150318 次世代itアーキテクトの本質と育成

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Copyright IT innovation, Inc. All rights reserved. ~ ビジネスの俊敏性を目指して ~ 次世代ITアーキテクトの本質と育成 2014年12月4日 株式会社アイ・ティ・イノベーション http://www.it-innovation.co.jp 代表取締役 林 衛

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~ ビジネスの俊敏性を目指して ~

次世代ITアーキテクトの本質と育成

2014年12月4日

株式会社アイ・ティ・イノベーション http://www.it-innovation.co.jp

代表取締役 林 衛

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アジェンダ

自己紹介

ITソリューションの動向と潮流

次世代のIT組織

次世代のITアーキテクトの役割と重要性

どのようにITアーキテクトを育成するか

ITアーキテクトに必要な知識体系(Iasa、ITAbok)

ITアーキテクトの育成の枠組み

日本でのITアーキテクトの育成事例

ITアーキテクト育成のカリキュラム(例)

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自己紹介

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家族 妻、長男(30)、二男(26)

趣味 ゴルフ、ヨット、音楽(JAZZ)、海外旅行

我が国について 日本のことが大好きで、日本のことを誇りに思う

好きな国 英国、アメリカ、インド、中国、シンガポール、マレーシア、

タイ、ベトナムなど多数

好きな人 P.ドラッカー、アインシュタイン、本田宗一郎、

岡 潔、吉田松陰など

好きな言葉 真善美妙、イノベーション

私の生活 2013年は、海外に110日滞在(大連、プネ、シンガポール、クアラ

ルンプールなど)、年間60回ゴルフ、月に1-2回JAZZクラブ、

ワイン、2012年から年1回の断食を開始

私が、大切にしていること

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CEO , Founder of IT innovation

I love

Teaching and Mentoring

Practicing Methodologist and Strategist

I believe in leadership with innovative thinking

I am a Golfer

..my passion

I AM A KARAOKE

SINGER

I am a global Traveler

Over100days/year

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林 衛(はやし まもる)プロフィール mail: [email protected]

1955年生まれ、名古屋大学工学部応用物理学科卒業

アイ・ティ・イノベーションの創業者、代表取締役社長。

名古屋工業大学 情報工学科非常勤講師、大連東軟信息学院 客員教授

トッパンムーア入社後、トッパン・ムーア・システムズの設立時から参画し、業務系システム開発、シス

テムコンサルティング、開発支援ツールの開発に従事。渡英してモデルベース開発方法論と統合開発

ツールを学ぶ。インフォメーション・エンジニアリングで知られるジェームスマーチン・アンド・カンパ

ニー・ジャパンを経て、1998年にITの革新を目指し、アイ・ティ・イノベーションを設立。

コンサルの経験を積みながら、英米のIT企業と係る中で、最先端な方法論と技術を学び、コンサルティ

ング力に磨きをかけている。技術にも人間にも精通した、IT業界のオピニオンリーダー。

2005年からインドの政府機関のIT教育プログラム(CDAC/ACTS)を活用した、日本のIT技術者向けの

ソフトウェア・エンジニアリング教育に取り組んでいる。

2009年からBABOK®の超上流工程への適用方法の研究開発と総合的トレーニンプログラム開発に取り組んでいる。

2010年ドラッカー理論に基づく、人間力強化プログラムを開発し実践を開始した。

2010年ビジョン創造のための方法論Modus Visionに基づき戦略コンサルティングを始動する。

2011年中国の大連で日本の社会人、新人・若年層向けのグローバル教育を実施中。

2013年ソーシアル・ビジネスを創造する。(プロフェッショナルのための新たなビジネスモデル)

2013年ビジネス・テクノロジー・戦略部門を創設し、グローバル標準のITアーキテクチャを踏まえた

ITビジョンから構想企画のコンサルティングとITアーキテクトのための教育を開始する

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林 衛(はやし まもる) 著書

「~モデルベース開発を成功させる~DOA/RADビジネスモデリング技法」(ソフト・リサーチ・センター)

「~本物のSEを目指す人のためのエッセイ~SEリボリューション」(同上)

「ERモデルによるデータベース設計技法」(同上)

「オブジェクト指向方法論序説」(トッパン)共著

「管理職のための構造化システム開発」(日経BP)監訳

「プロジェクト管理大全」(日経BP)共著

「経営の原点に戻る!変化する時代の発想法“はかる”のススメ」(英治出版)共著

「NIKKEI NET/IT経営改革講座」に「日本企業とプロジェクトマネジメント」を連載

「情のプロジェクト力学」(実業之日本社)

日経コンピュータ等の専門誌にプロジェクトマネジメントなどに関する著作 多数

企業変革マニュアル「“勝てる”IT構想・企画」(日経BPコンサルティング)共著

プロジェクト・マネジャーが知るべき97のこと(オライリー・ジャパン)共著

IT組織の現場で活躍するマネージャー、リーダーのための情報マガジン「グローバル・イノベーターズ」(http://www.it-innovation.co.jp/blog/)の主執筆者で、様々なイノベーションに関する話題を情報発信している。

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ITソリューションの

動向と潮流

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重要な視点

IT資産を持つ時代から持たない時代へ

テクノロジー変化を理解し活用する

情報資産のさらなる活用

複雑化・多様化したトレンドを反映したアプローチが重要

• アウトソーシング

• クラウドソリューション

• ERP

• モバイルコンピューティング

• ビッグデータ

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再構築案件の増加

日本のSIマーケットを眺めると

グローバルマーケット対応

クラウド環境へのマイグレーション

恒常的人手不足

新たなスキル不足 (クラウド、ビジネスアーキテクト、データアーキテクト、

PM、PMO要員、オフショア対応)

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「ビジネスをどうするか?」が焦点に

企業規模の壁 場所の壁

業種の壁 利用者の壁

多様なビジネスモデル

新規リーダーの台頭

ネットワークが共通商圏

グローバル化の急速な進展

地理的制約からの開放

マーケティングコストの低減

異業種の参入が容易に

誰でも利用/参加

24時間365日が商機

常に変化しつづける

インターネットの普及により

様々な「壁」がなくなっている

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どのようなスキルを磨き成長するか

チェンジリーダーになる

リーダーシップを持った

イノベーションの推進者

提案力、初動の設計力、

計画力は、必須

イノベーションを実現させる

人間力も重要

新たなビジネスの創出は、顧客最前線にいるリーダーの

アンテナ力による

アーキテクト力、計画力

変革に関する情と熱意で顧客を引っ張る

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マーケットは、誰を必要とするか

チェンジリーダーとして提案のできる

真の営業マン

ビジネスアーキテクト

(新たなビジネスモデルをデザインする)

プロジェクトマネジャ、PMO

提案力と計画力のあるIT

ストラテジスト(ITアーキテクト)

IT構想企画と要件定義リーダー

データアーキテクト、データベース

デザイナー

オフショア開発マネジャ 運用設計者

など

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ガートナー社 2013 CIO サーベイ結果

IT人材・スキルのビジネスへの影響度度合い

http://www.gartner.com/imagesrv/cio/pdf/cio_agenda_insights2013.pdf

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次世代のIT組織

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変化を受け入れるメカニズム

企業全体で整合性を確保しながら

変化を実現できるメカニズムを提供する

EAの本質

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戦略視点でIT組織を見る

テクノロジーの変化を認識し、本気でアーキテクチャ変革に取り組む

(EAの現実的な導入)

IT組織の役割と責任を変える

IT戦略を明確化し、組織に定着させる

スキルを磨き、人を成長させる

(スキル不毛地帯)

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I ビジネスとITの発想と視点の違い

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ビジネスアーキテクチャ

インフォメーションアーキテクチャ

ソフトウェアアーキテクチャ

インフラストラクチャ アーキテクチャ

情報システムは、ビジネス(業務)の一部

実際にシステムを構築する際に利用する技術的な構成

業務を実行するためにシステムが備える機能、処理形態の構成

業務で利用(入出力)される情報(データ)の構成

業務機能の構成

ビジネス (業務)

情報システム

情報通信技術 (ICT:

Information Communication

Technology)

ミドルウエア データベース・トランザクション管理 情報連携・編集、アプリ連携・管理

通信監理、開発支援ツール、セキュリティ・・

アプリ共通機能

システムソフトウエア、ハードウエア機器 OS, File sys. , Server, Storage, NW

アプリ機能

アプリ機能

アプリ機能

アプリ機能

情報 情報

情報

情報 情報

情報 情報

企業や行政機関といった事業体(Enterprise)の構造(エンタープライズ・アーキテクチャ:EA)は、以下のように整理できる。

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ITアーキテクチャの目的

ビジネスのROIを高めるために、企業にとって全体最適なITアーキテクチャを設計・維持する事を可能にする

ITアーキテクト

AsIs

将来の青写真 システム

ToBe

移行プラン

ビジネス

ITの課題 ビジネスの

特性分析

分析する 記述する

MODEL

MODEL

ビジネス

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変革プログラムの成功要因 - EA, ガバナンス、MO、ITSMの統合

EA ガバナンス

PMO

ITSM

企業変革プログラム

ガバナンス

プロジェクト マネジメント オフィス (PMO)

エンタープライズ

アーキテクチャ

ITサービス マネジメント

(ITSM)

企業戦略

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ITアーキテクチャフレームワーク 例: TOGAF, DODAF, MODAF, FEAF,

ザックマンフレームワーク等

ITアーキテクチャテクノロジー 例: IBM, シスコ, オラクル,マイクロソフトテクノロジー,

データベーステクノロジー, Java & .NET プラットフォーム等

ITアーキテクチャスキル (IASAによる)と ITABOKに基づくIT アーキテクチャの知識体系

ITアーキテクチャ記述 (オープン・グループによる)

F

T

S

N

『F-T-S-N』に基づいたITアーキテクチャの展望

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「俊敏性」とは、環境の変化を感じ取り、その変化に効率的か

つ効果的に応えるという組織の能力である」

Gartner, 2007年4月6日

認識 正しい情報

何が起きているか

を知る

生産性 正しいプロセス

とオペレーション

日々正しく実行する

柔軟性 正しい選択

予想される変化 に立ち向かう

適応性 正しい反応

予想できない変化

に立ち向かう

俊敏性

インフォメーションアーキテクチャ

ソフトウェア アーキテクチャ

インフラストラクチャアーキテクチャ

ビジネスアーキテクチャ

9

俊敏性で困難に立ち向かう

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IT組織は、大きく役割を変える

ITの価値にかかわる説明能力と見せる化(IT-ROI) ことばと概念の統一、モデル、テクノロジー

ビジネスの整合性を確保しながら変化を実現する仕組みを導入する(EAの導入)

ビジネスに貢献するITの創造

*新たな人材でビジネスに貢献(ITストラテジスト、ビジネスアーキテクト、データアーキ

テクトなど)

*新たなIT基盤で、ビジネスを創造する(例えば、アマゾンなど) *新たな情報でビジネスを変革させる(例えば、ビッグデータ、BIツールなど)

*俊敏性でビジネス変革に貢献する

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ROIで計る5つのビジネスの価値

売上の増加 コストの削減

1. 財務上の改善

不必要なシステムの除去

短期的な成果にフォーカスする

3. 複雑性と冗長性の低減

顧客及びパートナーのエコ・システムの発展

ステークホルダー・バリューの増大

2. 構成要素の改善

マーケットの成長と新たな機会にフォーカス

新たなイニシアティブの探求

4. 経済的発展

コミュニティの文化的な成長を促進する

自由市場の文化を提供する

5. 民主的な文化の醸成

アーキテクチャの価値を定義する(ITA-ROI)

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次世代のITアーキテクト

の役割と重要性

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年代 ビジネスへの影響 プラットフォーム、技術 役割

A 1980年代 情報処理の自動化により

コストダウン(人員減)をもたらす メインフレーム、RDB

プログラマーからSEへのキャリアパス、PMの登場

B 1990年代 情報の再利用により企業活動に

スピードアップをもたらす WINDOWS,PC, IPネットワーク

PM、SE、プログラマーの三層構造

C 2000年代 情報の質を高め経営における

ガバナンスを支援 ERP、WEB、インター

ネット

さらにITスペシャリスト、 ERPなどのコンサルタント

が加わる

D 2010年代 事業の俊敏性・競争力向上にIT

を活用する クラウド、アジャイル、

BIGデータ

多様化・複雑化に伴いビジネスとIT構造にかかわる ITアーキテクトが重要

1980 1990 2000 2010

A

企業におけるITプロフェッショナルの役割の変遷

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ITアーキテクトの定義とその必要性

ITアーキテクトとは、ビジネスの価値向上のためにビジネス構造とIT構造をデザインし、その実装と導入に責任を持つ者である。

<ITアーキテクトの必要性> ビジネスに即したIT戦略やIT構造がないため、情報システム構築プロジェクトの多くが失敗している。ビジネス構造と表裏一体をなすIT構造をデザインし、企業価値を向上させるためにはITアーキテクトの存在は必須である。

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2.1. ITアーキテクチャとは

経営 エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)

ビジネス・アーキテクチャ

ソフトウェア(アプリケーション) アーキテクチャ

インフォメーション(データ) アーキテクチャ

インフラストラクチャ(テクニカル) アーキテクチャ

経営戦略

各種事業計画

IT戦略

情報システム

販売システム

在庫システム

財務システム

・・・・・

企業の事業遂行においてROI向上のための全体最適なIT構造であり、ビジネスの構造と表裏一体をなすものである。

ビジネス・アーキテクチャ(業務構造) 機能、プロセス、ビジネスルール、等

ソフトウェア・アーキテクチャ

画面、帳票、サービス、等

インフォメーション・アーキテクチャ

ERD(論理モデル、物理モデル)、等

インフラストラクチャ・アーキテクチャ

フレームワーク、プラットホーム、H/W、N/W、等

Business

IT-Architect

AsIs

System

ToBe

Migration Plan

Business

ITの課題 ビジネス の特性分析

Analyze Describe

MODEL MODEL

MODEL(Blue-Print)

ビジョン 経営戦略

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IASAにおけるITアーキテクトの定義

ITアーキテクトとは、ビジネスの価値向上のためにビジネス構造とIT構造をデザインし、その実装と導入に責任を持つ者である。

IASAにおけるITアーキテクトおよびITアーキテクチャの定義 ITアーキテクト:The IT Architect is the organization’s technology strategist. ITアーキテクチャ:The art and science of designing and delivering valuable technology

strategy for the business.

エンタープライズ・アーキテクチャ

ビジネス・アーキテクチャ

インフォメーション・アーキテクチャ

インフラストラクチャ・アーキテクチャ

ソフトウェア・アーキテクチャ

基礎知識体系

デザイン(※)

ヒューマン・ダイナミクス

品質特性

IT環境

ビジネス・テクノロジー戦略

【IASA ITABOK にみる ITアーキテクトのスペシャリティと基礎スキル】

ITアーキテクトの役割(Role) ビジネスに最適なITの全体構造を決定すること

ITアーキテクトの4つの専門領域を担うアーキテクトの分類 ・ビジネスアーキテクト ・インフォメーションアーキテクト ・ソフトウェアアーキテクト ・インフラストラクチャアーキテクト さらにソリューションアーキテクトを加える EAのフレームワークに基づく専門領域

ITアーキテクトの基礎(Foundational Pillars) ITアーキテクトが役割を果たすために必要な、基礎となる5つのスキル群

※ デザインとは「工法(方法論)とアーキテクチャそのもの(デザインされたもの)」を指す。

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ソリューションアーキテクトの仕事

アーキテクチャ主導による具体的課題の解決 • MDM導入(MDM: Master Data Management)

マスタデータの一元管理を実現し情報の鮮度、精度を向上 マスタハブ連携によるアプリケーション構築期間の短縮 システム全体のサイロ化、スパゲッティ化の防止

• クラウド移行 インフラ調達期間を極小化しシステムの早期稼働を実現 ITインフラ管理からの脱却によりIT費用を削減

• M&A対応 リスクヘッジした段階的システム統合計画の作成 システム統合計画と費用の経営側への早期説明

• ERP、パッケージ導入 • その他、ダウンサイジング、グループ経営対応、グローバル対応など

全社システム再構築のロードマップ作成 • 具体的課題が複合的に存在する全社システムの整備計画 • 大規模基幹系システムを段階的に再構築する計画 • 中期経営計画に即したIT中期計画やIT投資計画 • その他、全社アーキテクチャを軸にした各種中長期計画

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ITアーキテクトの役割と求められるスキル

プロジェクトマネジャー

ビジネスアナリスト

ITアーキテクト

移行・導入 事業戦略/ IT戦略

IT構想企画 要件定義 設計 開発/ テスト

システム化 計画

運用 (実行、評価)

要求される品質のシステムを調達するために、実現可能なプロジェクト計画を策定し、開発作業の遂行を指揮する。

ビジネス上の課題を解決するために、業務の本質を理解し、新しいビジネス構造を定義する。 ビジネス構造の要件を満たすシステムを実現するために、システムの構造(アーキテクチャ)と最適な方法論を策定し、実装と導入に責任を持つ。

ITアーキテクトは、ビジネスアナリスト(BA)の分析に基づき、IT構造としてモデル化するなど、BAと協力して仕事を行う。

カテゴリ 求められるスキル(概要)

デザイン 例えば、最適で最新なアーキテクチャを設計・構築するための知識と技術(デザインパターン、システム思考等)

ヒューマン・ダイナミクス 例えば、経営者や現場担当者と会話したり、システム開発に携わるエンジニアをまとめていくコミュニケーション力やファシリテーション力、等

品質特性 例えば、情報システムにおける品質保証やセキュリティ等に関わる知識、等

IT環境 例えば、工法の内容とその限界に関する知識、技術トレンド、等

ビジネス・テクノロジー戦略 例えば、経営層と会話するためのビジネス基礎知識(経営関連知識、分析手法等)、経営戦略に関する知識、等

※ 詳細は、別紙「ITプロセスと職域」をご覧下さい。

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どのようにITアーキテクト を育成するか

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IASAによるITアーキテクチャの定義

ITアーキテクト (IASA):

ビジネスに対して価値ある技術戦略を設計し導入できるアート&サイエンスの専

門家

例)ITアーキテクチャ専門職

医師

薬や治療物質で病気を治療する

アート&サイエンスの専門家

例)専門内科医など

建築家

ビルの設計を行い建築ができるアート&サイエンスを応用できる専門家

例)ビル建築の専門職など

他の専門的な職業との比較

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情報システムに関わる職種:大きく5つある

職種 対応する主なITSSの職種 対応する主なUISSの人物像

ビジネス アナリスト

ビジネス上の課題を解決するために、業務の本質を理解し、新しいビジネスモデル(ビジネスの構造)を定義する。

コンサルタント ISストラテジスト

ISアナリスト

ITアーキテクト

ビジネスの要件を満たすシステムを実現するために、ビジネスとシステムの構造(アーキテクチャ)と、最適な開発手法を策定する。

ITアーキテクト ISアーキテクト

プロジェクト マネージャ

要求される品質のシステムを調達するために、実現可能なプロジェクト計画を策定し、開発作業の遂行を指揮する。

プロジェクトマネージャ プログラムマネージャ プロジェクトマネージャ

開発 スペシャリスト

要求される品質のシステムを提供するために、システムの構成要素を開発・実装して統合する。

ITスペシャリスト アプリケーションスペシャリスト

アプリケーションデザイナー システムデザイナー

運用 スペシャリスト

要求されるレベルのサービスを提供するために、システムの運用方法を設計し、実施する。

カスタマーサービス オペレーション

ISオペレーション ISアドミニストレータ

※職種と、ITSS職種・UISS人物像との対応は必ずしも1対1とはならないため、上記には「主な対応関係」を記している

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IT組織のキャリアパスのイメージ

(CIO)

運用スペシャリスト 開発スペシャリスト

プロジェクト マネージャ

ビジネス アナリスト

ITアーキテクト

(エンジニア)

ビジネス上の問題を定義し解決ができる

やり方に従って実行できる

学習中

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プロフェッショナルとは?

林にとってプロフェッショナルとして

生きるということは・・・

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リーダーシップとイノベーション思考

リーダーシップとマネジメント構造を変える

• リーダーシップは、集団を良い方向へ導く行動手段、責任ある仕事、

カリスマ性は無用

• チェンジリーダーの仕事(体系的廃棄、カイゼン、成功の追及・イノベーション)

ITプロフェッショナルとして

成果を挙げる原理・原則を身につける

• 卓越性を目指す、強みの上に強みを築く

• 成果を高める方程式(強み X 知識 X 経験)

組織的な知識創造を可能にする組織へ変革させる

• 達成に向けて考え抜く体質

• 場を形成し議論を行う

• 個々人の責任範囲のスキル取得と深化・進化(守・破・離)

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ITアーキテクトに

必要な知識体系

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IASAはどのようにITABOKを創ったか…

ITABOK

IEEE 1471

現在の

状態

将来の

状態 代表的な業界のトップ・アーキテクトによるフォーカス・グループF

アーキテクトの質的な

分析

7000 メンバーへの インタビュー

アーキテクトの質的な分析

“as-is” + “to-be”

質的なスキル

資産の作成

40 Copyright IT innovation, Inc. All rights reserved.

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5つの知識体系と4つのアーキテクチャ分野から構成されるITABOK

4つのタイプのアーキテクチャ・ビルディング・ブロック(ABB) と対になったソリューション・ビルディング・ブロック (SBB)を用いたオープン・グループ のTOGAF エンタープライズ・アーキテクチャ

エンタープライズ・アーキテクチャ

ソフトウェア・アーキテクチャ

インフラストラクチャ・アーキテクチャ

インフォーメーション・アーキテクチャ

ビジネス・アーキテクチャ

知識体系

デザイン

ヒューマン・ダイナミクス

品質特性

IT環境

ビジネス・テクノロジー戦略

IASA ITABOK + TOGAF フレームワーク例

TOGAF フレームワーク

• ハードウェア、 • ソフトウェア、 • ネットワーク

テクノロジー・ アーキテクチャ

アプリケーション・ アーキテクチャ

サービス

データ・ アーキテクチャ

データ情報

• ビジネス・プロセス • 組織 • 人材

ビジネス・ アーキテクチャ

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ITアーキテクト育成の

枠組み

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IASA とは..

Paul Preiss

IASA Founder

Andy Ruth

MCA Founder

Distinguished Fellows

• Scott Ambler, IBM

• Len Bass, Carnagie Mellon

University/SEI

• Grady Booch, IBM

• Paul Clements, SEI/Carnagie

Mellon University

• Miriam Grace, Boeing

• Richard Hubert, Hubert &

Associates GmbH

• Max Poliashenko, CCH, a Wolters

Kluwer business

• Nick Rozanski, Marks and

Spencer

• Roger Sessions, ObjectWatch

• Oliver Sims, Sims Associates

• Jeff Tash, Flashmap Systems

• vEoin Woods

• Angela Yochem, Dell

Worldwide Chapters & Events

• 70,000 会員

• 50 ヵ国での活動 …ITアーキテクチャーに関わる職業人のための卓越した知識ベースの団体です…

43 Copyright IT innovation, Inc. All rights reserved.

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林が、理解しているIASAの責任

・ITアーキテクチャの関するグローバルでの“ことば”と“概念”の統一 ・ITアーキテクトという仕事の認知 ・ITアーキテクトに必要なスキル体系の統一とITアーキテクトの育成 ・グローバルレベルでのITアーキテクチャに関する知識、ノウハウ、事例の 共有 ・グローバルでのITアーキテクトの人的ネットワークの構築 (法人、個人会員のみならず様々なNPOとの連携を進める) など まずは、ITアーキテクトの育成とネットワーク創りから

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認定資格取得のステップ例

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第3回BITAS (ビジネスITアーキテクトサミット)

エグゼクティブシリーズ 2013は大阪にて開催

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日本における

ITアーキテクト育成事例

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ITアーキテクト育成の必要性

ITアーキテクチャは単なる「設計図」ではありません。それはビジネスと表裏一体をなすものでなくてはなりません。 一方で、ユーザ企業のIT組織には、ビジネスの変化に迅速にシステムを合わせることが求められます。また、技術やプロジェクトマネジメントだけでなく、経営や業務を理解し、経営層に情報システムのROIを説明するスキルを持つ必要があります。

情報システム構築上発生する問題の主な原因

ビジネスおよびシステムの全体像が整理されていない 要求が定義されていない

情報システム構築のプロジェクトの約7割が失敗していると言われています。直接の原因は種々ございますが、根本的な原因は上記2つにあると考えられます。 いわゆるITアーキテクチャがなく、さらにビジネスの要求を正しく整理し、アーキテクチャや情報システムにつなぐことができていないのです。 それは、ビジネスを理解し、組織の全体を見渡して統一したモデルを作成できるITアーキテクトがいないことがその大きな要因と考えられます。

<ITアーキテクト育成の必要性> ビジネス構造と表裏一体をなすIT構造をデザインし、企業価値を向上させるために、早急にITアーキテクトを育成する必要がある。

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ITアーキテクチャに関する実力を高める

基礎力養成 実践準備

研修

実務

Bootcamp

アーキテクチャ設計ワークショップ

アーキテクチャ設計 コンサルテーション

概要

ITABokをベースとした研修を受講することで、ITアーキテクトとして必要な基礎力を養う。

お客様が実際に抱える事例を解決する実現シナリオを、事例を基に当社コンサルタントとワークショップ形式で理解する。

お客様が行っている実務に対し、当社コンサルタントが実行支援をする。

グローバル環境で活躍できるアーキテクトの基礎力を身に付けたい

他社の事例を学習して、自社の業務とIT改革の質とスピードを向上したい

コンサルティングを活用して、自社の業務とIT改革の質とスピードを向上したい

実践

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ITアーキテクトの基礎力養成

Business IT Architecture Fundamental 3days 基礎力養成

IT Architecture Core 5days 実務力養成

TOGAF9.1 Foundation + Certified 4days 俯瞰力養成

Business Technology Strategy 3days 判断力養成

提案・営業ノウハウ

設計・計画ノウハウ

ここまでの2週間を終えると、提案者が必要とするノウハウを習得できます。

ここまでの4週目までを終えると、提案者・設計者が必要とする総合的な設計に裏付けられたノウハウを習得できます。

4つのステップで、グローバルに活躍できるITアーキテクト(日本流ですとITストラテジスト)の基礎力の取得

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クアラルンプール(マレーシア)研修実施場所

ミッドバレー メガモール

クアラルンプール中心街

空港

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研修カリキュラムの特徴

単なる座学による知識詰め込み教育でなく、座学と演習を組み合わせたカリキュラム

演習は、共同チーム(日本人研修者と現地での参加者)で実践的に行います

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クアラルンプール(マレーシア)授業風景

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ITアーキテクト育成

のカリキュラム(例)

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ITアーキテクト研修コースの構成

コース名 狙い 日数 概要 ポイント

ビジネスITアーキテクチャ基礎 基礎力養成 3日 ITABoKに基づくワークショップ・コース。 ビジネスとITアーキテクチャの関係を理解する。 提案・営業

ノウハウが習得できる ITアーキテクチャ・コア 実務力養成 5日 ITABoKの5つのITアーキテク

チャ・スキルを実際のプロジェクトにどのように適用するかについて学ぶワークショップ・コース

TOGAF9.1基礎 俯瞰力養成 4日 アーキテクチャ開発メソドロジーであるTOGAFの理解と適用方法を学ぶ講義コース

設計・計画ノウハウが習得できる ビジネス・テクノロジー戦略基礎 判断力養成 4日 ビジネス・テクノロジー戦略の適

用方法を学ぶ講義コース

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ビジネスITアーキテクチャ基礎(BITAF)コース概要

コース名 ビジネスITアーキテクチャ基礎(Business IT Architecture Fundamenal)

受講者条件 ・中堅層以上(30歳以上目安)の企画担当者、マーケティング担当者、IT技術者 ・実務経験10年以上

日 数 3日

概 要

【主な狙い】 適切なITアーキテクチャが、ビジネス価値を高める原理を学ぶ。 ビジネスとITチーム双方が理解できるビジネス要求アーキテクチャ技術を適用し、ビジネス

ニーズと要望を明確にすることを学ぶ。 ITプロジェクトチームを構成するステークホルダーの間で共通にコミュニケーションが可能

なプラットホームを作成することを学ぶ。 【主な学習内容】 1. ビジネスとITアーキテクチャの展望、特徴 2. ITアーキテクチャのもたらすビジネス価値 3. 戦略的ITアーキテクチャ・マネジメント 4. ビジネス・テクノロジー戦略、IT環境、品質特性、デザイン、ヒューマン・ダイナミクスの

基礎スキル 5. ITアーキテクトの役割と専門性

到達目標

ビジネス価値を証明するためのROI(ITA-ROI)のフレームワークが理解する。 ユースケースでのビジネス要求の定義の具体的な手法を身につける。 ITプロジェクト実施前に、どのようにITアーキテクチャをデザインするかについて理解する。 ビジネス戦略に基づき、ビジネス・アーキテクチャおよび各プロジェクトのポートフォリオ

の構築、各プロジェクトのビジネス要求のデザイン、などを理解する。

備 考

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ITアーキテクチャ・コア(ITAC)コース概要

コース名 ITアーキテクチャ・コア(Iasa Architecture Core)

受講者条件 ・中堅層以上(30歳以上目安)の企画担当者、マーケティング担当者、IT技術者 ・実務経験10年以上

日 数 5日

概 要

【主な狙い】 ITアーキテクチャの見通しに基づき、5つのITアーキテクチャ・スキルの適用方法を学ぶ。 ビジネスケース毎のITアーキテクチャ・プロジェクトの選択と優先順位づけのガイドライン

を理解する。 ITプロジェクト優先順位づけテクニックにより、ITアーキテクトをプロジェクトにアサイン

するガイドラインを理解する。 ステークホルダー・コミュニケーション・テクニックにより、アーキテクチャ成果物をマネ

ジメントできるガイドラインを理解する。 【主な学習内容】 1. ITアーキテクチャとITアーキテクト 2. 5つのスキル(デザイン、IT環境、品質特性、ビジネス・テクノロジー戦略、ヒューマン・

ダイナミクス) 3. ITアーキテクチャ・プロジェクト選択 4. ITアーキテクチャ設計と導入 5. ITアーキテクチャ・マネジメント

到達目標

5つのコアスキルが詳細に理解し、実際にどのように活用するのか理解する。 ITアーキテクチャのコンセプトを組織に導入する方法について理解する。 新しいアーキテクチャ・コンセプト・ベースの業務プロセスをどのように動かしていくか理

解する。

備 考

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TOGAF Ver9.1基礎(TOGAF)コース概要

コース名 TOGAF Ver9.1基礎(The Open Group TOGAF®9)

受講者条件 ・中堅層以上(30歳以上目安)の企画担当者、マーケティング担当者、IT技術者 ・実務経験10年以上

日 数 5日

概 要

【主な狙い】 エンタープライズ・アーキテクチャ構築でADM(アーキテクチャ開発メソッド)を適用する

ことを学ぶ。 アーキテクチャ・ガバナンスを適用することについて学ぶ。 フレームワークとしてTOGAFを適用することについて学ぶ。 ステークホルダー・マネジメント・テクニックを適用することについて学ぶ。 アーキテクチャ・リポジトリの目的の理解と適用について学ぶ。 【主な学習内容】 1. TOGAF9.1コンポーネント 2. アーキテクチャ・ガバナンス 3. ステークホルダー・マネジメント 4. ADM適用ガイドライン(イタレーション、セキュリティ、SOA、等) 5. アーキテクチャ・スキル・フレームワーク

到達目標

ITアーキテクトの要件である「スキル」と「プロセスとツール」の体系であるフレームワークの相互補完的な関係が理解する。

企業内の内部プロセスにフォーカスし、どのようにすればビジネスとITの整合性を実現できるを理解でする。

企業がITアーキテクチャのオープンな標準化の主導権を握り、主要ベンダー固有の方法によるロックイン状態を防ぐためのヒントが理解する。

備 考

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ビジネステクノロジ戦略基礎(BTS)コース概要

コース名 ビジネステクノロジ戦略基礎(Business Technology Strategy)

受講者条件 ・中堅層以上(30歳以上目安)の企画担当者、マーケティング担当者、IT技術者 ・実務経験10年以上

日 数 4日

概 要

【主な狙い】 ビジネス構造とセグメントを分析する方法を学ぶ。 役員層および社内外の主要ビジネス・ドライバを明確にする方法を学ぶ。 技術戦略からビジネスと価値構造をアーキテクチャ上に描く方法を学ぶ。 プロジェクトへの投資優先順位がわかるPLを作成する方法を学ぶ。 【主な学習内容】 1. ビジネス・ファンダメンタル(ビジネスとセグメントの明確化、内部組織構造を描く、ビジ

ネス価値評価、業界分析、等) 2. 組織へのテクノロジーの統合化 3. テクノロジー戦略の推進(ビジネスの理解、効果的ナレッジ・マネジメントの推進、正しい

意思決定、等)

到達目標

ビジネス戦略とテクノロジー戦略をアーキテクチャ的にに可視化した上で、IT投資をビジネス価値に変換する体系的なスキルと手法が身につける。

ビジネス戦略からテクノロジー戦略を導き、テクノロジーの価値を可視化した上で、「IT投資=ビジネス価値」としての優先順位付けの方法を理解する。

企業の業界、組織構造、文化に視点を置いたステークホルダーへのコミュニケーション戦略を通して、アーキテクチャ活動のエンゲージメント・モデルとその実践的な手法を理解する。

アーキテクトに要求される「アーキテクチャの価値」と「テクノロジーの価値」を企業内でどのように訴求していくか、その実践的なスキルを身につける。

備 考

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ITアーキテクチャのこころ

小善は、大悪に似たり、

大善は、非情に似たり