01 150323岡山npoセンター 事務力向上
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NPO法人の事務力向上
事務力不足で、
機会と信頼を
失わないために。
石原達也 主な仕事 NPO歴14年 NPO支援歴12年
NPO法人 岡山NPOセンター 副代表理事・ディレクター
NPO法人 みんなの集落研究所 代表執行役
公益財団法人 みんなでつくる財団おかやま 理事
社会事業の経営支援。NPOの事務や運営支援(事務支援センター)、協働による調査事業、政策提言の支援(岡山市など)、企業CSRの支援、大学における社会参加支援、指定管理(市民活動センター)、中国5県中間支援組織連携会の幹事役 など
集落のためのシンクタンク。境界線の生活課題調査、移住受入ワークショップ、集落がもつ資源と民間企業や社福とのマッチング、助け合いなどの地域互助の支援、協力隊育成 など
市民立の財団。市民寄付の仲介、市民団体の寄付募集支援(割り勘)、円卓会議、ソーシャルライター、橋守基金 など
岡山NPOセンターの事業ミッション「豊かな市民社会の実現」。1998年前身団体設立。完全な民間組織。年間事業規模約50,000千円 職員13名(常勤8名)
会員定例会、非営利組織経営者協会、中国5県NPO中間支援センター連絡会議、日本NPOセンター関連会合・CEO会議、会計基準協議会、ソーシャルマーケティング研究会、ソーシャルビジネスネットワーク構築事業(若者起業塾、採算性向上セミナー)、ゆうあいセンター管理運営事業(出前セミナー、人材養成講座、情報誌、利用者交流会etc.)、NPO事務支援センター、中山間地域協働支援センター、おかやまNPOサポート基金、ろうきんNPO寄付システム、資源提供事業、協働環境調査・全国調査運営、岡山県NPO関連予算説明会、備前県民局管内行政職員研修、岡山市ESD市民活動センター、政策提言推進プロジェクト(新しい地域支援事業、障がい者優先調達制度)、 SAVE JAPANプロジェクト、講師派遣、公益ポータルサイト運営事業(NPOkayama、シェア・ウェブ)、機関誌「NPOkayama」発行、メールマガジン発行
年 間
プロジェクト
担い手となるNPOの
足場を固める!
①NPO法人事務力検定
②NPO法人事務局検診
③NPO事務なんでも相談
④NPO事務代行
⑤NPO法人事務セミナー
本日のお品書き
1.なぜ事務が大切か。
2.NPO法人事務力検定
3.事務の基盤を作る3つ
4.事務効率化のための5つ
5.まとめ
なぜ事務が
大切か。
業務効率低下
(できないことの増加)
コンプライアンス違反
(法令順守)
信頼性の低下
(怪しまれる)
←過料に処される!←認定が取得できない!←最悪、認証取り消し!
機会の損失(支援や協働など)
事務力不足
自分でやった方が早い!・・・で、いいでしょうか?
自分だけ熟練し、自分だけのやり方に
→自分以外わからず、いつも自分がやる
→自分がいないとできなくなる
→他のことができなくなる
→組織ができることが限られていく
運動は
事務の堆積である。
市川房江さん
NPO法人
事務力検定。
NPO法人経営実態把握 2010年度
県内全NPO法人の決算書調査+アンケート+ヒアリング
(2010年度:518法人)→(2013年度:715法人)
総収入 67億円(しかし半分は8%の法人で!)→107億
寄付金 3億5千万円 →4億6千万円
会費 1億6千万円 →2億3千万円
協働の意識は「合議」に変化
代表や役員の多くは設立から変わらず
・・・などなど
法人数増加の一方で
成長は頭打ちに。
①100万円以下4割!
②会費・寄付がない法人も!
③決算書が混迷…事務能力の不足!
④人材の新陳代謝不足!
⑤対等な協働への意欲!
NPO法人事務力検定
①NPO基礎
②所轄庁手続
③法務局手続
④会議運営
⑤会計処理
⑥労務管理
NPO法人事務力検定
(1)多岐にわたるNPO法人の諸手続きが
整理される。
(2)多岐にわたるNPO法人の諸手続きが
「わかっている」状態を証明する。
(3)上記により事務局のすべきことを
明らかにすることで、質向上、分担、
引き継ぎを可能とする。
事務力検定の
全国連携展開!
各地の中間支援組織と
連携して検定試験
+セミナーを開催!
*宮城~沖縄まで。
・岩手県:岩手県連携復興支援センター
・宮城県:NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター
・東京都:NPO法人NPOサポートセンター、NPO法人CANPANセンター
・千葉県:NPO法人 ちば市民活動・市民事業サポートクラブ
・栃木県:NPO法人 ま・わ・た、認定NPO法人 宇都宮まちづくり市民工房
・新潟県:NPO法人 新潟NPO協会
・静岡県:NPO法人 東海道・吉原宿
・大阪府:NPO法人 市民活動フォーラムみのお、NPO法人 SEIN
・京都府:NPO法人きょうとNPOセンター
・和歌山県: NPO法人わかやまNPOセンター
・広島県:NPO法人 ひろしまNPOセンター
・鳥取県:一般財団法人 とっとり県民活動活性化センター
・島根県:公益財団法人 ふるさと島根定住財団
・山口県:やまぐち県民活動支援センター(NPO法人 やまぐち県民ネット21)
・沖縄県:NPO法人まちなか研究所わくわく
※実施済み・実施予定・調整中の一部
各地域の支援センターと連携!
合格者率 約80%!
合格者 不合格者
事務の
基盤をつくる
3つ。
事務ができてる?
1.記録ができている
2.共有ができている
3.整理ができている
データ化(PDF化)がおすすめ!
メリット→どこでも・同時に見れる
*自作データは最終版を明確に。
*紙のみのものは、
ドキュメントスキャナかデジカメで。
*紙をもらったら
スキャン→保存または廃棄を習慣化。
保存年限が決まっている書類
<3年保存>
労災保険に関する書類雇用保険に関する書類
<7年保存>
決算に関する書類年末調整に関する書類
賃金台帳
<4年保存>
雇用保険に関する書類
<10年保存>
総勘定元帳総会議事録
<永久>
定款法人の設立・
登記に関する文書
★保管期間の一般例です。団体によって各自で判断します。
事務効率化
のための
5つのポイント。
効率化の5つのポイント
1.繰り返されることを予想する
2.作業を細かく分解する
3.同時並行で出来る事は今する
4.動きは可視化、決定は文字化する
5.判断すべきことを判断する
1.繰り返していること
ありませんか?
*毎月開催する会議
*毎年開催する行事
*どの行事でも行う作業
*毎回つくる書類
*毎回する確認
2.分解すれば、
みんなでできる。
*調整全部→依頼と確認と…
*当日までの準備→道具と…
*調査→連絡と送付と集計と…
3.後でする。
なんて、難しい。
*その場で出来る事はその場で。
*後で確認を得るのは難しい。
*「やってしまおう」
4.動きの可視化は、
まずは身内の為に。
*facebookは身内のためにも。
*予定をわざわざ聞かない。
*会議の時にも必ず可視化。
他者の問いに応えないと、
他者の作業を止めてしまう。
特に、スタッフや部下や外部の協力者には
5.本当にあなたが
判断しないといけない
ことですか?
仕事を任す際には
責任だけでなく権限も。
自分で判断できる。動かせる。
結果や成果が出せるから、やりがいがでる。
※しかし把握はちゃんと。
目標の管理をする。
*目指すべき目標に到達できるものか?
*目標はそもそも定められているか?
*目標は共有されているか?
まとめ。
僕の中の
「ビビリ」が大事。
イベントも会議も交渉も段取り7割。
個性ではなく段取りで乗り切る組織に。
慣れでやっていることを自覚する。
憂鬱でなければ、
仕事じゃない
見城 徹さん
〒700-0822 岡山市北区表町1丁目4-64 上之町ビル3階
電話 086-224-0995 FAX 086-224-0997
E-mail [email protected]
*その他、提案、会議、広報、コピー、協働の進め方、
中山間支援、財団設立、などなども。
お気軽にご連絡ください!