2015年4月23日

チェーン薬局向け調剤システムのクラウド化

～業種特化型ASPをIBM iクラウドで改革～

株式会社日本メディコム

「事例に学ぶ IBM iクラウド本格化が生むビジネスチャンス」セミナー

調剤薬局企業のシステム部アウトソーシング

名 称 株式会社 日本メディコム本 社 東京都中央区日本橋富沢町5-3

Tel 03-5641-9050設 立 平成6年4月資本金 2千万円代 表 山本仁人

2013年1月

データセンター移転

◆迫る市場飽和 M&Aなどの業界再編、異種業の参入 ⇒競争激化

◆調剤報酬は抑制傾向 ⇒減収 後発医薬品使用促進(在庫増) ⇒コスト増◆政策誘導、在宅医療など薬局の高齢化医療の担い手

主要企業上位5社業績 主要10社のシェア

細分化市場

1．調剤薬局をとりまく厳しい経営環境

患者・在庫データが全店舗に分散している患者・在庫データが全店舗に分散している

レセコン

患者・在庫データ

調剤店舗

送信受信

調剤店舗

調剤店舗

データ集計

本部システム

集中管理型・リアルタイム処理集中管理型・リアルタイム処理

調剤店舗

調剤店舗

調剤店舗

調剤店舗

本部

調剤基幹システム

患者・在庫データ

ASP

1-2．システム課題の解決策ASP

薬局向けシステムの問題点◆現在在庫を、相互に、リアルタイムに把握できない◆患者薬歴を、患者宅や、店舗間相互に参照できない

1-3．調剤薬局企業の 「システム部アウトソーシング」

グループ本部

データセンター

2．負担が増加するデータセンター運営

◆ユーザーニーズの変化ユーザーの店舗規模の拡大／急なM&A、システム性能不足在宅医療の推進・24時間365日稼働

△日常の稼働監視時間の増加△夜間、休日の作業が年々増加△定期的なフルバックアップ作業の日程が限定される△MES作業が増加△システムのリプレース、PTF作業時の、代替システム負担△ASP提供サーバー性能の余裕分のコスト負担

◆＜問題＞社員の負担増加△休診になる年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休暇(お盆)は出勤△診療報酬改定の前後、2月～5月は出勤

◆東日本大震災の発生計画停電、ユーザー先基幹システムのBCP対策が発生

◆2013.08 『IIJ GIO Power‐i サービス』の紹介（日本IBM）◆2014.05 システム更新時に『IIJ GIO』の採用決定◆2014.07 『IIJ GIO』の無償トライアル環境を稼働

△「IIJ GIO Power‐i サービス」の無償トライアル△試験用ルーターを設置し本稼動環境に接続△実際の環境下で稼働確認・パフォーマンス測定

◆2014.08 『IIJ GIO』の本稼動

△システム移行当日はリモートからルーターを繋ぎ替えただけ△移行作業はシンプル、わずかな作業と時間で完了△サーバの増設や構築に比べて圧倒的に負担減

◆＜結果＞

△ユーザーはシステムの切り替えに全く気付かなかった△変更後「レスポンスが良くなった」との感想が届く

3．システムのリプレースの機会に

◆ASP事業(システム)から顧客サービス事業へ

サービス提供のためハードウェア資産をもつ必要がない必要なとき必要なだけリソースを調達可能サーバー、センター運用から解放、コア業務(顧客の課題解決)へ

◆＜今後移行を推進＞従業員満足△本来の開発に加え、先進システムの調査、研究、試験へ△希望の日程の休暇取得、夜間作業の極小化

◆IIJ GIOホスティングパッケージサービスの活用△オープン系のASPサービスの新規開始△2015.01 「調剤薬局向けグループウェア」の新規獲得

◆現在、クラウドサービス事業化の検討△拡大に向けて、センター・サーバー投資がない△IIJセンター＋ IIJ広域ネットワークサービス シームレスな安全網

医療情報の安全確保に も重要な事項

3-2．IIJ GIO Power-iサービスによる基盤の再編

4．IIJ/IIJGSによるビジネスサポートについて

◆サービス・ソリューションが多彩様々なクラウド環境の構築が可能ネットワーク、モバイル、TV会議、データマイニングなどの組合せ

採用ユーザー、事例、パートナーが多いので課題解決の相談窓口◆IIJ GIOパートナープログラム

4-2．サービス紹介やセミナーの開催などの支援

◆ソリューションカタログ

◆セミナー開催

http://giolog.iij.ad.jp/2015/02/25/14083/

http://www.iij.ad.jp/GIO/partner/solution/nihon-medicom_2.html

http://www.iij.ad.jp/GIO/partner/solution/nihon-medicom_1.html

5250をスマートデバイスで利用したい5250をブラウザで動かしたいというのは、長年のニーズです。また、PCだけではなく、Mac、iPhone、iPad、Android等での利用ニーズも急激に高まっています。一方で、導入から実稼働までの時間、運用の手間を如何に短縮できるのかも大きな課題になっています。

導入から稼働まで30分aXesの導入はたった30分、導入が終わればすぐにブラウザでの利用を開始できますサーバー側はIBM iだけ、Windowsサーバーは必要ありませんクライアント側に導入するものは一切ありませんので、ブラウザさえあればすぐにご利用になれますブラウザはIEをはじめ、Chrome、Safari、Firefox等を標準サポートするのでMac、iPhone、iPad、Androidでもすぐにご利用い

ただけますRPGやCOBOLのプログラムを一切変更する必要はありません

管理機能も充実管理者は、ブラウザ上でユーザーが実行中の画面を確認することが可能で、ユーザーサポートも楽に行えます。

低コスト、低リスクたった30分で導入が完了するため、初期コストが低く抑えられるのみならず、IBM iのみで運用管理ができるためランニングコストも低く抑えることができます。また、元々あるRPGやCOBOLで作られたプログラムがそのまま稼働するため、低リスクの運用が可能です。

30分でブラウザからIBM iにアクセスIIJ GIO Power-iサービスでaXesがご利用いただけます

5．在宅医療・地域連携システムとの接続 デバイスの機能フル活用

◆Web電子薬歴

◆モバイル

患者宅検索 タッチ式・手書き・音声・カメラ(写真)入力

6．新たな事業展開へ

協業によるBPO事業の創出ASPASP事業事業

◆5250業種特化ソリューション◆Web化・モバイルなどのオープン系技術

◆クラウド環境・ネットワーク◆間接業務の代行受託

ご清聴ありがとうございました