第３分科会 : 第５会場事例発表

長野県上伊那農業高等学校

就農者を増やす為にも、もっと手軽に農業に触れられる社会を作るには。

上伊那農業高校　○○○○科２年　○　○　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○○　○　　　　　　　　　　　　○○○○科１年　○○　○

見本

１ はじめに　皆さんもご存じかとは思いますが、

近年日本の就農者数が減少しています。農業学校に通い、日々学習に励む私たち農業クラブ員にとってもこれは将来、大きな問題になるかと思います。　本日のプレクラブ代表者会議ではこの問題についてみんなで話し合い、解決作を見いだすまでとはいかなくとも有意義な話し合いにしたいと思います。

２ 現状と原因・　一般的に減少していると言われているが、近年新規の就農者は増加傾向にある。・　ただし、自営就農者よりも雇用就農者のほうが増加の幅が大きい。・　また、就農者の高齢化が進みつつある。・　この原因として昨今の不況の影響が挙げられる。

　就農形態別新規就農者数情報提供農林水産省

区　分計 新規自営農業就農者 新規雇用就農者

平成 21 年 20 年 増減率 平成 21 年 20 年 増減率 平成 21 年 20 年 増減率

　男女計 1 66 820 60 000 11.4 57 400 49 640 15.6 7 570 8 400 △ 9.9

　 39 歳以下 2 15 030 14 430 4.2 9 310 8 320 11.9 5 100 5 530 △ 7.8

　　　　 15 ～ 19歳 3 1 200 1 250 △ 4.0 430 600 △ 28.3 770 640 20.3

　　　　 20 ～ 29 4 7 430 7 390 0.5 4 690 4 440 5.6 2 550 2 740 △ 6.9

　　　　 30 ～ 39 5 6 400 5 800 10.3 4 190 3 290 27.4 1 780 2 150 △ 17.2

　 40 ～ 49 6 5 010 5 410 △ 7.4 3 930 3 700 6.2 770 1 430 △ 46.2

　 50 ～ 59 7 13 200 12 350 6.9 11 900 10 900 9.2 890 930 △ 4.3

　 60 ～ 64 8 21 450 17 800 20.5 20 500 17 080 20.0 630 380 65.8

　 65 歳以上 9 12 130 10 000 21.3 11 760 9 630 22.1 180 130 38.5

３ 論点

・　自営就農者による次の世代への引き継ぎ・　雇用就農者に継続して農業を続けてもらう・　子どもたちに農業の魅力を知ってもらう・　地域と連携した活動・　農業学校ならではの活動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｅｔｃ･･･

～自営就農者を増やすには～

４ 実例上農高校の地域に向けた活動　　（特に子どもに向けた活動）

・　雑穀を使った料理を地域へ広める活動（作物班）・　地域の子どもたちと動物のふれあいの場をつくる（畜産班）

活動の様子（作物班）

雑穀メニューの地域への発信 雑穀スイーツの開

発

メニュー作り講習会への参加

活動の様子（畜産班）

地域の小学生との交流

５ 農業の魅力をさらに広めるために

・　農林系部班の活動の活性化・　各班の連携性を高める・　連携性を高めることにより農業クラブ員としての自覚の向上を狙う　　　　　　　　　↓・　更に充実化させた活動の地域への発信

６　議題

　前述の「農業の魅力を広めるために」、各校で活動できること