レスプリシリーズ

レスプリＶシリーズ

プリンタ設定ツール説明書

2009 年 6 月 23 日 第 21 版

SATO BARCODE PRINTER

目 次

1. プリンタ設定ツール................................................................... 1

2. はじめて、「プリンタ設定ツール」をお使いになるときは、下記の手順でセットアップしてください。........ 1

3. プリンタドライバを使用するお客様は、下記の項目の設定を行います。 ..................... 1

4. プリンタドライバを使用しないお客様は、プリンタ動作の設定を行います。 ................. 1

5. プリンタ設定ツールの初期値........................................................... 2

6. 操作手順............................................................................. 4

7. 拡張機能（レスプリＶシリーズのみ対応） ............................................... 8

7-1. バッテリ動作設定.................................................................. 8

7-2. オプション動作待機時間指定 ........................................................ 8

8. バージョン........................................................................... 9

8-1. システムバージョン................................................................ 9

8-2. アプリケーション バージョン情報 .................................................. 9

9. デバイス............................................................................ 10

9-1 プリンタの設定 .................................................................... 10

9-1-1. シリアルインタフェースの通信設定手順 ......................................... 10

9-1-2. LAN インタフェースモード設定手順.............................................. 12

9-1-3. Bluetooth インタフェース通信設定手順（レスプリＶシリーズのみ対応）............ 13

9-1-4. IEEE1284 の受信制御方式手順 .................................................. 15

9-2. ポートの設定..................................................................... 16

10. ノンスタンダードコード設定........................................................ 17

11. 設定ツールインストール/アンインストール方法（レスプリＶシリーズのみ対応） ......... 19

プリンタ設定ツール

1

1. プリンタ設定ツール

「プリンタ設定ツール」は、レスプリシリーズプリンタの動作設定をプリンタに記憶させたり、プリ

ンタから設定情報を取得するソフトウェアです。

※本説明書の画面画像は特に断りが無い限り、L’esprit408v の画面画像を使用しております。

2. はじめて、「プリンタ設定ツール」をお使いになるときは、下記の手順でセットアップしてください。

①プリンタをお使いになるパソコンにプリンタドライバをインストールしてください。 インストール方法の詳細は、「セットアップガイド」を参照してください。 また、インストールするときのポートの設定は、パソコンとプリンタを接続する同じインタフェー

スで設定してください。 ②プリンタドライバインストール後は、パソコンを再起動してください。 プリンタドライバをインストールすると、自動的に「プリンタ設定ツール」がセットアップされま

す。またプリンタ設定ツールは、Windows のスタートメニュープログラムの「SATO LespritV ﾕｰﾃｨﾘ

ﾃｨｿﾌﾄ」に登録されます。※レスプリＶシリーズ以外は「SATO ﾕｰﾃｨﾘﾃｨｿﾌﾄ」に登録されます。

3. プリンタドライバを使用するお客様は、下記の項目の設定を行います。

①「初期フィード設定」 ・・・・ プリンタの電源を入れたときに自動で用紙を送るときに設 定が必要です。

②「ゼロスラッシュ設定」 ・・・ 数字の「０」かアルファベットの「O」を区別するために 数字の「０」にスラッシュをつけるときに設定が必要です。 プリンタ内部フォントに限ります。

③「ブザー音設定」 ・・・・・・ プリンタのアラーム音を鳴らさないようにするときに設定 が必要です。

その他の設定項目は、発行時にプリンタドライバのプロパティ情報に応じて設定内容が変化します。 プリンタドライバのプロパティ設定方法については、プリンタドライバ説明書を参照してください。

4. プリンタドライバを使用しないお客様は、プリンタ動作の設定を行います。

各設定項目は、レスプリシリーズのソフトウェアコマンドを使って設定することができます。

ソフトウェアコマンドの詳細については、SBPL プログラミングガイドを参照してください。

シリアルインタフェースで接続しているときのシリアル通信設定を変更するときの注意事項 (1)シリアルインタフェースボードにディップスイッチがない場合

詳細の設定手順については、インタフェース設定手順を参照してください。 ①プリンタの設定は、シリアル通信設定を行う前に設定を変更してください。 ②シリアル通信設定を設定した後は、必ずプリンタの電源を切ってください。 ③プリンタの電源を切ったあとは、パソコン側の通信設定をプリンタと同じ設定にしてください。

(2)シリアルインタフェースボードにディップスイッチがある場合 ①シリアルの通信設定は、ディップスイッチ設定が有効になります。 ②「制御」指定の「ER 制御シングル」、「ER 制御マルチ」のみ有効になります。

プリンタ設定を行った後は、必ずプリンタの電源を切り、再度電源を立ち上げてください。

プリンタ設定ツール

2

5. プリンタ設定ツールの初期値

(1)共通設定初期値 (2)印字動作による設定初期値

設定項目 レスプリT8/R8/T408/R408 /T408v/R408v

レスプリT12/R12/T412/R412 /T412v/R412v

3.印字速度 4 ｲﾝﾁ/s（100mm/s） 4 ｲﾝﾁ/s（100mm/s）

8.印字濃度 A B

9.印字濃度レベル 3 3

10.センサ種 反射ｾﾝｻﾀｲﾌﾟ：ｱｲﾏｰｸ 反射ｾﾝｻﾀｲﾌﾟ：ｱｲﾏｰｸ

11.ゼロスラッシュ 無効 無効

12.漢字コード JIS コード JIS コード

13.用紙仕様 のり付きラベル のり付きラベル

14.初期フィード 無効 無効

15.プロポーショナルピッチ 固定ピッチ指定 固定ピッチ指定

16.縦用紙サイズ 400mm 400mm

17.横用紙サイズ 104mm 104mm

18.縦印字基点補正 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ

19.横印字基点補正 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ

24.ラベル間ギャップ 24 ﾄﾞｯﾄ 36 ﾄﾞｯﾄ

25.ブザー音 あり あり

26.印字位置互換 互換なし 互換なし

設定項目 連続動作 ティアオフ動作 カッタ動作 ハクリ動作 ノンセパ動作 パーシャルカット動作

5.カッタ動作 無効 無効 動作 1 (ﾍｯﾄﾞ位置)

無効 無効 動作 4 （印字中カット）

6.ハクリ動作 無効 無効 無効 動作１ （ﾍｯﾄﾞ位置）

無効 無効

7.ノンセパ動作 無効 無効 無効 無効 ノンセパ （ｶｯﾀ位置）

無効

20.ｵﾌｾｯﾄ（連続） 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ

21.ｵﾌｾｯﾄ（ティアオフ） 無効 0 ﾄﾞｯﾄ 無効 無効 無効 無効

22.ｵﾌｾｯﾄ（カッタ） 無効 無効 0 ﾄﾞｯﾄ 無効 0 ﾄﾞｯﾄ 0 ﾄﾞｯﾄ

23.ｵﾌｾｯﾄ（ハクリ） 無効 無効 無効 0 ﾄﾞｯﾄ 無効 無効

プリンタ設定ツール

3

(3)インタフェース設定初期値 ※「READY/BUSY」制御の場合は、プリンタ設定ツール「制御」部分の「1アイテム受信」

「マルチ受信」のみ有効になります。

シリアルインタフェース ①ディップスイッチ対応ボードまたはオンボード

No 機 能 設定値

1 データ長

OFF:8 ビット ON :7 ビット

2 3

パリティ設定 OFF-OFF :なし OFF-ON :偶数 ON-OFF :奇数 ON-ON :未使用

4 ストップビット

OFF:1 ビット ON :2 ビット

5 6

ボーレート OFF-OFF :9600bps OFF-ON :19200bps ON-OFF :38400bps ON-ON :57600bps

7 8

プロトコル OFF-OFF :READY/BUSY OFF-ON :XON/XOFF ON-OFF :ステータス 3返送 ON-ON :ドライバ専用プロトコル

②ディップスイッチ未対応ボード プリンタ設定ツールにて設定を行います。

設定項目 設定値

ボーレート 19200bps

データビット 8 ビット

パリティ パリティなし

ストップビット 1 ビット

制御 ER 制御「1アイテム受信」

プリンタ設定ツール

4

6. 操作手順

①Windows スタートメニューのプログラムより「SATO LespritV ユーティリティソフト」を選択し、

「プリンタ設定ツール」をクリックします。

※レスプリシリーズは「SATO ユーティリティソフト」となります。

②設定するプリンタを選択します。 ③「はい(Y)」をクリックします。プリンタの設定内容を読込み、図 6-4 画面を表示します。

プリンタの設定内容が読込みできないときは、図 6-3-2 画面を表示します。

「いいえ(N)」をクリックしたときは、プリンタの設定内容は読込みません。プリンタ初期値を

図 6-4 画面に表示します。

図 6-2．プリンタの選択画面

設定するプリンタを選択後、クリックすることにより図 6-3-1 に移行します。

プリンタ設定ツールの起 動を中止します。

図 6-3-1．動作設定情報取得画面

設定するプリンタを選択します。

図 6-3-2．プリンタの設定内容が読込みできないときの画面

プリンタ設定情報を取得できないケースとして次の項目が考えられます。 (1)プリンタの電源が OFF 状態。 (2)インタフェースケーブルが接続されていない状態。 (3)パソコンの設定が双方向通信設定に設定していない状態。

プリンタ初期値で図 6-4 画面を表示します。

プリンタ設定ツールの起動を中止します。

プリンタ設定ツール

5

④各項目の設定を変更します。

(1)拡張機能（レスプリＶシリーズのプリンタ設定ツールのみ） バッテリ動作モード指定、オプション動作待機時間指定を設定します。

(2)バージョン ハードウェア情報、アプリケーション情報を表示します。

(6)印字速度 ラベル発行する際の用紙送り速度になります。（通常は、4 ｲﾝﾁ/s「100mm/s」です。） 印字品質をよくするためには、印字速度、印字濃度・印字濃度レベル指定の調整が必要になります。

図 6-4．プリンタ設定ツール画面

(5)

(17)

(16)

(15)

(12)

(11)

(10)

(13)

(14)

(18)

(21)

(19)

（3）

(24)

(5)プリンタの選択 プリンタ設定を行うプリンタを選択します。

(4)

(6)

(8)

(9)

(7)

(23)

(20)

（2）

(25) (26)

（1）

(4)ファイル プリンタに設定した内容を「ファイル保存」「ファイル読み込み」します。

ファイル拡張子は、「*.set」になります。

(3)デバイス ①プリンタの設定、②ポートの設定で構成されており、プリンタ及びパソコンの通信関連の設定を行

います。 1)．プリンタの設定 プリンタ側のインタフェースの設定を行います。

1-1．シリアルの設定 ：「RS-232C」の通信設定を行います。 1-2．LAN の設定 ：「LAN モード」の設定を行います。 1-3． Bluetooth の設定 ：「Bluetooth」の通信設定を行います。（ﾚｽﾌﾟﾘ V ｼﾘｰｽﾞのみ） 1-4．IEEE1284 の設定 ：「受信制御方式」の設定を行います。

2)．ポートの設定 ドライバ接続ポート（パソコン側）の通信設定を行います。

(22)

プリンタ設定ツール

6

(7)印字動作 カッタ動作 印字動作が「カッタ」のときの動作方法を選択します。（通常は、「動作 1」です。） 動作 1 ：ラベルを印字した後に、ラベルをカットしてヘッド位置までバックフィード動作を行う モードです。 動作 2 ：ラベルを印字する前に、ラベルをヘッド位置までバックフィードさせて、ラベル発行を 行った後にラベルをカットします。 動作 3 :バックフィード動作を行わないモードです。（ヘッドからカット位置までの距離につい ては、印字できないモードです。） 動作 4 ：ラベル印字後一定時間内に次の印字データが受信されない場合、カット位置までフィー ドしてカットするモードです。一定時間内に次のデータを受信した場合には、次のアイ テム印字中に前回のアイテムをカットします。（ﾚｽﾌﾟﾘ V ｼﾘｰｽﾞのみ） ハクリ動作 印字動作が「ハクリ」のときの動作方法を選択します。（通常は、「動作１」です。） 動作 1：ラベルを印字しラベルをハクリした後に、ヘッド位置までバックフィード動作を行うモ ードです。 動作 2：ラベルを印字する前に、ラベルをヘッド位置までバックフィードさせて、ラベル発行 を行います。 ノンセパ動作 印字動作が「ノンセパ」のときの動作方法を選択します。（通常は、ﾉﾝｾﾊﾟ（ｶｯﾀ位置））です。） ﾉﾝｾﾊﾟ(ｶｯﾀ位置) ：ラベルを印字する前に、ラベルをヘッド位置までバックフィードさせ、 ラベル発行を行った後にラベルをカットします。 ﾉﾝｾﾊﾟ(ﾊﾞｯｸﾌｨｰﾄﾞなし)：バックフィード動作を行わないモードです。（ヘッドからカット位置ま

での距離については、印字できないモードです。） パーシャルカット動作（ﾚｽﾌﾟﾘ V ｼﾘｰｽﾞのみ） 動作 3 :バックフィード動作を行わないモードです。（ヘッドからカット位置までの距離につい ては、印字できないモードです。） 動作 4 ：ラベル印字後一定時間内に次の印字データが受信されない場合、カット位置までフィー ドしてカットするモードです。一定時間内に次のデータを受信した場合には、次のアイ テム印字中に前回のアイテムをパーシャルカットします。 (8)用紙サイズ 使用するラベルサイズを指定します。のり付きラベルの場合は、ラベルサイズで設定します。 用紙サイズは mm 単位で指定します。 （通常は、「縦ラベルサイズ：400mm、横ラベルサイズ：104mm」です。

(9)印字基点補正 プリンタの機差により発生する印字誤差を調整できます。（通常は、「0 ﾄﾞｯﾄ」です。） 縦・横基点補正はドット単位で指定します。指定範囲は、「-792 ドットから 792 ドットまで指定できます。」

ヘッド密度が 203dpi（ﾚｽﾌﾟﾘ T8/R8/T408/R408/T408v/R408v）のときは、1mm＝8 ﾄﾞｯﾄとなり、305dpi（ﾚｽﾌﾟﾘ T12/R12/T412/R412/T412v/R412v）のときは、1mm＝12 ﾄﾞｯﾄになります。

(12)センサ種 センサ種設定は、用紙の停止位置を判断するためのセンサタイプを選択します。

反射センサタイプ（アイマークセンサ）、透過センサタイプ（ギャップセンサ） センサ無視タイプを指定します。（通常は、「反射センサタイプ：アイマーク」です。）

(10)印字濃度 ラベルに印字する時の濃度指定になります。（通常は、「A」です。） 濃度指定では、A、B、C、D、E、F の 6 段階で調整できます。また 6 段階の濃度指定それぞれにレベ

ル 1～5までの印字濃度レベルを調整できます。 「A」選択時の代表的な用紙として「テクノサーマル A」「一般サーマル A」「物流サーマル A」に適し

ます。 「B」選択時の代表的な用紙として「コート紙」に適します。

(11)印字濃度レベル 印字濃度指定に対する濃度レベルを指定します。 濃度レベル指定では、濃度指定に対して 5段階の調整ができます。（通常は、「濃度 3」です。）

(14)漢字コード プリンタ内部の漢字フォントを印字するコードを設定します。（通常は、「JIS ｺｰﾄﾞ」です。） 「JIS コード」、「シフト JIS コード」を選択します。

(13)ゼロスラッシュ 数字の「０」に「＼（スラッシュ）」有無を選択します。（通常は、「無効」です。） プリンタドライバを使用する際にゼロスラッシュを「有効」にするときは、設定を変更してくださ

い。

プリンタ設定ツール

7

(16)初期フィード プリンタ電源を投入したときに初期フィードの有無を選択します。自動フィード有りにすること で印字位置誤差が改善できます。（通常は、「無効」です。） プリンタドライバを使用する際に初期フィードを「有効」にするときは設定を変更してください。

(17)プロポーショナルピッチ プリンタ内部フォント「X21～X24」を設定したときに、文字幅状態で印字するモード（プロポー

ショナルピッチ指定）、文字フォント幅サイズで印字するモード（固定ピッチ指定）を選択します。（通常は、「固定ピッチ指定」です。）

(18)オフセット設定 各プリンタ動作モードごとに用紙の停止位置を調整します。設定範囲は、「-99 ドットから 99 ドッ トまで指定できます。」（通常は、「0ドット」です。） 連続動作 印字動作モードが「連続」のときの用紙停止位置を調整します。 ティアオフ動作 印字動作モードが「ﾃｨｱｵﾌ」のときの用紙停止位置を調整します。 カッタ動作 印字動作モードが「ｶｯﾀ」「ﾉﾝｾﾊﾟ」のときの用紙カット位置を調整します。 ハクリ動作 印字動作モードが「ﾊｸﾘ」のときの用紙ハクリ位置を調整します。

(21)ラベル間ギャップ ラベルとラベルの間（ラベル間ギャップ）のサイズを設定します。 ヘッド密度が 203dpi(ﾚｽﾌﾟﾘ T8/R8/T408/R408/T408v/R408v)の場合は、8 ドットから 64 ドットまで

指定できます。（通常は、「24 ﾄﾞｯﾄ」です。） ヘッド密度が 305dpi(ﾚｽﾌﾟﾘ T12/R12/T412/R412/T412v/R412v)の場合は、12 ドットから 96 ドットま

で指定できます。（通常は、「36 ﾄﾞｯﾄ」です。）

(19)ブザー音 プリンタエラー時になるアラーム音の有無を選択します。（通常は、「あり」です。）

(20)印字位置互換 互換ありを選択たときは、UN400 シリーズとの印字位置ずれを補います。必ず用紙サイズ（ラベル

サイズ）の設定を行ってください。（微調整は、<A3>コマンド（印字基点補正）を使用してくださ い。）プリンタドライバを使用するお客様は、「互換なし」に設定してください。

(25)オンラインテスト印字 「オンラインテスト印字」をクリックすることによって図 6-5 が表示されます。

「印刷実行」をクリックすることによって、プリンタの設定内容を印字します。 縮小のチェックボックス（図 6-5）をチェックすることにより、ラベル幅 50mm のラベルで印字し

ます。

図 6-5．印字選択画面

「縮小して印刷を実行 する」にチェックする と用紙幅「50mm」で印 字します。

プリンタ設定内容を印字します。

テスト印字を行いません。図 6-4 画面に移行します。

(23)設定実行 変更した設定値を、プリンタに登録します。

(22)情報取得 プリンタの設定内容を読込み、図 6-4 画面に表示します。

(24)ノンスタンダードコード設定 スタンダードコードかノンスタンダードコードか選択する画面が表示されます。

(26)終了 プリンタ設定ツールを終了します。

(15)用紙仕様 使用する用紙の指定を選択します。（通常は、「のり付ラベル」です。） 「のり付ラベル」、「のり無タグ」を選択します。

プリンタ設定ツール

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7. 拡張機能（レスプリＶシリーズのみ対応）

7-1. バッテリ動作設定 「バッテリ動作モード指定(B)」をクリックすることによって図 7-1 が表示されます。

7-2. オプション動作待機時間指定 「オプション動作待機時間指定(T)」をクリックすることによって図 7-2 が表示されます。

(1)通常動作モード 電源を使用してプリンタを動作させる際に選択します。 (2)バッテリ動作モード バッテリを使用してプリンタを動作させる際に選択します。 (3)実行 選択した動作モードをプリンタに設定します。 (4)キャンセル バッテリ動作設定画面を閉じます。 (5)初期値に戻す 通常動作モードにチェックを移動させます。 (6)情報取得 現在のプリンタの動作設定を取得します。

(1)

(2)

(3)

(4)

(5)

(1)オプション動作待機時間 オプション動作待機時間を設定します。 (2)実行 選択したオプション動作待機時間をプリンタに設定します。 (3)キャンセル オプション動作待機時間指定画面を閉じます。 (4)初期値に戻す オプション動作待機時間を初期値の 10msec に変更します。 (5)情報取得 現在のプリンタのオプション動作待機時間を取得します。

(1)

(2)

(3)

(4)

(5)

(6)

図 7-1. バッテリ動作設定画面

図 7-2. オプション動作待機時間指定画面

プリンタ設定ツール

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8. バージョン

8-1. システムバージョン 「ハードウェア情報(H)」をクリックすることによって図 8-1 が表示されます。

8-2. アプリケーション バージョン情報 「アプリケーション情報(A)」をクリックすることによって図 8-2 が表示されます。

※ Versionの表示が0.00になっておりますが、実際に表示した際は対応したVersionが表示されます。

図 8-1. システムバージョン画面

図 8-2. アプリケーション バージョン情報画面

プリンタ設定ツール

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9. デバイス

9-1プリンタの設定 9-1-1. シリアルインタフェースの通信設定手順

①「デバイス(D)」「プリンタの設定(R)」「シリアルの設定(S)」をクリックしてください。 現在プリンタに設定されている設定値を読込み、図 9-1-1-1 の画面を表示します。

②「（1）から（5）」の設定を変更します。変更後は、「設定実行」をクリックしてください。

③「終了」をクリックしてください。図 6-4 の画面を表示します。 ④プリンタの電源を切ってください。 ⑤図 6-4 の画面の「終了」をクリックしてください。

⑥パソコン側の通信設定を、プリンタと同じ設定に変更してください。 パソコン側の通信設定は、プリンタ設定ツールまたは、プリンタドライバのプロパティ

のポート画面より設定します。 (1)プリンタ設定ツールを使用するとき 図 6-4 の画面の「デバイス(D)」「ポートの設定(P)」をクリックし、印刷先のポートで

指定しているシリアルポートを選択して設定します。 (2)プリンタドライバのプロパティを使用するとき プリンタドライバのプロパティのポート画面で、印刷先のポートをシリアルにして

から「ポートの設定(P)」ボタンをクリックして設定します。

(1)ボーレート 通信速度を設定します。初期値は「19200bps」となります。 設定範囲「9600、19200、38400、57600(bps)」

(2)データビット データビットを設定します。初期値は「8 ﾋﾞｯﾄ」となります。 設定範囲「8 ﾋﾞｯﾄ、7 ﾋﾞｯﾄ」

シリアルの設定内容をプリンタに登 録します。

図 9-1-1-1．シリアルの設定画面

(1)

(2)

(3)

(4)

(5)

プリンタに設定されているシリアル の設定内容を読込みます。読込みで きないときは図 9-1-1-2 を表示しま す。

シリアルの設定を終了します。図 6-4 を表示します。

シリアルの設定を初期値でプリンタに登録します。

インタフェース設定情報を取得できないケースとして次の項目が考えられます。 ①プリンタの電源が OFF 状態。 ②インタフェースケーブルが接続されていない状態。 ③パソコンとプリンタの通信設定が一致していない状態。

クリックすると、初期値を図 9-1-1-1 画面に表示します。 図 9-1-1-2．設定値を取得できなかった画面

プリンタ設定ツール

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※ディップスイッチ対応の RS-232C ボードの場合

(5)制御設定の「ER 制御１アイテム受信」「ER 制御マルチ受信」のみ有効になります。 その他の設定項目については無効になります。

(3)パリティ パリティを設定します。初期値は「パリティなし」となります。 設定範囲「パリティなし、奇数(Odd)、偶数(Even)」

(4)ストップビット ストップビットを設定します。初期値は「1 ﾋﾞｯﾄ」となります。 設定範囲「1 ﾋﾞｯﾄ、2 ﾋﾞｯﾄ」

(5)制御 通信制御を設定します。初期値は「ER 制御 1 ｱｲﾃﾑ受信」となります。 設定範囲 ：ER 制御１アイテム ER 信号を制御します。1アイテム（Ａ～Ｚ）間毎に制御

受信 を行います。 ER 制御マルチ受信 ER 信号を制御します。バファニアフルになるまで通信デ

ータを受信します。 Xon-Xoff 制御 XON/XOFF のコード使用してデータ通信制御を行います。 ﾄﾞﾗｲﾊﾞ専用ﾌﾟﾛﾄｺﾙ ステータス通信制御を行います。 ステータス３ ステータス通信制御を行います。 この制御方式は eシリーズのプリンタ制御方式と互換 を持っています。 「プリンタステータス監視モニタ」は使用できません。

注意 シリアルインタフェースを使用する場合は、プリンタ側の通信設定とパソコン側の設定を合 わせる必要があります。 プリンタ側の通信設定を確認する場合は、プリンタのテスト印字「FEED ｷｰを押しながら電源 ON」を行います。 プリンタの初期設定は、「ﾎﾞｰﾚｰﾄ：19200bps、ﾃﾞｰﾀ：8 ﾋﾞｯﾄ、ｽﾄｯﾌﾟﾋﾞｯﾄ：1 ﾋﾞｯﾄ、ﾊﾟﾘﾃｨ：なし、制御：ER（1 ｱｲﾃﾑ受信）」になります。 テスト印字の内容をもとに、パソコン側の通信設定を合わせます。設定終了後はプリンタの 電源を切って、パソコン側をプリンタ設定に指定します。

プリンタ設定ツール

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9-1-2. LANインタフェースモード設定手順

①「デバイス(D)」「プリンタの設定(R)」「LAN の設定(L)」をクリックしてください。

現在プリンタに設定されている設定値を読込み、図 9-1-2-1 の画面を表示します。

②「LAN モード」の設定を変更します。変更後は、「設定実行」をクリックしてください。

③図 9-1-2-2 の画面を表示します。プリンタの電源を切ります。

④「終了」をクリックしてください。図 6-4 の画面を表示します。

⑤設定を終了するときは、「終了」をクリックしてください。

LAN モード設定 LAN モードを設定します。

※ﾚｽﾌﾟﾘ・ﾚｽﾌﾟﾘ 400 ｼﾘｰｽﾞの初期値は「周期応答ﾓｰﾄﾞ」、ﾚｽﾌﾟﾘ V ｼﾘｰｽﾞの初期値は「ENQ 応答ﾓｰﾄﾞ」です。

プリンタドライバを使用する場合は、必ずこのモードに設定する必要があります。 設定範囲 周期応答モード :周期的にプリンタ状態ステータスを返送するモードです。

ENQ 応答モード : ENQ（05H）を送信することで、プリンタ状態ステータス を返送するモードです。

ｽﾃｰﾀｽ 3 ﾓｰﾄﾞ ：1 ポート接続による、ENQ 応答モードです。

図 9-1-2-1．LAN の設定画面

図 9-1-2-3．設定値を取得できなかった画面

LAN の設定内容をプリンタ登録します。

LAN の設定を終了します。 図 6-4 を表示します。

LAN の設定を初期値でプリンタに登録します。

LAN の設定内容を読込みます。読込みできな いときは図 9-1-2-3 を表示します。

LAN モードを設定します。 通常は、周期応答モードを設定します。

インタフェース設定情報を取得できないケースとして次の項目が考えられます。 (1)プリンタの電源が OFF 状態。 (2)インタフェースケーブルが接続されていない状態。 (3)パソコンの設定が双方向通信設定に設定していない状態。

クリックすると、初期値を図 9-1-2-1 画面に表示します。

図 9-1-2-2．設定完了画面

プリンタ設定ツール

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9-1-3. Bluetoothインタフェース通信設定手順（レスプリＶシリーズのみ対応）

①「デバイス(D)」「プリンタの設定(R)」「Bluetoothの設定(B)」をクリックしてください。

現在プリンタに設定されている設定値を読込み、図 9-1-3-1 の画面を表示します。 ②「（1）から（8）」の設定を変更します。変更後は、「実行」をクリックしてください。 ③設定完了の画面が出ますので「OK」をクリックしてください。図 6-4 の画面を表示しま

す。

④プリンタの電源を切ってください。 ⑤図 6-4 の画面の「終了」をクリックしてください。

⑥パソコン側の通信設定をプリンタと同じ設定に変更してください。 パソコン側の通信設定は、プリンタ設定ツールまたは、プリンタドライバのプロパティ

のポート画面より設定します。 (1)プリンタ設定ツールを使用するとき 図 6-4 の画面の「デバイス(D)」「ポートの設定(P)」をクリックし、印刷先のポートで

指定しているシリアルポートを選択して設定します。 (2)プリンタドライバのプロパティを使用するとき プリンタドライバのプロパティのポート画面で、印刷先のポートをシリアルにしてから

「ポートの設定(P)」ボタンをクリックして設定します。

(1)

(2)PIN コード PIN コードを設定します。初期値は「0000000000000000」となります。 設定範囲「制御コード以外の ASCII 文字（20H～7EH、但し 22H 除く）1～16 桁」

(1)認証モード 認証モードを設定します。初期値は「認証レベル 1」となります。 設定範囲「認証レベル 1、認証レベル 2-1、認証レベル 2-2、認証レベル 3」

Bluetooth の設定内容をプリンタに登録します。

(2)

(3)

(4)

(5)

プリンタに設定されている Bluetooth の設定内容を読込みます。読込みできないときは図 9-1-3-2 を表示します。

Bluetooth の設定を終了します。図6-4 を表示します。

Bluetooth の設定を初期値でプリンタに登録します。

インタフェース設定情報を取得できないケースとして次の項目が考えられます。 ①プリンタの電源が OFF 状態。 ②パソコンとプリンタの通信設定が一致していない状態。

クリックすると、初期値を図 9-1-3-1 画面に表示します。

図 9-1-3-2．設定値を取得できなかった画面

(6)

(7)

(8)

図 9-1-3-1 Bluetooth の設定画面

(3)デバイス名 デバイス名を設定します。初期値は「SATO L’esprit」となります。 設定範囲「制御コード以外の ASCII 文字（20H～7EH、但し 22H 除く）1～20 桁」

(9)

プリンタ設定ツール

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(5)ISI ISI を設定します。初期値は「0x0800」となります。 設定範囲「0x0015～0x1000」 「デバイス検索に応答しない」にチェックすることによって ISI の値が設定できなくなります。

また、チェックを外すことによって ISI の値が設定可能になります。

(6)ISW ISW を設定します。初期値は「0x0012」となります。 設定範囲「0x0012～0x0997」 「デバイス検索に応答しない」にチェックすることによって ISW の値が設定できなくなります。

また、チェックを外すことによって ISW の値が設定可能になります。 (7)PSI PSI を設定します。初期値は「0x0800」となります。 設定範囲「0x0015～0x1000」

(9)通信プロトコル設定 通信プロトコルを設定します。初期値は「ドライバ専用プロトコル」となります。 設定範囲「ドライバ専用プロトコル、ステータス 3」

(8)PSW PSW を設定します。初期値は「0x0012」となります。 設定範囲「0x0012～0x0997」

(4)検索応答設定 検索応答を設定します。初期値はデバイス検索に応答します。

「デバイス検索に応答しない」にチェックを入れた場合：ISI、ISW は設定できなくなります。

「デバイス検索に応答しない」にチェックを入れ「実行」をクリックした場合：ISI、ISW の値は

0x0000 で設定されデバイス検索に応答しないようになります。

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9-1-4. IEEE1284 の受信制御方式手順 ①「デバイス(D)」「プリンタの設定(R)」「IEEE1284 の設定(2)」をクリックしてください。

現在プリンタに設定されている設定値を読込み、図 9-1-4-1 の画面を表示します。 ②「受信モード」の設定を変更します。変更後は、「設定実行」をクリックしてください。 ③「終了」をクリックしてください。図 6-4 の画面を表示します。 ④図 6-4 の画面で設定する項目があるときは設定できます。 ⑤設定を終了するときは、「終了」をクリックしてください。 ⑥プリンタの電源を切ってください。

IEEE1284 の受信モード設定 受信モードを設定します。初期値は「マルチ受信」です。 設定範囲 ：マルチ受信：バッファニアフルになるまで通信データを受信します。 ：1 アイテム受信 ：1 アイテム（<A>「開始コマンド」～<Z>「終了

コマンド」）間毎に制御します。

図 9-1-4-1．IEEE1284 の設定画面

図 9-1-4-2．設定値を取得できなかった画面

IEEE1284 の設定内容をプリンタ登録します。

IEEE1284 の設定を終了します。図 6-4 を表示します。

IEEE1284 の設定を初期値でプリンタに登録します。

IEEE1284 の設定内容を読込みます。読込みできないときは図 9-1-4-2 を表示します。

受信モードを設定します。 通常は、マルチ受信を設定します。

クリックすると、初期値を図 9-1-4-1 に表示します。

インタフェース設定情報を取得できないケースとして次の項目が考えられます。 (1)プリンタの電源が OFF 状態。 (2)インタフェースケーブルが接続されていない状態。 (3)パソコンの設定が双方向通信設定に設定していない状態。

プリンタに設定されているＡＣＫ幅を表示します。

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9-2. ポートの設定

プリンタをお使いになるパソコンに、プリンタドライバをインストールしたとき、設定した 印刷先ポートの通信設定を変更する場合に設定が必要になります。 ここでのポート設定は、プリンタドライバプロパティの「ポート」設定項目の「ポートの構成

(C)」と同じ機能になります。 ｢デバイス(D)｣の「ポートの設定(P)」をクリックすると図 9-2-1 の画面が表示されます。 ポートの設定画面については、各インタフェースマニュアルを参照してください。

図 9-2-1．設定を行うポートの選択画面

通信設定を変更するポートを選択します。

ポートの設定をキャンセルし、図 6-4 画面に戻ります。

選択したポートの設定画面を表示します。

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10. ノンスタンダードコード設定

図6-4プリンタ設定ツール画面の「ノンスタンダードコード設定」をクリックすることによって

図10-1が表示されます。

図 10-1 ノンスタンダードコード切り替え画面

※ノンスタンダードコードを指定した場合、プリンタ設定ツールのテスト印字機能、プリンタ

ドライバが使用できなくなるため、ノンスタンダードコードを使用しない場合は絶対に選択

しないでください。 図 10-1 で、設定を変更した場合、図 10-2 が表示されます。電源を OFF にした後、再度電源を ON

にしてください。

図 10-2 設定を切り替えた場合のメッセージボックス

図 10-1 で、ノンスタンダードコードを指定して「OK」ボタンをクリックした場合、図 10-2 のメッ

セージが表示され、図 10-3 のメッセージボックスが表示された後、図 10-4 のノンスタンダードコー

ド設定ダイアログが開きますので、各々置き換えるコードを入力してください。

図 10-3 ノンスタンダードコードへ切り替えた場合のメッセージボックス

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(2) (1) (3)

図 10-4 ノンスタンダードコード設定ダイアログ

(1)設定

各コードをプリンタに送信します。 このボタンをクリック時に、値の重複チェックを行い、問題がなければ設定が行われます。 設定を有効にする場合には、FEED キーを押してから、電源を切ってください。 (2)取得

現在設定済みのノンスタンダードコードをプリンタから取得します。 (3)閉じる

ノンスタンダードコード設定を中断する場合には、このボタンをクリックしてください。 ※ノンスタンダードコード設定時の注意事項

①設定によりプリンタが動作しなくなることがありますので、十分注意して設定を行ってください。

入力の範囲は、00～FF(Hex)になりますが、SOH(値：01 Hex)はプリンタ設定ツールの予約コードと

して使用しますので、入力を行った場合、図 10-5 のようなメッセージボックスが表示されます。

図 10-5 コード重複時のメッセージボックス

②入力範囲を誤った場合、図 10-6 のようなメッセージボックスが表示されます。

その際、正しい値を入力してください。

図 10-6 コード入力範囲外のメッセージボックス

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11. 設定ツールインストール/アンインストール方法（レスプリＶシリーズのみ対応）

① 図 11-1 メインメニュー画面から「レスプリ プリンタ」を選択後、「次へ」をクリックしてください。

図 11-1 メインメニュー画面

② 図 11-2 レスプリプリンタ画面から「ユーティリティ」を選択してください。

図 11-2 レスプリプリンタ画面

③ 図 11-3 ユーティリティ画面から「L’esprit Ｖ プリンタ設定ツール」を選択後、「インストール」をクリックしてください。

図 11-3 ユーティリティ画面

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④ 図 11-4 インストーラ起動画面が表示されます。インストールを行う場合は「インストール」を選択後、「次へ」をクリックしてください。アンインストールを行う場合は⑦から参照してください。

図 11-4 インストーラ起動画面

⑤ 「プリンタ設定ツールをインストール」にチェックをして、「OK」をクリックしてください。

図 11-5 インストールツール選択画面

⑥ インストールが完了すると図 11-6 インストール完了画面が表示されます。Windows の再起動をしてください。

図 11-6 インストール完了画面

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⑦ 図 11-4 インストーラ起動画面で「アンインストール」を選択後、「次へ」をクリックすると図 11-7アンインストール実行画面が表示されます。「OK」をクリックしてください。

図 11-7 アンインストール実行画面

⑧ アンインストールが完了すると図 11-8 アンインストール完了画面が表示されます。Windows の再起動をしてください。

図 11-8 アンインストール完了画面