応援隊資料作成201408 岩大講演紹介最終20140729

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岩手大学 地(知)の拠点整備事業  被災地学修 講演

いわて復興応援隊として 活動のご紹介 ~2013年4月から現在まで~

   一般社団法人 田野畑村産業開発公社所属  田村 絵里

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1、田野畑村のご紹介

早稲田大学 思惟の森の会 HPより

  <村の概要>岩手県の北部沿岸部に位置しており、海と山に囲まれ、漁業と酪農が盛んな小さな村である。

○ 面積156.2 km²  ( 2013,10,1  国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調より 単位:平方 km  )※ 全国の村面積ランキング  52 位(県内1位)

○ 人口3,794 人(住基台帳  H25,3,31 現在)

○ 特色沿岸部は陸中海岸国立公園に指定されており、我が国を代表し世界にも誇示できる観光自然資源として、国内の海岸線で唯一特 A 級の評価を受けた景勝地「北山崎」や「鵜の巣断崖」がある。また、魚介類はあわび、ウニ、鮭、ワカメが良く獲れる。とくに、ワカメは荒々しい外海に育っているため、肉厚で固い歯ごたえがあるのが特徴といえる。 また内陸部は、海からのやませの影響で、夏は涼しいことから、牛のホルスタイン種の生育環境に適しており、酪農が盛んな面も。「たのはた牛乳」をはじめとした乳製品は村の特産品である。他、合鴨の生産量が日本一だったり、青首大根、しいたけ、松茸、山ぶどうなどの生産地にもなっている。

ここ!

宮古市

滝沢市

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 田野畑村の食の魅力  <一部紹介>

海の幸 山の幸

海、山に面している村なので、両方の美味しい物が豊富に揃う。

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2 、簡単な自己紹介

3 、現在の活動概要および情報発信等について

<活動概要  2013 年8月当時>・インターネット通信販売の受注~発送までの事務作業  [楽天およびアマゾン]・ネット通販限定 販売促進キャンペーンの企画・立案・実施・ジェラート製造・加工のお手伝い ・試食会イベントスタッフ ・店舗 営業回り     2013 年8月以降~2014年5月まで 下記追記 (業務上の情報収集 / 発信作業にも動けるように)  ・東の食の会 三陸フィッシャーマンズキャンプ in釜石参加( 2013 年 10 月参加)・早稲田大学他 川口市銀座商店街 田野畑の食の魅力発見イベント スピーカー参加( 2013 年 12 月参加)・ソーシャルビジネスフォーラム in八戸参加( 201 4年 1 月参加)・洋菓子店工場長 取材活動( 201 4年 2 月)・ JR東日本 のもの塾参加( 201 4年 2 月)

<情報発信  2013 年8月当時>・自社ホームページ 「たのはたのめぐみ」 随時最新情報更新・楽天店舗「ネットショップたのはた」ショップページ随時更新 / 月 1回のメールマガジン発行・アマゾン 弊社店舗 ショップページ随時更新   8 月より新規出店・いわて復興応援隊 公式フェイスブックページ投稿     2013 年8月以降~ 2014 年 5 月まで 下記追記・早稲田大学 早田先生発起人で、田野畑村に関する魅力発信・情報交換の場として、 “たのはた未来プロジェクト”と称した FB を立ち上げる。現在 192 いいね!を獲得。 名ばかり管理人?のご指名をいただく(羅賀荘 /工藤観光部長と共同)。

氏名:田村絵里 (通称:たのはたむら) 性別:女性  年齢:30代後半 独身  出身地:岩手県矢巾町  

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 現在の活動概要および情報発信等について 補足資料  <最近のもの>

情報発信

活動概要

埼玉県川口市にて、田野畑村の食の魅力と課題についてお話させていただ

いた。 2013.12

岩手県内の洋菓子店、    タルトタタンの工場 長・椎名さんに取材を敢行。タルトさんのお菓子に、たのはた牛乳を使用していただいている理由を、お話いただく。 2014.2

早稲田大学 早田先生が中心となり、田野畑村の魅力や最新情報を内外に伝えていくため、 FB上で「たのはた未来プロジェクト」を立ち上げた。これは、村民有志・田野畑中学校・早稲田大学・NPO・企業等の協働プロジェクトとなっている。自分は公社の通販サイトの新情報や、田野畑村の地域の魅力を随時アップしている。 2014.4

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4、活動を通じて見えてきた地域の課題

<田野畑の食の魅力と課題・川口市イベントで、以下の点を挙げた。 あくまで田村の個人的見解>☆他人にお勧めする調理方法の説明不足 ⇒ せっかく村で採れる旬の食材を見つけても作れない!☆郷土料理を食べさせてくれるお店がない ⇒ 加えて若い人が集まれるカフェがない!☆郷土料理は、おばあちゃんが作る段階で止まっている。⇒ おばあちゃんから若手に、技術が継承されて                               いない!☆水産物の加工業者がいない。そのため、せっかく捕れた「田野畑産」の資源があっても、近隣市町村が 仕入れるため、地元に(商品原価以上に)お金が落ちる仕組みが整っていない。他地域が加工品を作り、 販売して利益を上げているのが実情で、それは大きな課題だと思っている。  ⇒ 6次産業化を村内でもっと活発にする仕組み作りが急務!

ヒアリング・懇談○ 公社 畠山次長(雑談?)○ 山地酪農  吉塚さん○ 田野畑漁協  浜岩泉浦女性部 工藤さん○羅賀荘 工藤観光部長○役場 産業振興課  佐々木課長・工藤さん○ 漁業関係者など

震災後、女性部の活動も壊滅状態。このままだと、海のせっかくの資源を活用できず、活気ある若者もいないため、村全体が今以上に衰退するのでは、との危機感を皆で持っていることがわかった。

思いがすこしずつ形に・・・。

2014年5月  漁業関係者・公社・羅賀荘・役場職員・体験村などの代表者が役場会議室に参集。村内の経済活性化を願い、第一回目の地域活性化への話し合いがやっともたれた。まずは、地域の課題解決への第一歩を踏み出した。          

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5、地域の生活で感じたこと、あるいは得たこと

6 、今後の活動に向けて思うこと

・真面目で保守的な人が多いイメージ。以前からの成功体験を、ずっと変わらず堅持して  いく事には長けているが、自ら新しいことを周囲に提案し、何かを成功させよう! やってやろう! との気概は薄い。

・時代の流れや最新情報はさほど気にしなくて良い。人の雑音もさほど入ってこない。 よって、マイペースに、いちずに何かに取り組むには最良の環境である。 その一方で、ストレスを抱えがちになる事もあるので、良い発散方法<岩手バージョン> を見つけるのが大事かも。

・田舎の野菜・肉・魚すべて美味しい。ただ、県産の肉に関してはブランドの自負が強い のか、値段が高めなのが残念。例えば、岩泉短角牛、南部福来豚など。

・社内および社外でも、何か提案したい企画がある場合、ゆっくりゆっくり、 色んな方 と話し合って意見を伺い吸い上げつつ、なおかつ自分が前に出すぎずに いる事が大事。ただ、(自分の場合は)周囲に従ってるだけで何もしない事は 逆に期待されていないので、何か建設的な意見や、企画等は常に考えて いなければならない立ち位置である事を、自覚して動く必要がある。 (少々は、風当たり役にならなければならない。)

・応援隊任期終了後のキャリアについて、自分自身も考えながら仕事に取り組んで いかねばならない時期にきた。協議会にもお願いしたい点であるが、終了後にも、 双方が希望すれば配属先で就業できる仕組みを作るとか、あるいはこういう進路が あるよ、という丁寧な情報提供、また地域で起業、成功するための キャリアアップ講座等の実施があると良い。(⇒希望者のみ参加といった、ゆるい形で構 わない。)任期終了後の多彩な選択肢を情報提供頂ければ、有り難いように思う。