高度生物処理法( BBS )実証実験結果報告書概要版
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大成企業株式会社 東 京 都 府 中 市 八 幡 町 2 丁 目 7 番 2 号
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高度生物処理法( BBS )実証実験結果報告書概要版1.菌体数試験結果2.放流水質等の結果について ・窒素・りん・ COD に係る放流水質について ・窒素及び水温との関係について ・ COD に係る放流水質について ・ COD 等の除去率について ・SVI 固液分離性について
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1.菌体数試験結果
※ バチルス菌の優占化 :108 ~ 109/ml
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1.菌体数試験結果地方自治体下水処理場
2.放流水質等の結果について
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(1)窒素・りん・ COD に係る放流水質について (自動分析機器よる結果から)
① 窒素については、実証実験において 5 ~ 6mg/l 削減され安定しています。② りんについては、降雨が記録されない日は実証実験前・後を通じ処理され ています。③COD につきましては、後述しますが、減少傾向にあります
A B CD
E
F
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(2)窒素及び水温との関係について2.放流水質等の結果について
前期実証実験においては、地方自治体の処理場でバチルス菌の優占化を進めてまいりました。後期実証実験においては、その結果を踏まえ、嫌気・好気領域比を変更( 1:1→1:3 )した中で運転管理をした結果、水温の低下にもかかわらず、安定した放流水質が得られるようになっております。
2.放流水質等の結果について
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(3) COD に係る放流水質について(自動測定器)
BOD の処理と比べ COD の処理は難しいといわれておりますが、後期実証実験に入りますと、バチルス菌の優占化により COD の放流水質は減少傾向にあるのが見て取れます。
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放流水質結果等について(4) COD 等の除去率について
除去率 75.0-97.0%
除去率 52.5-61.6%
除去率 97.8-99.6%
除去率 85.1-92.6%
※ 除去率 % は後期 6 ヶ月間の最小 - 最大値
2.放流水質等の結果について(5)SVI 固液分離性について(水処理系 1系及び2系の比較)
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種菌を投入した直後から、 DO を 1 系については 1.5 mg/l前後、 2系については、 1.0 mg/l前後で運転した期間につきましては、固液分離性の向上が見られました。 (施設能力 21,963 m3/日)