2015年SJ12・1月号 SJクイズ2015年SJ12・1月号 SJクイズ [問題編] Q 3...
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【使用上の注意】●営利目的での利用はおやめください ●内容の無断転載、無断改変、一部抜粋しての利用はおやめください ●その他、使用に関するご質問はお問い合わせください本田技研工業(株)安全運転普及本部 TEL:03(5412)1736
2015年 SJ12・1月号
SJクイズ[ 問題編 ]
❶❸❷❹
3Q 一般道路における原付以上運転者(第 1 当事者)の交通事故件数を危険認知速度(運転者が危険を認知した時点の速度)別にみると、30km/h 以下が占める割合は次のうちどれでしょう?
①約 47% ②約 57% ③約 67% ④約 77%
1Q 平成 26 年の交通事故件数を事故類型別にみると、車両相互で最も多い事故類型は次のうちどれでしょう?
①追突 ②出会い頭衝突 ③右折時衝突 ④左折時衝突
クルマを走行中の前車との車間距離を車間時間に置き換えた場合、安全な車間時間は何秒以上でしょう?
2Q車両相互で最も多い事故類型は追突です。追突事故を防ぐために、意識して車間距離をとってください
前の車が標識などの目印を通ったら、自分の車が同じ場所を通過するまでの時間を
「ゼロ イチ、ゼロ ニ」 と数えます
適切な車間距離は走行速度に応じて変わりますから、距離を時間に置き換える方法を利用しましょう。車間時間は 2 秒以上とることが必要です
「ゼロ ニ」と数えた時に自分のクルマが目印を通ったら、 2 秒の車間時間を
とっていることになります
ⓒ本田技研工業(株)
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?2015年 SJ12・1月号
SJ クイズ[ 解答 ・解説編 ]
<解説> 一般道路における原付以上運転者(第1当事者)の交通事故件数を危険認知速度(運転者が危険を認知した時点の速度)別にみると、30km/h以下が76.7%と全体の約4分の3を占めている。また、30km/h以下でも986件もの死亡事故が発生している。ドライバー、ライダーは30km/h以下の低速域でも油断せずに、慎重な運転を心がけなければならない。
3Q ④約77%解答
①追突1Q 解答
<解説>平成 26 年の車両相互の交通事故件数(49万8087件)を事故類型別にみると、最も多い事故類型は「追突」の20万7485件で 41.7%を占めている。追突事故を避けるためには、前方をよく観るのはもちろんのこと、前車との車間距離を十分にとっておく必要がある。
<解説>ドライバーが危険を認知してから、ブレーキを踏もうと判断し、実際に踏み込むまでの時間(反応時間)は、個人差はあるが1秒程度はかかり、その間にもクルマは進む(空走距離)が、さらに、ブレーキがきき始めてから停止するまでの距離(制動距離)もかかる。「空走距離」と「制動距離」を合わせた「停止距離」を考えて、危険が発生した場合でも安全に停止できるよう前車との十分な車間距離が必要だ。ただし、前車との適切な車間距離は走行速度に応じて変わる。そのため、車間時間を2秒以上とることで、走行速度に応じた一定の車間距離を確保することができる。
2Q 2秒以上解答
●�車両相互の事故類型別・交通事故件数(平成26年・構成率)
●�一般道路における原付以上運転者(第1当事者)の 危険認知速度別交通事故件数(平成26年・構成率)
※出典:交通統計(平成26年版)
※出典:交通統計(平成26年版)
出会い頭衝突28.3%
右折時衝突9.3%
左折時衝突5.2%正面衝突2.5%
追越・追抜時衝突1.8%すれ違い時衝突1.1%
その他10.1%
追突41.7%
0
1000
2000
3000
4000
5000
6000
7000
8000(人)
死傷者数
歩行中自転車乗用中二輪車同乗中自動車同乗中その他 歩行中 40.5%
10km/h 超~20km/h以下23.8%
20km/h 超~30km/h以下13.9%
80km/h超 0.1% 調査不能 0.1%
30km/h超~50km/h以下20.0%
50km/h超~80km/h以下
3.0%
10km/h以下39.1%
0
1000
2000
3000
4000
5000
6000
7000
8000(人)
死傷者数
歩行中自転車乗用中二輪車同乗中自動車同乗中その他 歩行中 40.5%