人づくりの取り組みについて～苦労する若手人材の確保～

戸倉建設株式会社の概要• 創　 　　業　　大正４年１０月• 清水取引 大正６年（９０年間）• 業　　　種　　 大工工事業　• 施工実績　　 　　　　　　　　　　　　　合同庁舎 3 号館

東宮御所第一勧業銀行東海第１原発柏崎刈羽原発六ヶ所再処理施設スーパーエコプラント

日大板橋病院警視庁本部庁舎国立代々木競技場福島第２原発聖路加国際病院

　　その他　　

採用活動

長年にわたり高卒、専門卒を採用してきた

1. やる気がある人2. 体力がある人3. 自分で考え実行できる人4. 協調性がある人

面接で適応者を

選　別

最近の問題点

１．建設業希望学生の減少２．少子化により親が親元を離さない３．建設業の将来に不安がある

採用応募者が減少した

社内研修

教育訓練

型枠実務経験

今後の進路

入社式、社内研修

専門施設での教育訓練 3ヶ月間

現場ＯＪＴ　　　 3年～ 5年間

自分の進路の決定

ライフ サイクル プラン

施工管理 現場 施工管理 SP 技能 SP　　独立

社　内　研　修（一般）

・建設工事の概要・社員・社会人としての心構え

・経営理念・ビジョン

・会社の基本的な事項

社　内　研　修（安全関係）

建設業における労働災害

災害防止協議会（協力業者・現場担当者）

安全衛生委員会（直用・社員）

社　内　研　修（工事関係）

型枠工事について

躯体図の見方

型枠数量の積算方法

社内研修

教育訓練

型枠実務経験

今後の進路

入社式、社内研修

専門施設での教育訓練 3ヶ月間

現場ＯＪＴ　　　 3年～ 5年間

自分の進路の決定

ライフ サイクル プラン

施工管理 現場 施工管理 SP 技能 SP　　独立

外部教育施設の活用

型枠基礎コース ( )Ⅱ

１日のスケジュール 研修の内容と時間及び研修終了時、取得できる資格

実　習　状　況

講　　義　　中

実　習　状　況

数量積算・材料の拾い出し

実　習　状　況

数量積算・材料の拾い出し

実　習　状　況

ス　ラ　ブ　張　り

型　枠　建　込　み　実　習

実　習　状　況

研修期間中の会社のフォロー

研修期間中、月に１度は 　　　・「どのくらい習得したのか？」　　　・「元気でやっているのか？」

レポート提出 習得度の確認メンタル面のサ

ポート

研修生 社長・幹部

社内研修

教育訓練

型枠実務経験

今後の希望を聞く

現場ＯＪＴ　　　 3年～ 5年間

ライフ サイクル プラン

施工管理 現場

自分の進路の決定

入社式、社内研修

専門施設での教育訓練 3ヶ月間

施工管理 SP 技能 SP　　独立

戸倉建設株式会社

社内研修

教育訓練

型枠実務経験

今後の希望を聞く

現場ＯＪＴ　　　 3年～ 5年間

ライフ サイクル プラン

施工管理 現場

自分の進路の決定

入社式、社内研修

専門施設での教育訓練 3ヶ月間

施工管理 SP 技能 SP　　独立

型枠大工育成の問題点

見える部分３～５年

技能の伝承

見えない部分５～１０年

技能の伝承が困難

熟練工の高齢化若手技能工の不足

「仕事に対する愛情とやり遂げるための執念　手足を動かす中から生まれる本物の創意工夫への取り組み」

本人の意欲創意工夫　　

見えない部分の技能の習得

見えない部分の技能とは数値では表せられない経験知

型枠大工育成の問題点

定着率について

施工管理1名

現場3名

協力業者8名

１年未満4名

３年未満5名

５年未満11名

37.5%

１９９２年からの定着率施工管理 現場 協力業者 １年未満

３年未満 ５年未満

１６年間３２名

定着率

退職理由

定着率について

・朝も早く、なかなか自分の時間がとれない・周りとのコミュニケーションが、なかなか うまくいかない・仕事がきつい・技能に自信がついてくると、給料が安いと思う

型枠業界の現状・身体への負担が大きい・型枠資材の種類・量が多く、その為の道具の数が多い・作業員が多く、作業時間が長い・作業の工程が非常に多い・二次元から三次元の型枠空間を判断する能力が必要・職人の収入の生産プロセスへの配慮不足

将来の展望が立ちにくい

若手人材の確保のまとめ

若手人材の確保のまとめ

　　　　

　

技量に見合った収入↓

人間性の高揚（誇）↓

豊かな人生

豊かな人生をめざして二次元の図面から三次元の型枠空間を判断する能力

・インターンシップ制度の導入・海外研修生制度の受入れ・仕事の魅力・ものづくりの楽しさのアピール・職人たちの技量に見合った収入の獲得（豊かな人生）

清水建設 ( 株 )へのお願い

当社の取組み

・インターンシップ制度の導入現場の提供・仕事の魅力・ものづくりの楽しさのアピール・現状を把握し、関係業界を通じて行政への働きかけ

若手人材の確保のまとめ

人材育成よりも人材確保が課題である

ご清聴ありがとうございました。