4. 絞り と 露光時間
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Transcript of 4. 絞り と 露光時間
4.絞りと露光時間絞りとシャッター速度の
組み合わせで適正露出を得る
感度と絞りが一定ならシャッター速度が速い(露光時間短い)と暗く
シャッター速度が遅い(露光時間長い)と明るくなる
1/60秒 1/100秒 1/120秒
1/280秒 1/500秒 1/1000秒
B =バルブ(開き続ける)1 = 1/1 秒2 = 1/ 2秒4 = 1/ 4秒8 = 1/ 8秒15 = 1/ 15秒 30 = 1/ 30秒 60 = 1/ 60秒 125 = 1/ 125秒 250 = 1/ 250秒 500 = 1/ 500秒1000 = 1/ 1000秒2000 = 1/ 2000秒
シャッター速度の数列
+1段=光量2倍
+1段=光量2倍
+1段=光量2倍
F2
F5.6
F16
F11
F8
F4
F1.4
F2.8
感度とシャッター速度が一定なら
絞りを絞ると暗く絞りを開けると明るくなる
F 1 F1.4 F2.8 F 4 F5.6 F8 :F11 :F16 : F22 : F32 :
絞りの数列
+1段=光量2倍
+1段=光量2倍
+1段=光量2倍
絞り(アイリス)ダイヤル
B =バルブ(開き続ける)1 = 1/1 秒2 = 1/ 2秒4 = 1/ 4秒8 = 1/ 8秒15 = 1/ 15秒 30 = 1/ 30秒 60 = 1/ 60秒 125 = 1/ 125秒 250 = 1/ 250秒 500 = 1/ 500秒1000 = 1/ 1000秒2000 = 1/ 2000秒
シャッター速度の数列
+1段=光量2倍
+1段=光量2倍
+1段=光量2倍
F 1 F1.4 F2.8 F 4 F5.6 F8 F11 F16 F22 F32
1/ 1000秒
1/ 500秒1/ 250秒1/ 125秒1/ 60秒 1/ 30秒 1/ 15秒 1/ 8秒1/ 4秒1/ 2秒
F 1 F1.4 F2.8 F 4 F5.6 F8 F11 F16 F22 F32
1/ 1000秒
1/ 500秒1/ 250秒1/ 125秒1/ 60秒 1/ 30秒 1/ 15秒 1/ 8秒1/ 4秒1/ 2秒
F 1 F1.4 F2.8 F 4 F5.6 F8 F11 F16 F22 F32
1/ 1000秒
1/ 500秒1/ 250秒1/ 125秒1/ 60秒 1/ 30秒 1/ 15秒 1/ 8秒1/ 4秒1/ 2秒
F2
F5.6
F16
F11
F8
F4
F2.8
大きい絞りと速いシャッター速度小さい絞りと遅いシャッター速度の組み合わせなら明るさは
一定にすることができる
1/1000秒 1/500秒 1/60秒
(感度が一定の場合)
露出はどのくらいの数の光線束を
どのくらい時間、露光するか
で決定される
(感度が一定の場合)
露出はどのくらいの数の光線束を
(絞り= F 値 )どのくらい時間、露光する
か
で決定される
(感度が一定の場合)
露出はどのくらいの数の光線束を
(絞り= F 値 )どのくらい時間、露光する
か (露光時間=シャッター速度)
で決定される
絞りとシャッター速度の組み合わせ 感度が一定の場合に一定の露光を得ようとするとき、
「露光時間(シャッター速度:秒)」と、「絞り( F 値)」は、シーソーの関係となる
シャッター速度絞り
大きい
小さい
速い(短い)
遅い(長い) 小さな蛇口(絞り)では、長く注ぐ(長く露
光)大きな蛇口(絞り)では、短く注ぐ(短く露
光する)
感度が一定の場合に、上の表の「シャッター速度」と
「絞り」の組み合わせはどこでも同じ露光量が得られる
ISO 50 50 100 100 100 200 400 400
f f4 f5.6 f5.6 f2.8 f22 f16 f4 f8
Time 1/60 1/30 1/60 1/250 1/4 1/15 1/500 1/125
感度との組み合わせにおいては、下の表の「感度」、「シャッター速度」、「絞り」の組み合わせは、
どれも同じ露光量が得られる
露出計を使って露出を測る
3要素
(感度/露光時間/絞り)
の組み合わせを理解する
標準的な入射光式露出計セコニック スタジオデラッ
クス
セコニックスタジオデラックス露出計の使い方
① 中央にあるストッパーのボタン (①) を押し、 " ・ " 印が上にくるようにまわします。この操作によって、ストッパーボタンを押しているときだけ指針が動き、離すとその位置で固定されるようになります。
② ストッパーボタンの下にあるフィルム感度切り替えノブ (②a) をまわし、 ASA感度 (②b) をセットします。
③ 被写体の位置からカメラの方向に受光部を向けます。
④ ストッパーボタンを押すと指針が入射光スケール上にフートキャンドル値 (④) を示すので、ストッパーボタンを離してその値で固定します。
⑤ 指針の示したフートキャンドル値をダイヤルスケール目盛り (⑤) に移し、ダイヤルリングを回転させて、その目盛りが "L 印 " のところにくるようにします。
⑥ ダイヤル下側にあるシネ目盛り (⑥a) の撮影コマ数に対応する絞り値 (⑥b) を読み取ります。ちなみに 8mm フィルムの場合はふつう毎秒 18 コマです。また目盛りにひかれている赤い線は商業映画で使われる毎秒 24 コマをあらわしています。 ( いかにもプロ仕様 ?)
⑦ 読み取った絞り値をカメラにセットします。
遅い(長い)シャッター速度に小さい絞りの組み合わせ
速い(短い)シャッター速度に大きい絞りの組み合わせ
遅い(長い)シャッター速度に小さい絞りの組み合わせ
速い(短い)シャッター速度に大きい絞りの組み合わせ
露出=画面の「明るさ」に関わる 露出の3要素
露出=画面の「明るさ」に関わる 露出の3要素
感度(ISO/ゲイン:db)+(フィルタも関係する)
露出=画面の「明るさ」に関わる 露出の3要素
感度(ISO/ゲイン:db)+(フィルタも関係する)
絞り(アイリス/単位はF)
露出=画面の「明るさ」に関わる 露出の3要素
感度(ISO/ゲイン:db)+(フィルタも関係する)
絞り(アイリス/単位はF)
露光時間(シャッター速度/単位は秒)
F5.6
ND1
0db
60
F5.6
ND1
0db
60
感度は どこを操作する?
F5.6
ND1
0db
60
感度は どこを操作する?
GAINをマニュアル
にした上で
F5.6
ND1
0db
GAIN スイッチ
ND フィルタ
感度
60
感度は どこを操作する?
GAINをマニュアル
にした上で
F5.6
ND1
0db
60
絞りは どこを操作する?
F5.6
ND1
0db
60
絞りは どこを操作する?
IRISをマニュアル
にした上で
絞り(F値)
絞り(アイリス)ダイヤル
F5.6
ND1
0db
60
絞りは どこを操作する?
IRISをマニュアル
にした上で
F5.6
ND1
0db
60
露光時間(シャッター速度)はどこを 操作する?
F5.6
ND1
0db
60
露光時間(シャッター速度)はどこを 操作する?
SHUTTER をマニュアルにした上で
F5.6
ND1
0db
シャッタースピードダイヤル
シャッター速度
60
露光時間(シャッター速度)はどこを 操作する?
SHUTTER をマニュアルにした上で
絞り(F値)
絞り(アイリス)ダイヤル
F5.6
ND1
0db
GAIN スイッチ
ND フィルタ
シャッタースピードダイヤル
シャッター速度
感度
60
露出の3要素の操作のしかた
ND1
オート(自動)とマニュアル(手動)の切替えスイッチ
ND1
F5.6
ND1
IRSI (アイリス)を押すと液晶パネル(ファイダ -) にF 値が表示される 絞
り
ND1
0db
GAIN を押すと液晶パネル(ファイダ -) にゲイン (db 値)が表示される感度
ND1
60
SHUTTER を押すと液晶パネル(ファイダ -) にシャッター速度が表示される
露光時間(シャッター速度)
F5.6
ND1
0db
60
オート(自動)とマニュアル(手動)の 切替えスイッチ
マニュアル操作が基本だが
ND1
0db
60
オート(自動)とマニュアル(手動)の 切替えスイッチ
感度とシャッター速度はマニュアルとし
ND1
0db
60
オート(自動)とマニュアル(手動)の 切替えスイッチ
絞りのみオートにしておき
F5.6
ND1
0db
60
オート(自動)とマニュアル(手動)の 切替えスイッチ
状況に応じマニュアル絞りにするのが実際的
ND1
オート(自動)とマニュアル(手動)の 切替えスイッチ
オートとマニュアルを上手に使いわけよう
グレーチャート(標準反射板= 1
8%)を画面いっぱいにして、絞りを決め
る
マニュアルでの露光のあわせ方
マニュアルでの露光のあわせ方
露出計(入射光式露出計) を被写体の前に出
し絞りを読み取る
3点照明 初心者はとりあえず3方向からのライティングと考えてよい
1 キーライト
メインとなる光源で形をつくる
3点照明の完成立体感や質感を出す
キーライトの影を和らげる 2 フィルライト
3 タッチライト
遅い(長い)シャッター速度に小さい絞りの組み合わせ
速い(短い)シャッター速度に大きい絞りの組み合わせ
遅い(長い)シャッター速度に小さい絞りの組み合わせ
速い(短い)シャッター速度に大きい絞りの組み合わせ
遅い(長い)シャッター速度に小さい絞りの組み合わせ
速い(短い)シャッター速度に大きい絞りの組み合わせ