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平成29年 10月28日 阪南大学あべのハルカスキャンパス 545-6023 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 Email: [email protected] 平成29年 12月9日 平成30年 1月20日 平成30年 2月24日 平成30年 3月10日 ●14:00~15:30 ●14:00~15:30 ●14:00~15:30 ●14:00~15:30 古墳を二倍楽しむ見学法」 百舌鳥・古市古墳群には、仁徳天皇陵や応神天皇陵など、最大級の前方後円墳が ずらりと並びますが、「単なる森にしか見えない」「何をどう見たらいいのかわか らない」というご意見がほとんどです。そこで、「古墳はこう見ると、俄然楽しく なる」という見学法をお伝えします。長年にわたり史跡観光ガイドを務めてきた来 村教授は、独自の案内法をもって全国的に知られています。そのノウハウをお伝え する講座です。 バーチャル化したヒト・モノ・カネが人間を支配する日 経営情報学の次なる課題 ―ビジネスの3大要素と言われるヒト・モノ・カネ。これらがコンピュータネット ワークの発展によって、現在急速にバーチャル化しつつあります。人間にとって これらのバーチャル化は、ある意味で生活のブラックボックス化を意味していま す。この現実が行きつく先はどんな世界になるのか、一般にあまり意識されてい ない現在の状況を解説しながら、近い将来の世界を予測します。それを踏まえて この先、経営情報学が何を明らかにしていかなければならないかを考えます。 消費者ニーズを掴むライフスタイルビジネスとは何か」 近年,ファッションビジネスに大きな変化が起こっています。ただ単にひとつのア イテムを販売するというビジネスが崩壊しているのです。日本の消費者は,「世界 一厳しい目を持っている」といわれており,その多様なニーズに適応するため, 「衣食住」を巧みに組み合わせたライフスタイルを提案するビジネスが注目を集め ています。この「MADE IN JAPAN」といえる新たなビジネスモデルの生成プロセ スとその競争優位性について,わかりやすく解説します。 経済学部准教授 豆本一茂 ●14:00~15:30 1回 地方創生とアベノミクス」 第2次安倍内閣で掲げられた経済政策である「アベノミクス」。導入から4年目を迎 えたアベノミクスは、未だに成功なのか失敗なのか、その成果を巡って様々な議論 が行われています。また、2014年9月の第2次安倍改造内閣で発表された「地方創 生」政策も多くのメディアで取り上げられています。 本講義では、安倍政権の中心政策であるアベノミクスと地方創生について解説しま す。 流通学部教授 大村 邦年 国際観光学部教授 来村 多加史 経営情報学部教授 田上 博司 中国古代長城沿線の辺境都市と日本古代の 都城 - 都城プランと都城思想からみた東アジアにおける文化交流の一側面-日中両国の教科書では、一般的に中国魏晋隋唐時期の都城の構造を日本古代都城 のプランの源としています。しかし、1930年代に那波利貞氏はすでに中国隋唐 時代の都城プランは中国北方異民族(鮮卑族)によって創出され、中国上古時代 の都城の構造と本質的に異なると指摘しています。藤原京や平城京のようなグ リッド的な都市構造は、古代ローマの植民地都市でもよく使われていました。昨 今、中国魏晋隋唐時期の都市プランの源を中央アジアに探求する動きもあります。 講座では、文化史の観点からこのような東アジア古代都城プランの由来と移り変 わりと継承関係を概観し、都市の面から東アジアの文化交流の特質についてお話 しします。 国際コミュニケーション学部教授 あべのハルカス23階 TEL.06-6654-5570 FAX.06-6654-5580 受講料 無料 (先着100名)

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第 6 回

平成29年

10月28日 土

阪南大学あべのハルカスキャンパス545-6023 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43

Email: [email protected]

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●14:00~15:30

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「古墳を二倍楽しむ見学法」

百舌鳥・古市古墳群には、仁徳天皇陵や応神天皇陵など、最大級の前方後円墳がずらりと並びますが、「単なる森にしか見えない」「何をどう見たらいいのかわからない」というご意見がほとんどです。そこで、「古墳はこう見ると、俄然楽しくなる」という見学法をお伝えします。長年にわたり史跡観光ガイドを務めてきた来村教授は、独自の案内法をもって全国的に知られています。そのノウハウをお伝えする講座です。

「バーチャル化したヒト・モノ・カネが人間を支配する日― 経営情報学の次なる課題 ―」

ビジネスの3大要素と言われるヒト・モノ・カネ。これらがコンピュータネットワークの発展によって、現在急速にバーチャル化しつつあります。人間にとってこれらのバーチャル化は、ある意味で生活のブラックボックス化を意味しています。この現実が行きつく先はどんな世界になるのか、一般にあまり意識されていない現在の状況を解説しながら、近い将来の世界を予測します。それを踏まえてこの先、経営情報学が何を明らかにしていかなければならないかを考えます。

「消費者ニーズを掴むライフスタイルビジネスとは何か」

近年,ファッションビジネスに大きな変化が起こっています。ただ単にひとつのアイテムを販売するというビジネスが崩壊しているのです。日本の消費者は,「世界一厳しい目を持っている」といわれており,その多様なニーズに適応するため,「衣食住」を巧みに組み合わせたライフスタイルを提案するビジネスが注目を集めています。この「MADE IN JAPAN」といえる新たなビジネスモデルの生成プロセスとその競争優位性について,わかりやすく解説します。

経済学部准教授

豆本一茂●14:00~15:30

第 2 回

第 1 回

「地方創生とアベノミクス」

第2次安倍内閣で掲げられた経済政策である「アベノミクス」。導入から4年目を迎えたアベノミクスは、未だに成功なのか失敗なのか、その成果を巡って様々な議論が行われています。また、2014年9月の第2次安倍改造内閣で発表された「地方創生」政策も多くのメディアで取り上げられています。本講義では、安倍政権の中心政策であるアベノミクスと地方創生について解説します。

第 3 回

第 5 回

流通学部教授

大村 邦年

国際観光学部教授

来村 多加史

経営情報学部教授

田上 博司

「中国古代長城沿線の辺境都市と日本古代の都城-都城プランと都城思想からみた東アジアにおける文化交流の一側面-」

日中両国の教科書では、一般的に中国魏晋隋唐時期の都城の構造を日本古代都城のプランの源としています。しかし、1930年代に那波利貞氏はすでに中国隋唐時代の都城プランは中国北方異民族(鮮卑族)によって創出され、中国上古時代の都城の構造と本質的に異なると指摘しています。藤原京や平城京のようなグリッド的な都市構造は、古代ローマの植民地都市でもよく使われていました。昨今、中国魏晋隋唐時期の都市プランの源を中央アジアに探求する動きもあります。講座では、文化史の観点からこのような東アジア古代都城プランの由来と移り変わりと継承関係を概観し、都市の面から東アジアの文化交流の特質についてお話しします。

国際コミュニケーション学部教授

陳 力

あべのハルカス23階 TEL.06-6654-5570 FAX.06-6654-5580

受講料無料

(先着100名)

第 4 回

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第2部

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実施日 時間 テーマ 講師 参加希望日

【第1回】10/28(土) 14:00~15:30 地方創生とアベノミクス

経済学部 准教授

豆本 一茂

【第2回】12/9(土) 14:00~15:30 消費者ニーズを掴むライフスタイルビジネスとは何か

流通学部 教授

大村 邦年

【第3回】1/20(土) 14:00~15:30 古墳を二倍楽しむ見学法

国際観光学部 教授

来村 多加史

【第4回】2/24(土) 14:00~15:30

バーチャル化したヒト・モノ・カネが人間を支配する日― 経営情報学の次なる課題 ―

経営情報学部 教授

田上 博司

【第5回】3/10(土)

14:00~15:30 中国古代長城沿線の辺境都市と日本古代の都城-都城プランと都城思想からみた東アジアにおける文化交流の一側面-

国際コミュニケーション学部 教授

陳 力

講座のお申込は、FAX またはホームページ ・e-mailでお願い致します

FAX または 本学ホームページ ・ e-mailで

■田上 博司 出身校:神戸大学経営学部経営学科研究テーマ:マルチメディア・コミュニケーション・現実・仮想現実間インタラクションに関する研究主要業績: 『マルチメディア情報学概論』二瓶社、2006年/『デジタルコミュニケーション』晃洋書房、2007年/『経営と情報の深化と融』税務経理協会、2014年

■大村 邦年 出身校:神戸商科大学経営学研究科修士課程、神戸大学経営学研究科博士課程研究テーマ:ファッションブランド構築に関する研究、ファッションアパレル企業の事業戦略に関する研究主要業績:『ファッションビジネスの進化―多様化する顧客ニーズに適応する、生き抜くビジネスとは何か-』単著(晃洋書房)、2017年/「

アパレル企業の多角化戦略とその本質」(阪南論集社会科学編)、2014年/ 「ファストファッションにおける競争優位のメカニズム- INDITEX社ZARAの事例から-」(阪南論集社会科学編)、2012年/『新時代のマーケティング~理論と実践』共著(六甲出版販売)、2010年

■豆本 一茂 出身校:九州大学大学院博士課程(経済工学専攻)単位取得退学研究テーマ:地域経済論、地場産業論主要業績:「児島ジーンズ産業のイノベーション」(所収)伊東維年編著『グローカル時代の地域研究』日本経済評論社、2017年

■来村 多加史 出身校:関西大学大学院文学研究科博士後期課程研究テーマ: 日中文化交流史、考古学

主要業績:『高松塚とキトラ古墳壁画の謎』講談社、2008年/『中国名将列伝』学研新書、2008年/『奈良時代一周』NHK出版、2010年

■陳 力 出身校:大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程 博士 (文学・大阪市立大学)研究テーマ:中国古代都市史・中国古代都市間の交通主要業績: 『東周秦漢時期城市発展研究』、中国西安:三秦出版社、2010年/「漢長安城西南考―漢長安都市圏研究における可視化を

試みて」、『阪南論集(人文・自然科学編)』第50巻第1号、2014年10月/「漢長安城復原図之回顧」、『白沙歴史地理学報』第17期、中華民国105年12月

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