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文庫あれこれ◆11 月からこっち、トランプさん、 朴槿恵さんと近くて遠い国が騒がしいですね。こ の国は大丈夫? 昨日(12/19)、地元世田谷の 小学 1 年生に仲間がロシアの昔話をした際、ロシ アって知ってる?と聞いたら、間髪を入れず、プー チンの国、との答えが数人の男の子から返ってき ました。◆歴史上の出来事(年月日)を身近なこと と結びつけることがあります。1941 年は私の生 まれる 2 年前ですが、10 年ほど前の 12 月 8 日 はある友人の亡くなった日で、この開戦記念日?が 来ると彼女を思い出します。わたしたちよりずい ぶん大きな人でした。何度か海外旅行に行き、一 緒に景色を眺めると、私たちに見えないものが彼 女には見えて、それが、ああ世の中は自分の目線 の中にだけあるのではないのだといつも気づかさ れました。◆9 日は漱石没後 100 年だとか、情け ないことに彼の作品名は知っていても、何冊まと もに読んだか、ですが、この人も何とも忘れ難い い人です。NHKのドラマ「夏目漱石の妻」(尾野 真千子×長谷川博己)と「漱石悶々」(豊川悦司× 宮沢りえ)も面白かったですね。漱石アンドロイ ドができたとか。◆11 月 28 日東京外語大でス ヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ(2015ノ ーベル文学賞受賞)さんの講演を聞いてきました。 骨子はパンフレットに書かれていたのでお読みに なりたい方どうぞ。あんな物静かな人が凄いこと をし、言っちゃうんだ、と思いました。著書を数冊 追加しました。◆ボブ・ディラン(今年のノーベル 文学賞)作の絵本『はじまりの日』もありますよ。 ◆今年は文庫 10 年で皆さんにたくさん寄稿して いただく中で、読書をはじめ、みなさんが何と心 の豊かな生活をされているのかと改めて実感しま した。そのお手伝いができているとうれしいので すが。それもいつまで続けられますか・・・。◆今 年読んだ数少ない作品の中で私は、グードルン・ パウゼヴァング著『片手の郵便配達人』 ID16534 に衝撃を受けました。新年号ではみなさんの一押 しをお聞きして載せられたらと思います。◆来年 もみなさんの心に響く本が 1 冊でもみつかります よう。お健やかによい年越しを。(西村) 神宮絵画館前の銀杏並木(16.12.3) 沙羅の樹文庫 0557⁻51⁻3737 http://www.saranokibunko.com 駐車可能な場所: 文庫駐車場 3 台・ サウスフィールドさん(駐車場が空いているとき) グラナダさんの昼休み時間(14:00~17:00) 文庫下 2 軒先左折行き止り道路 上記がいっぱいの場合、スタッフに声をかけてく ださい。 (沙羅の樹文庫) No.124 2016 年 12 月号 12 月の文庫は ※23 日金曜(祝) 貸出は 12:00~15:00 まで。 ※24 日土曜は 14:00~17:00 まで。 お間違えのないように・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2017 1 月は通常 14 ()15 ()両日 2 月は通常 18()19()の両日 3 月も通常 18()19()の両日 4 月は通常 15()16 ()の両日 5 月は変則第 2 土日をはさんで長めの開館 12 ()16 ()まで 6 月は通常 17()18()の両日 文庫の時間は土曜日は午後2時~5時、 日曜日は午前10時~午後3時 毎月開館日の日曜には、子どものための 小さなおはなし会があります。 午前10:30~11:00 おはなし沙羅の勉強会 毎月開館土曜日 11:00~13:00 読みきかせの練習・本選びの勉強にもどうぞ 2017 年の開館スケジュール朝日俳壇 2016 まとめから(黒田杏子選)好きな2句 昼寝覚妻はおやつを作りおり(岩城英雄) 少し働く日のありて勤労感謝の日(佐野仁紀) 金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏ちるなり 夕日の丘に 与謝野晶子 (『恋衣』より) 『父母の記―私的昭和の面影―』渡辺京二 著 平凡社刊 2016 年 8 月第1版 この本を私が文庫で購入して入れて頂いたのは、 この著者渡辺京二にずっと興味を持って『逝きし 日の面影』などのその著書をいくつか読んできた からである。私は「選択」という雑誌を長らく取 売っていない。なかなか信念をもって編集してい る雑誌で書き手は原則無記名、その雑誌に名前入 りの連載『追想 バテレンの世紀』を 10年以上に 亘って書き続けている筆者が渡辺京二さんで、今 の日本では希少価値の、一筋縄では行かぬ硬骨の 人物である。永年水俣病で有名になった石牟礼道 子さんの援助をしてきた人でもある。この本は、 彼が 86 歳になり自分の死を意識して書いたいわ ば『自分史』の一種であり、今流行の「自費出版」 に近いものであるとも言える。だから個人的な細 かい事実はやや退屈ではあるが、貴重な記録だな と思わせるところも多い。 焦点は、書名にあるように、何よりも父母=親は どうだったのか、交際した周辺の人たち、そして 特に大きな影響を受けた吉本隆明・橋川文三とい う有名人のこと、そして個人的に忘れることがで きない先輩・友人のこと。 『戦争まで―歴史を決めた交渉と日本の失敗 ―』加藤陽子著 朝日出版社刊 2016 年 8 月 第1版 この著者加藤さんの前に文庫で入れていただいた 本は「それでも、日本は『戦争』」を選んだ」 (小 林秀雄賞を受賞)で、今度の本はその続きと言っ て良いでしょう。 この本は中学・高校の生徒を集めて、加藤教授が 対話しながら作った本で、いわば生徒参加の共同 作品。生徒の名前も公表されている。主題は、日 本が太平洋戦争に進み無残な敗戦になったそのき っかけとして、①満州国の建設に関するリットン 調査団は一体何だったのか、日本の対応はどうだ ったのか、②日本がドイツ・イタリアと三国同盟 を結んだのはどういうことだったのか、③太平洋 戦争の前の日米交渉ではどんなことがあったのか、 この重要な 3 点を徹底的に再調査してみよう、と いうことである。 この 3 点は実に日本の開戦と惨憺たる敗戦の最も 重要なきっかけであり、個人的にはかねてから最 大の興味を持っていたことなので、読んでみた。 学者だけに、すべてに裏付けが明確で、大いに参 考になった。 『私の貧乏物語―これからの希望をみつける ために--』 岩波書店編集部編 岩波書店刊 2016 年9月第 1 版 これは貧乏を経験した、または経験中の、36 人 の赤裸々な個人の記録・独白・見識を集めた貧乏 話のオン・パレードで、内容は千差万別である。 古賀誠、亀井静香などの政治家も登場するが、貧 乏の極致と言う点では、沖藤典子・安田菜津紀さ んなどの話が心に残った。民進党の議員・福山哲 郎さんの話にも共感が持てた。最後の、孤児院で 育ち、ホームレスも経験した女性―鳥居さん(名 字だけ)の話も忘れ難い。 2016 年 12月に読んだ本についての感想 2016.12.21 by 森林浴 124-1 森林浴さん、今年もたくさん感想文をお寄せくださり、ありがとうございました。

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文庫あれこれ◆11月からこっち、トランプさん、朴槿恵さんと近くて遠い国が騒がしいですね。この国は大丈夫? 昨日(12/19)、地元世田谷の小学 1年生に仲間がロシアの昔話をした際、ロシアって知ってる?と聞いたら、間髪を入れず、プーチンの国、との答えが数人の男の子から返ってきました。◆歴史上の出来事(年月日)を身近なことと結びつけることがあります。1941年は私の生まれる 2年前ですが、10年ほど前の 12月 8日はある友人の亡くなった日で、この開戦記念日?が来ると彼女を思い出します。わたしたちよりずいぶん大きな人でした。何度か海外旅行に行き、一緒に景色を眺めると、私たちに見えないものが彼女には見えて、それが、ああ世の中は自分の目線の中にだけあるのではないのだといつも気づかされました。◆9日は漱石没後 100年だとか、情けないことに彼の作品名は知っていても、何冊まともに読んだか、ですが、この人も何とも忘れ難いい人です。NHK のドラマ「夏目漱石の妻」(尾野真千子×長谷川博己)と「漱石悶々」(豊川悦司×宮沢りえ)も面白かったですね。漱石アンドロイドができたとか。◆11 月 28 日東京外語大でスヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ(2015ノーベル文学賞受賞)さんの講演を聞いてきました。骨子はパンフレットに書かれていたのでお読みになりたい方どうぞ。あんな物静かな人が凄いことをし、言っちゃうんだ、と思いました。著書を数冊追加しました。◆ボブ・ディラン(今年のノーベル文学賞)作の絵本『はじまりの日』もありますよ。◆今年は文庫 10 年で皆さんにたくさん寄稿していただく中で、読書をはじめ、みなさんが何と心の豊かな生活をされているのかと改めて実感しました。そのお手伝いができているとうれしいのですが。それもいつまで続けられますか・・・。◆今年読んだ数少ない作品の中で私は、グードルン・パウゼヴァング著『片手の郵便配達人』ID16534に衝撃を受けました。新年号ではみなさんの一押しをお聞きして載せられたらと思います。◆来年もみなさんの心に響く本が 1冊でもみつかりますよう。お健やかによい年越しを。(西村)

神宮絵画館前の銀杏並木(16.12.3)

沙羅の樹文庫 0557⁻51⁻3737 http://www.saranokibunko.com

駐車について 駐車可能な場所: 文庫駐車場 3台・ サウスフィールドさん(駐車場が空いているとき) グラナダさんの昼休み時間(14:00~17:00) 文庫下 2軒先左折行き止り道路 上記がいっぱいの場合、スタッフに声をかけてく ださい。 (沙羅の樹文庫)

No.124 2016年 12月号

12月の文庫は ※23日金曜(祝) 貸出は 12:00~15:00まで。 ※24日土曜は 14:00~17:00まで。

お間違えのないように❤

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆2017年 1月は通常 14 (土)、15 (日)両日

◆2月は通常 18(土)、19(日)の両日

◆3月も通常 18(土)、19(日)の両日

◆4月は通常 15(土)、16 (日)の両日

◆5月は変則第 2土日をはさんで長めの開館

12日(金)~16日(火)まで

◆6月は通常 17(土)、18(日)の両日

文庫の時間は土曜日は午後2時~5時、

日曜日は午前10時~午後3時 ✿毎月開館日の日曜には、子どものための

小さなおはなし会があります。

午前10:30~11:00

★おはなし沙羅の勉強会

毎月開館土曜日 11:00~13:00

読みきかせの練習・本選びの勉強にもどうぞ

✿✿2017 年の開館スケジュール✿✿

朝日俳壇 2016まとめから(黒田杏子選)好きな2句 昼寝覚妻はおやつを作りおり(岩城英雄)

少し働く日のありて勤労感謝の日(佐野仁紀)

急に冷え込むと、

枝々に残った葉の色

が美しく鮮やかにな

ります。いま、銀杏並

木の葉が陽に輝いて

まぶしいです。この頃

いつもこの短歌を思

い出します。

金色の

ちひさき鳥の

かたちして

銀杏ちるなり

夕日の丘に

与謝野晶子

(『恋衣』より)

師走のはじめに

『父母の記―私的昭和の面影―』渡辺京二

著 平凡社刊 2016年 8月第1版

この本を私が文庫で購入して入れて頂いたのは、

この著者渡辺京二にずっと興味を持って『逝きし

日の面影』などのその著書をいくつか読んできた

からである。私は「選択」という雑誌を長らく取

って読んできたが、この雑誌は会員制で本屋には

売っていない。なかなか信念をもって編集してい

る雑誌で書き手は原則無記名、その雑誌に名前入

りの連載『追想 バテレンの世紀』を 10年以上に

亘って書き続けている筆者が渡辺京二さんで、今

の日本では希少価値の、一筋縄では行かぬ硬骨の

人物である。永年水俣病で有名になった石牟礼道

子さんの援助をしてきた人でもある。この本は、

彼が 86 歳になり自分の死を意識して書いたいわ

ば『自分史』の一種であり、今流行の「自費出版」

に近いものであるとも言える。だから個人的な細

かい事実はやや退屈ではあるが、貴重な記録だな

と思わせるところも多い。

焦点は、書名にあるように、何よりも父母=親は

どうだったのか、交際した周辺の人たち、そして

特に大きな影響を受けた吉本隆明・橋川文三とい

う有名人のこと、そして個人的に忘れることがで

きない先輩・友人のこと。

『戦争まで―歴史を決めた交渉と日本の失敗

―』加藤陽子著 朝日出版社刊 2016年 8月

第1版

この著者加藤さんの前に文庫で入れていただいた

本は「それでも、日本は『戦争』」を選んだ」(小

林秀雄賞を受賞)で、今度の本はその続きと言っ

て良いでしょう。

この本は中学・高校の生徒を集めて、加藤教授が

対話しながら作った本で、いわば生徒参加の共同

作品。生徒の名前も公表されている。主題は、日

本が太平洋戦争に進み無残な敗戦になったそのき

っかけとして、①満州国の建設に関するリットン

調査団は一体何だったのか、日本の対応はどうだ

ったのか、②日本がドイツ・イタリアと三国同盟

を結んだのはどういうことだったのか、③太平洋

戦争の前の日米交渉ではどんなことがあったのか、

この重要な 3 点を徹底的に再調査してみよう、と

いうことである。

この 3 点は実に日本の開戦と惨憺たる敗戦の最も

重要なきっかけであり、個人的にはかねてから最

大の興味を持っていたことなので、読んでみた。

学者だけに、すべてに裏付けが明確で、大いに参

考になった。

『私の貧乏物語―これからの希望をみつける

ために--』 岩波書店編集部編 岩波書店刊

2016年9月第 1版

これは貧乏を経験した、または経験中の、36人

の赤裸々な個人の記録・独白・見識を集めた貧乏

話のオン・パレードで、内容は千差万別である。

古賀誠、亀井静香などの政治家も登場するが、貧

乏の極致と言う点では、沖藤典子・安田菜津紀さ

んなどの話が心に残った。民進党の議員・福山哲

郎さんの話にも共感が持てた。最後の、孤児院で

育ち、ホームレスも経験した女性―鳥居さん(名

字だけ)の話も忘れ難い。

2016年 12月に読んだ本についての感想 2016.12.21 by 森林浴

124-1

森林浴さん、今年もたくさん感想文をお寄せくださり、ありがとうございました。

Page 2: ¥ Êsaranokibunko.com/pdf/124.pdfË ÇÜÇܺ ! ¢ È ü : ÜÎ H 2016 £ ID12286 ±Ó ¬ ¢ ± Ø ú / ¹ Ë ) H £ ID1228 7 è-3ðû)8 _Ê Ç² Ò ÓË· ¢ } ¹ ` º H 256 " £

フィクション 『土の記 上・下』(高村薫著 新潮社2016)ID16915~6 『天子蒙塵第 2 巻』(浅田次郎著 講談社2016)ID16917 『わたしの消滅』(中村文則著 文藝春秋)ID16918※2016 ドゥゴマ文学賞受賞

『花や今宵の』(藤谷治著 講談社 2016)ID16919※request 『浮遊霊ブラジル』(津村記久子著 文藝春秋 2016)ID16920 『「伊豆文学賞」優秀作品集第19回』(伊豆文学フェスティバル実行委員会編 羽衣出版 2016)ID16921※request ノンフィクション ほか

『セカンドハンドの時代―「赤い国」を生きた人々』(スヴェトラーナ・アレクシェ―ヴィチ著 松本妙子訳 岩波書店 2016)ID16923※ request 『人生の流儀』(萩本欣一ほか著 新日本出版社 2016)ID16922 『ビッグヒストリー―われわれはどこから来て、どこへ行くのか』(デヴィッド・クリ

スチャンほか著 明石書店 2016)ID16924※request 『大人に贈る子どもの文学』(猪熊葉子著 岩波書店 2016)ID16925※request 『昔話を語り継ぎたい人に』(石井正己編 三弥井書店 2016)ID16926 『「いつものパン」があなたを殺す』(デイ

ヴィッド・パールマター著 三笠書房2015)ID16934

『憲法くん』(松元ヒロ作 武田美穂 講談社

2016)ID16938 文庫・新書 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシェ―ヴィチ著 三越みどり

訳 岩波現代文庫 2016)ID16927 『ボタン穴から見た戦争』(スヴェトラーナ・アレクシェ―ヴィチ著 三越みどり訳 岩波現代文庫 2016)ID16928 『坊っちゃん』(夏目漱石著 岩波文庫ワイド版) ID16929 『こころ』(夏目漱石著 岩波文

庫ワイド版)ID16930

『夏目漱石』(十川信介著 岩波新書 2016)

ID16931

『応仁の乱―戦国時代を生んだ大乱』(呉座勇一著 中公新書 2016)ID16932 『風土記の世界』(三浦祐之著 岩波新書2016)ID16933

寄 贈 『モルガン家―金融帝国の盛衰 上・下』

(ロン・チャーナウ著 青木栄一訳 日経 ビジネス人文庫)ID16936~7※TN 氏から 『ルイズ―父に貰いし名は』(松下竜一著 講談社文芸文庫 2016)ID16939 『企業は山間から-石見銀山群言堂松場登美』)(森まゆみ著 バジリコ 2009)

ID16935※このブランドが好きだと言われる KN さんから:西村それと知らずたまたま今秋、立ち寄りました。店舗としている旧い家を駆使した空間に心と時がゆるやかに流れました。石見銀山界隈おすすめです。

16年 12月に入った大人の本

新しく入ったクリスマス絵本

『クリスマスのおばけ』(せなけいこ作 ポ

プラ社)ID122301 『ハリーのクリスマス』(メアリー・チヤルマーズさく おびかゆうこ訳 福音館書店)ID122302※小型本 『エリーちゃんのクリスマス』(メアリー・チヤルマーズさく 福音館書店)ID122303※小型本 『ほしがながれてクリスマス』(谷内こうた

絵と文 至光社)ID122304 『ペッテルとロッタのクリスマス』(エルサ・ベスコフさく・え ひしきのあきらこやく 福音館書店)ID122305 『クリスマスの大そうどう』(デイヴィッド・シャノン作 評論社)ID122306 『クリスマスのちいさなおくりもの』(アリソン・アトリー作 上条由美子訳 山内静

江絵 福音館書店) ID122307

★クリスマスの絵本・よみものを集めて別置しました★たくさんあります。おかあさん、クリスマスの夜に読んであげてください。

伊豆高だより 外伝

124-2

クリスマスお楽しみ会2016 ★ くるくる絵本 冬になったら おはなし こびととくつや くるくる絵本 森とことり 絵本 十二支のおもちつき

★★ うた 雪・冬の星座・ひいらぎかざろう

ジングルベル ★★★ プレゼント交換(歌に合わせて)

ゆき

ゆーきや

こんこ

あられや

こんこ

ふっても

ふっても

ずんずんつもる

やまも

のはらも

わたぼうし

かぶり

かれき

のこらず

はなが

さく

ゆーきや

こんこ

あられや

こんこ

ふっても

ふっても

まだ

ふりやまず

いぬは

よろこび

にわ

かけまわり

ねこは

こたつで

まるくなる

冬の星座

こがらし

とだえて

さゆる

そらより

ちじょうに

ふりしく

くすしき

ひかりよ

ものみな

いこえる

しじまのなかに

きらめき

ゆれつつ

せいざは

めぐる

ほのぼのあかりて

ながるるぎんが

オリオン

まいたち

すばるは

さざめく

むきゅうを

ゆびさす

ほくとのはりと

きらめきゆれつつ

せいざは

めぐる

ひいらぎかざろう

ひいらぎ

かざろう

ふぁららら

らーら

ららら

はれぎに

きがえて

ふぁららら

らーら

ららら

キャロルを

うたおう

ふぁーら

らーら

ららら

たのしい

このとき

ふぁららら

らーら

ららら

かがやく

このよる

ふぁららら

らーら

ららら

ハープに

あわせて

ふぁららら

らーら

ららら

たのしく

おどろう

ふぁーら

らーら

ららら

むかしを

しのんで

ふぁららら

らーら

ららら

ふぁららら

ららら

ふぁららら

らーら

ららら

ジングルベル

はしれそりよ

かぜのように

ゆきのなかを

かるく

はやく

わらいごえを

ゆきに

まけば

あかるいひかりの

はなになるよ

ジングルベル

ジングルベル

すずがなる

すずのリズムに

ひかりのわが

まう

ジングルベル

ジングルベル

すずがなる

もりに

はやしに

ひびきながら

はしれそりよ

おかのうえは

ゆきもしろく

かぜもしろく

うたうこえは

とんでゆくよ

かがやきはじめた

ほしのそらへ

ジングルベル

ジングルベル

すずがなる

すずのリズムに

ひかりのわが

まう

ジングルベル

ジングルベル

すずがなる

すずのリズムに

ひかりのわが

まう

Page 3: ¥ Êsaranokibunko.com/pdf/124.pdfË ÇÜÇܺ ! ¢ È ü : ÜÎ H 2016 £ ID12286 ±Ó ¬ ¢ ± Ø ú / ¹ Ë ) H £ ID1228 7 è-3ðû)8 _Ê Ç² Ò ÓË· ¢ } ¹ ` º H 256 " £

絵 本

『まんまんぱ!』(長野麻子さく 童心社 2016)

ID12286

『とりかえっこ』(さとうわきこ作 二俣英五郎

絵 ポプラ社)ID12287※ロングセラーお薦め

『まどからおくりもの』(五味太郎 偕成社 256

刷)ID12288※ロングセラーお薦め

『ゆき、まだかなあ』(マーシャ・ダイアン・アー

ノルド文 レナード・リウスカ絵 江國香織訳

光村教育図書 2016) ID12289

『ママがおばけになっちゃった!』(のぶみ作 講

談社 2015)ID12290※request

『いのちをいただく―みいちゃんがおにくにな

る日』(坂本義喜原案 偕成社)ID12291

『ヨーレのクマ―』(宮部みゆき作 佐竹美穂絵

角川書店 2016)ID12292

『いとしの毛玉ちゃん』(室井滋作 長谷川義史&

むろいしげる絵 金の星社 2016)ID12293

『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』

(マイケル・ボンド文 エミリー・サットン絵

早川敦子訳 徳間書店 2016)ID12294

『こどものなかま』(レイン・スミス作 青山南訳

BL 出版 2016)ID12295

『えんとつ町のプぺル』(にしのあきひろ作 幻

冬舎 2016)ID12296

『こびととくつや―グリム兄弟の童話から』(カト

リーン・ブラント絵 藤本朝巳訳 平凡社 )

ID12297※クリスマスにも

『おなかのかわ』(瀬田貞二再話 村上知義絵 福

音館書店) ID12298※絵が素晴らしい。学校で

読み聞かせにぴったり。

『きりのなかのかくれんぼ』(A・トレッセルト文

R・デュボアサン絵 片山令子訳 復刊ドットコム

2016)ID12299※50 年前の名作復活

よみもの

『森の石と空飛ぶ船』(岡田淳作 偕成社

2016)ID122308 『ぼくが消えないうちに』(A。F.ハロルド作 エミリー・グラヴェット絵 こだまともこ訳 ポプラ社 2016)ID122309 ※request 『ナンタケットの夜鳥』(ジョーン・エイキン作 冨山房 2016)ID122310

寄 贈

『おにいちゃんだいすき』(ローラ・シェーファー

作 ジェシカ・ミザーヴ絵 垣内磯子訳 フレー

ベル館) ID122300

『ふしぎなよるのおんがくかい』(垣内磯子作 小

峰書店) ID122311 以上 2冊 SMさん

絵 本 ほか

『夏のあらしとムーミントロール』(トーベ&ラ

ルス・ヤンソン作 当麻ゆか訳 徳間書店 2016)

ID12231

『ゆうびんくまさんのおおきなれっしゃ』(海一

慶子作 小学館 2016)ID12232

『カエルくんのだいはっけん!』(松岡達英作 小

学館 2016)ID12233

『子ウサギジャックとひとりぼっちのかかし』

(バーナデット・ワッツ作・絵 徳間書店 2015)

ID12234

『わたしのいえ』(カーソン・エリス作 木坂涼訳

偕成社 2016)ID12235

『かあさんのまほうのかばん』(よこみちけいこ

文 なかざわくみこ絵 童心社 2016)ID12236

『すすめ! うみのきゅうじょたい』(竹下文子文

鈴木まもる絵 金の星社 2016)ID12237

『おべんとうばこのうた』(さいとうしのぶ構成・

絵 ひさかたチャイルド 2016)ID12238

『おばあちゃんとバスにのって』(マット・デ・ラ・

べーニャ作 クリスチャン・ロビンソン絵 石津

ちひろ訳 すずき出版 2016)ID12239

『十二支のおもちつき』(すとうあさえさく 早

川純子え 童心社 2016)ID12240

16年 12月に入った子どもの本 124—3

『うさぎマンション』(のはなはるか作 くもん

出版 2016)ID12241

『いのる』(長倉洋海作 アリス館 2016)

ID12242

『ねずみさんのくらべっこ』(多田ヒロシ作 こ

ぐま社 2016)ID12243

『あかいけいと』(佐々木マキ作 偕成社 2016)

ID12244

『ひつじのショーン おもいでの木』(アードマ

ン・アニメーションズ原作 アンディー・ジェイ

ンズ絵 なかようこ訳 金の星社 2016)

ID12245

『きつねみちは、天のみち』(あまんきみこ作 松

成真理子絵 童心社 2016)ID12246

『えのでん タンコロ』(倉部今日子作 偕成社

2016)ID12247

『パパと怒り鬼-話してごらん、だれかにー』(グ

ロー・ダーレ作 スヴァイン・ニーフース絵 大

島かおり・青木順子共訳 ひさかたチャイルド

2016)ID12248

『「あ・そ・ぼ」やで!』(くすのきしげのり作 こ

うの史代画 くもん出版 2014)ID12249

『ハロウィーンのひみつ』(はやしちかげ作 金

の星社 2016)ID12250

『ことりのみずあび』(マリサビーナ・ルッソ作

なかがわちひろ訳 あすなろ書房 2015)

ID12251

『おおきなでんしゃ』(座二郎作 あかね書房

2016)ID12252

『こうさぎクーとおにんぎょう』(みやにしたつ

や作絵 すずき出版 2016)ID12253

『みなみのしまのカワカウ―カイじいさんとお

おきなさかな』(森野熊八さく イシカワチヒロ

え 新日本出版社 2016)ID12254

『ひゃっくん』(竹中マユミ作 偕成社 2016)

ID12255

『ピンクがとんだ日』(村上康成作 徳間書店

2014)ID12259

『昆虫教室』(藤見泰高原作 坂本コウ作画 海

野和男監修 ポプラ社 2016)ID12256

『ぜんぶわかるイネ』(内山りゅう著 ポプラ社

2016)ID12257

『すぐそこにカヤねずみ』(畠佐代子著 くもん

出版 2015)ID12258

『図解絵本 工事現場』(モリナガ・山りゅう著

ポプラ社 2016)ID12257 ヨウ作・絵 溝渕利

明監修 ポプラ社 2,016)ID12260

『ごたっ子の田んぼ』(西村豊著 アリス館

2014)ID12261

『ただしいもちかたの絵本』(WILLこども知育研

究所編著 すみもとななみ絵 金の星社 2016)

ID12262

『さがせ! 宇宙の生命探査大百科』(佐藤勝彦総監

修 偕成社 2016)ID12263

『ウナギのいる川いない川』(内山りゅう著 ポ

プラ社 2016)ID12264

『みつけた! おもしろ虫(ちいさいいきものずか

ん)』(谷本雄治文 石森愛彦絵 童心社 2016)

ID12265

『みつけた! びっくり虫(ちいさいいきものずか

ん)』(谷本雄治文 石森愛彦絵 童心社 2016)

ID12266

『やさいの花』(埴沙萠写真 嶋田泰子文 ポプ

ラ社 2016)ID12267

『ちょう』(いまもりみつひこ著 アリス館

2016))ID12268

『ファーブル先生の昆虫教室―本能のかしこさ

とおろかさ』(奥本大三郎文 やましたこうへい

絵 ポプラ社 2016))ID12269

『水の王さま No.1(NHKあにまるワンだー動

物なんでも NO.1④)』(NHKあにまるワンだー

制作班・編 新日本出版社 2014)ID12270

広瀬おばさん、今年も、絵本・よみもの・科

学絵本をたくさんありがとうございました。