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2018年3月期第2四半期決算説明資料

株式会社ラクス（東証マザーズ：3923）


1

ポイント

2018年3月期第2四半期決算・通期計画の達成に向け順調に進捗・採用激化の影響で人件費の未消化が発生し増益で着地

クラウド事業・「楽楽精算」の導入社数の伸びが加速し成長を牽引・「メールディーラー」「配配メール」「働くDB」「楽楽明細」も順調に成長

IT人材事業・顧客からの引き合いは引続き強く推移・前期から導入した新人事制度が効果を発揮し離職率が低下・オフィス移転の影響で賃料負担が増加し前期比大幅減益で着地

2018年3月期通期計画・成長加速を目指し積極的な投資を継続・足元は順調に採用が進んでいるため通期計画を据え置き・クラウド事業は好調に推移し、前期比増益の見込・IT人材事業は顧客ニーズに対応するために採用を強化し前期比減益の見込


2

（参考）機関投資家比率の推移

2.00%

4.31%

4.80% 4.68%

0.74%

0.39%

2.48%

5.09%

2.74%

4.70%

7.28%

9.76%

0.00%

2.00%

4.00%

6.00%

8.00%

10.00%

12.00%

2016年3月末

2016年9月末

2017年3月末

2017年9月末

国内機関投資家海外機関投資家

立会外分売の実施による浮動株比率の上昇に伴い、機関投資家比率が増加

海外機関投資家の増加に伴い重要指標を経常利益率 → EBITDAマージンに変更


3

（参考）EBITDA及びEBITDAマージンの推移

利益成長に伴いEBITDAが順調に増加

468 560

830

1,158 1,237

16.7% 16.4%20.4%

23.5%20.5%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期

（計画）

EBITDA EBITDAマージン（単位：百万円）

※EBITDA＝税金等調整前純利益+特別損益+減価償却費+支払利息


4

2018年3月期第2四半期連結業績サマリー

増収効果と人件費の未消化が発生し、減益計画から増益で着地

売上高

営業利益

経常利益

EBITDA

親会社株主に帰属する四半期純利益

2,914百万円

462百万円

465百万円

497百万円

320百万円

24.7％増収

12.7％増益

14.6％増益

12.7％増加

14.9％増益

前年同期比

※EBITDA＝税金等調整前純利益+特別損益+減価償却費+支払利息


2018年3月期第2四半期連結業績


6

2018年3月期第2四半期連結業績概要

増収効果に加え人件費の未消化が発生し、前期比、期初計画比とも大幅増益

2017年3月期第2四半期（実績）

2018年3月期第2四半期

（期初計画）

2018年3月期第2四半期（実績）

期初計画比前年同期比

売上高 2,337 2,850 2,914 102.3％ 124.7％

売上原価 876 1,083 1,076 99.4％ 122.9％

売上総粗利 1,461 1,767 1,837 104.0％ 125.8％

（売上高総粗利率）（62.5％）（62.0％）（63.2％）

販売費及び一般管理費 1,051 1,417 1,375 97.1％ 130.9％

営業利益 410 350 462 132.0％ 112.7％

（営業利益率）（17.5％）（12.3％）（15.9％）

経常利益 406 354 465 131.5％ 114.6％

（経常利益率）（17.4％）（12.4％）（16.0％）

EBITDA 441 497 112.1％ 112.7％

（EBITDAマージン）（18.9％）（17.1％）

親会社株主に帰属する四半期純利益 278 246 320 130.2％ 114.9％

（単位：百万円）


7

セグメント別の状況

IT人材事業はオフィス移転の影響により減益

1,276

1,639

2,131

666

697

783

1,943

2,337

2,914

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500




売上高

クラウド事業 IT人材事業

287 334

417

95

75

44 383

410

462

0

100

200

300

400

500

600




セグメント利益

クラウド事業 IT人材事業

（単位：百万円）（単位：百万円）


8

人件費及び広告宣伝費の推移（第2四半期実績）

成長投資を継続したものの、採用激化の影響で人件費の未消化が発生

1,121

1,253

1,501

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600




人件費

140

330

437

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

500




広告宣伝費



9

2018年3月期第2四半期連結営業利益増減要因

積極的な成長投資を継続するも、増収効果と人件費の未消化により増益で着地

410 462

491

85

249

69

107

77 22

0

200

400

600

800

1,000

2017年3月期

第2四半期

クラウド事業

増収効果

IT人材事業

増収効果

人件費

増加額

外注費等

増加額

広告宣伝費

増加額

賃料

増加額

移転費用 2018年3月期

第2四半期

増収効果+576

成長投資増加額－425


オフィス移転影響額-99

前年同期比52百万円（12.7％）増益


10

クラウド事業ストック売上高推移

新規受注が好調に推移し、ストック売上高比率が若干低下

385 405 420 433 447 463 478 505 513 545 574 601 621

656 696

743 795

844 889

962 1,026

1,105

93.5%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q

2013年3月期

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期

2018年3月期

ストック売上初期費用等ストック売上高比率（単位：百万円）


11

楽楽精算導入社数推移

早期目標5,000社の達成に向け、導入社数の伸びが加速

17 44 107

229

417

760

1,236

1,957

2,412

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

2010年3月末

2011年3月末

2012年3月末

2013年3月末

2014年3月末

2015年3月末

2016年3月末

2017年3月末

2017年9月末


12

楽楽精算（クラウド）売上高推移

導入社数の増加に連動し、売上高も順調に拡大

17 22 26 29 32 39 41 50

59 70

83 97

111 131

152

174

196

233 252

287

322

366

0

50

100

150

200

250

300

350

400

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q

2013年3月期

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期

2018年3月期



13

メールディーラー（クラウド）売上高推移

大口顧客の新規獲得が好調で成長が再加速

126 132 139 146 153 158 164 169 175 178 186 192

203 209 216 224 230 235

245 251 261

270 280

294 307

319

0

50

100

150

200

250

300

350

1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q

2012年3月期

2013年3月期

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期

2018年3月期



14

連結貸借対照表（単位：百万円）

2017年3月期末2018年3月期第2四半期末

増減額

流動資産 3,186 3,368 182

固定資産 634 629 -4

資産合計 3,821 3,998 177

流動負債 887 808 -78

固定負債 10 33 23

負債合計 897 842 -55

株主資本 2,922 3,154 231

その他包括利益累計額 0 1 1

純資産合計 2,923 3,156 232

負債純資産合計 3,821 3,998 177

自己資本比率 76.5％ 78.9％


15

キャッシュフロー計算書


2018年3月期第2四半期末

増減額

営業活動によるキャッシュ・フロー 52 250 198

投資活動によるキャッシュ・フロー -327 -60 266

フリー・キャッシュ・フロー -275 189 464

財務活動によるキャッシュ・フロー -6 -100 -94

現金及び現金同等物の期末残高 1,759 2,405 646

減価償却費 35 32 -2



2018年3月期通期連結業績計画


17

経営方針と成長戦略

高収益の複数サービスが生み出すキャッシュを成長サービスに集中投下

「楽楽精算」へ注力し、成長を加速させる

クラウドの新サービスを追加

2,805 3,413

4,077

4,932

6,050 17.8%

21.7%

19.4%21.0%

22.7%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期

2018年3月期（計画）

売上高増収率



18

2018年3月期通期連結業績のポイント

成長加速を目指し積極投資を継続

積極投資により「楽楽精算」黒字化先送りの可能性

・足元は順調に採用が進んでいるため人件費は据え置き

・予算の組み換えで広告宣伝費を積み増し、成長加速を目指す

・計画比で増収が見込まれる場合は追加投資を実施予定

・新規受注が好調なため、更なる受注拡大を目指し追加施策を実施

現状では若干の黒字を見込んでいるものの、成長加速のため

黒字化を先送りして

導入社数の加速を優先する可能性あり


19

2018年3月期通期連結業績計画

来期以降の成長加速を目指し、積極的な投資を継続

2017年3月期（実績）


前期比

売上高 4,932 6,050 122.7%

売上原価 1,820 2,181 119.8％

売上総利益 3,112 3,869 124.3％

（売上高総利益率）（63.1％）（64.0％）

販売費及び一般管理費 2,136 2,697 126.2％

営業利益 975 1,172 120.2％

（営業利益率）（19.8％）（19.4％）

経常利益 972 1,176 120.9％

（経常利益率）（19.7％）（19.4％）

EBITDA 1,158 1,237 106.7％

（EBITDAマージン）（23.5％）（20.5％）

親会社株主に帰属する当期純利益

731 837 114.4％



20

2018年3月期連結営業利益増減要因

成長加速を目指して予算を組み替え、広告宣伝費を積み増し

975 1,172

955

162

510

55 211

122 22

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

2,200

2017年3月期

(実績）

クラウド事業

増収効果

IT人材事業

増収効果

人件費

増加額

外注費等

増加額

広告宣伝費

増加額

賃料

増加額

移転費用 2018年3月期

（計画）

増収効果+1,117

成長投資増加額－776（単位：百万円）

オフィス移転影響額-144

前年同期比197百万円（20.2％）増益


21

人件費及び広告宣伝費の推移（計画）

人件費は期初計画を据え置き、広告宣伝費は期初計画から117百万積み増し

1,670

2,039

2,318

2,620

3,130

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期


人件費


117

215

330 365

583

794

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1,000

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期


広告宣伝費


22

【重要指標】EBITDAマージン推移

EBITDAマージン15％～25％目安に成長投資を実施

16.7% 16.4%

20.4% 23.5% 20.5%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期



23

【重要指標】一株当たり利益（EPS）推移

持続的なEPS成長が継続する見込み

9.20

17.42

23.90

32.30 36.95

0.00

5.00

10.00

15.00

20.00

25.00

30.00

35.00

40.00

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期

2018年3月期(計画）

（単位：円）


24

【重要指標】一株当たり配当金推移

6期連続増配の見込み

0.60

1.20 1.23

1.75

2.40

3.90

5.55

0.00

1.00

2.00

3.00

4.00

5.00

6.00

2012年3月期

2013年3月期

2014年3月期

2015年3月期

2016年3月期

2017年3月期

2018年3月期(計画）

株主還元方針・EPS成長を最重要視・配当性向12％ → 15％へ引き上げ・長期に渡る増配の継続

（単位：円）


Appendix


26

沿革

※2000年(１期)～2012年(13期）は監査を受けておりませんＩＴエンジニアスクール事業

クラウド事業

ＩＴ人材事業

1,764 1,953

2,381

2,805

3,413

4,077

4,932

2001

3月期

2002

3月期

2003

3月期

2004

3月期

2005

3月期

2006

3月期

2007

3月期

2008

3月期

2009

3月期

2010

3月期

2011

3月期

2012

3月期

2013

3月期

2014

3月期

2015

3月期

2016

3月期

2017

3月期

（連）

（単）


（単）

（単）

（連）

（連）

（連）

エクスビット株式会社を子会社化

株式会社ラクスに社名変更

アメリカに子会社設立

アイティーブースト（現当社）設立

クラウド事業（メールディーラー発売）開始

ＩＴエンジニアスクール事業開始

ＩＴ人材事業を開始

エクスビット株式会社を吸収

アメリカ子会社売却

ベトナムに子会社設立

楽楽精算販売開始

東証マザーズ上場


27

クラウド事業の特長

ストックビジネスを展開し、安定的かつ高成長を実現

Ⅰ. サブスクリプションモデルでサービスを提供（ストックビジネスを展開）Ⅱ. 業務の効率化を推進するサービスを提供（安定成長が継続）Ⅲ. サービスポートフォリオを重視して経営（複数のクラウドサービスを提供）Ⅳ. 複数のNo.1サービスを育てた実績（クラウドサービスの経営・育成ノウハウを保持）Ⅴ. 開発・営業・サポートを社内に保有（垂直統合モデル）

導入期成長期成熟期

NEW！

売上高

クラウドサービスのポートフォリオ


28

IT人材事業の特長

技術者育成のノウハウを活かし、特化戦略でストックビジネス化を実現

未経験者を採用しエンジニアに育てる

ＷＥＢサービス事業者に絞って派遣

正社員に特化

ＪＡＶＡに特化

派遣先を絞る

未経験者を優秀なITエンジニアに育て、開発が継続するWEBサービス事業者へ派遣

ストックビジネス化を実現


29

売上高進捗イメージ

売上高の大半がストック売上のため、年度の後半に向けて売上が逓増

23.0%

24.5%

25.7%

26.8%

23.0%

47.5%

73.2%

100.0%

0.0%

20.0%

40.0%

60.0%

80.0%

100.0%

第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期

新規契約の積み上げが翌月以降の売上に寄与するため四半期ごとの推移では第4四半期の寄与度が最も大きくなる


本資料につきましては、投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、

売買の勧誘を目的としたものではありません。

本資料における将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、

確約や保証を与えるものではありません。

将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点

を確認された上で、ご利用ください。

業界等における記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて

作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。

本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、ご自身の

ご判断と責任においてご利用されることを前提にご提示させて頂くものであり、

当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。

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