0722 Webライティング研究会２

Webライティング研究会

第2回見出しを作ろう

前回のおさらい

2011/7/26アスキー・メディアワークス 2

広告とデマは紙一重


なぜデマを信じるのか？


問題が起きる

身近な方法で解決を図

る失敗する仲間を得る

マジックアイテムを得

る再挑戦する

問題を解決する

電気が足りない

エアコンを消す

暑いし、節電にならな

い

電気の本当の消費量を

知る

テレビが悪い！

テレビを消す

節電できた

ストーリーは理解しやすい

私

テレビ

デジタルマガジン

野村総研


節電の敵「テレビ」を見させる↓

「テレビを消す」

大きなストーリーを作る側になれ• 広告、デマ、小説、新聞記事など、あらゆるストーリー

は「大きなストーリー」という共通の構造を持っている。

• しかし、「大きなストーリー」の作り方は普通は誰かが教えてくれるわけではない。

• 気付いて作る側になるか、知らずに与えられる側に居続けるしかない。

• 方法は1つだけなので、覚えてください。暗記ものです。


見出しの歴史


タイトルと見出しの違い• titleとheadlineの違い

o タイトルは書名や紙/誌名などの商品名

o 見出しは大衆を煽るために1行目（ headline ）がだんだん大きくなって独立したもの

• subjectとtitleの違いo 件名は論文などの主題


見出しの種類• 高級紙の見出し

o 忙しいビジネスマン向けに事実を要約したもの

• 大衆紙の見出しo 下世話な話を好む大衆向けに、事実を面白可笑しく歪曲したもの

• 雑誌の見出しo 立ち読み客をレジに向かわせるために大見出しで煽り、買った後の利

便性を考えて小見出しで要約する

• 書籍の見出し（文字が多めの実用書の場合）o 目次で大まかな内容を伝えるために大見出しで要約し、買った後読み

進めたくなるように小見出しで煽る


3つの見出し


Webに必要な3つの見出し1. 要約見出し

o 主張や事実を要約する

2. SEO見出しo 検索語（ニーズ）を表現する

3. 煽り見出しo 興味を喚起する


サイト内サイト外

ニーズあり

要約見出し SEO見出し

ニーズなし

煽り見出し煽り見出し

要約見出し• サイト内のリンクの付かないhn要素用の見出し

o 小見出し

• 関心を持続してもらうために作るo 高級紙や書籍の見出しの子孫

• 段落を区切って、テキストを分割するo 流し読みするために作る


2.SEO見出し• title要素用の見出し

o 検索エンジンからの着地ページ

o 複数ページの1ページ目

• 検索エンジンにインデックスされるために作るo Webライティングならではの形態

• キーワードが入っていないとクリックされないo キーワードを適切に入れる


検索エンジンの特徴


Googleは「東京大学」を理解できない


「東京大学」と「大学東京」は検索結果が異なる


SEO見出しのルール• title要素は検索結果に使

われるo 全角30文字程度で省略される

• ユーザーが検索する順にメインキーワードとサブキーワードを入れる

• SEM用のツールを使って、関連キーワードや補助キーワードを調べて、なるべく多くのキーワードを入れ込む


煽り見出し• title要素用の見出し

o サイトトップ、カテゴリーページのリンクラベル

o ソーシャルメディアからの着地ページ

o メールマガジンの件名、メルマガ本文内のリンク付き見出し

• 人間に関心を持ってもらうために作るo 大衆紙や雑誌の大見出しの子孫

• 「転」がないと話題にならないo ストーリーを端的に示す


ワークショップ• ひまわり図を使って、自社サイトのメインキーワードとサブキーワードを完成させてください。

• 宿題のニュースリリースの見出しを、SEO見出しに変えてください。

• 宿題のニュースリリースの見出しを、煽り見出しに変えてください。


次回予告

•欲しいのは、感動よりもコンバージョン

• Webライティングでの文章の書き方


0722 Webライティング研究会２

Documents

Transcript of 0722 Webライティング研究会２