アプリ申請の基礎 リジェクト周り

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アプリ申請の基礎 iOSの申請却下事由まとめ編

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アプリ申請の基礎iOSの申請却下事由まとめ編

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本勉強会の目的

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アプリの申請周りに詳しくなる!

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特にiOSアプリの場合

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特にiOSアプリの場合

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iOS申請はApple様のご機嫌次第

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iOSアプリで一番大事

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というわけで

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まずはご機嫌の取り方を覚える

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却下理由について

アプリ企画の際、何ができて何ができないのかを知る為、

どんなことすると審査が通らないのか、一つ一つ見ていきましょう

※特に、申請時にやっちゃいけないことを覚えることが目的です

公式説明はこちら

事例集はこちら

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却下理由のランキング

画像は公式から引用

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却下理由について

1. 不完全なアプリ 21% Guideline 2.1 – Performance: App Completeness2. 情報の不足 16% More Information Needed3. AppStoreのアプリ名が不適切 8% Guideline 2.3.7 – Performance: Accurate Metadata4. 既存アプリの複製は不可 4% Guideline 4.1 – Design: Copycats5. バックグラウンド処理は特定の用途に限定 3% Guideline 2.5.4 – Performance: Software Requirements

実際のところ、分かりやすい理由が多いです。

例えば却下理由のランキングは、下記が一番多いです。

※2016/10/10付け公式。Appleの審査ガイドラインは2016年6月13日付けで全面的に改訂されています

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却下理由 : 不完全なアプリ 21%・下記、原文訳 - 引用元 ガイドライン2.1

申請時には最終的なメタデータと URL 機能を完備。仮コンテンツ不可。要実機検証。ログイン機能にはデモア

カウントを提供。アプリ内課金の状態不備は要説明。 App Review をテスティングサービスとして扱うことは勘

弁。不完全なバンドルや問題のあるバイナリは却下。

ログインできない

コンテンツが「仮」

バグがある

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・原文:なし

規約変わるまではずっと一位だったようですが、 Appleの審査に当たってログインアカウントなどの情報がない、

またはハードウェアが必要なのにものがないなど

却下理由 : 情報の不足 16%

ログインできない

アカウント下さい

新規登録できない

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・下記、原文訳 - ガイドライン2.1

ユニークなアプリ名と正確なキーワードを指定。不適切なキーワードは Apple により変更。

却下理由 : アプリ名が不適切 8%

キーワード多すぎ

同じアプリ名

例:× アプリ名「計算機++無料 式と履歴が見れる電卓 消費税と割引計算に対応」○ アプリ名「計算機++」

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例:「Flappy Bird」をベースにアプリ開発、リジェクトにはなら

ないだろう、と思って「フラッピーふぐ」というアプリを申請

「ユーザーに誤解を招く可能性がある」という理由でリ

ジェクトに。その後「フグッピーふぐ」で申請

・下記、原文訳 - ガイドライン4.1

既存アプリの複製は不可。知的財産権侵害の危険有。

却下理由 : 既存アプリの複製は不可 4%

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・実際は、結構レビュアーやアプリの規模によって違う

・個人製作のアプリなどは下記画像のようにほとんど同じでも結構審査通るらしい

却下理由 : 既存アプリの複製は不可

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リジェクト例:アイコン内のスマホのデザインが iPhoneに似てるとの理由でリジェクトされた

却下理由 : 既存アプリの複製は不可

リジェクトされたアイコン 変更後

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・下記、原文訳 - 引用元 ガイドライン2.5.4

バックグラウンド処理は規程用途に限定。

却下理由 : バックグラウンド処理 3%

アプリを裏で動かすのは指定の処理以外禁止

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ローカル通知でアラームアプリ

実装だと欠陥がある

リジェクト例:アラームアプリ

ローカル通知でアプリを起動

→アラームを鳴らす

→設定から通知オフにされていると鳴らない

却下理由 : バックグラウンド処理

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裏で動かし続けるのも禁止

リジェクト例:アラームアプリ

アラームを指定の時間に鳴らす為に、裏でずっとアプリを動かし続ける

→禁止 

却下理由 : バックグラウンド処理

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リジェクト例:アラームアプリ

理由詳細:裏で動かすのが許されている 処理は

1. VoIP(通話など)

2. 音楽再生

3. 位置情報の取得

4. NewsStandなどでの情報取得

5. Bluetoothとの接続検知

6. ローカル通知

などだけで、アラームアプリを作るときはローカル通知を使うことが規定されている為。

参考:公式資料

https://developer.apple.com/jp/documentation/iPhone/Conceptual/iPhoneOSProgrammingGuide/BackgroundExecution/BackgroundExecution.html

却下理由 : バックグラウンド処理

ローカル通知使いなさいとのお達し

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・アイコン広告

旧アプリ規約2.25

「AppStoreと似たようなアプリのプロモーショ

ンを行い、ユーザーを混乱させた場合はリ

ジェクト」

に引っかかった

番外編 却下理由 : 広告

真似すんな

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・ウォール広告

アイコン広告と同じく旧アプリ規約 2.25

「AppStoreと似たようなアプリのプロモーショ

ンを行い、ユーザーを混乱させた場合はリ

ジェクト」

に引っかかった

番外編 却下理由 : 広告

そっくりやん

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・リジェクト事例:VLC for iOS

アプリのプログラムがまるまるオープンソース (誰でも見れる、コピーできる状態 )

で外部に公開されていたのでリジェクト

番外編 却下理由 : オープンソース

公開されてる

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・・・が。

現在はリリースされてます。あとから審査通過する事例。

ソースも公開中。

方針が変わった?もしくはグレーなラインだった?

調べたけど分からず…

番外編 却下理由 : オープンソース

気が変わった

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・リジェクト事例:3級FP過去問解説アプリ

番外編 却下理由 : Android版へのリンク

他プラットフォーム (特にAndroid、Google Playな

ど)へのリンクがアプリに入っているとリジェクト。

キーワードや説明文などもリジェクトされます。

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・課金がAppleの審査時だけ失敗

※アプリ開発時はサンドボックスと言われるテスト環境で課金テストするが、Appleの審査時やリリースアプリは本番用の環境で課金

される為。

・有料アプリの「機能制限版」というアプリをAppleは認めない

※有料版を無償版でも出そう!は危険

・Androidと課金アイテムを共有はできない

※Androidで買ったものを同じアカウントでログインしたiPhoneでは無料で使える、というのは認められない

→有償コインと無償コインなどを作って、AndroidとiPhoneで課金記録を分ける必要がある

番外編 却下理由 : 課金周り

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・UIデザインガイドライン

ガイドラインに準拠していないという理由で落とされることもあります。

内容はそこそこ多いですが、そのうちこちらを取り上げた勉強会やろうと思います。

アプリの機能が

シンプルすぎる

番外編 却下理由 : デザインガイドラインに非準拠

イケてない

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却下理由について

今回の発表ではここまで・・・他にも色々あります

・招待コード禁止

・シリアルコード(アプリ外で課金アイテム販売)禁止

・OSの再起動を促すの禁止

・iOSの次期バージョンの機能と被る

Naverの事例集も一度見ておくといいです

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以上

ご清聴ありがとうございました