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74 第2編 財務報告 一般会計 (1) 会員一般会計 平成29年度(自平成29年4月1日 至平成30年3月31日 以下「本年度」という。)における 収支状況は、事業活動収支差額△667,324千円、投資活動収支差額705,131千円、財務活動収支 差額△37,806千円で、当期収支差額及び次期繰越収支差額はゼロとなった。 (2) 特別会員一般会計 本年度における収支状況は、事業活動収支差額14,867千円、財務活動収支差額△122千円で、当 期収支差額14,744千円となった。これに前期繰越収支差額70,939千円を加え、次期繰越収支差額は 85,683千円となった。 (3) 特定業務会員一般会計 本年度における収支状況は、事業活動収入、支出とも同額の3,360千円で、当期収支差額及び次 期繰越収支差額はゼロとなった。 特別会計 (1) 会員特別会計の状況 金融・証券教育支援事業特別会計 金融・証券教育支援事業特別会計は、教育・普及・推進事業等に係る収支等の明確化を図るた めに設けられている。本年度における収支状況は、事業活動収入、支出とも同額の585,444千円で、 当期収支差額はゼロとなった。これに前期繰越収支差額6,127千円を加え、次期繰越収支差額は 6,127千円となった。 システム利用特別会計 システム利用特別会計は、J-IRISS、SI‐Net、反社情報照会システム、大株主デー タ関係の運営活動に係る収支等の明確化を図るために設けられている。本年度における収支状況 は、事業活動収支差額4,121千円、投資活動収支差額20,834千円、財務活動収支差額△22,377千円 で、当期収支差額は2,578千円となった。これに前期繰越収支差額△5,919千円を加え、次期繰越 収支差額は△3,340千円となった。 証券市場基盤整備基金特別会計 証券市場基盤整備基金は、証券市場のための共同ネットワーク構築等、特定の事業への資金提 供を目的に設けられていたが、本年度期首に証券市場基盤整備基金の残高を会員証券市場活性化 基金及び本部事務所移転基金に拠出し解散した。本年度における収支状況は、事業活動収支差額 △11,051,161千円、投資活動収支差額11,051,161千円で、当期収支差額はゼロとなった。

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第2編 財務報告

1 一般会計

 (1) 会員一般会計

 平成29年度(自平成29年4月1日 至平成30年3月31日 以下「本年度」という。)における

収支状況は、事業活動収支差額△667,324千円、投資活動収支差額705,131千円、財務活動収支

差額△37,806千円で、当期収支差額及び次期繰越収支差額はゼロとなった。

 (2) 特別会員一般会計

 本年度における収支状況は、事業活動収支差額14,867千円、財務活動収支差額△122千円で、当

期収支差額14,744千円となった。これに前期繰越収支差額70,939千円を加え、次期繰越収支差額は

85,683千円となった。

 (3) 特定業務会員一般会計

 本年度における収支状況は、事業活動収入、支出とも同額の3,360千円で、当期収支差額及び次

期繰越収支差額はゼロとなった。

2 特別会計

 (1) 会員特別会計の状況

① 金融・証券教育支援事業特別会計

 金融・証券教育支援事業特別会計は、教育・普及・推進事業等に係る収支等の明確化を図るた

めに設けられている。本年度における収支状況は、事業活動収入、支出とも同額の585,444千円で、

当期収支差額はゼロとなった。これに前期繰越収支差額6,127千円を加え、次期繰越収支差額は

6,127千円となった。

② システム利用特別会計

 システム利用特別会計は、J-IRISS、SI‐Net、反社情報照会システム、大株主デー

タ関係の運営活動に係る収支等の明確化を図るために設けられている。本年度における収支状況

は、事業活動収支差額4,121千円、投資活動収支差額20,834千円、財務活動収支差額△22,377千円

で、当期収支差額は2,578千円となった。これに前期繰越収支差額△5,919千円を加え、次期繰越

収支差額は△3,340千円となった。

③ 証券市場基盤整備基金特別会計

 証券市場基盤整備基金は、証券市場のための共同ネットワーク構築等、特定の事業への資金提

供を目的に設けられていたが、本年度期首に証券市場基盤整備基金の残高を会員証券市場活性化

基金及び本部事務所移転基金に拠出し解散した。本年度における収支状況は、事業活動収支差額

△11,051,161千円、投資活動収支差額11,051,161千円で、当期収支差額はゼロとなった。

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④ 会員証券市場活性化基金特別会計

 会員証券市場活性化基金は、金融・資本市場の活性化に資する本協会事業を円滑にするために

設けられている。本年度は、J-IRISS等システム費用へ充当するため、本年度期首に証券

市場基盤整備基金から398,000千円の拠出を受入れ、当該拠出金のシステム利用特別会計への繰

入金支出として、125,193千円を計上した。またNISA推進活動事業等に係る特別事業として、広

報活動事業費204,000千円を支出し、収支状況は、事業活動収支差額68,000千円、投資活動収支

差額△68,000千円で、当期収支差額はゼロとなった。年度末における正味財産合計額は、1,979,429

千円である。

⑤ 本部事務所移転基金特別会計

 本部事務所移転基金は、非常時における証券市場の機能維持等に資するため本年度期首に証券

市場基盤整備基金の残高を本部事務所移転基金に拠出して設立した。本年度は、事業活動収支差

額10,677,722千円、投資活動収支差額△10,677,722千円で、当期収支差額はゼロとなった。年度

末における正味財産合計額は、10,677,161千円である。

⑥ 地区特別事業特別会計

 地区特別事業特別会計は、本協会の大阪・東北及び九州の各地区協会において遂行する事業活

動に係る収支等の明確化を図るために設けられている(東北地区協会における地区特別事業特別

会計は本年度10月に清算し廃止)。本年度における収支状況は、事業活動収支差額及び当期収支

差額で22千円となった。これに前期繰越収支差額4,762千円を加え、次期繰越収支差額は4,784千

円となった。

 (2) 統合特別会計の状況

資格管理事業統合特別会計

 資格管理事業統合特別会計は、外務員登録事業、外務員資格試験・更新研修事業にかかる財務

状況を明確にするために設けられている。

 本年度における収支状況は、事業活動収支差額20,579千円、投資活動収支差額△993千円、財

務活動収支差額△26,046千円で、当期収支差額は△6,460千円となった。これに前期繰越収支差

額408,894千円を加え、次期繰越収支差額は402,434千円となった。

 (3) 基金統合特別会計の状況

① 協会員一般基金統合特別会計

 協会員一般基金は、本協会の財政基盤を強化し、一般事業を円滑にするために設けられている。

本年度における収支状況は、事業活動収支差額35,413千円、投資活動収支差額395,449千円で、

当期収支差額は430,863千円となった。これに前期繰越収支差額772,384千円を加え、次期繰越収

支差額は1,203,248千円となった。年度末における正味財産合計額は、6,324,775千円である。

② 協会員証券市場公正化基金統合特別会計

 協会員証券市場公正化基金は、金融・資本市場の公正化に資する本協会事業を円滑にするため

に設けられている。本年度における収支状況は、事業活動収支差額63,837千円、投資活動収支差

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額△63,837千円で、当期収支差額はゼロとなった。年度末における正味財産合計額は、3,640,718

千円である。

特記:

1.公益法人会計基準の導入

 本協会では、財務諸表の利用者である協会員をはじめ、税制優遇を受けている法人であることから

広く納税者の視点に立ち、理解しやすい情報を提供する等の見地から、平成19年度より公益法人会計

基準を適用している。

2.外部監査の導入

 本協会では、協会運営の財務面の透明性・信頼性を高める見地から、定款に基づく会員監事及び常

任監事による会計・業務監査に加え、平成11年度より外部の中立的な監査法人に会計監査を委嘱する

こととしている。なお、平成19年度から「監査法人トーマツ」(平成21年、名称を「有限責任監査法人トー

マツ」に変更)を会計監査人として選任している。

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財務諸表目次

収支計算書

会員一般会計 …………………………………………………………………………………………………78

特別会員一般会計 ……………………………………………………………………………………………81

特定業務会員一般会計 ………………………………………………………………………………………82

金融・証券教育支援事業特別会計 …………………………………………………………………………83

システム利用特別会計 ………………………………………………………………………………………85

証券市場基盤整備基金特別会計 ……………………………………………………………………………86

会員証券市場活性化基金特別会計 …………………………………………………………………………87

本部事務所移転基金特別会計 ………………………………………………………………………………88

地区特別事業特別会計 ………………………………………………………………………………………89

資格管理事業統合特別会計 …………………………………………………………………………………90

協会員一般基金統合特別会計 ………………………………………………………………………………92

協会員証券市場公正化基金統合特別会計 …………………………………………………………………93

収支計算書総括表 ……………………………………………………………………………………………94

 独立監査人の監査報告書………………………………………………………………………………………96

 貸借対照表

貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………98

貸借対照表内訳表 ……………………………………………………………………………………………99

正味財産増減計算書

正味財産増減計算書 ……………………………………………………………………………………… 100

正味財産増減計算書内訳表 ……………………………………………………………………………… 102

 キャッシュ ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 104

 財務諸表に対する注記……………………………………………………………………………………… 106

 附属明細書…………………………………………………………………………………………………… 115

 財産目録……………………………………………………………………………………………………… 116

 独立監査人の監査報告書…………………………………………………………………………………… 118

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以 上 の と お り 報 告 い た し ま す。

  平 成 30 年 6 月

日 本 証 券 業 協 会

常任理事・会長 鈴 木 茂 晴

会員理事・副会長証券戦略会議議長 日 比 野   隆   司

公益理事・副会長自主規制会議議長 太 田 順 司

会員理事・副会長総務委員会委員長 森 田 敏 夫

公 益 理 事 神 田 秀 樹

公 益 理 事行動規範委員会委員長 林       正   和

公 益 理 事金融・証券教育支援委員会委員長 藤 沢 久 美

会 員 理 事 菊 池 之

特 別 会 員 理 事 藤 原 弘 治

常任理事・副会長 森   本       学

常任理事・副会長・専務理事 岳   野   万 里 夫