自然言語処理プログラミング勉強会 6 - かな漢字変換1 NLPプログラミング勉強会6 – かな漢字変換 自然言語処理プログラミング勉強会6
2007 年 01 月 09 日 衛星データ処理勉強会
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2007 年 01 月 09 日衛星データ処理勉強会
IDLTM/IONTM を使用したUDON (Universe via Darts ON-line)
プロトタイプの作成
IDLTM とはhttp://www.jicoux.com/idl.html
IDL (The Interactive Data Language)
- データ解析ビジュアライゼーション ソフトウェア -
主な機能:「データ解析機能」「表示機能」「アプリケーション開発機能」
IONTM とはhttp://www.jicoux.com/ion_product.html
ION (IDL On the Net)
- IDL の持つ機能を Web 経由で提供する製品 -
• ION ScriptTM
ION Script 言語で記述したページを経由して IDL の機能を利用する。
• ION JavaTM
Java アプレット/ Java アプリケーションから対話的に IDL の機能を利用する。
ION Script TM
• ION Script を使用した Web アプリケーション
- CGI (ion-p + ion-i) で実装 -ion-p: ION Script 言語から HTML への変換プログラムion-i: IDL の機能を利用したイメージの作成プログラム
ion-p
ion-i
*.ionForm:page=xxx.ion
serverclient
xxx.ion
HTTP
HTML IDL
ION JavaTM
• Java を使用した ION Daemon との接続- Applets/Component/Low-Level Class で実装 -
iond: ION Daemon (on UNIX)
iond IDL
serverJavaclient port:7085
ION Script と ION Java
• ION Script
HTTP+CGI による実装であるため1回の操作( e.g. 1click )で処理が完了するような場合に適する。
• ION Java
ひとつの処理の完了までに複数回の操作が必要な場合に適する。
• UDON プロトタイプでは ION Script を使用
ION Script 言語• html と同じ形式のマークアップ言語• 変数を使用したりイベントの定義ができる。• 式の評価(演算)ができる。• 条件分岐ができる(分岐構文をもつ)。• 別ファイルを包含(インクルード)できる。• IDL コマンドの実行結果を表示できる。• html や java script での記述もできる。• 簡便にフォームの記述ができる。
ION Script 言語• 処理の繰り返しを記述する方法がない。
必要な数だけ処理を記述する必要がある。• IDL コマンドで複文( e.g. begin ~ end )
を記述できない。複文の IF 文、 FOR 文、 WHILE 文を使用する場合はプロシージャ( *.pro )を別途作成する必要がある。
ION Script サンプルソース<!doctype html public "-//w3c//dtd html 4.0 transitional//en"><ION_SCRIPT><ION_HEADER> <TITLE>SUZAKU XIS Quick Look Trivial Search Result</TITLE> <META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-8859-1"> <!-- $Id$ --></ION_HEADER><ION_BODY BGCOLOR="#CCCCCC"> <ION_IF EXPR="$Form.VER ISTYPE 'UNDEF'"> <ION_ELSEIF EXPR="$Form.OBS ISTYPE 'UNDEF'"/> <ION_ELSEIF EXPR="$Form.STAT ISTYPE 'UNDEF'"/> <ION_ELSEIF EXPR="$Form.NAME ISTYPE 'UNDEF'"/> <ION_ELSE/> <ION_DATA_OUT PRE="FALSE"> <IDL> .compile suzaku/lib/XISqlSearch.pro XISqlSearch, 'suzaku/dat/obs.dat', $ strdecode('$FormURL.VER'), $ strdecode('$FormURL.OBS'), $ strdecode('$FormURL.STAT'), $ strdecode('$FormURL.NAME') </IDL> </ION_DATA_OUT> </ION_IF></ION_BODY></ION_SCRIPT>
IDL コマンド
<BODY> タグに変換
<HEAD> タグに変換
ION Script サンプル画面
サンプルソースから下側のフレームのページが作成される。
UDON プロトタイプの作成目標:
Web 上でユーザーが指定した SUZAKU のXIS イベントファイルからイメージデータを作成してそれを擬似カラーで表示する。 OBS ID: 100012010
Name: Eta Carinae
このようなイメージをブラウザに表示させた
い。
イメージ作成の基本的な流れ(1) SUZAKU XIS event files から ftools:extractor を使用して Red/Green/Bl
ue イメージを抽出する。(2) 抽出した Red/Green/Blue イメージをマージして擬似カラーイメージを
作成する。
R-image 作成ftools:extractor
G-image 作成ftools:extractor
B-image 作成ftools:extractor
SUZAKU XISevent files R-image
G-image
B-image
RGB 擬似カラーイメージ作成
UDON プロトタイプの画面構成• XIS データ検索画面(2フレーム)
XIS イベントファイルを検索する。(1) 検索フォーム(2) 検索結果
• イメージ表示画面(3フレーム)XIS 擬似カラーイメージを表示する。(1) 入力フォーム(2) 実行結果(テキスト)(3) 擬似カラーイメージ
XIS データ検索画面
検索フォーム
検索結果
XIS データ検索画面(エラーメッセージの例)
エラーメッセージ
イメージ表示画面
入力フォーム
実行結果
擬似カラーイメージ
イメージ表示画面(エラーメッセージの例1)
エラーメッセージ
イメージ表示画面(エラーメッセージの例2)
エラーメッセージ
擬似カラーイメージの作成手順(名前付きパイプを利用した処理の同期)
R G B
list list list
extractor
イメージデータのファイル名
named-pipe
イメージデータのファイル名
実行結果
擬似カラー
イメージ
extractor
extractor
イメージデータの入力
イメージデータのファイル名通知
実行結果のテキスト表示
入力フォー
ム
擬似カラーイメージの表示
擬似カラーイメージの作成手順(作成済みイメージデータを使用する場
合)
イメージデータのファイル名
named-pipe
イメージデータのファイル名
実行結果
イメージデータのファイル名通知
イメージデータの入力
実行結果のテキスト表示
入力フォー
ム
擬似カラーイメージの表示
擬似カラー
イメージ
作成済みイメージデータ
プロトタイプの課題• 拡大や縮小などイメージの操作ができな
い。表示しているイメージはオリジナルの1/4
• イメージに座標などの補助的な情報を表示できない。
• イメージに関する情報( FITS ヘッダ情報など)を表示できない。