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2 年 次 科 目 目   次 専門教育科目  01_物理化学Ⅱ 02_微生物学 03_環境衛生学Ⅰ 04_薬理学Ⅱ 05_有機化学Ⅱ 06_生化学Ⅱ

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2 年 次 科 目

目   次

専門教育科目 

01_物理化学Ⅱ

02_微生物学

03_環境衛生学Ⅰ

04_薬理学Ⅱ

05_有機化学Ⅱ

06_生化学Ⅱ

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講義コード 1527301講義名 物理化学Ⅱ 26-22(副題)開講責任部署講義開講時期 4期講義区分基準単位数 2時間 1.50代表曜日 水曜日代表時限 2時限科目分類名 専門教育科目科目分野名 必修科目 物理系対象学科・年次 薬学科 2年必修/選択 必修担当教員 職種 氏名 所属准教授 ◎ 田畠 健治 医薬品化学・物性学講座 薬物解析学分野 薬剤師として求められる基本的な資質基礎的な科学力一般目標(GIO)C1物質の物理的性質 化学物質の基本性質を理解するために、原子・分子の構造、熱力学、反応速度論などの基本的知識を習得する。 (2) 物質の状態 物質の状態および相互交換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本的知識と技能を修得する。到達目標(SBO)○ 系、外界、境界について説明できる。C1(2)2-1 ○ 状態関数の種類と特徴について説明できる。C1(2)2-2 ○ 仕事および熱の概念を説明できる。C1(2)2-3 ○ ファンデルワールスの状態方程式について説明できる。C1(2)1-1 ○ 気体の分子運動とエネルギーの関係について説明できる。C1(2)1-2 ○ 定容熱容量および定圧熱容量について説明できる。C1(2)2-4 ○ 熱力学第一法則について式を用いて説明できる。C1(2)2-5 ○ 代表的な過程(変化)における熱と仕事を計算できる。C1(2)2-6 ○ エンタルピーについて説明できる。C1(2)2-7 ○ 代表的な物理変化、化学変化に伴う標準エンタルピー変化を説明し、計算できる。C1(2)2-8 ○ 標準生成エンタルピーについて説明できる。C1(2)2-9 ○ エントロピーについて説明できる。C1(2)3-1 ○ 熱力学第二法則について説明できる。C1(2)3-2 ○ 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる。C1(2)3-3 ○ 熱力学第三法則について説明できる。C1(2)3-4 ○ エネルギーの量子化とボルツマン分布について説明できる。C1(2)1-3 ○ 自由エネルギーについて説明できる。C1(2)3-5 ○ 化学ポテンシャルについて説明できる。C1(3)3-6授業計画表

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回 担当教員 項目 内容 方略 コアカリSBO番号第1回 田畠 健治 仕事とエネルギー エネルギーについて 講義 C1(2)2-1,3

第2回 田畠 健治 仕事とエネルギー 系と外界、 熱力学第一法則 講義 C1(2)2-1,2,3

第3回 田畠 健治 仕事とエネルギー 系の変化に伴う仕事、エンタルピー 講義 C1(2)2-2,5,7

第4回 田畠 健治 仕事とエネルギー 化学反応のエンタルピー変化 講義 C1(2)2-2,5,7

第5回 田畠 健治 仕事とエネルギー 熱容量 講義 C1(2)2-4,8,9

第6回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー

可逆過程と不可逆過程、 可逆過程における熱と仕事 講義 C1(2)2-3,6

第7回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー エントロピー 講義 C1(2)3-1

第8回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー

エントロピー 熱力学第二法則 講義 C1(2)3-1,2

第9回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー エントロピーの計算 講義 C1(2)3-3,4

第10回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー 自由エネルギー 講義 C1(2)3-5

第11回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー

自由エネルギーの圧力と温度による変化 講義 C1(2)3-5,6

第12回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー 部分モル量 講義 C1(3)2-1

第13回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー 自由エネルギーと平衡定数 講義 C1(2)3-3,6 C1(2)2-9

第14回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー

ギブズエネルギーと平衡定数の温度依存性 講義 C1(2)3-1,1

C1(2)3-1,2

第15回 田畠 健治 エントロピーと自由エネルギー 共役反応 講義 C1(2)3-1,2

授業概要物理化学では、物質の物理化学的性質とともに自然の法則を学ぶ。薬学領域で対象となる物質としては、原子・分子のレベルから医薬品、タンパク質・酵素・生体膜などの生体成分まであり、ここで取り扱う現象や理論は有機化学、生化学や薬剤学など多くの分野で広く応用される。本講義では、液体、気体、固体の複雑な系における物質の状態および相互変換過程を熱力学に基づき解析できるようになるために、熱力学に関する基本的知識を修得する。授業形式講義形式で行う。 講義の中に一部演習問題を取り入れる。評価方法定期試験80%、平常点20%(小テスト)で評価教科書(ISBN番号)「コンパス物理化学」 遠藤和豊、輿石一郎、日野知証 編(南江堂) ISBN978-4-524-40315-8 「薬学物理化学演習第3版」 小野 行雄 編 (廣川書店) ISBN 978-4-567-22292-1参考書

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アトキンス物理化学第8版(上・下) 千原秀昭、中村恒男 訳(東京化学同人) ISBN9784807906956, ISBN 9784807906963 スタンダード薬学シリーズⅡ「物理系薬学Ⅰ」日本薬学会 編(東京化学同人) ISBN978-4-8079-1702-0オフィスアワー(授業相談)水曜曜日 午後1時~4時 金曜曜日 午後1時~4時 不在の場合も含め、授業用メールでも対応しますので利用してください。学生へのメッセージ教科書にある図やグラフを中心に予習・復習をし、図やグラフから読み取れる現象や原理を説明できるようになってください。また、章末問題や「薬学物理化学演習 第3版」の問題を自学自習して、履修内容の理解度を深めるとともに自学能力を高めましょう。簡単な質問も歓迎ですので、積極的に研究室を訪ねてください。授業用[email protected]

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講義コード 1527701

講義名 微生物学 26-22

(副題)

開講責任部署講義開講時期 通年講義区分基準単位数 3

時間 1.50

代表曜日 水曜日代表時限 2時限科目分類名 専門教育科目科目分野名 必修科目 生物系対象学科・年次 薬学科 2年必修/選択 必修担当教員 職種 氏名 所属指定なし ◎ 松原・小川和 指定なし教授 松原 大 生命薬学講座 免疫薬品学分野准教授 小川 和加野 生命薬学講座 免疫薬品学分野(漢)

薬剤師として求められる基本的な資質基本的な科学力一般目標(GIO)

C8 生命体の成り立ち 微生物の基本的性状を理解するために、微生物の分類、構造、生活史などに関する基本的知識を修得する。(本GIOに記載の「微生物取扱いのための基本的技能と態度を身につける」は生物実習にて行う) C10 生体防御  代表的な感染症を理解するため、病原微生物に関する基礎知識を習得する。

到達目標(SBO)

C8生命体の成り立ち (4)小さな生き物たち 【総論】 到達目標: 1)生態系の中での微生物の役割について説明できる。C8(4)1 2)原核生物と真核生物の違いを説明できる。C8(4)2 【細菌】 到達目標: 1)細菌の構造と増殖機構を説明できる。C8(4)2-1 △2)細菌の系統的分類について説明でき、主な細菌を列挙できる。C8(4)2-2 3)グラム陽性菌と陰性菌、好気性菌と嫌気性菌の違いを説明できる。C8(4)2-3 4)マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア、スピロヘータ、放線菌についてその特性を説明できる。C8(4)2-4 5)腸内細菌の役割について説明できる。C8(4)2-5 6)細菌の遺伝子伝達(接合、形質導入、形質転換)について説明できる。C8(4)2-6 【細菌毒素】 到達目標: 1)代表的な細菌毒素の作用を説明できる。C8(4)3-1

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【ウイルス】 到達目標: 1)代表的なウイルスの構造と増殖過程を説明できる。C8(4)4-1 △2)ウイルスの分類法について概説できる。C8(4)4-2 △3)代表的な動物ウイルスの培養法、定量法について説明できる。C8(4)4-3 【真菌・原虫・その他の微生物】 到達目標: 1)主な真菌の性状について説明できる。C8(4)5-1 △2)主な原虫、寄生虫の生活史について説明できる。C8(4)5-2 【消毒と滅菌】 到達目標: 1)滅菌、消毒、防腐および殺菌、静菌の概念を説明できる。C8(4)6-1 C10 生体防御 (3)感染症にかかる 一般目標: 代表的な感染症を理解するため、病原微生物に関する基本的知識を修得する。 1【代表的な感染症】 到達目標: 1)主なDNA ウイルス(△サイトメガロウイルス、△EB ウイルス、ヒトヘルペスウイルス、△アデノウイルス、△パルボウイルスB19、B 型肝炎ウイルス)が引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-1 2)主なRNA ウイルス(△ポリオウイルス、△コクサッキーウイルス、△エコーウイルス、△ライノウイルス、A型肝炎ウイルス、C 型肝炎ウイルス、インフルエンザウイルス、△麻疹ウイルス、△ムンプスウイルス)が引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-2 3)レトロウイルス(HIV、HTLV)が引き起こす疾患について概説できる。C10(3)1-3 4)グラム陽性球菌(ブドウ球菌、レンサ球菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-4 5)グラム陰性球菌(淋菌、△髄膜炎菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-5 6)グラム陽性桿菌(破傷風菌、△ガス壊疽菌、ボツリヌス菌、△ジフテリア菌、△炭疽菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-6 7)グラム陰性桿菌(大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌、△チフス菌、△ペスト菌、コレラ菌、△百日咳菌、腸炎ビブリオ菌、緑膿菌、△ブルセラ菌、レジオネラ菌、△インフルエンザ菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-7 8)グラム陰性スピリルム属病原菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-8 9)抗酸菌(結核菌、非定型抗酸菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-9 10)スピロヘータ、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアの微生物学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-10 11)真菌(アスペルギルス、クリプトコックス、カンジダ、△ムーコル)の微生物学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-11 12)代表的な原虫、寄生虫の代表的な疾患について概説できる。C10(3)1-12 13)プリオン感染症の病原体の特徴と発症機序について概説できる。C10(3)1-13 2【感染症の予防】 到達目標 1)院内感染について、発生要因、感染経路、原因微生物、およびその防止対策を概説できる。C10(3)2-1 授業計画表

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回 担当教員 項目 内容 方略 コアカリSBO番号第1回 松原 大 微生物学序論 微生物とは、微生物学の歴史 講義 C8(4)1-1)-2)

第2回 松原 大 細菌学総論Ⅰ 細菌の構造と機能 講義 C8(4)2-1)-3)

第3回 松原 大 細菌学総論Ⅱ 細菌の物質代謝 講義 C8(4)2-1)-3)

第4回 松原 大 細菌学総論Ⅲ 腸内細菌 微生物遺伝学 講義

C8(4)2-5) C8(4)2-6)

第5回 松原 大 細菌学総論Ⅳ 細菌の病原性 講義 C8(4)3-1)

第6回 松原 大 抗菌剤Ⅰ 抗菌薬 講義 C14(5)2

第7回 松原 大 抗菌剤Ⅱ 抗菌薬 講義 C14(5)2

第8回 松原 大 ウイルス学総論Ⅰ 構造と機能、分類 講義 C8(4)4-1)

第9回 松原 大 ウイルス学総論Ⅱ 感染増殖機構 講義 C8(4)4-2)

第10回 松原 大 ウイルス学総論Ⅲ 培養法と定量法 講義 C8(4)4-3)

第11回 松原 大 真菌・寄生虫学 一般的性状、病原性 講義 C8(4)5-1)-2)

第12回 松原 大 抗菌剤Ⅰ 抗ウイルス薬 講義 C14(5)5

第13回 松原 大 抗菌剤Ⅱ 抗真菌薬 講義 C14(5)4

第14回 松原 大 感染1 消毒と滅菌、感染経路 講義 C8(4)6

第15回 松原 大 感染2 日和見感染、院内感染 講義 C8(4)6

第16回 小川 和加野 細菌1 黄色ブドウ球菌 講義 C10(3)-1-4)

第17回 小川 和加野 細菌2 グラム陽性球菌 講義 C10(3)-1-4)

第18回 小川 和加野 細菌3 腸内細菌 講義 C10(3)-1-7)

第19回 小川 和加野 細菌4 ビブリオ、その他のグラム陰性菌 講義C10(3)-1-5) C10(3)-1-7) C10(3)-1-8)

第20回 小川 和加野 細菌5 グラム陽性桿菌 講義 C10(3)-1-6)

第21回 小川 和加野 細菌6 マイコバクテリウム、スピロヘータなど 講義 C10(3)-1-9)

C10(3)-1-10)

第22回 小川 和加野 細菌7 マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア 講義 C10(3)-1-10)

第23回 小川 和加野 真菌、原虫 真菌・原虫・寄生虫など 講義 C10(3)-1-11) C10(3)-1-12)

第24回 小川 和加野 ウイルス1 DNAウイルス 講義 C10(3)-1-1)

第25回 小川 和加野 ウイルス2 RNAウイルス(インフルエンザ、麻疹、RS、狂犬病など) 講義 C10(3)-1-2)

第26回 小川 和加野 ウイルス3 RNAウイルス(エボラ、出血熱一般、ロタ、ポリオ、エンテロ、ライノなど)

講義 C10(3)-1-2)

第27回 小川 和加野 ウイルス4 RNAウイルス(ノロ、風疹、フラビ、コロナなど) 講義 C10(3)-1-2)

第28回 小川 和加野 ウイルス5 RNAウイルス(レトロ、肝炎)プリオンなど 講義 C10(3)-1-2)

C10(3)-1-13)

第29回 小川 和加野 滅菌・殺菌・消毒 滅菌・殺菌・消毒 講義 C8(4)-6)

第30回 小川 和加野 総括 まとめ 講義

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授業概要感染症治療を理解するためには、微生物が持つ特性を理解しなくてはならない。本講義では、微生物による感染症を理解するために、微生物の分類・特徴・病原性などに関する知識を身につける。授業形式教科書の内容をまとめたパワーポイントを利用して講義を進める。 後半は、このパワーポイントの資料の一部を学生にプリントとして配布する。配布資料は学事システムでの閲覧を可能とする。

評価方法期末試験 90%、期末レポート 10% (レポートの各項目及び注意点はルーブリックを参照すること。)教科書(ISBN番号)

シンプル微生物学 (南江堂; 改訂第6版)(ISBN-10: 9784524254835)

参考書病気がみえる 〈vol.6〉 免疫・膠原病・感染症(メディックメディア) 薬がみえる (vol.3)(メディックメディア)オフィスアワー(授業相談)

松原;金曜日午後1時~6時 小川;月曜日 13時~17時   不在の場合はメールにて対応する。確実に面談する必要がある場合は事前にメールなどでアポイントメントをとること。    wogawa@daiichi-cps.ac.jp (@を全角で入力しているので、アドレスをコピーする際は@を半角に戻す。)学生へのメッセージ本講義を理解するために、生物学に関する基礎知識が必要である。また、本講義の内容を十分理解しなければ、3年次以降の抗菌薬関連講義の理解が難しくなる。内容は多岐にわたるが、しっかりと取り組んでほしい。 レポートは履修中、予習復習を兼ねてコツコツ取り組むこと。試験前に一度に作成するのは不可能である。なお、講義の順序は変更することがある。

授業用URL

http://www.daiichi-cps.ac.jp/images/material/2/files/syllabus/H29/2017_1527701.pdf

授業用E-mail

[email protected]

参考E-mail 1

[email protected]

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講義コード 1529301講義名 環境衛生学Ⅰ 26-20(副題)開講責任部署講義開講時期 4期講義区分基準単位数 2時間 1.50代表曜日 月曜日代表時限 1時限科目分類名 専門教育科目科目分野名 必修科目 衛生系対象学科・年次 薬学科 2年必修/選択 必修担当教員 職種 氏名 所属准教授 ◎ 副田 二三夫 健康・環境衛生学講座 衛生化学分野 薬剤師として求められる基本的な資質基礎的な科学力、地域の保健・医療における実践的能力一般目標(GIO)人の健康を守るためには、生態系や生活環境を保全し、より良い環境を維持することが重要である。そのために、人の健康に影響を及ぼす有害化学物質や環境汚染物質などの成因、人体への影響を理解し、汚染物質の曝露防止あるいは除去ができるようになるための基本的知識を修得する。到達目標(SBO)○ 生態系の構成員を列挙し、その特徴と相互関係を説明できる。:C12(2)①1~3 ○ 地球規模の環境問題の成因、人に与える影響について説明できる。:C12(2)①4 ○ 食物連鎖を介した化学物質の生物濃縮について具体例を挙げて説明できる。:C12(2)①5 ○ 化学物質の環境内動態と人の健康への影響について例を挙げて説明できる。:C12(2)①6 ○ 水の浄化法について説明できる。:C12(2)②1~2 ○ 水の塩素処理の原理と問題点について説明できる。:C12(2)②3~4 ○ 下水および排水処理の主な方法について説明できる。:C12(2)②5 ○ 水質汚濁の主な指標を水域ごとに列挙し、その推移と発生源について説明できる。:C12(2)②6 ○ 主な大気汚染物質を列挙し、その推移と発生源、健康影響について説明できる。:C12(2)③1~4 ○ 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙し、説明できる。:C12(2)④1 ○ 室内環境と健康との関係について説明できる。:C12(2)④2~4 ○ 廃棄物の種類を列挙できる。:C12(2)⑤1 ○ 廃棄物処理の問題点を列挙し、その対策を説明できる。:C12(2)⑤2 ○ 医療廃棄物を安全に廃棄、処理する。:C12(2)⑤3 ○ マニフェスト制度及びPRTR法について概説できる。:C12(2)⑤4~5 ○ 典型七公害とその現状、および四大公害病について説明できる。:C12(2)⑥1~4授業計画表

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回 項目 内容 方略 コアカリSBO番号

第1回 序論、地球環境と生態系

学習方法および概論、地球環境の構成 講義 C12(2)①1

第2回 地球環境と生態系 生態系の構成員とその変動、化学物質の環境内動態 講義 C12(2)①2~3、5~6

第3回 地球環境と生態系 化学物質の環境内動態、地球規模の環境問題 講義 C12(2)①4~6

第4回 水環境 水道、浄水処理 講義 C12(2)②1~2

第5回 水環境 塩素処理の原理と問題点、水道水の水質基準の主な項目と測定法 講義 C12(2)②3~4

第6回 水環境 水道水の水質基準の主な項目と測定法、下水処理・排水処理 講義 C12(2)②4~5

第7回 水環境 下水処理・排水処理、水質汚濁の水域ごとの主な指標 講義 C12(2)②5~7

第8回 水環境、大気環境水質汚濁の水域ごとの主な指標、富栄養化の原因・問題点・対策、主な大気汚染物質の推移・発生源・健康影響・測定法

講義 C12(2)②6~8、C12(2)③1~3

第9回 大気環境 主な大気汚染物質の推移・発生源・健康影響・測定法 講義 C12(2)③1~3

第10回 大気環境、室内環境大気汚染に影響する気象要因(逆転層)、室内環境を評価するための代表的指標

講義 C12(2)③4、C12(2)④1

第11回 室内環境 室内環境と健康の関係、室内環境保全、シックハウス症候群 講義 C12(2)④2~4

第12回 廃棄物 廃棄物の種類と処理、廃棄物処理の問題点と対策 講義 C12(2)⑤1~2

第13回 廃棄物廃棄物処理の問題点と対策、医療廃棄物、マニフェスト制度、PRTR法

講義 C12(2)⑤2~5

第14回 環境保全と法的規制 典型七公害と四大公害、公害の現状、環境基本法 講義 C12(2)⑥1~2

第15回 環境保全と法的規制、総括

環境汚染(大気汚染・水質汚濁・土壌汚染など)を防止する法規制、全項目の総括

講義 C12(2)⑥3~4

授業概要我々を取り巻く生活環境、すなわち、地球環境と生態系、水環境、大気環境、室内環境および廃棄物について、人が生活することによる環境汚染問題や人の健康に及ぼす影響、それらを保全・防御するにはどうしたらよいか等を考えるために必要な基礎的知識を修得させる。授業形式教科書および配布プリントを用いて講義形式で行う。適宜パワーポイントや映像資料などを使用して理解を深める。また、配布プリントなどを利用して演習形式の授業も導入する。評価方法定期試験80%、小テスト20%で評価教科書(ISBN番号)「予防薬学としての衛生薬学-健康と環境-第3版」吉原新一 監修 山野茂・戸田晶久 編集(廣川書店)(ISBN978-4-567-47202-9)

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参考書「コンパス衛生薬学̶健康と環境̶第2版」 鍛冶利幸・佐藤雅彦 編集(南江堂)(ISBN978-4-524-40322-6) 「スタンダード薬学シリーズⅡ5;衛生薬学 健康と環境」太田茂・原俊太郎・姫野誠一郎 編集(東京化学同人)(ISBN978-4-8079-1711-2) 「必携・衛生試験法-第2版」日本薬学会 編集(金原出版)(ISBN978-4-307-47044-5) 「衛生薬学-基礎・予防・臨床-」今井浩孝・小椋康光 編集(南江堂)(ISBN978-4-524-40317-2) 「新 衛生化学・公衆衛生学」大沢基保・福井哲也・永沼章 編集(南江堂)(ISBN978-4-524-40269-4) 「第6版 最新公衆衛生学」上野仁・小嶋仲夫・中室克彦 編集(廣川書店)(ISBN978-4-567-47146-6)オフィスアワー(授業相談)木曜日 午後1時~5時 (不在の場合も含めメールにても対応します。)学生へのメッセージ予習、復習を常に実行して下さい。特に、復習は重要です。備考講義に必要なものは、教科書と配布プリントです。配布プリントは再度使用することがありますので、毎回持参して下さい。授業用[email protected]

file:///E|/シラバスH30_2018/22-24年度-/2年次/03_環境衛生学Ⅰ 26-20.html (3/3) [2018/04/07 13:59:59]

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講義コード 1528001講義名 薬理学Ⅱ 26-22(副題)開講責任部署講義開講時期 3期講義区分基準単位数 2時間 1.50代表曜日 月曜日代表時限 1時限科目分類名 専門教育科目科目分野名 必修科目 医療系対象学科・年次 薬学科 2年必修/選択 必修担当教員 職種 氏名 所属教授 ◎ 小松 生明 医薬品化学・物性学講座 薬物解析学分野(漢) 薬剤師として求められる基本的な資質基礎的な科学力 薬物療法における実践的能力一般目標(GIO)C13 薬の効くプロセス 「医薬品の作用する過程を理解するために、代表的な薬物の作用、作用機序、および体内での運命に関する基本的知識と態度を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。」 (2)薬の効き方I 「神経系、循環器系、呼吸器系に作用する薬物に関する基本的知識を修得し、その作用を検出するための基本的技能を身につける。」 C14 薬物治療 「疾病に伴う症状と臨床検査値の変化など的確な患者情報を取得し、患者個々に応じた薬の選択、用法・用量 の設定および各々の医薬品の「使用上の注意」を考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、薬物治療に関する基本的知識と技能を修得する。」 (4)疾患と薬物治療(精神疾患等) 「将来,適切な薬物治療に貢献できるようになるために、精神疾患、耳鼻咽喉の疾患、皮膚の疾患、眼疾患、 感染症、アレルギー・免疫疾患、骨・関節疾患、およびそれらの治療に用いられる代表的な医薬品に関する基 本的知識を修得する。併せて、薬物治療実施に必要な情報を自ら収集するための基本的技能を身につける。 到達目標(SBO)

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1.代表的な全身麻酔薬を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)1-1 2.代表的な催眠薬を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)1-2 3.代表的な鎮痛薬を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)1-3 4.代表的な精神疾患(統合失調症、うつ病など)の治療薬を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)1-5 5.代表的な中枢性疾患(てんかん、パーキンソン病、アルツハイマー病など)の治療薬を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)1-4 6.代表的な心不全治療薬を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)4-2 7.代表的な抗不整脈を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)4-1 8.代表的な虚血性心疾患を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)4-3 9.代表的な高血圧治療薬を挙げ、その薬理作用、作用機序、主な副作用について説明できる。C13(2)4-4 10.アトピー性皮膚炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。C14(4)3-2 11.皮膚真菌症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。C14(4)3-3 12.緑内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。C14(4)4-2 13.白内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。C14(4)4-3 授業計画表

回 担当教員 項目 内容 方略 コアカリSBO番号

第1回 小松 生明 中枢神経作用薬

麻酔の機序、全身麻酔薬(吸入麻酔薬、静脈麻酔薬) 講義・演習 C13(2)1-1

第2回 小松 生明 中枢神経作用薬 睡眠の生理と催眠薬 講義・演習 C13(2)1-2

第3回 小松 生明 中枢神経作用薬 麻薬性鎮痛薬 講義・演習 C13(2)1-3

第4回 小松 生明 中枢神経作用薬 抗てんかん薬 講義・演習 C13(2)1-4

第5回 小松 生明 中枢神経作用薬 パーキンソン病治療薬 講義・演習 C13(2)1-4

第6回 小松 生明 中枢神経作用薬 抗精神病薬 講義・演習 C13(2)1-5

第7回 小松 生明 中枢神経作用薬 抗不安薬、抗うつ薬、抗躁薬 講義・演習 C13(2)1-5

第8回 小松 生明 中枢神経作用薬

中枢興奮薬、めまい治療薬、抗認知症薬(抗アルツハイマー病薬)、脳循環・代謝改善薬

講義・演習 C13(2)1-4

第9回 小松 生明 循環器系作用薬 心不全治療薬 講義・演習 C13(2)4-2

第10回 小松 生明 循環器系作用薬 抗不整脈薬 講義・演習 C13(2)4-1

第11回 小松 生明 循環器系作用薬 虚血性心疾患治療薬 講義・演習 C13(2)4-3

第12回 小松 生明 循環器系作用薬 高血圧治療薬 講義・演習 C13(2)4-4,

C9(5)2-5

第13回 小松 生明 眼疾患治療薬 緑内障、白内障、加齢性黄斑変性治療薬 講義・演習 C14(4)4-2,

C14(4)4-3

第14回 小松 生明 皮膚疾患治療薬

アトピー性皮膚炎、皮膚真菌症、褥瘡治療薬 講義・演習 C14(4)3-2,

C14(4)3-3第15回 小松 生明 まとめ 講義・演習 授業概要

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薬理学Iでの基礎事項を基盤に、薬理学Ⅱでは中枢神経系、循環器系、眼・皮膚・耳鼻に関する機能形態の基礎的事項を理解し、全身麻酔薬、催眠薬、代表的な中枢神経疾患(てんかん、パーキンソン病、アルツハイマー病など)の治療薬、代表的な精神疾患(統合失調症、うつ病、神経症など)の治療薬、循環器系作用薬(心不全治療薬、抗不整脈薬、虚血性心疾患治療薬、高血圧治療薬など)、眼・皮膚・耳鼻咽喉疾患治療薬の薬理作用、作用機序、臨床応用および副作用を修得する。授業形式教科書を用い講義形式で行う。また講義の中に演習問題を取り入れる。評価方法定期試験90%と小テスト10%で評価を行う。教科書(ISBN番号)「コンパス 薬理学」 櫻田司 編集 (南江堂)(ISBN978-4524402687)参考書「NEW薬理学」 田中千賀子、加藤隆一 編集(南江堂)(ISBN 978-4524260881)オフィスアワー(授業相談)月曜日 午後1時~4時(不在の場合も含めメールにても対応(mail: [email protected]) します。)学生へのメッセージ講義の復習を中心として、授業時間外の学習を行うようにしてください。演習問題プリントを配布するので、教科書と併せて有効に活用してください。授業用[email protected]

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講義コード 2525601

講義名 有機化学Ⅱ  26-22

(副題)

開講責任部署講義開講時期 通年講義区分基準単位数 3

時間 1.50

代表曜日代表時限科目分類名 専門教育科目科目分野名 選択科目 専門関連対象学科・年次 薬学科 2年必修/選択 選択必修担当教員 職種 氏名 所属教授 ◎ 増田 寿伸 医薬品化学・物性学講座 生薬学分野

薬剤師として求められる基本的な資質基礎的な科学力一般目標(GIO)

C-4 化学物質の性質と反応 化学物質(医薬品および生体物質を含む)の基本的な反応性を理解するために、代表的な反応、分離法、構造決定法などについての基本的知識と、それらを実施するための基本的技能を修得する。 (2)有機化合物の骨格 脂肪族および芳香族炭化水素の性質をりかいするために、それぞれの基本構造、物理的性質、反応性に関する基本的事項を修得する。 (3)官能基 官能基が有機化合物に与える効果を理解するために、カルボニル基、アミノ基などの官能基を有する有機化合物について、反応性およびその他の性質に関する基本的知識を修得し、それらを応用するための基本的技能を身に付ける。 C-5 ターゲット分子の合成 入手容易な化合物を出発物質として、医薬品を含む目的化合物へ化学変換するために、有機合成法の基本的知識、技能、態度を修得する。 (1)官能基の導入・変換 個々の官能基を導入、変換するために、それらに関する基本的知識と技能を修得する。 (2)複雑な化合物の合成 医薬品を含む目的化合物を合成するために、代表的な炭素骨格の構築方などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。到達目標(SBO)

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前期 ○共役ジエンへのハロゲンの付加反応の特徴について説明できる。C4(2)2-5 ○Diels-Alder 反応の特徴を具体例を用いて説明できる。C5(2)1-1 ○代表的な芳香族化合物を列挙し、その物性と反応性を説明できる。C4(2)3-1 ○芳香族性(Hückel 則)の概念を説明できる。C4(2)3-2 ○芳香族化合物の求電子置換反応の機構を説明できる。C4(2)3-3 ○芳香族化合物の求電子置換反応の反応性および配向性に及ぼす置換基の効果を説明できる。C4(2)3-4 ○アルコールの代表的な合成法について説明できる。C5(1)4 ○アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる。C5(1)7 ○アルデヒドおよびケトンの性質と、代表的な求核付加反応を列挙し、説明できる。C4(3)5-1 ○アルケンの代表的な合成法について説明できる。C5(1)1 ○代表的な官能基を列挙し、個々の官能基を有する化合物をIUPAC の規則に従って命名できる。C4(3)1-1 後期 ○代表的な炭素‐ 炭素結合生成反応( アルドール反応、マロン酸エステル合成、アセト酢酸エステル合成、Michel 付加、Mannich 反応、Grignard 反応、Wittig 反応など)について概説できる。C5(2)1-4 ○カルボン酸の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。C4(3)5-2 ○カルボン酸誘導体(酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミド、ニトリル)の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。C4(3)5-3 ○カルボン酸の代表的な合成法について説明できる。C5(1)8 ○カルボン酸誘導体(エステル、アミド、ニトリル酸、ハロゲン化物、酸無水物)の代表的な合成法について説明できる。C5(1)9 ○アミンの代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。C4(3)6-1 ○アミンの代表的な合成法について説明できる。C5(1)10 ○代表的な生体内アミンを列挙し、構造式を書くことができる。C4(3)6-2 ○含窒素化合物の塩基性度を説明できる。C4(3)7-3 ○フェノールの代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。C4(3)3-2 ○フェノールの代表的な合成法について説明できる。C5(1)5 ○芳香族化合物の代表的な求核置換反応について説明できる。C4(2)3-5 ○フェノール類、チオール類の抗酸化作用について説明できる。C4(3)3-3 ○代表的な官能基を列挙し、個々の官能基を有する化合物をIUPAC の規則に従って命名できる。C4(3)1-1 ○複数の官能基を有する化合物をIUPAC の規則に従って命名できる。C4(3)1-2 ○代表的な炭素酸のpKa と反応性の関係を説明できる。C5(2)1-3 ○アルコール、チオール、フェノール、カルボン酸などの酸性度を比較して説明できる。C4(3)7-1 ○アルコール、チオール、フェノール、カルボン酸、およびその誘導体の酸性度に影響を及ぼす因子を列挙し、説明できる。C4(3)7-2 ○日常生活で用いられる化学物質を官能基別に列挙できる。C4(3)1-6 ○代表的な官能基選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。C5(1)11 ○官能基毎に代表的な保護基を列挙し、その応用例を説明できる。C5(2)3-1

授業計画表

回 項目 内容 方略 コアカリSBO番号

第1回 共役不飽和系 共鳴理論、アルケン、共役ジエンの安定性と反応性 講義 C3(2)�②1

第2回 共役不飽和系 Diels-Alder 反応 講義 C3(2)�②1

第3回 芳香族化合物 芳香族と反芳香族 講義 C3(2)�③1 C3(2)�③2

第4回 芳香族化合物 複素環式芳香族 講義 C3(2)�③4

第5回 芳香族化合物の反応 芳香族求電子反応(ハロゲン化、ニトロ化、スルホン化、Fridel-Crafts反応) 講義 C3(2)�③3

第6回 芳香族化合物の反応 置換基効果の理論(反応性と配向性) 講義 C3(2)�③3

第7回 芳香族化合物の反応 芳香族化合物の合成 講義 C3(2)�③3

第8回 まとめ 第1回から第7回までの小括 演習

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第9回 酸化と還元 カルボニル化合物とアルコール類の相互変換 講義 C3(2)�③5

第10回 有機金属化合物 Grignard 試薬の調整とその反応と逆合成解析によるアルコールの合成 講義 C3(2)�③3

C3(2)�③5

第11回 カルボニル基の化学 ( 求核付加反応)

アルデヒドとケトンの合成、ヘミアセタール、アセタール、チオアセタール 講義 C5(1)7, C4(3)5-1,

C5(2)3-1

第12回 カルボニル基の化学 ( 求核付加反応)

アンモニアおよびその誘導体の求核付加反応、Wittig 反応、Reformatsky 反応、Baeyer-Villiger 酸化

講義C4(3)5-1, C5(2)1-4, C5(1)1

第13回 カルボニル基の化学 (α炭素上の反応) エノラートイオン、ケト-エノール互変異性 講義 C4(3)5-1.

C5(2)1-3

第14回 カルボニル基の化学 (α炭素上の反応) アルドール縮合 講義 C5(2)1-4.

C4(3)1-1,2

第15回 カルボニル基の化学 (α炭素上の反応) LDA を用いる選択的エノラートイオンの生成 講義 C5(2)1-3.

C5(1)10

第16回 カルボニル基の化学 (α炭素上の反応) Michael 付加反応、Robinson 環化反応 講義 C5(2)1-4

第17回 カルボン酸とその誘導体 カルボン酸の物理的性質ならびにその合成法 講義

C4(3)1-1,2,6. C4(3)5-2. C5(1)8

第18回 カルボン酸とその誘導体

カルボン酸誘導体の求核置換反応(塩化アシル、酸無水物) 講義 C4(3)5-3.

C5(1)8.9

第19回 カルボン酸とその誘導体

カルボン酸誘導体の求核置換反応(エステル、アミド) 講義 C5(1)9

第20回 まとめ 第9回から第19回までの小括 演習

第21回 β‐ジカルボニル化合物の合成と反応 Claisen 縮合 講義 C5(2)1-3,4

第22回 β‐ジカルボニル化合物の合成と反応

アセト酢酸エステル合成、マロン酸エステル合成、活性メチレン化合物の反応、エナミンの化学

講義 C5(2)1-3,4

第23回 アミンアミンの合成法(Gabriel 合成、還元的アミノ化、Hofmann 転位)、アミンの反応(Hofmann 脱離、ジアゾニウム塩、ニトロソ化)

講義 C5(1)10, C4(3)6-1,2. C4(3)7-3

第24回 フェノールフェノール類の物理的性質とその合成、芳香族求核置換反応(マイゼンハイマー錯体、ベンザイン)、環化付加反応とシグマトロピー転位反

講義C5(1)5, C4(3)3-2,3. C4(3)7-1,2. C4(2)3-5,

授業概要前期 有機化学Ⅰに引き続き、炭素-炭素二重結合を複数個有する化合物群(アルカジエン、芳香族化合物)の構造論ならびに反応論を展開し、これらの類似性と特異性を理解、認識させる。一方、炭素-酸素二重結合を有するカルボニル化合物の基本的な性質について、構造論、反応論ならびに合成化学論を展開し、この官能基の薬学領域における重要性を理解、認識することを目的とする。 後期 有機化学Ⅱ(前期)に引き続いて、カルボニル基を有する誘導体の基本的な性質について、構造論、反応論ならびに合成化学論を展開する。一方、ヘテロ原子として窒素ならびに酸素原子を含む、アミン誘導体とフェノール誘導体の性質と反応性についても言及し、これら官能基の薬学領域における重要性を理解する。授業形式

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教科書の内容を中心に、パワーポイントを利用して講義を進める。講義資料は事前に学事システムのファイルにUP する。また、教科書�①~�④の問題等を利用して演習形式の授業も導入する。評価方法定期試験(100%)で評価する。教科書(ISBN番号)

�①「ソロモンの新有機化学(第9版)上・下」 T.W. Graham Solomons 著 花房 昭静 他 監訳(廣川書店)(上ISBN978-4-567-23503-7、下 ISBN978-4-567-23504-4) �②「スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅰ.化学物質の性質と反応」 日本薬学会編(東京化学同人)(ISBN978-4-8079-1474-6) �③「スタンダード薬学シリーズⅡ 3 化学系薬学Ⅱ.ターゲット分子の合成と生体分子・医薬品の化学」 日本薬学会編(東京化学同人)(ISBN978-4-8079-1455-5) �④スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅳ.演習編 日本薬学会編(東京化学同人)(ISBN978-4-8079-1470-8)参考書�①ボルハルト・ショアー 現代有機化学(上、下) K.P.C Vollhardt N.E. Shore 著 古賀 憲司 他 監訳(化学同人)ISBN4-7598-0836-1(上) 、ISBN4-7598-0837-X(下) �②【第4版】ジョーンズ 有機化学(上、下) M. Jones 著 奈良坂 紘一ほか 監訳(東京化学同人)ISBN4-7598-0961-9(上) 、ISBN4-7598-0962-7((下) �③【第4版】ブルース 有機化学(上、下) P.Y. Bruice 著 大船 泰史ほか 監訳(化学同人)ISBN978-4-567-23503-7

オフィスアワー(授業相談)

水曜日 午後1時~5時あるいは木曜日 午後1時~5時 (不在の場合も含め、メールで対応します。)学生へのメッセージ講義前にシラバスを必ず確認し、相当する講義資料の内容と教科書の中の該当箇所を予め予習しておくこと。授業用E-mail

[email protected]

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講義コード 3527800

講義名 生化学Ⅱ  26-22

(副題)

開講責任部署講義開講時期 通年講義区分基準単位数 3

時間 1.50

代表曜日代表時限科目分類名 専門教育科目科目分野名 選択科目 専門関連対象学科・年次 薬学科 2年必修/選択 選択必修担当教員 職種 氏名 所属准教授 ◎ 廣村 信 臨床薬学講座 処方解析学分野

一般目標(GIO)

生物をミクロなレベルで理解するために、細胞の機能や生命活動を支える分子の役割についての基本的知識を修得する。このうち、生命活動が生体エネルギーにより支えられていることを理解するために、前期では食物成分からのエネルギーの産生、および糖質代謝に関する基本的知識を修得する。 後期では、脂質、アミノ酸、核酸代謝に関する基本的知識を修得する。また、生命活動の担い手であるタンパク質の構造や分離・精製に関する研究手法、および、疾患発症に深く関わる細胞内情報伝達機構についての基本的知識を修得する。到達目標(SBO)

前期 【栄養素の利用】  ・食物中の栄養成分の消化・吸収、体内運搬について概説できる。C9(4)1-1 【ATPの産生】  ・ATPが高エネルギー化合物であることを、化学構造をもとに説明できる。C9(4)2-1  ・解糖系について説明できる。C9(4)2-2  ・クエン酸回路について説明できる。C9(4)2-3  ・電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。C9(4)2-4  ・脂肪酸のβ酸化反応について説明できる。C9(4)2-5  ・アセチルCoAのエネルギー代謝における役割を説明できる。C9(4)2-6  ・エネルギー産生におけるミトコンドリアの役割を説明できる。C9(4)2-7  ・ATP産生阻害物質を列挙し、その阻害機構を説明できる。C9(4)2-8  ・ペントースリン酸回路の生理的役割を説明できる。C9(4)2-9  ・アルコール発酵、乳酸発酵の生理的役割を説明できる。C9(4)2-10 【飢餓状態と飽食状態】  ・グリコーゲンの役割について説明できる。C9(4)3-1  ・糖新生について説明できる。C9(4)3-2  ・飢餓状態のエネルギー代謝(ケトン体の利用など)について説明できる。C9(4)3-3  ・余剰のエネルギーを蓄えるしくみを説明できる。C9(4)3-4  ・食餌性の血糖変動について説明できる。C9(4)3-5  ・インスリンとグルカゴンの役割を説明できる。C9(4)3-6  ・糖から脂肪酸への合成経路を説明できる。C9(4)3-7

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 ・ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸について説明できる。C9(4)3-8 後期 【脂質】  ・脂肪酸の生合成経路を説明できる。C9(1)1-3  ・コレステロールの生合成経路と代謝を説明できる。C9(1)1-4 【アミノ酸】 ・ アミノ酸分子中の炭素および窒素の代謝について説明できる。C9(1)3-2 【ヌクレオチドと核酸】 ・ 核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる C9(2)1-1 【タンパク質の取扱い】  ・タンパク質の分離、精製と分子量の測定法を説明できる。C9(3)4-2  ・タンパク質のアミノ酸配列決定法を説明できる。C9(3)4-3 【酵素以外の機能タンパク質】  ・細胞内外の物質や情報の授受に必要なタンパク質(受容体、チャネルなど)の構造と機能を概説できる。C9(3)3-1  ・物質の輸送を担うタンパク質の構造と機能を概説できる。C9(3)3-2  ・血漿リポタンパク質の種類と機能を概説できる。C9(3)3-3  ・細胞内で情報を伝達する主要なタンパク質を列挙し、その機能を概説できる。C9(3)3-4  ・細胞骨格を形成するタンパク質の種類と役割について概説できる。C9(3)3-5 【細胞内情報伝達】  ・細胞内情報伝達に関与するセカンドメッセンジャーおよびカルシウムイオンなどを、具体例を挙げて説明できる。C9(5)5-1  ・細胞膜受容体からGタンパク系を介して細胞内へ情報を伝達する主な経路について概説できる。   C9(5)5-2  ・細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介して情報を伝達する主な経路について概説できる。   C9(5)5-3  ・代表的な細胞内(核内)受容体の具体例を挙げて説明できる。C9(5)5-4

授業計画表

回 時限 項目 内容 方略 コアカリSBO番号

第1回 3時限 生体膜の性質

細胞内外の物質や情報の授受に必要なタンパク質(受容体、チャネルなど)の構造と機能を概説できる。 物質の輸送を担うタンパク質の構造と機能を概説できる。 C9(3)3-1 C9(3)3-2

講義 C9(4)2-1 C9(4)2-6

第2回 3時限 消化と吸収食物中の栄養成分の消化・吸収、体内運搬について概説できる。 C9(4)1-1

講義C9(4)1-1 C9(4)2-2 C9(4)2-10

第3回 3時限 糖質代謝(1)

解糖系について説明できる。 アルコール発酵、乳酸発酵の生理的役割を説明できる。 C9(4)2-2 C9(4)2-10

講義

C9(4)2-3 C9(4)2-4 C9(4)2-6 C9(4)2-7 C9(4)2-8

第4回 3時限 糖質代謝(2)

グリコーゲンの役割について説明できる。 インスリンとグルカゴンの役割を説明できる。 C9(4)3-1 C9(4)3-6

講義 C9(4)3-1 C9(4)2-9

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第5回 3時限 糖質代謝(3)

クエン酸回路について説明できる。 糖から脂肪酸への合成経路を説明できる。 C9(4)2-3 C9(4)3-7

講義 C9(4)3-2 C9(4)3-8

第6回 3時限 糖質代謝(4)

糖新生について説明できる。 ペントースリン酸回路の生理的役割を説明できる。 C9(4)3-2 C9(4)2-9

講義と演習

第7回 3時限 中間試験・解説 講義 C9(1)1-3 C9(4)3-7

第8回 3時限 糖質代謝(5)

エネルギー産生におけるミトコンドリアの役割を説明できる。 ATPが高エネルギー化合物であることを、化学構造をもとに説明できる。 C9(4)2-7 C9(4)2-1

講義 C9(4)2-5

第9回 3時限 糖質代謝(6)

電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。 ATP産生阻害物質を列挙し、その阻害機構を説明できる。 C9(4)2-4 C9(4)2-8

講義 C9(1)1-4

第10回 3時限 糖質代謝(7)

飢餓状態のエネルギー代謝(ケトン体の利用など)について説明できる。 余剰のエネルギーを蓄えるしくみを説明できる。 C9(4)3-3 C9(4)3-4

講義C9(4)3-3 C9(4)3-4 C9(4)3-5 C9(4)3-6

第11回 3時限 糖質代謝(8)

食餌性の血糖変動について説明できる。 糖代謝異常症の概説 C9(4)3-5

講義と演習

第12回 3時限 糖質代謝まとめ 糖質代謝に関するの知識習得の確認 講義 C9(1)3-2

第13回 2時限 脂質代謝(1)

血漿リポタンパク質の種類と機能を概説できる。 脂肪酸のβ酸化反応について説明できる。 C9(3)3-3 C9(4)2-5

講義 C9(1)3-2

第14回 2時限 脂質代謝(2)

脂肪酸の生合成経路を説明できる。 コレステロールの生合成経路と代謝を説明できる。 C9(1)1-3 C9(1)1-4

講義と演習

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第15回 2時限 アミノ酸代謝

アミノ酸分子中の炭素および窒素の代謝について説明できる。 ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸について説明できる。 C9(1)3-2 C9(4)3-8

講義と演習

第16回 2時限 核酸代謝核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる。 C9(2)1-1

講義 C9(2)1-1

第17回 2時限 脂質・アミノ酸・核酸代謝のまとめ

脂質・アミノ酸・核酸代謝に関するの知識習得の確認 講義 C9(2)1-1

第18回 2時限 タンパク質の分離精製・構造解析

タンパク質の分離、精製と分子量の測定法を説明できる。 タンパク質のアミノ酸配列決定法を説明できる。 C9(3)4-2 C9(3)4-3

講義 C9(3)1-2 C9(3)1-3

第19回 2時限 中間試験・解説 講義 C9(3)4-2 C9(3)4-3

第20回 2時限 酵素以外の機能タンパク質

細胞内で情報を伝達する主要なタンパク質を列挙し、その機能を概説できる。 細胞骨格を形成するタンパク質の種類と役割について概説できる。 C9(3)3-4 C9(3)3-5

講義C9(3)3-1 C9(3)3-2 C9(3)3-4 C9(3)3-5

第21回 2時限 細胞内情報伝達(1)

細胞内情報伝達に関与するセカンドメッセンジャーおよびカルシウムイオンなどを、具体例を挙げて説明できる。細胞膜受容体からGタンパク系を介して細胞内へ情報を伝達する主な経路について概説できる。 C9(5)5-1 C9(5)5-2

講義 C9(3)3-3

第22回 2時限 細胞内情報伝達(2)

細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介して情報を伝達する主な経路について概説できる。 C9(5)5-3

講義C9(5)5-1 C9(5)5-2

第23回 2時限 細胞内情報伝達(3)

代表的な細胞内(核内)受容体の具体例を挙げて説明できる。 C9(5)5-4

講義 C9(5)5-3 C9(5)5-4

第24回 2時限タンパク質の分離精製・構造解析および細胞内情報伝達のまとめ

タンパク質の分離精製・構造解析および細胞内情報伝達に関するの知識習得の確認

講義と 演習

授業概要

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一年次で学習した生化学の知識をもとに、生化学II(前期・後期)では、生体内におけるエネルギー代謝、糖質、脂質、タンパク質・アミノ酸・核酸の代謝(生合成と分解)およびその代謝異常について解説する。 また、生化学II(後期)では、生命活動の担い手であるタンパク質をについての分離・精製する研究手法は、タンパク質の構造や機能解析を可能にするなど、生化学の中で重要な位置を占めている。授業形式教科書および配布プリントを用いて行う。評価方法中間試験50%、定期試験50%で評価する。教科書(ISBN番号)

林典夫・廣野治子「シンプル生化学 改訂第6版」南江堂 978-4-524-26807-8

参考書堅田利明・菅原一幸・富田基郎「NEW生化学(第2版)」廣川書店 鈴木敬一郎・本家孝一・大河原知水・藤原範子「集中講義生化学」メジカルビュー 市川厚 監修 福岡伸一 監訳「マッキー生化学」化学同人 入村達郎・岡山博人・清水孝雄 監訳「ストライヤー生化学第7版」東京化学同人 中村圭子・松原謙一 監訳「Essential細胞生物学 原書第3版」南江堂 学生へのメッセージ教科書を熟読し、演習問題を解きながら理解を深めてください。

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