期 17/3月期
2017年3月期 連結決算 貸借対照表・キャッシュフロー
■ 貸借対照表
■ キャッシュフロー
12
(金額単位:百万円)
2016年3月期 2017年3月期 対前年増減 主な要因
営業キャッシュフロー 4,284 3,412 △ 872 税前利益2,606 減価償却費1,761
投資キャッシュフロー △ 1,329 △ 751 578 有形固定資産の取得△880
2,955 2,661 △ 294
△ 2,183 △ 2,305 △ 122 有利子負債△1,143、自己株式取得△600
△ 37 △ 67 △ 30
4,761 5,050 289
フリー・キャッシュフロー
財務キャッシュフロー
換算差額等
現金及び現金同等物の期末残高
(金額単位:百万円)
2016年3月期末 2017年3月期末 対前年増減 主な要因
流動資産 24,752 24,523 △ 229 たな卸資産△260
固定資産 64,276 63,783 △ 493 有形固定資産△588
89,029 88,306 △ 723
流動負債 21,222 20,115 △ 1,107 有利子負債△1,144
固定負債 35,235 34,970 △ 265
56,458 55,086 △ 1,372
32,571 33,220 649 利益余剰金+1,319、自己株式△600
89,029 88,306 △ 723
26,840 25,696 △ 1,144有利子負債
負債および純資産合計
資産合計
負債合計
純資産合計
13
3. 2018年3月期 連結業績予想
1. 会社概要
2.2017年3月期 連結決算概要
4.中期経営計画「CG NEXT15-17」の進捗について
5.株主還元について
2018年3月期 業績予想
14
実績 構成比 上期予想 下期予想 年間予想 構成比 前年比
売上高 42,852 100.0% 21,550 22,750 44,300 100.0% 1,448 3.4%
営業利益 3,148 7.3% 1,550 1,750 3,300 7.4% 152 4.8%
経常利益 2,739 6.4% 1,300 1,500 2,800 6.3% 61 2.2%
親会社株主に帰属する当期純利益
1,664 3.9% 800 900 1,700 3.8% 36 2.2%
(金額単位:百万円)
2018年3月期2017年3月期 対前年増減
2018年3月期 セグメント別業績予想
15
<繊維>
2017年3月期
実績 上期予想 下期予想 年間予想 比
売上高 25,635 13,000 14,000 27,000 1,365 5.3%
営業利益 607 350 400 750 143 23.6%
<産業材> (金額単位:百万円)
2017年3月期
実績 上期予想 下期予想 年間予想 比
売上高 11,807 5,800 6,000 11,800 △ 7 △0.1%
営業利益 952 400 500 900 △ 52 △5.5%
<不動産・サービス> (金額単位:百万円)
2017年3月期
実績 上期予想 下期予想 年間予想 比
売上高 5,932 3,000 3,000 6,000 68 1.1%
営業利益 2,022 1,000 1,000 2,000 △ 22 △1.1%
2018年3月期対前年増減
2018年3月期対前年増減
(金額単位:百万円)
2018年3月期対前年増減
16
4. 中期経営計画「CG NEXT15-17」
の進捗について
1. 会社概要
2.2017年3月期 連結決算概要
3.2018年3月期 連結業績予想
5.株主還元について
473.2 456.8428.5
520.0
443.0
24.6
30.8 31.5
38.0
33.0
19.2
25.1 27.4
32.0
28.0
10.713.0
16.6 18.0 17.0
0
10
20
30
40
50
60
0
100
200
300
400
500
600
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期
計画
18/3期
予想
(億円) 連結売上高 連結営業利益 連結経常利益 親会社に帰属する当期純利益
中期経営計画の概略
■ 業績目標 (連結)
17
2017年度(当初計画) 2017年度(予想) 差異
売上高 520億円 443億円 △77億円
営業利益(対売上高比率) 38億円(7.3%) 33億円(7.4%) △5億円(+0.1%)
経常利益 32億円 28億円 △4億円
親会社に帰属する当期純利益
18億円 17億円 △1億円
中期経営計画の進捗差異
18
中期計画「CG NEXT15-17」とのかい離要因
○ 海外での売り上げ拡大の遅れ○ 国内百貨店・GMSを中心とした繊維市場の冷え込みによる売上高の減少○ 航空機用途の複合材料における受託の遅れ
34,300
27,000
12,500
11,800
5,900
6,000
△ 700 △ 500
△3,250
△400
△4,600
+800△250
18/3期
中期計画値
海外市場
拡大の遅れ
国内衣料市場
の不振
<繊維>
企図していた
受注の遅れ
<産業材>
新規事業
既存販売拡大
その他 18/3期
業績予想値
(百万円)
中期計画進捗差異 <売上高>
繊維 産業材 不動産 その他52,000
44,300
0
中期経営計画 海外売上高
○ 当初の目標は、海外売上高比率20%
○ 2017年3月期は12.9%と低下
19
繊維 :・中東向けは市況悪化で減収。・中国市場向け撤退により大きく減収。・タイ国内向けも衣料繊維の不振による苦戦。
産業材:・フィルタークロスはアジア向けで伸ばしたが、・ドライヤーカンバスは苦戦。・化学品の中国向けは順調に拡大。
繊維 :・中東向けは、翳りがみられるものの、当初計画より超過。 現状維持以上を目指す。
・当社グループ・提携工場の更なる品質向上・高度化により、“素材”の力をアピールし、海外市場(三国間貿易)での販売強化。
産業材:・ 紙需要の伸びるアジア地域での販路拡大を図る。
○ 2018年3月期は13.1%と予想
57.3 51.5
44.7
104.0
45.8
11.2
10.5
11.0 12.4
14.5%13.6%
12.9%
20.0%
13.1%
0%
4%
8%
12%
16%
20%
24%
0.0
20.0
40.0
60.0
80.0
100.0
120.0
15/3
期
16/3
期
17/3
期
18/3
期
計
画
18/3
期
予
想
(億円)
繊維 産業材 海外売上高比率
中期経営計画の取り組み
20
○ 既存事業の集中と選択
(繊維) 国内百貨店・GMSを中心とした繊維市場の冷え込みによる売上高の減少
◇ 市況悪化による国内繊維産地の荷動き停滞で、原糸販売分野が不振
◇ 一部取引先の市場撤退による製品分野での受注減少
当社の得意としている機能加工や特殊糸など、独自性のある“素材”を武器に、
ユニフォーム・スクール・シャツ分野への販売を拡大
○ 新中核事業の発展的拡大
(産業材) 航空機用途の複合材料における受託の遅れ
受託再開までに国際認証の取得
航空機エンジン部品分野の金属加工の安定生産や新規複合材料部材のスムーズな立ち上がり
中期経営計画の基本コンセプト
■ 戦略イメージ
21
「化成品」「複合材料」を発展的拡大
既存事業の中から新たな事業領域を創出し育成を図る・繊維機能加工から衛生・メディカル関連分野、健康分野
・水処理部材やフィルターから環境分野など
「繊維」「産業資材」「不動産・サービス」事業の選択と集中による経営効率向上
「稼ぐ力」、「ものづくり力」、「事業環境対応力」を高めて成長を実現する
新中核事業の発展的拡大
基盤事業の選択と集中による収益向上・業容の拡大
グループ経営の総合力強化
海外オペレーションの拡張と販売の伸長
■ 基本方針
■ 基本戦略
中期経営計画 自己資本当期純利益率(ROE)
22
○ 2017年3月期ROEは、5.3%に上昇
○ 2018年3月期目標ROEは、5.4%
○ 2018年3月期予想ROEは、5.2%
9.0
11.2
14.6 14.9 15.3
3.6%
4.2%
5.3% 5.4% 5.2%
0%
1%
2%
3%
4%
5%
6%
7%
8%
9%
0
2
4
6
8
10
12
14
16
18
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期
計画
18/3期
予想
(円) 1株当たり当期純利益・ROE
1株当たり当期純利益(円) ROE
258.7
270.3
287.2
272.0
299.0
230
240
250
260
270
280
290
300
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期
計画
18/3期
予想
(円) 1株当たり純資産
中期経営計画 設備投資・M&A・減価償却費
23
現中期経営計画(CG NEXT 15-17)
3年間計画 設備投資 : 39億円 (減価償却費 55億円) M&A枠 : 10億円
3 3 4 9
13 7 7 6
20 17
4 1 1
6 5
1 1
1
3 4
10
10 10
14 13
21
48 49
18 18 16
51
55
0
10
20
30
40
50
60
0
10
20
30
40
50
60
16/3期 17/3期 18/3期
(予想)
16~18期
(合計)中計
(3年間)
(億円)繊維 産業材 不動産サービス その他 M&A 減価償却費
中期経営計画 有利子負債
○ 2017年3月期は257億円まで順調に削減、D/Eレシオ0.81に低下
○ 2018年3月期目標、有利子負債260億円、D/Eレシオ0.78
○ 2018年3月期予想、有利子負債247億円、D/Eレシオ0.74
24
283 268
257 260 247
0.930.86
0.81 0.780.74
0
0.2
0.4
0.6
0.8
1
1.2
0
50
100
150
200
250
300
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期
(計画)
18/3期
(予想)
(億円) 有利子負債残高 D/Eレシオ
中期経営計画の取り組み
○ 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」における『CMCタービン翼の開発』プロジェクト(2013~2015年)
研究体制 : 株式会社IHIとシキボウ株式会社によりテーマを分担
研究成果 : SiC繊維(炭化ケイ素:セラミック繊維)によるCMC(セラミック基複合材)部品の製造技術確立と、
CMCで作製された低圧タービン翼の技術実証完了
○ 「次世代構造部材創製・加工技術開発」における
『軽量耐熱複合材CMC技術開発(高性能材料開発)』プロジェクト(2015年~)
研究体制 : 東京大学のプロジェクトリーダーのもと、宇部興産株式会社、株式会社IHI、
シキボウ株式会社、川崎重工業株式会社によりテーマを分担
研究目的 : SiC繊維の更なる高性能化と航空機エンジンの高温タービン領域へのCMC部材の適用を研究
25
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(通称:NEDO)の開発事業について
26
5. 株主還元について
1. 会社概要
2.2017年3月期 連結決算概要
3.2018年3月期 連結業績予想
4.中期経営計画「CG NEXT15-17」の進捗について
株主還元について
○ 2017年3月期は1株につき0.5円増配し、1株あたり3.5円にいたします。
○ 自社株買いは、2016年11月に379万株、約5億円実施。
○ 安定した配当の継続を基本とし、経営環境や資金需要、収益状況等を勘案して
配当致します。
○ 自己株式(926万株)についての活用は未定。
27
235 235 235 346 391
271
292
500
61.6%
19.7% 22.1%
49.3% 53.5%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期(百万円)
配当金総額 自社株式取得 総還元性向(連結)
2円 2円 2円
3円3.5円
28
参 考 資 料
参考資料
29
410
374
406 390
420
390
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期
(百万円) 試験研究費推移
30
プレスリリース(平成29年5月17日)より抜粋
参考資料
塵芥車用臭気対策剤「デオマジック 香り de まじっく」および専用噴霧装置を発売~生ごみの臭いを一瞬でフルーティーな香りに~
こうした中、シキボウ株式会社(代表取締役 社長執行役員 清原幹夫、以下「シキボウ」)と山本香料株式会社(取締役社長 山本芳邦、以下「山本香料」)が2011年に開発した消臭技術「デオマジック®」の販売代理店で、同技術の用途開発に積極的に取り組む凸版印刷株式会社(代表取締役社長 金子眞吾、以下「凸版印刷」)から、新明和工業が「デオマジック®」を活用した課題解決の提案を受けたことから、4社による商品化プロジェクトがスタートしました。
生ごみは、その内容や気温によって「臭い」の質や程度が著しく変化することから、「デオマジック®」の効果に汎用性を持たせるため、収集の現場に足を運び、実際の「臭い」を集め、都度「デオマジック®」の配合比率を変えて繰り返し検証を行いました。この検証結果をもとに生成した試作品を用いてアンケートを実施したところ、生ごみの臭いが「良い香りに変化した」と「91%」の方が回答するなど、一定の効果を確認しました。さらに、収集作業に従事される方の意見も反映したうえで最も効果的な配合比率を編み出し、今般の塵芥車用臭気対策剤「デオマジック 香りdeまじっく」を完成させました。
新明和工業株式会社(取締役社長 五十川龍之、以下「新明和工業」)は、このたび、生ごみの臭いを一瞬でフルーティーな香りに変える塵芥車用
臭気対策剤「デオマジック 香り de まじっく」と、それを効率良く塵芥車の庫内に自動散布する噴霧装置を2017年6月上旬に発売します。
発売に先駆け、「デオマジック 香り de まじっく」および専用噴霧装置付の塵芥車を、2017年5月23日(火)から26日(金)の間、東京ビッグサイトで開催される「2017 NEW 環境展」の新明和工業ブースにて公開します。なお新明和グループにおける特装車向け「デオマジック®」関連商品は、東邦車輛株式会社(取締役社長 辻和弘)が2016年に商品化した衛生車向けの臭気対策潤滑油「デオマジックVC1オイル」に続く2例目となり、「デオマジック®」を用いた塵芥車用臭気対策剤としては、日本初となります。塵芥車市場でトップシェアを誇る新明和工業は、これまで、収集作業に従事される方々の労働環境をより良くするため、生ごみの収集過程で生じる臭気の改善に取り組んできました。
ハンドスプレー<写真提供:新明和工業㈱様>
塵芥車(右)と噴霧装置(左)<写真提供:新明和工業㈱様>
31
問合せ先シキボウ株式会社 戦略素材企画推進室 TEL06-6268-5553 FAX06-6266-9163
参考資料
1. 「デオマジック®」の概要一般的に、「香水」には何十種もの香料が含まれています。その中の一部に単独では不快に感じる香料も含まれていますが、すべてを絶妙
な比率で調合すると、これを嗅いだ人間の鼻は「良い香り」と感じます。「デオマジック®」は、この原理を臭気対策に応用した商品です。予め「不快な臭い」に該当する部分を取り除いた溶剤を製造し、これに各現場で不快な臭いが混ざることで新たな良い香りに変化させる仕組みです。なお、「デオマジック®」は、実在する不快な臭い成分と香料を合わせることで新たな香りを創出する原理を採用した臭気対策剤であり、臭いの「元」が消滅するわけではありません。
「デオマジック®」の香りのメカニズム
32
〈昆虫の力を活かした糸の開発〉
アジア原産の野生の蛾であるエリサンの繭(=エリシルク)には不思議な力が宿っています。強い紫外線や鳥から繭の中のサナギを守る為のUVカット性や消臭性があります。エリサンの繭はまさに天然のゆりかごです。しかしエリシルクを紡績する技術は確立されておらず、ヒトには見向きもされない素材でした。当社は紡績の技術を活かしコットンとブレンドした糸・生地を製造することに成功。またカンボジアでのエリサン養蚕事業の支援も行い、現地農家への支援にも繋がる、ヒトと自然、先進国と途上国の共生を目指す、新たな繊維です。
〈肌にも、地球にもやさしい機能性天然繊維〉
『エリナチュレ』は主にベビータオルや肌着などのベビー用品、寝装品等に採用されています。後加工ではなく野生の蛾エリサンの繭自身が持つ機能を活かした自然の力による機能性繊維です。天然繊維であるシルクとコットンを原料とすることで化学繊維が苦手な肌の弱い赤ちゃんや高齢者にもお使いいただけます。
〈カンボジア農家への支援活動〉
原料となるエリサンの養蚕を行っている地域は世界でも未だ少なく原料調達が安定していません。そこで、カンボジア農家の支援も兼ねたエリサン養蚕委託生産の試験も行っています。エリサン養蚕は現地の主要な作物であるキャッサバ芋の葉を餌にしています。芋は人間が食用し、廃棄処分していた葉をエリサンの餌として利用することでカンボジアの農家に新たな収入の途を開いています。また、エリサン養蚕技術を伝えるために、日本の養蚕技術を支えてきた信州大学繊維学部と産学連携を結び、カンボジア・コンポンチャム州の国立農業学校にエリシルクスクールを設置。日本が培った養蚕技術をカンボジア農業の未来を担う学生へ伝承しています。
〈エリシルクの活用をもっと拡げたい〉
繊維素材『エリナチュレ』はその生産を通じて、ヒトと生き物の共生、日本の企業や大学とアジアの農家を結ぶ産学連携、そしてカンボジア農家の次世代の育成等、様々なつながりを創出していきます。
2011 年4 月に販売を開始した『エリナチュレ』は野生の蛾から採れるエリシルクの力を活かした天然のUVカット性、消臭性を持ち、赤ちゃんの肌着にも使える優しい機能性繊維です。開発に至る工夫と機能性、原料生産地への支援活動が評価されました。
問合せ先シキボウ株式会社 開発技術部 TEL06-6268-5462 FAX06-6262-1077
戦略素材企画推進室 TEL06-6268-5553 FAX06-6266-9163
平成28年10月4日
参考資料
参考資料:事業セグメントの内容
33
事業
セグメント
日本 〈富山工場〉 日本 〈(株)シキボウ江南〉 日本 〈(株)マーメイドソーイング秋田〉
インドネシア 〈メルテックス社〉 インドネシア 〈メルテックス社〉 中国 〈上海敷紡服飾、上海敷島家用紡織、
タイ 〈タイ・シキボウ社〉 湖州敷島福紡織品〉
ベトナム 〈現地協力会社〉 中国・ベトナム 〈現地協力会社〉
・ 国内織物産地やニット産地への供給が中心 ・ ・(和歌山・西脇・今治など産地)
・ インドネシア、タイ現地販売 ・ 中東民族衣装向け生地の輸出 ・ 中国市場内販
・ インドネシア現地販売
・ 消臭加工素材 スーパーアニエール
・
高品質コットン繊維 抗ウィルス加工繊維 デュアルアクション フルテクト
特色
(アパレル向けOEM生産)
生産拠点
市場・顧客
商品別原糸販売
高付加価値商品を生産する国内工場、ボリュームゾーンに対応する海外工場を併せ持ち、紡績・製織/編み立て・加工・縫製を自社で一貫生産できる生産体制を有する
『健康快服』をコンセプトに、吸水・速乾・防汚・形態安定などに加えて、抗菌・消臭・吸湿発熱などの機能性で当社独自素材を開発している
国内大手アパレル、スポーツ衣料品会社、寝装品メーカーへの製品供給
(紡績糸・加工糸)
繊維事業
テキスタイル 製品
国内ユニフォーム・シャツアパレル、商社への供給
(シャツ・ユニフォーム織物生地、ニット生地)
参考資料:事業セグメントの内容
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事業
セグメント
日本 (鈴鹿・八日市・八幡工場) ・ 化成品 〈(株)シキボウ堺〉
中国 (敷島工業織物(無錫)) ・ 複合材料〈八日市事業所・尾道事業所・長野事業所〉〈中央研究所〉
・ (カンバス) ・ (化成品) ・ 遊休土地を活用した商業施設賃貸事業国内、海外製紙会社 食品メーカー (姫路・高知ショッピングセンター)(王子製紙、日本製紙など) ガラス繊維メーカー イオンモール高知
・ (フィルター) ・ (複合材料)地方自治体上下水道施設 電気絶縁、水処理各種工業水処理 航空機部材
・ (カンバス) ・ (化成品)
・ リネン事業シキボウリネン
・ (フィルター) ・ (複合材料) ・ ゴルフ場事業マーメイド福山 ゴルフクラブ
ソース、ドレッシング、アイスクリームなどの食品用増粘安定剤や特定保健用食品の食物繊維素材としてもご利用頂いている
世界トップレベルの技術力、顧客ごとの細かなニーズに応じたオーダーメイド生産で国内トップシェア
産業材事業不動産・サービス事業
産業資材
フィルタークロス
ドライヤーカンバス
機能材料
特色
(リネンサプライ・ゴルフ場・物流)
生産拠点
市場・顧客
商品別不動産賃貸
繊維事業で培った製造技術を応用展開。機能繊維との組み合わせで、絶縁、防錆、軽量化などの特性に合致した商品開発
複合材料
化成品
水処理用クロスで国内トップシェアを維持。上下水処理場では環境保全に寄与。製造業各社の生産・排水工程で使用され生産活動に貢献
敷島工業織物(無錫)有限公司
上海敷紡服飾有限公司上海敷島家用紡織有限公司敷紡貿易(上海)有限公司
ベトナム協力工場
メルテックス社
湖州敷島福紡織品有限公司
タイ・シキボウ社
●繊維●産業材
参考資料
グローバルネットワーク(海外拠点)
敷紡(香港)有限公司
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〈注意事項〉
本資料に記載されている将来に関する業績予想は、現時点で入手可能な情報に
基づき当社が判断した予想であり、不確実な要因やリスクも含まれております。
そのため、実際の結果は記述されている業績予想とは異なる可能性があることを
ご承知おき願います。