アプリストア最適化 (ASO) 虎の巻 - ASOコンサルティングのノウハウ公開

アプリストア最適化 (ASO) 虎の巻

序 : 検索編

株式会社E-arth 藤田篤志

2013.2.22 ※8.19修正

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アプリストアSEO

• アプリストア内検索順位を上げ、検索経由のインス

トール数を増やした過程でわかったことを共有

• 自社アプリではなく、複数の顧客アプリをお手伝い

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アプリストア検索

• アプリストア内検索経由のインストールが増加中

• App Store、Google Play、

カテゴリ上位はソーシャルゲームばかり

• アプリは増加、多様化の一途。

検索はカテゴリよりピンポイントでアプリ探せる手段

※ NielsenによればiPhoneユーザーの63%はアプリを探す際に検索。iOS6以降App Storeメニューからワンタップでカテゴリにアクセスできなくなったことも影響

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アプリストア検索調査データ

インデックスが運営！50万人が使うポイント交換プラットフォーム「ポイントオン」で、

全国の12歳～65歳の男女のスマートフォンユーザー2431人を対象に、アプリとの

出会い方に関するアンケートを行いました。（2013/2/14のインデックス社調査転載）

App Storeでは総合ランキングとストア内検索がほぼ同程度に対して、

Google Playではマーケット内検索が半数以上を占め圧倒的なようです。

■Appstore

総合ランキングから 36.15%

ストア内検索から 34.62%

カテゴリランキングから 15.00%

外部サイト(レビューサイト等)14.23%

■Google Play

マーケット内検索から 55.54%

総合ランキングから 19.50%

カテゴリランキングから 12.73%

外部サイト（レビューサイト等）12.23%

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検索でアプリを見つけてもらう

• アプリストア検索が全アプリに有効なわけではない

× 今までにない新しいタイプのアプリ

(＝既存の抽象名詞では言い表せないアプリ。検索に向いていない)

△ ソーシャルゲーム (〇もあり)

※ 抽象名詞で表現しにくいゲーム×。パズル、将棋、その他よく検索される

ゲーム関連キーワード○。要キーワード調査、調査方法は後述

○ ツール、メディア (抽象名詞で表現できるアプリ〇)

※ 例えば、写真、音楽、壁紙、天気予報、家計簿、株価などはよく検索される

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アプリストアでのユーザー検索行動

• ロングテール

1つのアプリが数百キーワード検索経由でインストールされ

ることも珍しくない。実データ取得前の予測値を大きく超過

• モバイル端末特有の入力

Web検索と比べて、文字入力の手間が省けるSuggest検索

を選択するユーザーが多い ※ Suggest検索を見ると一緒に

よく検索される関連キーワードがわかるので重要な情報

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アプリストアでのユーザー検索行動

• モバイル端末特有の入力

Web検索と比べて、同じ検索キーワードの表記揺れパターン

が多い。検索順位は、同じキーワードでもカタカナ、ひらがな、

漢字など表記揺れごとに大きく異なる。特にApp Storeで顕著

アプリ名検索で表記揺れ、スペルミス多く、ヒットしないことも

App Storeはitunes keywordsに表記揺れ記述で順位改善

※ itunes keywordsは100文字まで。その一部はよく検索されるがヒットしない

アプリ名表記揺れに使うと効果的

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アプリストア検索仕様

• App StoreよりGoogle Playのほうがよく検索される ※ 検索仕様、性能、体験の差が影響か

• 検索結果UI

App Store カード形式、1アプリづつ表示

Google Play リスト形式、複数アプリ表示

• 検索窓でキーワード入力時のSuggest検索傾向

入力キーワードを含む抽象名詞、および、アプリ名(固有名詞)

表示。入力キーワードとよく一緒に検索されるキーワード表示

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アプリストア検索仕様

• Suggest検索例 : 「株価」入力時

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アプリストア検索比較

• Suggest検索仕様から、Google Playは

よりロングテールワードが検索されやすい

• App Storeはカード形式UIのため、検索結果上位の

数アプリにチャンスが集中。Google Playは20位、

30位ぐらいでもインストールされることを確認

• App Storeは順位上下激しく、入れ替わるチャンス。

Google Playはじわじわ上がる、落ちにくく安定

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検索経由インストール割合

• 全インストール中、アプリストア内検索経由の

インストールが占める割合は？

• 検索に向いているアプリ複数でログを取得。

インストール全体の20%台~40%台のレンジが多い。

Google PlayでApp Storeより高い割合

※ アプリによって大きく異なる。検索に不向きのアプリでは少ない。検索向きの

アプリでも、検索回数が多いキーワードで上位表示されるほど、検索経由インス

トール割合が高くなり、逆の場合、低くなる。キーワード検索量予測方法は後述

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アプリストアSEO (ASO)

• アプリストア検索経由インストールを増やすには？

• アプリストアSEO(アプリストア検索最適化)が有効

• アプリストアSEOとは？

• App Store、Google Playなどアプリストア内検索で

順位を上げより多くのインストールを獲得する施策

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アプリストア検索評価

• アプリストア検索順位に影響する指標 :

タイトル、iTunes Keywords、説明文でのキーワード使用、

インストール数、アンインストール数、直近のダウンロード数、

起動回数などアクティブ率、フレッシュネス(新規リリースや

更新時に順位ブースト効果)、平均評価、評価数、コメント、

ソーシャルシグナル : レビューサイトなどからのリンク

(特に英語圏レビューサイト)やソーシャルメディアでの言及、

Like等(App Store)、Google+1(Google Play)、その他指標。

アイコンやキャッチコピーは検索結果でのクリック率に影響

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アプリストアSEO : 課題

• アプリストアSEOには大きな課題が存在

順位を上げるだけでは不十分。

Google Analytics等ツールで以下情報が表示されない

• どのキーワード検索経由でインストールされたか

※ Analyticsでコンバージョン測らずにWeb SEOするに等しい

• どのキーワードがよく検索されるか

※ アプリストアはGoogle Adwords Keyword Tool

のようなキーワード検索ボリューム情報提供なし

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アプリストアSEO : ソリューション

• これらの課題を解決するツールAndroid+ ASPと

検索順位を上げインストール数を増やす方法を

ご紹介

※全世界のApp Store SEO、Google Play SEO対応

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Android+ ASP 機能

• インストールにつながったアプリストア内検索

キーワード自動取得。検索順位自動取得

• アプリストア内でよく検索されるキーワード情報提供

• その他検索順位に影響する指標取得。インストール

数変動、評価、ソーシャルメディア分析。競合比較可

• ASOノウハウをマニュアル提供

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アプリストアSEO施策フロー : ツール導入

• アプリにsdk導入 → インストールにつながった

アプリストア内検索キーワード自動検出

• インストールに至ったキーワードや任意登録

キーワード検索順位を2大アプリストアで自動取得

• インストール数と検索順位の関係から、どのワード

を強化すればインストール数がのびそうかわかる

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Android+サンプル(インストール数と検索順位変動)

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テストアプリ

キーワードZのインストール数、検索順位変動

キーワードA キーワードZ

キーワードV

キーワードX

キーワードX

検索経由インストールは国別集計も可能。

全世界の検索順位取得。例：インドで「music」検索経由でインストール→「music」のインドでの2大アプリストア検索順位取得。同じ英語の「music」でも検索順位は国ごとに異なる

アプリストアSEO施策フロー : チューニング

• 例 : キーワードA経由で月7,000インストール獲得、A検索順位

1位。キーワードZ経由2,000インストール獲得、Z順位20位。

ZのSEOが有効と予測

• Zのテキストチューニング。タイトル(アプリ名通称後のサブタイ

トルにキーワード含める)、iTunes Keywords(App Storeのみ)、

説明文に自然な文章の体裁でキーワードを含める、Suggest

検索等を参考にZの関連キーワードを記述する

• チューニング時、Aを削除しないように気をつける

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アプリストアSEO施策フロー : PDCA

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テストアプリ

キーワードZのインストール数、検索順位変動

キーワードA キーワードZ

キーワードV

キーワードX

キーワードX

• チューニング後、検索順位上昇と検索経由インス

トール数の増加推移をトラッキング

→ 新しい関連キーワードを試したり、PDCA継続

→ 変化し続ける検索アルゴリズムに対応し続ける

→ 持続的な成果

アプリストアSEO : 難易度

• 検索性能(精度、日本語処理) :

App Store < Google Play < Google Web

• SEOのやりやすさ :

App Store > Google Play > Google Web

性能の弱点とSEOに取組んでいる競合アプリがまだ多くない

分、黎明期のWeb／ガラケーSEOと同じで順位を上げやすい

※ ただしGoogle PlayはSEO目的キーワード羅列発見→アプリ削除。App Storeは

事前人力審査で弱点の一部補完。アプリストアガイドライン違反なしの施策が最善

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アプリストアSEO : 最重要施策

• Web SEOの至言 : “コンテンツが王様”

• アプリストアSEOの最重要施策も同じ :

“コンテンツ、ユーザー体験が王様”

現在も、アプリストアのアルゴリズムが進化する

将来も、この点は変わらない。

アプリストアSEOの本質もキーワードとコンテンツ

• リワード広告等でカテゴリランキングを上げる施策や

SEOテクニックも、アプリ自体の良さがなければ無駄

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Android+のサポート機能 : 改善

• アプリの改善 : 地道に続ける。不具合に対応する

• 改善と評価の推移を追う。レビューコメント、メディア、

ソーシャルメディア等口コミを参考に。ASPがサポート

• ソーシャル、口コミ分析過程でアプリの口コミ拡散に

影響力のあった記事、ソーシャルメディアユーザが

わかる → 大きなアップデート時などに協力依頼

※ お金のかからない自然な外部施策、及び、広告外部施策はリリース時や大きな

更新時に集中させると最も効果的。カテゴリ／検索順位の上げ幅がより大きくなる

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Android+のサポート機能 : 評価

インストール数(青)と5つ星評価(オレンジ)の増加推移を並べたグラフ。このアプリは1/30にupdate。

直後から5つ星評価が増加。アプリ改善後に各星の数、平均評価、評価数、ソーシャルメディアでの

アプリ言及、共有、世界中のカテゴリ／検索順位がどう変化したか、総インストール数増減の波と

並べてトラッキング可能。上記はGoogle Playアプリ。App Store順位軸のレポートにも切替可能

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テストアプリ

Android+のサポート機能 : 競合比較

自社アプリと競合アプリ複数の評価比較レポート。アプリの現状、および、改善の評価には競合比較、

相対的な視点も必要。平均評価、各星の数、評価数だけでなく、インストール数、ソーシャルメディア

でのアプリ言及、共有、世界中のカテゴリ順位、検索順位、その他の指標でも競合と比較可能

※ 競合インストール数はGoogle Playのみ

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テストアプリ1

テストアプリ2

テストアプリ3

テストアプリ4

テストアプリ5

Android+のサポート機能 : 競合比較

自社と競合の比較は各ディバイス(Google Play、iPhone、iPad)検索順位、カテゴリ順位でも可能。

日次の検索順位推移を自社と競合で比較しながらトラッキング ※ Google Playカテゴリ順位取得。

App Storeカテゴリ順位は機能追加中

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テストアプリ1

テストアプリ5

テストアプリ4

テスト

アプリ

1

テスト

アプリ

2

テスト

アプリ

3

テスト

アプリ

4

テスト

アプリ

5

テスト

アプリ

6

Android+のサポート機能 : ソーシャル

アプリに言及しているtweet、google+postを取得。その中でよく共有されたurl(レビュー記事、ブログ、

ニュース等)、よくretweetされたtweet／ユーザを影響力の高い順にレポート。影響力はurl共有回数、

retweet回数が多い順。自然発生したレビュー、ニュースや広告の反応がわかり、マーケティング、

外部施策に有効活用できる。上位競合アプリの口コミ拡散経路も分析可能。元の全tweet提供

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Android+のサポート機能 : キーワード

アプリストア内検索キーワードの検索ボリューム予測機能を提供。国内最大級のAndroidアプリ

レビューサイト「Octoba」のサイト内検索ログを活用。アプリレビューサイト内とアプリストア内の

検索行動は似ているため。リリース前のアプリストアSEOキーワード選定や新規アプリ企画に

活用可能。どんなキーワードがよく検索されるのか＝どんなアプリのニーズがあるか

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検索ボリュームは一番よく検索されるキーワードを

100とした相対数。例えば、

手書きは一番よく検索されるワードの10分の1程度の

検索ボリューム。キーワード

同士で比較してどのワードがどのくらい多いのか比較

気になる検索キーワードを入力すると、そのワード+関連語の検索ボリューム表示

検索結果アプリ数＝競合数

検索量と競合数からキーワードのポテンシャル算出。

検索量があっても競合が多すぎればポテンシャル普通。

検索量が若干落ちても競合少なければ高ポテンシャル

Android+のサポート機能 : キーワード

キーワード検索結果一覧にはアプリ、順位以外に、評価、インストール数(Androidのみ)表示。

キーワード検索ボリューム予測と併せて使うと効果的。新規アプリ企画時にどのようなアプリの

ニーズがあるか、そのアプリをつくった場合検索結果上位の競合を参考にどの程度のインス

トール数を獲得できそうか、SEO経由インストールを見込めるかなどわかる

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アプリストア最適化 (ASO) 虎の巻 : 検索編

読了、ありがとうございました

Android+ ASP、ASOコンサルティング

にご興味ある方は以下ご参照ください

http://www.e-arth.co.jp

問合せ先 : [email protected]

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