発行：大久保自衛隊

協力会

陽融会

大久保駐屯地

桃友会

４５会

編集：第４施設団

印刷：進晃堂印刷

や ま し ろ １ 平 成 ２ ８ 年 １ ０ 月 号

南スーダン派遣施設隊

帰

国

行

事

駐屯地夏まつり（駐） 青少年防衛講座（駐） 駐屯地司令杯少年野球（駐） 大久保駐屯地婚活大作戦（駐） 第２回訓練検閲（7群102施器）（団） 隷下の夏まつり（団） 団爆破訓練（団） 団集中野営（団） 天塩訓練視察（団長） 新隊員（６・７群・３Ｅ？） 部隊長随筆（３０４） ＣＳＭ随感（ダンプ） 我が故郷（３０４） 一隅を照らす（付隊） 私のオススメ（６群）

内 容 紹 介 ・１面

団長訓練検閲

・２面

災害派遣

団爆破訓練

水際障害構成訓練

・３面

新隊員後期教育

夏まつり

協力会紹介

・４面

部隊長随想

最先任随感

新着任部隊長

一隅を照らす

我が故郷

私のオススメ

第４施設団は、９月11日から16日にかけて第２回団長訓練検閲を実施

した。今回の受閲部隊は、第７施設群（群長

長浦1佐・人員２８３名、

車両99両）と第１０２施設器材隊（隊長

金田２佐・人員１１５名、車

両47両）である。各部隊は、年度当初から段階的に訓練を積み重ね、本

検閲へ臨んだ。

９月11日、日本原演習場（岡山県）に集結した部隊は、検閲官である

第４施設団長（小林将補）から検閲官要望事項として「職責の完遂」

「尺度の保持」「安全管理の万全」以上の３点が示された。隷下部隊長

はこれを受け行動を開始した。今回の検閲は、敵の侵攻を食い止める防

御支援として陣地構築、交通作業、橋梁架設、水際障害構成が実施され

た。

検閲は当初、激しい雨に見舞われながらも各級指揮官の適時適切な指

揮指導のもと、任務達成に向け各作業に邁進した。

第４施設団は７月25日～27日までの間、あいば野演習

場において第１回団爆破訓練を行った。訓練担任官は第

６施設群長（群長

鮫島１佐）。第３６９施設中隊長

（井手之上３佐）が爆破指揮官となり訓練部隊の指揮を

した。時折、退避壕からは爆点が見えなくなるぐらいの

濃霧に覆われる悪天候の中、勤務員たちは、真剣な眼差

しで各人の与えられた任務に当たった。雨が降り足場が悪い中、起爆準備や回路構成を確実に行い

基本基礎動作を確実に実施し整斉と事故なく全訓練を終えた。

や ま し ろ ２ 平 成 ２ ８ 年 １ ０ 月 号

駐屯地夏まつり（駐） 青少年防衛講座（駐） 駐屯地司令杯少年野球（駐） 大久保駐屯地婚活大作戦（駐） 第２回訓練検閲（7群102施器）（団） 隷下の夏まつり（団） 団爆破訓練（団） 団集中野営（団） 天塩訓練視察（団長） 新隊員（６・７群・３Ｅ？） 部隊長随筆（３０４） ＣＳＭ随感（ダンプ） 我が故郷（３０４） 一隅を照らす（付隊） 私のオススメ（６群）

団爆破訓練

天塩訓練視察

災害派遣（奈良山林火災）

８月８日深夜、十津川村で林野火災が発生した。第４施設団長は、

奈良県知事からの災害派遣要請を受理し、副団長（角１佐）を長と

して大久保駐屯地からは、第７施設群（群長

長浦１佐）及び第１

０４施設直接支援大隊（隊長

山本２佐）を派遣した。

９日未明からは、ヘリコプター（第３飛行隊）による上空からの

消火活動が行われた。また地上からは、約20㎏のジェットシュー

ターを担いだ隊員たちが、急峻な道なき山を火災現場まで徒歩で前

進した。

現場に到着した隊員たちは、まだ黒煙の上がる雑木林や熱の残る

山肌にジェットシューターで消火活動を懸命に行い、鎮火を確認、

無事に任務を完遂した。

奈

良

県

十

津

川

村

林

野

火

災

災

害

派

遣

出

動 奈

良

の

山

林

火

災

を

鎮

火

十津川役場における調整 現場における調整

急峻な山道を前進 消防と共同で消火活動

団

爆

破

訓

練

第四施設団（団長

髙田陸将補）は、一月十二

日から一月十六日の間、爆破訓練をあいば野演習

場において実施した。

本訓練は、九二式地雷原爆破装置等の投射訓練、

対戦車地雷等の各種爆破訓練を実施し、施設技

術・能力の向上を図るとともに、84ミリ無反動砲

射撃及び手榴弾投擲を併せて実施した。期間中、

人員約四〇〇名、車両約一一〇両が参加し、施設

科隊員として必要な練度向上が図られた。

施設科隊員としての

施設技術・能力を向上

第４施設団は７月20日～８月21日までの間、天塩訓練場（北

海道）において水際障害構成訓練を行った。

本訓練は、天塩海岸部において、水際地雷の敷設準備から海

上敷設までの一連の行動を演練し、水際障害構成能力の向上を

図る目的で行われた。

普段の訓練ではなかなか実施できない94式水際地雷敷設車に

よる水際地雷原の構成、地雷（訓練用）の実投下訓練また、ヘ

リによる散布訓練などを行った。８月７日～10日の間には、第

４施設団長の訓練視察を行い、成果の確認と隊員を激励した。

また10月13日には、和歌山駐屯地において方面総監の初度視

察を受けた。

水

際

障

害

構

成

訓

練

各駐屯地では、夏の暑さ忘れさせてくれるようなたくさんのイ

ベントが開催された。さぁ、皆さんはどこの駐屯地の夏まつりに

行かれましたか？

や ま し ろ ３ 平 成 ２ ８ 年 １ ０ 月 号

駐屯地夏まつり（駐） 青少年防衛講座（駐） 駐屯地司令杯少年野球（駐） 大久保駐屯地婚活大作戦（駐） 第２回訓練検閲（7群102施器）（団） 隷下の夏まつり（団） 団爆破訓練（団） 団集中野営（団） 天塩訓練視察（団長） 新隊員（６・７群・３Ｅ？） 部隊長随筆（３０４） ＣＳＭ随感（ダンプ） 我が故郷（３０４） 一隅を照らす（付隊） 私のオススメ（６群）

第３０４施設隊及び第３０５

施設隊の協力団体について紹介

します。

第３０４施設隊協力会

〇施設隊ＯＢ会

会

長

村松

治樹

氏

第３０４施設隊の前身である

第７施設群第３４９施設中隊及

び第３０３地区施設隊からの退

職者等で結成されており、災害

派遣時や団長訓練検閲受閲時な

どの慰問や激励等をしていただ

き、隊の精強化及び士気高揚に

多大な貢献をされています。

またＯＢ会総会には、隊長を

はじめ隊の主要メンバーで参加

し、相互の親睦を深めるととも

に連携の強化を図っています。

（会員

約５０名）

第３０５施設隊協力会

〇善施会

会

長

佐伯

榮一

氏

第３０５施設隊の前身である

第８施設群からの退職者等で結

成されており、会員の融和団結

及び参画意識を高揚させ、会員

相互の親睦を図っている。

（会員

１８１名）

〇三軒屋施設ＯＢ会

会

長

小林

秀樹

氏

会員相互の親睦及び第３０５

施設隊隊員との融和団結を図る

ことを目的とする。

（会員

５１名）

７月上旬から９月下旬にかけて、第６施設群及び第7施設群は、

それぞれの駐屯地において新隊員後期教育（施設）を行った。

この教育は、施設科職種隊員としての必要な基礎的事項を学ぶ

教育であり、課目には連結、土工、木工、植工、漕舟、爆破など

多種多様な教育が行われる。

新隊員たちは、約３ヶ月に渡り教官・助教たちによる熱心な教

育を受け、日々勉学に励んだ。途中、苦しい事やつらい事もたく

さんあったがその都度、仲間との絆を深め、困難にも立ち向かい、

無事に教育を終了することができた。

新教修了式

各

駐

屯

地

で

納

涼

行

事

新

隊

員

後

期

教

育

修

了 部隊は若い力を待ってるぞ！

～第３０４施設隊・第３０５施設隊協力会紹介～

今回は、第４施設団本部付隊で勤務する、「恒

田士長」を紹介します。と言ってもまず知らない

人はいないでしょう。なんせ働かせれば賞詞をも

らい、無線をさせればピカイチ、射撃をさせれば

準特、体力検定をさせれば団ナンバー１選手（女

子）、ラッパを吹かせれば優秀隊員、出会えばそ

の笑顔で人はみな、トリコになってしまう・・・。

そんな優秀な彼女だからこそ上司からの信頼や後

輩からの人望も厚く、また多忙な業務を難なくこ

なしてしまうのです。

現在、彼女の目標は

１日でも早く陸曹に

なることです。その

ために彼女は、今日

も夕日に

向かって

走り続け

る・・・

「団結力」

第３０７ダンプ車両中隊

先任上級曹長

染川

直史

私たち自衛官は、組織の中で勤務

しています。組織の中で勤務するに

あたって団結力、協力性が強くなけ

れば精強な部隊は作れないと考えて

います。個々の力が優れていても個

人プレーに走ってしまうと組織とし

ては全く機能せず、よい成果が得ら

れないと思います。今年度はオリン

ピックイヤーなのでサッカーでたと

えるとしましょう。世界のトップイ

レブンを集めてチームを結成し、勝

負をしたとしても、勝つ事は出来な

いと考えます。なぜなら、個々の能

力は優れていたとしても、全員が個

人プレーに徹し連携をしなくて、

チームプレーをしなかった場合、勝

つことはできないと考えます。自衛

隊も同じで、隊員の能力は優れてい

ても、お互いに協力しあい、組織的

に動かない限り敵には勝つ事は出来

ないと思います。個人の能力を向上

されるのはもちろん組織としての団

結力も向上させていく事が私たちに

とって重要な事だと思います。今後

も益々、精強な第４施設団をつくる

ために団結力のある隊員の育成に努

めて行きましょう。

や ま し ろ 平 成 ２ ８ 年 １ ０ 月 号 ４

駐屯地夏まつり（駐） 青少年防衛講座（駐） 駐屯地司令杯少年野球（駐） 大久保駐屯地婚活大作戦（駐） 第２回訓練検閲（7群102施器）（団） 隷下の夏まつり（団） 団爆破訓練（団） 団集中野営（団） 天塩訓練視察（団長） 新隊員（６・７群・３Ｅ？） 部隊長随筆（３０４） ＣＳＭ随感（ダンプ） 我が故郷（３０４） 一隅を照らす（付隊） 私のオススメ（６群）

「

縁」

第３０４施設隊

隊長

２等陸佐

渡邊

岳央

私が第３０４施設隊長に上番

して８月で丁度２年となります。

出雲におけるこの２年間を振り

返ってみると、「人の縁」「地

域の縁」に助けられつつ充実し

た生活を過ごしています。

出雲での勤務は約９年半ぶり

の部隊勤務であり、当初は「部

隊感覚のズレ」に戸惑いました。

そんな中、夏季休暇明けに発生

した「広島土砂災害」は現職初

の実任務となりましたが、ほぼ

名前と顔も一致しない隊員達に

支えられ無事任務を完遂するこ

とができました。この時、皆に

感謝するとともに、今まで転属

した先々でいかに「人の縁」に

支えられていたか思い出しまし

た。

またプライベートにおいても、

地域行事等を通じ地元の人たち

との交流を深めることができ子

どもたちも環境の変化にも関わ

らず、友達にも恵まれ楽しい学

校生活を送っており、家族共々

充実した日々を過ごしています。

今後も「与えられたご縁」に感

謝をしつつ、隊員・家族・地域

との絆を大切にしていきたいで

す。

編集後記

第３０７ダンプ車両中隊は８月２日、

大久保駐屯地体育館で第25代中隊長の着

任式を行った。着任したのは中野千尋

（なかのちひろ）３等陸佐。第４施設団

の歴史において初の女性中隊長である。

着任の辞で指揮官として統率方針「道を

開く」を掲げ隊員に「挑戦、結集」を要

望し「自らの道は自らが努力して開き、

その為には何事にも挑戦しなければなら

ない。そして中隊は道を開くために、個

々が結集

団結しな

ければな

らない」

と強調し、

指揮官と

しての決

意を示し

た。

一

隅

を

照

ら

す 部

隊

長

随

筆

先

任

上

級

曹

長

随

感

新

着

任

部

隊

長

紹

介

第３０４施設隊

１等陸士

渡邊

優人

私の出身は島根県隠岐の島で、

日本海に浮かぶ人口２５００人の

小さな島ですが海の綺麗な自然に

恵まれた所です。主な産業は漁業

と畜産で、岩ガキやサザエ、アワ

ビなどもよく取れて有名ですが、

特に有名なのは、隠岐牛で、とて

も美味しいです。隠岐の島にはコ

ンビニはありませんが豊かな自然

が残るとてもよい町で釣りの好き

な人にはお奨めです。来られる際

は、交通手段が少ないのと気象状

況に左右される事もありますので

気を付けて下さい。しかしながら

都会にはない天然の海産物や絶景

なスポットなどがあり、ぜひ一度

きて見て下さい。

我

が

故

郷

夕日に映えるローソク島

第６施設群

第３６９施設中隊

２等陸曹

松野

美々子

第３６９施設中隊を定年退官された崎山光弘様がこの程、岐阜分屯地近傍で

鉄板焼のお店「京」を開業しました。

店名の由来は、崎山さんの故郷京都に因み命名されたそうです。オープンし

て一年半ですが、夕方になるとお客さんが続々来店。崎山マスターの丹精こめ

た一品一品はどれもおいしく、お酒が弾みます。特に、お店の目玉は関西風お

好み焼きで、ミックス、豚玉イカ玉、えび玉等、どれもふっくらして美味で他

にも焼きそば、焼きうどん、とん平、ホルモン、じゃがバター等、鉄板焼きメ

ニューも充実しています。飲み物は、生ビール、焼酎、チューハイ、冷酒、

（月桂冠生酒）、ソフトドリンク等多種揃ってます。崎山マスター曰く「コン

ビニ弁当買って食べるよりも気軽にここへきて食べてちょうだい」と。岐阜分

屯地に来られた際は、是非お立ち寄りください。（マスターはこの風貌でアル

コールは×

です。）

私

の

オ

ス

ス

メ

那加大東町 交差点

お好み焼 鉄板焼 京（みやこ） 各務原市那加大東町 （国道２１号 大東町交差点前） 営業時間 １７００～翌０３００ 定休日 日曜日

京 Ｒ２１

至大垣

至鵜沼

航空自衛隊 岐阜基地 岐阜

分屯地